DDTロゴ
DDT

BLACK OUT presents KING OF DDT 2020 3rd ROUND

この記事をシェアする

BLACK OUT presents KING OF DDT 2020 3rd ROUND

日時2020年8月10日
会場東京・神田明神ホール
観衆未発表
  • アンダーマッチ 15分一本勝負

  • 6分27秒

    エビ固め

    ※パワーボム
  • 中村がドロップキックを岡谷に浴びせる。中村が一気に岡谷を攻め立てる展開。スワンダイブ式ミサイルキックを放つも岡谷はかわす。岡谷がノーザンライトの体勢も、中村が耐える。岡谷がランニング・エルボー。渡瀬と岡谷が代わる代わる中村を追い込む。中村が渡瀬にスワンダイブ式ミサイルキックを決め、納谷に繋ぐ。納谷が2人をタックルで吹き飛ばし、渡瀬に岡谷をボディスラムで叩き付ける。納谷の突進を渡瀬がかわすと、渡瀬が強烈なビンタ。怒った納谷がコーナーでラリアット、ミドルキック、串刺しボディアタック。カウント2。納谷が渡瀬にサッカーボールキックを放つと、両者エルボーの打ち合い。渡瀬がブレーンバスターで納谷を投げ切る。渡瀬がコーナーに上るも、中村が阻止。納谷がデッドリードライブ。中村が絶品。納谷がランニング・ニーリフト。カウント2。納谷がチョークスラムを狙うと、渡瀬はウラカンラナで切り返そうとするが、そのまま納谷が抱え上げて叩き付けると3カウント。
  • 前説

  • 昨日ドラマティックチャンスを掴みトーナメント準々決勝進出を果たした遠藤が登場、しかし島谷のオープニングコールで大会がスタート!

  • 今林久弥アシスタントプロデューサー、井上マイクリングアナウンサーがリングに登場。観戦に当たっての諸注意、今後の大会スケジュールをアナウンス。そして本日の対戦カード紹介の後、昨日ドラマティックチャンスを掴みトーナメント準々決勝進出を果たしたKO-D無差別級王者・遠藤が島谷の肩車で登場。意気込みを聞かれた遠藤は「チャンピオンがKODトーナメントに帰ってきました。今林さん、チャンピオンが帰って来て嬉しい?(今林「まぁ、嬉しいです……」)今日の試合、チャンピオンに勝利して欲しい?(今林「もちろん勝利して欲しいです」)このトーナメント、優勝して欲しいのは、遠藤哲……?(今林「そこまで言ったらもう“哉”しか言えないじゃないですか……」)満足です」と一言。その後島谷が突如マイクを持って立ち上がり「DDT神田明神ホール大会、スタート!」と叫んで大会がスタート。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 4WAYタッグマッチ

    • WIN

      坂口征夫

    • 赤井沙希

    VS

    VS

    5分18秒

    エビ固め

    ※PK。残り2組は男色ディーノ&立花誠吾、勝俣瞬馬&飯野雄貴。
  • 平田だけでなく大石も平田ガウンを着て入場。『TOKYO GO!』を踊り始めるとリング上で同時多発的にメンチの切り合い、ハカ、腹パン連打、掘り始めるなど大渋滞。あまりのカオスに平田が抗議し、再度『TOKYO GO!』がかかるも状況は変わらず。平田が「お前らなんなんだよ!」と言って地団駄を踏むと、坂口だけが飛び上がる。赤井はその光景を見ていられず。坂口を笑いものにする平田に坂口がキレてハイキック。開始のゴング。坂口がカバーも全員でカット。飯野と勝俣がディーノに連係攻撃。カウント2。飯野と勝俣が立花にダブルのブレーンバスター。さらに連携を狙うも、勝俣のみ顔面強打。大石が飛び込み、飯野と勝俣は大石を捕まえようとするが、大石が2人を巧みに蹴散らしていく。ここで平田と大石がメガネを装着し『TOKYO GO!』がヒット。しかし平田に赤井と坂口がダブルのミドルキック。大石が赤井と坂口の誤爆を誘い、平田と大石が再びメガネを装着。しかし今度はディーノと立花がカット。連係で大石の顔面をディーノの股間に突っ込ませると、ロープ付近で尻を出すディーノに何度も当て続ける。飛び込んだ飯野が立花にババボム。ここから全員が入り乱れる展開。全員がダウンすると、平田と大石がリングインし三度メガネを装着。しかしここでまたもハカ、メンチ、ディーノが勝俣を掘るなどのカオス。平田が1人1人手刀で気絶させていくが、坂口が平田と大石に同時腹パン。2人まとめてPKを狙うが、大石が避けて平田だけにヒット。そのまま押さえ込むと3カウント。
  • 第二試合 30分一本勝負

    • エル・リンダマン

    • LOSE

      島谷常寛

    VS

    VS

    10分11秒

    片エビ固め

    ※プレイングマンティスボム
  • リンダがクリスを指名し先発。リンダがクリスの身長の高さに大苦戦。タックルで向かって行くもまたも倒せず。クリスと手四つするためにリンダと島谷は肩車で対抗。クリスにガットショットで崩れさせられるが、ダブルのタックルでクリスを倒す。クリスがリンダに猛攻を浴びせるも、リンダのミサイルキックは自爆。すかさず島谷がダイビング・ボディアタックで飛び込みカバー。ここからクリスが捕まる展開。しかしトレイン攻撃をクリスが迎撃し、2人にミサイルキックとセントーンの同時攻撃。アントンにタッチを繋ぐが、勢いよく飛び込んだアントンが転倒。創作昔話『ごんぎつね』の朗読を懇願。結果、テンポではなく下ネタ。島谷にサミングを炸裂するも、リンダがコールドスプレーでごんぎつねを凍らせる。リンダが看板を持ち出すも、クリスがカット。クリスが凍ったアントンのごんぎつねにリンダを突っ込ませる。ここで島谷とクリスにタッチ。島谷がクリスにバックドロップ。クリスはオクトパスストレッチで捕獲。助けようとしたリンダがリングイン時に転倒。ギブアップしかけるもなんと創作昔話『ごんぎつね』の朗読を懇願。結果現金ではなく下ネタ。サミングがクリスに直撃。アントンは耐えて、互いに「玉金!」と叫びながらごんぎつねを防御し合う。するとアントンがコールドスプレーを持ち出し、警戒したリンダにサミング。その隙にコールドスプレーでリンダのごんぎつねを凍らせる、入って来た島谷をかに挟みで突っ込ませる。すかさずクリスが島谷にプレイングマンティスボム。3カウントを奪った。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • DISASTER BOXvsDAMNATION!~ルチャ・リブレルール

    11分5秒

    体固め

    ※蒼魔刀
  • この試合はポーリーの強い要望によりリチャリブレルールが採用されるとのこと。高尾と大鷲で開始のゴング。大鷲と高尾がルチャらしい攻防を展開。大鷲は「ビバメヒコ!」と握手を求めるが、高尾は無視。続いてポーリーと吉村が激しいショルダータックル合戦。HARASHIMAと佐々木が出ると、HARASHIMAが一気に組み付きグラウンドで優位に立つも、HARASHIMAがロープに走ったところで場外の高尾が手を出し、気を取られたHARASHIMAを佐々木が背後から襲撃。ここから場外戦へ。なぜかセコンドの平田がリング内に入れられ、佐々木がブレーンバスター。カウント2。ここからなぜかセコンドの平田が一方的にDAMNATIONに捕まる展開。平田が一発逆転首固めを決めると、ここでふと松井レフェリーが「あれ!? 平田いた!?」と混乱。それでも平田がコルバタを決めて大鷲にタッチ。大鷲がルチャで佐々木と高尾を蹴散らす。高尾が大鷲にドロップキック。しかし大鷲もビッグブーツ。代わった吉村が高尾に串刺し攻撃を連続で浴びせる。しかし高尾が反転式のジャンピング・エルボーで逆転し佐々木に。佐々木が飛び込み、吉村にペディグリー狙い。吉村は耐えるとケブラドーラ・コンヒーロ式のサイドバスターを決める。佐々木にラリアットも佐々木は耐える。佐々木はトラースキックからラリアット、吉村もラリアット。両者ダウン。HARASHIMAとポーリーにタッチ。ポーリーの突進をHARASHIMAが巧みにかわし、ダイビング・ボディアタックを放つもポーリーはキャッチしてそのまま叩き付ける。ここで高尾とポーリーが合体攻撃。カウント2で大鷲がカット。DAMNATIONが3人がかりでHARASHIMAを追い込むが、HARASHIMAがトレイン攻撃をかわして大鷲と吉村が飛び込む。DISASTER BOX3人で連続攻撃。DAMNATIONがカットに飛び込む。HARASHIMAが蒼魔刀を放つもポーリーがかわす。ここで佐々木と高尾がHARASHIMAに合体攻撃。吉村が佐々木に払い腰。ポーリーが吉村にラリアット。両チームが入り乱れる中、HARASHIMAがポーリーにジャンピングハイキック。腰を落としたポーリーにすぐさまHARASHIMAが蒼魔刀を叩き込むとポーリーも返せず3カウント。
  • 第四試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準々決勝

    VS

    • WIN

      T-Hawk

    VS

    13分23秒

    片エビ固め

    ※ナイトライド
  • 上野が押し込みクリーンブレイク。一方のT-Hawkもクリーンブレイク。ここからショルダータックルで互いに向かって行くが、倒したのは上野。上野がスワンダイブで飛び込むと、T-Hawkはカウンターのアギラ。上野が場外に転がり出ると、T-Hawkが追いかけ場外戦へ。T-Hawkが場外で上野の背中をエプロンの角に叩き付ける。上野は背中に大ダメージ。リング内に戻ると、T-Hawkが背中へのハンマーパンチを連発。猛烈な勢いでコーナーに叩き付ける。さらにT-Hawkはロホで捕獲。上野は何とかロープへ。T-Hawkが逆水平チョップを連発すると、上野もエルボーを返す。T-Hawkが膝を付くが、怒ったT-Hawkがナックルを連打。上野がダウン。上野がドロップキックを狙うと、T-Hawkはスパインバスターで叩き付ける。上野が防戦一方の展開が続く。それでも上野は何とかドロップキックを決め一矢報いると、おっぴろげアタック。さらにノーザンライト・ボム。カウント2。上野がコーナーに上ると、T-Hawkが逆水平で撃墜。上野は場外に転落。T-Hawkが上野をコーナー上に持っていき、雪崩式のブレーンバスターを狙うが、上野がコーナーパッドへのサドンインパクトで返す。上野がミサイルキック。カウント2。続けてブリザード・スープレックスを狙うが、T-Hawkはナイトライド狙いも、上野がDDT。しかし走った上野にT-Hawkがアギラ。追撃のチョップは上野がかわしてウラカンラナで飛び付くが、耐えたT-Hawkがパワーボム。さらにウラジゴク。カウント2。T-Hawkがケルベロスを放つも上野はキャッチ。T-Hawkがナックルとチョップ連発。それでも上野はドロップキックからブリザード・スープレックス・ホールド。カウント2。上野がBMEを狙うも、T-Hawkが足を掴んで阻止。上野が顔面を踏みつけてBMEを放つも、背中へのダメージが大きくカバー出来ず。その隙にT-Hawkはロープ際へと退避。上野がWRの体勢へと入るが、T-Hawkが耐えてチョップ。ここで上野が逆さ抑え込み狙いも、T-Hawkがそのまま抱え上げてBTボムの体勢に。しかし上野がウラカンラナで切り返す。ロープに走った上野にT-Hawkがカウンターのケルベロス。BTボムで叩き付けるもカウント2。ならばとT-Hawkがナックルからナイトライド。これが決まると上野も返せず3カウント。

    【試合後のコメント】
    上野 トーナメントが終わってしまいました。いや……もうT-Hawkさん強かったですね。やっぱり僕はタッグ(選手権を)やってから#STRONGHEARTS、まさかT-Hawkさんとリンダマンさんに尊敬の念すら持っていたわけで。今日もまさか…トーナメントの山の先もまったく見ていなかったので、(T-Hawkとまさか)当たるなんて。昨日、実はすごい興奮していたんですけど、三連戦あって久しぶりの……久しぶりの三連戦かな? あ、この間もありましたけど、でもシングル3回なんて本当に久しぶりで。島谷さんと男色さん、どっちも非常にいろんな意味でも限界に近い試合ではあったんですけど、今日はもうコンディションがMAXで、もう上野勇希史上一番いい心と体で出来たんですけど、負けましたね。気持ちよかったですね! 今は負けましたけど、育っていきますので。トーナメント終わったのは非常に悲しいですけど、来週にはこれ(タッグ選手権試合)がありますから。ポジティブに! 鳥羽さんとMIKAMIさんとやるので、それに集中…切り替えていきます。T-Hawkさん、倒したいうちの一人にランクインしました。おめでとうございます。
  • 第五試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準々決勝

    8分24秒

    ゴライアス・バードウォッチング

  • 彰人が握手すると見せかけて丸め込みを連発。青木が腕十字で切り返そうとすると、そこも押さえ込む。グラウンドでのスピーディなかわし合いの末、両者スタンドへ。彰人が青木を押さえ込むが、青木が羽根折り固めで極めていく。さらに青木が両足までも極めに行くが、彰人はロープへ。青木が監獄固め。その状態で青木は腕までも極めていく。かろうじて彰人はロープへ逃れる。彰人が背後に回り込みグラウンド・コブラツイストの体勢になると、逃れる青木の両足を変形のサソリ固めで固める。青木はエスケープ。青木が腕を掴んでコブラツイストへ。そのままグラウンド・コブラツイストで押さえ込むもカウント2。彰人が腕十字で切り返す。青木はロープブレイク。彰人がバックを取ると、青木はすぐさま飯野を沈めたワキ固め。彰人はロープへ。スタンドに戻ると、青木が腕折りを連発。青木が何度も横十字固めでカバーも彰人はカウント2ですべてクリア。彰人が青木の背中を馬跳びして丸め込もうとするも、青木はヨーロピアンクラッチ。しかし彰人もジャパニーズ・レッグロールクラッチで切り返す。カウント2。彰人がすぐさまゴライアス・バードイーターへ。青木は何度も腕のクラッチを外して脱出を試みると、そのまま彰人が上体を起こして押さえ込む。全体重を浴びせると青木も返せず3カウント。

    【試合後のコメント】
    ーー彰人選手と関節技勝負でしたが、最後は一本取られる形でした。
    青木 いやぁもう最後……サブミッションのギブアップだけは何とか避けたい、何とか(ギブアップは)したくないって。(ゴライアスバードイーターは)極まっていたんですけど、ギブアップだけは何とかしたくないと思ったら最後押し込まれましたよ! 完敗ですよ! 完敗!
    ーー今年のトーナメントはいかがでしたか。
    青木 楽しかったですよ! 最後も楽しかったけど、やっぱギブアップ取られちゃいけないって思ったけど、やっぱギブアップは本当にこれ(親指と人差し指を少しだけ開けた状態)だけでした。ほんのちょっと!
    ーー彰人選手は昨日「プロレスで勝つ方法は関節技だけじゃなく、いろいろあるから」と言っていました。
    青木 いや、もう……はい。副社長さすが!
    ーーこれで副社長のパワハラからも……?
    青木 もうこれで緩くなるかと思ったら、今日も控室は一人ですよ。これからも闘いは続きます、窓際族の(笑)。
  • セミファイナル 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準々決勝

    VS

    • LOSE

      田中稔

    VS

    17分20秒

    片エビ固め

    ※シューティングスター・プレス
  • 稔が客席の拍手を煽ると、遠藤はそれを静める。腕の取り合いも両者五分。ロープを走っての攻防となると、遠藤がドロップキックを決め稔を場外に落とすと、すぐさまサスケ・スペシャル。遠藤の串刺し攻撃をかわした稔が強烈な低空ドロップキックを2連発。ここで遠藤が大きなダメージを負ってしまうと、一気に稔が遠藤の左足に照準を絞って攻撃を開始。蹴りや関節技で一気に遠藤を追い込む。稔の足4の字固めが決まり遠藤は悶絶。何とかロープに逃れる。遠藤はエルボーを放つが、ブレーンバスターは上がらず。稔がローキックを放つと、遠藤はハンドスプリング・エルボーを返す。遠藤がスワンダイブ式フォアアームを決め流れを自分に引き込む。トーチャラックボムを狙うも、稔は脱出。遠藤は両足と首を固めるジャベ。そのまま押さえ込むもカウントは2。稔がカウンターのミサイルキック。高速ブレーンバスターから顔面に膝を落とし、セカンドからのダイビング・フットスタンプ狙いも、遠藤避ける。互いにその場飛びムーンサルトをかわし合うも、最後は遠藤が決める。遠藤がブレーンバスター。カウント2。稔のカウンターのハイキックがさく裂。遠藤ダウン。稔は雪崩式のブレーンバスターを狙うが、遠藤が耐えるとリストをクラッチし、雪崩式リストクラッチ・フィッシャーマンズバスター。遠藤が気合で立ち上がるも、稔はジャンピング延髄斬りからバズソーキック。カウント2。続けて稔がコーナーからBDFを放つと遠藤はカウント2で返す。しかしすぐさま稔は裏アキレス腱固めへ。遠藤が脱出すると、カウンターのオーバーヘッドキックから旋回式トーチャラックボム。カウントは2。遠藤がコーナーからシューティングスター・プレスを放つも自爆。すると稔がタナカ・レッグバーで飛び付く。遠藤がロープに近付くも、稔はリング中央に戻す。稔はヒールホールドに移行するが、遠藤はなんとかロープへ。立ち上がると稔がローキックを連発。耐える遠藤が蹴り足をキャッチすると、稔がエルボー連打。ロープに走った稔に遠藤がカウンターのテツヤ・イン・ザ・スカイ。そのまま変形マスキュラーボムを狙うが、稔は脱出。蹴りをキャッチした遠藤が「誰がクソガキじゃ!」と叫びながらヘッドバット。カナディアン・デストロイヤーで突き刺すもカウント2。再度遠藤がシューティングスター・プレスを投下すると、稔も返せず3カウント。試合後2人はリング中央で何か言葉を交わす。稔が退場していく途中で遠藤がコーナーに上り、2人は再戦を誓い合っていた。

    【試合後のコメント】
    稔 いや、現在のKO-D無差別級チャンピオンと手を合わせてみて、めちゃめちゃ勉強になりましたね。ものすごい勉強になった。学べたっすね。何を学べたかっていうと、俺とKO-D無差別級タイトルの距離感! ものすごい学べました。めちゃめちゃ近いな! 次やったら俺、勝てるぞ、アイツに。今日タイトルマッチにしろって言ったけど、シレッとタイトルマッチでも何でもない。(タイトルが)かかっていたら俺、獲ってたよ。でも確かに(遠藤は)強い! 確かに強いと思うよ。どんだけ追い込んでも…勝てる気はものすごいしてたのに勝てなかった。すごい強いのは認める。でも今日、彼から勉強させてもらったよ。無差別級のタイトルと俺の距離感、めっちゃ近いから! 負けは俺、ちゃんと認めるから。負けは認めるけど、しっかり遠藤哲哉に借りを返す。そしてKO-D無差別級のベルトを…今まで巻いたことがないベルトが大好物だからね! 絶対つかむよ、俺が! 絶対掴み獲るから! 後楽園以降は何も話をされていないから。で、このトーナメント負けたわけだから分からないけど、しっかりその二つは頭に入れているから! KO-D無差別級を獲る! 遠藤哲哉に借りを返す! そんだけだ、このスットコドッコイ!
  • メインイベント 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準々決勝

    VS

    • LOSE

      竹下幸之介

    VS

    16分13秒

    片エビ固め

    ※ぶちかまし
  • 静かな立ち上がりから試合はスタート。竹下のヘッドロックを樋口は抱え上げてコーナーに乗せる。樋口はクリーンブレイク。竹下はエプロンから飛び込んでリングインし余裕を見せる。腕の取り合いの力勝負となると樋口が優位に立つが、竹下もヘッドロックに取り返す。ここからショルダータックル合戦になると、樋口がタックルで倒していく。新ためて手四つの攻防になると、竹下が押さえ込んでいくが、樋口も返し胸をぶつけ合う。ブリッジの攻防になるも、竹下が投げを見舞っていく。互いに譲らぬまま互角の攻防が続くと、竹下が一気に場外戦に持ち込むが、場外で樋口が強烈な張り手を連発。竹下もチョップを返すが、樋口優勢。竹下は場外マットにDDTを決め、リング内に戻す。樋口が返してコーナーで強烈なチョップを放つと会場から大きな拍手が巻き起こる。ここから樋口が強烈なチョップで試合を優位に進める。しかし竹下もDDTで挽回しペースを渡さない。竹下が串刺しエルボーからフライング・ラリアット。ザーヒーを放つも樋口はキャッチ。竹下が抜け出すと、樋口はアバランシュホールド。カウント2。さらに強烈な串刺しラリアットを連発し、ブレーンバスターを狙うが、竹下も耐えてブレーンバスターを狙う。ものすごい力でぶっこ抜こうとする両者だが、竹下がぶっこ抜き、垂直落下式に突き刺す。カウント2。竹下は「チョップやったるわ」と言って樋口にチョップを打ち込むと、樋口もチョップを返す。強烈なチョップ合戦に。竹下はエルボー。樋口がチョークスラムの体勢も、竹下がウラカンラナで切り返す。竹下がドロップキックを放てば、樋口もドロップキック。両者ダウン。両者立ち上がってラリアット相打ちから、竹下がショートレンジのラリアットで倒す。助走をつけてもう一発ラリアットをぶち込むもカウント2。竹下はジャーマンの体勢へ。樋口がクラッチを切るとドクターボム。カウント2。樋口が先に立ち上がると、ぶちかまし狙い。かわした竹下が高角度の投げっぱなしジャーマン・スープレックス。樋口が立ち上がって今度こそぶちかましを狙うが、竹下はカウンターのザーヒー。さらにラストライドで叩き付ける。樋口はカウント2で返す。膝立ちの状態で竹下がエルボー連打。樋口はダウン。竹下がファブルを狙うと、一度は起き上がった樋口だが、エプロンからニー。ダウンした樋口に竹下がファブルで飛び込むが、樋口がかわして自爆。樋口がチョークスラムもカウント2。ノド輪に捕らえたまま、1発目より高いチョークスラム。カウントは2。樋口は頭突き狙いにいくも、竹下はエルボー、ローリングエルボー、左右のエルボー。さらに強烈なランニング・エルボーをぶち込む。樋口が一瞬退くが、そのまま強烈なぶちかまし。竹下をぶっ飛ばすと押さえ込み3カウント。
  • エンディング

  • 抽選により8・23KING OF DDT 2020準決勝は遠藤vs樋口、T-Hawkvs彰人!

  • 勝利した樋口がマイクを持ち、退場する竹下に向かって「竹下幸之介、楽しかったよ! またやるぞ!」と声を掛ける。その後今林APがリングに上がり、8月23日後楽園大会で行われるKING OF DDT 2020の準決勝戦の組み合わせ抽選会が行われることに。樋口以外の勝ち残っている3選手もリングに上がり、抽選箱からボールを引いていく。その結果、遠藤哲哉vs樋口和貞、彰人vsT-Hawkの試合が決定。各選手が意気込みを述べた。T-Hawk「まずこのトーナメント、初参加して素直にこの4人に残れたのは嬉しいですし。普段は#DAMNHEARTSとしてやっている遠藤さんともね、勝ち上がればもしかしたらね、当たるかもしれないので。その時は容赦無しで。同じ逆水平を得意としている樋口さん、あんたとも楽しみだな~。とにかく、僕は#STRONGHEARTS代表としてここに上がってるんで、僕の原点は#STRONGHEARTSなので、その代表としてしっかり優勝獲ります。宜しくお願いします」彰人「T-Hawk選手は僕両国で負けてるんでね、忘れちゃいないから。絶対勝って、決勝で、遠藤……お前はどうでもいいや。樋口、決勝でやろうぜ」遠藤「どうでもいいって言われると……追いかけたくなっちゃうな~(会場拍手)まぁいいや。今林さんは俺に勝って欲しいそうなんで、今林さんの思いを背負って、必ず優勝します」樋口「まずは一つ、一つずつ、まずは遠藤哲哉、お前を倒す。そして上がってきた方、どちらでも倒して俺が優勝する」と4人が意気込みを述べると、遠藤と樋口、彰人とT-Hawkが視殺戦を繰り広げた。

    【試合後のコメント】
    竹下 まぁ僕のね…あー、今年の夏が終わってしまった。楽しかったなぁ。あー……いや、本当に試合数が今月は多いじゃないですか。ビアガーデンっぽいから3連戦があったり、今日も3連戦の3戦目で。あー、楽しかったなぁ今年の夏。いやぁ……まぁ負けましたんでね、僕が言えることはないんですけども……樋口が樋口の強さに気付いたなって感じですね。
    ーー昨日は「樋口がどう来ようが勝てる方法を知っている」と言ってましたが、それを上回る強さだった?
    竹下 まぁ上回るというか、何だろうな……まぁ紙一重ですよね。単純にどっちが上というか、どっちの技が…打撃だったり、投げ技だったり、僕らが得意な技がいかにクリーンヒットするかっていう紙一重な闘いでしたねぇ。あーーー、楽しかったなぁ今年の夏ね。後楽園まで行きたかったですけどね。もちろん(KING OF DDT)二連覇もモチベーションでしたけど、1試合でも多くしたいっていうのが一番のモチベーションだったかもしれない(苦笑)。後楽園も決勝までいったら2試合で、もちろん優勝したいですけど、1試合でも多くしたいなっていうのが一番のモチベーションでしたけど……。いやー、まぁ僕、いま本当に絶好調・竹下幸之介で…これで負けているんで。ここがこうだったらなで負けているんじゃないんで。本当に樋口が強い! 全然僕なんかを背負わなくていいですけど、たぶん優勝出来ると思います。闘って分かります。いろんな要素があるので。その時に精神的な部分だったり、メンタリティもそうですし、フィジカルもそうだし、調子もそうだし、あと雰囲気。何かいきそうやなぁみたいな。僕もそういう部分では負けていなかったと思いますけど、樋口最強説がちょっと浮上してきましたね。
    ーーブレーンバスターの攻防は相撲のようでした。
    竹下 ねぇ。やっぱ僕も結局ブレーンバスター筋を鍛えているんですよ。だからブレーンバスターは自信あるんですけど、こういう押し引きしてくるんだ……だから重かったですね! 体重140〜150キロでも投げられる自信あるんですけど、いまブレーンバスター筋鍛えているんで! 押す・引く・崩す、これやっぱ相撲スゴイじゃないですか。樋口最強説浮上してきたなぁ。腰が重い! うん、腰が重い!


    T-Hawk 準決勝まで上がって、樋口、彰人、で同じ#DAMNHEARTSですけど遠藤。まず素直にトーナメントでこの4人に入れたことは嬉しいことですし。だけど僕はここでは終わらないので。優勝してうちのボスにいい結果を残さなきゃいけないんで。毎回僕はどんな会場だろうと、どんな試合であろうと、毎回背水の陣の気持ちを持って挑んでいるので。リンダも負けてしまいましたけど、その分も背負ってしっかりこのトーナメントで優勝して、#STRONGHEARTSここにありというのもしっかり見せつけたいと思います。
    ーー今日対戦した上野選手はいかがでしたか。
    T-Hawk 僕もそんな言える立場ではないですけど、あまり熱を感じない選手だなと思ったんですけど、今日対戦してみて…タッグで1回、僕がリンダと組んで対戦したときがあったんですけど、あの時よりだいぶ気持ちっていうのがだいぶ全面に出てきていて、これはもしかしたら…僕が言う立場じゃないですけど、負けるんじゃないかなっていうのを感じましたね! やってて単純に楽しかったです。
    ーー(上野の)気持ちが全然違った?
    T-Hawk そうですね。本当に何て言うのかな……ひとつひとつの技が、あそこまで重みがなかったんですよ。正直今まで。だから逆に教えてもらったというか、僕もここでさらに気を引き締めて、一発一発……一発入魂じゃないけど、それはしっかりやっていきたいと思います。
    ーーそんな上野選手を倒したことで勢いがついた?
    T-Hawk そうですね! やっぱり楽しいっすね、トーナメント! 最高!


    遠藤 さてチャンピオンが足を引きずりながら来ましたよ。
    ーーそれだけ今日対戦した田中選手から攻撃を受けていましたが。
    遠藤 そうですね。田中選手、さすがバトラーツ出身ということで、様々な足攻めの数々。僕もプロレスデビューして足を攻められるっていう経験は多かったんですよ。僕のスタイル的に飛び技…地に足をつけないプロレスを、僕はファイトスタイルにしているので、向こうも警戒して足を攻めるっていうのがひとつ僕の倒し方としてあると思うんですけど。まぁこれはどこかで言ったと思うけど、俺は別に足を使って飛んでいるのではなく、羽根で飛んでいるので、足を攻められようが宇宙一のシューティングスター・プレスは死にませんよ。
    ーー田中選手は「今日の試合でKO-D無差別との距離が分かったので、遠藤哲哉に借りを返す」と言ってました。
    遠藤 ええ。まぁリング上でね俺も田中選手に「次はこれを懸けてやりましょう」っていう言葉をかけたので。田中選手もね「俺が挑戦するまで、そのベルト落とすな」って言ってました。だからいずれ必ずこれは達成させなければいけない約束だと思います。
    ーー準決勝の相手が竹下選手を破った樋口選手に決まりました。
    遠藤 樋口はね、ここ最近よりシングルやっている気がしますね。うーん……どうなんだろう、樋口。まぁ竹下に勝ったってことは、やっぱり実力も見ている人間からすれば、「樋口、実力ついてきてる」って思うかもしれないけど……でもチャンピオンの牙城を崩すにはまだまだ足りないと思いますね。今の俺はそれだけ自信もあるし、実力もあるし。だからね準決勝……準決勝は俺が勝って、俺に興味がないと言っていた彰人選手が上がってきてくれたら、そこで濃厚な“あきちゃんずラブ”を見せてやりますよ。
    ーー1回戦の借りもあるしってことですね。
    遠藤 そういうことです。


    ーー今日対戦した青木選手については。
    彰人 この試合については、僕はあまり多くは語りたくない部分があるんですけど……でも勝敗を分けたポイントで言ったら、やっぱ青木選手は元々格闘技の人間。グラップラーでもあり、ファイターであり、最近はプロレスもやっている。でも僕はプロレスラーだから。たぶん差はそこだったんじゃないかなって。スリーカウントってところにこだわったのは僕だった。まぁ僕、とある選手に「彰人君はセックスフレンドみたいなものだから」って言われたことがあるんですよ。僕にとって青木選手はそうかもしれないですね。
    ーー準決勝はT-Hawkと。
    彰人 両国で1回シングルをやってて負けているんでね。やっぱ負けたままは嫌だし。決勝うんぬん考える前にそこですかね。たぶんT-Hawk選手って、僕が一番苦手にしているようなタイプの選手なので。畳みかけが速いってイメージがあって。僕は結構ゆっくり・じっくり組み立てていくタイプなので。自分が10分かけて組み立てたものが、彼が30秒の間に立てれちゃったりするので、やっぱ恐いですね。一瞬の瞬発力というか爆発力が。
    ーー準決勝のことしか考えられないと言ってましたが、リング上では遠藤選手に牽制するようなマイクをしていましたが。
    彰人 いや、アイツはもういいっすよ! もういいよ。僕の中でテツヤはもう終わった男なので。もうもう全然、勝手に追っかけてください、僕のことを。私は振り向きません。決勝に上がったら(相手は)樋口ですかね。


    ーーまず竹下選手はいかがでしたか。
    樋口 いやぁやっぱりスゴイですよ! ほかのいろんな人が、たぶんお客さんもプロレスラーもみんな「スゴイ」って話は聞きますけど、やっぱスゴイっすよ。アレは強い! 強いっすわ。
    ーー途中のブレーンバスターのやり合いがまるで相撲のマワシの取り合いようでした。
    樋口 ああ、やっぱり…でしたね。まぁそういう感じもあったからですかね、あっちが自分の土俵に……今回の三連戦、KODのトーナメントあったっすけど、みんなそれぞれの意地っていうのがあって、自分は火点けて土俵に上がらせて、真っ向から打ち破るっていうのがひとつのアレでもあったので。ああ、自分の土俵に乗っかってきてくれたなと思って嬉しかったですね。
    ーーこのトーナメントで頭突きがひとつのポイントになってましたが、今日のフィニッシュは頭突きというかぶちかましでしたね。
    樋口 そうですね。のど輪のあと止めてやろうと思って、頭突きいこうとしたんですけど返されたんで。いや、もう本当にあのエルボーで逆に気合いが入りましたね! 昔を思い出したというか。何でしょうね……昔を思い出しましたよ、本当に。だからこそスリーカウント取れたのかなって、あのぶちかましで。とにかく強かったです! ただ今回勝ったのは自分なので、もういきますよ!
    ーー準決勝の相手が現KO-D無差別級王者の遠藤選手に決まりました。
    樋口 はい。そうっすね。遠藤哲哉には無観客試合の頃からいろいろと、剣を奪われたり、獲って獲られてって感じだったんでね。ここらでひとつ思い通りにはさせないぞっていうのがあるので、自分の中に。思い通りにさせずに、もう真っ正面から…それこそ真っ正面からブチ破ってやろうと思います! 決勝戦はそれからっす。リング上でも言ったっすけど、ひとつひとつ目の前の敵を倒してって感じでいきたいと思います。

この記事をシェアする