ビアガーデンプロレス 2025 ～ THE FINAL ～

2025年最後のビアガーデンプロレス！　ビール、テキーラ、パイレンジャーが猛威を振るう中、佐々木がKING OF DRUNK 2025年間王者に輝く！

10月23日「ビアガーデンプロレス 2025 〜 THE FINAL 〜」東京・上野恩賜公園野外ステージ大会が開催。この日のセミファイナルは「KING OF DRUNK 2025 FINAL～年間王者決定戦～」と題し、3月27日上野大会で春の王者となったMAO、7月16日新宿大会でトリプルフォールにより3者同時で夏の王者となったHARASHIMA、佐々木大輔、クリス・ブルックスの計4人がドランクマッチ年間王者の座を懸けて激突した。今回の試合は、通常のプロレスルールに加え、試合中のランダムなタイミングで曲が流れ、その度にお酒を1杯飲み干さなくては失格となるルールで行われた。4選手が入場してくると、すでに全員泥酔状態。乾杯からビールを飲み干すと試合開始のゴングが鳴らされた。試合はいきなりの泥試合。グダグダな展開から曲が流れビールを4人、さらに松井レフェリーまでも飲み干し次第に仕上がっていく。松井レフェリーに一同がゴムパッチンを狙う展開になるが、松井レフェリーの逆襲に遭いクリス、MAO、HARASHIMAがゴムパッチンを被弾。中盤に差し掛かると、酒がテキーラに変更。4人の泥酔度合いが加速していく。場外に戦場を移すと、HARASHIMAが蒼魔刀を狙ったところで「爆乳戦隊パイレンジャー」がかかり、踊り出してしまい蒼魔刀は出来ず。増量したビールを4人が飲み干すと試合続行。リングに戻るとMAOが蒼魔刀を狙うが、またも「パイレンジャー」がヒット。ビールを飲み干した後に試合再開。クリスが蒼魔刀を狙うもまたまた「パイレンジャー」がヒットし中断。何とか4人が飲み干し試合を再開すると、佐々木が蒼魔刀狙うもまたまたまた「パイレンジャー」。4人が酒を飲み干そうとしたところ、突如今林GMが「いくらビアガーデンでもふざけ過ぎだろ！」とブチギレ。お客さんにも悪態をつくと、松井レフェリーをリングから追放。怒りの収まらない今林GMが「酒飲んでふざけてる奴らを見て喜んでる時代じゃねぇんだよ！　学生じゃねぇんだからさ！」と言うと、4人を次々と叱責していき「お前らもうちょっとプロレスに真摯に向き合えよ！　ちゃんとプロレスしようぜ！」と叫んだところで「パイレンジャー」がヒット。すると今林GMもこの曲の魔力は打ち勝てず、踊り始める。今林GMがクリス、MAO、佐々木と裏拳で蹴散らすが、避けたHARASHIMAがアームブリーカーで今林GMの腕を破壊。今林GMが排除されると、コーナーで折り重なった佐々木&MAO&クリスにHARASHIMAがついに串刺し式の蒼魔刀を決めるもそのままダウン。するとHARASHIMAの上に3人が次々とダウン。松井レフェリーが3カウントを叩き試合は終了。松井レフェリーが折り重なった選手を1人ずつ剥がしていくと、HARASHIMAの真上で覆い被さりフォールの状態になっていたのは佐々木。松井レフェリーが佐々木を勝者と認定し、KING OF DRUNK 2025の年間王者は佐々木となった。バックステージで佐々木は「俺がKING OF DRUNK 2025覇者だ。俺は常識人だ。俺たちの飲み方を見てこんな飲み方をしてはいけないと学んで、家でやれ。ゲロぶち撒けるぞ、この野郎……！」と注意喚起なのか何なのかわからないことを叫び消えていった。

カオスな展開のメインを制した無差別級王者・上野が、2025年最後のビアガーデンプロレスを締めくくる！「11月3日にはUltimate Partyも待ってます！　宴は続くぜ！」

メインで行われたのは上野勇希＆青木真也vs正田壮史＆佐藤大地のスペシャルタッグマッチ。試合中盤、場外戦に突入し4選手が入場ゲートからバックステージに移動。その後リングに戻って来ると各選手の風貌が著しく変化したように感じられる場面なども。さらに終盤にはリング上の4選手がまるで分身したかのように、8選手に見えるカオス過ぎる展開を経て、最終的には上野が大地にJul.2を決め3カウントを奪取。KO-D無差別級王者が2025年最後のビアガーデンプロレスを勝利で締めくくった。マイクを持った上野は「年内最後のビアガーデン、皆さん楽しんでいただけましたでしょうか!?（会場拍手）ありがとう！　僕たちも凄く楽しい1年間、この上野での夜を過ごせました。今年のビアガーデンは今日で終わりですが、11月3日には『Ultimate Party』も待ってます。宴は続くぜ！（大歓声）まだまだ俺たちは両国も、両国に向けても、大阪も名古屋もあります。その先も続きます。盛り上げていくために乾杯出来んのか!?（大歓声）皆さん、今年もビアガーデンシリーズありがとうございました！　僕たちはみんなのおかげで楽しかったです！　来年もいくぜ！　そして11月3日『Ultimate Party』で盛り上がりましょう！　今日はありがとうございました！　せ～の、乾杯！」と大会を締めくくった。