第4試合は飯伏幸太&佐々木大輔(いつでもどこでも挑戦権保持者)vs石井慧介&入江茂弘のタッグマッチ。4・12春日部で決定したKO-D6人タッグ戦の前哨戦。ドリフからの握手に飯伏&佐々木が応じてから、飯伏vs石井で試合開始。ショルダーアタックでなぎ倒した飯伏は石井のドロップキックを自爆させる。続いて佐々木と入江がリングインし、ヘッドロックに捕らえた入江をロープに飛ばした佐々木はコルバタで場外まで投げ飛ばすとトペを発射。佐々木は勢い余ってセコンドの伊橋を殴っていくと、リングに戻って飯伏にタッチ。らんでぶぅ~側に不穏の空気が漂いはじめる。入江をスリーパーで捕獲した飯伏はそこからキャメルクラッチへ。ロープに逃れた入江だが、いつどこ権のアームカバーを見せて跪かせると、アームカバーで殴りながらSっ気丸出しで「使わないでください」と言わせる。入江のトラウマのような状況だったが、佐々木から飯伏にかわると入江はショルダータックルで吹っ飛ばして石井にタッチ。ミサイルキックを発射した石井だが、飯伏も何とか反撃して佐々木にタッチ。ダイビング・ラリアットを放った佐々木はカウンターのドロップキック。そこに飯伏が入ってきてトレイン攻撃。さらに佐々木のケブラドーラ・コンヒーロから飯伏がその場飛びシューティングスター → コーナー2段目からのムーンサルト・プレス、さらに佐々木がダイビング・エルボードロップ。しかし、佐々木のNOW OR NEVERをかわした石井は延髄斬りを返して入江にタッチ。エルボーから串刺しラリアットを叩き込んだ入江は豪快なブレーンバスター。佐々木も入江のラリアットをクロスフェースで切り返すが、これは石井がカット。強引に石井がジャーマンで投げるが、そこに飯伏がスワンダイブ式ミサイルキック。入江は飯伏をブラックホールスラムで叩きつけると、佐々木に突進。うまく何度もかわしてみせた佐々木だが、入江は意表を突く回転エビ固めで丸め込んで3カウント。これで入江がいつでもどこでも挑戦権を奪取した。
【試合後のコメント】 彰人 今日、僕、初体験だったんですけど。 大石 おぉ、捨てた? 何を? 彰人 ハイ、捨てました。試合中に額から流血しました。 ディーノ 今までなかったの? 彰人 ハイ。なかったです。 大石 流血童貞を失ったわけだ。 ディーノ 初めてでドバドバ血が出たんだ。あー、そうかそうか。痛かった? 彰人 いやー、ビックリしました。痛かったです。 ディーノ 最初だけだから。あとは馴れていくから大丈夫 大石 段々気持ちよくなるから。 彰人 いまハイになっています。 大石 でしょ。段々気持ちよくなるから、この調子でベルト童貞も失うといいよ。 彰人 そうですね。ベルト童貞……。 ディーノ うまいことは言ってないよ、大石さん! うまいことは言ってないよ! 彰人 ベルト童貞は早いうちに失ったほうがね。 大石 えっ?(苦笑) ディーノ もうでもね、我々のメッセージはひとつですよ。 彰人 あまり僕がリング上でマイクでベラベラ言うタイプじゃないので、そんなに多く語ることはないんですけど、本当に僕は分からないことだらけなんですよ。そんなキャリア長いわけでもないし、後楽園のメイン立ったことないし、KO-Dのタイトルマッチすら初めてかもしれない。シングルのタイトルマッチがはじめてかもしれない。けど、僕が獲れば! KO‐Dのタイトルを獲れば絶対に、絶対DDTがおもしろくなるって自分じゃ分かっているんですよ。それだけはわかっているんですよ。いま、それだけのために闘っています。どう思います?(苦笑) ディーノ いやいや、ひとつだけ聞きたいことがあるのよ。ベルトを獲る、世の中を変える覚悟って持ってる? 彰人 ハイ! 持ってます。 ディーノ うん。じゃあいい。じゃあ協力する。 彰人 そんな覚悟がないと、そんなこと言えないですよ。だって僕に夢があるから。I have a Dream. ディーノ ねぇ。 大石 I have Dream? 彰人 知らないんですか? I have a Dream! 3人 I have a Dream! I have a Dream! I have a Dream!(と合唱しながら控室へ)