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DDT goes LAS VEGAS!

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DDT goes LAS VEGAS!

日時2025年4月18日
開場アメリカ・ネバダ州パームス・カジノ・リゾート内パール・シアター
  • ★大会ハイライト★

  • UNIVERSAL王者・鈴木みのる、ヨシヒコの関節技に苦戦も米国でV1!「次、相手するのは男色ディーノだ」

     4月18日(日本時間19日)、米ネバダ州パームス・カジノ・リゾート内パール・シアターで「DDT goes LAS VEGAS!」が開催。DDT UNIVERSAL王者の鈴木みのるが挑戦者ヨシヒコの関節技に苦しみながらも勝利して初防衛に成功。次期挑戦者に男色ディーノが浮上した。

     戦前、「ただの人形だろ!」とヨシヒコのことを一笑に伏していた鈴木。開始早々、張り手、キック、パンチ連打も、ヨシヒコがDDTで逆襲。さらに場外ダイブも鈴木にかわされる。場外で鈴木は壁、客席に放り投げ、鉄柱に頭部をぶち当てるとヨシヒコは大流血。リングに戻ると、鈴木はアキレス腱固めで締め上げた。ところが、ヨシヒコはアンクルロック、ワキ固めと相手のお株を奪う攻めで、鈴木はなんとかエスケープ。鈴木はスリーパーからゴッチ式パイルドライバー狙いも、ヨシヒコは輪廻転生で切り返しカウントは2。さらにヨシヒコは変形腕十字もエスケープ。ヨシヒコはトップロープからダイブして輪廻転生を狙うが、踏ん張った鈴木はゴッチ式パイルドライバーをガッチリ決めて3カウントを奪った。試合後、鈴木は握手を交わすも、ヨシヒコを放り投げた。

     バックステージで鈴木は「アメリカ人はバカなのか! たかだか人形に何で、ギャーギャー騒いでんだよ。ただ相手がどこの世界チャンピオンだろうが、どこの力自慢だろうが、どこの人形だろうが、俺のほうが強いんだ」と吐き捨てた。そして「次、俺の相手するのは男色ディーノだ! かかってこい!」とベルトを掲げてアピール。ディーノとは5・25後楽園での一騎打ちが決まっており、この一戦がV2戦になる機運が高まった。

    かたや、王座奪取ならなかったヨシヒコは何を聞いてもノーコメントだった。


    新たな道に進んだMAOがTAKESHITAに惜敗も前を向く!「新日本のBOSJで優勝して、IWGPジュニアを狙いにいく!」

     The37KAMIINAを脱退し、KANONと新ユニット「STRANGE LOVE CONNECTION(S.L.C.)」を結成したMAOが、 DDT&AEW&新日本プロレスの3団体所属でNEVER無差別級王者KONOSUKE TAKESHITAとの一騎打ちで惜敗するも、新日本の「BEST OF THE SUPER Jr.」(5・10千葉で開幕)での優勝を誓った。

     かつてThe37KAMIINAでともに戦った両雄は、2023年9月24日の後楽園大会以来、1年7ヵ月ぶりのシングル戦となった。

     MAOがドロップキック、サッカーボールキックを叩き込めば、TAKESHITAはパワーボム、パンチ連打。MAOはラ・ケブラーダ、花道からのトペ・コンヒーロを発射。激しいエルボー合戦から、MAOが旋風脚、居合いキックを見舞う。TAKESHITAはエプロンで人でなしドライバー一閃。さらに投げ捨てジャーマン、ラリアットでカバーも、すり抜けたMAOがラリアット。続けてフェニックススプラッシュ狙いも不発。ここでTAKESHITAは一気にエルボー、ワガママ、レイジングファイヤーとたたみかけ、善戦したMAOを退けた。

     バックステージでMAOは「相変わらずデカかった。俺もデカくならなきゃ。体じゃないよ。存在感、人間。TAKESHITAさんに続き、新日本に殴り込みをかけるわけですが、俺もただ出ましたじゃ終わんねぇ。
    『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝して、IWGPジュニアを狙いにいかないと。その先でもっとDDTに還元しなきゃいけない。俺が世界中回って頑張ってるのも、米国に連れて来てるのもDDTを広めようと思ってやってきてるから。今日も満員にしたかったし、レッスルマニアウィークで競合が多いなか、DDTが一番を目指さなきゃいけないし、それができるポテンシャル持ってると思ってるんで。DDTの選手はレベルが高いし、もっと評価されるべき団体だと思うし、TAKESHITAさんが証明してくれてるし、俺も続いて証明していくし。DDTをドラマティックなものにしていかなきいけない。絶対に成し遂げたいと思います」と前を向いた。

     TAKESHITAは「この一週間で棚橋弘至、ブロディ・キング、ウィル・オスプレイ、石井智宏、ロッキー・ロメロ。今日のMAO、明日は青木真也&山下実優。3団体所属、後戻りできない。覚悟してるから。竹下幸之介のプロレスを世界中で見てもらう。まだプロレスが行ったことない世界に、そこまで羽ばたかせるから。プロレス背負ってるから」と語った。そして「MAO、先輩から最後のアドバイス。MAOを応援してる人たちを大切に。最後に守ってくれるのはその人たちだから。否定的な人を肯定的にする必要はない。そこにエネルギー使うなら、まだプロレスを見たことない人たち、まだDDTを見たことない人たち、まだMAOを見たことない人たちを味方に変えて。そこにエネルギー使って。5月楽しみにしてるから」とエールを送った。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

    • WIN

      スターボーイ・チャーリー

    VS

    VS

    8分58秒

    体固め

    ※シューティングスターボーイ・プレス
  • 第二試合 30分一本勝負

  • 3WAYタッグマッチ

    • LOSE

      ダン・ザ・ダッド

    • コーディ・レイン

    VS

    VS

    13分7秒

    クロスフェース・ロック

    ※もう1組は渡瀬瑞基&翔太。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    • WIN

      サンタナ・ジャクソン

    VS

    VS

    9分37秒

    エビ固め

    ※ムーンウォークDDT
  • 第四試合 60分一本勝負

  • wXw統一世界レスリング選手権試合

    • WIN

      <王者>

      1コールド・マンダース

    VS

    VS

    9分秒33秒

    体固め

    ※ラリアット。第32代王者が防衛に成功。
  • 第五試合 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ

    • グリンゴ・ロコ

    • マーカス・マザーズ

    • LOSE

      タイラー・ベイトマン

    VS

    VS

    13分37秒

    片エビ固め

    ※ウェインズワールド
  • 第六試合 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ

    • LOSE

      ティモシー・サッチャー

    VS

    VS

    9分20秒

    エイオキクラッチ

  • セミファイナル 60分一本勝負

  • DDT UNIVERSAL選手権試合

    • WIN

      <王者>

      鈴木みのる

    VS

    VS

    15分10秒

    体固め

    ※ゴッチ式パイルドライバー。第18代王者が初防衛に成功。
  • メインイベント 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ 

    17分24秒

    片エビ固め

    ※レイジングファイヤー
  • MAOがNEVER無差別級王者・TAKESHITAに肉薄も惜敗! 決意新たに新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.」へ!

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