オープニングマッチ 時間無制限一本勝負
27日、神奈川県某市で「DDT路上プロレス in 神奈川県-男色ディーノ市議会議員!?への道-」がおこなわれた。そもそもこの日の19〜21時にAbemaTV格闘チャンネルでの「DDT路上プロレスin神奈川県」生中継が決定したのだが、4・17新木場大会終了後に男色ディーノが神奈川県某市の市議会議員に立候補すると勝手に言い出し、その中継内容を「地方自治体を変えたいという真っ白い心」で地元住民への挨拶回りに変更すると宣言。路上プロレスを敢行したい高木三四郎と真っ向対立したまま当日を迎えた。神奈川県某市としか発表されていなかったが、ディーノがいたのは神奈川県藤沢市にある商業ビル「フジサワ名店ビル」の前。東京03の豊本明長さんに向かって藤沢市の市議会議員に立候補することと、挨拶回りの重要性を訴えた男色ディーノは、秘書の大石真翔、身の回りを世話する上野勇希、藤沢出身の上福ゆき、ウグイス嬢ののどかおねえさんを選挙活動をする仲間と紹介。さらに藤沢市のスーパースターとしてマスコットキャラのふじキュンも味方につけた模様。そこでフジサワ名店ビルのオーナーである山田秀幸社長がものすごい権力を持っているという情報を得たディーノたちは、挨拶をするためにビルの中に入っていく。
「藤沢の街をおっ勃ってます! ビンビンですか!」を合言葉に、各店舗の店員やお客さんにビラを配りながら進んでいったディーノ一行は2Fに移動。本屋の中に入っていくと、高木三四郎と大鷲透が待ち構えていた。しかし暴力反対を掲げているディーノは手を出せないため、秘書の大石&上野が手を汚すことに。すると高木は大鷲のパートナーとして助っ人を用意したと言い出す。バイオリンの旋律と共に滾りながら登場したのは中邑珍輔。実況・解説はDDT中継実況でお馴染みの村田晴郎さんと今林久弥AP。
オープニングマッチは大鷲透&中邑珍輔vs上野有希&大石真翔のタッグマッチ。普通に立ち読みをしているお客さんのすぐ傍で試合が始まる。大鷲はルチャの動きで上野を投げ飛ばす。試合中、AbemaTVの画面には「男色ディーノ候補の出馬について維持するor支持しない」というアンケートが表示される。珍輔は大石に握手を求めていくが、スカして「カモーン!」と挑発。だが、これに怒った大石にボコボコにされてしまう。足4の字固めに捕まった珍輔だが、カメラマンのケーブルをつかんでエスケープ。すると珍輔は大石に急所攻撃をお見舞い。ここで再びバイオリンの旋律が書店内に響き渡る。大鷲も背後から上野に襲いかかると、珍輔と一緒にバイブレーション踏みつけ攻撃。さらに珍輔が書店内をダッシュしてキンサシャ。だが、これをかわして大鷲に誤爆させた上野が珍輔を丸め込んで3カウント。アンケートの結果は支持するが66.2%、支持しないが33.8%。
試合に勝ち、支持率も66%ということで意気揚々と3Fに進んでいくディーノ一行。するとメンズカジュアルショップで東京女子プロレスの山下実優と坂崎ユカが洋服を選んでいるところに遭遇。藤沢にいい服があると聞いてきたという山下&坂崎に対し、藤沢出身にも関わらず「藤沢にそんな服ないよ」と暴言を吐いた上福。これに怒った山下は店外に出るように言うと、試合を要求。
第二試合 時間無制限一本勝負
第2試合は山下実優&坂崎ユカvsのどかおねえさん&上福ゆきの東京女子プロレスによるタッグマッチ。暴言を吐いておきながら「藤沢の観光大使になりたいのぉ」と言う上福に襲いかかった山下&坂崎。3Fにもあった本屋の中に雪崩れ込み、坂崎が上福にアンクルロックを決めるが、上福は本にタッチしてエスケープ。山下もおねえさんにサッカーボールキックからヘッドロック。すると山下&坂崎は同時に上福&のどかをホイップして叩き付ける。そこに坂崎がスライディングラリアット。山下もケブラドーラ・コンヒーロでのどかを上福に叩き付けると、坂崎が踏み台からの魔法少女スプラッシュを投下。最後は山下がダメ押しのクラッシュラビットヒートで3カウント。選挙活動とは関係なく、東京女子の内輪揉めだったわけだが、試合を終えて和解した東京女子の4選手は、1Fのドーナツ店にお茶をしに行ってしまった。
第三試合 時間無制限一本勝負
再び「藤沢の街をおっ勃ってます! ビンビンですか!」のキャッチフレーズを連呼しながら4Fに進んでいくディーノ一行。文房具の有隣堂に入っていくと、吉村直巳&奥田啓介&定アキラのナオミキングダムが万引きをしている場面をたまたま目撃してしまう。当然、止めに入ったディーノと大石だが、ナオミキングダムは大石を袋叩きにする。ディーノが「誰か助けて!」と叫ぶと、たまたま居合わせたHARASHIMA&高尾蒼馬&梅田公太が「万引きは良くないよ」と入ってくる。そこでプロレスで決着をつけることに。
第3試合はHARASHIMA&高尾蒼馬&梅田公太vs吉村直巳&奥田啓介&定アキラの6人タッグマッチ。HARASHIMAと奥田が文房具店内でグラウンドの攻防を展開。ここでAbemaTVの画面には「男色ディーノ候補の出馬について維持するor支持しない」というアンケートが表示される。梅田の蹴りと吉村の逆水平チョップ打ち合いから、両チームが入り乱れての大乱闘に。奥田は暴力反対を掲げるディーノにも襲いかかる。HARASHIMAと吉村は高級万年筆が並ぶショーケースの前でエルボーの打ち合い。さらにHARASHIMAが奥田をロメロスペシャルで吊りあげるが、吉村が救出すると定が首4の字。そこから首4の字の数珠つなぎに。最後に残った吉村は逆エビ固めで全員ひっくり返す。吉村は一気にパワーボムを狙ったが、梅田がカット。だが、定が梅田に襲いかかり、吉村とサンドイッチ・ラリアット。さらに奥田がランニングニー。だが、奥田のパンチを高尾がかわして吉村に誤爆させる。高尾は定の頭に買い物かごを被せると、HARASHIMAが蒼魔刀をブチ込んで3カウント。「覚えていろよ!」と捨て台詞を吐いてナオミキングダムが去っていくと、HARASHIMAはディーノを後押しする。しかし、支持率アンケートの結果は支持するが63.5%、支持しないが36.5%と若干ダウン。
第四試合 時間無制限一本勝負
ここで「世田谷区からお越しの男色ディーノ様、高木三四郎様が地下1Fでお待ちです」という店内アナウンスが流れる。ことごとく邪魔してくる高木を潰すためにディーノ一行は地下1Fに向かうことに。そこで待っていた高木は「選挙をナメるな!」と自身の経験から選挙の厳しさを訴えると、助っ人の先生を呼び込む。そこに現れたのはタノムサク鳥羽。いきなり大石と上野をパンチでKOした鳥羽だが、暴力が出来ないディーノが助けを求めると、偶然お総菜を食べていた竹下幸之介&勝俣瞬馬が現れる。竹下はディーノ支持を表明し、高木&鳥羽と対戦することに。
第4試合は竹下幸之介&勝俣瞬馬vs高木三四郎&タノムサク鳥羽のタッグマッチ。地下1Fということで、そこにあった段ボールや買い物かごで殴り合う両チーム。鳥羽はテーブルの上に倒れて破壊。高木は竹下を柱に叩き付けると、熱々のたい焼きを購入。竹下の口にねじ込もうとしたが、落としてしまう。そこで高木はもう1個購入して勝俣のカラダに押し付けていく。竹下も落ちたたい焼きを拾い上げて鳥羽の口の中にねじ込む。鳥羽は勝俣にバズソーキックを叩き込むと、竹下にニーリフト。ALL OUTの二人がダウンすると、高木&鳥羽は自動車の遊具に乗り込んで轢こうとする。しかし遊具は左右に揺れるだけで前には進まない。ALL OUTが反撃に出ると、勝俣が公衆電話台からダイビング・フットスタンプを投下。さらに竹下が鳥羽をイスに座らせると、店内ダッシュしてのフロントキック。だが、高木が大根で殴りかかってカット。勝俣も大根を持って高木と大根チャンバラ。竹下はスイカ1玉を購入すると、高木&鳥羽を座らせてからスイカでボーリング攻撃しようとする。これを止めた勝俣は「俺を球にしてくれ!」と申し出る。台車に乗った勝俣を推して突進した竹下だったが、高木と鳥羽がかわしたため自爆。高木はテーブルの上に勝俣を乗せるとパイルドライバー。しかしテーブルを破壊出来ず、もう一度パイルドライバーを決めてテーブルクラッシュ。カットした竹下は鳥羽のパンチをかわして高木に誤爆させると、スイカの上に鳥羽を垂直落下式ブレーンバスターで叩き付ける。しかしスイカが割れず、まさかのもう一度垂直落下式ブレーンバスターを決めてスイカ割り成功&3カウント。
第五試合 時間無制限一本勝負
高木は「オマエらふざけるな! 覚えてろよ!」と捨て台詞を吐いて去って行く。割れたスイカをおいしく頂いたディーノ一行は、ALL OUTに別れを告げてフジサワ名店ビルのオーナーである山田さんに会うため、再び上の階に。フジサワ名店ビルを出たところにあるハゼの木広場で、伊藤麻希と才木玲佳&レディビアードのDEADLIFT LOLITAがケンカをしている場面に遭遇。藤沢駅前の特設ステージでどちらがライブをするかで揉めていた両者。両者ともステージを予約していたと主張するので、ディーノがプロレスで解決すればいいと提案。伊藤が一人なので不利だと主張したため、ディーノは伊藤のパートナーに大石を指名した。
第5試合は大石真翔&伊藤麻希vs才木玲佳&レディビアードのタッグマッチ。才木にエルボーで向かっていった伊藤は、絶叫しながらヘッドバット。しかし才木もローキックからキャメルクラッチ。大石がカットするが、ビアードが大石をステージ外に蹴り出す。しかし大石はステージから降りてきた才木に容赦なく襲いかかる。ビアードが救出に入り、DEADLIFT LOLITAはサンドイッチキック。伊藤はステージから降りてこないため、大石はローンバトル。しかし才木のエルボーをかわしてビアードに誤爆させた大石は才木を羽交い締めに。ここで伊藤が「世界一カワイイのは?」「伊藤ちゃーん!」とコール&レスポンスして自らを鼓舞すると、ステージ上からプランチャを投下。ビアードをステージにあげた大石はミラクルエクスタシーを狙ったが、ビアードがツインテールをムチ代わりにして反撃。才木もツインテールを振り乱して攻撃すると、一気に大石をタワーブリッジで担ぎ上げてギブアップを奪った。ディーノが勝ったDEADLIFT LOLITAに山田さんの行方を尋ねると、「上のほうにいる」とのこと。DEADLIFT LOLITAが『It’s 躁タイム!!』を熱唱している間に、ディーノ一行は再びフジサワ名店ビルの中へ。
セミファイナル 時間無制限一本勝負
数々の激闘の末、一人になってしまったディーノだが、ビル内のイベントホールではマック赤坂講演会が開催されていた。ディーノがホールの中に入っていくと、本当にマック赤坂氏がスマイルセラピーをやっていたのだが、熱心に聞いていたのは大家健と伊橋剛太の二人だけ。「二人だけっておかしいでしょ」と言うディーノに襲いかかった大家。さらに25キロ痩せたという伊橋が「選挙に出るオマエが一般人を殴っていいのか?」と挑発。無抵抗のディーノだが、ここでふじキュンが助けに入ってくる。ふじキュン曰く暴力はいけないが、2対2で闘うプロレスは暴力ではなくスポーツだという。それを聞いてついにディーノがジャケットを脱ぎ捨てた。
第6試合は男色ディーノ&ふじキュンvs大家健&伊橋剛太のタッグマッチ。大家に「正々堂々と」と握手を求めたディーノだが、握手に応じた大家はガットショット。怒ったディーノはナイトメアーを決めるが、ここでマック赤坂氏が「10度、20度、30度!」とスマイルセラピー。唖然とするディーノに伊橋が殴りかかってカット。だが、ディーノの突進を伊橋がかわすと、マック赤坂氏にリップロックの誤爆。「わぁ汗がついたよ」と笑顔で受け止めた赤坂氏。すかさず伊橋がキャメルクラッチに捉えると、大家も入ってきてダブルのブレーンバスターを狙う。だが、両手での男色クローで反撃したディーノは男色スクリュー。タッチを受けたふじキュンがヘッドバットで反撃。さらに大家&伊橋をダブルラリアットで吹っ飛ばすと、ディーノがファイト一発!そしてふじキュンのヘッドバットからディーノが男色ドライバーを決めて勝利。勝ったディーノが赤坂氏に山田さんの居場所を尋ねると、「6階、7階、一番上!」。ディーノは山田さんを目指して最上階へ。
メインイベント 時間無制限一本勝負
フジサワ名店ビルの屋上まで来たディーノだが、またしても高木が待ち構えていた。ディーノも高木と決着をつけようとするが、高木は「まだ分からねぇのか? 1対1で闘うわけないだろ」と言って助っ人を呼び込む。そこに現れたのは佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリーのDAMNATION。反体制ながらカネの力で高木の味方となったDAMNATIONだが、佐々木曰く「三人で1万5000円」というDDTでは破格の大金(!?)。しかし「ちょっと待った!」と樋口和貞&MAO&マイク・ベイリーが入ってきてディーノの味方につくことを申し出る。
メインイベントは男色ディーノ&樋口和貞&マイク・ベイリー&MAOvs高木三四郎&佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリーの8人タッグマッチ。DAMNATIONの奇襲攻撃で試合が始まると、AbemaTVの画面には「男色ディーノ候補の出馬について維持するor支持しない」というアンケートが表示される。樋口とポーリーが相撲対決を始めると、樋口がいきなり鯖折りで勝利。だが、佐々木がイスを投げつける。樋口&MAO&ベイリーを抑え付けると、ポーリーを踏み台にした遠藤がケブラーダ。だが、ディーノは遠藤のバックを取って腰を振っていく。ペディグリーを狙った佐々木をリバースで切り返したMAOだが、遠藤がMAOとベイリーを並べて寝かせると、樋口にオーバーヘッドキック。樋口がMAO&ベイリーの上に倒れると、さらにポーリーがジャンピング・ボディプレスを投下。樋口は佐々木式ウラカン・ラナを狙った佐々木の両足を抱えて揺らし、フェンスに叩き付ける。MAO&ベイリーは屋上にもかかわらずフェンスの上に登っていくと、まさかのツインケブラーダを発射。そして樋口が高木をカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、佐々木がイス攻撃でカット。高木がディーノを羽交い締めにしてトドメを刺すように指示するが、佐々木は「ここからは追加料金だ。もう1万5000円払え!」と要求。高木がこれを拒否すると、佐々木は高木にイス攻撃を見舞って遠藤&ポーリーと共に去っていく。孤立した高木にMAO&ベイリーがサンドイッチ・スピンキック。そしてディーノがイスの上への男色ドライバーを決めて3カウント。なお、支持率アンケートの結果は支持するが61.3%、支持しないが38.7%と、微妙に右肩下がり。
最終決戦に勝ったディーノは、選挙ポスターに使いたいからと全員で記念撮影。だが、山田さんの姿が見当たらないので高木に尋ねる。高木は「ここは本物の屋上じゃない。山田さんはあそこにいる」と、さらに上の階を指差して力尽きた。ディーノはダメージのあるヒザを引きずりながらさらに階段を登っていく。ようやく本当の屋上に辿り着いたディーノはイスに座っている山田さんに「ワタシを藤沢の市議会議員にしてください!」と訴えるが、何と山田さんは死んでいた。ここで豊本さんが高笑いしながら登場。実はある方の命を受けてディーノの選挙活動をスパイしていたという豊本さんは、「山田さんの権力は微塵もない! 選挙をナメるな、この言葉の意味が分かるか!」と言い放つ。そして「真の権力者」として呼び込んだのはふじキュンだった。豊本さんから「どうしても選挙に出たければふじキュンを倒してからにしろ!」と言われたディーノが、意を決してふじキュンに向かっていこうとする……ここで屋上で撮影した記念写真が映し出され、「この写真がポスターに使われることはなかった。高木との死闘に全てを出し尽くしたディーノはこのあとふじキュンにボロ負けした」というナレーションとともにエンドロールではWANDS『世界が終わるまでは…』が流される中、「DDT路上プロレス in 神奈川県-男色ディーノ市議会議員!?への道-」は締めくくられた。