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【ドラマティック桃太郎伝説のまとめ】ただじゃ収まらない金狼と帝王…坂口と高山が試合後も大乱闘!/KO-Dタッグ前哨戦…DAMNA

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    • 13日、岡山・おかやま未来ホールにて「ドラマティック桃太郎伝説」がおこなわれた。鶴見亜門GMの前説にはHARASHIMAが登場。「一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします! DDT岡山大会スタート!」とオープニングコール。

      第3試合は山下実優vsのどかおねえさんの東京女子プロレス提供試合。地元・岡山でおねえさんは多くの紙テープを受けると元気よくピンポンパン体操。ヘッドロックからショルダーアタックを決めたおねえさんだが、ヒザ蹴りで動きを止められるとキャメルクラッチに苦しむ。なんとかロープに逃げたおねえさんに山下はタフス・ローリング・フック。これもおねえさんが地元の声援を味方にロープへエスケープした。おねえさんはショルダーアタックからクロスボディーで逆転。ボディースラムやバックフリップも決めてみせる。エルボーや首固めで追いすがるおねえさんに山下はバズソーキック → 後ろ廻し蹴りで動きを止めるとアティテュード・アジャストメントで勝利。試合後、おねえさんに惜しみない拍手が送られた。

      【試合後のコメント】
      ――凱旋試合を終えて。
      おねえさん ありがとうございます。こんな機会をいただけたことにDDTプロレスの皆さん、高木大社長に感謝してます。
      ――できれば勝ちたかった?
      おねえさん 地元の方々に私が頑張っている姿、勝つ姿を見せたかったですけど、私の一生懸命闘っている姿だけでも、見てもらえれば。それで頑張っているんだなって知ってもらえればうれしいです。
      ――紙テープも多く飛んだが。
      おねえさん わざわざ東京ほうから来てくださった方もいたし、こちらで用意してくれた方もいたみたいで、ありがとうございます。
      ――また岡山大会は?
      おねえさん やる機会があればDDTプロレスでの東京女子プロレス提供試合という形でもいいんですけど、ぜひ東京女子プロレスとしてもきて。岡山はあまりプロレスが身近じゃない方が多いので、私をきっかけにでもプロレスを身近になってもらえればなと思います。

      第4試合は佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリーvs竹下幸之介&アントーニオ本多&トランザム★ヒロシの6人タッグマッチ。佐々木に躓いて転んだアントンが待ったをかけて負けを認める前に昨日徹夜で考えた創作バレエ『リンダ・リンダ』を披露。トランザムの唄に乗ってアントンがリング上でダンス。さらに不意打ちのニーアタックを佐々木にブチ込んで成功。しかし、すぐさまドロップキックで反撃されてしまうと場外戦へ。会場のあちらこちらで乱闘を繰り広げる。リングに戻るとアントンがローンバトル。アントンはポーリーへの腹ナックルから突き上げニーでようやくピンチを脱出。トランザムがポーリーにダブルチョップ。美声を発するトランザムに吠えたポーリーがハンマーパンチ。ボディープレスはかわして竹下とタッチ。竹下がポーリーにショルダーアタック。ジャーマン狙いはポーリーが踏ん張ってル―テーズプレス。ポーリーからタッチを受けた遠藤は竹下にゆりかもめ。竹下もビッグブーツでやり返す。その場跳びシューティングスターを決めた遠藤がハンドスプリングエルボー。これをキャッチした竹下が投げ捨てジャーマン。遠藤も投げ捨てジャーマンでやり返し、竹下が間髪入れずにラリアット。戦況は佐々木vsアントンに。モーテルの連係が決まるも、合体バイオニックエルボーはトラースキックで迎撃されてしまう。テツヤ・イン・ザ・スカイで竹下を場外に送り出すとトランザムともども遠藤がブエノデアギラ。リング内では佐々木がミスティカ式クロス・フェースでアントンから勝利した。

      試合後、佐々木がマイクを取る。「ハッピーモーテル! アイツらにはうんざりだよ。テツヤがいつも言ってんだろ。アイツらは媚びばっか売ってるクソユニットだって。俺たちはDAMNATIONだ。俺たちは白にも黒にも染まらねえ。それはグレーだ。俺たちは群れない・媚びない・結婚しない。このマザーアースはDAMNATION中心に回ってんだ! 覚えておけ!」

      【試合後のコメント】
      佐々木 才能のないヤツらはとっとと辞めて会社に勤めなさい。オマエらじゃ俺らは越えられない。
      ――KO-Dタッグの前哨戦だったが。
      佐々木 やる前からわかってんだよ。実力の差だよ。ナニのサイズが違うんだよ。
      遠藤 カリスマのナニのサイズを知ってるか?
      佐々木 俺の話じゃないんだけど(笑)。
      遠藤 俺も見たことないから、わかんないけど。
      佐々木 オマエのいたクソユニット、3人相手するの初めてだろ?
      遠藤 いつもハブられてた。陰湿なユニットだよ。表面上だけだよ、あんなの。脚の前でいい顔して、裏ではハブってんだよ。
      佐々木 テツヤを置いてスーパー銭湯にいくんだよ、アイツら。
      遠藤 お客さんから聞いた話だぞ、これ!
      佐々木 書いとけ! 以上だ、以上!


      竹下 今日は負けたんですけど、6人タッグの選手権もやったけど、向こうのやることは変わってないですね。6人タッグも負けて、この時こうしてたらよかったなというのがあったので、それをすれば獲れると思います。なぜなら変わってないので。この間、僕たちが負けたのがよかったんじゃないかなと。僕らは伸びしろがあるけど、向こうは伸びしろがないので。遠藤さんとは後楽園で前哨戦もあるけど、府立では間違いなく僕とベイリーで獲れると思います。
      ――それはどの部分で?
      竹下 それは言えません。でも連係さえ気を付ければ。そこ崩れせば一気に流れはくるので。連係の読みあいになるんじゃないかな。個の闘いは僕と佐々木選手も何回もやってるし、遠藤選手ともやりすぎてて。ベイリーもけっこうやってるでしょ? だから個の読みあいでは決着つかない。連係の読みあいでド派手な試合になると思いますよ。

      セミファイナルはHARASHIMA&彰人vs高尾蒼馬&岩崎孝樹のタッグマッチ。スマイルスカッシュの連係に捕まった岩崎。HARASHIMAをヒザ蹴りで止めてブレーンバスターで投げてようやく逆転。替わった高尾がHARASHIMAと彰人をまとめてドロップキック。さらにHARASHIMAにミサイルキックを放つ。HARASHIMAも水面蹴りでやり返すと彰人とタッチ。彰人は高尾にダブルアーム・スープレックス。高尾もジャンピングハイから低空ドロップキックでやり返す。替わった岩崎がバックドロップから三角絞め。彰人が回避して俵返しで投げてHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAはダイビング・カンフーキック。雪崩式ブレーンバスターから、さらにファルコンアローは高尾がカット。彰人が高尾を突き上げニーで蹴散らす。丸め込みで粘る岩崎にHARASHIMAがハイキック → リバース・フランケン → 蒼魔刀のフルコースで料理。

      【試合後のコメント】
      ――DDTプロレスとしては初の岡山市での大会だったが。
      HARASHIMA 会場もきれいでお客さんのノリもよくってやりやすかったです。また来たいです。
      ――12・4大阪に向けて調子のいいところを見せられた。
      HARASHIMA 今日のメンバーは12月4日に当たる石川修司でもないし、あそこのユニットでもないけど、自分のコンディションの良さを再確認できました。12月4日が楽しみですね。

      メインイベントはKUDO&坂口征夫&高梨将弘vs高山善廣&樋口和貞&ワンチューロの6人タッグマッチ。先発を買って出た坂口が高山を挑発するも、樋口が下げさせて両者で試合スタート。その後は高梨が捕まってしまう展開。高梨はワンチューロを自コーナーに投げて坂口のエルボーのアシストを受けると、替わったKUDOがローキック。坂口が出てくるとダブルのミドルキックを放つ。坂口は高山を睨みながらワンチューロに鋭いミドルキック。こうしてローンバトルを強いられたワンチューロだが、マンハッタンドロップからショルダーネックブリーカーでやり返すと樋口が高梨に串刺しラリアット、オクラホマスタンピード。これはカウント2。カナディアンをかわした高梨はKUDOとの連係でピンチを切り抜けると、坂口がキックで続く。高山を睨みつけながら顔面踏みつけ。坂口のミドルキックと樋口のチョップの応酬。樋口が攻勢に出ると替わった高山も坂口を千切っては投げ、千切っては投げる。坂口もエルボーでやり返して強烈な払い腰。坂口がサッカーボールキックを繰り出せば、高山もビッグブーツでお返しして、繰り出したハイキックは相打ち。戦況はKUDOvsワンチューロに。KUDOがコーナーにワンチューロを腹這いにセットすると、坂口がランニング串刺しニー。樋口にはサンドイッチPKを決める。KUDOのダイビング・ダブルニーアタックは高山がカット。すると坂口が排除に出るが、両者が場外で大乱闘。坂口がおんぶ式のスリーパーで高山の動きを封じている間にKUDOがワンチューロをダイビング・ダブルニーアタックで葬ったが、坂口も高山も収まらない。坂口はエプロンPKまで繰り出したが、これは高山が寸前で回避し、なおも突っかかっていく。樋口がなんとか高山をバックステージへと下げさせた。

      坂口がマイクを取ると「おい高山。出てこいよ。逃げんのかよ。フザけやがって。23日の後楽園でキッチリぶっ壊してやるから覚えておけよ!」と吐き捨てる。最後にKUDOが「こんなにたくさんのお客さんが来てくれてきっと来年もあると思います。またその時も酒呑童子の応援をよろしくお願いします」と呼びかけると「酒盛りだー!」で締めた。

      【試合後のコメント】
      坂口 あの野郎、カッコばかりつけやがってよ。何が帝王だよ。ただの負け犬じゃねえか。樋口に連れ帰りやがってよ。いいか、23日の後楽園。覚悟しとけよ。徹底して殺(や)ってやる。ぶっ壊してやる。覚えておけよ。
      高梨 …兄貴からは何かねえのかよ。
      KUDO 高山さんは余裕持ちすぎですよ。間違いなくホールでは坂口さんが勝つと思うので。
      高梨(遮って)そういうことじゃなくって久しぶりに岡山に帰ってきて、岡山市は初めてだけど、3人揃って酒盛りやるのも久しぶりなんだから、勢いあるところを見せてやってくれよ。
      KUDO これ(酒)美味しい! 岡山のお酒なの?
      高梨(遮って)そういうことだ! 高山は坂口の一番入れちゃいけねえ最終スイッチを入れちまったんだ! オマエら楽しみにしておけよ! 以上!


      高山 征夫はあんなにカリカリしてて、相当、俺が怖いんだろ? 後楽園でキッチリ片をつけてやるよ。それで大阪は船木と征夫じゃあ…オマエ一人で任せる!
      樋口 えぇっ!? 頑張ります。
      高山 頑張るじゃなくて、やってやる! やってやれ!
      樋口 じゃあやります!
      高山 俺はセコンドで応援してるから。
      樋口 えぇっ!? わかりました!


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