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【DDTスーパースターレーンのまとめ】イサミが遠藤の奮闘を断ち切ってKO-D無差別V1! 竹下が挑戦表明して1・3後楽園でタイト

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    • 13日、福岡・博多スターレーンにて「DDTスーパースターレーン」がおこなわれた。

      まずはキング・オブ・ダーク選手権試合から(第6代王者の岩崎孝樹は鈴木大を相手に6度目の防衛戦)。鶴見亜門GMは鈴木に「8割方、オマエが負ける。でもそれじゃ困るんだよ。オマエは選手というより営業が重要。全国飛び回っているから、ほとんど大会に出ないし、それじゃキング・オブ・ダークのタイトルマッチが組めない。なんとしてでも負けるな」と言うと「両者リングアウトでもいいよ。そうしたらベルトは移動しないから」と作戦を授けて試合開始のゴング。亜門GMがマイクを使いながらで鈴木を操作するが、両者リングアウト狙いも岩崎に追いつかれてリングに戻されてしまう。岩崎の逆片エビに亜門GMも「ギブアップするな! したらクビだぞ!」とパワハラまがいの檄を飛ばす。鈴木は再び場外へ。それでも追いつかれてしまうと亜門GMは「反則でもなんでもいいよ!」と指示。イスを持ち出した鈴木だが、岩崎にそれごとフロントキックで蹴飛ばされるとキャプチュードで投げられて終了。試合後、ベルトを投げつけた亜門GMは鈴木に説教して「帰れ!」と蹴りあげた上「ガッカリだ!」と吐き捨てた。

      亜門GMの前説では来年度の九州大会の決定分の日程を4月9日(土)福岡・門司赤煉瓦プレイス、4月10日(日)大分・大分イベントホール、7月3日(日)福岡・博多スターレーンとアナウンス。続いてオープニングコールではアイアンマン王者の赤井沙希が登場。「このベルトを今日は防衛して、ベルトを持って年を越したい!」と意気込み。さらに締めようとした背後からチェリーが現れるや丸め込んで3カウント。王座はあっさり移動した。チェリーが「ざまーみろ! モデルがなんぼのもんじゃーい! それではDDT博多大会スタート!」と一方的にオープニングコール。

      第2試合はアイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル。チェリーとなんとLinQの伊藤麻希で試合がスタート。伊藤は3番手入場の大石真翔のボディースラムをカウント2でクリアし、さらに頭突きを大石、チェリーに見舞い、4番手のヤス・ウラノにも食らわせるなど奮闘したが、チェリーに丸め込まれて失格となった。その後、王座は大石、ヴァンベール・ジャック、福田洋と移動する中、最終入場の赤井沙希のあとに博多来場を予告したKENSOが花道から登場。緊急入場者としてアナウンスされたKENSOはウラノに張り手を見舞ってOTRで失格にしたが、赤井にエプロンへと出されるとビッグブーツを食らってOTRで失格に。最後は赤井が福田に腕十字を決めて勝利。王座奪還に成功した。退場間際にチェリーに襲われたがカウント2で返して走り去った。

      【試合後のコメント】
      伊藤 こんにちわ! LinQの伊藤麻希です! 今日は4回目のプロレスで楽しかったです。ありがとうございました! でも一つ、悔しい心残りがあるんですけど、簡単に負けちゃったんですよ。赤井沙希さんに去年春日部で試合した時に勝っているんですよ。その赤井さんに辿り着けなかったのが相当悔しい。私絶対にプロレスの才能があるのに、あんなところで負けちゃったのが相当悔しいので、アイドルも頑張るけどプロレスも頑張りたいです。アイドルはアイドルになる前に研究生っていうのがあるんですけど、私もプロレスの研究生になりたいなって思います。(ここでスマホ片手の大石を発見して)大石さん、何撮ろうとしてるんですか!
      大石 違う、違う。オマエには興味ないから。
      伊藤 ちょうどよかった。私、プロレスの研究生になりたいので大石さんに弟子入りしたいんですけど。
      大石 そういうのやってないから。
      伊藤 うれしいんでしょ? ちょっと!
      大石 大丈夫です! 大丈夫です!(と逃走)
      伊藤 私、本気で頑張りたいと思います!


      赤井 ベルトを獲ってから誰も信用できなくて、会う人会う人、レフェリーを連れているんじゃないだろうかとか、もう疑心暗鬼で自意識過剰にもなっているんですけど、オープニングでさっそく獲られてしまったんで、いつでも気が抜けないという感じですね。あと自分はこの大事な念願のベルトを持って年を越したいと思っているので、肌身離さず、寝る時もミカン食べる時もお風呂入る時もトイレ行く時もずっとべったり一緒なので。ちょっとあまり近づかないでもらいますか?
      ――チェリーはしつこい?
      赤井 あのしつこさは年齢的なもので執念を感じましたね。あんなしつこい人なんだと。ベルトが欲しいパワーよりも違う怖さがありますね。怨念的な感じで怖かったです。でも絶対に渡さないです。

      第5試合はKO-D6人タッグ選手権試合。第21代王者組の高木三四郎&大鷲透&平田一喜は男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン&ばってん×ぶらぶらを相手に初防衛戦。ササダンゴはT2ひー入場前に作戦を披露。ばってんはこの日のために相手の体力を70%削減できるとんこつラーメンエルボーを開発。これに相手の体力を35%奪うササダンゴの垂直落下式リーマンショックをあわせれば勝利できる方程式を導き出したとのことで、入場した平田を多少踊らせてスタミナをロスさせてから、ササダンゴがリーマンショック → ばってんのとんこつラーメンエルボーで秒殺を狙うと明かす。試合ではその通り、平田を多少踊らせてから奇襲してササダンゴがリーマンショック、さらにばってんがとんこつラーメンエルボーを決めたがなんとカウント2。開始早々に万策尽きてしまった#大家帝国の皆さんは終盤にもササダンゴのリーマンショックから再度ばってんがとんこつラーメンエルボーを平田に見舞って、今度はササダンゴがカバーするもなんとカウント1。ならばと#大家帝国の皆さんはサングラスを装着。あの曲が流れる中、ディーノが平田のバックを突いてササダンゴがリーマンショック。ばってんのとんこつラーメンエルボーからササダンゴがカバーするが、これは高木と大鷲にカットされてしまう。ササダンゴは3発目となるリーマンショックを狙うも首固めに切り返され、カウント2でクリアして向かったところをくるりと丸め込まれてフォール負け。

      試合後、意気揚々とT2ひーが引き揚げようとするとディーノが待ったをかけて、ササダンゴとリマッチを要求する。亜門「ダメ、ダメ! ダメに決まっているだろ。そもそもこれがリマッチだったろ。大家の代わりにばってん入れてリマッチ組んだんだろうよ。大家じゃダメだった、ばってんじゃダメだった。どうしても挑戦したいなら、タイトルマッチに相応しい選手をまた連れてこいよ」このやりとりの最中に入場ゲート付近ではKENSOが登場して高木を奇襲。リングに高木を連れてくるとKENSOは「今から高木三四郎とシングルマッチでいーですかー!」と要求する。亜門「終わったばかりでやれるわけないでしょう! ダメですよ!」ディーノ「ああそうか、それがあるのか…。私たち、高木三四郎と闘うにあたって、どこかに実績があって高木三四郎を敵対視してて世界で活躍するようなスーパースターが大家帝国に入らないかな~? アーッ!」KENSO「…OK」ディーノ「大家帝国の新メンバーでリマッチを要求します」亜門「KENSOさん、入ったんですか?」ディーノ「今入りましたので」亜門「実績は文句なしにありますからね。世界のスーパースターですからね。本当にKENSOさん、入ったんですか?」KENSO「オーッ!」亜門「じゃあ、それは認めざるを得ないですね。わかりました。ディーノ&ササダンゴ&KENSO組が次の挑戦として認めます!」KENSO「福岡ー! 大家帝国、情熱を持ってビチッとーっ!」#大家帝国がポーズを取るもディーノはKENSOのケツを突いて退場。高木「福岡ー! みなさんのおかげで6人タッグを防衛できました。KENSO、ディーノ、ササダンゴをぶっ潰してまたこの福岡に帰ってきます! ありがとう!」バックステージではササダンゴが「KENSOさんです。つねづね高木三四郎には経営的にも待遇面でも改善を求めたい。我々とKENSOさんの利害関係が一致したということで、今回晴れて#大家帝国の新メンバーとして迎えることになりました。プロレスをメジャーにしたいという創設者・大家健の遺言にピッタリのメンバーだと思っています」と説明していた。

      第6試合はアントーニオ本多vs彰人のDDT EXTREME級王座次期挑戦者決定戦。アントンが腕攻め、彰人が脚攻めの展開。彰人はダイビング・フィストドロップを間一髪で回避するとキャンバスへのダブル・ニークラッシャーから足4の字固め。ロープに逃げたアントンはスコーピオンデスドロップを決めて再びコーナーへ。彰人はダイビング・フィストドロップを剣山で返すと直後に丸め込み。腕を取りあってのナックルとエルボーの打ち合いから、アントンは腕に殴り掛かってさらに腕十字。クラッチが外れると彰人は素早くエビ固めで丸め込み、さらに腕サソリへと移行。これでギブアップを奪って12・23後楽園でのカシンへの挑戦権を獲得した。

      【試合後のコメント】
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