18日、東京・浅草はなやしき内花やしき座にて「DRAMATIC FANCLUB限定興行vol.1~花やしき座で僕たちと握手♡~」がおこなわれた。
まずはエキシビションマッチの中津良太vs岩崎孝樹から。Tシャツ&短パン姿で登場した中津と岩崎。バックの取り合いや腕の取り合いなど、オーソドックスな展開から中津がヘッドロック。ロープに飛ばした岩﨑だが、中津はショルダーアタックでやり返す。岩﨑もアームホイップで投げると、エルボーを叩き込んだ。ボディースラムからスリーパーに捉えた岩崎。ロープに逃れた中津はミドルキックで反撃。さらにドロップキックを発射すると、チキンウイング・アームロックへ。どうにかロープに逃れた岩崎だが、中津は腕十字で捕獲。脚も抱え込んで動けないようにしたが、ここで時間切れのゴングが鳴った。
第2エキシビションマッチは樋口和貞vs梅田公太。ローキックを飛ばしていく梅田はバックを取るが、腕を取って捻り上げた樋口。ヘッドシザースで脱出した梅田はロックアップからロープに押し込むと離れ際にトーキック。続いてボディースラムを狙った梅田を樋口が逆に豪快なボディースラムで投げ返す。梅田もエルボーとミドルキックで反撃すると、ローキックで樋口に片ヒザをつかせてミドルキックでダウンを奪う。そこからロープに飛んだ梅田だが、樋口はカウンターのドロップキック。そこから逆エビ固めで捕獲する。梅田はどうにかロープに逃れる。しかしチャンスと見た樋口はリング中央でもう一度逆エビ固め。これがガッチリと決まると梅田はギブアップするしかなかった。
エキシビションマッチが終了すると鶴見亜門GMがリングに上がって前説へ。この日はカードは事前に発表がなく、テーマ曲が鳴った時点でわかる全6試合がおこなわれることがアナウンスされたあと、選手を代表してHARASHIMA、男色ディーノ、飯伏幸太、KUDO、石井慧介、竹下幸之介が登場。それぞれ意気込みを述べた。竹下「僕もすごく楽しみで、どんなカードがまだわからないですけど、誰と当たっても頑張ります」石井「みなさんに楽しんでいただけるように頑張ります」KUDO「前回のFCイベント、私、酔いつぶれましてワイフとの約束をすっぽかしました。浅草は危険な街です」飯伏「頑張ります」ディーノ「今日あったことはなるべくこの中に止めたい」HARASHIMA「僕たちもワクドキしてます」最後にHARASHIMAの「ファンクラブイベント、始まりますよ!」という掛け声で大会スタート!
第1試合はMIKAMIvs大石真翔のシングルマッチ。天狗の面を被って登場したMIKAMIはレスラー生活18周年を迎えたとのことで、声援が飛ぶと思わず照れる。組み合おうとするMIKAMIをスカした大石だが、MIKAMIもアームドラッグで投げていく。MIKAMIを場外に追いやった大石は「ダッセー! 18年だって!」とベテランを冷やかし笑い。ナックル攻撃からエルボーを叩き込んでいった大石だが、MIKAMIも脚を取られた状態からジャンピングソバットを返すと、ミッキーブーメランからスワントーンボムを投下。これをかわした大石はスイングDDTからミラクルエクスタシーで叩き付けると逆さ押さえ込み。だが、うまく回転して逃れたMIKAMIはデュランダルを決めると、立ち上がろうとする大石にミサイルキック。続いて450°スプラッシュを投下して勝利した。
第2試合は中澤マイケルvs松永智充vs伊橋剛太の元豚ingによる3WAYマッチ。「オマエらが豚ingに投票しなかったから、闘うことになっちゃったじゃないか!」(伊橋)「コイツらのせいで解散だよ! でもな、俺たち豚ingに票を入れなかったオマエら、今日はこの浅草から生きて帰さん!」(マイケル)とわめく両者に松永はこの試合を面白くするため、負けた選手への罰ゲームを提案。マイケルか伊橋が負けたらコスチューム姿で浅草寺へお参りに、松永が負けたらマイケルと伊橋がコスチューム姿で浅草寺へお参りに行くという不公平極まりない罰ゲームが決定した。とにかく負けたくないマイケルと伊橋は開始早々、激しくやり合う。マイケルが伊橋をスリーパーに捉えると、松永は場外に逃走。松永に負けてもらっては困るマイケルと伊橋は松永を追う。場外カウント18でどうにか松永をリングに戻すと、再びマイケルと伊橋がやり合う。伊橋がレッグラリアットからムーンサルト・プレスを狙ってコーナーに登ったところで松永が再び逃走。マイケルと伊橋は必死に松永を追って連れ戻すが、両腕ラリアットで2人を吹っ飛ばした松永は逃げる。どうにか松永をリングに連れ戻したマイケルと伊橋。しかし、徐々に伊橋だけがやられる展開になっていくと、マイケルは松永に共闘を呼び掛ける。「頭が高いね」と言う松永に土下座をして共闘をお願いしたマイケルは、松永のアシストを受けて伊橋を巨匠スラム。しかし、松永はまたしても逃走。するとマイケルは松永を連れ戻してからアルティメット・ベノムアームで失神させて伊橋にフットボール・スピア。続いてブレーンバスターで投げたが、その上から松永が上から2人を押さえ込んで3カウント。この結果、マイケルと伊橋がコスチューム姿で浅草寺へお参りをすることに。
第3試合は男色ディーノ&アントーニオ本多vs高尾蒼馬&勝俣瞬馬のタッグマッチ。なぜか『本多ボンバイエ』を自ら歌いながら登場したアントンは、そのまま『スリル』も歌ってみせる。不思議そうな表情でアントンの曲を聞きながら登場したディーノだが、かなり歌詞が怪しい感じになってきたので、仕方なくリングイン。ロックアップしたいアントンだが、高尾がかわして逆水平チョップ。熟考の末、フェイントからヘッドロックに捉えたアントンだが、高尾はロープに飛ばしてドロップキック。続いて勝俣もドロップキック。コーナーから「フワッ、フワッ」と合いの手を入れてアントンを盛り立てるディーノだが、アントンは完全に捕まってしまう。高尾&勝俣はサンドイッチ低空ドロップキック。さらに勝俣がスリーパーに捉えるが、ディーノが入ってきて「オメエはここまでの男か? いや違う! オメーは辿り着けるんだよ!」と檄を飛ばす。どうにかピンチを脱したアントンはスタナーをやり返してディーノにタッチ。しかしそのタッチの勢いがありすぎて手が痛かったディーノはアントンに抗議。仲間割れを起こしたアントンとディーノはラリアットの相打ちでダウン。勝俣を含めて3人がダウンする状況に。どうにか勝俣がタッチして高尾が反撃。フロッグスプラッシュを投下してカバーするも、にアントンがエルボードロップでカットに入る。しかし、高尾がかわしてディーノに誤爆。そこからまた仲間割れを起こしたディーノとアントンに勝俣が襲いかかる。しかし、これを察知したディーノとアントンが迎撃。アントンがディーノにケツを出すように指示するが、アントンは拒否。またも仲間割れかと思われたが、勝俣が「じゃあ僕が出す!」と言い出してケツを出すと、アントンも負けじとケツを出す。「あんたたちには負けたわ。アタシも出すわよ」と言ってディーノもケツを出すと、3人で高尾のほうを見つめる。嫌がっていた高尾だが、ディーノの「空気を読め」というジェスチャーに負けて高尾もケツを出して黄色い歓声。高尾のケツをディーノが追いかけ回し顔をうずめている間に、アントンがダイビング・フィストドロップを投下して勝俣から勝利した。
第4試合は飯伏幸太&佐々木大輔vs高木三四郎&平田一喜のタッグマッチ。一人で入場した高木は「花やしきにあの男が帰ってきた! 花やしきがクラブに変わる!」と言って平田を呼び込むが、いざ踊ろうとした平田を佐々木が襲撃。高木は飯伏を捕まえて「花やしき、行くぞー!」と会場の外に連れ出そうとしたが、松井レフェリーが「ダメ、ダメ!」と断固阻止。すると平田が「いい加減踊らせてよー!」とあの曲をリクエストするが、飯伏は絶対に踊らせない。さらに飯伏はキャメルクラッチを決めながら平田の口を塞ぎ、佐々木がコブラツイストに捉えた際もシレッと平田の口を塞ぐ。朦朧としながらもどうにか高木にタッチした平田。高木がドラゴンリングインしたところを佐々木は蹴りで迎撃してクロスフェースに捉えた。ロープに逃れた高木だが、佐々木はコーナーに登っていく。高木は下からのドロップキックで佐々木をエプロンに叩き落とすとぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスター。ここで平田がタッチを要求。高木がタッチするが、すぐに飯伏が迎撃してその場飛びムーンサルト。さらに佐々木がケブラドーラ・コンヒーロを決めたところに飯伏がダイビング・フットスタンプを投下。さらに佐々木が平田を肩車すると、飯伏がそのまま2人まとめてジャーマンで投げようとするが、平田は「うわー! お、俺の曲をかけろ~」と絶叫。あの曲がかかった勢いでどうにか投げられる前に脱出した平田は一気に飯伏と佐々木をエルボーでなぎ倒すと、勢い余って高木もなぎ倒す。すると高木と飯伏、佐々木が揉み合いながら会場の外に出てしまう。遊園地のお客さんがビックリする中、飯伏がパンダカーの上に乗って高木にムーンサルト・アタック。その間もリング上では平田があの曲に乗って踊っていたのだが、背後から密かに会場内に戻っていた飯伏がミサイルキック! 飯伏は一気に平田を持ち上げると、ハイアングルのシットダウン・ラストライドで叩きつけて3カウントを奪った。
セミファイナルは石井慧介&竹下幸之介vs入江茂弘&遠藤哲哉のタッグマッチ。入江、遠藤の順に登場したあと石井の曲がかかったため場内からどよめきが起こる。石井が先発で出て来ると、入江は先発を遠藤に譲る。腕の取り合いからいったん両者が離れると、思わず竹下にタッチしそうになった遠藤。石井からタッチを受けた竹下は遠藤に握手を求めるが、遠藤が応じようとすると中指を突き立てる。ショルダーアタックでなぎ倒した遠藤は入江にタッチ。合体攻撃から入江は曙式ボディープレスを投下。さらにエルボー合戦を仕掛けていくと、打ち勝った入江は遠藤にタッチ。エルボー合戦から遠藤がロープに飛ぶと、竹下はカウンターのニールキック。タッチを受けた石井はオーバーハンド・チョップから河津落とし。そこから遠藤を捕まえた石井と竹下。竹下は連続シュミット式バックブリーカーや、ウォール・オブ・タケシタ、裏STFも決めたが、遠藤はどうにか耐え抜いて入江にタッチ。竹下に串刺しラリアットを決めた入江は、石井のフロント・ハイキックを耐えると、ブラックホールスラム。石井もジャンピングニーアタックを返すと延髄斬り。しかし入江は返す刀でショートレンジ・ラリアット。両者タッチすると、遠藤は竹下にスワンダイブ式エルボーアタック。さらにノーザンライト・スープレックスで投げるとブレーンバスターの体勢に。これを踏ん張った竹下だが、遠藤はぶっこ抜いて投げていく。さらにバックブリーカーからコンプリートショットを連続で決めた遠藤はムーンサルト・プレスを投下。石井がカットに入ると、入江が石井を場外に連れ出す。その間に遠藤はトーチャーラックボムを狙うが、スリーパーで切り返した竹下。さらに低空ドラゴンスープレックスで投げた竹下は、遠藤のトラースキックにはトラースキックで対抗してロープに飛ぶ。そこに入江が入ってきて横からのタックルで吹っ飛ばすが、石井が飛び付いてのDDT。さらに竹下が遠藤に串刺しビッグブーツを決めると石井がジャーマン。竹下も続けてジャーマンで投げる。残り1分となり竹下はもう一度ジャーマンを狙うが、遠藤はサムソンクラッチで切り返す。竹下も逆さ押さえ込みからエンドレスワルツ。だが、ロープに脚がかかった遠藤は首固め。スリリングな丸め込み合戦だったが、ここで時間切れ引き分けのゴングが鳴った。試合後、タッグのベルトをかけた竹下と遠藤が握手を求めると、入江が応じようとするが、石井が阻止。タッグ王者チームに対して宣戦布告しながら、握手しようとする入江を連れて帰った。
【試合後のコメント】
――ファンクラブイベントということで久しぶりの対戦となりましたが、いかがでした?
石井 4月の松井さん興行以来、半年ぶりに当たってみて、すごい強いし仲間で良かったと思ったし、頼もしいパートナーだなと、まずはそれを感じました。
入江 僕も同じように本当にタフな選手だし、本当に石井慧介が僕のパートナーで良かったなと。もう僕のパートナーは石井さん、この石井慧介だけです。
――今のタッグ王者と組んで、闘ったわけですけど、いかがでした?
石井 まずタッグに関して、ゴールデン☆ラヴァーズと試合がしたかったし、ゴールデン☆ラヴァーズから自分らが(タイトルを)獲りたかった気持ちが強くて。それは本当に、本当に心残りです。
――現タッグ王者チームの竹下&遠藤の印象は?
石井 ゴールデン☆ラヴァーズを倒したんだから凄いと思うし、ゴールデン☆ラヴァーズから(タッグ王座を)獲ったところに悔しさを感じます。なので、自分らだって常にタッグを高めてきて…KO-Dタッグを獲ったのはもう3年前ですけど。3年前からKO-Dタッグ、いつでもいける準備はできているんで。そろそろ、そういういく期間だなと思います。
入江 もう石井さんの言う通りです。石井さんが獲りにいくと言うんだったら、僕も全力で獲りにいきます。この2人で獲りにいきます!
石井 いつでも準備はできています。KO-Dタッグ! いつでも狙っています。
――ファンクラブイベントということで対戦となりましたが。
竹下 僕はカードをパッと聞いたときに、「あ、いいカードだな」と思いました。もちろん僕が勝ちたいのは当たり前ですけど、このカードで、いつもと違う組み合わせで、その日一番のベストバウトしたいと思いました。(ベストバウトかどうかは)僕が判断することじゃないので。でもいい試合できたと思います。で、遠藤さんと結構当たる場面っていうのが多くて、お互いにレベルが上がっているっていうのもあるんですけど、お互いにビッグマッチを通してお互いを見ているんで、その読み合いというか、次こうすればこうするっていうのが何となくお互いに読み合えるんで。だから結構レベルの高い試合になったし、僕も試合してて難しかったなと思います。でも遠藤さんのレベルがあがっているのもすごくわかったんですよ、今回の試合で。だからもっともっと、この2人のタッグで上を目指せると思いました。
遠藤 今年になって竹下と組む機会が多くて。ユニットも組みましたし。で、当たる機会も結構多いんですよね。何回? 4回? 5回? まあ一緒に組んでいてもやりやすいし、当たっても手が合うというか。お互いの全力を尽くして死闘ができる。やっぱりそこは信頼ですよね。たぶん今日試合したことによって、今後のタッグのコンビネーションアップにもつながるだろうし、ファンクラブ興行ですか? 普段とちょっと違う形でやって、いい経験になりましたね。お客さんの反応とかもちょっと違った感じで。
――試合後、石井&入江組がタッグ王座への挑戦をアピールするようなジェスチャーをしていましたが。
竹下 僕は前、札幌で防衛したときも言ったんですけど、DDT全選手とこのベルトを懸けてやるつもりなので。もちろん、それはドリフも入っているわけで。アジアタッグも巻いていたし、実績もすごくあると思うのでいい試合ができると思います。だからドリフともやりたいし、スマイルスカッシュもやりたいし、また酒呑(童子)ともやりたいし。このベルトを懸けて全員、全ユニットとやってベストな試合をしたいんで。で、防衛を続けていきたので、全然僕たちは大丈夫です。
遠藤 防衛していれば必ずドリフと当たると思うので。もちろん、そこでも負ける…………。
竹下 遠藤さん、頭打ってるんで。あまりちょっと難しい質問は……僕が答えます。
遠藤 (竹下が乗っている乗り物の)クワガタのほうがいいな。
竹下 僕、虫がダメなんで。カブトムシはちょっとリアルなんで。
遠藤 気持ち悪くないでしょ。
竹下 遠藤さん、ちょっと頭打ってるんで。
遠藤 俺、クワガタのほうが好きなんだけど。
竹下 好きとか嫌いとかの問題でなくて。無理なんで。
メインイベントはHARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人vsKUDO&坂口征夫&マサ高梨の6人タッグマッチ。スマイルスカッシュvs酒呑童子のユニット対決はHARASHIMAvsKUDOで試合が始まると、お互いに牽制の蹴りを出していく。内掛けで倒したHARASHIMAだが、すぐに立ち上がったKUDOは高梨にタッチ。HARASHIMAも彰人にタッチすると、腕の取り合いから高梨がグラウンドに持ち込む。スリーパーに捉えた高梨だが、彰人は誘い込むように罠を仕掛けて脱出。高梨が坂口にタッチすると、自らを鼓舞しながらヤスがリングイン。坂口を挑発しながらサッカーボールキックを叩き込んだヤスだが、怒った坂口はヤスの顔面にベースボール・スライドを叩き込んで場外に追いやると、エプロンPK。HARASHIMAと高梨、KUDOと彰人も場外乱闘になる中、ヤスをリングに戻した坂口はサッカーボールキック。さらにKUDOが攻撃していくが、ヤスはボディスラムを返すと、彰人にタッチ。ダブルアーム・スープレックスで投げた彰人は俵返し。KUDOもローキックからランニングローを返すとバズソーキック。かわした彰人はサムソンクラッチで丸め込んでから強引に投げ捨てジャーマンでぶっこ抜く。しかし、KUDOもカウンターのドロップキックを返して坂口にタッチ。HARASHIMAと坂口は激しいミドルキック合戦を展開。そこからHARASHIMAがカウンターの水面蹴りからファルコンアロー。だが、KUDOと高梨のアシストを受けて坂口がコーナーにセットされたHARASHIMAに串刺しランニングニーを叩き込むと、KUDOが断頭台式ダイビング・ダブルニードロップ。しかしタカタニックを狙った高梨をHARASHIMAは肩口に担ぎ上げる。うまく丸め込んで切り返した高梨だが、クリアしたHARASHIMAはカウンターのジャンピングキック。そこにヤスが入ってきて坂口にファイヤーサンダー。彰人もKUDOを場外に連れ出す。その間にHARASHIMAが高梨に山折りから蒼魔刀を発射して3カウント。
試合後、HARASHIMAがマイク。「初めてのファンクラブ限定興行、たくさんのご来場ありがとうございました。普段組まないカードがあったりだとか、いろんな試合があったりだとかで、またねファンクラブ限定の試合、やりたいね! またファンクラブ限定興行やってやるさー!(観客『なんで~!?』)そのときもまた勝ってやるさー!(観客『なんで~!?』)今日の大会名は花やしき座で僕たちと握手だったんで、これから握手してやるさー!(観客『なんで~!?』)みんな今から僕ら並んで、みんなと握手してやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」。その後、全選手が会場の外に出て一列に並び、帰るファン一人一人と握手をしてお見送り。
なお、第2試合で松永に敗れた中澤と伊橋は約束通り、コスチューム姿のまま浅草寺へ。見届け人として松永、石井、入江がついていくと、たくさんのファンもあとをついていく。外国人観光客との記念撮影に応じたり、翌日の大森大会を宣伝しながら列に並んだ中澤と伊橋はキッチリとお参りすると、最後は一緒についてきたファンと一緒に万歳三唱すると逃げるように去っていった。
【試合後のコメント】
――初のファンクラブ限定興行でした。いつもと少し雰囲気が違う感じでしたが、いかがでしたか?
HARASHIMA 何かこの花やしきの密集した空間っていうのもあるし、みんなが試合を楽しみにきているっていうのもあって。土曜日の遊園地ってすごい楽しい雰囲気があって、その中で試合ができて楽しかったですね。
ヤス もう土曜の午後っていうのを満喫している感じで。
彰人 これ終わったあとに乗り物乗ったりしてね。
――最後も全選手が握手をしてお見送りをしました。
HARASHIMA せっかくね、僕たちと握手っていう題名が入っていたんで、これはやったほうがいいのかなって思って。何かこの……楽しかったですね。
――ヤス選手は坂口選手と結構やりあってましたが。
ヤス もうやりたくないです。
――この雰囲気の中で、結構殺伐とした雰囲気になりました。
ヤス あまり遊園地には似つかわしくない人なので、入園拒否してもよかったんじゃないかと思いました。
――次回大会でやってみたいこととかありますか?
ヤス どうでしょうね。今日が結構いい感じだったんで、欲求がすべて満たされた感じになった。また次はっていうのはパッとは浮かばないですけど、また次やったらもっと面白くなるでしょう。
――普段組まれないようなカードもありました。
彰人 そうですね。そういうファンクラブ限定興行でしかできないことがやれたら、お客さんも喜ぶんじゃないかと思います。
ヤス それに関しては我々がどうこうする問題じゃないんで。我々がどうこうするのは11月12日のスマイルスカッシュ興行後楽園大会なので。もうこれは我々が思う存分やるんで期待してほしいですね。
HARASHIMA そうだね。僕たちがマッチメークから全部動いて、いまやっているんで。普段のDDTじゃ見られないことをやりますよ!
ヤス 以上、スマ~イルスカッシュ!でした。