ファイティングサッカー、PK対決を経ての路上プロレスで、雨のJヴィレッジを横断! To-yが楢葉ボレーシュートで中村をゴールに叩き込んで勝利!
9月21日、福島・Jヴィレッジで「路上プロレス in 楢葉町~Jヴィレッジ~」が開催。生憎の天候の中、サッカーのハーフコートをぐるっと取り囲むくらい沢山のお客さんが来場。そこにTo-y率いる赤いユニフォーム姿の楢葉町PC(プロレスリングクラブ)と、男色ディーノ率いる蒼いユニフォーム姿のチンチェスターユナイテッドが子供たちと手をつなぎながら入場。
「私たちが勝ったらここJヴィレッジをGヴィレッジにする!」と豪語するディーノだが、プロレスとサッカーを融合した“ファイティングサッカールール”で試合開始。ハーフコートとはいえ、常に走り回るサッカーに選手たちもみるみるとスタミナを消費。さらに5分経過直後にはリフティング対決、10分経過直後にはゴールキックの飛距離対決、そして15分経過直後にはなぜか相撲対決といったミニゲームが追加。どうにか勝利した楢葉町PCだったが、チンUは土下座しながら“泣きの1回”としてPK対決を要求。
緊張感のある5vs5のPK対決でも楢葉町PCが勝利したのだが、納得いかないチンUの中村圭吾がTo-yにジダンばりのヘッドバットをお見舞いすると大乱闘に。ホイッスルとゴングが鳴り響く中、両軍を分けるとディーノが「私たちはプロレスラーなんだからプロレスで勝負だ!」と言いだし、両チームともスパイクを脱いでリングシュースに履き替える。
ようやく5vs5の路上プロレスが始まると、雨が降って足下が悪いにも関わらず、屋根付きサッカーコートを出ていく選手たち。勝俣瞬馬が階段や坂から突き落とされたり、首4の字固めの数珠つなぎからディーノのバイトメア、納谷幸男が全員まとめて逆エビ固め、石田有輝がツームストン・パイルドライバーでテーブルクラッシュと、Jヴィレッジを横断しながらの激突に、ゾロゾロと追随するお客さんも大興奮!
フルサイズのサッカーコートに入っていくと、相手チームの5人を座らせての一斉PKや、ラダーの上に登ったディーノの地獄門攻撃や勝俣瞬馬のととのえスプラッシュなど、慣れない芝生の上、しかもかなりの雨が降る中でも激しい攻防が続き、最後はコートの端から端までをダッシュしたTo-yが、楢葉ボレーシュート(レッグラリアット)を中村圭吾 に叩き込み、そのまま中村もろともゴールした上での3カウントを奪って勝利。トータルタイム1時間を超す熱戦に終止符を打った。