12日午後、東京・新宿歌舞伎町のドロップキックにてDDTが記者会見を行ない、3・20博多大会でのKO-Dタッグ選手権試合◎<王者組>高木三四郎&高尾蒼馬vs男色ディーノ&KUDO<挑戦者組>が発表された。会見には王者組、挑戦者組が揃って出席。今回のタイトルマッチは昨日、昼の後楽園でタイトルを奪取し、夜のガッツワールド北千住大会に乱入して、初防衛戦を行なった高木&高尾の反体制軍に対して「これ以上、KO-Dのベルトを持って他団体に殴り込むと団体に迷惑がかかるし、ベルトの品位も落ちる。ディーノ、KUDOでベルトを引っぺがしてほしい」という鶴見亜門GMの意向が反映されたもの。この意向を司会進行のマイク井上リングアナから伝えられた反体制の高木は、さっそく食って掛かった。高木「おかしいだろ、品位を落とすって!? ガッツワールドさんは快く防衛戦を組んでくれたんだよ。俺たちはベルト持ってDDTを宣伝するためにやってるんだよ!、なあ、高尾くん」高尾「宣伝するためだよ!」井上「いや……GMはそういうのに関係なく品位を落とすと……」高木「俺たちからタッグのベルトを引っぺがしたいから、KO-Dの現チャンピオンと前チャンピオンのタッグを用意したんだろ!? でもな、俺たちはなんにも怖くねえよ。なあ、高尾くん!」高尾「なんにも怖くねえよ!」するとここで翔太が会見場に現われる。翔太「あの……高木さん、約束してくれたじゃないですか」高木「へ!? 何が!?」翔太「ちょっと、覚えているでしょう!? 僕と柴田正人が組んで今週の土曜日に……」高木「なんだっけ!?」翔太「昨日の試合後、タイトル組めって!」高木「あ~言ってた、言ってた」翔太「GMに電話してくれるって言ったじゃないですか!」高木「試合後だからテンション上がってわかんなかったんだよ!」翔太「約束は約束だろ! 社長、約束を守ってくださいよ!」ディーノ「……あの、これどうすんの? 約束したの? それ、いつ?」高木「3月17日」ディーノ「この会見は……」高木「3月20日」ディーノ「どうすんの?」高木「……あ~、だったら両方やってやるよ! なあ、高尾くん!」高尾「やってやるよ!」ディーノ「負けたら?」高木「負けたら、ノンタイトルでやってやるよ!」ディーノ「え!? ノンタイトルをやるために私たちを呼んだの?」高木「文句あんのかよ! ノンタイトルマッチとタイトルマッチ、何が違うんだよ!」ディーノ「はぁ!?」高木「3月17日、STYLE-E西調布大会でKO-Dタッグをやります。そこで勝ったら3月20日、博多でKO-Dタッグをやってやるよ。でも負けたらノンタイトルマッチだ!」ディーノ「負けたらって……」高木「負けるわけねえだろ!」翔太「じゃあ、俺たちが獲ったら!?」高木「オマエらは博多に行けねえよ!」ディーノ「負けたらノンタイトルでやるから、この人たちが王者になっても来ないの?」高木「オマエたちの名前で飛行機のチケット取ってねえんだよ! まず会社に許可を取れよ。会社同士の問題なんだから!」翔太「会社同士って、反体制にあるまじき行動じゃないですか!」高木「じゃあ、オマエ(井上)GMに言っておいて! 俺は連絡先知らないからさ。(GMの許可なくタイトルマッチをやっていいのか?)GMの許可は取ります、井上が。今、GMがいないからしょうがないでしょう!」ディーノ「17日のタイトルマッチをなんで決めたのよ」高木「忘れてました。忘れていたんだよ! カメラもまわっていたし、誰か言うのかなと思っていたんだよ! 週プロモバイルもサムライTVも来ていたから、報告してくれたかなと思っていたよ」ディーノ「(ノンタイトルマッチになってしまうと、あまりメリットがないのでは?)まさにその通りよ!」高木「だったら、俺たちの命をくれてやるよ! なあ、高尾くん!」高尾「命くれてやるよ!」