“カリスマ”佐々木大輔がDDTで同じ時代を生きた石川修司、石井慧介との3WAY戦を制しO-40王座V2! 「俺たち3人がベスト・オブ・インディーだ」
DAMNATION T.Aの“カリスマ”佐々木大輔が7月2日、東京・新宿FACEで自身のプロデュース興行「CHARISMANIA Ⅳ」を開催した。佐々木はDDTで同じ時代を生きた石川修司、石井慧介との3WAY戦を制して、O-40王座の2度目の防衛に成功した。
「CHARISMANIA」は2024年11・6新宿で初開催。その後、2025年6・18新宿、同年10・2後楽園ホール(佐々木大輔デビュー20周年記念大会)を経て、1年ぶりに新宿に戻ってきた。
佐々木にとって、石川はともにDAMNATIONを立ち上げた仲でKO-Dタッグ王座も戴冠した。石井とは切磋琢磨してきた間柄だ。
試合が始まると、石川が場外で佐々木をジャイアントスイングでぶん回した。リングインすると、石川が佐々木にダイビング・フットスタンプ。石井が石川にプランチャを繰り出した。佐々木は石川をクロス・フェースロックで捕獲すると、同時に石井をヘッドシザースで絞め上げるテクニックも披露。石井はエプロンで佐々木にジャーマンを決める荒技。石川が佐々木にチョークスラムを見舞うと、佐々木が石井に投げ捨てドラゴン・スープレックスを敢行するなど、3WAY戦らしく、目まぐるしい攻防に。石川が石井を肩車状態にすると、佐々木がダブルインパクト。石川が佐々木にスプラッシュマウンテン狙いも、石井がニールキックで阻止。石井が佐々木に胴回し回転ボムもカウントは2。佐々木は石井をレフェリーにぶつけると、その死角を突いて石井に急所蹴り。すぐさま、佐々木がミスティカ式クロス・フェースロックに入ると、クロスオーバー・フェースロックに移行してタップを奪った。
佐々木は「石井ちゃんよ、40過ぎても相変わらず、むちゃくちゃな技をするな。20代、30代は結構やったな。40代もまだまだいけるな、俺たち。40、50、60、80くらいまでキープしといてくれ」と言って、石井とガッチリ握手。そして「巨人さんよ、俺と巨人さんでDAMNATION作ったのは10年くらい前か。あれから10年。40、50、まだまだいけるな。巨人とDAMNATIONやってた頃は楽しかったな。昨日の夜、一人で思い出に浸っちまってよ。またあんときみたいに歌ってよ」と言い、石川が歌おうとすると、佐々木がマイクで石川の頭を殴打。佐々木は「てめえが歌ったら、あの頃みたいに戻っちゃうじゃねえか。たぶん、CHARISMANIA、新宿FACEは最後だ。プロレスラーになる前に、そこで見て。プロレスラーになって、20代、30代、今は40ちょっと。ここでむちゃくちゃしてきたけど、新宿FACEがなくなるってことは、めちゃめちゃできる場所がなくなっちゃうかもしれないけど、俺は40、50、60、70、90、105歳くらいまで、歌舞伎町を走り回ってめちゃくちゃしてやるから。俺が90くらいの頃には新しい新宿FACEもできてるだろ」と新宿FACEへの思いを吐露した。
バックステージで佐々木は「CHARISMANIAは4回目だ。4回目にして最終回の危機だな。新宿FACEがなくなる。新宿FACEはなくなるけど、O-40のベルトはある。だから、最終回の危機じゃないかもしれないな。俺は東京で生まれて、東京で育って。この歌舞伎町って街のすごさ、汚さっていうのは誰より分かってる。このきたねえ街にプロレス会場があるのが最高だったんだよ。そこで最後に一発、CHARISMANIA、O-40できた。それは満足だ。今年は米国行ったり、カナダ行ったり、スーパージュニア行って。いろんなメジャー級の選手から、わけ分からない奴とやってきたけど。石川修司、石井慧介、言葉は違うかもしれないけど、俺たち3人がベスト・オブ・インディーだ。俺たちはインディーだ。インディーで激しく楽しいプロレスやって。これはほかの奴らにはマネできないだろう。俺がやりたいのはインディーのプロレスだよ。それがCHARISMANIAだ。次、開催場所、決まってないけど、日本武道館でやるかもしれないし、東京ドームでやるかもしれない。けど、このCHARISMANIA、新宿FACEでやってることの延長だ。どこでやっても俺たちはインディーだ。インディーのプロレス愛を見せ続けるぜ」とこだわりを見せた。
EXTREME王者・岡谷英樹が“ハードコアのスペシャリスト”宮本裕向とドロー防衛! 石田有輝が髪の毛をかけて7・26後楽園で挑戦へ
DDT EXTREME王者の岡谷英樹が“ハードコアのスペシャリスト”宮本裕向とドローで辛くも3度目の防衛に成功した。次期挑戦者には石田有輝が名乗りを挙げ、7・26後楽園で「ベルト・コントラ・カベジェラ」で挑むことが決まった。
岡谷は6・21名古屋で宮脇純太を破りV2を果たすと、次期挑戦者にはボスの佐々木が宮本を指定した。佐々木は2017年に同王座を宮本に奪われたことがあり、佐々木自身がリスペクトする選手。岡谷は2023年8・29上野で宮本とテーブルクラッシュマッチで一騎打ちを行い、宮本のファイアーサンダーでテーブルクラッシュされ、下の池に転落させられた苦い過去があり、王者ながらリベンジをかけた一戦となった。
ルールは王者が指定できるが、岡谷は「有刺鉄線ボードクラッシュマッチ」を希望。これは場外カウントなし、反則裁定なし、レフェリーが特に危険とみなしたもの以外、全ての凶器の使用が認められるハードコアルールを採用。3カウントフォール、ギブアップでの決着はなく、相手選手を使って有刺鉄線ボードを破壊した場合に限り勝利となる試合形式。
ステージ席の通路に、4脚のイスを立てて有刺鉄線ボードを置いた状態で試合がスタート。両者がそのボードに落とし合う展開に。岡谷がボードをリングに入れると、投げ合いに発展。今度はエプロンの角にボードを立てると落とし合いに。宮本が豹魔殺し、ボード上に高角度パワーボム。さらに宮本は4つのイスにボードを設置し、雪崩式フランケンシュタイナー狙いも、岡谷が踏ん張った。宮本が場外にイスを立てて、ボードを設置。両者、有刺鉄線を頭に巻いてヘッドバット合戦。ステージ席側のフェンス上でエルボーの打ち合い、さらに張り合うと2人は同時にボードに落ちてクラッシュしたため、裁定は引き分けとなった。
岡谷は「宮本裕向! 相変わらず頭どうかしてんじゃねぇか。忘れてねぇぞ、3年前、上野恩賜公園の池に突き落とされたの。今日はドロー。防衛したけど、おまえには勝っちゃいねえ。次は6年後にやろうやんけ。それまで元気でいろよ」と将来的な再戦を突きつけた。
宮本が退場すると、入れ替わるように石田が脱兎のごとく走ってきてリングインし、「俺は変わるんだ。だから、おまえの持ってるEXTREMEのベルトに挑戦させろ!」とアピール。フロント・ハイキックを叩き込んだ岡谷は「変わりたい、変わりたいって、何も変わってねぇぞ。何の実績もないお前に負けたところで、お前は何も失うものねえだろ!」と突き付けた。すると石田は「髪かけるよ! 半端な覚悟で来てねぇんだ。俺は何もねえけど、髪かけるから挑戦させてくれ!」再度要求。これを聞いた岡谷は「てめえの髪? 相撲やってたんだろ? それなりの価値があるってことだ。だったら受けてやる。でも俺は髪かけねえよ。俺がかけるのはこのベルトで十分。同じくらいだろ」と受諾。これにより、岡谷はベルト、石田が髪をかけることでタイトル戦が決定した。
バックステージで岡谷は「防衛したけどドロー。チャンピオンとして情けねえ。宮本裕向はめちゃくちゃ実力あるよ。どんだけ俺が上にいってるか分かんねえけど、6年後やったら確実やろ。それまで元気にせぇな」と話した。そして「石田、変わりたい? まあいいよ。俺が2年前、このベルトに挑戦するときに言った。“このベルトで同じ世代の奴らと防衛してやっていきたい”。お前の髪がどんだけ価値があるか分かんねえけど、やったるわ。お前もユニットなくなって、かけるのは髪だけやろ。死ぬ気で来い。何もなくなって、全部失ってからだぞ。そこからが本番や、覚悟せえ」とコメント。
宮本は「引き分けは防衛ですから。久々に刺激ありました。DDT EXTREME、僕も巻いたベルトなんで、久々にタイトルマッチできて光栄でした。次ちゃんと準備して、6年後に挑戦しますから。岡谷がそう言ったんで」と次の機会を伺っていた。
挑戦が決まった石田は「今日変わるための第一歩を踏み出せました。俺にはもう何もないよ。俺にはもう髪しかない。これをかけてやってくれるって、岡谷には感謝してる。全然負ける気はないから俺は勝つだけ。この髪を守るし、絶対にあのベルト獲ってやる」と悲壮な決意を固めていた。




















































































































































