前説
10・14ボートレースびわこ、来年1・12&13すみのえ舞昆ホール開催決定! 上野&吉村のタッグチーム名は「ノーチラス」
10月14日に恒例となったボートレースびわこでのイベント試合、さらに来年1・12&13すみのえ舞昆ホールでの開催が発表された。続いて第5試合のO-40選手権試合は両者の強い要望で一定時間内にリサイクル凶器が運ばれてくるリサイクルウェポンランブルとして開催されることがアナウンス。オープニングコールには上野勇希と吉村直巳が登場。2人のチーム名が「ノーチラス」と発表された。「大好きなゴールドジムの効く器具のメーカー名」(上野)からインスパイアされたとのこと。最後は2人で「DDT大阪オクトパス、スタート!」とオープニングコール。
オープニングマッチ 30分一本勝負
先発はコーディと納谷。ド迫力のロックアップから投げ合いを経てコーディがアントンとタッチしたが、その際にアントンが左手を複雑骨折してしまい、ギブアップ寸前のためさっそく創作昔話「ごんぎつね」を話すも内容はマンドリルではなく下ネタ。ごんぎつねは渡瀬に見切られて己の目も乳首にもごんぎつねを食らってしまう。その後はアントンがローンバトル。アントンは渡瀬に腹部へのナックルを決めたがタッチは坂口に阻まれる。アントンは坂口をバックドロップで投げてウラノとタッチ。ウラノが坂口にアームホイップ。坂口もPKで応戦して納谷と交替。納谷のコーナースプラッシュ、渡瀬の顔面ウォッシュで攻め込まれるウラノ。渡瀬のバックドロップを切り返すと替わったコーディが串刺しラリアットからアバランシュホールド。救出に入った納谷もラリアットで倒してしまう。渡瀬も延髄斬りでやり返すがコーディもセカンドロープからボディープレスを発射。最後はサンダーバスターで勝負あり。
【試合後のコメント】
アントン 安心感がすごい。勝てると思ったもの。俺出なくていいんだ! 俺がもっと出なければ、もっと円滑に勝てたって思ったもの。
ウラノ 全部やってもらえばよかったのに。
アントン 本当に。一人でやってもらえばよかった。安心。
コーディ 一緒に組めばスーパーストロングだ。
アントン これからのコーディさんに期待してください。
――DDTで初めて試合して。
コーディ 私は本当にいい試合がしたかったし、大阪でこんな試合ができて幸せだ。
ウラノ 最後一緒にごんぎつねやったじゃん。
アントン あんま言わないでください。彼はウルフパックのサインだと思っているので。
アントン サンキュー。
ウラノ サンキュー! ごんぎつね!
アントン ごんぎつねってあんま言わない!
第二試合 時間無制限勝負
アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル
プーマと朱崇花でスタート。3番手の赤井が朱崇花にジャンピングミドル。4番手は高梨。朱崇花と赤井は合体ミドルキックを高梨に放つ。高梨を2人で落とそうとしていると5番手でポーリーがリングイン。ポーリーとプーマで連係。ポーリーがまとめてボディープレスもカウント2。6番手は平田。場外戦の中、一人リングでダンス。踊りきったところで総攻撃を食らってしまう。最終入場者はゆに。ゆにを踏みつぶすポーリーにブーイング。ゆにはポーリーとプーマの誤爆を誘い、ウラカンラナをポーリーに決めるとみんなで押さえ込んで王座移動。ポーリーがテーズプレスで高梨を排除。ゆにへのリバーススプラッシュ狙いを平田がドカしてOTRで失格にする。平田がゆにと共闘を見せかけて手刀。エゴイストドライバーを決めて王座移動。赤井のビッグブーツを朱崇花に誤爆させる。赤井は平田にハイキックから丸め込んで王座移動。喜ぶ赤井を朱崇花が丸め込んで王座移動となった。
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
※朱崇花が防衛に失敗、平田が第1413代王者となる。
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
※プーマキングダム。平田が防衛に失敗、プーマが第1414王者に返り咲く。
試合後、赤井がベルトを巻いてあげるフリをして襲い掛かるも朱崇花がかわす。その背後を平田が丸め込んで王座移動。その平田にプーマがトラースキック。カウント2で返されるとプーマキングダムで王座を取り戻した。
第三試合 30分一本勝負
政岡と木下が連係でMAOに攻め立てる。MAOも反撃するとHARASHIMAが木下をコーナー2段目に寝かせてフットスタンプを突き刺す。捕まった木下だがエルボーでHARASHIMAに向かっていく。それでも腹パンやニーリフトで動きを止められてしまうも、串刺し攻撃をかわして串刺しドロップキックで返して政岡とタッチ。救出に入ったMAOとの連係を分断するとHARASHIMAにトップロープ越しのスタナーから、エプロンからトップロープを飛び越えてのエルボードロップ。HARASHIMAもバズソーキックで返すとMAOがジョンウーで続く。政岡はMAOに顔面トラースキック。替わった木下がドロップキックを放つ。吹っ飛ばされたMAOにタッチをしたHARASHIMAが飛び込んでくると雪崩式ブレーンバスター。MAOが出てきてライオンサルトからHARASHIMAのスワンダイブボディープレスはカウント2。しかしトラースキックはHARASHIMAに誤爆。チャンスとみた政岡が飛び込んで木下と連係攻撃。木下のジャーマンはカウント2。HARASHIMAは木下をハイキックで止める。山折り狙いは木下が丸め込むも、カウント2で返したHARASHIMAがバズソーキックから蒼魔刀でフォール勝ち。
第四試合 30分一本勝負
ディーノは「ホモ」、怒鳴門は「バイ」と井上リングアナから説明されての阿鼻叫喚の地獄絵図な入場。彰人はディーノの股間狙いをうまく回避して勝俣に手本を見せる。怒鳴門と対峙した勝俣。怒鳴門には股間に顔をうずめられ、ディーノには足引きされてケツを掘られてしまう。リングに戻されてもコブラツイストの体勢で身体を舐めまわされてしまう勝俣。ディーノにも男色クローを決められ叫びっぱなし。彰人から「受け入れろ!」という檄も飛ばされる中、怒鳴門の正上位+ディーノのナイトメアというヒドイ展開。勝俣は怒鳴門をセカンドロープに引っ掛けて、彰人のエプロンドロップキックを呼び込んでピンチを脱出。彰人は勝俣との連係で攻め立てる。DD砲は彰人と勝俣にコーナーで股間を浴びせると、彰人にはダブルで股間を浴びせる。彰人はディーノのリップロックをかわして怒鳴門に誤爆させるも、2人は喜んでキス。怒鳴門は彰人にリップロックからのDDT。戦況はディーノvs勝俣に。ディーノは勝俣にファイト一発から男色ドライバー狙い。カットに入った彰人にもファイト一発!を放つもフラつく間に松井レフェリーに接触。ディーノのタイツに松井レフェリーの顔を入れて、勝俣がジャンピングハイ。コーナーに登った勝俣に裸の怒鳴門が止めに入るとファイト一発! ディーノのファイト一発から股間にうずめてのコルバタ。ディーノが男色ドライバー狙い。耐える勝俣に怒鳴門が飛び込んで合体男色ドライバー。カットに入る彰人をアンダータイツにしてしまいマックシェイクから逆エビ固め。アンダータイツを脱がして尻をむさぼろうとするディーノに松井レフェリーが止めに入る。ディーノは松井レフェリーにリップロック。松井レフェリーはノーコンテストを裁定。
第五試合 60分一本勝負
O-40選手権試合~リサイクルウェポンランブルデスマッチ
※投げ捨てひまわりボム・オン・ザ・プラケース。初代王者が初防衛に成功。
あらかじめリングに置かれたリサイクルウェポンと時間差で登場するリサイクルウェポンの使用が認められたリサイクルウェポンデスマッチ。リングには古いコーナーポスト2本、イス、ラダー、炊飯器が置かれる。大家はプロテクターを装着し、クーラーとラジカセを手にリングイン。高木はヤゴラの頭部を被り、扇風機を投げ入れるとそのまま大家を攻撃して試合スタート。高木がラジカセの上に大家をボディースラム。まず1番目は道場で使用していた掃除機(2015年)。実際に電源を入れて高木を吸引していく。なんとかかわした高木に掃除機のノズルでチョーク攻撃をする大家。2番目は事務所で使用していたヒーター(2016年)。電源が入ると熱々ヒーターに大家が接触。それで高木は大家をぶん殴り、さらにそれを押さえつける。3番目は使用済プラケースとプラケースのフタ(2019年)。高木と大家でプラケースのフタでチャンバラ。これを高木が制すも、大家もプラケースのフタで一撃。さらにプラケースのフタでぶん殴る。4番目はササダンゴvsイケメン戦で使用した罠(2018年3月25日)。高木が罠で大家をぶん殴り、ドラゴンリングインも罠にハマってしまう。そこに大家がラリアット。5番目はビアガーデンプロレスで飲んだ空缶200個(2019年8月)。大家はひと袋をリング上にブチ撒けるとその上に高木をボディースラム。さらにもうひと袋で殴打からカバーもカウント2。6番目はメカマミーの兵器(2006年)としてジェットスクランダーやドリルやロケットパンチが運ばれてくる。高木はジェットスクランダーを投げるが、かわされて客席へ。最終リサイクルウェポンはDDT電飾看板のT(2009年)。高木がそれを点灯させて拍手が起こる。大家がコーナーに登る高木をプラケースの上に雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、さらにカミカゼでプラケースへ。さらにラジカセを手にしての炎のスピアはカバーが遅れてカウント2。大家はプラケースを手にするとコーナーダイブも高木がスタナーで迎撃。電飾看板へのスピコリドライバ―はカウント2。ならばとプラケースの上に投げ捨てひまわりボムで勝利した。
来年のさいたまSAで「DDT」の電飾看板を玄関に設置!「俺たちはプロレスバカだ!」(大家)
試合後、高木がマイク。高木「大家、四十過ぎて俺たち何やってんだ! これメインイベントじゃないからな! また片付けなくちゃいけないし、このあともいっぱい試合あるんだよ! 今のオマエはバカみたいに輝いているよ! 大家、オマエのことを俺は見誤っていた。オマエは四十過ぎて落ち着いてきたんじゃないかと思ったら、想像以上のバカだったよ! 大家、オーバー40は取れなかったけど、オマエにキング・オブ・バカの称号をやるよ! 昔、プロレスバカという偉大なレジェンドがいたけど、オマエはその二代目だよ! バカだ! バカバカバカ! おい、バカ! 今日ここに集まったバカな皆さんにバカらしい一言をいってくれ!」大家「四十過ぎようが何しようが、関係ないんすよ! プロレスが好きで好きでしょうがない! DDTの選手もみんなそうだけど、今日見に来てくれているファンの皆さんもそうですよね! だからプロレスが好きで好きでしょうがないプロレスバカだから、そういう感じで締めたいと思います!」高木「締めろとはまだ言ってない。一言いわせてくれ。大家、この電飾看板が何か覚えているか? これは2009年、10年前にDDTが初めて両国国技館をやった時に、俺たちは看板を買う金もなかったし、今みたいにLEDも普及してなかったし。だから俺ら、藤岡メガネ、大家健、マッスル坂井、男色ディーノ、HARASHIMA、KUDO、みんなでこの看板作ったんだよ! 今日で壊れちゃった~~! だがしかし! そんなときのためのリサイクルだ! なんでこれを引っ張り出してきたかわかるか? その両国から11年目。来年6月2日にさいたまスーパーアリーナをやります! その時までにこのTをリサイクルして玄関に飾ろうぜ。その時はDとDとTでさいたまスーパーアリーナの玄関に飾ります! じゃあ大家、締めをやってくれ。でも締めたあとは四方向でファイアーやってないから、『FIRE』でお願いします。いいか、こんだけ東京に持って帰るのは忍びないので私と大家健で厳選してサインを入れます! 持って帰れる人はちょっとお金払って持って帰ってくれ!」大家「いくぞー! 俺たちはプロレスバカだ!」その後、2人は売店で一部のウェポンをたたき売りしていた。
【試合後のコメント】
高木 大家、オマエやっぱりさ、バカだな!
大家 バカだなって、昔から知ってるでしょうが!
高木 久しぶりにオマエののはじける姿をリング上で見てうれしかったよ。正直言ってさ、ちょっと前までイサミたちに勢い押されてたり、あと今成革命とかガッツとかにいいようにやられてたけど、オマエ確実に大仁田さんに触れて、その前からいろいろ磁場がおかしくなってるよ。
大家 磁場がおかしくなってるっていうか、元々こうなんだよ! ちょっとなんか人間あるでしょ、浮き沈みが! ちょっと沈んでただけだよ! 高木さん、高木さんって呼んでるけど、今までは部下みたいな感じでやってきたけど、オレは今日学習しました。アンタはライバルだよ、オレは! 冗談じゃねえよ。負けてたまるかよ!
高木 ちょっと待てくれ! ガンバレ☆プロレス旗揚げした段階でオマエはオレのライバルだよ。
大家 確かにそうだけどなあ!
高木 前回の後楽園ホールでオマエ、オレをリスペクトとか、そんなことどうだっていいんだよ! オマエ、確実にあの定例記者会見の時からオレのことを上司でも社長でもなんでもない、ライバルとして見ててくれたじゃねえか。今日だってそうだ。もう1週間、テメエのエンジンがかかるのが早かったらオレは負けてたかもしれない。
大家 だったらまたな、どっかで挑戦してやるよ! O-40が楽しみなんだよ! O-40獲ってよぉ! 四十代以上の元気な人にいっぱ挑戦させたかったんだよ! 望月成晃とか田中将斗とか、大仁田厚とか藤波辰爾とか長州力とか。いるだろうがいっぱい! レジェンドと呼ばれるヤツらが! オレが次このベルト取ったらそいつら全員挑戦させてやる! 挑戦させる立場だぞ! なんでかって、それはチャンピオンだからなんだよ! まだチャンピオンじゃねえけどな! 絶対、高木三四郎! オマエからそのベルト取ってやるから!
高木 またやろうぜ。そして一つ、オマエがやりたい放題好き放題やってる、いろんなやつに好き放題やらせてるガンバレ☆プロレスのリングに興味があるから。いつか一度いってやるからな
大家 来てみろや! めちゃくちゃにしてやる! オマエのプロレス観、全部変えてやる! オレが誰に呑まれるんだ! 俺は大家健だよ! 40年間以上、大家健だ! わかってるか? オマエらもそうだぞ。自分一人ひとりが世界のなかで唯一の自分なんだよ! だから誇り持って堂々と生きろよ! というわけで、コメント終わり!
高木 …おい、アイツ勝手に終わらせやがったぞ。まぇでも大家は本当に強敵でした。ちょっと甘く見てたね。もう少しアイツのエンジンかかるのが早かったらオレは負けてたかも。だけどオレもいろんな四十代の思いを抱えてるから。このベルト、次いつでもいい、誰でもいい。40歳以上だったら誰でもいいよ。誰でもいいから挑戦してこい。覚悟を持ってくるんだったら誰でもいい。東京戻って、9月楽しみにしてるぞ。誰でもいいかな名乗りを上げてこい。わかったな。
第六試合 30分一本勝負
DAMNATIONvsDISASTER BOX!
※ファイアーサンダー
DAMNATIONとノーチラスの対戦。吉村が石川に真っ向勝負。上野は遠藤を人工衛星ヘッドシザースを決める。ロープに飛んだ上野に石川が足引き。客席にジャイアントスイングで投げてしまう。これで形勢逆転。上野がDAMNATIONにローンバトルを強いられてしまう。上野のダイビング・ボディーアタックもキャッチされて投げられてしまうと串刺しラリアット、ジャイアントフットスタンプの餌食に。なんとかカウント2で返す上野はファイアーサンダーをかわしてドロップキックを放ってようやく吉村とタッチ。吉村は石川に串刺しラリアット。さらにショルダーアタックでなぎ倒す。石川もバックブリーカーでやり返すと替わった遠藤が前転エルボー。キャッチした吉村がスープレックスで投げる。吉村が逆水平。遠藤もスリーパーで絡みついたが、吉村は首投げで回避。上野が出てきて10分経過。吉村と連係攻撃。ハイジャック・ブレーンバスターは石川がカット。遠藤は上野と前蹴りを打ち合うとオーバーヘッドキック。戦況は石川vs吉村。石川が強烈なエルボー。吉村もエルボーで返す。すると石川が倍返し。コーナーに登る石川を上野が止める。吉村はエルボー連打から雪崩式ブレーンバスターでぶん投げ、上野がすかさずダイビング・ボディープレス。カットに入った遠藤には吉村がラリアットで排除。石川へのパワーボム狙いは石川がリバースショルダー。ラリアットの打ち合いでは吉村がカウンターで決めるもカウント2。パイルドライバーを決めるもカウント2。正念場は石川が堪える。石川は投げ捨てドラゴンからニーリフト。これは上野がカット。石川が上野を場外に出すと遠藤がサスケスペシャル。リング内では石川に吉村が逆水平もエルボーでお返しされる。このラリーから石川がエルボーで畳みかけ、カミゴェからランニング・ニーリフト。カウント2で返されるとファイアーサンダーで勝利。
【試合後のコメント】
遠藤 さてどうでしたか? 久しぶりのDDT。
石川 ビアガーデン出たから。
遠藤 ビアガーデンは身内だけだから。
石川 やっぱり吉村と上野、すごい才能を感じたし、ああいう若いヤツらとやると自分もまだまだ衰えてられないなって気持ちなんで。清々しい気持ちになりましたね、遠藤さん。
遠藤 はい。
石川 ちょっと思ったんだけど、石川&遠藤、タッグでももうちょっといけるんじゃないの?
遠藤 マジっすか? 今タッグちょうどやってますけど、カリスマとソウマ。
石川 たまにはDAMNATION内対決でも。
遠藤 内対決!?
石川 面白そうじゃないですか?
遠藤 いくんですか?
石川 闘いのベクトルが2人と違うから、面白くなりそうな気が勝手にしてますよ。
遠藤 石川さんと組んでいれば心強いし。ただ、一つ思ったのが石川さんと組むとだいたい狙われるのが自分になる…。
石川 バレました?
遠藤 はい。
石川 ちょっと自分が楽をできるんじゃないかという思いが試合中にフツフツと湧いてきたので。
遠藤 でも最後はほぼ一人で。
石川 でも可能性はあるから。ネクストがあると信じて今日はありがとうございました。
上野 ひじょうに吉村クンが大丈夫じゃないんですけど、今日から我々、DISASTER BOXのノーチラスとして活動していくわけですけども、別に勝つだけがすべてじゃないから。でも勝ちたかった。まあまあ、石川さんと遠藤さん、DAMNATIONの中でも真面目コンビですよ。遠藤さんはチャンピオンになってから試合する機会はそんなにないけど、「これがチャンピオンベルトを持った人か」と感じるし。石川さんは人間の可能性を越えたデカさ。石川さんと当たったら我々強くなった気がしますよね。
吉村 今日は僕が玉砕したわけやけども、これから上がっていこうというタイミングで石川修司と試合ができたことは大きいと思います。
上野 人間が壊れないことを知るというか、逆に壊しにかかられた時に筋肉の力があればケガしないんで。ドンドン、デカくなって、ノーチラス、陥没していきます。
――石川との初対戦は?
吉村 想像以上でしたけど、今このタイミングで、新タッグチーム名を発表した、この大阪大会で石川修司と当たれたのは、ある程度のことなら怖ないよな。
上野 怖いです。
吉村 怖いみたいです。意思疎通をドンドン図っていこうと思います。
なので
上野 吉村クンも怖かったよ。あとは勢いだけだね。もっとスクワットして、ベンチプレスして、ノーチラスしてレベルを上げていきます。
セミファイナル 60分一本勝負
KO-Dタッグ選手権試合
※第66代王者組が6度目の防衛に成功。
樋口は佐々木に「パパだよ」に幻惑されてしまう。エプロンで手を広げる佐々木をイケメンが落として「兄弟!」と樋口に言い聞かせる。串刺し攻撃を狙った樋口家だが、樋口の足は佐々木に捕まれ、イケメンはショルダースルーでリング下に落とされてしまう。ここで場外戦。樋口がリングに戻されてDAMNATIONに捕まり、さらに左脚に集中砲火を浴びてしまう。樋口はツープラトン・ブレーンバスター狙いを切り返して投げてようやくイケメンとタッチ。イケメンは佐々木を排除し、高尾にスワンダイブミサイルキック。場外に出た2人にケブラーダを浴びせる。リングに戻した高尾にスワントーンボムを投下もカウント2。高尾はイケメンにカウンターのドロップキック。コーナー2段目からのダイビング・フットスタンプはカウント2。ジントニック狙いはイケメンが回避。イケメンは延髄斬りで高尾を倒して樋口と交替。樋口は串刺しラリアット。アバランシュホールドはカウント2。高尾は低空ドロップキックからワンツーエルボー。ジャンピングハイからリバースゴリーを狙うが、樋口が切り返す。肩車の高尾がリバース・フランケンから顔面トラースキック。佐々木がダイビング・ラリアットで続く。樋口も頭突きからカナディアンで担ぐも佐々木が回避。樋口が逆水平。投げられそうになる佐々木は左足を掴んで抵抗。樋口は延髄ラリアットからコーナーに乗せると雪崩式フランケン。樋口と合体ぶちかまし。樋口のノド輪からイケメンが肩車になってそのまま2人で佐々木に落下。しかしカウント2。ダブルインパクトを狙うも佐々木が抵抗。樋口をぶつけてイケメンをストップ。樋口を場外に出してイケメンを中吊りにすると高尾がダイビング・フットスタンプ。佐々木がダイビング・エルボーを投下。カウント2で返されるとクロスフェース。これは樋口がカット。合体ペディグリーも樋口がビッグブーツでカットする。樋口は高尾にラリアット。その樋口に佐々木がスピア。イケメンが佐々木にトラースキックからバズソーキックもカウント2。ハイブリッドブラスターをかわした佐々木が佐々木式ウラカンもカウント2。ミスティカ式は途中でイケメンが止めてツームストーン・パイルもカウント2。ムーンサルトは佐々木がかわしてクロスフェース。さらにクロスオーバー・フェースロックで勝利した。
9・29後楽園で彰人と“TVスター”飯野がKO-Dタッグ挑戦!
試合後、佐々木がマイクを取る。佐々木「おい、イケメン! テメエとはこれで1勝1敗だ。この続きは一生やらねえから帰れ! おい、樋口! カズ! テメエなんか俺の息子なわけねえだろ! 騙されてんじゃねえよ、帰れ! ただし、そいつはオマエの弟かもしれねえぞ」イケメンは「兄弟は不滅です!」と言って樋口とともに退場。ここで彰人が駆けつける。佐々木「このへんに俺の抜け落ちた髪の毛が」彰人「佐々木さん、次の……」佐々木「カベジェラか?」彰人「懸けないよ! これ以上懸けたらやばいんだから。そうじゃなくて次のタッグ、僕に挑戦させてください」今林「次は9月29日後楽園大会を予定してます」佐々木「もういいって。返上する」今林「パートナーは?」彰人「もちろん用意してるよ。大物を用意してるよ。僕が用意した大物はコイツです」するとスクリーンにTBSの日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』に出演している飯野だった。彰人「TVスターだ」佐々木「テレビ出てるからって調子に乗りやがって! 俺はあいつをぶっ殺してラグビーのワールドカップに出て、俺がノーサイドゲームに出てやる!」こうして9・29後楽園での彰人&飯野のKO-Dタッグ挑戦が決定した。
【試合後のコメント】
佐々木 イケメン、これで1勝1敗だ。でもアイツとはもう二度と闘ってやんねえ。おい、カズ! 人のことパパ、パパ言いやがって。オレは子供なんていねえよ。子供なんか作ったら借金もっと増えるだろ。聞いてんのか? これ以上話すことはねえ。
――次の挑戦者組が名乗りを上げました。
佐々木 OKも何もあの飯野の野郎、TVスター気取りのあの野郎。ラグビーだったらオレの方が強いんだぞ。1対1でもラグビーでも勝ってやるよ。
――高尾選手は?
高尾 誰だ、飯野って。ラグビーの選手?
佐々木 TVスターだよ。見てないのかよ、ノーサイド・ゲーム。
高尾 知らない。まずラグビーのルール知らない。
佐々木 アイツ台詞1個もないんだぞ。
高尾 じゃあ誰でもいいじゃねえか。
佐々木 日曜夜9時から見てみろよ。
高尾 ポーリーでいいじゃん。ポーリーがやったほうが面白いじゃん。
――台詞のないやつにはラグビーで負けられない?
佐々木 ラグビーで負けたことなんかないよ。
――ちなみにポジションは?
佐々木 俺は6番、フラッガーだよ。こうやるんだよ(高尾に突っ込んでいく)。
――おそらく飯野選手は1列目?
佐々木 アイツ、プロップだろ? デブだから。デブはプロップって決まってんだよ。これは悪口になるぞ。
高尾 全然わかんない。
――フォワード対決と言うことで。
佐々木 フォワード対決。やってやるぞ。彰人は添え物だよ。
――ワールドカップに向けて一言。
佐々木 まずね、第1戦。確かロシア。ここ勝てば弾みがついて間違いなく前回の南アフリカに勝った時にように素晴らしいプレーができると思いますので。みなさんぜひ会場に足を運んでください。
イケメン すみません……。
樋口 いや、こちらこそ。サポートしきれなかった。すまない。
イケメン 今日の試合っていうより、なんかもしかしたらオレ自身がDTにきて調子よく勝ち続けてたから、ちょっと調子乗ってたかもしれない。あと、まだお兄ちゃんでいてくれますか?
樋口 わかった。まぁ正直、たぶん佐々木大輔はお父さんでは…ない気がするんですよ。
イケメン 気がするんじゃないって。ないって。
樋口 でも樋口壮士朗は弟かもしれない。本当にそうかもしれない。Twitterで書いたかもしれないけど、この同時期に同じ樋口姓の人間が2人現れるというのは、何かあると自分は考えているので。もしかしたら樋口二朗さんが本当のお父さんかもしれないし。まだEXTREMEのベルト持ってるでしょ。あきらめないで頑張って。見守ってるから。自分を新しい風だと思って楽しんで。
イケメン 今日のタッグマッチ、取られちゃったのオレだけど気を取り直していいですか。よし! 負けは負け。しゃーない、それがプロレスだと思います。最初っから勝ってどうするんですか、兄弟。
樋口 そうやな、兄弟。
イケメン 思い出はいつも雨。
樋口 そうだね。思い出はいつも雨。
イケメン これからも兄弟でいてください!
樋口 オレも頑張るから、お互い頑張ろう!
イケメン よっしゃー!
彰人 次のタッグに名乗り上げてきたんですけど、パートナーは大物でしょ? ほら、今テレビ出てるし、体も大きいし。大物でしょ。みなさんはもしかしたらボクのパイプのある他団体の人って思ったかもしれないですけど、ボクはそんな他団体の人をぱっと呼んで組んで挑戦なんてしないので。やっぱ自分の仲間を大事にしたいし。今、飯野はあまり試合に出ていないですけど、今、一番フラストレーションを持ってる、かつ今一番勢いがあるのはDDTで飯野雄貴だと思ってるので。やっぱ飯野にもっともっとよくなってほしいし、彼のキャリア2年のなかで3ヵ月ほど試合ができていないっていうフラストレーションはけっこうデカいと思うんですよ。それを一気に爆発させるきっかけをつくらなきゃなって自分の中にあって。ここしかないから。
――試合に出てないマイナスよりもフラストレーションを爆発させるほうがプラスになる?
彰人 やっぱドラマで試合でなくなってから、ちょこちょこ月に1回くらい出てるじゃないですか。彼の試合見てて、定期的に出てた時よりもよくなってるんですよ。たぶんそれって技術云々はそんなに成長はしてないのかもしれないけど、フラストレーション、自分の鬱憤をリング上で出すっていうのはプロレスラーに大事で。彼はそれがすごいいい感じに出てて。ボクとか竹下のなかでは飯野今一番DDTのなかで来てるのかなっていうのがあったので。ここでその技術だけじゃない、気持ち、勢いで一気にひっくり返ってベルトにたどり着くことがあるので。そこに懸けてみたいかなと思います。
メインイベント 60分一本勝負
KO-D無差別級選手権試合
※ウォール・オブ・タケシタ→レフェリーストップ。第72代王者が2度目の防衛に成功。
竹下は素足で登場。序盤は青木が左腕攻めでペースを握る。トップロープ越し、サードロープを使ってのアームブリーカーで壊しにかかる。エルボーのラリーは青木の誘い水か。腕を取ってワキ固め。さらに丸め込むもニアロープ。5分経過、竹下はフィンガーロックを拒否し懐に入り込もうとするが、青木が腕を取り、さらにゴッチ式パイル狙い。堪えた竹下がジャーマンを狙うも青木はロープを掴んで阻止。青木はエプロンから腕を取ってのアームブリーカー。竹下は鋭いエルボーを放つ。これによろめく青木。ロープに振られると場外にそのままエスケープ。竹下はあぐらをかいて挑発。さらにロープをあけて待つ。青木がロープをくぐって再開。竹下はザーヒーでエプロンから落としてプランチャも、青木は待ってましたとばかりに腕を取り、ワキ固めへ。さらに鉄柱に叩きつけていく。青木が竹下をリングに戻してアームクラッシャー。チキンウイング・アームロックは竹下がボディースラムで解除。エルボーを放つも左腕を痛がり、ヘッドバットもフラつく。フルネルソンは青木が取り返す。竹下も取り返してバックを取る。ロープを掴む青木。それでも竹下がぶっこ抜いてジャーマン2連発から押さえ込むもカウント2。竹下はここでサイドヘッドロック。青木がロープに飛ばして腕を取ろうとする。抵抗する竹下にヨーロピアンクラッチ。竹下が回転足折り固めに切り返すも青木はさらにスリーパーで切り返す。これでピクリとも動かなくなった竹下に青木はフロント・スリーパーで再度絞め直す。そこから胴絞めに移行。なんとか息を吹き返した竹下は垂直落下式ブレーンバスターで切り返すもカウント2。ならばとウォール・オブ・タケシタへ。青木も足を取って三角絞めを狙う。竹下がチョークスラムで叩きつけて再度、ウォール・オブ・タケシタへ。松井レフェリーがストップして勝負あり。
竹下の提案で11・3両国はKO-D無差別とEXTREMEのダブルタイトル戦に!
試合後、竹下がマイク。竹下「青木さん、一言だけいいですか? 想像してましたけど、俺たちしょっぱかったですね。僕の今日の塩加減はいかがでしたでしょうか」青木「いい塩梅で」竹下と青木が拳を付け合う。退場する青木に場内から拍手が送られた。竹下「地元大阪で初の無差別のタイトルマッチでした。このタイトルマッチを組んでくれたDDTはもちろん、対戦してくれた青木選手に心から感謝したいと思います。ありがとうございました」今林「次のタイトルマッチは11月3日、両国国技館大会でおこなおうと思います。挑戦者は現時点で決定してません。決定次第発表させていただきます」竹下「決定次第って会社に決められるみたいでなんか嫌で。僕は今回の防衛ロードのテーマは僕が闘いたい選手と闘う。次は両国と聞いて簡単に決められることではないのはわかってますけど、お客さん、そしてDDTに提案したいのは、次の両国はDDTブランドが全員集合するということで、DDTの本当の意味でのトップを決めたいので、KO-D無差別とEXTREMEのダブルタイトルにしてもらえませんでしょうか? 挑戦者話。2人ともチャンピオンで、勝ったほうがベルトを総獲りで。僕のモチベーションは正直EXTREMEのほうにもあるので。シングルのベルトを全部僕が巻いて、DDTを本当の意味で先頭で引っ張っていっているのは僕だと証明したいと思います」今林「9月29日後楽園大会で予定されているEXTREME級タイトルマッチ、王者・黒白“イケメン”二郎vs挑戦者・HARASHIMAvs挑戦者・遠藤哲哉の3WAYマッチの勝者とダブルタイトルマッチをおこなうということですかね」竹下「もしよければ」ここでHARASHIMAがリングに駆けつける。今林APに呼び込まれてイケメン、遠藤もリングへ。この提案を3人とも異論なしとして、11・3両国でのダブルタイトル戦が正式決定した。イケメン「今日は負けてしまったんですけど、ちょっとDDTに来て勝ち続けていて調子乗ってました。明日から気を取り直してこのベルト、9月29日後楽園で守って、悪いけど11月3日のDDTの両国大会を締めるには部外者の俺だ」遠藤「この団体には竹下のイエスマンしかいねえな。だからつまらねえんじゃねえのか? 11月3日、必ずテメエの対角に立ってそのベルトを獲り返して不安定なDDTを見せてやる」HARASHIMA「まずはEXTREMEのベルトを獲ることだけども、竹下の提案を僕はさいたまスーパーアリーナにそのベルトを獲られたことは忘れてない。このチャンスは確実に必ず活かします」3人は退場。竹下「皆さん3人とも好き勝手言ってくれましたけど、11月3日両国が終わればすべての結果は見えてますから。僕は何も言いません。イケメン選手が来ようが、遠藤が来ようが、HARASHIMAさんが来ようが、最後に立っているのは…皆さんのご想像にお任せしたいと思います。ありがとうございます。大阪オクトパス2019、正直、数年前はこの上でやってる時もありました。もう一度、必ずこの上で大阪オクトパスを開催したいと思います。またDDTよかったら見に来てください。今日はありがとうございました!」
【試合後のコメント】
竹下 正直、試合中に…落ちました、ハイ。でも、運よくですね、私がうつぶせになってたものですから、松井さんの反対向いてたんで、4~5秒落ちたと思うんですけど…おそらく、僕の感覚的に。バレずに闘うことができました。タイトルマッチは運も必要ということですな。レフェリーに止められててもおかしくなかった。
――別の技で仕留めにきたのが功を奏した?
竹下 ぶっちゃけ青木さんって仕留める技しか持ってないんで、その緊張感はきょうもそうだし、今までの2戦も常にあるというか。いわゆる様子見がないってことですね。その点は、何しろプロレスラーというよりかは格闘家として、僕もプロレスラーはいち格闘家だと思ってる。格闘家として、1戦目からですけど、学びましたね。だから今日が1戦目だったら、まあいかれてたでしょうね。じつは落ちましたし…。
――場外戦など、闘いの変化は?
竹下 場外にしても誘ってるのか何も考えてないのか、それが読めないんで。でもまあプロレスってそういうもんだなって思いました。そういうもんじゃないですか、プロレスって。次に何が起こるかわからない、一寸先は闇。プロレスのそういうところにワクワクしてたなって。思い出すんですよね、青木さんと闘うと。きょうも思い出しましたけど、ヒジいかれましたし、何より初めての僕、スリーパーで落とされた。初経験、初体験。青木さんは初体験もさせちゃう、竹下幸之介に。一流じゃないですか。
――技がなかなか決まらない展開は普段はそれほどないが。
竹下 よく言われるように、受けの美学。そこもプロレスの面白さなんですけど、これもプロレス、それもプロレス。プロレスの可能性という部分ですよね。僕の永遠のテーマです。プロレスの可能性を広げるという。それが一つ、青木選手と試合するたびに一つ一つ見えてくる。こっちの方向も、こっちの方向もあるんですけど、こっちの方向に関しては青木選手と試合するたびに、可能性が広がっていくということですよね。もうしばらくはやらないと思いますけど。
――拳を突き合わせて拍手のなか帰っていく青木を見て。
竹下 ホントに何度も言いますけど、トップアスリートであり、トップビジネスマン。ホントに一流っすよ。やっぱり世界の青木真也なんじゃないですかね。この間、今日いないですけど大石さんと新木場ビアガーデンの帰り、一緒に帰ってたんですよ。青木選手と大石さんがやりましたから、色々対策練ろうかなと思って話してたら、結局2人で合意したのが、僕もですけど『青木選手との試合すごいね』と言われるんですよ。自信がありなしに関わらず。大石さんもすごい褒められたらしいですよ、周りのレスラーから珍しく。あの大石さんが。でも、僕らも何かが残せてるのかもしれないですけど、結局『すごいね』と言わせる青木さんがすごいんじゃないか説が僕らのなかで出たんですよね。でも、すごそうに見せないのが一流ですからね。僕もまだまだ強くなりますし、青木さんは35歳、36歳ぐらいで僕より10個ぐらい上ですけど、まだまだ強くなると思うので。たまに今後もやりたいと思います。
――11・3両国はダブルタイトル戦になった。
竹下 そうですね、僕、やりたかったんですよ。EXTREMEってずっと縁がなくて。でも、いま僕が可能性を広げたい、もっともっといろんな景色を見たいと言ってるのに、EXTREMEに挑戦したことがない、巻いたことがないというのは何かちょっと違和感覚えてたんですよね。もちろん彰人さんのEXTREME戦線を間近で見ててとくにそう思ったんですけど、僕もそっちにも可能性を広げたいなという。今日の青木戦はこっちとしたら本当にこっちも、まだまだあるんじゃないかな、可能性がという部分で挑戦したい。だから僕も、同等のリスクを背負おうと思って。両国はふさわしいんじゃないかなと思ってたんで。だからこのベルトとダブルタイトルだったら、受けてくれるんじゃないかなと思った次第です。
――フィニッシュについて。
竹下 狙ってはいましたよ。ぶっちゃけ、狙ってましたよ。青木真也に、関節技で取りたい、一本。僕が一番得意な関節技何かと言われたら逆エビだったので逆エビという選択肢だっただけで。腕ひしぎだったかもしれないし、足4の字が得意だったら足4の字だったかもしれないけど、僕の自信のあるサブミッションは逆エビ。それを青木真也にかけたかったし、取りたかった。取れてよかったです。
青木 キャリア通じて初のサブミッションで取られたんじゃないかな。MMA通じて、すべてで初。まあグラップリングは取られたことありますけど、キャリア通じて初めて取られたと思います。
――逆エビで取られたが。
青木 まあ、竹下が裏切ったんじゃないの、お客さんを(苦笑)。竹下が裏切って、よくやったと思います、竹下が。
――闘いも裏切り合いという展開が続いた。
青木 3回目やってみてだいぶお互いつかんだというか、いい流れでうまくできたんじゃないかなと。
――4回目は?
青木 あるんじゃない? 近い将来あるんじゃないかなと思います、彼がここにいれば。
――ベルトが近づいてきてる?
青木 あとちょっとだったかなという気持ちはあるんで。そこだけちょっとしょっぱいじゃなく、もったいなかったなと思いますね。
――竹下選手はスリーパーで落ちたと。
青木 じゃあ俺の勝ちじゃん(笑)。でもちゃんとお互い動けて、お互いいいところ出し合えてよかったなと。
――お客さんの拍手のなか退場したが。
青木 お客さんの声もあるけど、勝てなかったんでね。また次頑張りましょうというか、でも、存在感というか居場所はあるな、というのはありがたいなと思いました。
遠藤 アイツがリング上で言ったこと、両国のメインでKO-Dに挑戦する人間が、EXTREMEの王者。次のホールの勝者、EXTREMEの王者。勝手に決めて、気分が悪いね。周りがイエスマンばっかりだからね。アイツに対してノーという人間がいないから、どんどんワガママになっていく。でも今回だけに限っては、俺にもチャンスが回ってきたから、今回だけはアイツに乗ってやろうかなと思う。前回の大田区で俺がベルトを落として、7月だな。約4ヵ月、俺のなかでは物足りない満足できないモヤモヤがずっと残っていて。ベルトがあった頃のほうが、今考えてみたら、何が起こるかわからないギャンブル的な人生送れてたから、あの頃のほうが楽しかったね。俺の人生を潤わせてくれたということが、失って気づいた。
――王者になったほうが動きが出てくる?
遠藤 チャンピオンというのは狙われる人間だから、やっぱ周りの敵が増えるし、プレッシャーとかそういう言葉は使いたくないけど、丸腰よりは試合に対するプレッシャー、世間に対するプレッシャーとかも増える。いまは丸腰だから、何もベルト巻いてないから、薄っぺらい人生ですよ、言ってしまえば。自宅とゴールドジムを往復する日々。そこに刺激を与えてくれたのがKO-Dのシングルのベルト。やっぱ俺には必要なものだったのかなっていう。
――今日の政岡選手、木下選手との試合は?
HARASHIMA BOYZで一回会ったことがあって。でも実際どんなことやる選手か見てなかったんで、今日初めて当たって、なんかイキがよくてやってて楽しかったですね。あと今日は何よりもメイン後に竹下がEXTREMEのベルトと両方やるみたいなことを言って。まず僕がやるべきことは、今度のEXTREMEのタイトルマッチはまず勝つことなんですけど、それがあったうえで、ダブルタイトル戦というのは闘ううえでの大きなモチベーションだし、竹下にさいたまスーパーアリーナでベルトを取られたというのは忘れてないし、まずはEXTREME。でも着実に目のまえのことをしっかりやって、勝ち上がって、両国も見据えていきたいですね。
イケメン ちょっとワクワクしてきました。気を取り直して、自分にムチを入れて、両国のメインで、しかも相手は竹下幸之介と闘えるというか、闘いたいというか、倒したいというか、ぶっ潰したいというか、とにかく9月29日、HARASHIMA、遠藤哲哉をチャンピオンとして下して、竹下幸之介に勝つ。勝って、DDTから消えてやる!……勝つ、竹下に勝つ。あ、勝ったらチャンピオンだ、消えられねえんだ。でも、俺が変えてやるよ、いろいろ。メチャクチャ楽しみです。