アンダーマッチ 10分一本勝負
上野が渡瀬にヘッドロック攻め。渡瀬がこれを切り返し、ランニング・フォアアームでやり返して反撃に出る。顔面ウォッシュ、コジコジカッター、低空ミサイルから腕極めDDTを決めるもカウント2止まり。上野が再びヘッドロックで捕獲。これはロープに逃げられる。渡瀬がドロップキック、上野もドロップキックで返して残り3分。上野の逆エビも決めてにならず、ダイビング・ボディープレスも剣山で返されてしまってフルタイム。
前説
酒呑童子プロデュース興行は4・17新宿FACEで開催!
続いて今林久弥APの前説では現在欠場中の眼帯姿の勝俣瞬馬が経過報告。「11月の後楽園で眼窩底骨折と頬の骨を骨折してしまったんですが、12月11日に手術を無事に終えて今治っているところです。復帰は2月を目指して元気にプロレスしているところを見てもらいたいなと思っているのでしっかり治してまた試合をしたいと思います」続いて酒呑童子が登場。しかし高梨将弘が2人。まずはKUDOから総選挙ユニット部門1位の副賞となっていたプロデュース興行が4・17新宿FACEで開催するとアナウンスされた。KUDOが「新宿と言えばエビスコ酒場! エビスコ酒場のエース、伊橋さんの試合を3試合か4試合…」と話しているマイクを高梨が奪うと、さらにもう1人の高梨が強奪して「この酒呑童子の主催興行は俺たち所縁のレスラーたちをたっぷり集めてとんでもない興行にしてやるからな」と言うと坂口にマイクを渡そうとするが、当の坂口は爆笑。気を取り直した坂口は「お待ちしてますので足をお運びください。よろしくお願いします」と締めくくった。次に東京女子1・4後楽園大会の告知で坂崎ユカ&瑞希が登場。「私たちはタッグベルトを懸けて里歩さんと中島翔子と対戦します。ぶっ潰します」と意気込み。最後に中継ゲストの吉田豪さんが紹介される。北沢タウンホール時代のDDTは見に行ってという豪さんだが、今は3年に1回ぐらいのペースということで、今林APが「今のDDTを体感してください」と話す。最後は豪さんの音頭による「DDT後楽園スタート!」で幕開け。
オープニングマッチ 30分一本勝負
DAMNATIONが襲い掛かって試合スタート。ローンバトルを強いられたベイリーがマシンガンミドルからジャンピングハイでピンチを抜け出すと替わったHARASHIMAがダイビング・カンフーキック。ポーリーが救出に駆けつけるもHARASHIMAはまとめてドロップキック。高尾がトラースキックで逆転。ポーリーが出てきてハンマーパンチもHARASHIMAがスワンダイブ・クロスボディーを浴びせて樋口が出てくるとビッグブーツ。互いにパワー合戦。ポーリーのボディースラムに樋口もボディースラムで返して戦況はMAOvs島谷に。樋口が加わったスカイラブツインシュートはDAMNATIONの足引きにあって失敗。MAOがDAMNATIONの連係に攻め込まれてしまう。それでもベイリーが助けに入ってその場跳びムーンサルト、HARASHIMAのスワンダイブ・ボディープレス、MAOのギロチンドロップの三重奏。島谷の丸め込みを返したMAOがみちドラⅡからキャノンボール450°で勝利した。
【試合後のコメント】
MAO よし!
ベイリー ヨシ!
MAO 勢いはバッチリ。1・5北沢で大石旭とKO-DタッグとストKタッグをかけてダブルタイトルでやるんでね。その結果にかかわらず、1・13KAIENTAI後楽園大会に出ることも決まってますんで。あと1月7日のファイトクラブ・プロ。イギリスの団体の日本公演にタッグチームで出ます。来年、DDTのためにも、僕たちのためにも、もっともっと外に出てやっていかなきゃいけないなって思ってたんで。(ベイリーに)ネクストイヤーもタッグチームとして頑張ります。
ベイリー ワタシモガンバリマス。
――シングルでの闘いもあった上で、あらためてタッグとしての感触は?
MAO 夏のトーナメントでも試合してますし、D王グランプリも闘い抜いての今なので。お互いよりレベルアップして、相乗効果で調子がいいですね。
ベイリー GOOD! トッテモイイ!
第二試合 時間無制限勝負
マッスル提供試合~M王GRAND PRIX 2018優勝決定総当たりバトルロイヤル
※アントンが初優勝、マッスル2・16両国国技館大会のメインイベント出場権を獲得。
【退場順】
①○みんな(3分8秒 体固め)ヤス・ウラノ●/大石真翔●
※ウラノのコールドスプレーと大石のレモン汁霧の同士討ちから
②○アントーニオ本多(5分50秒 オーバー・ザ・トップロープ)ペドロ高石●
③○アントーニオ本多(6分12秒 体固め)スーパー・ササダンゴ・マシン●
※シャイニングごんぎつね
試合開始前に井上リングアナから以下のアナウンス。「それでは本日の第二試合のルールについてご説明します。この試合は、マッスル坂井、アンーニオ本多、趙雲子龍、ペドロ高石、大石真翔、ヤス・ウラノの6人の選手、それぞれが考える2・16マッスル両国大会のメインイベントにふさわしい大物ゲストをリング上から生電話でオファーし、一番最初に快諾してもらったものが勝者となります。勝者には副賞として大物ゲストに用意されたメインイベンターとしてのギャラ100万円のうちの30%をマネジメント料として着服することができます。なお、試合中のながらスマホの使用は大変危険なため、各選手のスマホの使用が許されるのはリング上で対戦相手をフォールしている間のみといたします。大変長らくお待たせいたしました。ただいまより一山いくらの大部屋レスラーの入場ですが、リードタイム短縮のため、選手名のコールは割愛とさせていただきます」選手入場になると『Lonely Days』が流れてアントン、趙雲、ペドロ、ササダンゴ、大石、ウラノがリングイン。
再び井上リングアナから「一山いくらの大部屋レスラーたちには事前に大物ゲスト候補の名前を提出していただいてますので、ご紹介させていただきます」とアナウンスされて、スクリーンで発表。アントンの第一巡指名選手は株式会社アウルム所属の渡辺哲。趙雲の第一巡指名選手は香港国際警察所属のジャッキー・チェン、ペドロの第一巡指名選手はチーム・ノゲイラ所属のアントニオ・ホドリコ・ノゲイラ。ササダンゴの第一巡指名選手は松竹芸能株式会社所属のクロちゃん。大石、ウラノの第一巡指名選手は「KAIENTAI DOJO所属……」と発表されるかに『NO CHANCE』が流れて鶴見亜門が登場する。マッスルメンバーが一礼。
亜門「えー、後楽園ホールにお集りの皆さん、ご無沙汰しております。マッスル総合演出の鶴見亜門です。月日は百代の過客にして行きかう年も又旅人なりと申しまして、みなさんにお会いするのは2017年8月に私がDDTのGMを辞任して以来ということになりますね。お前らも久しぶりだな」ササダンゴ「最近DDTの会場でも顔合わせ内ですし、マッスル両国大会も近づいてるのに、どうやって生活されているのか…」亜門「あれ、言ってなかったっけ? 俺この1年半すげえ忙しかったんだよ。映像関係の仕事っていうか、契約上のデリケートな問題で具体的な作品名とかは言えないんだけども、映画の製作に関わってたんだよな。お前らも見てないかな、今年一番話題になったあの映画」ササダンゴ「超低予算ながらも30億円以上の売り上げを記録した、SNSがきっかけで口コミから爆発したカメラを…」亜門「(遮って)ダメダメ! 言っちゃダメダメ! 止めて止めて、カメラを止めて止めて! カメラを止めてください! ダメだろ、契約上のデリケートな問題があるんだから! 作品名言うんじゃないよ。止めちゃいけないほうなんだけどね。あの映画ってある演劇作品が原案になってるってニュースで聞いたことない? あれ実は俺がやってた舞台なんだよ」ササダンゴ「ええー!」亜門「あの映画ってネタバレ厳禁だから詳しい内容は言えないんだけれど、プロレスを題材にした演劇を上映していたら本物のレスラーが襲ってきたみたいな、マッスルでよくやってた二段構えのメタ構造みたいな、そっくりだと思わなかった?」ササダンゴ「似てると思いました!」趙雲「じゃああの『カメラを……』って亜門さんがマッスルで演出していたことのリメイク!」亜門「だから言っちゃダメだって! 見た人はわかっていると思うんだけど、あの映画が大成功を収めたのを見て、一つ気づかされたことがあるんだよね。それは低予算でも、有名な俳優が出てなくてもいい作品は作ることができるんだってことなんだよ。というわけで皆さんいいですか? ビッグマッチだからって大物ゲストをブッキングする必要なんてないんですよ! 大物ゲストを呼ぶからその分のギャラを捻出しなきゃいけなくなって、大きな会場で興行をやらなきゃいけなくなるわけだから! 大物ゲストなんて呼んだらさ、控室も専用のものを用意しなきゃいけないし、お弁当もいいものを用意しないといけないし。リング上で進行のリハーサルをやろうと思っても、リング上で大物ゲストがウォーミングアップしてたら終わるまで待ってなきゃいけないじゃん。結果、選手も団体も自分で自分の首を絞めることになるんだよ。というわけであえて今からやる試合は中止します! 今からやるのは、大物ゲストに頼るんではなく、自分たちの中からマッスルのメインイベンターを決定することなんではないかと」アントン「俺たちにもチャンスあるな!」ササダンゴ「マッスルのメインっていったら俺なんじゃないですか?」亜門「オマエみたいなヤツがマッスルのメインなんて張れるのか?(お腹の肉をつまみながら)こんなぶよぶよした体でよ! コイツら見てみろよ。年齢の割にそれなりにはちゃんとしてるわけだぞ。我々、この第二試合の枠を借りまして、マッスル最強の男を決める総当たり戦『M王グランプリ2018』を開始いたします! その優勝者にはマッスル両国大会のメインイベントへの出場権が与えられます。やれんのか?」ウラノ「そんなリーグ戦やれる時間なんてないでしょ!」亜門「リーグ戦なんてやるわけねえだろ。シングルのリーグ戦やったら見てるほうも俺らもやってらんないよ。後楽園だし年末年始なんだし、総当たりの6人のバトルロイヤルってことでいいんじゃないかな」趙雲「いやいやいや、バトルロイヤルだって6人いたら20分とか30分かかりますよ」亜門「ウルセーよ! やるんだよ!」ペドロ「うるさいのは亜門さんですよ。俺らだって両国を絶対に成功させたいんですから」亜門「ウルセー、ウルセー、全部ウルセー」趙雲「いい加減にしてくださいよ。だいたいそのメガネ、度は入ってるんですか?」亜門「メガネに触るなよ!(趙雲に目潰し)」趙雲「ぎゃあああああああああああ! 目があ! 目があ!」亜門「M王グランプリのMはマッスルのM、そして目潰しのMなんだよ! M、E、T、S、U、B、U、S、H、I、目潰し! なんでプロレスのルールでは目潰しが禁止されているのかわかりますか? それは人間がどんなに鍛えても、眼球だけは鍛えられないからなんですよ。つまり目潰しさえ使えば、一切鍛えてないこの私でもそれなりに試合をやっていて鍛えていて安定した年収のあるこの趙雲子龍を、一瞬のうちに倒すことができるってことなんだよ!」ササダンゴ「確かにアンタの言ってることも一理ある気がする」ペドロ「ルール無用だった初期のUFCだって目潰しは禁止でしたよ」アントン「あのグレイシー一族も目潰しだけは怖かったってことだな」ウラノ「その恐怖を乗り越え、目潰し解禁マッチを勝ち抜いた者こそが両国のメインに立てる!」大石「ルールは簡単、目潰しを使って相手の戦意を喪失し、その隙に相手を倒すのみ!」亜門「オマエら6人の中で相手全員の目を潰して、最後にリングに立っていた者が両国大会のメインイベンターとして決定する! それでは大変長らくお待たせいたしました。ただいまよりマッスル両国大会メインイベント出場権争奪、M王グランプリ2018優勝決定戦を開始いたします!」
こうして試合スタート。3カウント、フォール、ギブアップ、KO、オーバー・ザ・トップロープに加え、あらゆる目潰し攻撃が認められる特別ルールとしておこなわれることに。アントンがササダンゴにマスクが卑怯だと言うとササダンゴはマスクを脱いでアントンと攻防。ウラノがコールドスプレー、大石がレモン汁を持ち出しかえかい。同士討ちとなってウラノと大石が倒れ込み、まとめて押さえ込まれて失格に。アントンがヒザを強打しギブアップ寸前に。ギブアップする前に創作昔話「ごんぎつね」を話してギブアップすると語りだすが内容は「Hey Say Jump」ではなく下ネタ。このごんぎつねをペドロ、ササダンゴが食らって失格。最後は趙雲がアントンに丸め込まれて失格に。結果アントンが優勝した。
試合後、亜門がマイクを取る。亜門「アントン、おめでとう。これがマッスル両国大会のメインに出れる権利の象徴だから(とアタッシュケースを渡す)。このアタッシュケース、2月16日まで誰にも獲られるんじゃないぞ」アントン「ありがとうございます。お、重! 何これ」亜門「そりゃあ両国大会のメインイベンターとしての責任とか気概とかが詰まっているわけだから」アントン「権利書一枚とか入っていればいいでしょ。何が入ってるの」アタッシュケースを開けると中には大量のチケットが。アントン「これひょっとして…」亜門「マッスル両国の残っているチケットだから。メインイベンターとして頑張って手売りしてください」アントン「いったい何枚売れたの?」亜門「今のところ780枚」アントン「売れてねえ!」亜門「というわけでM王グランプリ2018改め『マッスル手売りチケット王グランプリ2018』の優勝者はアントーニオ本多選手でーす! おめでとうございます! みんなで頑張ろうな。このチケットは売店でも販売しますし、この試合が終わった瞬間からマッスル特設サイトがオープンします。サイバーエージェント社直伝のIT技術の粋を集めた夢のようなホームページができていますので、いろんなことを更新していこうかなと思いますので。キリ番キャンペーンとかもやっていきたいなと思っていますので期待しててください。じゃあ最後くらいは坂井が締めてください」ササダンゴ「興行の途中ではございますが中締めとさせてください。皆さんご起立ください! まだまだ2018年30時間以上ございますが、気を抜かずに1分1秒を大事に、こんなところでこんなことしている場合じゃないと思うのですが、ちょっとでも世の中の役に立てるように僕ら2019年もプロレスリングをできる範囲で無理なく頑張っていこうと思っています。2018年皆様へのお疲れ様ですと、2019年への皆様のご健勝を来得いたしまして3、2、1、マッスル! マッスル!で締めたいと思います。3、2、1、マッスル! マッスル!」
第三試合 30分一本勝負
平田のことがよくわかってない里村がタッチをしてしまう。いけしゃあしゃあと出てきた平田だが坂口にすごまされ、赤井のビッグブーツも食らってしまう。ローンバトルの平田だが、高梨にコルバタを見舞うと里村にタッチしようとしたが、これは大鷲が奪って一気呵成に攻める。里村が坂口を挑発。里村が蹴りで攻め立てるも平田がカズキルーペのアピールをしたいとタッチを求めてリングイン。酒呑童子に攻め込まれてピンチの平田だが、坂口と赤井をまとめてドロップキックで倒すとカズキルーペを装着。これを坂口がカットしてイスに乗せて赤井に座らせるも壊れない。すると伊橋が呼び込まれ踏むと破損。壊れたカズキルーペを平田が装着するも『TOKYO GO』そのものも壊れてしまう。号泣する平田に大鷲が「なんのために俺と里村さんがなんでいると思うんだ」というと2人でカズキルーペを装着して『TOKYO GO』をアカペラ。その中でダンスする平田だったが、カズキルーペを装着した坂口の腹パンからPKで蹴って試合終了。試合後、カズキルーペを着用した坂口が「カズキルーペ、すごいね」と某CMばりにカッコよくキメた。
第四試合 30分一本勝負
鳥羽のセコンドにはマッハ、青木のセコンドには鈴木秀樹の姿。青木と奥田でどちらか先発で揉める不穏な空気。青木の蹴りで倒れた鳥羽をコーナーで踏み付け、そこに奥田も加わるが、青木は奥田すら蹴散らそうとする。石井が出てくると奥田はマッハを挑発。奥田が石井にライガーボム。石井もフロント・ハイキックで倒すも奥田はフロント・ネックロックで自陣コーナーへ。すると青木が奥田を場外に出し、鈴木が奥田を記者席に連れていき、暴行。さらにその奥田に青木がイスで襲い掛かるメチャクチャな展開でノーコンテスト裁定。
試合後、鈴木は奥田をリングに連れ出してダブルアーム・スープレックスまで敢行する有様。今林APが混乱を止めようと青木に1・3後楽園のEXTREME級戦のルールを尋ねるも青木は「そのルールは奥田さんが知ってます」とうそぶく。奥田が今度は鳥羽につっかかっていくと、鈴木がその奥田をバックステージへ連行。青木が「ボクシンググローブつけてやってやる!」と発言したため、1・3後楽園のEXTREME級戦はボクシンググローブマッチとなった。
【試合後のコメント】
マッハ ワケ分かんねえよ。あれじゃ試合になんねえじゃん。
鳥羽 桜井呼べっつったの青木だろ? もったいないよ、せっかく桜井呼んどいて。
マッハ テンテンテンだよ目が(笑)。
鳥羽 ホントごめん!
マッハ 分かんないよ、スターウォーズ見てるみたいだった(笑)。
鳥羽 ホントごめん!
マッハ ディズニーランドのアトラクションじゃねえんだから。
鳥羽 3日はちゃんとやるから。
マッハ メチャクチャだな。
鈴木 やったやった、よし。
――誰もが予想しない展開でしたが。
青木 じゃあ俺の勝ちだね、はい。
――マッハさんについては?
青木 いい仕事したんじゃない? 2日続けて何やってんだって青木は(笑)。
――タイトルマッチはグローブ着用になりました。
青木 1月3日、すべて分かります。
――狙いはすべてリングで?
青木 はい。
――奥田選手がかなり痛い目にあっていましたが。
青木 アイツ何がしたいのか分かんない。DDTクビになるから。
鈴木 自分からじゃなくて?
青木 肩叩きにあってるから。早く行けよって、先輩から背中押してあげた感じで。
鈴木 川越にももう1店舗出るらしいですから。
青木 プロレス食パン競争。
鈴木 銀座に出せるものを川越に出して売れるんですかね。
青木 「銀座おく田」(笑)。
鈴木 いいっすね(笑)。
第五試合 30分一本勝負
飯野がショルダーアタックでCIMAとリンダマンをまとめて倒せば、梅田と吉岡で激しい蹴りあい。吉岡が彰人にゼロ戦キックを放つとCIMAが出てきてリバース・スプラッシュ式のダブルニー。さらにジャベで攻め立てる。ストロングハーツに捕まった彰人だが、リンダマンにブレーンバスターを決めて飯野とタッチ。飯野がパワーファイト。リンダマンへのハカエルボーは頭を使って成功させる。梅田が出てきてミドルキック。リンダマンもエクスプロイダーで投げて吉岡と交替。梅田と吉岡の蹴りあい。ここから梅田がストロングハーツの連係に捕まってしまうも、CIMAにスワンダイブ式ミサイルキックを決めて飯野とタッチ。CIMAが飯野にスーパードロル。彰人が出てきてニーアッパーから飯野がスパインバスターもカウント2。飯野がババボムもリンダマンがカット。スピアは吉岡のキックで止められ、リンダマンにジャーマンで投げられるとCIMAがシュバインで叩きつける。これはカウント2。最後はメテオラで3カウント。
「最後は彰人を取って、本当にアイツらはリングからオールアウトや」(CIMA)、リンダマンを島谷が襲撃! 突然、背比べ勃発!
試合後は梅田と吉岡で一触即発。CIMA「紫色のパンツ、難波!…梅田か。わかります、梅田と難波の違い。東京でいうたら新宿と池袋みたいな。それはさておき、吉岡さん、落ち着いて。まず年内最後のDDT参戦、最後はストロングハーツがこのDDTでしっかり勝って締めることができたからよ。俺にとってはALL OUTである意味、竹下幸之介以上に厳しい壁やと思った飯野から3つ取ったぞ。重たい選手は苦手やからな。今日はリンダマンとWRESTLE-1から加入してくれた吉岡世起のトリオやったけどな、4日後の1月3日、新春のこの後楽園ホールでは飯野、彰人、幸之介。こっちはCIMA、トアン・イーナン、上海に帰ってるT-Hawkや。このトリオのベルト懸けてやるけどな。幸之介にはシングルで勝った、今日、飯野に勝った。次の標的は一人しかおらんやろ。彰人、俺とかT-Hawkがいくんじゃないぞ。DDTに屈辱を味わわせるために彰人、オマエを葬るのはトアンや。トアンのことを大してわかってへんと思うけどな、それでええんや。1月3日にトアンの名前をこのDDTのリングに刻んでもらうからな。しっかり幸之介に伝えときや。最後は彰人を取って、本当にアイツらはリングからオールアウトや」引き揚げようとするリンダマンだったが、島谷が襲撃。リングに上がると背比べをしてお互い勝ち名乗り。さらに乱闘を繰り広げてバックステージへと消えた。
【試合後のコメント】
彰人 ごめん、俺が最後、助けに行けなかった。終盤から僕が機能してなかった。完全に動き止められてた。
飯野 最後の締めは自分のスピアでと…。
彰人 あれで向こうは飯野を甘く見たから。お前のポテンシャルはあんなもんじゃない。もっともっと、1月3日にすべて出せばいい。
飯野 1月3日、全部出します。
彰人 ああやってリング上で竹下も倒した、飯野も倒した、次の標的は俺だって。いいよ、そうやって言ってくれるのが一番燃えるよ。自分が主役になった時こそ本気出すって自分で分かってるから。やってやるよ。全部突っぱねて、僕らALL OUTが3カウント、ギブアップとって、この腰に、DDTに、ベルト戻して、新年のいいスタート切りたいと思います。
CIMA 最後のなんやアレ? 飯食いに行くぞ。始発で来て日帰りせなあかんからな。
リンダマン ハードスケジュールだよ馬鹿野郎!
CIMA 数年ぶりに日本で年越しやぞ!まあ吉岡世起も合流して。
リンダマン ウェルカム!
吉岡 梅田っていったっけ、あの紫色のヤツ。熊本出身でキック使っておい、キャラ被ってんだよ。先輩に譲れって。ぶち殺すぞ。
CIMA わきまえなアカンで。DDT礼儀ないで。WRESTLE-1、生意気なヤツたくさんいてるわ。でもWRESTLE-1はいまこう(上向きに)きてるわ。DDTどうやおい。俺らがもっともっと荒らしたるからな。特にT-Hawk、復帰した山村、上海で調整しとるからな。まだまだ上海にはいっぱいいてる。アメリカ人もメキシコ人も。その気になったらDDTと全面対抗戦もできるからな。何人でもええのや。DDTでもいてるんやったら、リンダに言うてこいリンダに。
リンダマン そうっすね。DDTの中にいるんだったら。誰でも言ってこい! 2018年はいい年越しできそうだ。
CIMA 俺は芦野に負けたけどしゃあない。
リンダマン それは置いといて、いい餅食って体パンパンにしてやる。
CIMA 芦野、腹は負けへんぞ。ストロングハーツは日本人、外国人、誰でもええけどな、一つだけ審査があるんや。メチャクチャ厳しいからな。ストロングハーツに入るには、ウチのエル・リンダマンより高身長やないとアカンのや。これはなかなか厳しいぞ。
リンダマン なかなか難しい、そこに引っかかっちゃう馬鹿野郎がきたんですよ。島谷! 1月3日シングルマッチ決まってるけどよ、いい気持ちで年越ししようとしてたところに入ってきやがって。おい島谷! もう一回、お前に地獄を見せてやる。リング上は身長がすべてだ。よく覚えとけ!
休憩明け
1・27後楽園にスペースモンキー初来日! 7・15大田区の大会名は「Wrestle Peter Pan 2019」!
休憩明け、今林APがリングに上がり、1・3後楽園のマジ卍超のメインビジュアル公開、さらに中継ゲストにシュークリームロケッツの長月翠さん来場をアナウンス。さらに1・13大阪大会からジェイソン“ザ・ギフト”キンケイドの参戦と、1・27後楽園大会からスペースモンキーの初参戦が発表された。最後に7・15大田区無料興行の大会名が「Wrestle Peter Pan 2019」と告知され、そのハッシュタグを決めるアンケートがTwitterで実施されるとのこと。
セミファイナル 30分一本勝負
パワーで攻め込む吉村だったが、佐々木もトラースキックでなんとか逆転してプーマに託す。プーマが変幻自在の攻め。吉村払い腰で返してゲバラとタッチ。ゲバラがプーマにフラムフライ。プーマもホイップしてのダブルニー。プーマがリバース・フランケンもゲバラもリバース・フランケン。プーマをコーナーに乗せてフランケン。プーマも返して佐々木とタッチ。佐々木はゲバラを相手コーナーに投げて吉村とタッチ。佐々木が吉村にダイビング・ラリアット。ペディグリーは吉村がハンマーパンチで決めさせない。プーマが介入して串刺し攻撃も吉村がパワーで返して佐々木にブレーンバスターからギロチンドロップ。サイドバスターはカウント2。パワーボムは佐々木がかわしてクロスフェース狙い。吉村もキャンバスに叩きつけて串刺しラリアット。パワースラムからカバーするもカウント2。佐々木もラリアットをかわして飛びついてペディグリー。これで脳天から真っ逆さまに落ちた吉村が動けず、そのままレフェリーストップとなった。
試合後、佐々木が「このまま寝てんじゃねえよ。そんなゴミ屑連れて帰れ。そいつは1月3日の挑戦者だろ。フザけんじゃねえよ」と吐き捨て退場。今林APは「足も動いて、握力も戻ってきた」と説明。その後、救急隊員が駆けつけ、吉村は病院へと搬送された。
【試合後のコメント】
佐々木 聞きたいことたくさんあるだろ。今頃、俺のことたくさん(の人間が)批判してるだろ。俺からしたらよ、どうでもいいよそんなのは。結局は吉村、その程度だったってことだ。アイツはその程度。俺だってよ、これ(ベルト)獲るために13年くらいさんざん受け身取ってきたよ。あんな、たった一発、受け身取れねえんだったらよ、とっととやめて田舎に帰ってサラリーマンにでもなったほうがいいよ。リングの上をナメんじゃねえって。みんな覚悟を持って上がってるとか言うけど、俺は覚悟なんてもってねえ。なるようにしかなんない。アイツはなるようにああなった。そういう人生、その程度だったんだ。質問は?
――いつもと変わらない激しい試合をしただけだったと。
佐々木 受け身が取れないならリングに上がるなって。
――あくまでプロとして、と。
佐々木 ああ、ゼロからやり直せ。アメリカでストリップばっか行ってるからだ。
――現状では3日がどうなるか分からないですが。
佐々木 3日はあれだ、ハワイ行く。休みだ休み、相手いねえんだから。(今林APに)いいだろ。
今林 (マッチメイクを)検討しなきゃいけないですね。
佐々木 俺のハワイ行きを検討すんのか。
今林 ハワイはないと思います。
佐々木 へへっ(苦笑)。だってよ。
メインイベント 時間無制限一本勝負
D王 GRAND PRIX 2019優勝決定戦
※竹下が初優勝。
まず先に入場した竹下がマイクを取って「今、吉村が力になるのは吉村コールだと思うので声援をお願いします」と促して「ヨシムラ」コール。これを聞いた竹下は「必ず吉村に届いていると思います。潮﨑選手、僕はすべてを受け止めた上で勝つので遠慮なくきてください」と呼びかけ、潮﨑が入場。試合がスタートすると竹下がショルダーアタックで倒す。潮﨑は竹下のヘッドロックをバックドロップで解除すると逆水平一発。リング下に逃げた竹下になおも潮﨑は逆水平。潮﨑は場外マットを剥いでDDTで叩きつける。潮﨑が竹下をリングに戻すとコーナー2段目からダイビング・ニードロップ。ここからフェースロックで絞っていく。これは竹下がロープエスケープ。エルボーで向かっていく竹下に潮﨑はスタンディングの肩固めからグラウンドに引きずり込んでいく。そこからカバーするもカウント2。潮﨑が逆水平からバックドロップはカウント2。ブレーンバスターは竹下が踏ん張ってエルボー。潮﨑が逆水平で倍返し。竹下もゼロ戦キックで返していく。10分経過、竹下がジャンピング・ラリアット。さらにスワンダイブ・ミサイルキックを放つがカウント2。竹下はフェイントを入れてのDDT。潮﨑もカウンターのドロップキックを突き刺す。潮﨑のマシンガン逆水平に竹下がマシンガンエルボー。これに怒った潮﨑がなおもマシンガン逆水平。竹下は串刺しビッグブーツから雪崩式ブレーンバスター狙い。潮﨑はそこでの肩固め。さらに捻りを加えた雪崩式ブレーンバスターで落とす。これはカウント2。15分経過、竹下はブルーサンダー。これはカウント2。ファブル狙いは潮﨑が止めに入る。エプロンからヒザを入れた竹下だが、ファブルは潮﨑が迎撃。潮﨑コールと竹下コールが交錯する中、ダブルダウン。両者起き上がると潮﨑が逆水平。竹下がエルボーも、潮﨑の逆水平に崩れる。ローリングのケサ蹴りをエルボーで撃ち落とした竹下がザーヒー。ショートレンジラリアットは潮﨑が豪腕で返していく。潮﨑がシットダウン・パワーボム。しかしカウント2。潮﨑のゴーフラッシャー狙いを竹下がニールキックで撃ち落とす。20分経過、竹下のエルボーも潮﨑が豪腕。さらにゴーフラッシャーもカウント2。竹下の逆水平に潮﨑が逆水平で返す。潮﨑の豪腕を竹下がかわして投げ捨てジャーマン。竹下がラリアット。しかしカウント2。人でなしドライバーはカウント2。ならばとファブルからジャーマン。さらにクラッチを離さずジャーマンでトドメを刺した。
エンディング
「(DDTが)面白いということは世界一なので。あとは強いという面でも世界一にしたい」(竹下)
試合後、竹下が潮﨑に呼びかける。「潮﨑選手、このカードが決まった時、僕は潮﨑選手を越えると言いました。今日のこの1試合で潮﨑豪を越えることができたなんてこれっぽっちも思ってません。でも、12月30日、平成最後の12月で今日勝ったのはこの竹下幸之介です。あなたの言う痛み、苦しみ、今まで味わったことのない最強クラスのものでした。まだまだやり足りないんで、またどこかで会ったときは遠慮なく僕の大胸筋に逆水平チョップを打ち込んでください。ありがとうございました」ここで今林APが選手たち呼び込み、この1年の総括。MAO「今年はいっぱい変なことしました! 来年もこんな感じで変なこといっぱいしたいと思います」里村「私がKO-Dのベルトを獲ったことは勲章です」HARASHIMA「今、笑顔でいるんでいい一年だったんじゃないかなと思います!」最後に竹下が「2019年もDDT全員で面白いプロレス、楽しいプロレス、熱いプロレスを全力でお届けすること約束します」と挨拶し、三本締め。
【試合後のコメント】
竹下 缶ビールないですか缶ビール。リーグ戦優勝といえば缶ビールでしょ! そういうところがちょっと、インデーですね、インデー。D王グランプリで優勝できたという実感、潮﨑豪を倒すことができたという実感よりも、潮﨑豪選手のチョップが強烈という実感しか今のところありません。そして豪腕ラリアット、あんなの食らったことないです。チョップもラリアットも数々のものを食らってきましたけど、ちょっとレベルが違うというか。本当に格が違うというか。でも今日、僕が最後まで闘い抜くことができて、ジャーマン・スープレックスを潮﨑選手に決めることができたのは、一重にみなさんの応援のおかげです。本当に力になりました。ここまでたくさんの応援が力になったのは初めてでした。優勝決定戦の前から言ってたんですけど、僕は「最後、意地で頑張る」とか「気持ちで負けなかった」とか、そういう次元じゃないって。でもそういう火事場のクソ力ってあるんだなって、潮﨑選手と闘って初めて思いました。初めて、プロレスで本当の痛みを味わい、プロレスをやりました。応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
――この試合での成長もあると思いますが、来年に向けては?
竹下 これで2月17日、両国国技館大会のメインイベントが決まったんで。前回の両国大会を除いては約2年間、4大会連続でずっと僕がチャンピオンとしてメイン張ってきて。前回の両国はベルト落として、欠場でトーナメントも出れなくて、メインが確実にないものだったという状況で。そこでやっぱり、メインイベントで闘いたいと思いました。なのでこのD王グランプリ2019は本当に特別な気持ち、大きな気持ち、絶対負けたくないんだという気持ち、それを持って挑んで。それが結果になっていると思うので。努力が報われるのは嬉しいことですね。
――結果的にDDTvsノアという雰囲気もありましたが。
竹下 潮﨑選手への応援と僕への応援、対抗戦感があって。ああいうシチュエーションで闘うことはなかなか僕はなかったので。ホームリングなのに応援されないって状況が多かったので。ただ僕はスタンスとしては、テーマとしてはDDTvsノアではなく、竹下幸之介vs潮﨑豪だったので。それを見せられたんじゃないかなと思います。
――今日はプロレス人生でも大きな1日だったかと。
竹下 そうですね。後楽園じゃない時は、僕らいろんな地方回って試合してるんですけど、特にここ最近、半年くらいは毎回、自分に実のある試合になってて。1試合1試合、本当に大切に闘おうという気持ちで。DDTの選手はみんなそういう気持ちでやってくれてると思うんですけど。僕は特にそういう気持ちで。対潮﨑豪っていうのは特別なものではありましたけど、でも「勝ったから自信になります」っていうことではなく、自分が今までやってきたこと、今やっていることが間違ってないんだという証明、これが何よりの自信になりますね。このグランプリ、いろんな対戦相手がいましたし。青木選手との対戦、潮﨑選手との対戦。この2つの勝利は、僕が言い続けてた「DDTを強い団体にしたい」。面白いということは世界一なので。あとは強いという面でも世界一にしたいので。それに近づいてるんじゃないかなと思いました。
――激闘でした。
潮﨑 若さと強さが両方あったね。両方兼ね備えた選手だったと思います。今日の結果がすべてっちゃすべてだろうけど、こんなんで終わるつもりもないし。DDTの意地というものを感じました。
――竹下選手からは「またいつか」と。
潮﨑 こっちもね、3カウント取られたままじゃいられないんで。次、機会があればいつでもいってやりますよ。いつでも目の前に立って、体に刻み込んでやりたいと思います。
――竹下選手の気持ちの部分は?
潮﨑 こっちが攻めてた印象しかないけど、立ち向かってくる表情、気合い、声。それはよかったと思います。決勝で彼とやれたっていうのは自分にとっても、まあマイナスではないね、プラスだね。プラスな負けになりましたよ。でも負けばかりじゃ悔しいんでね。いつでもやってやります。
――初めて対戦する選手も多かったと思いますが。
潮﨑 初戦から強烈な選手ばかりだったんで。ヘビー、ジュニアとか(階級分けが)特にない中で、みんな技術、気持ち、パワー、そういうものをすべて出して試合ができたんで。出ると決めたことは間違いではなかったですね。自分にとって完全なるプラスになりましたよ。