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TENJIN WARS 2021

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TENJIN WARS 2021

日時2021年9月12日
開場福岡・西鉄ホール
観衆233人(超満員札止め)
  • 前説

  • “人類みな平等!平田一喜デスマッチ”ルールで青木に挑む平田がオープニングコール!

  • 今林久弥GMがリングに上がり、観戦の諸注意をしたあとに平田を呼び込む。青木の持つEXTREME王座に挑戦する平田は「緊張しています!」と言うと、“人類みな平等!平田一喜デスマッチ”ルールで対戦することについて「青木さんの技をやられたらすぐやられちゃうんで、平等でやりましょうということで」と説明。審判の“黒肌のオールバック”については「プロレスラーは大体黒肌のオールバックですけど、プロレスラーとは限らないですから」と意味深発言。そして「青木真也と普通に闘ったら絶対負けますが、平田vs平田だったら、より平田している僕が有利だと思うので、贔屓目で応援よろしくお願いします!」と意気込みを言ってからオープニングコール。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 3WAYマッチ

    8分50秒

    横入り式エビ固め

    ※あと一人は上野勇希
  • 彰人と上野は握手をするが、納谷が握手も求めても二人は無視。試合が始まっても納谷を無視して彰人と上野がグラウンドでの攻防を展開。「おかしいだろ!」と文句を言った納谷は力比べを要求。すると彰人が上野に耳打ちしてから、上野が彰人を肩車。これで大きさで納谷に対抗したかったのだが、納谷はガットショットであっさり肩車を破壊。ショルダータックルで二人まとめてなぎ倒した納谷は、上野にDDTからニーリフト。彰人は納谷を場外に出すと、上野にショルダーネックブリーカー。ブレーンバスターを狙った彰人を逆に投げた上野だが、そこに納谷が入ってきてバックドロップを狙う。しかし背後に着地した上野は納谷を突き飛ばして彰人に激突させると、フェースクラッシャー。さらに納谷におっぴろげアタックをお見舞い。彰人が上野を排除し、納谷に左足殺しから足4の字固め。ここで上野が入ってきて上野にダブルニーを投下してから、足4の字を反転させた状態で、納谷にキャメルクラッチ。彰人がロープに逃れると、上野は納谷に猫だましからエルボー。しかし納谷はカウンターのキチンシンクから拷問式コブラツイスト。しかし彰人が二人まとめてスクールボーイで丸め込む。カウント2で返されると、彰人は上野を俵返しで投げてから、ヒザへの低空ドロップキックを狙う。かわした上野はダブルニーを落とすとコーナーへ。追いかけていった彰人だが、エルボーで叩き落とした上野。そこに納谷も来るが、上野は納谷を踏み台にして彰人にやや体勢が崩れながらもボディプレス。そこから上野は彰人と丸め込みの応酬。そこに納谷がランニングニーを叩き込むと、彰人にチョークスラム。だが、上野が納谷にシャイニング・ウィザードを発射。ここで彰人が納谷を振り回して上野にぶつけると、そのまま納谷をスクールボーイで丸め込んで技ありの3カウントを奪った。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ~DRAMATIC WARS

    10分15秒

    体固め

    ※エクスプロイダー
  • DDT名物キャラのヨシヒコ、メカマミー、ポコたんが一同に会した一戦。高木はメカマミーの身長の低さをやや気にしている様子。ポコたんだけは対戦相手と握手。そのポコたんと大鷲の先発で試合開始。険しい表情の大鷲だが、観客の手拍子を煽るとルチャっぽい動きからリープフロッグを狙ったが、ポコたんの頭が大鷲の股間に激突。その衝撃で一瞬、ポコたんの頭が大変なことになったような気がしたが、その間にコーナーに登ったポコたんはミサイルキック。続いて高木とメカマミーがリングイン。ショルダータックルでぶつかっていく高木だが、メカマミーは倒れない。逆にラリアットで高木をなぎ倒したメカマミーはメカドリルを持ち出すと、高木に突き立てる。大ダメージの高木に代わってアントンがリングインすると、メカマミーもヨシヒコにタッチ。おっとり刀のヨシヒコはコーナーから動こうとしない。「オマエが来いなんて100年早いよ!」と怒ったアントンはヨシヒコの首根っこを掴んでいくが、逆にヘッドロックに捉えたヨシヒコ。高木と大鷲が救出に入るが、ビッグブーツで迎撃したヨシヒコはアントンと大鷲をヘッドシザースでまとめて投げる。アントンはタイムアタックでどうにかヨシヒコを引き剥がしたが、倒れたヨシヒコに躓いて転倒。ヒザを傷めたアントンだが、ギブアップする前に全員をリング内に呼び込んでごんぎつねを披露。「赤とんぼじゃなくて赤ち●ぽ!」で唖然としているところにサミングをお見舞い。しかしヨシヒコの“影”がごんぎつねをキャッチ。高木と大鷲が影に合体攻撃をお見舞いすると、アントンがヨシヒコごと場外に追いやり、メカマミーにはコールドスプレーとアルコールスプレーを同時噴霧。高木はポコたんにメカマミーのロケットパンチをお見舞い。するとアントンが「ポコたん、いや渡瀬! ギブアップしろ!」と迫るが、ポコたんは明らかに渡瀬ではないカワイイ声で「助けて! ヨシヒコたん!」と叫ぶ。すると、花道からヨシヒコがもう一人登場。ラリアットで大鷲と高木を蹴散らしたヨシヒコは、アントンをエクスプロイダーで投げる。まさかの技が飛び出したが、影が自らマスクを脱ぐと、その正体は何と秋山準! そのままヨシヒコがアントンをカバーして3カウント。9・26後楽園大会でタッグを組む秋山とヨシヒコだが、ひとあし早く実現してしまった。

    【試合後のコメント】
    ヨシヒコ(?) これみんな喋れないじゃん(笑)
    ――ヨシヒコ選手、今日エクスプロイダーで勝ちましたが新技ですか?
    ヨシヒコ(?) うん。やったことない。
    ――次回の後楽園で秋山とタッグを組むことに関しましては?
    ヨシヒコ(?) もうすぐ52歳なのにあいつも大変だな。他のやつにも聞いてやってくれ。誰か喋れるやついるの?
    ポコたん (ヨシヒコに耳打ち)
    ヨシヒコ(?) 『ヨシヒコがんばれ〜!』っと。メカマミーは?
    メカマミー ……
    ヨシヒコ(?) これは大丈夫なのか? 俺が一番大変だぞ。
    ――最後に三人で組んだ感想は?
    ヨシヒコ(?) この三人はいつも組んでるんじゃないの?(笑)またやりたいよね。みんなまたやりたいらしい。 ……
    秋山 いこうか! 俺は今度ヨシヒコと組むから。って言って俺、黒子の役目なくなってるな(笑)帰るぞ!!!
    ****
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 12分14秒

    片エビ固め

    ※旋回式トーチャーラックボム
  • 遠藤がクリスに奇襲攻撃を仕掛けていって試合開始。クリスは遠藤を佐々木にぶつけていくが、遠藤もショルダータックル。スピーディーなロープワークからクリスが低空ドロップキック。コーナーに登ったクリスだが、エプロンから佐々木が足止めすると、遠藤がクリスを場外に蹴落とす。佐々木が場外でクリスを痛めつけてからリングに戻すと、火野が背中にチョップを落としていく。続いて高尾がレッグドロップを投下。佐々木がクリスの顔面を踏み付けてからペディグリーの体勢に。逆水平チョップで切り返したクリスだが、佐々木もナックルパートで応戦。チンクラッシャーからくし刺し攻撃を狙った佐々木だが、蹴りで止めたクリスはジャンピングニー。しかし佐々木もスピアを返して高尾にタッチ。ここで因縁の坂口が入ってきてエルボーの打ち合いに。両者リングに座り込んでエルボーのラリーを展開すると、立ち上がった高尾がローリングエルボー。坂口もカウンターのミドルキックを返して樋口にタッチ。樋口のくし刺し攻撃をかわし、ディープインパクトを決めた高尾は火野にタッチ。ヒノスープレックスで投げた火野はラリアットを狙ったが、ブロックした樋口は逆水平チョップ。火野も逆水平チョップで応戦すると、タンクトップを脱いで真っ向勝負。優勢の樋口はくし刺しラリアットからオクラホマスタンピート。ブレーンクローに捉えた樋口だが、火野もブレーンクローで対抗。樋口はヘッドバットを見舞うが、火野もカウンターのラリアット。ここで佐々木と高尾が入ってきてトレイン攻撃を狙うが、樋口がかわすとクリスが入ってきてジャンピングニー。さらに樋口がぶちかわし。高鹿も飛び込んでくるが、遠藤がダイビングエルボーからのチンロックで捕獲。だが、坂口が入ってきて神の右膝を叩き込むと、クリスがスタナー。すかさず高鹿がリバースダブルアームバーを決めるが、カットされてしまう。それでも遠藤に食らい付く高鹿だが、遠藤はハンドスプリングレッグラリアットから珍しくアティテュード・アジャストメント。樋口がカットに入るが、佐々木がミスティカ式クロスフェースで樋口を止める。その間に高鹿のくし刺し攻撃をかわした遠藤がトーチャーラックボムで叩き付けて3カウントを奪った。
  • 第四試合 30分一本勝負

  • スペシャルシングルマッチ~DDTvsガンバレ☆女子プロレス

    • LOSE

      まなせゆうな

    VS

    • WIN

      赤井沙希

    VS

    11分19秒

    片エビ固め

    ※新人賞
  • ガンバレ☆プロレス所属にして、ガンジョの中心選手であるまなせゆうなの熱望により、今回実現することになった赤井との一騎打ち。本日ガンプロは板橋大会があるため、敵地に単身乗り込んできたまなせは白いハチマキを巻き、髪も縛り、気合い十分の表情で入場。一方、赤井は花道でEruptionの坂口、樋口と握手をしてからリングイン。ゴングと同時に突進したまなせだが、ビッグブーツで迎撃した赤井。しかしまなせも赤井をロープに振ってショルダータックル。トップロープを下げてまなせをエプロンに出した赤井は、ランニングブーツで場外に落とす。エプロンに出た赤井はランニングローを狙ったが、キャッチしたまなせ。しかし強引に振り払った赤井は、改めてランニングロー。赤井はまなせをリングに戻すと、コーナーからダイビング・クロスボディー。さらにサッカーボールキックからプラチナムロック。ロープに逃れたまなせをブレーンバスターで投げようとする赤井だが、腰を落としたまなせは逆に投げていく。「アカイサキー!」と絶叫しながらくし刺しラリアットを叩き込んだまなせはショルダータックル。さらに馬乗りエルボーを振り落としていくが、赤井は下から腕十字を仕掛ける。クラッチしたまなせだが、赤井は三角絞めにスイッチ。強引に押さえ込み、赤井がキックアウトすることで脱出したまなせ。ここからエルボーの打ち合いに。笑みを浮かべたまなせは咆哮しながらエルボー。赤井も連打で片膝をつかせるが、まなせは強引にしがみつく。しかし赤井は掌底からスタンディングのアームロック。強引に振りほどしたまなせは背後からショートレンジラリアットを叩き込むと、バックドロップで投げていく。ネックハンギングボムを狙ったまなせだが、サッキーカッターで切り返した赤井はまなせの背後から新人賞。まなせもカウンターでラリアットを返してダブルダウン状態に。先に立ち上がったまなせは「アカイサキー!」と絶叫しながらエルボー。赤井も応戦していくと、ビッグブーツ。ならばとまなせは大家健ばりのヘッドバット。しかし赤井はハイキック。1発目はかわしたが、そのまま回転してハイキックを叩き込んだ赤井は、続けてビッグブーツ。キックアウトしたまなせだが、赤井はランニングローで蹴り飛ばす。必死に立ち上がろうとするまなせを何度も蹴り飛ばした赤井は、強引に引き起こしてバズソーキック。カウント3寸前で肩を上げたまなせだが、ダメージで立ち上がれない。最後の力を振り絞って必死で立ち上がろうとするまなせに、赤井は渾身の新人賞をブチ込んで3カウントを奪った。
  • クールな赤井が「このままもっともっとその暑苦しさで突き抜けて、ガンジョのテッペン獲ったるくらいの気持ちでいとけ!」と、まなせに熱くエール!

  • 試合後、マイクを持った赤井は引き上げようとするまなせに向かって「まなせゆうなー! 待ち! あんたに言うことがあんねん。あんたな、めちゃくちゃ暑苦し過ぎ! それからうるさ過ぎ! 私、そういうの大っ嫌いやねんか! でもな、あんたと私、同じぐらいの年で、同じようなキャリアで、うちらの世代がもっとプロレスの新しい可能性とか、新しいお客さん引き入れて、もっともっとプロレスを大きくしなアカンちゃうの? だからな、あんたガンバレ☆プロレス女子を背負ってるらしいやんか。あんたはな、このままもっともっとその暑苦しさで突き抜けて、ガンジョのテッペン獲ったるくらいの気持ちでいとけ! だからな、あんたのその暑苦しさ、ある意味間違いではないのかもしれへんけど、あんたがもっと、もっともっと暑苦しくなって、もっとパワーアップしたら、またシングルやってあげてもええわ! 約束じゃ!」と、いつものクールな感じではなくまなせに負けないくらいの熱さでエールを送ると、まなせと指切り。まなせは人差し指を立てて「もう1回」をアピールした。


    【試合後のコメント】
    赤井 今日、ガンバレプロレスからまなせゆうな選手に来てもらいましたけど同じ日にガンプロ板橋大会があったはずです。でもこうやってDDT博多大会に出てくれたことは感謝しています。当たり前だけどウチも勝ったし、まぁ、一個義理ができた。ウチもガンプロ、ガンジョ、ご縁があれば出てあげてもいいかな、と思います。それからSNSで口喧嘩するの美しくないから好きじゃなくて。気持ちはリング上で出すのがプロレスラーだと思うので。SNS上手に使って盛り上げる選手も必要だと思うけど、いろんな選手がいていいように、それぞの戦い方があると思うので。勝手にコンプレックスと思われて、私と勝手に比べられて『赤井沙希となんでこんなに違うんだ!』って彼女は言っているんですけど。でも彼女は彼女しか表現できない方法とか、強さがあると思うので。大きい声で急に叫ぶ勇気とか自信をもっと自分に落とし込めればいいのにな、って思いました。彼女がなにを感じて、なにが足りないのかも気づいてくれたらいいな、と思いましたし、私も気づくことができました。会見で言われた日もグサっときたのでツイートもしてみました。今回やってみて学ぶこともたくさんあったので。お互い得るものがあればいいなと思っています。彼女の暑苦しさや強さがパワーアップしてまた交わってシングルをやるときは博多やDDTのお客さんの中で今より熱いあたしの試合ができれば良いなと思います。
    ――今日の戦いでまなせの『暑苦しさ』以外に感じられるものがあった?
    赤井 いまの女子プロレス界って細くてかわいい選手が多いんですよ。私にとってはかわいい、綺麗は最低限に必要なことなんですけど、私の場合は身長。彼女の場合はウェイト。その武器をもっと……彼女は本当は心は小さくて弱そうだから表現だったり、もっと心が追いついてもっともっと試合で出ればいいなと思いました。
    ――そのバランスが合っていないことが勝敗を分けた?
    赤井 良い意味で言えばギャップ…かな。私、クールにみられるんですけどDDTでレスラーになってからこの先死ぬまでDDTに骨を埋める覚悟もあるので。普段見てくれているお客さんは『赤井は本当は熱い選手』って分かってくれてると思うので。チヤホヤされてそうって見られがちなんですけど、SNSでも書いたんですけど白鳥が優雅に泳いでいる下って『めちゃめちゃ足掻いてねんで!』って。そういうところとかも含めてプロレスとしてみてほしいな、って思います。



    まなせ 赤井沙希……熱いね… 熱いじゃねぇかよ! 赤井沙希、すげぇ熱い! まさにガンバレ☆プロレスだ赤井沙希は! 熱くて暑苦しい! それに、綺麗だったね……。あんなに、こんなに、ボロボロにした、してきて。それでいてすごい綺麗だった! でもな! だからってな! わたしが醜いとか! こんな身体でがんばっちゃいけないとか! そんなことは絶対ない! 絶対ないから! いまは多様性の時代だ! わたしが! 新しい時代だ! 多様性の日本を体現した! 女として! これからも戦っていく! 赤井沙希や赤井沙希って呼ぶんじゃねぇ、って言ってたからこれからは沙希ちゃんって呼ぶよ! 沙希ちゃんもゆうなちゃんってて呼べばいい。まだこれから、会えるのか分からない。だぶん会わないだろう。でももし、会うことがあったら、そのときまでDDTで沙希ちゃんと、私はガンプロとガンジョを一番の団体にするから! また戦って! 沙希ちゃん……あと久しぶりの福岡の人……ありがとう……
    ****
  • プロレスリングMY WAYのヴァンヴェール・ジャックが、ライバルのユーセー☆エストレージャーと共に10代プロジェクトへの参戦を表明!

  • 休憩明けに今林GMが、次回の西鉄ホール大会が2022年1月16日に決まったことを発表。続いて高木大社長が登場して、10代プロジェクトへの参戦を希望している選手がいると言って、その選手を呼び込む。そこに登場したのは、プロレスリングMY WAYのヴァンヴェール・ジャック。DDTには小学生時代から参戦経験のあるジャックが「やっぱり僕も16歳! 10代としてこのプロジェクトに参加したいですし、もう一人プロレスリングMY WAYには僕と同級生であり、ライバルであるユーセー☆エストレージャーという選手がいます! 僕は小学校2年生のときにDDTさんにお世話になりまして、それから6年経ちました。この6年間僕たちがやってきたことを、MY WAYでやってきたことを、もう一度DDTのファンの方々に見せたいと思います! 高木さん、皆さん、この10代プロジェクトに福岡から参加していいですか?」と訴えると、高木大社長は子供の頃から知っているだけに立派になった姿を見て感動した様子。その上で「頑張ってください!」とエールを送った。

    【バックステージコメント】
    高木 九州の​​MY WAYという団体で活躍しているヴァンヴェール・ジャック選手です。 6年以上前ですかね? ジャック選手にはDDT九州大会に上がってもらっていて。10代プロジェクトを立ち上げたときにそういえば彼らいたな、と思って。それでお声がけして。当然彼も10代プロジェクトを知っていて。ぜひ、チャンスがあれば、とのことだったので。僕としてはどんどん団体の垣根を超えて来てもらいたかったので。一応10代プロジェクトの趣旨に賛同して頂いてMY WAYから出てもらうという形です。特別な取り組みも考えているので後日発表できればと思っています。今日は九州大会で彼のことを紹介しました。
    ジャック 僕もリング上で言いましたけど10代レスラーとしてこういう機会を頂けることは嬉しいので。しっかりそこで僕たちがやってきたことをDDTの方達に見せれるようにしっかり(取り組みたい)。僕のライバルでもあるユーセーエストレージャと一緒に福岡から東京に乗り込みますのでみなさんよろしくお願いします!
    高木 ……子供の頃から知ってるわけですよ。僕は各地方で色々な子供達を知っている。特に名古屋はミスター6号なんかもいたりして。色んな種を蒔いていたんですよ。こういう形で彼とまた一緒にビジネスができるというのは本当にプロレス冥利に尽きるというか。彼も『やりたいです!』って言ってくれたのでそこは嬉しかったですね。
    ****
  • 第五試合 60分一本勝負

  • DDT EXTREME選手権試合~人類みな平等!平田一喜デスマッチ

    12分20秒

    奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

    ※第52代王者が2度目の防衛に成功。
  • 両者が“平田一喜”として試合を行い、平田が使用しないであろう技を使ったり、平田らしくない動きを見せた場合、試合は一時ストップとなる“人類みな平等!平田一喜デスマッチ”ということで、青木も平田ガウン姿で入場。ダンスこそしなかったが、コスチュームは平田と同じ。ここで審判を務める今林GMと黒肌のオールバックこと大鷲透がメガネにスーツ姿で登場。握手を求める平田に対し、青木が応じようとするとスカした平田はニヤリ。開始早々ローキックを連打した青木だが、平田らしくないということで、大鷲審判が「平田一喜選手はそのような技術は持っていないので無効となります」。平田はリングに戻ろうとする青木に、ロープを蹴り上げての急所蹴りから奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを丸め込むが、キックアウトした青木はワキ固め。しかし、今林審判が平田はGRABAKAに通ったことがあるが、寝技が嫌いだったため無効と判定。ならばとレッグロックに捉えた青木だが、大鷲審判曰く足関節は練習生以下ということでこれも無効。当の平田は「どうだ、平田は薄っぺらいだろう!」と胸を張る強メンタルを発揮。平田はスリーパーやフラッシング・エルボーといった“普段はやらないが、特段平田っぽくはない技”で攻めていくが「技がない」と、早くも嘆く。反則カウント4までコーナー下で青木を踏み付けていった平田は、思い出したようにバタフライロック。青木はミドルキックを返すと平田をダウンさせるが、これも「平田の蹴りにそのようなキレはない」をいうことで無効。平田は延髄斬りで青木を場外に追いやると追いかける。しかし青木が素早くリングに戻ると、「世界の青木が平田が逃げたぞ!」と叫んだ平田がリングに戻ろうとする。すかさずロープを蹴り上げての急所攻撃を見舞った青木はエルボー。さらにドロップキックからブレーンバスターで投げると、ダイビング・ボディプレスを投下。一気にスリーパーで絞めていった青木だが、平田はロープに脱出。エルボーの打ち合いから平田は手刀。ダウンした青木だが、ここで平田は「さあ勝利へのショータイムの始まりだ」と言って平田グラスを装着して踊ろうとする。だが、背後から青木がスリーパー。落ちてしまった平田だが、ここで大鷲審判から「平田さんは小学生も絞め落とせないので無効です」と。今林審判も試合よりも踊りたい人なのでという理由で無効を宣告。それを聞いた青木は手刀で平田をダウンさせると、平田グラスを装着して曲に合わせて頑張って踊ってみせる。ここで平田が背後から丸め込むがカウントは2。逆に青木が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを返すが、これもカウント2。平田も奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを仕掛けるが、青木がこれを切り返して逆に3カウントを奪った。

    青木は平田一喜として王座防衛に成功してみせたが、マイクを持った平田が「青木さん、いや平田さん! あんたやっぱスゲェよ。平田より平田だったよ。負けたのは悔しいけど、やっぱりあんたが足立区の平田じゃなくて、もう世界の平田だよ! 世界の平田としてまた羽ばたいて、世界にこの平田一喜の名前を広げてください。その暁にはこの平田があんた、平田の首を獲りにいきますから。その時、またよろしくお願いします」と言うと、青木は苦笑いしながら握手。

    【試合後のコメント】
    ――平田vs平田は?
    青木 どっちの勝ちも負けもないと言うか。やられた感はありますけどね。試合で勝ったけどペースは持ってかれた感はありますね。
    ――感触は?
    青木 やられっぱなし感は結果あったので。これで幅が広がると思いますけど。
    ――ダンスも?
    青木 上手くないのがまたいいんじゃないですか。荒さとか雑なところに人は惹きつけられるんですよ(笑)
    ――平田選手の印象は?
    青木 引き出しあったし懐も深いなって思いましたね。
    ****

    平田 まさか平田一喜による平田のためのデスマッチで平田が敗れるとは……さすが世界の青木さん。いや、世界の平田でしたよ。これからは私、足立区の平田は世界の平田を追いかけて僕も足立区から世界目指して平田としてもっと平田ってがんばりたいと思いますのでどうか世界の平田さん! 世界で待っていてください! 次は世界に僕が飛び出して行きたいと思います。 オッス!
    ――敗因は?
    平田 (青木は)踊らないし、人前でワチャワチャしないだろうと思ってたけどまさか決心してダンスまでして。カウンターの首固めまでまさかできると思ってなくて。平田が青木さんの平田にびっくりしちゃったっていうところですね。まさか首固め首固めで返されるとも夢にも思わなかったので。コブラクラッチとか凄い技術を持っているのは知っていたんですけどもまさかあんな細かいプロレスのテクニックを持っているとは思わなかったので。敗因はびっくりしちゃったことです。
    ****
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • VS

    VS

    10分41秒

    片エビ固め

    ※蒼魔刀
  • DDT福岡大会ではお馴染みだったご当地レスラーの相島勇人とアズール・ドラゴンが参戦。先発を買って出た秋山がまずは吉村とショルダータックルでぶつかり合う。吉村がなかなか倒れないと、岡田にタッチ。ロックアップからロープに押し込んだ岡田はエルボーからビッグブーツ。吉村もショルダースルーを返すとMAOにタッチ。回転体のような動きからバックマウントを取ったMAOだが、岡田もグラウンドでは負けられない。続いてHARASHIMAとドラゴンがリングイン。モンキーフリップで投げたドラゴンだが、HARASHIMAもドロップキックを返すと吉村にタッチ。吉村がベアハッグに捉えると、HARASHIMAがフェースクラッシャーで合体。MAOがダイビング・ニードロップを落とすと、フィストドロップを投下。さらに相島がエルボードロップを投下してから、HARASHIMAがミドルキック。完全にドラゴンを捕まえたHARASHIMA組だが、相島がキチンシンクからリバーススプラッシュを投下。どうにかドラゴンが延髄斬りを返して秋山にタッチ。ランニングニーを叩き込んだ秋山がエルボーを見舞っていくと相島も応戦。さらにカウンターでパワースラムを決めるとMAOにタッチ。ビヨーンで秋山を吹っ飛ばしたMAOは、大阪臨海アッパーからハリウッドスタープレス。これをかわした秋山はラリアットを返して岡田にタッチ。くし刺しジャンピングエルボー2連発からランニングエルボーを見舞った岡田だが、MAOもフロントキックの打ち合いからエルボーのラリー。岡田がジャーマンで投げ捨てると、MAOも大阪臨海アッパー。続いて吉村に岡谷がランニングエルボーで向かっていくが、吉村はカウンターのショルダータックルで吹っ飛ばすと逆水平チョップ。さらにラリアットからベアハッグスープレックス。秋山がカットに入るが、逆水平チョップで秋山を蹴散らすとHARASHIMA、相島、MAOも入ってきてトレイン攻撃。さらにMAOもブファドーラからHARASHIMA&吉村がDISASTER連携。秋山たちを場外に追いやると、MAOがケブラーダを発射。その間にリング上では、HARASHIMAが蒼魔刀で岡谷から3カウントを奪って勝利。
  • 相島が年内に地元の大牟田、しかもDDTの大会で引退試合をやりたいと発表!

  • マイクを持ったHARASHIMAが「皆さんの心の応援のお陰で勝つことが出来ました。今日、このタッグのこの試合、絶対勝ちたかったです。皆様にお伝えしたいことがあります」と言うと、今林GMから相島が年内で引退することを決断したと発表された。日時は未定だが、地元の大牟田で、しかもDDTのリングで引退試合をやりたいという相島は「僕ももうデビューして25年も越えて、年齢的にも50代半ばを迎えてしまいまして。頭の中身はずっと若い頃のままなんですけど、体が正直ついてこないっていうのをずっと実感してました。若い選手もいっぱい出てきて、その中でもういいかなと思いました。大きい舞台にもたくさん立てて、本当に今までのプロレス人生の中で僕は悔いは何もありません。そしてここ何年もお世話になっていますDDTの高木社長にも2年前からその相談をしていました。昨年からのコロナ禍で自分で最後の1年は頑張ろうと思って、いろいろ入れていた試合もことごとくダメになり、思うように試合が出来ない1年ではありましたが、自分の中で決めたことであって、しっかりとケジメをつけたいってこともあるので、出来れば年内……会場の都合でまだハッキリとした日にちっていうのはお伝え出来ないんですけど、最後の試合を僕の生まれ故郷、今も住んでいる福岡県のこの大牟田市で最後に大好きなDDTの皆さんとお祭り騒ぎをしたいと思っています!  同じ福岡県の外れになっちゃうので、福岡市内の方は距離があると思うんですけど同じ県内です! よかったら最後のお祭り騒ぎを……その日、絶対空けておいて必ず来て下さい!」と言うと、最後はHARASHIMAのいつのも決めゼリフに、相島の「引退まで突っ走るさー」を挟んでから「なんでかって、それは鍛えているからだー!」で中締め。

    【試合後のコメント】
    相島 早いもので25年が過ぎたプロレス人生なんですけど、自分の年齢と頭の中身がリンクしないようになってきまして。身体が元気なうちに。みっともない身体をお客さんに見せたくないので。身体が作れるうちに。『引き際だな』と思って高木社長にはずっと相談していたんですけども。なんとか今年できそうな……コロナで会場の制約があって……なんとも言えないですけど今年中に25年を超えたところでケジメとして引退します。25年、小さい団体から始めて、全日本さん、NOAHさん、今はDDTさんにお世話になって。昔から大好きだったプロレスを続けられたってことも僕は凄い良かったと思いますし、僕にとって25年間のプロレス人生は悔いのなく過ごせたものであります。もうちょっと日にちがあるので身体もガッツリ作って最後の舞台に備えたいと思います。良かったら遠方からでも観に来てくださいね! 待ってます!
    ****
  • メインイベント 60分一本勝負

  • KO-Dタッグ選手権試合

    • LOSE

      男色“ダンディ”ディーノ

    • 飯野“セクシー”雄貴

    VS

    VS

    19分34秒

    片エビ固め

    ※MADMAX。第70代王者組が2度目の防衛に成功。ディーノが第1516代アイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、勝俣が第1517代王者となる。
  • フェロモンズはスタイナーブラザーズポーズでフェロモンをムンムンにさせながら王者チームと対峙。不安そうな表情を浮かべる勝俣を見て、竹下もフェロモンズとの握手を拒否。竹下とディーノの先発で試合開始。ディーノの男色クローをキャッチした竹下だが、ディーノはフェイントから男色スクリュー。これを側転することで防御した竹下は勝俣にタッチ。ディーノに合体攻撃を狙うが、飯野が立ちはだかって阻止。飯野がショルダータックルで竹下&勝俣を吹っ飛ばすと、ディーノが勝俣のタイツに手を突っ込み、飯野が耳に息を吹きかけていく。さらに飯野は逆水平チョップから腰をクネクネさせると、勝俣の肌にソフトタッチしてからのスリーパー。ロープに逃れた勝俣だが、間髪入れずディーノが勝俣のタイツを下げてバックから尻に腰をブチ当てていく。男色クローをかわした勝俣はタッチしようとするが、竹下がまさかの拒否。すかさずディーノは低空ブレーンバスターからナイトメアー。しかし勝俣はディーノの尻に向かって隠し持っていたクラッカーを発射。さらにリップロックを必死に防御すると、ドロップキックを返していかにも嫌そうな竹下にタッチ。意を決してディーノを攻撃していく竹下だが、ディーノもナイトメアーを狙う。かわした竹下はザーヒーをブチ込むと、Plus Ultraを狙う。飯野がフェロモンで挑発すると、竹下はディーノを離してフロントキックで飯野を場外に蹴落とす。ディーノも場外に追いやると、The 37KAMIINAはノータッチトペコンを同時発射。ディーノをリングに戻した竹下はコーナーに登るが、ディーノはヴィーナスからデッドリードライブで投げ落とすと飯野にタッチ。くし刺しラリアットから腰を振ってのブレーンバスターで投げた飯野は、アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。勝俣がカットに入るが、飯野は勝俣を場外に放り出してから竹下にハカではなくセクシーエルボー。かわした竹下はラリアットを狙ったが、相打ちに持ち込んだ飯野は徐々にコスチュームを脱いでいく。そこにザーヒーを叩き込んだ竹下だが、飯野もスピアを返す。2発目を馬跳びでかわすと、待ち構えていた勝俣が飯野にトラースキック。さらに竹下がローリングラリアットからパワーボム。ここでディーノがリップロックでカット。タッチを受けたディーノはThe 37KAMIINAの二人をまとめてDDTで叩き付けると、勝俣にくし刺し攻撃を狙う。かわした勝俣はアウフグースからととのえスプラッシュを投下するがカウントは2。ならばとムーンサルトプレスを投下するが、かわしたディーノはあてがいからファイト一発!を返すと、一気に男色ドライバー。竹下がカウント2でカットするが、ディーノは竹下にもファイト一発!。竹下も返す刀で掟破りのファイト一発!をお見舞いするが、ディーノはリップロックから男色デストロイヤー。やはり男色殺法ではディーノに一日の長がある。ここで『タブー』がヒットすると、いつの間にか客席後方に移動していた飯野がセクシーにコスチュームを脱ぎ捨て、Oバック姿になってリングに戻ってくる。ディーノがアース・キスを勝俣にお見舞いすると、さらに勝俣を飯野の尻に押し当てチャージしてから、竹下にリップロックさせるアース・キス2をお見舞い。大の字に倒れた勝俣に飯野が今度こそセクシーエルボーを投下。カウント2で返した勝俣だが、フェロモンズはイイノ・ジ・エンドの体勢に。竹下が間一髪で救出し、飯野をジャーマンで投げ捨てる。さらにディーノもジャーマンで投げ捨てると、そこからブレーンバスターの体勢に。MADMAXを狙うが、飯野が勝俣をファイアーマンキャリーで捕まえると、竹下をブレーンバスターで投げたディーノが勝俣にリップロック。飯野のバックフリップからディーノが男色ドライバーを決めるが、これもカウントは2。飯野がロープに登っている間に、勝俣がディーノをカサドーラで丸め込んでからバズソーキック。倒れている相手が入れ替わっていることに気付いていない飯野のバドンカドンクが、ディーノに誤爆。すかさずThe 37KAMIINAはザーヒーとバズソーキックのサンドイッチ攻撃からMADMAXを決め、勝俣がディーノから3カウントを奪った。
  • エンディング

  • HARASHIMA&吉村の挑戦表明を受けて、10・12後楽園大会でのKO-Dタッグ選手権が決定!

  • この結果、タッグ王座を防衛すると同時に、アイアンマン王者となった勝俣が「防衛してましたー! 福岡の皆さん、ととのってますかー? タケちゃん、フェロモンズヤバかったね。飯野のケツ、臭かった……。いやぁフェロモンズから防衛しまして、僕たちはKO-Dタッグチャンピオンとして誰の挑戦でも受けるというスタンスでやっているんでね……フェロモンズはちょっと2回目はNGですね。でも何と僕、二冠チャンピオンになりました! タケちゃんはKO-D無差別も獲ってタッグも防衛して……もう……嬉しいです! 嬉しくって言葉も出ないんですけど、でもここで終わりじゃないですから。これからも誰の挑戦でも受けて、次は三冠ぐらいに……四冠になって福岡に帰ってきましょうか」と言っているところに、HARASHIMAと共に吉村が入ってくる。マイクを持った吉村が「何か誰の挑戦でも受けるって聞こえてんけど、次は俺とHARASHIMAさんで次、そのタッグのベルトに挑戦を受けろ」と挑戦表明。「今すぐ挑戦表明してこいとは言ってないんで落ち着いてください」と言う勝俣だが、HARASHIMAから「そのタッグのベルト、元々は僕と岡ちゃん、スマイルピッサリが持っていたベルト、さらに僕は勝俣に負けて獲られているんで挑戦する理由はあると思うんでね。めちゃくちゃ悔しいし、この吉村とはDISASTERで挑戦したいと思っています。誰が挑戦してもいいって言ったよね?」と言われると、「誰の挑戦でも受けるってリップサービス的なアレで……」と言う勝俣からマイクを奪い取り、HARASHIMA&吉村の横に立った竹下が「オイ勝俣、誰の挑戦でも受けるって言ったよな? HARASHIMA&吉村組、受けて立ちますよ!」と挑戦を受諾。それを聞いた勝俣も「誰の挑戦でも受けるって言ったよな? この中にHARASHIMA&直巳組に日和っている奴いる? いねーよなぁ! HARASHIMA&直巳組、潰すぞ! この中にタイトルマッチの日程を決めることに日和っている今林いる? いねーよな?」と態度を急変。戸惑いながらも今林GMが、10月12日の後楽園ホール大会で竹下&勝俣vsHARASHIMA&吉村のKO-Dタッグ選手権を行うことを決定する。DISASTERの二人が引き上げていくと、最後は勝俣が「僕たちの締めを邪魔されましたけど、この福岡、またこのベルトを防衛して福岡に帰ってきたいと思いますので。今日は本当にたくさんの応援ありがとうございました。この中に熱波WERするの日和ってる奴いる? いねーよなぁ! せーの、熱波WER!」で締めた。

    【試合後のコメント】
    竹下 ととのってますかー
    勝俣 みなさんととのってますかー
    竹下 勝ったからととのえたもんでね。試合はととのいにはほど遠い……試合でしたけど。
    勝俣 でもなんか、飯野のお尻につけられたときに宇宙に行けた気がしました。
    竹下 フィンランドの空みえました?
    勝俣 フィンランド超えてました。宇宙。良く分からない感じ。この試合で宇宙がみえました。
    竹下 The37KAMIINAは宇宙をテーマにしてるからね。プロレスのリングを宇宙にしたいと思って俺たち試合してるからそういう意味では飯野もThe37KAMIINAなのかもしれない。
    勝俣 そうだね。
    竹下 まぁ、違うんですけど。(ベルト)みてください!
    勝俣 4つですよ! キャリア8年目にして二冠になることができました! でもディーノさんがアイアンマン持ってるのすっかり忘れてました。
    竹下 俺はディーノ狙いでいこうと思ってたよ!
    勝俣 そしたら三冠……
    竹下 アイアンマンのことは忘れたけどセクシーはちょっと……打ちのめすのは無理だって思いました。試合中に。だからダンディ狙いで。
    勝俣 私たちが知ってる飯野雄貴じゃなかったですね。
    竹下 オールアウトのときの飯野雄貴はどこかに行ってしまった。
    勝俣 ハカエルボーも進化してましたね。
    竹下 セクシーエルボー。
    勝俣 あ、いつでも誰の挑戦を受けるって言ったけど。マイクのリップサービスあるじゃん? 今すぐ出てこいなんて言ってないのになんで邪魔したんですか。吉村直巳選手。HARASHIMA選手。
    竹下 ちょうど一ヶ月後。その前に俺は無差別のタイトルマッチもあるからずっと二冠で。なんなら三冠、四冠と狙っていけるようにやっていきたいと思うし。アイアンマンもね。俺がいま顔面に足蹴り入れて。
    勝俣 やめて! だめ! 仲間でしょ。
    竹下 レフェリーがいないか。 あ、奈良さん(記者)レフェリーで。
    勝俣 (奈良さん)ちゃんとストライプのシャツ着てるじゃん……
    竹下 僕たち、仲良しなので。まぁ、しっかりKO-D無差別も防衛して。
    勝俣 みんなでベルトを持ってまた福岡に来たいと思います。本当にたくさんのご来場ありがとうございました! じゃあ行きますよ!
    一同 (MAOも入って)ねっ、ねっ、熱波WER!!
    ****

    ディーノ まだ! まだフェロモンが足りないっていうのか⁉️ ちょっと舐めてたな。このフェロモン量じゃまだDDTを制圧することができない。そういうことなんだな。おぅ! わかった! 今日のところはフェロモンが足りないでいいだろう。だが! 我々フェロモンズはまだ終わらない。なぜなら、第三のフェロモンが加入し、より多くのフェロモンをテメーらに届けてやる。今日のタイトルマッチ、そんなもんな……ノーコメントだ!(フェロモンズポーズ)……なんか質問あるか?
    ――今後もフェロモン拡大を続ける?
    ディーノ そんなもんな、……ノーコメントだ!(フェロモンズポーズ)
    ――今日はスーパー・アース・キスも繰り出したがフェロモン殺法は増えていく?
    ディーノ (発音良く)スゥパァ!ウァース!キスのことかな? 今後増えるか? そんなもん……ノーコメントだ!(フェロモンズポーズ)おい、男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、そして第三のフェロモン、三人揃って〜〜〜フェロモンズ! これからのフェロモンズに期待しておけ。


    HARASHIMA 西鉄ホールで気持ちよく試合できてね。メインみてたら『誰の挑戦でも〜』って言ってたので。行ってみるもんだね。決まりましたよ。
    吉村 行ってやろうと思いましたよ。僕の中ではスマイルピッサリ、好きですよ。岡林さんのパワー、好きなんですけどDISASTER BOXの吉村としてはHARASHIMAさんとベルトを持ちたいと思っていて。ずっと思っていた中で『誰の挑戦でも受ける』って。勝俣は言ってみたかっただけなんだろうけど。いざ声かけてみたらまんまと承諾され。ひよってない今林GMも承諾し。完璧ですよ。
    HARASHIMA 他の団体の人とタッグ挑戦することが多かったんですけどDISASTER BOXも大事だし。今回吉村と挑戦表明して受けてもらえるんで。特に勝俣にはやり返したいので。10月12日、頑張りたいと思います。
    ****

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