アンダーマッチ 10分一本勝負
台風のため順延、ド平日に代替開催となったキャンプ場プロレスは白樺広場にマットが置かれた状態で13時30分を過ぎると、中村練習生のエキシビションマッチがおこなわれた。対戦相手はこの日、チェキ会をおこなう予定の勝俣。中村のドロップキックでマットからはみ出すと、中村は砂利の上に勝俣をボディースラムで叩きつける。さらに勝俣の身体の上に砂利を乗せてお転婆ダッシュ。さらにボディースラムと痛めつけていく。丸め込みの切り返しでマットから再び砂利を滑走。勝俣がフットスタンプで突き刺すと、テキサス・クローバーで砂利からマットに引きずり戻して勝利した。終了後、勝俣はスペシャルライブで「Going my ωay!!!!!~キミはひとりじゃない~」を披露し、チェキ会を太田兄弟とおこなっていた。
メインイベント 時間無制限一本勝負
※ダイビング・ダブルニードロップ from 崖 to マス池。残り3組はHARASHIMA&アントーニオ本多&大石真翔、まなせゆうな&上福ゆき&白川未奈、大家健&石井慧介&今成夢人。
太田兄弟の国歌斉唱で開会!
その後、今林APによる注意事項の説明から双子の太田兄弟の兄と弟の見分け方レクチャー、そして国家斉唱で大会はスタート。大家はガスマスクをつけて入場で苦しそう。ZOZOスーツに身を包んだヒロシは砂利の上に寝転がる。キャッツパイは軽トラで登場し、竹下組はサバイバルゲームの恰好。
テントの中からコーディ・ホール!
試合が始まると白樺広場からFUMAが鎌とたわしをつけたヌンチャクを振り回し、上野がロープを振り回し、ヒロシがヨガのポーズをさせる中、大家がさっそく転落したマス池を横に見ながら松の木広場に移動。なぜかテントが組み立てられ、今成が中を開けるとなんとコーディ・ホールが登場。場を荒らされたことに怒りのコーディは無差別に攻撃していくが、白川には色気にやられて、東京女子チームには手を出さない。勝俣が収めてコーディはテントに帰っていった。
炊事場の屋根から白川が飛ぶ! ヒロシのヨガ教室開講!
さらに炊事場に移動すると屋根の上にキャッツパイ。白川がラップを披露し、屋根の下に男性陣が集まってくる。白川は「チャンス~!」とGOサインを出してまなせ、上福とともに飛ぶと思われたが、飛んだのは白川だけ。さらに山を登っていくと、今度はヨガを嗜むヒロシとアントンが。ここで参加者全員でヨガを受講することに。終わるとヒロシが「一人3,500円」と金銭を要求したため、ドつかれた。
テントの中からSAGAT登場も燃やされる!
今度は下山。唐松広場にもテントが張られており、FUMAがヌンチャクで威嚇していると、中からSAGATが登場。そもそも代替開催前のBASARA組はイサミ&FUMA&SAGATだったが、SAGATがインフルエンザのために欠場となり、イサミ&FAMA&ヒロシ組に。代替開催日はすでに完治しているにもかかわらず、イサミ&FUMA&ヒロシ組のままでエントリーされていたことを恨んで大暴れの住処のテントから出てSAGATだったが、イサミがテントに灯油をぶつまけ、FUMAが火の矢、イサミがたいまつを放ってテントは炎上。SAGATは焼失したテントの前で泣くしかなかった。
昨年、今成籠城の小屋が移築。中からコーディ・ホール! 今成は再度立てこもりも…。
再び下山すると今回は新たなルートへ。ふじみ台下広場へと移動していくと、道中に見慣れた小屋を発見。それは昨年、今成が籠城して大量の花火を発射された小屋が移築されていた。今成は「俺の家だ」とばかりに入室せんとするも、中から現れたのはコーディ・ホール。場を荒らされ怒り狂うコーディだったが、白川を見つけるなり摘んだ花をプレゼントするナイスガイっぷりを発揮。そんな光景に目もくれず、今成はまなせを人質にとって立てこもると「全裸監督」として、ここでまなせの作品を制作すると宣言。これを止めるべくみんなで花火を発射して未遂に終わらせた。
今年も殺人事件発生! 蘇生した白川「私たちはゾンビだ!」。
再び大家が落とされたマス池を横切って、HARASHIMAとMAOが滝に飲まれながらトイレへ。その屋根には上野がいて、FUMAを挑発。2人で闘おうとした時、反対側のたきみ台からイサミが花火を発射。さらに下山してたきみ平に移動すると、号泣する上野。目の前にはロープで首を絞められた白川と上福が絶命。「誰がこんなことを」と悔しがる上野だったが、ここで警部補・今成任三郎が上野のポケットの中から白川と上福のコスチュームの一部を発見し、事件は解決したかに思えたが、その上野を大石が石で撲殺。白川と上福を起こそうと試みると、白川が「私たちはゾンビだ!」と突然アピールし、大石を困らせた。
ギリースーツのMAOが屋根からムーンサルト!
滝ノ沢を通って山登りを開始。ギリースーツにコスチュームチェンジしたMAOが山中に身を潜め、イサミをたびたび驚かす。着火材置き場の先ではFUMAが今成をテーブルに寝かせて、木に登るとそこからボディープレスを放つ。テーブルはクラッシュせず、土の中にめり込んだ。石井が着火材置き場の屋根に何かいると登って確かめようとする、ギリースーツのMAOが。石井は顔面から地面に落とされてしまうと、MAOはさらにムーンサルト・アタックで飛んでいく。
軽トラの中からコーディ・ホール!
白樺広場に戻るとBASARA軍が花火の総攻撃を開始。怒った大家は消火器を撒き散らし、鎮火を試みる。今成は反撃せんと軽トラに乗り込んだが、中からコーディ・ホールが登場。今成がコーディにやられている間に大家は軽トラに乗り込んで次々と選手を撥ね飛ばす。しかし、竹下が暴走する軽トラを押し返す。石井がマス池近くに竹下を羽交い絞めで連れてきて、大家の炎のスピアを呼び込む。しかし、かわされて大家は池へ。
最後はイサミが崖の上から池にダイビング・ダブルニードロップ!
アーミー軍に捕まったアントンがギブアップしようとするも、その前に創作昔話「ごんぎつね」を披露したが、内容は「キャンプファイアー」ではなく下ネタ。ここから竹下のヒザ → アントンのごんぎつね → 上野の尻蹴りの流れ作業で大石、今成、まなせ、白川、上福が池に転落。石井は抵抗して竹下をアントンに差し向けると、竹下とアントンは互いの片乳首をごんぎつねでついばむ形となって両者転落。FUMAは石井をエクスプロイダーで池に沈めると、石井もFUMAを池にぶん投げてやり返す。そこにMAOが岩場からダブルのドロップキックで池へ。そのMAOに今度はHARASHIMAが岩場からの蒼魔刀で池へ。岩場の上で揉み合うヒロシと上野。そこにSAGATがゴア・グラインドで突っ込んで3人が池へ。BASARA軍は大家、SAGAT、上野、今成で池に人間畳を作ると、イサミが崖の上から池にダイビング・ダブルニードロップを投下。上野から3カウントを奪って1時間20分超えのロングバトルを制した。
試合後、キャンプファイアーを背にイサミがコメント。「グループを出るので、もしかしたら最後のキャンプ場プロレスに我々なったかもしれないですが、一矢報いることができて嬉しいというか。あとキャンプ場でこんなムチャばっかするのにいつも呼んでもらってありがとうございます。」。その後もやりたりないMAOが機関銃に花火をつけて練習生を狙いだす。SAGATが止めに入るも、トラースキックで黙らされ、さらにキャンプファイアーに接触する光景がエンディングとなった。グループから抜けてもキャンプ場プロレスに木髙イサミが必要であればいつでも出ますので、皆さんよろしくお願いします!(最後のダブルニーは考えていた?)いや、咄嗟ですね。でも4回ぐらい参加していて、そのたびにあそこから飛べるかもしれないと思っていたんだけど、恐怖心もあって飛べなかった。でも最後という気持ちもあったし、正直、キャンプ場プロレスもこれ以上やることないと思っていたところでこれを見せられたので、楽しかったですね」