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【会見】9・30後楽園で飯伏vsジェネリコKO-D戦

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    • 19日午後、東京・新宿歌舞伎町のドロップキックにてDDT8・18日本武道館大会の一夜明け会見が行なわれた。会見にはまず昨夜のメインでケニー・オメガとの死闘を制し、KO―D無差別級王座を防衛した飯伏幸太が出席してコメント。「ボロボロです。体のほうのダメージは結構ありますけど、ケガはありません。(ケニーは?)お互い限界までいったんじゃないですか。終わったあと『大丈夫?』って聞いたら『大丈夫……じゃない』と。ケガまではしてないと思う。その場のダメージがありすぎたと思います。ああいう系の試合は終わり。卒業です」。続いてエル・ジェネリコが着席し「タケシタは自分が闘った中でもかなりベストな部類に入るんじゃないか。少しのキャリアしかないのにポテンシャルが高い。DDTのビッグショーの武道館でデビューし、未来が開けているんじゃないか。大きなところで自分のプロレスを見せる機会をもらえたことに感謝しているし、イブシの勝利に祝福したい。今回のイブシとケニーの試合は自分が生で見た試合の中でも最高級だった」と振り返った。

      武道館大会のバックステージでジェネリコが「俺は今日の飯伏vsケニーの勝者に挑戦したい」と次期挑戦者に名乗り上げたことを受けて、飯伏も5・4後楽園での復帰戦でジェネリコに惜敗していることから、タイトルマッチを承諾。鶴見亜門GMが9・30後楽園での開催を正式にアナウンスした。

      これを受けて飯伏は「もともとジェネリコと闘いたかったし、復帰戦のリベンジをしたかった。昨日みたいな試合にはならないと思う」とコメント。ジェネリコは「DDTのタイトルに挑戦できるのは自分にとって大きなこと。イブシはDDTのチャンピオンで世界中でベストなレスラーの一人。自分にとって大きな挑戦です。俺らには歴史がある。2007年にシングルで一度闘ったけど、その時はイブシが勝った。2009年で再戦した時もイブシが勝った。だけど2012年に再戦した時は俺が勝った。今、自分はイブシに勝てるレベルにまで達している。イブシに対してリスペクトしているし、そのリスペクトとは別にチャンピオンになりたい願望のほうが大きい」とタイトル奪取に意欲を見せた。

      互いに警戒するポイントを聞かれると飯伏は「全部」と語り、ジェネリコは「何回かイブシと対戦して、自分が追い込めば追い込むほど、イブシは覚醒してさらにクレイジーなレベルに突入していく。自分が攻め込んでいる時、優位だと思うんだけど、その時が一番危険だ」と細かく分析。また、「相手に勝利するために何が必要か?」という質問に、飯伏は「う~ん……なんだと思いますか?」と逆に聞き返し「頭がまわってないです」と昨夜のダメージが抜け切れていない様子。一方のジェネリコは「試合が決まったばかりなんで対策は練ってないけど、過去の対戦を振り返って選択ミスがなかったか見直したい」と語り、昨夜の飯伏vsケニー戦については「自分が見たなかでもすばらしい闘いだった。イブシにもケニーにも言ったけど、お互いわかり合っている同士がぶつかり合うのは珍しいことだし、ともにすごいレベルのレスラーだ」と称賛。しかし、飯伏については「たくさんクレイジーな部分があった」と触れ「昨日の闘いはクレイジーにクレイジーを重ねた闘いになった。バルコニーからのムーンサルトや、場外へのフランケンシュタイナーは人生で見た中で一番狂っている技だった」と話し「イブシと対戦する時は危険なレベルにいかせないことだ。今回はケニーと同じような感じにはならない」とタイトルマッチに向けて気を引き締めていた。

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