「BOSJ」を闘い抜いたMAOがDDTに帰還! STRANGE LOVE CONNECTIONとしてThe37KAMIINAと初対戦も劇的勝利!「DDTの魅力を広めてきたつもりなんで、俺らと一緒にDDT盛り上げていこうぜ!」
6月3日「そうだ!ビアガーデンプロレスに行こう2025」東京・上野恩賜公園野外ステージ大会が開催。新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.32」に参戦し、DDT流の闘いを貫きBブロック1位タイという好成績を残したMAOが1カ月ぶりにDDTに帰還。メインイベントでSTRANGE LOVE CONNECTIONとしてThe37KAMIINAと脱退後初対戦となったタッグマッチ、MAO&KANON with KMIHIROvs勝俣瞬馬&To-y。開始直後、To-yが「T・O・Y!」といつものコールを煽ると、MAOは新日本マットで誕生した「シ・カ・ク!」コールを煽って対抗。S.L.Cが巧みなタッチワークで勝俣を捕まえるが、代わったTo-yはKANONと背中へのチョップの打ち合いを展開。To-yのドロップキックに、KANONはラリアット。さらにTo-yはコジマワンダーランドを放つと両者はダウン。MAOと勝俣に勝負が託されると、リング外に出た二人はステージ上で打撃合戦。MAOが勝俣をステージ下に設置されたイスのオブジェの上に突き落とすハードコアな展開も。リング内に戻るとTo-yがチョップやドロップキックを連発して気を吐くと勝俣と2人の合体技シュンコジワンダーランドを放ち、勝俣がカバーもカウントは2。MAOがスーパーマン、外道クラッチ式足折り固めを決めるがどちらもカウント2。ここでKANONが飛び込み、マッケンロー&ラリアットの合体技から、エイリアン・ラブコールを決めるもカウント2でTo-yがカット。勝俣とTo-yがととのえスプラッシュを連続で放ち、勝俣がジャーマンを狙うも、MAO はレフェリーを飛び越えてのカッター。ここから掌底とトラ―スキックの打ち合いになると、MAOがみちのくドライバーⅡからランニング掌底を決め3カウントを奪取。1カ月ぶりのS.L.Cが白星を飾った。KIMIHIROがマイクを持つと「The37KAMIINA、もともとMAOが居て、The37KAMIINAがあったから今のMAOがあると思う。To-y選手、そして勝俣選手に大きな拍手をお願いします!」そしてKANONにマイクを渡す。KANONは「上野―、盛り上がってるー!(会場大歓声)よかったー!」と叫ぶとMAO にマイクを渡す。MAO は「ただいまー! なんと、Bブロック1位でした! 直接対決のあれこれで、エル・デスペラード選手、YOH選手に負けてるので決勝に上がることは出来なかったんだけども、Bブロック1位でした!(会場大歓声)本当にありがとう! 今日来てくれてるかわからないけど、新日本プロレスのファンをごっちゃんする気で、全力でDDTの魅力を広めてきたつもりなんで、みんなも一緒にこれからのDDT盛り上げて、俺らと一緒に、DDTファンも、DDT盛り上げていこうぜ! そして、いい時代を作って、みんなでお金持ちになるんだ。(会場笑)俺には下心しかねぇよ! でも下心を原動力にBブロック1位になったんだよ! 盛り上がってこうな、いい時代作ろうな。応援ありがとう!」と感謝のマイク。最後はマイクを託されたKIMIHIROが「KING OF DDTはKANONが準優勝、BEST OF THE SUPER Jr.はMAOがBブロック1位、こんな凄いことはないし、久しぶりに会ったら2人とも、近くで見るとマジでわかる、オーラが違う。これは本当。2人にもう一度大きな拍手を!(会場拍手)」そしてここでDDT売店にて発売された自身のグッズをPRし、最後は「STRANGE LOVE CONNECTION、奇妙な物語、まだまだ続いていくから、応援よろしく! ありがとうございました!」と大会を締めくくった。バックステージでMAOは「メジャー帰りだからさ、DDTに色々とフィードバック持ってきたぜ。あることに気づいちまったんだよ、新日本プロレスで。でもそれは毎週月曜日更新、FANBOX『調和、共存』にて詳しく書いております」と語ると、KANONが「メジャー帰りでがめつくなってる……!」と苦笑いを浮かべた。
ゆかりの面々が集結した木曽レフェリー15周年記念試合は大団円
第四試合で行われたのが木曽大介レフェリー15周年記念試合、木曽レフェリーゆかりの面々が集ったスペシャル6人マッチ、MAZADA&藤田ミノル&長谷川美子vsヤス・ウラノ&彰人&中島翔子。試合巧者ばかりが揃った一戦だけに、6選手が息もつかせぬ一進一退の攻防を展開。最後はウラノと藤田が丸め込み合戦になるなか、藤田がレフェリーの目を盗んでロープを掴んだままサムソンクラッチを決め3カウントを奪取。バックステージでは両チームが木曽レフェリーへ感謝の思いとお祝いの言葉を伝えると、木曽レフェリーは恐縮しながら「優しい先輩と頼もしい後輩に囲まれて今日を迎えられて、15年ありがとうございました。これから16年、17年くらいは頑張ろうと思ってます! よろしくお願いします!」と控えめに抱負を語った。