10月30日、都内で年間最大のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)に向けて公開記者会見が行われた。DDT EXTREME選手権5WAYマッチ(王者=To-yvs挑戦者=彰人vs挑戦者=スーパー・ササダンゴ・マシンvs挑戦者=平田一喜vs挑戦者=アントーニオ本多)の試合形式が“目隠しデスマッチ”に決定した。
王者のTo-yは9・14札幌でイルシオンを下し、V3に成功すると「両国でEXTREMEを象徴してきた人と戦いたい」と宣言。すると彰人を始め、4人の歴代王者が名乗りを挙げ、5WAYマッチで王座が争われることになった。
本来、同王座戦のルールは王者が指定できるが、すっかり“DDTのギャンブル狂”のイメージが定着したTo-yはサイコロ3個と茶碗を用いるチンチロで勝った者がルールを決めると言い出して、その結果、ササダンゴが勝者となった。
ササダンゴは「チンチロはやらないんですが、目を出すというのはプロレスでは重要。勝負師にとって大事なのは目だから、目隠しルールで勝負したい。ふだん練習してることが全く役に立たないと思う。ふだん全く練習してない私と差が縮まると思うんで」と断言。
ルール決定を受けて、彰人は「一番最初に名乗りを挙げたのは僕なんですが、結果として、過去にEXTREMEを彩った選手たちと対戦することが決まって、現在進行形でEXTREMEを盛り上げてくれてるTo-yさん……。誰が一番EXTREME王座がふわしいか決めればいいと思う」、ササダンゴは「こうして前哨戦で勝利することができたんで、両国当日も自分が勝っちゃうかなって思いました。生まれ持った境遇にはあらがえない。流れに沿ってまい進したい」、平田は「個人的な趣味はオニャンコポン(To-y)に意地悪することなんで。オニャンコポンに意地悪してベルトを獲る」、アントンは「ここにいる選手たちとは色々EXTREMEな試合をやってきました。日本プロレス界で最初に目隠しマッチやった選手として、パイオニア感を見せつけて勝つ」と意欲。
To-yは「目をつぶっても、目を隠されても僕には何でも見えるんです。それが現代のEXTREMEチャンピオン、To-yです。僕は目でなく心で見てる。俺が令和のEXTREMEをこのオジサンたちにぶつけてやる! 覚悟しとけ。全員両国にカモーン!」と意気込んだ。



