前説
1年半ぶりの広島大会はDISASTER BOXのオープニングコールで幕開け!
1年半ぶりとなる広島大会、昼夜大会の昼の部。今林GMと小菅リングアナがリングに登場し観戦に当たっての諸注意をアナウンス。そして本日メインでThe 37KAMIINAと6人タッグで対戦するDISASTER BOXが登場。メインでの勝利を誓い、3人によるオープニングコールで広島大会が幕を開けた。
オープニングマッチ 30分一本勝負
Eruptionと準烈によるユニット対抗戦。樋口&坂口がキャリアで劣る岡谷を捕まえる展開となる。防戦一方の岡谷だったが、向かって来る樋口を迎撃しランニング・エルボーを決めて逆転に成功。大石に代わるとランニング・フォアアームを連発し試合を優位に進める。樋口のカナディアン・バックブリーカーは大石がパロ・スペシャルで切り返す。樋口はこれを再度カナディアン・バックブリーカーに。これは岡谷がカット。大石から岡谷に代わると、ミサイルキックで飛び込む。得意のブルドッキング・ヘッドロックを狙うと、樋口がブレーンクロー。大石がカット。大石の援護から岡谷がブルドッキング・ヘッドロック、ランニング・ネックブリーカーを決めるがカウント2。岡谷が変形のストレッチプラムを決めるが、坂口にカットされてしまう。追撃を狙う岡谷に樋口がブレーンクロー。一気に絞り上げるとお方もギブアップ。
第二試合 30分一本勝負
男色ディーノ、地元・広島凱旋!お戯れシリーズ第二章
※男色ドライバー
高鹿の入場後、今林GMがリングに上りディーノのことを「現代に蘇った毛利元就! 三本の矢をも折る男!」などと仰々しい前口上で呼び込む。ディーノが入場し喝さいを浴びると、高鹿がマイクを取りディーノに対し「ディーノさんはこの辺が地元じゃない!」「愛媛寄りの広島!」などと言い放つ。これを聞いた今林GMは「地元だって騙してたのかよ! 地元地元詐欺じゃねえかよ!」と激高。高鹿に対し「二度とプロレスの出来ない身体にしてやれ!」といい放ち、高鹿が襲い掛かりゴング。高鹿が優勢に試合を進め、場外にディーノを出すと今林GMが「この詐欺師野郎!」と言いつつストンピング。ディーノが今林GMに向かって行くと「素人に手を出すのか!」などと言って逃げ惑う。リング内に戻ると、ディーノがようやく攻勢に出る得意の男色殺法で高鹿を蹂躙すると、広島パンチ、広島キック、広島ナイトメアを繰り出していく。フィニッシュを狙ったディーノの足を場外の今林GMが引っ張る。ここで逆転した高鹿がバックドロップ、水車落とし。カバーに入るとカウントが進むが、マイクを持った今林GMがカウントを中断させる。そしてあえてスリーパーでディーノを絞め落とすことを指示。高鹿がスリーパーを仕掛けると、マイクを手にした今林GMがディーノに対し「今ここで宣言しろ! 私は広島出身じゃありませんって言え!」と迫る。これに対しディーノは「私は広島……出身……じゃあ!」と叫ぶと突如会場には広島東洋カープの曲が流れ始める。ディーノが立ち上がり、今林GMと高鹿の誤爆を誘うと、今林GMにパイプカッター、高鹿にリップロックから男色ドライバーを決めると3カウント。マイクを持ったディーノは、今林GMと高鹿に対し改めて広島出身としてのプライドを熱く語り「改めて言う、私は広島出身です! あと一つ言っておく、私は小さい頃からカープファンではなく……西武ライオンズファンでした! ありがとうございました!」と叫ぶと会場に西武ライオンズの曲が鳴り響いた。
第三試合 30分一本勝負
大鷲の誘いに乗り、クリスが大鷲とルチャの攻防。飯野と勝俣になると、飯野がハカの構えで勝俣を威嚇しまくる。大鷲と飯野が勝俣を捕まえる展開が続く。勝俣は熱波WER!!式のハカエルボーを狙うも自爆。それでも何とか逆転に成功し、クリスに繋ぐ。大鷲が2人まとめて飯野にタッチ。ハカエルボー狙いはクリスが丸め込み、カウント2。クリスが飯野の背中にダイビング・セントーン。勝俣に代わり、クリスとトレイン攻撃。しかしここで勝俣のドロップキックがクリスに誤爆すると険悪な雰囲気に。クリスが勝俣に逆水平。飯野が勝俣にバックフリップ、そしてハカエルボー。カウント2。飯野が左のラリアットで勝俣を蹴散らし、得意のスピアを狙うが、勝俣は回避。そのまま横入り式エビ固めでガッチリ押さえ込むと、飯野も返せず3カウント。
第四試合 30分一本勝負
序盤は彰人がDAMNATIONに代わる代わる捕まる展開。しかし彰人がドラゴンスクリューを連発で決め逆転に成功すると、岡田にタッチ。岡田が串刺しのエルボーやランニング・エルボーで高尾に迫る。ダイビング・ヘッドバットを放つもカウント2。高尾もディープインパクトを決め、大和に繋ぐ。大和が岡田にスピアからスライディングX。エルボーの打ち合いになるも岡田が打ち勝ちドロップキック。岡田から納谷へ。納谷が串刺しのボディアタックからDDT、スクラップバスターで大和を追い込む。大和がカウンターのゼロ戦キックを決めると、火野にタッチ。火野が逆水平を連発し納谷を攻め立てる。納谷がエルボーを放っていくも火野は逆水平。納谷がキチンシンクを決め、ラリアットを狙うもキャッチした火野は投げっ放しのキャプチュード。それでも向かって行く納谷だが、火野はショートレンジのラリアット、カウント2。火野が納谷をロープに走らせてからラリアットをぶち込むも、納谷はカウント2で返す。ならばと火野が重い納谷を抱え上げ、FuckingBOMBで叩き付けると納谷も返せず3カウント。
セミファイナル 30分一本勝負
異常なやる気を見せるアントンだったが、DAMNATIONの猛攻に遭い防戦一方に。それでもアントンがボーン・トマホークで一矢報いると、パロマに繋ぐ。パロマがラリアットをポーリーに連発するもポーリーは効かない。ならばとコルバタを決めると、パロマはアンダータイツ姿に。パロマが低空ドロップキックから顔面ドロップキック、カバーは佐々木がカット。パロマが佐々木に監獄固めから腰をくねらせる恍惚を決めると、なぜか呼応したポーリーがアントンに恍惚を決める。パロマがポーリーの恍惚をカットすると、ポーリーはテーズプレスで圧殺。ポーリーから佐々木に代わり、パロマがカウンターのドロップキック。そしてアントンにタッチを繋ぐと、アントンがロープに足を引っかけ転倒。ギブアップしかけるも、創作昔話『ごんぎつね』の朗読を懇願。結果揚げ玉ではなく下ネタ。サミングを狙うもあっけなく阻止されてしまう。パロマが飛び込み、ダブルのバイオニックエルボーを決める。アントンがダイビング・フィストドロップを放つも、佐々木がブロック。そこからクロス・フェースロックへと繋ぐとアントンもギブアップ。DAMNATIONが退場するとアントンがマイクを持ち「チクショウ……畜産の“畜”に“生きる”と書いて畜生……。負けた上にこんな姿にさせられちまって、恥ずかしい……。パロマさん大丈夫ですか? パロマさん今日の試合が数カ月ぶりの復帰戦ですよね? それにしては結果はどうあれ、パロマさんの動きだけはキレキレでしたよ!(会場拍手)キレキレでビックリしました。そうですよね?(会場拍手)今日はありがとうございました!」と言ってパロマにマイクを渡す。パロマが「何とかコロナウィルスから回復して、今俺はTバックを履いている……(会場笑)コロナウィルスを俺も舐めてたけどよ、あいつら案外強かった。だけど、俺たちレスラーはこうやってリングでTバックを履いているから、みんなも用心して、あともうちょっとの辛抱だと思うからよ、またDDT広島大会、来てくれ!(会場拍手)」とセミファイナルを締めくくった。
メインイベント 30分一本勝負
DISASTER BOXvsThe 37KAMIINA!
※みちのくドライバーⅡ
DISASTER BOXとThe 37KAMIINAのユニット対抗戦。The 37KAMIINAが巧みな連係攻撃を交えながら、平田を捕まえる。上野の場外プランチャ、MAOのラ・ケブラーダ、竹下のトペ・コンヒーロと場外ダイブの波状攻撃も見せる。苦しい展開の平田だが、MAOにコルバタを決めて形勢逆転。HARASHIMAに繋ぐ。HARASHIMAがチェストーで飛び込む。HARASHIMAがMAOに攻勢に出るも、上野がブラインドタッチを使いダイビング・ボディアタックで飛び込む。HARASHIMAにドロップキックからリバース・スプラッシュ式のダブルニー。突っ込む上野をかわしたHARASHIMAは雪崩式ブレーンバスターを決める。エルボーの打ち合いから、HARASHIMAがバズソーキック。上野もスタンディング式のシャイニングウィザード。両者ダウンし、竹下と吉村にタッチ。竹下はフライング・ラリアット、ブレーンバスターを決めて試合を優勢に進めるが、吉村も串刺しのラリアットからフロント・スープレックス。パワーボム狙いは竹下が堪える。逆に竹下がパワーボムを狙うも吉村はラリアット。竹下は倒れず。ラリアットが相打ちに。ラリアットを狙って走った竹下に吉村は払い腰。ここで吉村がラリアットを狙うと、控える平田がタッチを要求。吉村が渋々平田にタッチ。平田が延髄斬りを決めるも、竹下はすぐに形勢逆転。タッチをしようとするも「何かムカつくなぁ」と言って平田を垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからMAOにタッチ。MAOがカバーもカウント2で平田が返す。MAOがランニング・アッパー掌底を決めると、ここで両チームが入り乱れる展開に。The 37KAMIINAが主導権を握り、平田にスーパーパワーボムを狙うが、平田がこれをウラカンラナで切り返す。平田がMAOを押さえるところにHARASHIMAがスタンディングの蒼魔刀を放つが平田に誤爆。MAOが平田に追撃を狙うも、平田は奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを連発もカウント2。エゴイスト・ドライバーの体勢に入るも、上野がスタンディング式シャイニングウィザードでカット。MAOがみちのくドライバーⅠを決めるが、平田は自力でキックアウト。ならばと続けてみちのくドライバーⅡを決めると平田も返せず3カウント。
エンディング
熱戦を制したのはThe 37KAMIINA! 最後はノーサイドに『TOKYO GO!』でエンディング!
勝利したMAOがマイクを取ると「お久しぶりです、広島―! 帰って来ましたー!(会場拍手)DDTの興行が来るのはだいぶ久しぶりということで、しばらく見ないうちに我々、The 37KAMIINAというユニットを4人でやっております! 皆さんご存じ熱波WER!!ですね! 大丈夫でしたか? ついて来れましたか? ということで昼の部、たのしんでいただけたでしょうか?(会場拍手)じゃ、夜の部も楽しんでいってもらいたいなーというところなんですけど、何かもっと爽やかな人が爽やかなことを言いたそうな気がするんで、言ってもらえますかー!」とHARASHIMAにマイクを渡す。HARASHIMAは「凄い無茶ブリするね(笑)久しぶりに広島来ました! 本日は沢山のご来場ありがとうございます!(会場拍手)夜もありますんで、楽しんでいってください! 平田はこんなですけど、彼なら大丈夫です! 色々喋りたいけど、マイクは勝った人たちに託します!」とMAOにマイクを戻す。するとMAOが「みんないつものアレ見たいか―! よし、いつものアレだぞー! いつものアレいきますよー!」と叫ぶと、「いつものアレとはこれのことである!」と言って平田メガネを手にすると、竹下と上野が死に体の平田を無理やり抱きかかえる。そして無理矢理平田メガネを装着させると、『TOKYO GO!』がヒット。一度はダウンした平田だが、何とか立ち上がり、よろめきながらダンス。吉村以外の両チームの面々が一緒にダンスを踊ると、平田は再びダウン。The 37KAMIINAの曲が流れ、The 37KAMIINAが退場する中、リング中央で平田が大の字になる中退場のアナウンスが始まった。
【試合後のコメント】
HARASHIMA 久しぶりの広島大会、客席の待ってました感もあって、その中で試合出来て良かったです。メインで6人タッグで、あっちのチームにはKING OF DDTトーナメント勝ち上がってる選手いるんでね、そこともやりながら。試合も久しぶりの広島のお客さんの前で楽しく出来ました。
――竹下選手とは大阪でのタッグ選手権もありますが?
HARASHIMA タッグありますね、彼は意識してたのかな? KING OF DDTも勝ち上がってるし、タッグの大阪もあるし、これからもガッチリやっていきたいと思います。
――The 37KAMIINAの連係の良さは感じましたか?
HARASHIMA 感じましたね。タッグになったら連係もしてくると思うんで、熱波WER!!ってやつには気を付けたいですね。
――ペースを乱される?
HARASHIMA 逆にやり返したら向こうもひるんでたんで。不思議なパワーがありますね。タッグに関してはピッサリいきますよ。ピッサリ!
竹下 久しぶりの広島大会楽しかったですね。まだ昼の部が終わっただけですけど、夜の部がありますけど。
MAO 待ってたーって感じ伝わってきましたよ。
上野 みんな熱波WER!!を求めてたね。
勝俣 今日も熱波WER!!な一日だったね。
竹下 セコンドにおる勝俣さんに振り回されたね。
MAO 確かに。
竹下 プロレスが強いね。
上野 あれが一個崩れたら負けてたね。
勝俣 司令塔としてね。やっぱり俺は全部見えてるわけじゃん! 状況を。そういうところで力になれたらいいなと。
竹下 そんなThe 37KAMIINAですけど、僕とMAOさん次の後楽園でね、シングルマッチするんで。最近だとD王GPで昨年末に当たったんですけど、あん時左腕怪我してて本調子じゃなかったし。若干スランプで楽しく試合出来なかったんで。次は楽しく試合が出来たらいいなと。
MAO 前回のD王は肩が上がんなかったんですけどね。
竹下 お互いあの時よりコンディションいい。
MAO 今日の肩の上がり見ましたか? 調子よかったっす、今日。
竹下 お互い勝ち上がりたい気持ちはあるけど、その日の何試合目かわからないけど、一番を目指していきましょうよ。
MAO 勝っても負けてもThe 37KAMIINAのためになる、それは確実なんで。凄い楽しみです。
勝俣 決勝は4人で闘うもんね。
上野 何言ってんだよ。
MAO よし、決勝は4人で会おう!
竹下 決勝で会う頃には俺らタッグベルトも巻いてるから。
勝俣 そうだ。
竹下 (KING OF DDT決勝は)7月のホールやから。
MAO じゃ4人でタッグ獲りましょう。
勝俣 そうだね!
上野 みんなでね。
――今日のフィニッシュはMAO選手のみちのくドライバーⅡでしたが、竹下選手も警戒する?
竹下 警戒してますけど、僕はデビュー戦からエル・ジェネリコのみちのくドライバーⅡを食らった男として、みちのくドライバーⅡだけは何としても返しますよ。あれから僕はプロレスキャリア始まりましたか。
上野 読み合いしないで。仲良くしてよ。
竹下 仲良くはしますよ。
上野 MAOさん変な感じになっちゃった。
MAO 奈良さんも困っちゃった。
――MAO選手としてはあの角度で竹下選手にも?
MAO そうですね、エル・ジェネリコは海外インディー式のみちのくドライバーⅡなんで、私は日本のみちのくドライバーで(笑)
竹下 こだわりのね。
竹下&MAO&勝俣 はははは。
上野 ほら、そうやって聞くから変な感じなった。
MAO こだわりを持ってやります、ということで。じゃ最後は広島がバク沸きしたあれでやりますか! 4人でタッグベルト巻いて、4人でKING OF DDT決勝行くぞ!
4人 ねっ、ねっ、熱波WER!!