オープニング
大家の父・善一さんをDAMNATIONが襲撃! 救出した大家たちがオープニングコール!
急遽自由席を増席してから、今林久弥APと井上マイクリングアナがによる前説がスタート。DDT初開催となる南砺市大会だが、大家健の凱旋興行ということで、実父の善一さんをがリングイン。何でも善一さんの多岐にわたるボランティア活動が認められ、12月22日に市長から表彰されるという。そのことを自ら原稿に書いてきた善一さんが、自らマイクを持って挨拶をしていると、島谷、ポーリー、そして佐々木のDAMNATIONが乱入。12月22日はカリスマの誕生日だという島谷。そして佐々木も善一さんからカツアゲをしようとする。慌てて大家、HARASHIMA、アントンが飛び込んできて善一さんを救出。途中で妨害された善一さんの挨拶はメインで大家組が勝ったらしてもらうということで、ひとまず大家親子、HARASHIMA、アントンでオープニングコール。
オープニングマッチ 30分一本勝負
飯野と樋口のショルダータックルでのぶつかり合いからスタート。チョップ合戦から飯野がタックルでなぎ倒すが、すぐに樋口もぶちかまし。上野は梅田をアームドラッグで投げていくが、梅田は蹴り飛ばす。竹下がスリングショット式アトミコからココナッツクラッシュで上野を追い込むと、飯野はハカエルボーを投下。アルゼンチン・バックブリーカーをスリーパーで切り返した上野はドロップキックを返してベイリーにタッチ。飯野がベイリーをバックフリップで叩き付けると、梅田がフロントキック。ベイリーも蹴り返してからその場跳びムーンサルト・ニープレス。竹下がジャベリンキックを狙ったが樋口がのど輪でキャッチ。のど輪落としはウラカンで切り返した竹下だが、樋口はオクラホマスタンピート。さらに上野とベイリーの連係攻撃から飯野がタックル、梅田がPK。上野はウラカン・ラナで丸め込むが、竹下はそこからウォール・オブ・タケシタで切り返してギブアップを奪った。
第二試合 30分一本勝負
ロープにぶら下がるプーマの真似をするMAOだが「痛い! 痛い!」を連呼。握手を求めてはスカすプーマに苛立つMAOだが、プーマは変形足4の字固めのようなジャベから回転エビ固め → 弓矢固めと流れるように決めていく。丸め込み合戦からMAOがアームドラッグからのドロップキックでプーマを場外に出すと、ダイブとすると思わせてバック転フェイント。しかし、プーマが飛び込んできてトラースキック。ブレーンバスター、串刺しラリアット、低空ドロップキックで追い込んでいったプーマはラ・マヒストラルからムイビエンおようなジャベへ。どうにかロープに逃れたMAOはジョン・ウーでプーマを場外まで吹っ飛ばすとトペコンを発射。しかしプーマもポップアップしてMAOをマットに叩き付けるとトラースキック。さらにレフェリーの目を盗んで急所蹴り。怒ったMAOはハリウッドスタープレスを返すが、プーマは外道クラッチ。慌ててキックアウトしたMAOだが、プーマは変形ロメロスペシャル。それでもMAOは串刺しニーをブチ込むと、ウラカン・ラナからのモモ☆ラッチで3カウント。これで開幕から2連勝で4点となった。
【試合後のコメント】
MAO 日本でもルチャ・リブレが学べる環境に時代になったのでありますけども、やっぱり本場は未知数が過ぎますね。ワタシもね一応心得はあるんです、心得は。基本的なところしかなかったですね(苦笑)。相手の土俵じゃ闘えませんでした。けど最後はもうモモ☆ラッチで取ろうと思っていたので、モモ☆ラッチ一本に絞って、こだわってモモ☆ラッチで取れたんで。リーグ戦だからこそっていう闘い方をこの先もやっていこうと思います。明日はプーマ・キングとメキシコで学んでいたという佐々木さんですけど。チャンピオン……ワタシもKO-D(タッグ)チャンピオンなのでチャンピオン対決を制したいと思います。
プーマ MAO選手はとてもいい選手だったので、すごく幸せな時間を過ごしました。
ーーこの先のリーグ戦をどう闘おうと考えていますか。
プーマ DDTはいい会社だし、日本はすごくプロレスが進んでいる国だと思うので、ここで頑張りたいと思っています。
第三試合 30分一本勝負
Bブロック公式リーグ戦
※シューティングスター・プレス
アームドラッグで高尾を場外に投げたゲバラは、トップロープを使ったバック宙からフレアーウォークで挑発。そこから握手を求めたゲバラだが、応じた瞬間ガットショットを見舞った高尾はエルボー。だが、ゲバラはカウンターのドロップキック。高尾は強引にゲバラを場外に出すと、客席に叩き付ける。怒ったゲバラも応援して場外乱闘に。散々痛めつけてからリングに戻した高尾はゲバラの首から肩の辺りを集中攻撃。執拗なカバーで追い込んでいった高尾はサミング。ゲバラもスワンダイブ式クロスボディーから場外に出してトペ。さらに高尾をリングに戻してアトミコを投下。高尾もドロップキックから背中へのダイビング・フットスタンプを返すと、トラースキック2連発。一気にジントニックを狙ったが、これを回転エビ固めで切り返したゲバラはトラースキック。さらに後頭部にもう一発ブチ込んだゲバラはその場飛びシューティングスター。これをかわした高尾は公認エンドレスワルツからジントニックを狙う。だが、カナディアン・デストロイヤーで切り返したゲバラはダメ押しのシューティングスター・プレスで3カウント。高尾はまさかの2連敗となってしまった。
【試合後のコメント】
ーー開幕から2連発となってしまいましたが。
高尾 負けた記憶はないですね。たぶん幻覚を見ているんじゃないですかね、カメラマンさんたちが。負けた記憶はないですね。さっきも返したんじゃないですか? なので、ちょっと勝ったことにしてもらっていいですか。
ーー公式記録で高尾選手が負けたことになっているので。
高尾 でも自分の記録では一応2勝になってますけど。どうしたらいいですかね? 会社が悪いんですかね?
ーーここから勝ち星を重ねていくしかないと思いますが。
高尾 負けたつもりはないですけど、次は新木場、テツヤなんで。まあこれで3連勝確実かなって。テツヤとやるのは楽しみではあるので。負けはしませんけど……勝ちます。以上。
ゲバラ 昨日よりだいぶ試合したぜ。みんなに知っておいてほしい。サミー・ゲバラがリングに上がって1分で終わろうが、16分で終わろうが、このショーの中で一番インパクトを与えるのはサミー・ゲバラなんだ。なぜなら俺こそがショーだからだ! 俺はコメディも出来るし、ストロングな試合も出来る。……興奮してきたぜ! 俺様はこの地球上で一番すごいハイフライヤーだ! 俺はただのベストハイプレイヤーなだけでなく、俺はDDTのチャンピオンになるんだ! 俺は誕生日もここで過ごしているし、家族もアメリカに置いてきてるし、俺はチャンピオンになるために日本に来ているんだから、俺は絶対にこのリーグ戦で優勝してチャンピオンになる!
第四試合 30分一本勝負
これが公式戦初戦の遠藤。じっくりとしたレスリングから髪の毛をつかんだ高梨はヘアーホイップ。側転で着地した遠藤だが、高梨はヒザを持ち上げてマットに叩き付ける。左ヒザを攻撃していった高梨だが、遠藤も低空ドロップキックをかわしてその場飛びムーンサルト。逆にヘアーホイップで投げていった遠藤は高梨をエプロンに出すが、高梨がトップロープへのスタンガンから鉄柱を使って左ヒザを攻撃。さらにセコンドの島谷にも殴りかかっていった高梨だが、背後から蹴っていった遠藤がプランチャ。しかし、高梨がかわして島谷に誤爆。すると高梨は場外に出て遠藤をバックステージに連れていったり、島谷をぶつけたりしてから素早くリングに戻る。この時点で場外カウントは18だったが、遠藤は19で滑り込む。ならばと高梨は変形足4の字固めでなおも左ヒザを攻めていくが、遠藤はオーバーヘッドキックを返すと、スワンダイブ・フォアアーム。高梨が鼻つまみチョップを狙うと、遠藤も鼻をつまんでいくが、松井レフェリーが両者を分ける。高梨が逆さ押さえ込みにいけば、ゆりかもめで切り返した遠藤。さらにパワーボムの体勢から背後のコーナーに高梨を投げつけると、トーチャーラックボムを狙うがこれをDDTで切り返した高梨。しかし遠藤はゆりかもめに捉えると、そこから変形ゆりかもめにスイッチしてギブアップを奪った。
【試合後のコメント】
遠藤 よっしゃあ、まずは1勝だ。高梨将弘、何かに勝ったぐらいで調子に乗ってんじゃねぇよ! って後楽園でカリスマに言ったけど、今日はちょっと調子に乗らせてください。オイ! 俺はこのリーグ戦、かなり高いモチベーションでやってるぞ。何でか聞いてみろ。
ーー何でですか?
遠藤 それはまだ言わない。以上。何か質問あるか? 何か聞けよ!
ーー気をつけている相手は?
遠藤 それはまだ言わない。もういいか。
※高梨はノーコメント。
セミファイナル 30分一本勝負
握手から試合開始。これが公式戦初戦の彰人はヘッドロックの応酬から場外に出ると、リング下をくぐって彰人を探している潮﨑の背後から襲いかかる。しかし潮﨑も場外で彰人を持ち上げてはエプロンに投げつける。さらにエプロンにうつ伏せに寝かせると、ランニングニーでカチ上げる。逆水平チョップを打っていく潮﨑だが、彰人はかわして鉄柱に誤爆させる。そこから彰人は鉄柱に潮﨑の右手を叩き付け、リングに戻っても徹底的に右腕攻め。潮﨑がコーナーに登っても追いかけていき、アームロックに捉えるが、潮﨑は雪崩式ゴーフラッシャーで切り返す。さらにマシンガンチョップを叩き込んだ潮﨑はランニング袈裟斬りチョップ。彰人もジャンピング・アームブリーカーからワキ固めに捉えると、オモプラッタクラッチ、さらにはゴリースペシャルの体勢から後方のコーナーに叩き付けて、そこからロープに足を乗せてのスクールボーイで丸め込んだがカウント3が奪えない。スリーパーで絞め上げた潮﨑はゴーフラッシャー。しかしダメージでカバーにいけない。すると彰人はレフェリーを盾にしてからヒザに低空ドロップキック。そこから丸め込むが、キックアウトした潮﨑はラリアット。さらにダメ押しの豪腕ラリアットで3カウント。潮﨑は2連勝となった。
【試合後のコメント】
彰人 何だよ! 何かあるのかよ。
ーー公式戦初戦でしたが。
彰人 誰だ潮﨑豪なんか入れたの。D王だろ! DDTの王様、ナンバーワン決めるリーグ戦になんで他団体のチョーつえぇ奴がいるんだよ! イテェじゃねぇか。あんなの勝てねぇよ。ふざけんじゃねぇよ。あと誰? 他団体でこっちにいるの。プーマ? プーマ・キング、ちくしょー。あいつらいらねぇよ。全部DDTのメンバーでやれよ。いいよ、明日からまた取り返すよ。
メインイベント 30分一本勝負
大家健地元凱旋!南砺名物なんとびっくりスペシャル6人タッグマッチ
※垂直落下式ブレーンバスター
HARASHIMA&アントンの後から地元出身の大家が入場し、紙テープを浴びる。さらに大家にはちびっこから花束贈呈。続いて入場したDAMNATIONが襲い掛かって開始のゴング。アントンは佐々木とのリープフロッグの際に躓いてヒザを強打。ギブアップしようとしたが、ギブアップする前に昨日徹夜で考えてきた昔話「ごんぎつね」を話してギブアップすると言うが、その内容はブラックラーメンではなく、下ネタ。会場がざわつく中、サミングが成功し、替わった大家が出て行くもDAMNATIONの場外戦でペースを奪われてしまう。リングに戻された大家がローンバトルを強いられてしまう。大家は島谷へのダイビングショルダーで逆転し、替わったHARASHIMAが一気呵成に攻める。島谷も佐々木のアシストからランニングエルボーを放ってポーリーとスイッチ。ポーリーのフィッシャーマンを食らったHARASHIMAだがジャンピングハイをブチ込んでアントンとタッチ。アントンがポーリーにバイオニックエルボーも逆に食らってしまって、佐々木のダイビング・ラリアットと一転してピンチ。それでもアントンはトレイン攻撃をかわし、ポーリーには決死のクロスボディー。戦況を大家に託す。大家は島谷にカミカゼ。佐々木への炎のスピアはかわされて連係を許してしまう。佐々木のクロスフェースはロープに逃れた大家。島谷が出てくるとダイビング・ボディーアタック。しかしカウント2止まり。エルボーの打ち合いから大家が頭突きからDDT。アントンのエルボードロップからHARASHIMAのスワンダイブ・ボディープレスとアシストが入り、カットに入ったポーリーには大家がスピアで蹴散らす大立ち回り。島谷の丸め込みでヒヤリとさせられる場面もあったがバックドロップで黙らせると垂直落下式ブレーンバスターで息の根を止めた。
エンディング
大家が父・善一さんに感謝の「ありがとう!」でバッコミ締め!
試合後、大家がマイク。大家「おい、勝ちましたよ! 私、41歳なんですけど、つい数年前に結婚して子供が生まれました。子供とかかわいいなんて思ったことないし、別に結婚なんてどうでもいいって39歳ぐらいまで思っていたんですけど、そんなことねえから。めちゃめちゃ子供はかわいいです。自分の子供が一番かわいいですよね? そうなんですよ! 俺なんて何もやってないのに、いつもいつも富山大会にこんなに人を呼んでくれて助けてくれるのはウチの親父なんですよ! 親父がバカにされた悔しさを今日晴らしてやりました!」大家が善一さんをリングに呼び込む。大家「ここで言うことじゃないですけど1ヵ月前、僕に『病院連れてってくれ』と。そんなこと言わないですよ。お願いする感じで言って、俺はメチャクチャ心配で気が気でなかったけど、元気になってくれて本当に誇りのお父さんです」善一さん「今日はいろいろとありがとうございました。私のボランティアは皆さん方に助けられてやってます。支援物資も私一人の力では持っていけません。みんなの力で米もろうたり、ガソリンもろうたりして、それを持っていっただけのことです。大したことではありませんけども、みんなの力があったからこそ私ができたわけです」善一さんは福島県亘理郡山元町で生産されているいちごの注文を携帯への電話かショートメールで受け付けるといい「これも支援です。今日は本当にありがとうございました」と感謝を述べる。最後は大家が「いくぞー! ありがとう!」でバッコミ締め。
【試合後のコメント】
大家 勝ったら言おうと思ってたんですけど、ここ南砺市、ここが地元で生まれたんですけど、実はボク小学生ぐらいのときに全日本プロレスに来てて。1000人ぐらいのお客さんが集まったんですよね、こことは別の体育館なんですけど。それ以来なんですよ。まったくプロレスファンでもない俺が、何かクジに当たって観に行ったんですよね。その30数年後にまさか、次のプロレスが…この大家健がやるなんて夢にも思わなかったんですよ! すごい嬉しくて。お客さんが応援してくれるような、お客さんが喜ぶようなプロレスが出来るかどうかなっていう心配もあったんですよ。ただ今日、勝つことが出来て本当にみんなも喜んでくれたし、それが一番よかったと思うし、これをなんで忘れてたかっていうとオヤジをバカにされたっていうのが一番嫌だったから。それが大きかったですよね。その怒りの力にパワーに変えて、HARASHIMAさんアントンの力を借りて勝つことが出来たんだと思っています。オヤジ言っていたように、人はやっぱり一人では生きていけない。皆さんに助けられて生きている! ということが今日地元に帰ってきて、改めて分かりました! これからもこの勝利におごることなく、皆さんに感謝をしながらこの先生きていきたいと思いますので、皆さんこれからも応援よろしくお願いします!