前説
今林APが第4試合の面々に対して大鷲に忖度するよう強要!
今林久弥APが前説でオープニングコールを務める大鷲透&渡瀬瑞基を呼び込む前に、大鷲以外の第4試合出場選手を呼び込む。今林APは「わかっているな? 地元の英雄、デビュー20周年記念試合、会場の7割が大鷲選手のお客さん、わかっているね? いつもみたいなのはないように!」と釘を刺す。これに中村が反応し「わかってますよ! 大鷲さんの地元で男と男の熱いぶつかり合いをすればいいんですね?」と返答も、平田が中村を叩いて「あの人がそんなの望むわけないだろ。察しろよ! ぬるくいけよ!」とマイク。本日の主役が改めて呼び込まれると、大鷲以外の第4試合の出場選手の面々でアーチを作り、大鷲と渡瀬はそれをくぐってリングイン。大鷲「長野の皆さん、お久しぶりです! やっと長野に帰ってくることができました! 皆さんが元気になれるよう熱い試合をしたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」渡瀬「こんな時期ですけど、それに負けずに皆さんに元気・勇気を与えられるように頑張ります!」最後は2人で「DDT長野大会スタート!」と拳を突き上げると、大鷲以外の第4試合の出場選手の面々で作ったアーチの中を通って退場。
オープニングマッチ 30分一本勝負
クリスの握手を彰人が叩いて拒否。カワイイポーズをなんだかんだで木曽レフェリー交えて披露する中、試合スタート。クリスと彰人の共闘も串刺し攻撃でどちらが行くかで揉める。彰人はポーリーのコーナースプラッシュをクリスに浴びさせるも、ポーリーのショルダーアタックで倒されてしまう。ポーリーのボディープレスはカウント2。STFはクリスがカット。ポーリーはクリスにフィッシャーマン。クリスは串刺し攻撃をストップして背中へのセントーンを狙ったが、彰人がそのポーリーを俵返しで投げる。その彰人の背中にクリスがセントーン。ポーリーもクリスにテーズプレスを浴びせて排除。そのポーリーに彰人が足横須賀。続けて足4の字。ここでクリスがひっくり返してポーリーを優勢にさせるかと思いきや、そのポーリーにグラウンドでのオクトパスストレッチを極めてギブアップをかっさらった。
第二試合 30分一本勝負
10・25後楽園の前哨戦。先発の岡谷が早々捕まってしまう。樋口の逆水平から赤井がコーナーに控える上野に向かっていくが、上野はさっとエプロンを降りて「注意してください!」。岡谷のローンバトルは変わらず。苦しい岡谷は樋口にランニング・ネックブリーカーを決めて上野とタッチ。樋口も赤井とスイッチ。赤井が上野の厳しい攻めに耐えてコルバタ式アームホイップからPKを決めて樋口とタッチ。上野も樋口にドロップキックを見舞って岡谷とタッチ。岡谷がブルドッキング・ヘッドロック。樋口のカナディアンに捕まるも上野がミサイルキックで解除。岡谷がノーザンライトを放つが赤井がカット。樋口が2人まとめて両腕ラリアット。赤井が上野と岡谷をまとめてダイビング・ボディーアタック。リング下に落ちた上野に赤井がエプロンPK。リング内では岡谷の丸め込みを凌いだ樋口が串刺しラリアットからオクラホマスタンピードを浴びせて勝利。
第三試合 30分一本勝負
坂口が吉村に腕十字。思わずHARASHIMAがカットに入るも坂口が離さず納谷が排除。エスケープした吉村に坂口はエプロンPK。替わった吉村が吉村にエルボーで続く。背中へのローキックからエルボーを落とすもカウント2。吉村は坂口のミドル連打をカウント2で返すとダブルチョップでようやくHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAが一気呵成の攻め。坂口のスリーパーを抜け出すとミドルキック連打。坂口もミドルで返して意地の張り合い。互いのハイキックが同時にヒットしてダブルダウン。坂口からタッチを受けた納谷がHARASHIMAにエルボードロップで襲い掛かる。HARASHIMAも水面蹴りから阿吽を放って吉村とタッチ。吉村が納谷をブレーンバスターで投げ切り、肩固めで絞めあげていると坂口が救出に入る。吉村は技を解いて坂口と睨み合い。坂口のハイキックでコーナーまで飛ばされた吉村だったが、神の右膝狙いはキャッチするやコーナーポストに豪快に投げ捨てパワーボムで叩きつける。坂口はこれで戦闘不能に。最後は孤立する納谷をHARASHIMAとの連係で追い込んだ吉村がラリアットでフォール勝ち。試合後、樋口の肩を借りて引き揚げる坂口に、吉村はタッグベルトを誇示していた。
【試合後のコメント】
坂口 いや~、やられたわ。
樋口 やっぱり来ましたね。まあヤツらもちょけたような感じから本気になってきたんで。今日は坂口さんがやられましたけど、しっかりこっち見てくれるようになったのかなって。それが自分らの望みなので。ここから全然巻き返しますんで、アイツらには覚悟しといてもらいますよ。
赤井 私はいつも真っ向勝負で全力で真っすぐに向かっていってるんですけど、上野選手はいつもスカしたりとか、バカにしたりみたいなことをけっこう取ってくるんですけど、今日も終わった時に上野選手の本音? 本気みたいな顔が表情に出たんで、余裕かましてられるのも今のうちだって感じです。
坂口 どんどん、もっとこい。どんどんやり返してやる。以上だ。
上野 僕と岡谷は負けてしまったんですけど、僕はもうEruptionと当たることは後楽園までないですね。昨日、坂口さんは執ように俺たちはどうだったって聞いてくるんですけど、もう本当に別に、強すぎることもなく弱すぎることもなく、Eruptionのままで。坂口さん大好きEruption、僕は楽しみにしてます。
吉村 今日も楽しかったです。最後自分が取ったのは納谷なので直接じゃないですけど、途中でグデーっとなってたのを見て、いい気味だなというのもありつつ。やっぱ坂口さんと試合してると取りに来られてる感じがあって、自分の中ではすごい生きてる感じがするんで。でもまだまだこんなもんじゃないと思うので、次の後楽園まで楽しみを高めていきます。
――坂口選手はもっとこいとコメントを出していたが。
吉村 コメントで何か言うてましたね。謙虚がどうだ言ってた気がするんですけど、今日の結果で坂口さんがどう思うのか。このあと、Twitterに流れてくる試合後コメントを見て、楽しみにしておきます。
上野 今聞いたら?
吉村 誰に?
上野 奈良さん(週刊プロレス記者)は一言一句、記憶で書き上げてますから。
――今日も、坂口選手としては「もっとこい」と意地を張ってるように見えたが。
吉村 じゃあ、もっといきましょう、お望み通りいってやりますよ。
第四試合 30分一本勝負
DDT長野営業部長・大鷲透(フリー)地元凱旋! デビュー20周年記念「鷲関と愉快な仲間たち Part7」スペシャル6人タッグマッチ
平田&中村が入場し、ディーノの入場の際は「男色ディーノ選手は我慢しております」のアナウンス。ディーノ組がリングインすると「時は来た! 大鷲の前に大鷲はなく、大鷲の後に大鷲はなし。デビュー20周年を迎え、さらに進化する佐久の怪物・大鷲透。皆様にプロレスの神髄をお見せいたしましょう。信州チャーシュー皆の衆、長野の英雄・大鷲透、見参!」という井上リングアナによる仰々しい前口上が入り『Sandstorm』がヒットして大鷲が登場するも、途中で平田&中村が奇襲してゴング。しかし中村が大石に丸め込まれて試合終了。試合前に激励賞を渡すはずだったお客さん、そして大鷲はただただ立ち尽くすしかなかった。
試合後、「待て待て!」と今林APがブチ切れて引き揚げようとする大鷲以外の皆さんをリングに呼び戻す。「何やってんだよ! 言っただろ! 地元の英雄! デビュー20周年! 7割チケット売ってる! 花束、渡してない! どうすんだよ! 再試合だな! 再試合って言ってんだろ!」再試合の前に大鷲が激励賞受け取り、大鷲の入場だけやり直しに。
再試合
仰々しい短めの前口上から現れた大鷲だったが、またもや平田&中村の奇襲でゴング。大石が中村を丸め込んだが、これは大鷲がカット。その大鷲を敵味方関係なくストンピング。そこから平田がローンバトル。男色ナイトメアを食らった平田だったが、コルバタで回して逆転。大鷲が手を伸ばすも、平田がタッチしたのは中村のほう。スワンダイブ式ミサイルキックで飛び込むと、自陣コーナーまで飛ばされたディーノに大石がタッチ。中村が大石にボディースラムからコーナーへ。すると大鷲が平田ばりにタッチを要求。これに応じようとした中村だったが、平田が大鷲を手刀で黙らせて交替。平田と中村でダブルの攻撃を仕掛けるも、大石に巧みに切り返されてしまう。大鷲が改めてタッチを要求し、平田がようやく王子たが、今度は大石から替わったアントンがリングインの際にロープに足を引っ掛けて転んでヒザを強打。大鷲が活躍する前に無念のギブアップをせんとするアントン。その前にと創作昔話『ごんぎつね』を話し出すも内容は「ご乱心」ではなく下ネタ。サミングが敵味方関係なく炸裂も大鷲がごんぎつねで抵抗。ごんぎつねの手が重なりハートマークを描き出すと恋が芽生えそうになるが、大石と平田がストップ。すると同士討ちとなって今度は大石と平田の恋が芽生えそうになる。これはディーノがストップしてコーナーに登って地獄門。大石とアントンに担がれて尻に突っ込まれそうになるも寸前で回避してハイキックで排除。中村がディーノの尻に正拳突きも、その後、尻にに恋をしてしまい、キス寸前。しかし、強烈な臭いで我に返るもふらついたところ、大石に丸め込まれて3カウント。
試合後、大鷲に敗北者賞としてシャインマスカット&巨峰の詰め合わせが贈呈されるが、大鷲がプレゼンターのお客さんと恋が芽生えてしまう一幕も。大鷲がマイクを取って「え~とどこからツッコんでいいかわからないですけど、そろそろ真剣に我々を怒ってくれる人がいたほうがいいと思います。今日はいろいろある中、お集まりいただきありがとうございました! 台風があったりコロナがあったり、いろんなことがいっぺんにありましたが、いつか近い将来、男色ディーノさんが我慢しないで済む未来が来ると思います。また近い将来、長野に来ますので、その時はご声援お願いします! 今日はありがとうございました!」と締めくくった。
セミファイナル 30分一本勝負
昨日の成増大会で佐々木を救出した大和がパートナーとなって今大会に参戦したが、登場するなり佐々木同様、目の周りが黒いペイント、さらに佐々木同様にイスを手に狂暴と化す。木曽レフェリーがイスを必死に下げさせたところで2人が襲い掛かって開始のゴング。大和が木曽レフェリーを釘付けにしている間に、佐々木は遠藤を鉄柱に固定させてイスを足にフルスイング。大和も遠藤の足に狙いを定める。遠藤がダウンするとコーナーに登る佐々木だったが、ポーリーが両腕を広げて阻止。そこに気を取られた佐々木を高尾が突き飛ばし、流れは遠藤DAMNTIONへ。遠藤と高尾の連係で追い込まれた佐々木だが、高尾のダイビング・フットスタンプを回避するとキャンバスに叩きつけて逆転。大和がスピア、X、ブレーンバスターで畳みかける。佐々木もダイビング・ラリアットで加勢するも高尾がドロップキックでやり返し、遠藤が佐々木をリング下に落としてサスケスペシャル。互いに張り手の応酬。佐々木がチンクラッシャーからDDTを決めてコーナーへ。するとポーリーが再び仁王立ち。今度は動揺することなくエルボースタッブで排除するとダイビング・エルボードロップ。遠藤が回避してカナディアンデストロイヤーの体勢。佐々木がジントニックで切り返そうとすると高尾がカット。佐々木は遠藤の四つん這いのポーリーからのムーンサルトを剣山で迎撃。遠藤をポーリーに投げつけ、大和を呼び込んで連係。大和がフィッシャーマンも高尾がダイビング・フットスタンプでカット。佐々木が遠藤にミスティカ式クロスフェース狙いも高尾がカット。遠藤が佐々木にカナディアンデストロイヤー。大和の背中にシューティングスター・プレスを浴びせ、最後はゆりかもめでギブアップ勝ち。
「DAMNATIONと書いて、佐々木大輔被害者の会って読む」(遠藤)「人間を裏切って俺についてきた人間を最初から信用していない」(佐々木)
試合後、勝ち名乗りを受ける高尾に佐々木がローブロー。遠藤には急所蹴りを見舞い、さらにイスで殴打。「このニセモノども! 主義・主張のないニセモノは、俺は断固、批判する! 大田区、覚えとけよオマエら!」とマイクで吐き捨てると、遠藤が置き忘れたKO-D無差別級のベルトを手にし、イスにあがって高々と掲げてみせた。
【試合後のコメント】
遠藤 アイツら結局やること変わってない。チ●コにイスに、なんも変わってない。つまんない男だ、薄っぺらい男なんだよ、アイツは。髪だけ一丁前に伸ばしやがって。
高尾 俺らが完全に3カウント取ったあとにそんなことやるなら、最初から試合中にやれよって話だよ。負けたあとにやるなって話だよ。
遠藤 3カウントじゃないけどな。
高尾 ごめん、見てたけど。そこはツッこむな!
遠藤 それに、アイツは俺にジントニックを狙ったぞ。まだ未練残ってんじゃないのか?
高尾 寂しいんじゃないのか?
遠藤 大和ヒロシと組んで満たされないんじゃないのか? まあ、戻してやんねえけどな。
高尾 テツヤは怖いぞ、怒ると。
遠藤 俺は怖いぞ。クレーマーになるぞ。
高尾 俺もクレーマーだけどな。
――佐々木選手は主義・主張がないと言っているが。
遠藤 そんなのなくたっていいだろ。実績があるんだから。KO-D無差別、KING OF DDTトーナメント優勝。実績さえあればいいんだよ、この世界。言ってやれ。
――ニセモノではないと。
遠藤 こっちが本物。看板がこっちにある以上、こっちが本物。看板は俺たちが持ってるから。俺たちが本物のDAMNATION、 REAL DAMNATION。DAMNATIONと書いて、佐々木大輔被害者の会って読むんだよ。
高尾 それは事実だな。
遠藤 週プロ、見出しに書いておけ。佐々木大輔被害者の会。
――ずっとそういう思いを抱えてた?
遠藤 ずっと抱えていた。もう4年間、俺は入った当初から。
高尾 俺は2年間ぐらい。なんなら入る前が多かったけどな。
遠藤 全員アイツに恨みのある人間の集まりだよ、DAMNATIONは。
――相当、裏ではやられてた?
遠藤 入るか?
高尾 (映像班に)入るか?
遠藤 アンタは入ったほうがいいよ。佐々木大輔被害者の会。被害受けてるでしょ、さんざん。
佐々木 大和! 俺たちは負けてねえぞ!
大和 当然ですよ!
佐々木 俺たちが負けたことあるか!
大和 一回もないです!
佐々木 メキシコを思い出せ、大和! 俺たちが負けたことあるか!
大和 覚えてないですね!(頭突きしあって)なんともないですよ!
佐々木 なんともないだろ! アイツらは絶対許さねえぞ! 遠藤、高尾、ポーリー!
大和 これからだよ、見とけよ!
佐々木 今日は質問に答えてやるぞ、奈良!
――なぜ目元がそうなった?
佐々木 俺たちがどんだけ辛い思いしてきたかわかるか? それが目元に出るんだよ。
大和 出てくるんだよ!
佐々木 俺たちが井戸水で体を洗ったあの日々!
大和 わかんねえだろ!
佐々木 ウラァァァァッ!
大和 水道がない村があるんだぞ! そこで試合したらな、こういうことなるんだよ!
佐々木 そうだ。それを思い出したんだ。
――相手には主義、主張がない?
佐々木 主義・主張はねえな! そもそもあんなヤツら、遠藤、高尾もそうだ。アイツらな、人間を裏切って俺についてきた人間だろ? そんなヤツを俺が最初から信用するわけないだろ。裏切って俺のとこにきただろ。そんな裏切り者、俺は最初から信用してねえよ。こうなることも予想通りだ! なあ大和!(頭突きを打ち合う)
大和 頭がクラクラする! 裏切り者でニセモノだよ、どうしようもねえな!
佐々木 俺たちが本物だよ、本物!
大和 これが本物だよ!
佐々木 本物だよ、わかったか。
――遠藤選手たちは自分たちは被害者だと。
佐々木 被害者だと!? 雑魚が吠えてんだろ。ブチ殺すぞ! テメエも頭突きしてやるぞ!
大和 どこでもついていきますよ!
佐々木 俺たちの絆、フォーエバーだろ!
大和 潰せるものなら潰してみろ、逆に潰してやるからよ!
メインイベント 30分一本勝負
準烈が入場すると秋山、渡瀬に激励賞が渡される。渡瀬と勝俣の先発でスタート。続いて秋山と竹下が対峙すると激しいショルダーアタックの打ち合い。竹下がヘッドシザースで絞れば、秋山が抜け出してみせる。竹下が秋山を自陣コーナーに引き込んで勝俣とタッチ。秋山が勝俣を場外に落として追いかけるも、勝俣は素早くリングに生還。リングイン直後の秋山に襲い掛かってボディースラムを仕掛けるも逆に投げられて5分経過。渡瀬が出てきて低空ドロップキック。渡瀬に攻め込まれた勝俣だったが串刺し攻撃をかわしてロープ貼り付けにしてのコードブレイカーで逆転。竹下が出てくるとエルボーで襲い掛かる。ALL OUTに首を集中的に攻撃された渡瀬だが、ブレーンバスターを着地するとドロップキックを放ち、ようやく秋山と交替。秋山がランニングニーからフロント・ネックロック。これは勝俣がカット。竹下もフライング・ラリアットで返してブレーンバスターで豪快に投げ切る。秋山もラリアットをかわしてエクスプロイダー。竹下がザーヒーを叩きこんで戦況は渡瀬vs勝俣。コーナーに登った勝俣を雪崩式ブレーンバスターで落とし、さらにカーフブランディングまで決めた渡瀬。ミサイルキックを決めるもカウント2で返されると勝俣が高角度DDT。さらに竹下との連係で再び首を攻められ捕まってしまう渡瀬。勝俣のストゥーカスプラッシュ → 竹下のダイビング・ボディープレスは秋山がカット。渡瀬が延髄斬りでやり返すと秋山がエクスプロイダーで加勢。渡瀬がランニング・フォアアームからカバーもこれがニアロープ。渡瀬のダイビング・フットスタンプはカウント2。渡瀬のバックドロップ狙いをヒザで封じた竹下が垂直落下式ブレーンバスター。カットに入った秋山を勝俣が排除。竹下がラリアット。カウント2で返されるとカバージョ2020で絞めあげて勝利。
「秋山さんが言ってくれているうちは本当にプロレス人生の財産になってると思うんで、準烈に入ってよかった」(渡瀬)
試合後、ALL OUTに勝利者賞としておやきが贈呈される。竹下がマイクを取る。「今日勝った僕から2つだけ言わせてください。一つは、この今のご時世で久しぶりの長野大会、皆様ご来場ありがとうございます! 久しぶりのDDTプロレス、みなさん楽しんでいただけたでしょうか! もう一つだけ言いたいのは、大鷲透20周年おめでとうございます! 9月で20周年らしいです。というわけで僕たちは(勝利者賞の)おやき持って帰って食べますんで、渡瀬! オマエの地元やろ。最後は渡瀬、オマエが一人で締めろ」竹下と勝俣は引き揚げる。渡瀬「この状況で、人をたくさん集めて興行するということは、とても難しいことかもしれない。『人なんて集まらないんじゃないか』『長野大会も今はまだいけないよ』と言われる声が多かったです。それでも、こんなにたくさんの人が応援に来てくれて、ありがとうございます! 本当は地元で勝って、大変な状況の皆さんにパワーを与えたかったんですけど、まだ自分の力不足でカッコいい姿をお見せすることができませんでした。でも! 俺は諦めないで、竹下幸之介に勝つまで、食らいつくから! 勝俣瞬馬にも絶対勝つから! 味方の秋山準にももっともっと食らいついていくから! 皆さんそれまで、時間かかるかもしれないけど、応援お願いします!」
【試合後のコメント】
竹下 最後ギブアップを奪ったのは僕ですけど、勝俣先輩におんぶにだっこで。
勝俣 いやいや…急なやつやめよう。
竹下 秋山さんと闘い始めて準烈もできて2ヵ月半ぐらいをほぼ毎週闘ってて、やっと自分たちの闘い……本来、竹下&勝俣組がもってたタッグワーク、もってる闘い方をやっとできるようになってきて、さらに前までと違うところはそこに成長した部分、学んだ部分、吸収している部分が、そこにプラスされてる。だから、勝俣と闘いながら組みながら僕は勝手に思っていたと思ってますけど、かなりスイングしたんじゃないかなと。
勝俣 やっとね。ここのタッグはマジ卍のころからずっとやってきたから。タッグの挑戦もしたし、挑戦しようかと思ったら俺がケガしたりとか、いろいろあってのこのタッグがやっと形になってきたよね。しっかり自分たちの闘い方が、スタイルができてきた。
竹下 ほぼ確立されつつあるかなと。極論、自分で言うのもなんですけど、竹下&勝俣組というのはどこの団体行っても恥じないタッグチームだと思います。
勝俣 嬉しい。俺ね、竹下さんにそんな褒められたことないから恥ずかしいね。
竹下 嘘は言いませんので。基本的にはボロクソ言ってます。
勝俣 本当そう! 長野久々でお客さんも温かかった。
竹下 僕も最近長野パープルというブドウを好んで食べているんですよ。最近できたブドウで、種無しのブドウで、しかも紫なのに皮も食べれる。めっちゃおいしいので、ぜひ食べてください。
――渡瀬選手については?
勝俣 後楽園で、一緒にするなと言いましたけど、昔の自分を見ているかのような。何かこう変わりたい気持ちはあるんだけど、それが空回りしてたりとか。という部分が出てるのかなというのがあって。もちろん一緒にするなというのはありますけど、たぶん彼も時間はかかるでしょうけど準烈にいてもっともっと成長するんじゃないかと思います。こんな上から目線ですけど、一応先輩なんで(笑)。
竹下 まあ、僕は結構長野で渡瀬と試合してるんですよ。渡瀬凱旋試合みたいな感じで、だいたい僕が対戦相手にいる。アイツ、長野だったらまあまあ調子いいです。前から。でも、それをいつでもやってくれよって気持ちですかね。今日はやり応えがありました。
秋山 長野、地元でオマエ勝たないと。今、準烈とALL OUTで対抗戦やってるんだから、全部勝ちたいんだよ。頑張ったけど、次帰ってくるときはガッといけよ。
渡瀬 秋山さんの力を借りるまでもなく、いけるように変わらないと。いつまでも準烈が秋山準になってたらダメになっちゃう。
――今日のメインの渡瀬選手にはどう感じている?
秋山 まだ気持ちが前にいって、自分のやることが後からついてくる。まあ技術があとからついてくるという感じだから。でもそれでいいと思う。人は責任で技術も全部向上していくから。今、彼には俺がプレッシャーかけてるから。そのプレッシャーに追いつこうと思って気持ちは前にいって、でも技術は追いついてないけど、でも技術も追いついてくると思うから。今のままでいいと思う、彼は。ただ、一回言って言われたことは次には必ずやる……けっこう彼にはいっぱい言うんですよ。4つも5つも言う。一回試合終わったら。それを一つでもいいから次にはできるように。そしたら必ず変わるし、大石リーダーもそうだし岡谷クンもそうだし、みんなそれぞれ可能性があると思ってるから、本当に。次帰ってきたときには違う渡瀬瑞基が見せれると思うし、見せないといけないしね。
――いつかは超えたいと言っていた。
渡瀬 超えるためにやってるから。テッペンばっか見てても高い山かもしれないけど、まずはこないだのホールで負けてしまった勝俣瞬馬を超えて徐々に登っていって、秋山さんがいっぱい教えてくれるから。言われなくなったら終わりだと思うし、言ってくれているうちは本当にプロレス人生の財産になってると思うんで、準烈に入ってよかった。
秋山 らしくないな。
渡瀬 地元だからちょっと言っちゃったけど、やっぱ準烈=秋山準ってイメージになっちゃってるけど、準烈=秋山準以外だから、本来は。それでいいですよね。
秋山 それでいいんだよ(苦笑)。