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“新潟の有名人”スーパー・ササダンゴ・マシン地元凱旋興行〜ドラマティックス!新潟2018〜

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“新潟の有名人”スーパー・ササダンゴ・マシン地元凱旋興行〜ドラマティックス!新潟2018〜

日時2018年11月10日
会場新潟・新潟市西川多目的ホール
観衆274人(満員)
  • 前説

  • ジ・コンプライアンスがオープニングコール!

  • 今林APと井上リングアナがリングに上がり、次回の新潟大会はまだ決まっていないが、12月に富山で大家健の地元凱旋試合があることをアナウンス。続いてジ・コンプライアンスを呼び込む。記憶を失ったディーノだが、2010年に一度プロレスを引退しているササダンゴマシンは、盟友ディーノたちの試合を東京で見たときにまたプロレスがやりたくなったという。そこでディーノに今日の試合を見てもらって記憶を取り戻してほしいという。ここで大石が漢タイツを取り出し、「オマエの名前は何だ? 男色ディー? 男色ディー?」と迫るが、ディーノの口から出た言葉は「モ」。惜しいところまでいっているが、ササダンゴが「じゃあDDT新潟大会スター?」と尋ねると、ディーノは「これは普通にトでいいんじゃないの?」と返し、そのまま退会がスタート。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • DISASTER BOXvsDAMNATION!

    9分39秒

    片エビ固め

    ※旋回式トーチャーラックボム
  • DISASTER BOXが入場して平田が踊ろうとしたところに襲いかかった島谷。遠藤と上野がスピーディーな攻防を展開。島谷は平田の足を踏んづけていくが、平田もカウンターのドロップキックを返すと、平田GOサングラスを手にする。だが、背後から遠藤がカットし、サングラスをステージ裏まで投げ捨てる。意気消沈の平田を痛めつけていくDAMNATION。島谷にカウンターのドロップキックを返した平田は上野にタッチ。人工衛星ヘッドシザースで遠藤を投げた上野は、島谷にベースボール・スライド。しかし遠藤も平田と上野を場外に追いやるとサスケ・スペシャル1号。上野もアストロシザースで遠藤を投げるが、平田がアックスボンバーを狙ったところを遠藤はフロントキックで迎撃。上野が救出に入り、島谷に手刀をブチ込むと、遠藤にはダブルドロップキック。そしてプランチャの同時発射を狙う、平田は上野の後頭部に手刀をお見舞い。邪魔者を排除した平田が「おーい、サングラスやーい」と呼ぶと、ステージ裏から筋斗雲ばりにサングラスが飛んできて平田はキャッチ。そのままダンスするが、コーナーに登ったところで背後から遠藤が担ぎ上げ、そのまま旋回式トーチャーラックボムで叩き付けて平田を沈めた。
  • 第二試合 30分一本勝負

    • 奥田啓介

    • LOSE

      渡瀬瑞基

    VS

    VS

    10分39秒

    サソリ固め

  • DNA時代に抗争をしていた渡瀬と奥田は小競り合い。先発を買って出た奥田は彰人にグラウンド勝負を挑んでいくが、背後から渡瀬が勝手にタッチ。ショルダーネックブリーカーから後頭部への低空ドロップキックを見舞った渡瀬はスリーパー。さらに顔面ウォッシュを仕掛けるが、今度は奥田が背後から勝手にタッチし、渡瀬に見せつけるようにサッカーボールキック。さらにコーナーに追い込んで踏みつけるが、ここで渡瀬が勝手にタッチすると奥田と睨み合いに。そこに彰人が襲いかかり、両者を分断。渡瀬に狙いを定めた梅田が蹴りまくる。渡瀬がどうにか奥田にタッチすると、梅田と真っ向から蹴り合いになりハイキックの相打ちに。ダブルダウン状態から両者タッチすると、渡瀬は彰人にカーフブランディングを決めるが、彰人も俵返しから足攻め。足4の字固めをカットした奥田が彰人を羽交い締めにすると、渡瀬が襲いかかる。彰人がかわすと、ギリギリでストップした渡瀬だが、次の瞬間、奥田に向かってエルボー。そこに襲いかかった彰人だが、奥田と渡瀬は偶然にも連携攻撃を決める格好でピンチを回避。しかし渡瀬がコーナーに登ったところで梅田が入ってきて張り手。そこから彰人がキン肉大断裂で叩き付けると、一気にサソリ固めに捕らえて勝利した。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 飯野雄貴“ノックオン”七番勝負第5戦

    VS

    • WIN

      葛西純

    VS

    11分31秒

    片エビ固め

    ※パールハーバー・スプラッシュ
  • 飯野の膨らむ股間を気にする葛西だが、ロックアップからロープに押し込んでいく。体勢を入れ替えた飯野がクリーンブレイクすると、「格好付けるな!」と襲いかかった葛西だが、ショルダータックルはすべて受け止めた飯野。逆にショルダータックルで葛西を吹っ飛ばすと、葛西はリングサイドの女性客に抱きついてダメージを回復させる。すると葛西は足元をすくって飯野を倒すと、観客と一緒に飯野の両足を引っ張って、股間への鉄柱攻撃。さらに場外で飯野を痛めつけた葛西は、コーナーで馬乗りになって肘グリ。飯野も逆水平チョップで反撃するが、葛西はサミングから後頭部への低空ドロップキック。飯野もスロイダーからハカを踊ってのランニング・エルボードロップ。だが、かわした葛西。それでも飯野はスパインバスターからもう一度ハカ。今度こそランニング・エルボードロップを決めた飯野は葛西の猛攻を耐えるとカウンターのスピアー。そして逆水平チョップから葛西をコーナーに乗せていくが、ヘッドバットを見舞ってから先にマットに着地した葛西はパワーボムで投げ捨てる。垂直落下式ブレーンバスターからラリアットを叩き込む葛西だが、相打ちに持ち込んだ飯野。それでも意地のラリアットでなぎ倒した葛西はダメ押しのパールハーバー・スプラッシュを投下して3カウント。飯野はこれで“ノックオン”七番勝負5戦5敗となった。


    【試合後のコメント】
    葛西 今日、飯野の七番勝負5戦目だけど、あいつキャリア何年だ? まだ1年ぐらいか? とんでもないパワーだ! でもよプロレスっていうのはよ、パワーだけじゃねぇんだよ。アイツしょっぱなからパワー全開で来たな。プロレスってそうじゃねぇんだよ。首投げと一緒だよ、首投げと! いきなり挿入してうまくいくと思うか? 首投げだってそうだよ。ピロートークがあって、キスがあって、愛撫があって、そしてフィニッシュが決まるんだろ! 一緒だよ、プロレスも。いきなりフィニッシュ級のパワーでドンドン突かれたってな、こっちはビクともしねぇ。なぜなら20年やってるからよ、俺っちだって。プロレスの酸いも甘いも分かっているんだよ。でもよアイツとんでもない逸材になるぞ。これ以上、アイツにアドバイスしてアイツがそのアドバイス聞いて、これ以上強くなっちゃ困るからな。でもまた強くなった飯野とやってやってもいいと思う。その時を楽しみにしているよ。


    飯野 クソッ……ノックオン七番勝負、今日で5戦目終わりましたけど、全部負けっぱなしです。でも今日、葛西さんとやってプロレスはパワーじゃ勝てないってこと、それを感じました。明日、次が七番勝負の6戦目になりますけど、ポーリーさん……ポーリーさんは葛西さんよりデカイ相手ですけど絶対勝って、それにプラスしてプロレスでも絶対に勝ちたいと思います! 明日は絶対勝ちたいと思います。ありがとうございます!
  • 第四試合 30分一本勝負

  • DISASTER BOXvsALL OUT!

    11分22秒

    体固め

    ※蒼魔刀
  • HARASHIMAが竹下に変形の弓矢固め。すると大鷲が「竹下、悪いがオマエには用はねえ」と勝俣を指名。握手を求める大鷲に勝俣は握手すると見せかけて、その場でMの字を描いて「マクドナ〜ルド」という謎の行動。場内が唖然とする中、ルチャっぽい動きで盛り上げた大鷲はもう一度握手を求める。今度はあっさり勝俣が応じてしまったため、「マクドナルドじゃねぇのかよ!」と蹴っていった大鷲。HARASHIMAも徹底的に勝俣の手を痛めつけて握手の出来ない体にしていく。ついに大鷲、助けようとした竹下、HARASHIMAの3人がかりで勝俣の手を踏みつける状態に。勝俣も大鷲にドロップキックを返すが、強烈な逆水平チョップでなぎ倒す大鷲。だが、串刺し攻撃をかわしミサイルキックで吹っ飛ばした勝俣は竹下にタッチ。一気呵成で攻めていった竹下だが、大鷲はヘッドシザースで竹下と勝俣をまとめて投げ飛ばす。さらにHARASHIMAもスワンダイブ式クロスボディーから竹下を蹴りまくる。HARASHIMAも雪崩式ブレーンバスターを阻止した竹下と勝俣は、同じコーナーからミサイルキックを同時発射。ALL OUTはさらに連係攻撃でHARASHIMAを追い込むが、勝俣のムーンサルトプレスをかわすと、大鷲が入ってきて今度はDISASTER BOXが連係攻撃。HARASHIMAが山折りからの蒼魔刀を狙うが、勝俣がかわすと竹下がコーナーから飛び付いて回転エビ固め。そこに勝俣が飛び付いて回転エビ固めで丸め込むが、辛くもカウントは2。サンドイッチ攻撃を狙ったALL OUTだが、HARASHIMAがかわし、勝俣のトラースキックが竹下に誤爆。すかさずHARASHIMAがジャンピングハイから蒼魔刀をブチ込んで勝俣を沈めた。

    マイクを持ったHARASHIMAは「仲間である男色ディーノが記憶をなくしてしまっています。今日のメインでユニットの仲間たちが記憶を取り戻すべく、いろいろやってくれると思うので、みんなも記憶が戻るように願っていてください」と言うと、大鷲が「なんでー」。HARASHIMAは「ディーノの記憶は必ず戻るさー(観客「なんでー」)」「そしたらまたお尻とか出しちゃうさー(観客「なんでー」)」「もしかしたらいろんなところも出しちゃうさー(観客「なんでー」)」「何でかって? それは鍛えているからだー」で中締め。
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • VS

    VS

    16分25秒

    ラフロイグ

  • DAMNATIONはジャンケンで負けた佐々木の先発。すると無差別級選手権の前哨戦ということで高梨が出て来る。まだ様子見の段階でお互いにタッチ。ポーリーがMAOをパワーで抑え込むが、MAOは自軍のコーナーに押し込んで坂口にタッチ。すると高尾がタッチしてリングイン。ローキックからタックルでテイクダウンした坂口だが、高尾は髪の毛を掴んで脱出。怒った坂口が蹴り飛ばすと、高梨もリングイン。しかし佐々木が足をすくって倒し、場外に引きずり出して乱闘に。イスを使って高梨を痛めつけた佐々木は、高梨をリングに戻してなおも痛めつける。高梨を捕まえたDAMNATIONだが、ポーリーのボディプレスをかわした高梨は佐々木をポーリーに投げつけると、ポーリーに延髄斬り。タッチを受けた坂口はポーリーに払い腰からPK。スリーパーから脱出したポーリーは高尾にタッチ。トラースキックを叩き込んだ高尾だが、坂口もカウンターの払い腰で投げてMAOにタッチ。ヘアウッドスタープレスを投下したMAOだが、高尾もドロップキックを返すとボディへのローリングエルボー。竜巻旋風脚を返したMAOは高梨にタッチ。佐々木がダイビング・クローズラインを放つが、高梨も掟破りのクロスフェース。さらに坂口とMAOが加勢していくが、坂口が神の右膝を狙ったところで、高尾が佐々木を救出。逆にDAMNATIONが高梨に集中攻撃。佐々木が一気にクロスフェースに捉えるが、高梨も何とか脱出。すると佐々木は高梨を木曽レフェリーに叩き付ける。木曽レフェリーが倒れ込み、無法地帯になると佐々木は急所蹴りから高梨にイスを使ってのダイビング・エルボードロップ。そしてクロスフェースに捉えたところで、セコンドの島谷が木曽レフェリーを蘇生させるが、高梨はギブアップしない。ならばと佐々木は掟破りのタカタニックを狙ったが、これを熨斗紙で切り返した高梨は佐々木をパラダイスロックに捉えた状態での足折り固めを決めて3カウント。
  • 新技で佐々木からピンフォールを奪った高梨「最弱の俺に負けた佐々木大輔さんだー!」

  • マイクを持った高梨は「オマエは『弱い』とか『どうしようもない最弱だ』とか『消えろ』と、散々言ってくれたな、佐々木! 確かにオマエはつえーよ。さすがだよ! KO-D無差別級チャンピオン、佐々木大輔! カリスマ佐々木大輔! そして新しい称号がもうひとつ、最弱の俺に負けたよわっちー俺に負けた佐々木大輔さんだー!」と言い放つと、佐々木は無言のままいじけたようにDAMNATIONのメンバーと共に引き上げていく。高梨は「テメーにあるのは哀れみの声だけだ。敗者は消えな」と吐き捨てると、「15年ぶりですね。第1回の新潟大会をDDTがやってから15年。何度も何度も出続けて、ボクがベルトを巻いた姿をみんなに見せたことはほとんどないと思います。次帰ってくるときは必ずKO-Dシングルのベルトを巻いて、ここ新潟に帰ってきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします」と言うと、「新潟の皆さんと酒盛りだ!」と坂口、MAOと一緒に缶ビールで祝杯をあげた。


    【試合後のコメント】
    遠藤 カリスマ、どうしたんですか?
    佐々木 あいつぅ、いくなんでも言い過ぎだろ! 俺だって傷つくなんだからぁ。傷ついたよぉ。
    遠藤 そうですよね、すみません。言葉がね。言葉のチョイスが悪かったですね。
    佐々木 もういいよ! アイツ言い過ぎだよぉ! 言い過ぎだろ? 言い過ぎだろ? 言っていいことと悪いことがあるでしょう!
    遠藤 言い過ぎですよね。
    佐々木 言い過ぎだよ。もうノーコメントだよ。帰るよ、もう。ベルトもいいよ!(ベルトを床に置いてポーリーに抱きつきながら去って行く)
    遠藤 ああ……。持って帰ったほうが……(ベルトを拾って控室へ)。


    高梨 オイ、今日見ただろ。3つ取ったよ。アイツは俺のことを散々弱い・弱いって言ったけど、俺は確かに弱いかもしれないけど、弱さだって武器に出来る選手なんだよ。どんな状況だってな、状況を武器に出来る選手なんだよ。その武器があればな、アイツからスリーカウント取るなんてな、難しいことじゃねえ。アイツはなんだ、今日弱気なことをピーピーピーピー言ってよ、ベルトを置いていったみたいだけどよ、俺は昔チャンピオンだったときにHARASHIMA選手にこう言われたよ。『高梨、ベルトを大事にしない人のもとにはベルトはないんだよ』って。俺はその言葉を忘れてねえよ。確かにHARASHIMAさんや総選挙1位になってきた素晴らしいレスラーみたいな強さはないかもしれないけどよ、そういう考え方……1位の人間、チャンピオンとはどういうふうにしなくてはいけないっていう考え方だけは忘れないつもりだよ。オイ、俺がアイツからベルトを獲ってやるよ! 弱さだって武器に出来るんだ。以上!
  • メインイベント 30分一本勝負

  • 男色ディーノの記憶を取り戻せ! 新潟名物!ジ・コンプライアンスpresentsスペシャルユニット対決!

    13分7秒

    片エビ固め

    ※ダイビング・フィストドロップ
  • ササダンゴはディーノの記憶を取り戻すために、入場曲を鳴らしてディーノを呼び込む。ディーノは頭を抱えながらも、男性客の目の前で立ち止まる。ハグして握手したディーノに「あなたの名前は男色ディー?」ともう一度尋ねるが、ディーノの応えは「ネ」。しかし懐かしい雰囲気だというディーノは「よく分からないけど頑張ってね」とエールを送る。「そういう言葉が一番嫌いなんだよ!」というササダンゴだが、ディーノは入場ゲートの前から観戦することに。まずはササダンゴと樋口がショルダータックルでぶつかり合う。ディーノも「大迫力!」とご満悦の様子。しかしアントンが大石に躓いて転倒。ヒザを打ち付けてギブアップしようとするが、その前に徹夜で考えてきた『ごんぎつね』を披露することに。マリンピアかと思ったらマ●ンピアだったところでサミングを狙ったが、大石がブロック。そこに突如DJニラが現れ、「マジメな試合やれ! 熱い試合やらないから、こいつが寝てるじゃねぇか!」と居眠りをしているディーノを指差す。喝を入れられたコンプライアンスの面々は熱い試合を展開。樋口の熱いチョップを食らった大石だが、串刺し攻撃をかわしてランニングエルボー。ササダンゴはドロップキックからフォーラウェイスラム。逆水平チョップの打ち合いでは、明らかに樋口のチョップを嫌がりながらも熱く打っていったササダンゴ。ラリアットも相打ちの連続となったが、そこに再び現れたニラが「誰がそんな熱い試合やれって言ったんだよ!」と言い出す。ここでディーノがフラフラとリングサイドに。ニラが「いつものような試合をすれば記憶取り戻すよ!」と言い出し、強引にディーノをリング内に入れる。すると大石がタイツを脱いで尻を出した状態でコーナーへ。まずはアントンがもんまりの餌食になり、さらに樋口も。そしてササダンゴはディーノ大石の尻に押し付ける荒療治に出ようとするが、ディーノは本能でパンチを見舞い、必死に抵抗。だが、ササダンゴが力づくでディーノの顔面を大石の尻に押し付けると、ディーノが覚醒。「YOU!」とササダンゴを指差し、ニラが「オマエの名前は男色ディー?」と尋ねると、「ノ!」としっかり応えたディーノだったが、ここで大石が裏切りのガットショットからスタナー。実はディーノを亡き者にし、二代目男色ディーノとしてプロレス界のトップに立つ目論みだったという大石は、ディーノを羽交い締めに。そこにニラが割り箸で刺しにいくが、ディーノがかわして大石に誤爆。すかさずアントンがバイオニックエルボー、樋口がアバランシュホールドでササダンゴを叩き付けると、ディーノが着ていた服を脱ぎ捨て、漢タイツ一丁になって大石にファイト一発からの男色ドライバー。試合の権利があるアントンがダイビング・フィストドロップを投下して3カウント。
  • エンディング

  • 一度は記憶を取り戻したディーノだが、勝利者賞の米が頭部に激突! 再び記憶喪失に!

  • 試合後、勝ったアントンと樋口には勝利者賞として新潟の新米が3袋も贈呈された。するとマイクを持った大石が「男色ディーノ……おかえり。二代目男色ディーノとか言ったけど、男色ディーノはオマエただ一人だよ。おかえり!」と言ってディーノとハグ。すべては記憶を取り戻してほしいが故に悪役を買って出たという大石は、勝利者賞の米をお祝いとして全部ディーノにプレゼントしようと提案。「ワタシの記憶が戻ったのもみんなのお陰だし」とディーノは照れながら固辞するが、強引に米袋を渡そうとする大石。その結果、不幸にもディーノの頭の上に米袋が落下。うずくまったディーノが「ここはどこですか? ワタシは誰ですか?」と言い出したため、ササダンゴが「あなたの名前は男色ディー?」と尋ねる。するとディーノの応えは「ニョ」。そこに彰人が飛び込んできて、「後楽園で男色さんと久しぶりにシングル出来ると思ったのに、あなたたちのせいでまた記憶が! このままだったら後楽園で記憶がないまま試合することになるじゃないですか! どうするんですか、坂井さん!」と猛抗議。ササダンゴはリングでそれなりに脳に刺激を与えれば、それなりに記憶が戻ることは立証されたのだから、25日の後楽園大会で彰人が思いの丈をディーノぶつければ、試合が終わるまでに男色ディーノに戻るはずと力説。最後は地元の有名人であるササダンゴが「宴もたけなわですが……大丈夫ですか? 明日もまたお休みが続きますので皆さん今日はしっかり寝て、明日も目一杯遊んでいい週末にしてください。こんな形ではございますが、締めの言葉に代えさせていただきます。DDTプロレス並びにスーパー・ササダンゴ・マシンを今後ともよろしくお願いします!」と挨拶して新潟大会を締めた。

    【試合後のコメント】
    ディーノ イタタタ……(頭を抱えながらイスに座り込む)。
    アントン 惜しかったな。
    樋口 ダメでしたね。
    大石 申し訳ない! 最後俺がアレしちゃって。
    アントン でも一度戻ったから。
    ササダンゴ また次も戻るだなっていう。戻りやすくなりますから。
    大石 最後はずっと戻りっ放しになるかも。
    ーーササダンゴ選手は地元新潟での大会でしたが。
    ササダンゴ 何とか地元で……地元だからある程度地元出身の選手って……プロレスあるあるですけど、メインイベントである程度、自分の希望が叶うマッチメイクみたいなのがあるんですけど。だから今回、どんなことをやりたいかって聞かれたときに、やっぱりディーノ、同じユニットの仲間たちと一生懸命闘ってディーノさんの記憶を取り戻したいって思ってて。
    ディーノ 痛い痛い痛い……。
    アントン でも一度は成功したから、成功したと見ていいんじゃないかな。
    ササダンゴ そ、そうですよね。大石さんが失敗しただけで。ジ・コンプライアンスとしての我々の目論みは合っているし。純粋にいまのディーノはお米の新米を頭にぶつけてしまって、そのダメージで苦しんでいるだけであって。
    大石 そうなの?(苦笑)
    ササダンゴ 記憶がなくて悩んでいるわけじゃないと言うか。ある程度で今回ので気付いたと思うし。
    大石 でもさっき記憶なかったじゃん!
    ササダンゴ 記憶はないけども、ある程度は戻ったでしょ。
    大石 次の後楽園?
    アントン 我々は関係ないけども。
    大石 うん。もう彰人に任せよう!
    アントン ヒントはあったと。
    大石 うん。後楽園で彰人とシングルマッチやって!
    ディーノ あーーーー!
    ササダンゴ 彰人はすごく頭のいい子だから、いいプロレスラーが得意とする一点集中攻撃が出来るじゃないですか。だからねちっこい脳攻めをさせればいいんですよ! 脳攻めですよ。頭攻めとか。それともディーノさんのセクシャリティに特化した試合をやるのか、それともレスラーとしての根元的なレスリングで。
    アントン 股間を刺激したり?
    ササダンゴ 股間を刺激したり。レスリングでやっぱり股間を刺激する競技じゃないですか。
    アントン えー、いやいやいや!(笑)そうだったの?
    ササダンゴ 股間は肉体のヘソって言いますから。
    ディーノ 痛い痛い痛い……。
    ササダンゴ ほらほら、思い出しかけてる!
    大石 (ディーノに向かって)チ●コ! チ●コ!
    ディーノ 痛い痛い痛い……。
    樋口 なかなか難しいっすね。
    アントン まあいいや。今日のところはもうこれ以上の発展はないから解散だな。どうも皆さん、ありがとうございました。
    ササダンゴ もう新潟にこれだけのマスコミが集まってくれたのは、DDT史上初だと思いますので。本当によかったと思います。今後ともDDTプロレスをよろしくお願いします。
    大石 じゃあ、帰るぞディーノ!
    ディーノ 痛い痛い痛い……。

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