★大会ハイライト★
D GENERATIONS世代による「MUSCLE&」はサプライズ満載! 里村明衣子所長、エル・デスペラードが電撃“参戦”!
10月1日、東京・後楽園ホールで「MUSCLE&」が開催。ファンの想像を超えた衝撃の展開、サプライズ満載で幕を閉じた。
2004年10月にマッスル坂井が通常のプロレス大会とは一線を画したエンターテイメント興行「マッスル」を旗揚げ。2020年1月にメンバーを入れ替えた「まっする」がスタートしたが、2022年9月に「まっする」シリーズは終了した。8・30後楽園大会で髙木三四郎がスーパー・ササダンゴ・マシンにD GENERATIONS(DGS)メンバーと武知海青(THE RAMPAGE)による「まっする」的な大会のプロデュースを厳命し、「MUSCLE&」が開催されるに至った。ところが、武知は体調不良により欠場となり、平田一喜が「武知役」で出演することになった。
まずはビジョンで大会前に行われたミーティングのもようが流され、これはKO-D無差別級王者になるための「チャンピオンシップ研修」になることを説明。佐藤大地はDGSではないKANONが参加していることに異議を唱えていた。
オープニングで研修の対象はデビュー8年以内の選手で、アイドルレスラーコース、極悪レスラーコース、ミステリアスレスラーコースに分かれることが発表された。そして、日本チャンピオンシップ研究所の所長として、センダイガールズプロレスリング代表で元KO-D無差別級王者でもある里村明衣子氏が紹介された。
まず、アイドルレスラーコースに振り分けられたのはKANON、正田壮史、葛西陽向、イルシオンの4選手で、ヒールのイルシオンは反発しつつも、専任講師・里村氏の指導の下、スパーリング。里村氏は正田と葛西に「歌って踊れるアイドルレスラー」を目指すことを指示し、ユニット名は「爆発男子」と命名された。
続いて、極悪レスラーコースに参加したのは武知(平田)、高鹿佑也、須見和馬、石田有輝、大地、稲畑誠己の6選手。専任講師は上野“BADASS”勇希で、スパーリングが始めると岡谷英樹も入って武知と合体。
最後にミステリアスレスラーコースに現れたのはビエント・レバンテ、To-y、夢虹の3選手。To-yはグレート・コジの時のペイントで、夢虹はエル・ユニコーン時代のマスク、コスチュームで登場。専任講師はまさかのエル・デスペラード(新日本プロレス)でスパーリングが始まったが、極悪レスラーコースの面々が乱入。武知が背後から手刀で里村氏をダウンさせると、場内が暗転。照明が明るくなると、里村氏がバラバラになってしまい、そのパーツは極悪レスラーコースのメンバーの手に。
ここで、極悪レスラーコース軍がアイドルコース&ミステリアスコース連合軍との全面対抗戦を提案。アイドルコース&ミステリアスコース連合軍が勝てば、パーツを一つずつ返すという。里村氏が復活しなければ、仙女は崩壊してまう。仙女はCyberFightが運営する動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」の人気コンテンツであり、会社としても一大事で、アイドルコース&ミステリアスコース連合軍はパーツ奪還が至上命題となった。
先鋒戦は夢虹vs石田。石田はイスを駆使するなど、悪の素質を開眼するも、夢虹がフェニックス・スプラッシュで制し、里村氏の胴体を取り戻した。
次鋒戦はTo-y&イルシオンvs高鹿&稲畑。To-yとイルシオンは好連係を見せ、To-yの毒霧から、サンドイッチ式トラースキックで稲畑を葬り、里村氏の両手を取り返した。
中堅戦はデスペラード&ビエントvs上野&須見で、なにげにデスペラードと上野の夢の対決が実現。デスペラード組は上野組の誤爆を誘い、ビエントがスクールボーイで須見を丸め込んで勝利。里村氏の右足を奪い取った。
副将戦はKANONと大地の一騎打ち。ヘビー級同士のド迫力の攻防となったが、佐藤がかきむしるなど要所で反則も交える。KANONがラリアット、大地がミドルキックで追い込むも10分時間切れドローで、アイドルコース&ミステリアスコース連合軍は里村氏の肩パッドを取り返せず。
こうなると、大将戦でアイドルコース&ミステリアスコース連合軍が勝っても、パーツ総獲りが不可能になるため、今林久弥事務長が極悪レスラー軍に大将戦で全パーツをかけてもらうよう土下座で懇願。正田と葛西の歌「“&”GENERATION」を聴いた上野が「個人的に数年前のことを思い出した」と了承し、大将戦(正田&葛西vs岡谷&武知)に全パーツがかけられることになった。
大将戦は両軍が乱入する乱戦となり、岡谷が合図すると、正気を失い目が変わった正田が裏切って葛西に急所打ち。正田は肩パッドをして、里村氏の得意技だったスコーピオ・ライジング一閃。岡谷が垂直落下式ブレーンバスターを見舞い、足で踏んづけて葛西からピンフォール。正田は肩パッドを外し、ほかのパーツがあった所に置くと、全パーツが揃ったことで里村氏が復活することに…。
無事、戻ってきた里村氏はこれは「卒業実習」だったと明かし、各コースの主席として、アイドルレスラーコースで葛西、ミステリアスレスラーコースでビエント、極悪レスラーコースでは裏切った正田が選ばれた。そして、里村氏は主席のご褒美として、KO-D無差別級王座へ挑戦してもらうことを発表。王者のMAOはサイン会のため来場し、バルコニーから試合を見ていたが、「皆さん、見たいですか? 見たいと言われたらやるしかないですよね」と発言。今林事務長は「11月3日、両国で防衛戦決まってるんですよ。もし負けてカード変わったら困るでしょ」と困惑も、MAOは「勝ちゃいいんでしょう」と承諾。CyberFight彰人取締役が「僕が全責任を持ちます」とOKサインを出して、まさかまさかのKO-D無差別級王座戦(4WAYサバイバルマッチ)が緊急決定した。
まさかの緊急決定試合でMAOが正田壮史、ビエント・レバンテ、葛西陽向との4WAY戦制し、KO-D無差別級王座V5!「お前らが主役だから、俺なんかに主役取られないでくれ」
緊急決定試合として、KO-D無差別級選手権サバイバル4WAYマッチが行われることになり、王者MAOに、アイドルレスラーコース主席の葛西陽向、ミステリアスレスラーコース主席のビエント・レバンテ、極悪レスラーコース主席の正田壮史が挑戦することになった。ビエント、陽向は同王座初挑戦。
試合予定のなかったMAOはコスチュームを持ってきていないため、ジーンズのままで登場。MAOがビエントにミドルキック連打。ビエントが正田にトペ発射。MAOは陽向を抱え上げると、場外の2人に投げつけた。MAOと正田が2人で陽向に雪崩式ブレーンバスター。MAOがグーパンチを叩き込めば、陽向もグーパンチで返した。正田が正田のチカラKOBUムキムキで陽向から3カウントを奪い、陽向が失格。
MAOとビエントがエルボーの打ち合い。MAOがビエントに旋回式垂直落下式ブレーンバスターもカウント2。正田がMAOにミサイルキック、ビエントにマンブリ。3人でハイキックの相打ち。今大会を最後に右ヒザの手術を受けるビエントは正田にミドルキック連打も、ヒザの痛みで踏ん張れず。正田がビエントに急所蹴りから正田のチカラKOBUムキムキもカット。MAOが「外道クラッチからブリッジするやつ」で丸め込んで3カウントを奪い、正田が失格。
MAOとビエントの2人残りとなり、MAOはミドルキック連打。容赦なく、ビエントが痛めていいる足にドラゴンスクリュー、ヒザ十字。ビエントは必死のエルボーを叩き込むも、MAOはローキック連打。みちのくドライバーⅡも2カウント。必殺の居合いキックを叩き込むと、ビエントがダウン。なんとか立ち上がろうとしたビエントだが、再び倒れてKO負け。MAOが5度目の防衛に成功した。
MAOが先に退場すると、スーパー・ササダンゴ・マシンは「皆さん、最高にマッスルで、最高にプロフェッショナル・レスリングでした。めっちゃ押しました。でも、めっちゃよかった。最高!」と感激のマイク。最後は正田、ビエント、イルシオンが「3、2、1、マッスルマッスル、アーンド、マッスル!」でエンディングとなった。
バックステージでササダンゴは「面白いものになったと思います。DDTでなきゃできないプロレスなんじゃないかと思います。いろんなプロレス、団体があるなかで、今回、里村さん、(エル・)デスペラードさんに手伝ってもらって、いい勉強、経験になったと思います。これから続けていけたらいいと思ってます」、彰人は「今回欠場になっちゃった武知(海青)さん、瑠希也。完璧な状態で、もう1回チャンスください」と話した。
所長を務めた里村は「ありがたい役をいただいて、すごい難しかった。セリフ覚えられないですし、DDTの皆さんがいかに経験を積んで、超プロだなと思って! DDTの皆さんはこういう舞台にも長けてる。本当にいい経験をさせていただきました。DDTの皆さん、すごいです!」とコメント。
スクランブル防衛戦となったMAOは「狂ってやがる、この団体! 不可解なサイン会あると思ったら、チャンピオン、チャンピオンって言い始めて、雲行きが怪しいなって思ってたらこれだよ。正田もビエントもいつか正攻法でベルトにたどりつけると思ったよ。葛西はまだ遠いかもしれないけど、あとは覚醒するだけじゃないか。まだ俺は11年目のペーペーだから、挑んでいかなきゃいけないから。(11・3)両国はクリス(・ブルックス)に挑んでいきます。あくまでDジェネ世代のMUSCLE&なんで、まっする世代の私は出る幕はないと思ってますけど、必要とあらば来ます。ただお前らが主役だから、俺なんかに主役取られないでくれ」と語った。
オープニングVTR
第一回顔合わせとして会議室に集められたD GENERATIONS with KANONだったが、今回の「MUSCLE&」はこれまでのように台本がないという衝撃の事実が告げられる! そして、その代わりにDDTのチャンピオンになるためには必修だという「チャンピオンシップ研修」を受講することに! その研修は外部の「チャンピオンシップ研修所」が実施するというが……?
チャンピオンシップ研修オリエンテーリング
2時間半(予定)に渡るチャンピオンシップ研修がついに開始! アイドルレスラーコース、極悪レスラーコース、ミステリアスコースに分けられるということになり、それを最終決定するチャンピオンシップ研修所所長として登場したのはセンダイガールズプロレスリング社長・里村明衣子!
第一限 アイドルレスラーコース授業
KANON、正田、陽向、そしてまさかのイルシオンが受講! スパーリング後に、講師・里村から愛あるダメ出し! 里村のひらめきで正田&陽向は歌って踊れるアイドルレスラー「爆発男子」として活動することに!
第二限 極悪レスラーコース授業
武知、高鹿、大地、石田、須見、稲畑が受講する極悪レスラーコースの講師として登場したのは上野“BADASS”勇希! 狂気の指導に震え上がる生徒たちだったが、スパーリングで徐々にその極悪ぶりが開花し始める……! 岡谷も姿を見せると武知とよもやの合体!
第三限 ミステリアスコース授業
ミステリアスコース受講のビエント、To-y、夢虹の前に講師としてエル・デスペラードが登場し会場は騒然! デスペラードがマスクマン・ペイントレスラーとしての心得を切々と説くと3人は感嘆! スパーリングを開始すると、なんとそこに極悪レスラーコースの面々が乱入!
極悪レスラーコース受講者たちがデスペラードのマスクを剥ごうとすると、里村所長が駆けつけ事なきを得る! しかし極悪レスラーコース陣が里村所長を誘惑すると、武知が背後から一撃! 大爆発し里村所長の身体がバラバラになるという大惨事が勃発! バラバラになった里村所長のパーツを懸け、アイドルレスラーコース&ミステリアスコース連合と極悪ヒールコースによる7vs7の全面対抗戦が行われることに!
第一試合 10分一本勝負
アイドルレスラーコース&ミステリアスコース連合軍vs極悪レスラーコース全面対抗戦~先鋒戦
※フェニックス・スプラッシュ
第二試合 10分一本勝負
アイドルレスラーコース&ミステリアスコース連合軍vs極悪レスラーコース全面対抗戦~次鋒戦
※トイシオンキック
第三試合 10分一本勝負
アイドルレスラーコース&ミステリアスコース連合軍vs極悪レスラーコース全面対抗戦~中堅戦
セミファイナル 10分一本勝負
アイドルレスラーコース&ミステリアスコース連合軍vs極悪レスラーコース全面対抗戦~中堅戦
KANONと大地が熱戦の末にドローとなったことで、里村のパーツをすべて取り返すことが不可能な状態に! これを見た今林事務局長が土下座、大将戦にすべてのパーツを懸けることを懇願! それを受け“爆発男子”正田&陽向が歌を披露、上野講師の心を動かし、すべてのパーツを懸けた最終決戦へ!
メインイベント 10分一本勝負
アイドルレスラーコース&ミステリアスコース連合軍vs極悪レスラーコース全面対抗戦~大将戦
※垂直落下式ブレーンバスター
卒業式
正田の衝撃のダブルクロスで陽向が轟沈! 里村所長のパーツ全ては極悪レスラーコースへ……! しかしひょんなことから里村所長が復活すると、これは対抗戦形式の卒業実習だったことが判明! 正田、陽向、ビエントが各コースの主席に! 里村所長が主席の3人に特典としてこの場でKO-D無差別級王座挑戦を宣言! バルコニーで見学していた王者・MAOが認めると、そのままサバイバル4WAY形式のKO-D無差別級選手権試合へ!
緊急決定試合 60分勝負
KO-D無差別級選手権サバイバル4WAYマッチ
【試合経過】
①○正田壮史 vs 葛西陽向●
12分28秒 片エビ固め
※正田のチカラKOBUムキムキ
②○MAO vs 正田壮史●
16分47秒 外道クラッチからブリッジするやつ
③○MAO vs ビエント・レバンテ●
22分53秒 KO勝ち
※居合いキック。第89代王者が5度目の防衛に成功。
ビエントが奮闘も、MAOがKO-D無差別級王座V5! 撤収時間が迫る中、ビエント&正田&イルシオンの音頭で「3、2、1、マッスル×2、アーンド、マッスル!」で大会が締めくくられた!