前説
松野が還暦記念興行を無念の延期発表。アイアンマン王者ヤングバックスの自伝本が米国を出発、2・28後楽園で防衛戦が決定! 本日24歳の誕生日、MAOのオープニングコールで大会がスタート!
今林アシスタントプロデューサー、小菅リングアナがリングに登場し、観戦にあたっての諸注意をアナウンス。そして松野がリングに上がり、4月18日に福島で予定していた松野の還暦記念興行を延期とすることを発表した。しかし松野は年内に改めて仕切り直しの開催を目指すことを力強く宣言した。続いて現在の現在のアイアンマンヘビーメタル級チャンピオンであるヤングバックスの自伝本「キリング・ザ・ビジネス」がアメリカを出発したとのことで、2月28日後楽園大会にて久々に同王座の防衛戦が行われることが発表となった。全カード発表と各試合の見どころを紹介。本日24歳の誕生日を迎えたMAOが呼び込まれ「初めてDDTのビアガーデンに手伝いで来たのが16歳だったので、かれこれ8年くらいDDTに関わっていることになります。この先もDDTさんよろしくお願いします、ということで、意気込みです!」と24歳の意気込み(?)。そして「2021年1月28日DDT新宿FACE大会、スタート!」の掛け声で大会がスタートした。
オープニングマッチ 30分一本勝負
彰人と小嶋で試合は開始。彰人が巧みに腕を取ると、小嶋も返す。彰人がタックルで倒せば、小嶋はドロップキック。小嶋が控える渡瀬の足に彰人を叩きつけようとすると、彰人はその足をドラゴンスクリュー。ここから彰人とクリスが小嶋を代わる代わる捕まえる展開となる。追い込まれる小嶋。チョップを連発して逆転を試みるが、彰人のボディスラムに止められる。それでも小嶋はチョップを連発し、ランニング式のダブルチョップを見舞い逆転。渡瀬に代わる。飛び込んだ渡瀬は彰人にジャンピング・ニー、ミサイルキックと畳みかける。しかし彰人もブレーンバスターで投げ返し、クリスに繋ぐ。クリスは渡瀬の背中にダイビング・セントーン。カウント2。プレイングマンティスボムを狙うが、耐えた渡瀬はドロップキック。小嶋に代わる。小嶋は串刺しのエルボー、セカンドからのダイビング・ボディアタックを決める。小嶋はクリスに果敢にチョップの打ち合いを挑む。クリスのチョップに膝をつくが、気合を入れてチョップを連発していく。クリスがソバットで動きを止めるが、小嶋はカウンターのダッシュミドル。カウント2。クリスがカウンターのブーツで動きを止めると、垂直落下式のブレーンバスターで突き刺す。カウント2で返されると、すぐさまクリスは両足を固めたまま、右腕も極める変形のアームバーを決めると、小嶋もギブアップ。
第二試合 30分一本勝負
DDTバラエティ班・五芒星の野望!
他3人は、赤井沙希、マッド・ポーリー、ゴージャス松野。
平田、赤井、ディーノ、ポーリー、松野の順に入場。松野が入場するやいなや平田が丸め込み、開始のゴング。しかしすぐさま他の選手がカット。ポーリーがディーノと赤井をタックルで吹っ飛ばす。すると松野がポーリーにエルボー連打からローリングエルボーを見舞うも、ポーリーがボディスラムからボディプレス。この攻撃でもはや松野はKO状態。ポーリーのカバーはカウント2で平田がカット。平田が赤井を呼び込み、ポーリーと対峙させると自分はリング外へ。赤井がポーリーにキックで立ち向かっていく。振り子式ニーをポーリーに決めると、こっそりリングインした平田が倒れたままの松野を押さえこむ。赤井がカット。平田が赤井にラリアット。平田、ポーリー、ディーノが倒れたままの松野にカバーしていくも、他の面々にカットされてしまう。ディーノが平田に男色ナイトメアを決めると、平田が松野と入れ替わる。ここから倒れたままの松野そっちのけで4選手が大乱戦に。5選手が全員ダウン。松井レフェリーがダウンカウントを数える。平田が立ち上がると、ディーノに手を組もうとアピール。ディーノもそれに乗ると、平田がディーノにコーナーで地獄門を開かせる。平田が赤井を地獄門送り。続けてポーリーを地獄門送りにしようとすると、ポーリーは踏みとどまる。それでも平田が手刀を決めて、地獄門送り。最後の1人松野を地獄門に送ると見せかけて、平田が松野をカバー。これは慌ててディーノがカット。平田を場外に落とすと、満を持して松野をカバーするが、逆に松野がディーノを丸め込み、カウント2。場外からディーノの足を平田が引っ張ると、ディーノがリップロック。そこに松野がディーノにフライング・クロスチョップ。そしてゴージャス☆スーパースターエルボーを放つが、かわされ自爆。ディーノが男色ドライバーを決め、松野をカバーすると、飛び込んだ平田がディーノにゲイ道クラッチ。ガッチリと押さえ込むと3カウント。平田がディーノを出し抜いた。マイクを持った平田は「ディーノ! あんたとこの俺が手を組むわけないだろ! このベルトに飢えた、ベルトホルダーマスターのこの平田様が、俺の持ってるベルトを懸けて闘うお前と手組むわけねぇだろ! 簡単に騙されやがって! いいか、こんな闘いなんて無意味なんだよ。お前はな所詮この俺のベルトの防衛、そしてベルトマスターへの道の通過点なんだよ!」と高笑い。すると怒りのディーノが襲い掛かり、2人はもみ合いながらバックステージへ。リングに残された松野がゆっくりと頭を下げると松野の曲がヒットした。
第三試合 30分一本勝負
コール時に中村は「DDTサウナ部体験入部」とコールされる。両チームが入場すると、大鷲の無茶振りで勝俣が軽スベり。中村とHARASHIMAで試合はスタート。中村が気合いでHARASHIMAについていくと、MAOと大鷲の組み合わせへ。ロックアップでの押し合いから、タックル合戦になると、MAOが突如息切れ。心配した大鷲が自らロープに走ると、勝俣がタオルで足をすくう。そこからサウナ部3人が大鷲に連係攻撃を見舞う。勝俣はタオルを使って大鷲の首を締め上げていく。防戦一方の大鷲だったが、勝俣のボディスラムを押し潰して逆転するも、サウナ部が飛び込んでタッチを阻止。ならばと大鷲は次々とブーツで相手を蹴散らすと、MAOと勝俣にルチャの投げを見舞って吹き飛ばす。HARASHIMAに繋ぐと、HARASHIMAはスワンダイブ式のボディプレスを勝俣に決め、ミドルキックを連射。勝俣はトラースキックを決め、MAOに代わる。飛び込んだMAOは「MAO! 誕生日!」と拍手を煽りながらエルボードロップを落とす。HARASHIMAがMAOをお祝いしながらエルボーを打ち込むと、MAOもエルボーを返す。2人は会話しながらもエルボーの打ち合い。MAOが打ち勝つが、HARASHIMAはジャンピング・ハイキック。串刺し攻撃を狙ったHARASHIMAにMAOはカウンターのアッパー掌底。中村とアントンに代わると、アントンはリングイン時にコケそうになるが耐える。場外の勝俣がタオルでアントンの足をすくおうとするが、アントンは華麗にヒラリと飛んで避ける。しかし着地した瞬間足を負傷。創作昔話『ごんぎつね』の朗読を懇願。結果暖房器具ではなく下ネタ。アントンが中村にサミングも勝俣が阻止。しかし同士討ちを誘ったアントンは2人にサミングを決め排除。中村にシャイニングのごんぎつねを決めようとするが、中村の頭で滑ってしまい自爆。そこに中村が丸め込み、カウント2。突っ込んで来る中村をアントンはカウンターのスコーピオンデスドロップ。そしてダイビング・フィストドロップを決めると3カウントを奪取。
アイアンマン王者ヤングバックスの自伝本はすでに来日していた! 平田が奪取目論むもディーノの横やりで失敗!
バックステージの映像。ディーノから逃げ切った平田が控室に戻り帰り支度をしていると、謎の箱が置かれている。不審がりながら箱を開封すると、中からアイアンマンのベルト。そして現アイアンマン王者のヤングバックスの自伝本が出てくる。「これ、俺がフォールしたら……!」と言って松井レフェリーを呼び出し、ヤングバックスの自伝本をカバー。カウント2で控室に飛び込んで来たディーノが平田を襲撃。もみ合いながら控室から飛び出していく。すると今林APが「チャンピオンじゃないですか―! もう来日されていたんですね! 2月28日、よろしくお願いします!」と王者とベルトを丁重に回収した。
第四試合 30分一本勝負
DDTメガトン級ワンマッチ
※FuckingBOMB
火野の入場時、納谷が襲い掛かり開始のゴング。いきなりの場外戦になるが、ボディスラムを狙った納谷を逆に火野がボディスラム。場外で納谷はダウン。火野がリング内で待ち受ける中、納谷がリングに入りエルボーを連発していく。しかしすぐに火野は強烈なチョップ連発で逆転。火野がセコンドの飯野を気にする余裕を見せると、納谷がショルダータックルからエルボードロップを連発。ロープ際の火野に納谷はエルボー連打からDDTを決める。カウント2。そこからネックロックで絞め上げていく。納谷のバックドロップ狙いは、火野が耐える。納谷がブレーンバスターの体勢に入るが、逆に火野が投げ切る。火野のチョップと納谷のエルボーの打ち合い。納谷はミドルキックを放つも、火野がチョップの連打で押し込む。納谷がニーを見舞うが、火野はその足を捕らえてキャプチュード。すぐに立ち上がった納谷がバックドロップを決めるもカウント2。会場は大きな手拍子。納谷がロープに走ると、火野がカウンターのラリアット。再度ショートレンジラリアットを続けて打ち込むが、納谷はカウント2で返す。ならばと火野がFuckingBOMBで叩き付けると、納谷も返せず3カウント。
納谷撃破の火野を飯野が襲撃! カルッツかわさきでの復帰戦&名古屋での一騎打ちに向け強烈アピール!
勝ち名乗りを受ける火野だったが、突如飯野がリングに飛び込み火野にスピアをぶち込む。興奮状態の飯野を慌てて彰人と勝俣が制止する。しかしそれでも飯野は興奮が収まらず火野に向かっていく。何とか彰人と勝俣が興奮を沈め、ようやく飯野をリングから降ろすと、火野がマイクを手に取る。火野は「なんで? なんでそんなことすんの? 松井さん、おかしいってここ! DDTの若い子らいちいちワシに当たりがキツい。なんでなん? なんかやったかな? でも顔も知らんくらいやから何もやってへんはずやけどね。なんでなん?(松井レフェリーに)結構偉いさんでしょ、わからん? 全然わからへん、どうしよ! いや~痛っ……まぁようわからへんけど、やっぱりやられたもんはやりかえさなあかんからな。さっきのやつ、ポーリー、名前何あれ?(ポーリー唸り声「おぅ」)おぅって奴や。おぅって奴! この借りはちゃんと返すからな、昨日も誕生日、沢山のお祝いのコメントありがとうございました(一礼)よう見とけよ、この! この! この! ボケどもがっ!」と締めくくった。
【バックステージコメント】
飯野 火野! 火野! 俺は見てたよ、納谷がずっと返り討ちにされてるのを。それを見てゾクゾクしたよ。だから、カルッツと名古屋国際シングル! 絶対あいつを火野してやるよ!
勝俣 火野してやる……?
飯野 いや! 違う、押忍でもなく、火野でもなく、殺してやるよ! 見とけよ!
勝俣 カルッツ復帰戦な、俺らも頑張るから。
飯野 カルッツの後の名古屋国際会議場でのシングルは火野でもなく、押忍でもなく、ぶっ殺してやるからな!
勝俣 大事なことだから2回言ったね。
飯野 (興奮して立ち上がって勝俣に向かい)火野かてめぇ!
勝俣 火野じゃない! 火野じゃない!
飯野 火野か!
勝俣 違う違う!
飯野 火野!(勝俣を追いかけまわし退室)
――試合を振り返っていかがでしたか?
納谷 今日は完敗だよ。この借りは火野裕士、あいつがDDTにいる間に絶対返してやるからな。
――改めて当たってみて火野選手のパワーやサイズを体感していかがでしたか?
納谷 やっぱりかつてKO-Dのベルト持ってた火野裕士、強いですよ。でもそれにぶつけるチャンスをいただいたのに、モノに出来なかった、それはホントに悔しいです。ただ、まだあいつがDDTに参戦してるならあいつの首を今後もしっかり狙っていってやりますよ。
――納谷選手との試合を振り返っていかがでしょうか?
火野 デッカイやつやね。シングルマッチで当たってみたけど、印象ちょっと変わったんちゃう。デッカイしやっぱり。あのデカさをまぁまぁ活かせれてるんじゃないかな。でもまだまだやで。せっかくあんな大きいんやから。もっと活かして、もっと強なれると思う。まぁ頑張ったらええよ、あいつは。それよりも! 何やアレ、“おぅ”って奴(飯野)や。いきなりレフェリーに手を上げられてる時にやられたけども、なんでなん!? 今日やったデカい奴もそうや。あいつも初対面の時からやたらとワシに来るし、今日の奴もそうや。今日の“おぅ”なんてあいつとの関わりなんて腕相撲くらいやで。何で急にあんなんされたん? どうなってんの? どうなってんの、DDTの若い子ら。そんなにワシが嫌いか(苦笑)そんな悪いことしたかなぁ……。まぁでも理由はええわ。とりあえずやられてもうたんや。それはしっかり借り返させてもらうわ。わかったか、アホンダラ!
セミファイナル 30分一本勝負
DAMNATIONが奇襲をしかけ試合はスタート。佐々木が岡谷にエルボー連打すると、岡谷はエルボーを返しボディスラムからクロス・フェースロックの体勢に入るが、岡谷はすぐさまロープにブレイク。岡谷を自陣に連れて行った佐々木は遠藤に代わると、ここからDAMNATIONが細かくタッチを繋ぎ、代わる代わる岡谷を捕まえる展開となる。苦しい岡谷だが、佐々木にランニング・ネックブリーカーを決めて逆転に成功すると、大石に代わる。大石は飛び込むと、遠藤と佐々木を2人まとめてインディアンデスロックとコンプリートショットの同時攻撃を見舞う。一騎果敢に攻め込みたい大石だが、佐々木はサミング。NOWORNEVERを狙うが大石はアームドラッグで切り返す。それでも佐々木が変形みちのくドライバーⅡを決めると、高尾に代わる。高尾が串刺しの膝からディープインパクト。背中へのダイビング・フットスタンプから顔面への低空ドロップキックを決める。高尾がジントニックの体勢に入るも、大石は抜け出すと、ロープを使っての前方回転式スタナー。高尾もトラースキックを決めると、遠藤と岡田にダブルタッチ。遠藤が前転式のフォアアームを決めるもカウント2。両者エルボーの打ち合いから、岡田はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。カウント2。岡谷に代わると、ランニングブルドッグを決めてカバーもカウント2。大石が援護で飛び込み、岡谷が遠藤にノーザンライト・スープレックス・ホールドを決めるもカウント2。岡谷は続けてダブルアーム・スープレックスを狙うが、佐々木が飛び込んで阻止。佐々木と高尾の合体攻撃を狙うもかわされ同士討ち。かわって大石と岡田が連係狙うも、遠藤が2人まとめてハンドスプリング・オーバーヘッドキック。遠藤が場外にサスケスペシャル。高尾と佐々木が岡谷にダブルのトラースキック。遠藤がスワンダイブ式フォアアームを決めるもカウント2。遠藤がトーチャラックを狙うも岡谷は逆さ押さえ込み。丸め込みを連発も、カウント2で返す。するとエンドが飛び付くように丸め込むと、そのままゆりかもめへ。ガッチリ決まると、岡谷もギブアップ。
「1月31日秋山準復帰戦、俺が査定してやるよ」遠藤が秋山査定試合と宣言! 火種がくすぶっていた渡瀬と岡田が一触即発、決着のシングルマッチへ!
遠藤はなかなか技を解かず。すると岡田が飛び込みストンピングを見舞うが、佐々木がカット。遠藤は岡田に顔面トラースキック。大石が飛び込むも佐々木によって返り討ち。遠藤がマイクを取ると「1月31日、秋山準復帰戦。秋山のいない準烈に俺たちへの勝ち目なんかあるわけねぇだろ? おい、カスども! 秋山準のいない準烈、手応えが無さ過ぎて全然楽しくなかったなぁ! 秋山! 少しは俺を楽しませてくれよ。いいか、俺たちがDAMNATIONだ。俺たちは群れない、媚びない、結婚しない。お前ら、遠藤哲哉から目を離すな!」と秋山に強烈なメッセージを送った。
【試合後のコメント】
遠藤 3日後、1月31日秋山準復帰戦、俺が査定してやるよ。ホントに回復してるのかどうか、挑戦者として相応しいかどうか。俺が1から10まですべて査定してやる。
――対準烈という部分では手応えはなかった?
遠藤 手応えなんかあるわけないでしょ。今日の試合も見て、俺たちDAMNATION圧勝だったでしょ。俺なんか試合中寝てたからね。最後の方とか。そんぐらい秋山準のいない準烈、手応えがないっていうことだよ。
――結果的に秋山選手との対戦は今度の板橋のみとなりますが?
遠藤 俺にとってはそれが不利益になるとかそういうのは全くないから。ただただ、次の1月31日は秋山準査定試合! それが31日の試合のテーマ。
大石 秋山さんが復帰する前の大会で準烈プラス岡田で結果残したかったんですけど、チャンピオン、DAMNATIONは強かったですね。でも、秋山準好調に回復してて、1月31日板橋大会、完璧な状態で帰って来ると思うんで。みなさん期待していてください。お願いします。
渡瀬 大石さん、やっぱり俺納得いかないっすわ。
大石 えっ、何?
渡瀬 前哨戦とか関係なく、岡田選手のポジションというか。
大石 岡田のポジション?
渡瀬 1人でDDTに乗り込んで来た時は俺はスゲェって思った。フリーになって乗り込んで来て、大したもんだって思ったけど、今その時の岡田選手じゃなくて、秋山準が作った準烈にいて落ち着いてるだけ、に見える。それは自分で居場所を作ったんじゃなくて、元付き人としてここに安心して居座ってるだけじゃないの?
岡田 なんやそれ、安心してって。別に俺がここに入れてくださいって、大石さんには世話になってるけど、言ったわけじゃなくて会社が決めたことやろ。
渡瀬 会社が決めたカードかもしんないけど、自分で居場所作るって言って、居場所作ってんの結局準烈だろ。そうとしか俺は見えない。
岡田 なんやねん、黙って聞いてたら言いたいことばっか言いやがってよ。なんやねん。
渡瀬 言いたいから言ってんだろ。
一触即発になった2人が近付くのを、大石と岡谷が必死に抑える
渡瀬 やるか、じゃ?
岡田 ええよ、川崎(2・14カルッツかわさき)でやるやんけ。
渡瀬 タッグだろ?
岡田 シングルか? あぁやったるわボケ!
渡瀬 シングルでやれや。
岡田 やったるわ。
渡瀬 隣に居たらわかんねぇんだよ、対角じゃないとわかんねぇんだよ、気持ちが。
岡田 知るかそんなもん! 何じゃお前黙って聞いてたら言いたいこと言ってこの野郎。シングル、サシでやったるわ。黙らせたるからな! 何でもかんでも自分の力でやれ! クソボケアホ!(吐き捨てるように言って退室)
渡瀬 (大石に向かい)そうじゃないの? 間違ってるかな? 準烈としてそうだろ?
大石 ……いや……その……。
渡瀬 仲良くしてさ、岡田君と。秋山準の付き人だったから仲良くしてんのかわかんないけどさ。居場所1人で作るって乗り込んで来てさ、安心した場所与えてるのって意味ないだろ? もっとバチバチやろうよ。乗り込んで来てんだから。
大石 (気を取り直そうと手をパチンと叩き)はい!
渡瀬 (大石を遮るように)俺たちはやる気だから。あとは会社が組んで。
大石 はい……シングルマッチ、とりあえず1月31日板橋で秋山準が帰って来て、俺たち準烈が復活します! カルッツかわさき、遠藤哲哉対秋山準、お楽しみに!……かな。な? な? 帰ろうな……。
メインイベント 30分一本勝負
Eruption vs DDTサウナ部!
※スリーパーホールド→レフェリーストップ。
2・14カルッツかわさきでのUNIVERSAL戦、2・23名古屋国際会議場KO-Dタッグ戦のダブル前哨戦。樋口と竹下で試合開始のゴング。樋口がタックルで倒すといきなりカナディアン狙い、堪えた竹下もジャーマンを狙うが、これも未遂。坂口と上野に代わると、互いに間合いを警戒しつつ、上野が組み付くと坂口も寝技に引き込む。グラウンドでポジションの奪い合い、坂口は下から極めを狙う。坂口が三角絞めで捕らえると、上野はリフトアップして叩き付ける。それでも坂口が絞め続けると、慌てて竹下が飛び込みカット。意識朦朧の上野を竹下が自陣に連れて行き、自らタッチしてリング内へ。松井レフェリーが上野の状態をチェックする。しかし樋口と坂口は竹下にチョップとミドルキックの速射砲から連係攻撃。坂口が一角蹴りを決め、樋口がロープを踏み台にしてのエルボードロップを落とす。ここから代わる代わるEruptionが竹下を捕まえる展開となるが、ダメージの大きい上野はなかなかコーナーに付くことが出来ない。竹下が樋口にゼロ戦キックを決め、上野にタッチしようとするが、まだ上野は場外でダウン。そこに樋口が竹下の背後から襲い掛かり、アバランシュホールドで叩き付ける。追撃を狙う樋口だが、竹下はカウンターのフライングラリアットで逆転に成功。坂口が飛び込んでフロントネックロックに捕らえるが、竹下はブレーンバスターで投げていく。ようやく竹下からのタッチを受けた上野は2人まとめてミサイルキックで蹴散らすと、樋口におっぴろげアタック。しかし樋口も強烈なチョップ連発から串刺しラリアット。アバランシュホールド狙いは上野が着地し、上野はダブルニードロップからリバース・スプラッシュ式のダブルニードロップを決める。カウント2。ブリザード・スープレックス狙いの上野を樋口が払い腰。それでも上野がしつこく樋口に向かっていきブレーンバスターで投げ切る。上野がコーナーに上ると、樋口はブレーンクロー。竹下が援護に飛び込み、上野とネックブリーカーとフロッグスプラッシュの合体攻撃を決める。カウント2。上野は猫だましから張り手を狙うが、その腕を捕らえた樋口はかんぬきスープレックス。坂口に代わる。飛び込んだ坂口が上野に打撃のラッシュを見舞う。PKはカウント2で上野がクリア。上野が坂口に食らいついていくが、坂口は強烈なエルボー。そして一角蹴りを放つが、上野が回避し、竹下が飛び込みビッグブーツでフォロー。竹下がセットした坂口に上野がフロッグスプラッシュを決めるも、坂口は剣山。そのまま三角絞めで捕獲するが、上野はロープにブレイク。坂口が樋口を呼び込み、竹下と上野にラリアットとミドルキックのサンドイッチ攻撃。追撃狙う坂口と樋口に竹下はラリアット、上野はドロップキックを決める。上野のスタンディング式のシャイニングウィザードと竹下が投げっ放しジャーマン・スープレックスの合体攻撃。改め上野がスタンディング式のシャイニングを決めるも。坂口はカウント2で返す。さらに上野がリストクラッチ式ブルーサンダー。これもカウント2。ならばとBMEを放つも坂口が避けて自爆。突っ込む上野に坂口がカウンターの神の右膝。上野が崩れ落ちる。竹下が飛び込み坂口にエルボーを放つが、樋口がブレーンクローから頭突き。樋口のぶちかましから坂口の神の右膝の波状攻撃を浴び、竹下は戦線離脱。坂口が上野に左・右の連続ハイキック。崩れ落ちた上野を坂口はスリーパーで捕獲。上野は何とか手を動かすが、胴絞め式に移行して絞め上げると、上野の動きが完全に止まる。危険とみなしたレフェリーが試合をストップした。
エンディング
坂口が上野を絞め落とす! Eruptionがサウナ部を完全制圧し「これが闘いだ」(坂口)
倒れ込む上野と竹下の目の前で、樋口がKO-Dタッグのベルト、坂口がUNIVERSALのベルトを掲げる。坂口はマイクを持つと「おい竹下、名古屋はよ、何がどうなっても俺らがタッグ防衛するよ。そして上野、1番呼んじゃいけねぇ人間を指名したんだ、それがこの結果だ。カルッツまであと2週間、楽しみにしとくよ。お前らあと一言言っといてやる、これが闘いだ」と言うと、樋口と共に退場。大の字状態の上野と竹下。サウナ部が肩を貸しながら何とかリングを降りる。花道を下がりながら、本部席のマイクを持った上野は「……今日は気付いたら負けてしまったようですけど、坂口さんは坂口征夫を挑戦者に選んだことを後悔するって言ってましたけど、2・14カルッツかわさきではきっとリング上でこのベルトを高々と抱え上げて、坂口さんがチャレンジャーで良かったって言ってることでしょう。皆さん! 僕も竹ちゃんも今日も生きてます! 皆さん今日はご来場ありがとうございました!」と言って、そのまま花道を下がっていった。
【試合後のコメント】
坂口 こんなもんだろ、なぁ? 俺ら2人に挑戦するのはまだまだ早いしよ。最後のアレが本来の姿だろ。せいぜいあと2週間そのベルトを仲良くやってろ。2週間後には俺の手元に来るんだから。
樋口 今日はタッグで当たらせてもらったけどね、強いのはわかるよ、でも足りないよ。全然足りないよ。もっともっと。サウナサウナ言ってねぇで、このベルト本気で獲りに来いってんだよ。それだけ。
坂口 サウナだかなんだか知んねぇけどよ、最後に言っただろ、これが闘いだよ。殺るか殺られるかだよ。
樋口 挑戦するんだったら本腰入れてかかってこい。こっちも本腰入れてくから。
坂口 殺される覚悟もあるし、殺す覚悟もある、そういうことだよ。
――闘いの緊張感という部分でサウナ部はまだ足りない?
坂口 必死さがわかんねぇよ、見えねぇよ。タオル持ってなんだかわかんねぇけど、セコンドがボケーッとしてよ。わかっただろ、俺に今日2回もノサれてよ。あいつも目が覚めたんじゃないの? そういうもんじゃないの。1歩間違えてたらわかんない、俺か樋口がやられてたかもわかんない。でも俺らはその覚悟があるし、それをやる覚悟もある。その2つを持って奴らはリングに上がってるのか? 顔に出てねぇんだよ、そういうものがよ。態度にもよ。そういうもん少しはよ、この1ヵ月感じさせてくれ。
上野 気付いたら1日が終わってしまう年齢になってしまいました。今日は負けてしまったわけですけど、僕らは博多ではチャンピオンに勝ってます。今日はチャンピオンの僕が負けてしまったわけなんで、ちょうどいいんじゃないですかね。カルッツかわさきではきっと坂口さんはこのベルトを持つことも出来ずに、僕が勝って坂口さんにチャレンジャーになっていただいてありがとうございましたって言ってることだと思います。また今日も少し馬鹿になってしまったと思いますけど、それくらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。
竹下 今日メインイベント、僕以外はチャンピオン、2人タッグチャンピオンで、(上野が)UNIVERSAL。僕の腰には何もないんで。だから僕は今この混沌たる、本当に実力が拮抗しているDDTにおいて、こうしてメインイベントに立てるっていうのは当たり前じゃないと思ってるので。でも、誰が見ても竹下強いなって、そう思ってもらえるレスラーになりたい、そう思って今日のリングにも立ちましたけど、このUNIVERSAL王者の高校の同級生、上野勇希を負けさせてしまったのは自分の実力不足でもあると思ってるんで、次は足を引っ張らないように頑張ります。で、2・23名古屋国際、次はMAOとのタッグで、あのタッグのベルトを巻きたいと思います。ここ(お腹を指し)に何にもないんでね、2021年はどんどんどんどん……そのベルト(UNIVERSAL)も狙っちゃおうかな~?
上野 それは是非是非、ということなんですけど、もしね、竹ちゃんとMAOさんがベルト獲ったらね、サウナ部全員ベルト持ってることになりますから。
竹下 そうなん? あ~そうか、UNIVERSALとタッグと……
上野 あとはまぁ熱波師ですから。
竹下 あ~、熱波師のベルト持ってるもんな。
上野 熱波師のベルト持ってますから。サウナ部も今年バクバク上げて。
竹下 バクバク!
上野 バクバク上げていきますから。
竹下 心拍数も上げていきますから。
上野 そのきっかけになりますよ、2・14と2・23は。
竹下 オッケー! それでいこう!
――打撃とパワー、強烈なものを今日もらったと思うんですけども、そのうえで本番に向けていかがですか?
竹下 前哨戦は得意分野なんで。タイトルマッチまで温存させない、これが僕のやるべきことなんで前哨戦。これを前哨戦で出してるっていうことは、もう全部研究してタイトルマッチに臨むんで大丈夫なはずです。
上野 その通りですから。同じこと言ってましたよね、さっき。
―――言ってたんですか?
上野 よくわかんない(笑)
竹下 同じこと思ってましたよと。
上野 そういうことです。
――坂口選手のグラウンド対策という部分ではいかがですか、今日もかなり苦しめられましたが。
上野 あの~もうね、ヤバいのは、よくわかってないことがヤバくてですね。ホントにヤバいと思ってます。どうなってるのかわからないっていうのが。でも今……ずっとわかってたんですけど、ヤバいことに気付きましたね(笑)はい、何かどうにかこうにかこのヤバさを解消出来るように、この期間ありますから、やっていきたいと思います。ホントに安易が起きてるのかわかってないです。