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赤井沙希プロデュース興行「DDT collection」

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  • アンダーマッチ

  • 15分一本勝負

    • LOSE

      下村大樹

    VS

    • WIN

      渡瀬瑞基

    VS

    5分46秒

    片エビ固め ※バックドロップ

  • 14日、東京・新宿FACEにて赤井沙希プロデュース興行『DDT collection』がおこなわれた。まず18時50分頃からアンダーマッチの渡瀬瑞基vs下村大樹がスタート。渡瀬が「今日ヘアメイク入ってるからってチャラチャラしてるぞ!」と挑発すると、下村も渡瀬の髪の毛をいじる。ドロップキックで先制した下村だが、渡瀬はせっかくセットしてもらった髪の毛を掴んだりクシャクシャにしていく。下村もミサイルキックを返すと、ロープに飛び乗ってのクロスボディからベースボール・スライド。エルボーを打ってきた渡瀬を河津落としで叩き付け、その場飛びムーンサルトを投下。
    しかしアサイDDTを狙った下村を突き飛ばした渡瀬は顔面ウォッシュ。下村をコーナーに乗せたが、エルボースマッシュで渡瀬を叩き落とした下村はスワントーンボム。アサイDDTをブロックした渡瀬は延髄斬り。これをかわした下村は逆にステップ式延髄斬りからスワンダイブ。ドロップキックで迎撃し、腕決め式DDTで叩き付けた渡瀬はバックを取る。サムソンクラッチで切り返した下村だが、クリアした渡瀬はカウンターのドロップキックからバックドロップで勝利。


    今林久弥APがリングに上がり、この大会はDDT UNIVERSEとAbemaTVに同時中継していること、AbemaTVで『DDT LIVE! マジ卍』の生中継がスタートすることをアナウンス。そして放送席に座っている赤井沙希と、MCを務める男色ディーノを呼び込む。GMの象徴であるモジャモジャ頭の赤井GMが、まず昨年おこなわれた松井幸則レフェリー主催興行で1日GM権を獲得したという経緯を説明。ディーノがアフロに触ろうとするが、赤井はそんなディーノを投げ飛ばすと「アフロだけは触んな!」と睨み付ける。さらにメインで勝った選手には1年間の髪質保証をすると発表。
    アンダーマッチに出場した選手もすでにヘアメイクしていたが、今大会に出場する選手のヘアアレンジを手掛けた美容師の秋葉さんを呼び込む。ディーノ好みのイケメンだが、好みのタイプは桐谷美玲とのこと。最後は赤井の音頭で「DDT collection大会、よーいスタート!」とオープニングコール。




  • オープニングマッチ アウトレイジ6WAY~全員悪人~

  • 30分一本勝負

    • WIN

      世志琥

    VS

    • LOSE

      島谷常寛

    VS

    宮本裕向<広島代表>

    vs

    8分41秒 ヤンキー座り固め
    ※ダイビング・セントーン
  • オープニングマッチはアウトレイジ6WAY〜全員悪人〜。まずはチーマー風のジャージー姿で吉村直巳が入場。続いてツナギ姿にコンビニのビニール袋を口に当てた中津良太、ジャージーにサングラス姿の宮本裕向、タンクトップにスタジャンを羽織った坂口征夫、川崎葛飾最強伝説の特攻服を着た世志琥、最後に横浜銀蠅の曲に乗ってツッパリ姿の島谷常寛が入場。試合開始のゴングが鳴ると、まずは全員でメンチを切り合う。島谷はビビりながらも「なんじゃオマエら」と精一杯ツッぱる中、他の選手たちがやり合う。そのまま場外乱闘になると、一人のけ者の島谷は「ビビって誰も俺に来うへん」と言って、花道でイスに座って高みの見物。坂口と世志琥が額をくっつけてメンチを切り合っていると、宮本が背後から島谷を突き飛ばし、リングにあげて威嚇していく。そして豹魔殺しで投げてからサンダーファイアーパワーボムで投げていくが、中津がカット。







    ヘルメットを被った中津は宮本に人間ロケットで突っ込んでいく。しかしダイビング・ヘッドバットを宮本がかわして自爆させると、ヘルメットを取り上げた吉村が殴りかかる。ナックルを叩き込んだ吉村はラリアット。さらにチェーンを使って首を絞める。坂口がカットし、チェーンを取り上げて吉村の首を絞めていくが、投げて脱出した吉村。坂口が馬乗りになって殴りかかるが、その上に世志琥がセントーンを投下。ここで吉村が入ってきて「ちょっと待て! ……いや、その俺は……いや、俺はオマエのその太陽のような眼差しにときめいたよ。その太陽のような眼差しは山口にはいねぇ。さらにストレートに……言うと、俺は、俺はオマエのことが好きじゃ!」と告白。だが、その横で坂口が世志琥にスピア。島谷が倒れた世志琥に抱きついていくが、他の選手が一斉にリングに上がってきて島谷を袋叩きにすると、世志琥も「キモいんだよ!」とビンタ。他の選手たちが島谷に一斉にトレイン攻撃を食らわせると、最後に世志琥がダイビング・セントーンを投下して3カウント。
  • 第二試合 ドキッ♡アジャだらけのペイントランブル

  • 時間無制限勝負

  • 【試合経過】
    ①○高木三四郎<4> vs ゴージャス松野●<3>
    3分17秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ②○アントーニオ本多<5> vs イーサン・ペイジ●<2>
    5分33秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ③○みんな vs HARASHIMA●<6>
    9分51秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ④○アジャ・コング<9> vs スーパー・ササダンゴ・マシン●<7>
    11分32秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ⑤○アジャ・コング vs アントーニオ本多●
    11分36秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ⑥○アジャ・コング vs 高木三四郎●
    11分41秒 オーバー・ザ・トップロープ
    ⑦○アジャ・コング vs 伊藤麻希●<8>
    12分38秒 体固め
    ※垂直落下式ブレーンバスター
    ⑧○アジャ・コング vs 大石真翔●<1>
    13分39秒 踏みつけ式体固め
    ※一斗缶を被せての裏拳。大石がアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、アジャが第1297代王者となる。

    第2試合はドキッ♡アジャだらけのペイントランブル。各々が自分が思い描くアジャペイントをして、思い描くアジャのファイトスタイルで試合をするので、本物のアジャ・コングが審査するというルール。本物のアジャはせっかくコスチューム姿で登場したのに、試合ではなく放送席に連れてこられて不満タラタラ。アジャのテーマ曲が鳴り響く中、まずはかなりの再現度のアジャメイクをした大石真翔が一斗缶を手に登場。しかしアジャは「(ペイントの)色が違う!」。

    2番手はアニマル・ウォリアー風ペイントをしたイーサン・ペイジが登場。ヘッドロックに捉えた大石アジャだが、ハンマーロックで切り返したペイジアジャ。そこに3番手としてやや雑なペイントをしたゴージャス松野が登場。

    本物のアジャは「二人に比べたらだいぶクオリティが下がったよ」。松野アジャはペイジアジャにエルボーを打っていくが、まったく効いていない様子。


    松野アジャが吹っ飛ばされたところで4番手として、執拗に裏拳をアピールする高木三四郎が登場。拳を突き出したままグルグル回る高木アジャやは、ほかの三人に裏拳無双。その勢いで松野アジャをオーバー・ザ・トップロープで失格にさせる。


    ここで5番手として仮面ライダー風ペイントをしたアントーニオ本多が登場するが、ロープに躓いて転倒。「ヒザを傷めたコング! もう闘えないからギブアップコング! あ、ちょっと待って!」と言うと、ジューダス・プリーストごんぎつねを披露。そこからのサミングを見舞っていったアントンアジャはペイジアジャの乳首を攻撃してからのOTR。


    6番手としてキングボンビー風ペイントをしたHARASHIMAが登場。顔が怖いHARASHIMAアジャだが、ちゃんとオープンフィンガーグローブを着用。


    そこに7番手のグレート・カブキ風ペイントをしたスーパー・ササダンゴ・マシンが登場。アントンアジャに金髪のカツラを被せたササダンゴアジャは髪切りを再現しながら「泣くなバイソン!」。




    8番手としてミッシング・リンク風ペイントをした伊藤麻希が登場。伊藤アジャはHARASHIMAアジャと奇声を出し合う。奇声合戦で伊藤アジャに敗れたHARASHIMAアジャは自らOTRで退場。


    すると選手たちが「お腹が空いたよ」と言い出したため、伊藤アジャがバナナを取り出す。バナナに群がってしまい、アジャというより“コング”の部分を再現してしまったリング上の選手たち。これに怒った放送席のアジャは帰ってしまう。するとアジャのテーマ曲がまたも流れ、本物アジャが一斗缶を手に入場。怒りの形相でリングインしたアジャはコング状態の選手たちを一斗缶攻撃で制裁。

    ササダンゴアジャ、アントンアジャ、高木アジャをOTRで失格さえたアジャだが、伊藤アジャは「おいデブ! オマエ、伊藤よりかわいい本名してんじゃねぇぞ!」と言ってヘッドバットを叩き込む。しかしビクともしないアジャは張り手から垂直落下式ブレーンバスターで3カウント。「舐めんなクソブス! オマエより顔が小っちゃいんだ!」と言い放つアジャの背後から一斗缶攻撃を見舞った大石アジャやだが、本物のアジャはビクともしない。一斗缶を持ったアジャは大石アジャの頭に被せると、その上から裏拳を叩き込んで踏みつけフォールで3カウント。

    出場選手を正座させて説教するアジャだが、そこにMCのディーノが入ってきて「ここは盛大な拍手を! 誰よりもアジャ・コングでしたよ。今後は二代目アジャ・コングとして活躍していただければ……」と言うが、アジャは「オマエが一番失礼なことしてたんだよ!」と怒りを爆発させると、ディーノに裏拳をお見舞いした。


  • 第三試合 しゅわしゅわマッチ♡歌舞伎町与太郎行進曲

  • 30分一本勝負

    • 葛西純

    • X=DJニラ

    VS

    VS

    たぶん15分ぐらい

    没収試合

  • 第3試合は佐々木大輔&遠藤哲哉vs葛西純&未定のしゅわしゅわマッチ。ルールはシャンパンドランクマッチとアナウンスされた。葛西が連れてきたパートナーのXはDJニラ。花道にはテーブルがセットされ、シャンパンとグラスが用意される。4選手で乾杯をし、一気に飲み干してから試合開始。ニラが遠藤の腕を取るが、ロープに逃げられたところで曲がかかりニラがシャンパンを一気飲み。

    これが2回続くが、ニラは何とかニールキックを決めてカバー。遠藤がカウント2で返し、ニラと葛西はまたもシャンパンを一気飲み。すかさず佐々木が入ってきてボディスラムからカバーするが、ニラがカウント2で返したためDAMNATIONがシャンパンを一気飲み。酒があまり強くない遠藤が必死で止めようとする中、佐々木のカバーを自ら解いた佐々木。

    その後も自分が飲みたいからカバーしても、わざとニラの肩をあげる佐々木。かなり辛そうな遠藤だが、佐々木はダイビング・ラリアット。これをロケットパンチで迎撃したニラは葛西にタッチ。正装の葛西は佐々木を肩車し、前方のコーナーに叩き付けると、飛び込んできた遠藤にラリアット。さらにダブルラリアットから佐々木にリバースタイガーを狙うが、ここで佐々木が「オマエ、酔っ払ってるだろ。休憩だ」と言い出す。すると葛西が入場時にEXTREMEのベルトを巻いてなかったことを尋ねる。「ないよ、そんなの!」と言う佐々木。そんなことを揉めている間に、葛西と佐々木はクルクル回って酔いが回ってしまう。千鳥足の葛西に遠藤がスワンダイブ式ラリアット。佐々木が遠藤を無理矢理カバーさせるが、カウントは2。一気飲みした遠藤は「いい加減にしてくださいよ!」とついにキレる。だが、佐々木は宥めながら「行け!」と指示。遠藤のハンドスプリングをキャッチした葛西だが、そこに佐々木が入ってきて丸め込む → キックアウトを繰り返す。この結果、両チーム3杯ずつ飲むことに。葛西もネクタイを頭に巻いて、かなり酔っ払っている様子。


    ニラは3杯以上に飲み続けるというカオス状態に。ここで佐々木が「オイ木曽! こんなシャンパンじゃなくて、もっと特大のシャンパンタワーを用意してくれよ!」と言い出す。するとニラが「この俺がすでに準備させていただいた! 出でよ、ドロップキック店長の彰人率いる人間シャンパンタワー!」と言い出す。すると彰人や井上マイクらが人間ピラミッドを作り、一番上に酔っ払った葛西が登っていき、パールハーバー・スプラッシュを狙うが、ピラミッドが崩れてしまう。嘔吐く葛西を尻目にフラフラの遠藤がムーンサルトプレス。しかし完全に目測を誤って自爆。するとニラが「佐々木、オマエも年貢の納め時だ!」と言いながら泣き出す。「オマエに人間爆弾の恐怖を再び味わってもらう!」と言って木曽レフェリーをホイップするが、佐々木はカニ挟みで倒してクロスフェイス。木曽レフェリーは反則負けを告げるが、井上マイクリングアナにニラがエルボーを落として試合終了を阻止。しかし松井レフェリーが入ってきてゴングを鳴らし、「終了です! 没収します!」とマイクで言い放った。

  • セミファイナル NEO美威獅鬼軍vsスペシャルT2ひー女子全面対抗戦

  • 30分一本勝負

    • マーガレット★オオワシ

    • LOSE

      平田一子

    • 樋口和子

    VS

    • WIN

      沙希様

    • アズサ・クリスティ

    • マーサwithユキオ・サンローラン

    VS

    12分53秒

    体固め ※二段式顔面蹴り

  • セミファイナルは沙希様&アズサ・クリスティ&マーサwithユキオ・サンローランvsマーガレット★オオワシ&平田一子&樋口和子。まずはスペシャルT2ひー女子の一子とマーガレットが入場。そしてNEO美威獅鬼軍が入場すると、一子が「アタナたちが調子乗っていられるのもいまのうちよ! 今日はT2ひー女子の最終兵器・樋口和子ちゃんが来てるんだからね! カモーン!」と呼び込むと、ピンクのバニーガール姿の和子が登場。その姿を見た沙希様が「なに、このバケモノ!」と吐き捨てる。だが、一子は「この和子ちゃんの強さと美貌に跪くんだからぁ!」と強気の姿勢。アズサに向かって「アンタの化けの皮剥いでやるわよ!」と挑発したマーガレットはのど輪落としの体勢。

    しかしバックに回ったアズサは、ドレスのチャックを下げると、ドレスを剥ぎ取ってビキニ姿にする。どうにかルチャっぽい動きを見せたマーガレットだが、アズサはマーガレットの重さに四苦八苦。マーサが一子をホウキで投げていくが、一子はブリッジでカバーを脱出。沙希様のビッグブーツを食らっても動じない和子は、ショルダータックルで吹っ飛ばす。だが、ロープに飛んだ和子の足にマーサがホウキを引っ掛けて転ばすと、アズサがロープに目を擦りつけていく。沙希様が和子をパラダイスロックで動けなくすると、マーサがホウキを振り上げる。しかしユキオ・サンローランがそのホウキを取り上げる。アズサによると、ユキオはどんな女性にも慈悲を与えるとのことだが、納得いかない沙希様は和子を蹴り飛ばす。さらにアズサが変形ソル・ナシエンテに捉えるが、和子はロープに脱出。張り手で反撃した和子だが、エプロンからユキオが羽交い締めに。

    エルボーで逃れた和子はユキオを見て、思わず照れてしまう。モジモジする和子を丸め込んだアズサだが、カウント2で返した和子はマーサをボディスラムで叩き付けるとマーガレットにタッチ。ビッグブーツで美威獅鬼軍を蹴散らしたマーガレットはユキオを羽交い締め。「色気づいてんじゃないわよ、アンタ!」と言って和子に殴るように指示。しかし和子はユキオを殴れない。仕方なくマーガレットがユキオとマーサをダブルラリアットで吹っ飛ばすと、一子が入ってくると沙希様とアズサが連携攻撃。そして一輪の薔薇を振り上げた沙希様だが、その薔薇を奪い取った和子は沙希様を突き飛ばすと、エプロンのユキオに向かって「先生! ワタシ、あなたに惚れました! どうか気持ち受け取ってください!」と愛の告白。その薔薇を受け取ったユキオは、薔薇で和子を殴打。すると怒った和子はベアハッグからキスを迫る。背後に逃れたユキオは注射を取り出して和子に注入。覚醒した和子は自らドレスを破り捨ててビキニ姿になると、敵味方関係なくラリアットで蹴散らし、一子をアバランシュホールドで叩き付ける。そしてグッタリしたところにユキオが脳天にメスを突き刺す。驚く一子に沙希様が二段式顔面蹴りを叩き込んで3カウント。


    勝った沙希様は「本当に醜いバケモノたちだったわ。なあに途中から覚醒したデカいバケモノ。本当に身震いしちゃったわ。これからもアタクシたちNEO美威獅鬼軍、世界中に強さ、そして美しさを広げていきましょうね。それでは皆様、またどこかでお会いしましょう。ごめんあそばせ」とマイクアピール。
  • メインイベント ミラクルチェンジ!DDT collection

  • 30分一本勝負

    13分43秒

    片エビ固め ※ダイビング・ダブルニードロップ

  • メインイベントは竹下幸之介&高尾蒼馬&勝俣瞬馬vsKUDO&彰人&MAO。ピンクのパーカーを着たMAO、ポンチョ姿の彰人、そしてライダース姿のKUDOが登場してウォーキングを披露。続いてTシャツにベースボールキャップ姿の勝俣、着物姿に番傘を持った高尾、そして毛皮のコートを羽織った竹下が登場してこちらもウォーキングを披露。MAOは竹下の手を取ると、コーナーでのリバウンドを利用してアームドラッグで投げていく。竹下も勝俣との連係攻撃を返すが、MAOは勝俣をショルダースルーで投げてKUDOにタッチ。ミドルキックで蹴り倒したKUDOは、クイックタッチで勝俣を追い込んでいく。彰人が逆片エビ固めに捉えるが、勝俣はどうにかロープに脱出。スワンダイブ・ニードロップを落としたMAOだが、勝俣もチンクラッシャーを返すとDDTで叩き付けて高尾にタッチ。

    MAOの背中にダイビング・フットスタンプを落とした高尾だが、MAOもラフライダーを返す。タッチを受けた彰人はダブルアーム・スープレックスからエクスプロイダー。高尾もカウンターのドロップキックを返して竹下にタッチ。ALL OUT対決となったが、竹下は逆水平チョップからショルダータックルでなぎ倒す。しかし彰人はカニ挟みからアンクルホールド。竹下はニーリフトからブレーンバスターを狙うが、彰人はフロントブレーンバスターで切り返すと、ポップアップしてのニーリフト。竹下もカウンターのフロントスープレックスを返して、両チームタッチ。勝俣とKUDOはエルボー合戦。KUDOはキチンシンクからスリングショット式ダブルニーを落とすが、勝俣もロープに飛び乗ってのミサイルキック。

    KUDOの串刺し攻撃をかわすと、竹下が走り込んできて勝俣とサンドイッチ攻撃。さらに勝俣がミサイルキックを発射すると、高尾も入ってきて、高尾&勝俣のトラースキックと竹下のニーを同時に叩き込む。一気に勝俣がコーナーに登っていくが、彰人が引っ張って逆さ吊りにすると、MAOの串刺し攻撃からKUDOが断頭台ニーを投下。KUDOはコーナーに登っていくが、高尾がヘッドシザースで投げ落とす。彰人は竹下のラリアットをかわして勝俣に誤爆させると、竹下を場外に追いやる。その間にKUDOが勝俣にスピンキック。勝俣も一瞬の隙を突いて丸め込むが、キックアウトしたKUDOはもう一度バックスピンキックを叩き込んでからダイビング・ダブルニードロップを投下して3カウント。
  • ボーナストラック 一日GM権争奪マッチ

  • 時間無制限一本勝負

  • 勝ったKUDOには株式会社ガモウからヘアケアセットが贈呈された。そして赤井GMが締めの挨拶をしようとすると、ディーノが入ってきて「あれ? 何かおかしいわね。確認します。今日あなた、試合して?」と尋ねると、赤井は「ない」。赤井沙希が試合をしていないことを指摘したディーノは、それでは大会が締まらない上に権力の象徴であるモジャモジャを手放さないなんて通用しないと言う。

    赤井はヤケクソ気味にアフロを投げ捨てると、「控室の皆さん、このアフロ…次の興行のGM権を懸けてやりましょうよ!」と強権発動。アフロを3秒間被った人が次の1日GMということで、ボーナストラックのゴングを鳴らすと、そこらじゅうで選手たちが大乱闘。リング上では赤井がディーノに串刺しビッグブーツ。

    さらにHARASHIMAアジャを踏みつける。伊藤アジャがササダンゴとアントンを叩き付けると、樋口和子が宮本を殴り飛ばす。リング上ではディーノが赤井をブレーンバスターで投げてからナイトメアー。そこに和子が入ってきてディーノにチョップ。これでディーノは赤井に顔面騎乗。その間に和子がアフロを被るが、島谷がカットに入る。ディーノからアフロを奪い取ってユキオをアズサとマーサが護衛。世志琥が松野を追いかけ回した上に蹴り飛ばしていると、ユキオは大石にアフロを投げつけ、美威獅鬼軍が去って行く。島谷がアフロを拾い上げたが、そこに世志琥がラリアット。

    世志琥がアフロを被った瞬間、セコンドの上野がミサイルキックを発射。すると今林APがリングに上がってきて、上野に飛び蹴りを見舞ってアフロを奪い取る。しかし平田一子が背後から手刀。ここで赤井と大石が入ってきて、次々に選手を蹴散らしていく。これでリング上で立っているのは大石と赤井のみ。大石が赤井に唾を吐きかけるが、怒った赤井がビッグブーツ。しかし大石がブレーンバスターで投げる。その弾みでアフロが転がり落ち、倒れていた平田一子の前に。そのアフロを一子が被り、レフェリーが3カウントを数えたため一子が1日GM権を獲得。



    漁夫の利で1日GM権を獲得した一子は「これ3秒被ったら勝ちよね? 勝っちゃったの? えー! ということは平田一子がGM権? こういことするの? えー! マジで? もう頭真っ白だけど、とりあえずもらえるものはもらっておくわ。完全にワタシ場違いだから、とりあず今日はアンタがプロデューサーでしょ? 締めてちょうだい。ワタシは帰る。さよならー!」と言って、赤井にすべてを丸投げて帰っていった。赤井は「まさかの最後は平田一子……。本当はDDT collection vol2でも出来ればよかったんですけど、まさかの展開でチャンスを失ってしまいました。けど、もう1回やるチャンスは自分は常に狙うので、DDT collection vol2をご期待くださいませ! 皆さん、今日は1日ありがとうございました!」と挨拶してプロデュース興行を締めくくった。



    【赤井プロデューサーの大会総括】
    赤井 こんな丸投げになるとは思わなくて。細かいところも全部自分で決めて。1回決めたカードをひっくり返されたこともあったりもして、結局最初から考えていたカードになったりとか、もうワチャワチャで。途中、本当ワタシ一人ぼっちなんかなとか、何でワタシ一人でこんな大変なんやろと思った半分、DDT興行ひとつやるのにこんだけ大変なんだって。こんなにいろいろ考えて、ひとつのDDTの大会が成り立っているんだって思ってました。人でどうしよう、どうしようってテンパっているときに、近くにいてた先輩とかが協力してくれて。「僕たちに出来ることがあったら言ってね」って言ってくださって。ワタシ、勝手に全部背負ってやらなきゃって、ちょっと窮屈に自分でしていたなと思いました。自分にはもっと頼っていいお兄さんや仲間、妹分たちがいっぱいいたんだなってことに改めて気付くことが出来ました。自分がお客さん時代に好きだった、オモチャ箱ひっくり返したみたいな試合だったりとか、バチバチやられてもやり返してみたいな闘いとか、いろんなDDTの顔を見ていただいたかなと思います。ワタシがしゃべることよりも「どうだったですか?」って聞きたいですね(苦笑)。どうでした?
    ――面白かったですよ。
    赤井 そう言うしかないわな(笑)。
    ――自分で点数をつけるなら何点ですか?
    赤井 点数は……うーん、60点。
    ――足らない40点はどんな部分?
    赤井 もっとたくさん話しておけばよかった。スタッフとか選手とか。でもワタシが何も言ってないはずなのに、組んで動いてくださった方もいたので。すごい、さすが! 4~5年一緒にいる仲間なだけあるなって、それを再認識させられたこの数ヶ月でした。本当にメチャメチャ会社行ってましたよ。社員かってぐらい。
    ――伝えたいことのどれぐらい伝えられたと思いますか?
    赤井 自分もお家帰って、UNIVERSEとAbamaの見逃し(放送)見ないと分からないですけど、うーん……どれぐらいの完成度、自分がやりたいことが伝わっていたか分からないですけど、本当にぎゅうぎゅうに詰め込んで。まだまだ本当は見せたいこととかあるので。本当……片足入れてぐらい。合ってますよね?(笑)なんかお祭りっぽい感じになれたらなって思っていたので、皆さんが楽しかったと思えたら伝わったって感じです。

    http://ddtuniverse.com/

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