“THE RAMPAGE”** **武知海青が鮮烈のプロレスデビュー飾る! 「またプロレスやりたいという思いが強くなりました」
2月25日、東京・後楽園ホールで「Into The Fight 2024」が開催。16人組ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEの武知海青が鮮烈なプロレスデビュー戦を白星で飾った。
今大会の前売り券は武知のプロレス参戦が決まると、早々に完売。同団体では急きょ追加席を販売したが、それもあっという間にソールドアウトし、大きな注目を集めた。大会当日は立錐の余地もない超満員札止め(1600人=主催者発表)のファンが詰めかけた。
武知は自身がタッグ結成を希望した上野勇希、そして勝俣瞬馬をパートナーに、遠藤哲哉、岡谷英樹、正田壮史との同世代対決が実現。最初にリングに足を踏み入れた武知は正田とロックアップ。エルボーを叩き込むと、上野も真っ青の打点の高いドロップキックを放ち、上野、勝俣との連係技もこなす。遠藤がボディスラムから、腕をつかんだままの起き上がりこぼしチョップを繰り出すも武知は耐える。“武闘派”の岡谷は頭を踏んづけるなど手荒い攻め。岡谷はエプロンの武知にエルボー連打も、武知はエルボーで返し、ランニング・エルボーバット一閃。さらに武知は遠藤にコーナーからの飛びつきフランケンシュタイナー、ダイビング・ボディアタックを華麗に見舞い、正田にはフルネルソンバスターを繰り出す。武知は正田とエルボー合戦からドロップキックを叩き込むと、上野が岡谷にBMEを決めて3カウントを奪取した。
自軍を勝利に導いた武知は「プロレス、最高だな!」と絶叫。「会場に来てくださる皆さんだったり、応援してくださる皆さんのパワーが、僕らのパワーになって、クオリティーが上がったり、もっといい技を出してやろうとかなりました。まだ出してない技、出せていない技がたくさんありますので、今後また挑戦する機会があったら、また3人でもそうですし、赤髪(岡谷)に突き飛ばされたので、もう一発だけ、やり返してあげたい。素晴らしい選手がたくさんいたと思います。DDTファンもそうですし、プロレスという世界でもそうですし、たくさんの素晴らしい世界が待っています。興味が沸いた方は、DDTさんの応援をよろしくお願いします」とマイク。最後は上野の音頭で「ありがとう」で歴史的な試合を締めくくった。
試合を終えた武知はバックステージで「やっぱりチームの皆さんに助けられて、一人じゃ絶対乗り越えられなかったんで。助けていただきながら、自分の出せる精いっぱいの力を振り絞りながら、勝利の2文字に向かって行ったんですけど。勝ったんで、そういう喜びが出せてるんですけど、すごく楽しかったなって。またプロレスやりたいという思いが強くなりました」と継続参戦に意欲を見せていた。
対戦相手を務めた遠藤は「プロレスファンの応援もすごいんですけど、RAMPAGEファンの応援の力もそこに加わって、さらにエンターテインメントの可能性を感じました。武知選手、練習してるのが試合して見て伝わった。エルボーとかも的確に打ってきて。我々のチームは負けてプロレスの悔しさを味わいました。勝ってプロレスの楽しさを味わったと思うんですけど、まだ自力勝利挙げてないんで。もっと欲を出していただいて、まだまだ継続的に参戦していただきたいと思います」と武知を評価。ケンカ腰でやり合った岡谷は「いい根性してんじゃねぇか。アンタの覚悟、伝わって来たよ。いつでも相手してやる」と吐き捨てた。
MAO** **が元キック王者・町田光との壮絶打撃戦制し、UNIVERSAL王座V5! 正田壮史が3・17後楽園で挑戦へ
MAOがキックボクシング元王者の町田光との壮絶な打撃戦を制し、DDT UNIVERSAL王座5度目の防衛に成功。正田壮史が名乗りを挙げ、3月17日の後楽園大会で挑戦することが決まった。
町田は昨年2月26日、後楽園で坂口征夫と組み、「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)の持つKO-Dタッグ王座に挑むも敗退。同年5月を最後にDDTマットから離れていたが、「やり残したことがある」としてMAOに挑戦を表明した。
まずはMAOがドロップキック、掌底連打。町田はパンチ連打、ローキックで返していく。戦場が場外に移ると、南側客席で打撃戦。リングに戻ると、MAOの掌底、町田のパンチの応酬。そして掌底とパンチで激しいしばき合いに発展。町田がまさかのバックドロップを見舞い、必殺の居合いパンチを繰り出すもMAOはロープエスケープ。今度は相手の腕めがけてミドルキックの応酬。町田はパンチを連打していくが、MAOがみちのくドライバーⅡを決めて3カウントを奪取した。
MAOは「とんでもねぇ男だな。町田光。気合で勝ったけど、相当ヤバかった。勇気ある挑戦ありがとうございます」と大奮闘の町田に賛辞。そして「ここにいる過去最高のDDT UNIVERSALチャンピオン、次の照準は4月4日(現地時間)、フィラデルフィアだ。米国大会でなんかいい人みつくろって防衛戦やる!」とマイク。
すると正田が現れ、「フィラデルフィアに行く前に待ってほしいです。そのベルト、俺がほしい。そのベルトを獲って、俺がチャンピオンとしてフィラデルフィアに連れて行って、このベルトをもっとユニバーサルにしてやるよ」と挑戦表明。
これに対し、MAOは「俺はこのベルトに一つだけルールがある。俺の次に獲るヤツは俺が安心して次を任せられるヤツ。このベルトを俺が持ち続けることでみんなに見せていく景色、未来を、オマエに奪う覚悟があるんだったら、受けてやらないこともないんだけど、それはハードルが高すぎるわ」と言うや、観客の反応を見る。ファンから多くの拍手が送られると、MAOは「消去法で次の挑戦者はオマエだ」と受諾。決戦の場は3・17後楽園に決まった。
バックステージでMAOは「もうダメかもしれないと何度も思いました。俺の耳にはいっぱい声援が届いて、頑張ろうというか、全然ドン引いてないじゃんと思って。みんなドン引きしつつも楽しんでくれたみたいでよかった。やっぱプロレスリングだから。俺はキックボクシングをやったわけじゃねぇ。ズタボロだけど、こんな相手に巡り会えて幸せだ。いろんな部門のライバルがいるけど、間違いなく心のライバルだ。ものすごいハートだった」と改めて、町田のファイトを称賛した。そして「次は正田。随分生意気なヤツが出てきたもんだね。ああいう、バカと天才は紙一重のバカ寄りが一番強いんだ。アイツは大馬鹿野郎だけど、俺は大馬鹿野郎好きだよ。バチボコにやろう」と臨戦態勢を整えた。
敗れた町田は「試合にかけて、全部出してやろうと思って、この試合でどうなってもいいやって、そういう覚悟で挑んだけど届かなかった。なかなかうまくいかないこと、追いかけて離れていってしまったり、そういったものがあるんだけど、今日もベルトに届かなかった。でも俺はあきらめない。自分に負けたくないし、自分の人生に負けたくないから。自分の可能性をこれからもあきらめないで、自分に負けないで生きていこうと思います」と悔し涙を見せた。
クリス・ブルックスが4・7後楽園で新日本ザック・セイバーJrと英国タッグを結成し、上野勇希&MAOと夢対決!
クリス・ブルックスが4月7日の後楽園大会で、新日本プロレスで活躍中のザック・セイバーJrと英国タッグを結成し、上野勇希、MAO組と対戦することが電撃決定した。
この日、クリスは第1試合で高梨将弘、アントーニオ本多と組み、飯野雄貴、夢虹、イルシオン組と激突。シャーデンフロイデ・インターナショナルは好連係を披露し、最後は3人がかりで丸め込むような形でクリスが夢虹をフォール。
試合後、クリスが「プレゼントあります。日本に4年住んでます。まだまだドラティック・ドリーム終わってない。友だちもドラティック・ドリームある。リングに来てください」と話すと、ザックがサプライズで登場。ザックは「DDTで試合したいです」と発言。クリスに「誰と?」と問われると、ザックは「ヨシヒコ」と答えるも、クリスは「忙しいから」と却下。今度はザックが「ラダー」と言うと、クリスが「もう引退した。人間で」と回答。するとザックは「今のシングルのチャンピオンはユーキ・ウエノ(上野勇希)、MAO。いいんじゃない」と、現KO-D無差別級王者の上野とDDT UNIVERSAL王者のMAOを指名し、ドリームマッチが決まった。
バックステージでザックは「ウエノ、MAO、楽しみ!」と目を輝かせて、2人との遭遇が待ちきれない様子だった。
平田一喜&土井成樹&青木真也の新ユニットが3・17後楽園でKO-D6人タッグ王座に挑戦! 平田には内緒でチームの解散かける
平田一喜、土井成樹、青木真也による新ユニット「ずんちゃ♪マッスルサバイバー」が3月17日、後楽園での「旗揚げ27周年記念興行」で“条件付き”でKO-D6人タッグ王座(王者は秋山準&男色ディーノ&大石真翔)に挑むことが決まった。
この日がお披露目となった「ずんちゃ♪」はディーノ、大石、大鷲透と対戦。平田の一方的な思惑で結成されたユニットだが、意外にもコンビネーションはスムーズ。だが、コーナートップに上ったディーノの尻に青木が突っ込みダメージ。さらに平田が尻にはまると意識もうろう状態。その間に大石が直伝トルネードクラッチを狙うも、切り返した土井が十字架固めで丸め込んで勝利。
土井は「対戦相手に6人タッグのチャンピオンが2人おった。そのうちの一人から3カウント取ったんや。オマエらの持ってるタイトルに挑戦させてくれや」とアピール。大石は「俺はDDTのなかで最弱。そんな俺に勝ったくらいで、ベルトに挑戦ってちゃんちゃらおかしい。でもそこまで言うなら、ベルトかけてやるからオマエらも何かかけろ」と逆要求。土井が「髪の毛」と言うと、大石は「オマエら2人は坊主みたいなもん」と却下。ならばと土井は「俺たちはユニット解散かけたる。俺はベルトも欲しいし、解散もしたい。どっちもおいしいから」と言い出して折り合いがついた。その間、平田は失神していたため、解散がかかっていることを知らず。
バックステージで土井は「オマエらも何かかけろと言われたけど、何もかけない。うまいことやっといたから」と平田には伝えず。平田は「この平田の弱さをもってして。(2人が)助けてくれる。強い。ベルト挑戦してベルト獲れる。最高のスタートダッシュ。10年、15年、20年続くようなユニットにしましょう」と笑顔。
また、青木は「やられたままの橋本戦をやりたいと思います。一矢報いるよう頑張りたい」と2022年12月29日の一騎打ちで敗れた橋本千紘との雪辱戦を要望し、4月7日の後楽園で実現することが決定した。
なお、7月21日の両国国技館大会にKONOSUKE TAKESHITA1の参戦が決まった。4月26日に墨田区総合体育館で開催されるプロハンドボールチーム・ジークスター東京とのコラボイベントでのKO-D無差別級選手権戦の開催が決定した。
☆** **全試合の詳細は** **WRESTLE UNIVERSE** **をご覧ください!
https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/bi7yFuBJ2dmduq1PCaUpwQ