前説
上野がさいたまでタイトルマッチダブルヘッダー宣言!
井上リングアナウンサーがリングに登場。息子さんのお受験のために不在の今林APの代わりとして高木三四郎を呼び込む。プロレスリング・ノアのサイバーエージェントグループ入り、自身の社長就任に関して報告し「ノアはノアで、DDTはDDTで何も変わりませんので。ご安心いただければと。ただ単に私が2倍忙しくなるだけです!」と力強く語った。そして本日の各試合の見どころを語り、本日メインに出場する上野が登場。上野は「タッグ王者として2人ともいつでもどこでも挑戦権を争うわけで、SSA挑戦剣も欲張って獲っちゃったりして、さいたまで2試合(KO-DタッグとKO-D無差別)出来るもんなんですかね?タイトルマッチ2試合やりたいと思います! 今私褒められて調子に乗っておりますんで、メインイベントも必ず勝って、いつでもどこでも挑戦権を手に入れたいと思います!」と意気込みを語り、高木と共に「DDT板橋大会スタート!」の掛け声で大会がスタートした。
オープニングマッチ 30分一本勝負
遠藤はDAMNATIONの看板、佐々木はSSA挑戦剣を手に入場。遠藤と松永で試合はスタート。互いに胸筋をアピールしていく。触れることなく両者パートナーにタッチ。中村はレスリングの動きで佐々木に向かって行くが、佐々木に冷静にいなされる。佐々木がバックの取り合いの中でコーナーに押し込むと、中村を場外へ。遠藤が場外でボディスラムを敢行。さらに佐々木が中村を客席に突っ込ませていく。場外カウントが進む中、中村は何とかリングに戻るが、ここから遠藤と佐々木に捕まる展開となってしまう。中村はエルボーを連発するが佐々木には歯が立たず。それでも何とか中村はピンチを脱しドロップキックで逆転、松永にタッチを繋ぐ。代わった松永が佐々木にレフェリーの死角を突いたナックルを打ち込みラリアット。スモーピオン・デスロックを決めるが、遠藤にカットされる。松永のバックドロップ狙いを佐々木が切り返すと、佐々木がクロス・フェースロック。松永がロープに逃げると、佐々木は遠藤にタッチ。松永は遠藤にバックドロップを決めると中村にタッチ。中村のスワンダイブ式ミサイルキックは遠藤がかわす。中村は絶品を決めるが、遠藤はカウント1で返す。遠藤は中村をコーナーに乗せるが、中村が抵抗。佐々木も飛び込み、ダブルのデッドリードライブ、松永を場外に排除すると、遠藤のトーチャラック・ボム狙いを中村は丸め込みで返す。さらに逆さ抑え込み。中村は回転エビ固めを狙うが、遠藤がフェースカットで阻止すると、丸め込みからゆりかもめに移行。遠藤が締め上げると中村はたまらずギブアップ。
第二試合 30分一本勝負
大鷲の曲に乗り、大鷲と平田が入場。そしてマイクを要求。「本多さん、板橋でネタが尽きたからって俺のガウンとメガネを盗むなんて末期だぞ! いいか、本多、華麗に踊ってみろ! 出て来いや!」というと『TOKYO GO!』がヒット。しかしアントンは普段のいでたち。背後から平田のガウンとメガネを装着した竹下が登場。竹下はリングに入るや無気力な踊り。これには平田が怒りマイクを持ち「おい! 中途半端すぎるだろうが! そもそもなんでお前ら第二試合なんかにいるんだオラ! 生半可なダンスで第二試合務まると思ってんのか! お前第二試合舐めてんだろ! 俺の大事な城、第二試合にそんな気持ちで来るんならな、バッチバチの試合で滅多打ちにして、メインイベントに追い返してやるからな! 第二試合を思い知れ、このメインイベンター!」と魂の叫び。両チーム熱いバチバチの試合をすると約束しゴング。アントンと大鷲はバチバチの攻防を見せるかと思いきや、仲良く腕を組んで回る。続いて竹下と平田、平田は「第二試合ボンバー!」を連発するが、竹下には通じず。しかし平田はコルバタを決めるが、竹下はビッグブーツを返す。平田は何とかカウント2で返す。平田は「これがメインイベントか……」とつぶやく。アントンがコーナーで強烈なチョップを放つ。竹下に代わると平田が捕まる展開。大鷲が会場に平田コールを要求。ひたすら平田が猛攻にさらされる。平田が延髄斬りで逆転すると大鷲にタッチ。大鷲がルチャで2人を蹴散らすと、大鷲がアントンと竹下にパラダイスロックを敢行。ポーズを決める。「平田、これが闘竜門だ。お前の闘竜門を見せてやれ!」と平田にタッチ。困った平田は自らパラダイスロックで動けなくなると、会場は大鷲コール。困った大鷲は自らパラダイスロックしようとするも、上手くいかず。大鷲は平田と連係を狙うが、竹下とアントンが抱き合って脱出すると、合体式のダスティを決める。ガッツポーズを決めたところで平田につまずきアントンが膝を負傷。創作昔話『ごんぎつね』の朗読を懇願。結果温玉ではなく下ネタ。大鷲にサミングを敢行するが、平田へのサミングが竹下に誤爆。平田の手刀が竹下に。竹下にアントンのサミングと平田の手刀が連発で突き刺さると、竹下はダウン。アントンのサミングを浴び視界を奪われた平田は誤って松井レフェリーに第二試合ボンバーを放とうとするが、かわした松井レフェリーが平田にラリアット。こちらも視界を奪われた竹下が「平田さん?」と確認しながら平田の両手を踏み付け、そこにザーヒーを突き刺すと平田も返せず3カウント。
第三試合 30分一本勝負
ゴング前にディーノがマイクを要求。ディーノ「私思ったのよ、こうやってDDTの環境が変わって、高木三四郎は変わらないって言っていたが、私は違う。攻め時は今だろう。私ここまでは正直思っていたわ、もうDDTでひっそり生きて行こうと。でもこう環境が変わって、私はまだ使い道があるなと。私を使ってDDTの名を轟かせることがまだ出来るなと。そのために必要なのはベルトなのよ。世界に轟くような、DDTにしたい。そう思ってベルトを欲しいとこの一週間思った。そのために必要なのは、ハッタリなのよ。世界に通じるハッタリ。デカさと横綱級の血筋を引くもの。これがあれば世界に轟かせることが出来るんじゃないか。でもな~DDTにそんな……はああああっ! DDTにデカくて横綱級の血筋を引くものがいた! さて、単刀直入に言うわ。一緒にやりませんか」と言うと、ディーノは納谷に握手を求める。しかし納谷はマイクを持つと「俺にはコーディがいるんだよ。お前とは組まねぇよ!」と即座に拒否。ディーノが「なるほど、わかったじゃこの試合で私のパートナーに相応しいってことを、私についてきた方がいいってことを思い知らせてやるわ。」と言うと、「私は……?」と戸惑う大和。そんな大和とコーディで試合はスタート。コーディの巨体に苦戦する大和だが、フライングクロスチョップ式のXを決める。コーディも返していくと、両者パートナーにタッチ。ディーノは改めて納谷に握手を求めるが納谷は拒否。納谷はミドルキックを連発するが、耐えたディーノは納谷を掘っていく。ディーノが大和に代わると、2人がかりで納谷の肛門集中砲火を浴びせる。するとコーディは「セクハラ!」とコーナーから抗議。ディーノが納谷に男色ナイトメアを決めると、コーナーのコーディがえずく。大和が納谷にスライディングXを決めるもカウント2。納谷がボディスラムで逆転すると、コーディが飛び込み大暴れ。大和をチョップで吹っ飛ばすと強烈なボディスラム。大和がカウント2で返すと、コーディは大和にクロス・フェースロック。ディーノがカット。コーディのチョークスラムを大和が脱出すると両者パートナーにタッチ。納谷がディーノに猛攻を浴びせ、大和も場外へ排除する。納谷はディーノにアトミックドロップからチョークスラム。ディーノはカウント2で返す。ディーノはスウィート♂チンからゲイ道クラッチ。コーディがカットに入る。納谷がディーノを羽交い絞めにするとコーディがラリアットを狙うが、コーディは動きがストップ。ディーノが避けると、コーディは確信犯的に納谷にラリアット。さらに大和にはディーノのブレーンバスターとコーディのスピアの合体攻撃。ディーノは松井レフェリーにリップロック、さらにコーディが松井レフェリーにファイト一発。これで収拾のつかなくなった事態となり無効試合の裁定が下された。
コーディが納谷をまさかの裏切り! “コーモン・ホール”ディーノと共にホール・ブラザーズを電撃結成!
大混乱の中ディーノがマイクを持つ「言ったでしょ! デカくて横綱級の血筋を持つ男。あれ!?ひょっとして自分しかいないと思った? そんなことないわ。このコーディ・ホール、かのスコット・ホールの血筋を引く、横綱級のデカいハッタリのきいた私の“性”パートナーよ! これがな、DDTの名を轟かせるために、このコーディ・ホール、そしてこの私、コーモン・ホール! ホール・ブラザーズだ! ぶち抜いてやるわ! ただしこのホール・ブラザーズを押し上げるのは、DDTという会社でもない、さらにその上の親会社でもない、私たちをさらなる高みに連れて行くのは、ここにいるあんた達! あんた達が我々のオーナーみたいなもんよ。だから、あんた達をこれからオーナー・ホールとして、このホール・ブラザーズの一員よ! We are ホール・ブラザーズ!」と叫び、2人で決めポーズを決め意気揚々と退場していった。
【試合後のコメント】
ディーノ We are ホール・ブラザーズ! 何か聞きたいことあるか?
――こういう合体というのは前々から考えていたことなんですか?
ディーノ (コーディに向かい)サムシング。
コーディ (英語でまくしたてる)
ディーノ そういうことだ。わかったか。ちなみにどう言ってた?
――トップを目指すと……。
ディーノ そういうことだ!それ以外に興味はねぇ、人類皆兄弟、ホール・ブラザーズ! ほかに何かあるか?
――環境が変わったということをマイクで言っていましたが、このタイミングだからこそ、ということですか?
ディーノ (コーディに向かい)サムシング。
コーディ (英語でじっくり語り掛ける)
ディーノ そういうことだ! 人類皆兄弟、ホール・ブラザーズ! 他にあるか? そういうことだ。今なんつった?
――ベルトを狙って行くと……。
ディーノ そういうことだ! ホール・ブラザーズ! 他に何かあるか? なんでも答えるぞ、このコーディ・ホールがな! なんでも答えるぞ、大サービスだ! 人類皆兄弟、ホール・ブラザーズ!
――まずはKO-Dタッグを狙って行くと?
ディーノ (コーディに向かい)サムシング。
コーディ (英語でタッグタイトルに向けた思いを語る)
ディーノ そういうことだ。なんつった?
――吉村選手は俺より小さいと……。
ディーノ そういうことだ! 人類皆兄弟、ホール・ブラザーズ! 覚えとけ!
第四試合 30分一本勝負
いつでもどこでも挑戦権争奪戦
※スピア。飯野がいつでもどこでも挑戦権を獲得。
渡瀬が奇襲を仕掛け、顔面ウォッシュを決めていくが、飯野はカウンターのスピア。渡瀬がこれをなんとかカウント2で返すと、両者は場外戦へ。セコンドの竹下が懸命に落ち着かせようとする中、飯野は異様な興奮状態で渡瀬を場外で蹂躙する。リング内に渡瀬を戻すと、飯野はハンマーパンチやコーナースプラッシュで渡瀬を追い込む。飯野はベアハッグで渡瀬を捕らえる。渡瀬は張り手を返していくが、飯野はビクともせず。飯野はコーナーで串刺しのショートレンジのスピアを連発。さらに飯野はボディスラム3連発からハカエルボーを狙うが、渡瀬は回避。飯野はそれでも逆水平チョップを連発。渡瀬もエルボーを返すが飯野は構わずチョップを連発。渡瀬は気合を入れてから延髄斬りでようやく飯野からダウンを奪う。渡瀬は背中にミサイルキック。コーナーで顔面ウォッシュを決める。さらに渡瀬はコーナーから低空ミサイルキックを決めるがカウントは2。渡瀬がバックドロップを狙うが、飯野は脱出しアルゼンチン・バックブリーカー。渡瀬がスリーパーで脱出するとフロント・ネックロックで絞り上げる。飯野はそのまま抱え上げブレーンバスターで渡瀬をマットに叩き付ける。そして改めてハカエルボーを投下。渡瀬はカウント2で返す。飯野は無理矢理抱え上げババボム。飯野が低空のタックルに来たところを渡瀬は飛び越えフットスタンプ。両者ダウン。立ち上がると飯野のチョップと渡瀬のエルボーの打ち合いになるが、助走をつけた飯野に渡瀬はドロップキック。渡瀬の投げっぱなしジャーマンはカウント2。エルボーを打ち込みそこから果敢にフォールしていくも飯野はすべてカウント2で返す。渡瀬はエルボーを打ち込み続けるが、飯野は後頭部にラリアット。さらに正面から正調ラリアット。カウント2で渡瀬は返す。飯野はダウンバーストからカバーも渡瀬は返す。飯野が助走をつけて正調のスピアを決めると、渡瀬も返せず3カウント。飯野がいつでもどこでも挑戦権を獲得した。
【試合後のコメント】
飯野 いつどこ獲りました。今日渡瀬さんにシングルで勝って、獲ることが出来ました。まぁこれを持つってことは、いつでもどこでもKO-Dに挑戦出来るってことなんで、またチャンスを得られたって思います。最後押し切って勝つことが出来たんで。最初ビックリしましたね、ドロップキック来て。奇襲から始まって。でもそこからスピアで返せたんで、そこは成長できたかなって思います。とりあえずこれを持ったってことは負けれないし、明日もコーディとのシングルがありますし、負けられない闘い続くと思いますけど、これを持ってどこで挑戦するかわかんないですけど、この挑戦権を持ってチャンスを得たってことは、挑戦出来ると思うんで、頑張りたいと思います。
――どこで使うかが重要になって来ると思うんですけど?
飯野 はい、極力チャンピオンのダメージ大きいところで獲りたいと思います。必ず。極力チャンピオンが弱ってるところで。
――必ず勝てる場面で?
飯野 使います。それまで持ってます。そして挑戦します。
第五試合 30分一本勝負
いつでもどこでも挑戦権争奪3WAYマッチ
※ラリアット。吉村がいつでもどこでも挑戦権を獲得、もう1人は樋口和貞。
スーパーヘビー級の揃った3WAYマッチは力比べからスタート。樋口が強烈なチョップを2人に浴びせると、吉村とポーリーはダブルのタックル。吉村とポーリーがエルボーの打ち合いから、タックル合戦。ポーリーがタックルで打ち勝つ。ポーリーがブレーンバスターを狙うと、樋口が割って入りポーリーに吉村と2人でブレーンバスター。樋口は吉村にコーナーでアイアンクロ―もこれはロープブレイク。樋口と吉村が強烈なチョップ合戦。樋口がボディスラムで投げれば吉村も投げ返す。樋口のボディプレスは吉村がカウント2で返す。吉村は樋口にブレーンバスターからレッグドロップ。吉村が樋口にコーナーでラリアットを狙ったところでポーリーが背後からコーナースプラッシュ。ここから3人でのチョップ合戦に。それぞれが2人にラリアットを放つが、最後は3人で相打ちになりダウン。立ち上がった樋口とポーリーがチョップとエルボーの打ち合いに。樋口がぶちかましでポーリーを倒すとドクターボムを狙ったところで吉村がカット。ポーリーが樋口にテーズプレス。フォールに入るポーリーを吉村がレッグドロップでカット。ポーリーと吉村のラリアットの相打ちから吉村がもう一発ラリアットを叩きこむと、ポーリーも返せず。3カウントを奪った吉村がいつでもどこでも挑戦権を獲得した。
【試合後のコメント】
吉村 勝ちました。いつどこ獲りました。この黄色のいつどこ挑戦権は、俺が初めて竹下幸之介に挑戦した時と同じ色。これもそういう巡り合わせかなと思ってるんで。それもそうやし、今日の3WAYでマッド・ポーリー、樋口和貞、いる中で自分が勝てたのはでかいと思うんで。この勢いのままどんどんタッグもこっちも突き進んでいきたいと思います。今チャンピオンが田中さんで、D王でボコボコにされてるんで。田中さんのエルボーで軽い脳震盪で夜中三時まで寝られんかったみたいなのもあるし。そこをもちろん狙いつつ、今なんか刀が出回っている……。ちょっとなにあの刀? カッコいいねんけど。それを持ってるのが、佐々木大輔? まだまだあいつには借りを返しきれてないから。そっちもドンドン狙って行きたいと思います。刀狩をドンドンやったろうかなと思います。
――今日は樋口選手の欠場中に自分の変わった部分を見せようという気持ちもありましたか?
吉村 無いです。純粋に樋口さんが強いのわかってるし、復帰してから新しいユニット組んで、闘いは全部見てたんで。本調子というより、身体も絞って前よりも強いのもわかってたし、純粋に勝負が楽しかったっすね。まだまだ、まだまだやりたいっすね。
――今日ホール・ブラザーズというのが誕生したんですけど、ディーノ選手とコーディ選手と。
吉村 ほぉ~、何のホールですか?
――コーディ・ホールと、コーモン・ホールということで……
吉村 ド下ネタやないか! 凄いな、コーディ・ホールとコーモン・ホール……。
――タッグを狙ってきそうな感じがあるんですが。
吉村 自分はもっと若手の選手が挑戦して来ることでどんどん活性化すると思ってるから。だから、正直一番予想もしていなかった部分なんで。対策とかはこれからするとして、挑戦して来るんやったら、全部迎え撃って、はじき返します。両国でノーチラスは納谷&コーディに勝ってるんで。パートナー変えたところで、結果は変わりないってことを教えてやろうかと思います。
セミファイナル 30分一本勝負
愛するふるさと!板橋名物スペシャル3WAYタッグマッチ
※スライディングD。もう1組はHARASHIMA&高梨将弘。
MAOと大石が奇襲を仕掛け、MAOが場外にトペ・コンヒーロ。そして試合開始のゴング。全チームが入り乱れる会場中を使った場外戦に。田中と黒田がリング内に大石を入れると、連係攻撃。ダブルのタックルを決めてまた裂き。「もう一丁!」と煽り再びまた裂きを2人で決めていく。場外の高梨とHARASHIMAが田中と黒田の足を引っ張ると、リング内で高梨が大石を捕まえていく。HARASHIMAに代わると大石の足に集中砲火を浴びせる。高梨に代わると高梨は吊り天井狙いもMAOがカットに入る。田中と高梨が大石を攻めようとするが、大石は田中に一撃加えDDTのように高梨を倒していくと、MAOにタッチ。MAOが全員を蹴散らしていく。MAOが高梨にハリウッドスタープレスも、黒田がカット。高梨が黒田とMAOをまとめて関節技で捕らえると、そこにHARASHIMAがコーナーからボディプレス。HARASHIMAと高梨が大石と黒田を捕らえようとするも、黒田がラリアットの乱れ打ちから。田中がスーパーフライ狙いもMAOが追撃。コーナーから雪崩式みちのくドライバーⅡを狙うも、黒田が割って入りMAOに哲ちゃんカッター。HARASHIMAが田中にショットガンドロップキック。ここから全員が入り乱れる展開となる。リング上に残った田中とMAOがエルボーの打ち合い。田中がファイナルカットからスライディングD狙いも、MAOが後転してかわすと大石が田中に逆さ抑え込み。カウント2で田中が返すと、MAOがみちのくドライバーⅠ。他のチームがカットに入ると、MAOが場外に出し、宇宙人プランチャを敢行。大石が「スーパーフライ!」と叫びコーナーに上るがHARASHIMAが追いかけて雪崩式ブレーンバスターを狙うが、黒田がパワーボムで捕らえると摩周の形で2人まとめてマットに叩き付ける。そこに田中が大石にスーパーフライを決めるもカウント2で大石が返すと、すぐさま田中が走りこんでスライディングD。これには大石も返せず3カウント。
試合後MAOが田中を奇襲! MAO「田中さん、私のプロレスはちょっと変ですよ。覚えといてください。」
試合後勝ち名乗りを受ける田中をMAOが襲撃。みちのくドライバーⅡを田中に決めてマイクを持った。MAO「田中さん、変なヤツが変なの着て、2回も来たと思ったら、返り討ちにして気持ち良かったですか? 僕は今日今なんかスカッとしましたよ。でも強い、強すぎるな。元気過ぎるな。(マイクを聞いていた田中だが、控室に下がる)ここに無差別のベルトを置いていかせることに成功しました! 持って帰らせませんでした。何という大きな一歩。そして田中さん、私のプロレスはちょっと変ですよ。覚えといてください。個人的にちょっと獲んなきゃいけないなって覚悟が決まる出来事がありまして。こんな縁もゆかりもない板橋で言う話でもないんですけど……この話はしないけど。絶対に獲んなきゃなんない場面なんです。ホントに。ここで獲って、持って帰らきゃ意味がない場面なんです。だから絶対獲りますんで、暗い感じにしたくない! ホントに! みんな暗い感じじゃないんで! 僕はいつも通りなんで、いつも通りでサラッと、田中将斗選手からサラッと獲って、また板橋に帰って来るって言うと安っぽいなぁ! また板橋に帰ってきますんで! ベルト持って! 応援よろしくお願いします! 頑張ります!」
【試合後のコメント】
――MAO選手との前哨戦いかがでしたか?
田中 いやホント、クソガキ舐めんなよ。あんな行動に出られて、ますますこのベルトを守らなアカンという気持ちになりました。クソガキ舐めんな。
――ああいう行為はチャンピオンには相応しくないと?
田中 チャレンジが決まってるわけやからね。気を抜いた自分も悪いっちゃ悪いですけど、ホント田中将斗の怖さを味わってもらいたいなと思います。
――黒田選手は久しぶりのDDTでしたが。
黒田 調べてもらったら18年ぶりだそうです。田中がね、26年ちょいの付き合いですけど本当に怒ってるんでね、ちょっとこれはMAOよたまらんぞと。これは本気で怒ってます。
――MAO選手は僕のプロレスはちょっと変ですよとマイクで言ってたんですけど、変な部分ていうのは感じましたか?
田中 何が変なのかわかんないっすけど。そういう変な部分をすべて受け止めて、田中将斗の力でねじ伏せてやろうかなと。
MAO 初めて肌を合わせたっすけど……タフっつうか、元気ですねー。何歳ですか、田中選手は? 50手前? 僕まだ……今週23歳になりました。18歳でプロレスラーになって5年、23歳になりました。正直今から練習生にになってもレスラーになれるような年齢の僕ですけど、大ベテランで、動く若手と対等以上に打ち合いをするの本当に凄いんで。きちっとリスペクトを持って。あとは本当に、勝たなきゃいけないんで。無差別のベルトを獲らなきゃいけないんで。絶対獲んなきゃいけない場面、人生の中でも来ないような、そんな場面で。本当に正直、結構大きいことで。凄い落ちてたんですけど。我ながら頑張ってるなーくらいな感じで頑張っていきたいと思います。あとゼロワンさん、田中さんはゼロワンさんの選手ですけど、僕9月に天下一ジュニア出た時に、時代を先取りしたインフルエンザに、9月にインフルエンザにかかって天下一ジュニアを落とすっていう。今コロナウィルスが流行ってるんで。みんなも手洗いとマスクとねしっかりしてください。マスコミの皆さんも、選手一同、お客様も。これを見ているお客さんもマスクをしつつ、手洗いもしつつ、応援してください。
――今日も入場からの奇襲もされて、最後も奇襲をかけて、田中選手を怒らせようというか、揺さぶりをかけていましたが?
MAO もうそういう場面は越えたのかなって思うんですけど。今日の試合に対しての揺さぶり、と、もう今日で多分最後の前哨戦になっちゃうのかな? おそらく。だとしたら何か起こさなきゃ、前回やられてるんで。後楽園のリング上で恥かかされてるんで。でベルトを忘れて帰らせるっていう一個。何とか一矢報いたかなって。でも当日になんないとわかんないですね。今日もルールとか全然違ったし。
――取らなきゃならない理由が出来たと話していましたが、その理由というのは言えることですか?
MAO あまり言いたくはないかな! まぁ、安っぽい人間だったらべらべら喋ってるんでしょうけど。僕は安っぽくない人間なので。言わないです、はい。
――心に秘めておくと。
MAO そうです、心に秘めて。察してくれって感じで。ただ頑張る、ホントに頑張ります。色んな人の導きがあってDDTのリングに上がってるわけなんですけども。ここでこの導きがあってのDDTのリングで幸せにならなきゃいけないなと。僕はここで幸せになりたい、DDTのリングで幸せになりたい、そういう思いでございます。
メインイベント 30分勝負
いつでもどこでも挑戦権争奪サバイバル4WAYマッチ
【試合経過】
①●高尾蒼馬 vs 彰人○
11分29秒 エビ固め
※坂口征夫の神の右膝から丸め込む。
②●坂口征夫 vs 上野勇希○
13分35秒 変形ジャックナイフ式エビ固め
※彰人がいつでもどこでも挑戦権を獲得。
試合前にルール説明があり、この試合は負け抜けの生き残り方式となり、3カウント・ギブアップに加えオーバー・ザ・トップロープでも退場となることがアナウンスされた。ゴングが鳴ると全員が様子を見合う中、彰人と上野は腕の取り合い。高尾と坂口はバックの取り合い。上野は隙を突いて坂口を丸め込むが「ごめんなさーい!」と即謝罪。上野と彰人の2人が残るとスピーディーな攻防の中で上野が人工衛星ヘッドシザースを決めてみせる。上野が変形キャメルクラッチで捕らえると、坂口が割って入り、上野に打撃のラッシュ。坂口はスピニングチョークで捕らえるが、上野はロープへ逃げる。坂口がミドルキックからカバーも彰人がカット。彰人が上野を捕まえていく。彰人のエルボーと上野のチョップの打ち合い。彰人がロープに走ると高尾が足を引っ張り、リング内に入ると上野を反則を交えつつ捕まえていく。高尾は何度もフォールを繰り返し上野のスタミナを削っていく。上野はブレーンバスターを決めようやく逆転。彰人と坂口をドロップキックで蹴散らす。高尾が上野の背中にフットスタンプを決めるが、上野はおっぴろげアタックを返していく。高尾を助けに入った彰人は、高尾に協力を申し出ると、2人は握手。2人で上野を捕まえていく。彰人は「懐かしのあれやろう!」とコーナートレイン攻撃を見せるも、上野は2人を蹴散らす。高尾が上野にドロップキック。坂口が飛び込み高尾に膝蹴りからPK。カウント2で高尾が返す。高尾と坂口がエルボーの打ち合い。坂口がミドルキックを決めれば、高尾は延髄斬りを返す。高尾がリバースゴリー狙いも坂口は着地しエルボーから打撃のラッシュも彰人が救出。しかし高尾は彰人にディープインパクトを決めカバーもカウント2。高尾が彰人にジントニックを狙うが、そこに坂口が神の右膝。すると彰人がその勢いを利用し高尾をエビ固めに丸めると、高尾は返せず3カウント。高尾が退場となる。坂口が彰人に一角蹴り狙いも上野が追いかけ阻止する。すると坂口は上野に一角蹴り。カウントは2。助走をつけた上野を彰人がロープを下げオーバー・ザ・トップロープに誘うが、エプロンに着地。上野がリング内の彰人と坂口にまとめて回転エビ固めの要領で投げ付ける。上野がバックブリーカーから逆エビ固めも坂口はスリーパーに切り返す。上野はそれを抑え込むが、坂口はミドルキックから三角絞め。上野はそれをジャックナイフで固めるとカウント3。坂口が退場となり、上野と彰人の一騎打ちに。彰人が低空ドロップキックからどどん、さらに両膝をマットに打ち付け、さらに足横須賀。彰人が4の字固め狙いも上野は脱出するが、足の痛みで走ることが出来ない。上野はなんとか裏投げで投げ切る。上野はコーナーに上って彰人の背中にフロッグスプラッシュ。もう一発狙うが、彰人が剣山。上野はフランケンシュタイナーを決めるが、彰人はそのまま丸め込み。再び足横須賀も上野は丸め込み。上野はハーフネルソン・スープレックスから強烈なラリアット。カウントは2。上野はコーナーの上がりBMEを放つが、彰人が避けて丸め込み。カウント2で返されると、彰人は両足を固める変形のレッグロック。さらにロープへ伸ばそうとする上野の腕まで極めると、上野はギブアップするしかなかった。彰人がいつでもどこでも挑戦権を獲得した。
エンディング
いつどこ挑戦権を獲得した彰人が、“埋もれがちな同世代”の再起を誓う!
メインで勝利した彰人がマイクを持つ。彰人「このいつでもどこでも挑戦権を獲ったことによって、EXTREME以来のベルト戦線に戻って来たぞー! EXTREMEのベルトを落としてから、ずっとタッグのサポート役とかに回ってましたけど、やっぱ、今日試合した上野、竹下、飯野、若い世代、みんな凄くて、割と僕たち30代入ったばっかの人間は正直埋もれがちです。これ自分でもわかってる。埋もれがち、うん。けど、ここから、このいつでもどこでも挑戦権、これさえあれば俺らも輝けるから。田中将斗、今日は使わねぇぞ! 今日は使わないけどな! どっかで必ず、行使してみせます。その時は今日会場にいるお客さん、皆さん、行使したタイミングの会場にいてくれたら、とてもとても嬉しいです。(会場拍手)気分がいいのでこのまま売店に立ちます! 皆さん是非買いに来てください!以上彰人でした!」とそのまま売店へと向かった。
【試合後のコメント】
彰人 いつどこ獲っちゃいました。どうしましょうコレ。どうすればいいですか? どうやったら僕はKO-D無差別級のチャンピオンになれますか? 奈良語り的にはどんな感じで?
――今回さいたまへの挑戦剣もあって2つあると思うんですけど。
彰人 ちょっとさいたまへの挑戦剣は私にとって荷が重いので。それは割とどうでもいいです。これですよ、これ。これをどう使ったら面白く、なおかつどう使ったら獲れるか、間違いなく。それだけです。どうしましょ?
――今のチャンピオンは田中選手ですが?
彰人 現段階では99.9%獲れないですよ。田中さんなんて。それをどうやったら100%獲れるようになりますかね? 長年プロレス見て来たならわかるでしょ? 教えてください。
――やっぱりダメージがある時に……。
彰人 そうなりますよね。でもそれじゃ当たり前ですよね。獲れると思ってなかったんで、その辺を考えて使っていきたいと思います。ただ負けたら僕はこれを落としてしまうわけです。これからはこれを使うまでの間、僕は負けない闘いをしていきます。勝つ闘いじゃなくて負けない闘い。ホント獲ったばっかでああやってリング上で、俺たちの世代でこれ使って盛り上げてくぞって言いましたけど、獲った勢いで言っただけで、特に何のアイデアもクソもないので、これから考えていきたいと思います。
――飯野選手も獲ったので、ALL OUT的には2つある状況ですが。
彰人 ああ、そうなんですね。そうか、うーん。これはチャンピオンにしか使えないんですか?
――佐々木選手が今持っているSSA挑戦剣にも使えますが。
彰人 剣の方でも使える? そうなんだ。ちょっと考えます。