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God Bless DDT 2023 TOUR in SANJO

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God Bless DDT 2023 TOUR in SANJO

日時2023年10月7日
会場新潟・三条市厚生福祉会館
観衆256人(満員)
  • ★大会ハイライト★

  • 秋山&鼓太郎が“馬場さん生誕の地”で全日勢退け、アジアタッグ王座初V! 坂口が岡谷とのコンビで「坂口征二が一番最初に巻いたのがそのベルトだ!」と挑戦表明


     10月7日、新潟・三条市厚生福祉会館で「God Bless DDT 2023 TOUR in SANJO」が開催。秋山準、鈴木鼓太郎組が大森隆男&ヨシ・タツの全日勢を退け、アジアタッグ王座初Vに成功。“伝説のプロレスラー”坂口征二氏の長男・坂口征夫が岡谷英樹とのコンビで、11月3日、東京・新宿FACEで挑戦することが電撃決定した。

     三条といえば、秋山の師匠であるジャイアント馬場さんの生まれ故郷。そのおヒザ元で、馬場さんも腰に巻いたアジアタッグ選手権戦がDDTマットで行われるのは何かの縁だ。

     序盤、両軍はじっくりとしたレスリングの攻防。場外に転じると、秋山が同期生・大森を鉄柱にぶつけると、大森がブレーンバスターで逆襲。リングに戻ると一進一退の攻防となったが、大森が秋山にフルネルソンバスター。大森組は秋山にダブル・ブレーンバスターも、鼓太郎がカット。大森が必殺のアックス・ギロチン・ドライバーを秋山に繰り出すもカウントは2。秋山が大森にエクスプロイダーを見舞えば、大森はアックスボンバーで反撃。鼓太郎がエルボー弾でヨシ・タツを排除。秋山、鼓太郎の順で大森にジャンピング・ニーを叩き込み、秋山のヒザと鼓太郎のエルボーの合体技も大森は2カウントで返す。秋山が大森にエクスプロイダー一閃。これをカウント2で返されると、秋山はリストクラッチ式エクスプロイダーで大森の息の根を止めた。


     試合後、Eruptionの坂口、岡谷が現れ、岡谷が「やっぱ強いな。すげぇな。最高のタッグチームだよ。俺たちの次に。でも一番勢いのあるのは俺たちのチームだ。俺たち今2冠王者だけど、もうすぐ2人になっちまうんだよ。それで必要になるのが、その存在の証明だ。命令だ。そのベルトに挑戦させろ!」とアピール。坂口は「ここ三条はジャイアント馬場さんのおヒザ元。その馬場さんが生前かわいがってたのがウチのオヤジ。坂口征二が一番最初に巻いたのがそのベルト。その息子がこの場所で挑戦表明する。それだけでも十分ドラマがあるだろ」と続けた。

     秋山は「OK! オマエ(岡谷)は関係ないけど。坂口選手、アンタの言葉で十分だ。その歴史、もう今語る人もいなくなってる。やろう!」と受諾。大会終了後、タイトルを管理するPWFの認可が下り、11・3新宿での王座戦が決まった。

     坂口、岡谷組は7・1横浜で当時、王者だった大仁田厚(パートナーはヨシ・タツ)に挑戦表明。しかし、挑戦権をかけた8・20大阪での電流爆破6人タッグデスマッチ(大仁田&ヨシ・タツ&小嶋斗偉vs坂口&岡谷&高尾蒼馬)で、パートナーの高尾が敗退して権利はつかめず。その後の9・18名古屋で秋山&鼓太郎が大仁田組を破って王座を戴冠していた。


     バックステージで秋山は「大森、ヨシ・タツ組、懐かしさも感じながら。次、坂口、岡谷組。坂口選手からお父さんの話出されて、歴史を語られたら断る理由がない。またガッチリできるから。馬場さんの故郷でアジアタッグできたのも感慨深いし、まだ歴史は僕らが続けていく。岡谷は偉そうなこと言ってるけど、アイツも上り調子だし、若いし、本来のアジアタッグの目的というか、一番いいチームなのかなと思う」と迎撃態勢。


     挑戦が決まった坂口は「俺らには俺らの筋がある。大仁田のアンチャンたちより獲りがいがある選手。今の俺らは強いし、あのベルトも難しいものではないと思ってる。この三条という、馬場さんのおヒザ元でいいドラマの始まりだよ。俺らがベルトを獲るための。巻きに行く」と意気込んだ。


     一方、王座奪取ならなかったヨシ・タツは「馬場さんのおヒザ元でアジアタッグ獲り戻す最高のシチュエーションだったのに悔しい。そもそも自分が流出させたので、大森さんの責任じゃないです。今日は電流爆破じゃなくて、普通の試合形式で獲り返せなかったので、1回仕切り直ししたい。次、挑戦者がDDTから名乗り出て、他団体で回される屈辱感が耐えきれない。馬場さんに申し訳ないと思う」、大森は「今日負けて、アジアタッグのベルトの崇高さ、価値の高さを改めて思い知った。いつでも食らいつくぞ」と唇を噛んだ。

    ☆全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
    https://www.wrestle-universe.com/ja/videos/sdJW2YRS4owVNwWdHjhxzx
  • 前説

  • 滝沢亮三条市長と秋山によるオープニングコールで大会スタート!

  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • VS

    • WIN

      岡田佑介

    VS

    7分41秒

    逆エビ固め

  • 第二試合 30分一本勝負

  • 8分27秒

    片エビ固め

    ※スリーピー・ホロウ
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 3WAYマッチ

    15分30秒

    体固め

    ※滝沢亮三条市長とのダブル河津落とし。あと1人は平田一喜。
  • 滝沢市長の活躍でササダンゴが勝利し大団円……かと思いきや、ササダンゴが市長にまさかの頭突きでシングルマッチを要求!

  • 第四試合 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    7分55秒

    片エビ固め

    ※世界一のバックドロップ
  • 第五試合 30分一本勝負

  • EruptionvsBURNING!

    10分5秒

    片エビ固め

    ※ダブルアーム・スープレックス
  • セミファイナル 60分一本勝負

  • アジアタッグ選手権試合

    • LOSE

      大森隆男

    • ヨシ・タツ

    VS

    VS

    14分2秒

    片エビ固め

    ※リストクラッチ式エクスプロイダー。第120代王者組が初防衛に成功。
  • 秋山が大森撃破しアジアタッグ初V! 坂口&岡谷が挑戦表明し秋山も受託、タイトルマッチ実現へ!

  • メインイベント 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ

    19分37秒

    片エビ固め

    ※WR
  • 上野が彰人を破りメインを締める! 次は三条にThe37KAMIINA4人で来ることを約束!

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