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DDT LIVE! マジ卍 #17

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DDT LIVE! マジ卍 #17

日時2018年9月11日
会場東京・新木場1stRING
観衆165人(満員)
  • NO TVマッチⅠ 10分一本勝負

    • LOSE

      島谷常寛

    VS

    • WIN

      石井慧介

    VS

    5分59秒

    片エビ固め

    ※ランニング・ニーアタック
  • ダブルニードロップでピンチの島谷だったがショルダーアタックで石井を場外に落とすとイスに叩きつけていく。石井も反撃に出てリングに戻すと強烈なエルボー。逆片エビをロープに逃げた島谷はブレーンバスターを堪えて逆に投げ返して逆転。エルボードロップはカウント2。ドロップキックから飛びつきスイングDDTもカウント2で返される。フィッシャーマンを堪えた石井。丸め込みを冷静に対処するとブレーンバスターからジャンピングハイ。カウント2で返されるとランニング・ニーアタックで3カウント。
  • NO TVマッチⅡ 10分一本勝負

  • “ミスターNO TV”大石真翔、4度目のNO TVマッチに登場!

    9分56秒

    エビ固め

    ※ジントニック
  • グラウンドの攻防から場外へ移動した高尾。イスを手にして松井レフェリーから注意を受けているところを大石が攻撃。大石がイスに高尾を叩きつければ、高尾もやり返してリングへ。高尾がドロップキックからダイビング・フットスタンプ。これはカウント2。ツバ攻撃もブロックして顔面にこすりつける高尾。大石はフォアアームでやり返すとコーナーからローリング・ネックブリーカー。ミラクルエクスタシー狙いは高尾がブロックしてマンハッタンドロップから顔面トラースキック。ダイビング・フットスタンプは大石がかわしてフォアアーム。さらにスタナーを決めると残り2分。大石がトラースキックで大石を止めてジントニック狙い。大石がマジ卍固めに切り返して残り1分。高尾がこれをかわしてジントニックに成功して3カウント。
  • 前説

  • 中村静香さんが登場!

  • 続いて中継ゲストの女優・中村静香さんが登場。ぶらり路上プロレスなどに出演したこともある中村さんは「楽しみにしてます」とコメント。
  • オープニングマッチ 20分一本勝負

    • LOSE

      ライアン・デイビッドソン

    VS

    VS

    7分13秒

    モモ☆ラッチ

  • パワーで攻め込むライアン。エプロンに出たMAOをブレーンバスター・スラムでリングに戻す。ボディープレスはカウント2。ベアハッグを逃れたMAOは串刺し攻撃をかわしてスーパーK-Ⅱ。飛びつきギロチンドロップを決めるとナックル連打。さらにジョンウーも放つとハリウッドスター・プレスへ。しかしカウント2止まり。みちドラⅠを凌いだライアンは側転エルボーをキャッチしてストマックブロック。さらにナックルを落とすもカウント2。デイビッドソンドライバー狙いを丸め込みで切り返したMAO。最後はモモ☆ラッチで巨体を丸め込んだ。ひとまずDDTへの参戦を終えるライアンは客席に頭を下げ「アイル・ビーバック」と約束した。
  • 第二試合 20分一本勝負

  • 8分43秒

    片エビ固め

    ※ラ・マヒストラルを潰す
  • 酒呑童子+樋口に捕まる上野。なんとかKUDOにドロップキックを決めてHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAはKUDOと樋口にまとめてドロップキック。KUDOには雪崩式ブレーンバスターを決めてみせる。KUDOもミドルキックでやり返すと、ここからラリー。ハイキックは相打ちでダブルダウン。戦況は樋口vs上野に。樋口がショルダーアタック。これはカウント2止まり。上野もやり返すと大鷲が出てきてチョップの打ち合い。樋口がドロップキックを突き刺すと高梨とタッチ。KUDOも出てきて3人で連係。高梨のジャックナイフはHARASHIMAがカット。大鷲もディザスターBOXの連係を呼び込む。高梨も低空ドロップキックからマヒストラル。大鷲がこれを潰して3カウント。
  • 第三試合 20分一本勝負

  • 3WAYマッチ

    10分20秒

    片エビ固め

    ※パールハーバー・スプラッシュ。もう1人は平田一喜。
  • アントンが平田のダンス入場をカット。その後、葛西がリングイン。葛西は平田、松井レフェリーと握手をかわすもアントンは無視。試合が始まっても平田と組み合ってアントンを無視する。アントンは号泣。「仲間外れはよくないじゃないか! もう精神的に耐えられない。引退だ。ギブアップ」と言うもギブアップする前に徹夜で考えてきた昔話「ごんぎつね」を披露することに。しかし内容は全米オープンテニスではなく直球の下ネタ。サミングに成功するも平田がドロップキックで排除してメガネを装着してダンス。これは葛西がカット。葛西は観客からカバンを奪って平田にアタック。アントンが入って平田を抱えて葛西を攻撃。平田が手刀でアントンを倒すも、葛西と対峙。手刀の同士討ちは平田が制してメガネを装着。平田のダンスにあわせてアントンがナックル連打。その2人を葛西が両腕ラリアットでなぎ倒し、アントンにパールハーバー狙い。これは平田がロープを揺らしてカット。アントンが平田にシャイニングごんぎつね。今度は葛西にもシャイニングごんぎつねを狙うも、葛西はゴーグルで阻止。アントンにリバース・タイガードライバー。カウント2で返されるとパールハーバーを投下して3カウント。

    試合後、葛西がマイク。葛西「平田、オマエも強くなくなったな。アントン、立ってるのはやっとだった。年内レギュラー参戦するからまたどこかで当たると思う。勝ったから言わせてもらう。総選挙、俺に…」今林AP「すいません! リング上の選挙活動はダメですから!」葛西「じゃあ私に清き一票お願いしまーす!」
  • 第四試合 20分一本勝負

  • DAMNATIONvsALL OUT!

    VS

    VS

    2分26秒

    反則勝ち

    ※セコンドの介入&レフェリー暴行
  • 試合前に「俺がノブだ!」とマイクアピールする島谷を彰人が排除して試合スタート。飯野がロープに走るとリング下から島谷が足引き。遠藤が飛ぼうとするも、今度は彰人が足引きして場外戦へ。彰人が遠藤をリングに戻すと飯野とともに串刺し攻撃。飯野がスパインバスターを決めると、カウントを叩く松井レフェリーに島谷がエルボードロップ。DAMNATIONのプラカードで殴打。松井レフェリーが反則裁定を下した。

    島谷がマイクを取る。島谷「オマエら、コイツらの試合より見たいのは俺と静香ちゃんの絡みだろ! 俺は15歳の時からお世話になってんだよ!(花道まで出てきた竹下に)なんだよ。オメエはケガ人のクセに出しゃばってんじゃねえよ。オメエはいつかの番組の企画で一緒になったけど手すらつなげなかっただろ!」竹下「ノブ、俺の欠場中にだいぶ調子乗ってんな。俺が復帰したら痛い目見るから覚えておけよ」島谷「ケガ人のクセに下がってろよ。俺が今から見本見せてやる。指くわえて見とけよ」花道に出て行こうとする島谷を竹下がストップ。竹下「オマエ、復帰したら覚えておけよ。甲田さん、GMですよね。僕、今日復帰していいですか?」島谷「まだ早いだろ」竹下「復帰したら痛い目見るから覚えておけよ。今朝、病院いってゴーサイン出てるんで大丈夫です」甲田「大丈夫なんですか?」竹下「やれます。3対3でいいですか?」これに甲田臨時GMがゴーサインを出して、6人タッグで再試合となった。DAMNATIONが襲い掛かってゴング。
  • 再試合

  • VS

    VS

    11分1秒

    十字架固め

  • 竹下が島谷に襲い掛かるも鉄柱に激突。リングに戻された竹下は右肩を攻められDAMNATIONに捕まってしまう。竹下もDAMNATIONの攻撃をうまくかわして飯野とタッチ。飯野がポーリーとのショルダーアタックの打ち合いを制す。ポーリーも飯野をブレーンバスターで投げるも、彰人がコーナーに詰められた飯野にタッチ。飯野のショルダーアタックから彰人が低空ドロップキック。さらに俵返しで投げていく。ポーリーもテーズプレスでやり返して遠藤とタッチ。遠藤はエプロンから場外の飯野にトペ・コンヒーロ。リング内の彰人にスワンダイブエルボーを見舞う。彰人もバックドロップでやり返して竹下とタッチ。竹下がDDTを放つと、逆水平。遠藤もハンドスプリングエルボーで返して島谷とタッチ。島谷が腕固めから白目。これは彰人と飯野がカット。混戦から島谷がダイビング・ボディーアタック。このカバーを切り返した竹下。ALL OUTの総攻撃も飯野のスピアが誤爆。島谷がフィッシャーマンを決めたがカウント2。島谷の逆打ちを解除した竹下が十字架固めを決めて勝利した。

    試合後。竹下がマイク。「彰人さん、飯野、そしてDDTのお客さん。お待たせしました。大事なときにケガで休んで悔しい思いをしました。復帰のゴーサインも今日出て、僕はいけるならいく。甲田さん、今週の大阪と名古屋も入れてください。勝俣、オマエもや。俺たちでDDT、絶対に面白くするんで楽しみにしてください」

    【試合後のコメント】
    遠藤 あれ、なんでノブいねえんだ、しょっぱいな。あいつのせいで無駄に2試合もしちまったじゃねえか。2試合分の給料出るのかこれ。しかし竹下かっこ悪いな。どうせ中村静香にいいとこ見せたかっただけだろ。デートで手つなげなかったのは本当だからな。俺が一緒に出てた番組だ。マタロー、お前もいたよな。どうだったんだ番組の評判は。知らない? 聞いてないってことはそういうことだろうな。なんかあるか?
    ――仮マネージャーの働きぶりは?
    遠藤 クビだよあんなやつ。なんで2試合もしなきゃダメなんだよ。無駄に疲れただけじゃねえか。なあポーリー。
    ポーリー ノブ~。
    遠藤 最終決定はカリスマになるだろうから、十中八九クビだと思いますが。最後まで職務をまっとうしてもらいたいなと。まっとうで合ってる? まあそういうことだ。
    ――久々に闘ってみた竹下選手は?
    遠藤 いつ以来だろうな。このままの状態じゃそのうち歩けなくなるんじゃないか? ……ジョークだよ。笑えよ! カリスマがいねえからってナメてんな、以上だ。
    ****

    竹下 まあね、勢いで復帰してしまったわけですけど。
    彰人 でも無理してないでしょ、OK出てるんでしょ。
    竹下 バッチリですよ!
    飯野 おっ。
    竹下 確かに不安はありますけど逆にそれで後楽園で復帰だったら。(勝俣は)後楽園で復帰ですけど。葛西さんとサブゥー、これ恐ろしいですよ。大丈夫か?
    勝俣 大丈夫ですよ。
    竹下 9・23、頑張りましょう。飯野とは(ALL OUTとして)初めて組んで。この飯野雄貴をコントロールする難しさっていうのが分かりましたよ。猛牛のようです。ある程度、首輪をつけて。僕と彰人さんでなんとかコントロールしますんで。コントロールして、爆発してほしい時に爆発できたら、これ恐ろしい破壊力になりますよ。ALL OUTの力になる。
    彰人 竹下が本当にダメなら僕らが止めてるし。大丈夫なの分かってるから。次の大阪、名古屋も組んでも大丈夫だと思うし。6人タッグ(王座)、志半ばで返上したっていうのもあるからね。
    竹下 それはあります。
    彰人 もう一度ALL OUTで6人タッグ獲って、ユニットとして動き出せたら。
    竹下 まず今はタッグ、6人タッグ。もちろん無差別もね、総選挙の結果しだいで挑戦ありますけど。気持ちとしてはタッグ、6人タッグで。
    彰人 仙女と防衛戦していい手応えがあった中での返上だったから。続きをどんどんしていきたいと思います。
    竹下(飯野に)何を横でブツブツ言ってんねん!
    勝俣 さっきから全然拾われてないと思うよ。
    飯野 頑張らないと。ついていかないと、私は。キャリアが一番下なんで。
    竹下 じゃあ自分の一番の長所、アピールポイントはどこですか?
    飯野 瞬発力と……誰にも止められないタックルですよ。
    彰人 確かに。
    竹下 今日、止められなかったからな。
    勝俣 ブレーキがないんですよ、彼は。暴走したトラックですね。
    竹下 ……暴走したトラック?
    勝俣 列車じゃなくてトラックですね。
    彰人 ありがとうございました(笑)。
    ****
  • DDTドラマティック総選挙2018中間発表!

  • その後、DDTドラマティック総選挙2018の中間発表がおこなわれた。

    ◆ユニット部門
    1位 DAMNATION 261票
    2位 酒呑童子 185票
    3位 ジ・コンプライアンス 138票

    ◆個人部門
    1位 伊藤麻希 244票
    2位 高梨将弘 68票
    3位 HARASHIMA 64票
    4位 遠藤哲哉 59票
    5位 佐々木大輔 57票
    6位 男色ディーノ 40票
    7位 MAO 33票
    8位 アントーニオ本多 31票
    8位 赤井沙希 31票
    10位 彰人 30票
    11位 今成夢人 29票
    12位 渡瀬瑞基 27票
    13位 石井慧介 26票
    13位 高尾蒼馬 26票
    15位 KUDO 22票
    15位 竹下幸之介 22票
    17位 葛西純 20票
    18位 平田一喜 17票
    18位 樋口和貞 17票
    20位 大鷲透 14票
    20位 梅田公太 14票
  • セミファイナル 20分一本勝負

  • 梅田公太“狂犬”七番勝負第5戦

    • LOSE

      梅田公太

    VS

    VS

    6分42秒

    フットチョーク

  • 青木の握手を梅田はキック、さらに手を叩いて拒否。梅田のローキックを太ももで受け止めた青木。腕を取っていくと、さらに顔面踏み付け。変幻自在に関節を取りにいくと、梅田も思わず悲鳴。バックを取った梅田だが、簡単にサイドポジションを取り返す。2人はミドルキックを打ち合う我慢比べ。優勢の梅田が挑発するとその手を取って腕十字。これを梅田は潰していく。投げ捨てドラゴンからPKはカウント2。ブレーンバスターもカウント2で決まらない。梅田が青木を持ち上げようとすると青木は腕十字。そこからフットチョークに移行してギブアップ勝ち。
  • 10・28後楽園で青木がHARASHIMAのEXTREME級王座に挑戦!

  • 試合後、青木は「狂犬、強かった。ありがとう。狂犬でよかった。安心した。ありがとう」と感謝の言葉を述べると「僕がこのリングに立つ理由が一つあります。EXTREMEチャンピオン、HARASHIMA選手。僕の挑戦を受けてください」と呼びかける。HARASHIMAが登場。HARASHIMA「青木さん、ベルトに挑戦したい? 僕はいつでも受けますよ。ただこのベルトがどんなベルトかわかって言っているんでしょうか」青木「もちろん。このベルトはチャンピオンであるHARASHIMA選手がルールを決めることができるという認識でよろしいでしょうか」HARASHIMA「その通り」青木「ルールはどうされますでしょうか。プロレスの曖昧な文化がひじょうに苦手なものでして、1週間以内に文書での返答をお願いできますでしょうか」HARASHIMA「文書?」青木「手書きでもワードでもOKです。全て受け付けます。なんならPDFでもいいです」HARASHIMA「面倒くさいなあ」今林「すいません。あの、ルールに関してはとりあえず置いといていただいて、お二人ともタイトルマッチをやることに異存はないですか? 臨時GM、ちょっと。臨時、早く来て!」甲田「まず、臨時、臨時言うのは…。え~、青木さんがHARASHIMAさんとシングルやるってメチャクチャ見たくないですか? 決定です」今林「日程なんですが、10月21日両国大会でやるってことでいいですか?」甲田臨時GMは今林APに張り手。甲田「なんでもかんでも両国でやればいいってものじゃないんですよ。HARASHIMAvs青木、後楽園ホールでやると面白いと思いまして。10月28日、マジ卍スペシャルでやるというのはどうでしょう」今林「スケジュール、空いてますか」青木「もちろん!」こうして10・28後楽園大会でのタイトル戦が決定。HARASHIMA「青木さん、過酷なEXTREMEの世界へようこそ!」青木「その挑戦受けて立ちます!」

    【試合後のコメント】
    ――まずは梅田選手の印象を。
    青木 痛い! 痛いよ、以上。
    ――かなり手応えがあった?
    青木 よかったんじゃない、一応なんか、会話ができて。全然噛み合わないかなと思ったけど、会話ができました、おかげさまで。
    ――HARASHIMA選手との対戦を希望したのは?
    青木 出るからには頂点に上っていかないと話にならないですから。一つ一つ上っていこうかなと。
    ――闘いたいルールは?
    青木 こっから揉めるでしょ。グレイシーですよ、どっちがグレイシーか分かんないけど。試合時間、ルール、場所、すべてで揉めると思います。
    ――提示されたルールを簡単には受けない?
    青木 はい、すべては書面で。
    ――EXTREME王座の印象は?
    青木 なんだかんだベルトだからさ。一番大切なものじゃないですか。そこを軸に物語が回るんで。そこに絡ませてもらえることがありがたいっす。
    ****

    HARASHIMA まさかのリクエストで。青木選手がやりたいっていうんならやるし、誰の挑戦でも受けるし。ただ、僕はこのベルトに自信持ってるし、過去いろんなルールでやってきたから。ルール云々じゃなく、文書を書けとか、めんどくさくてイライラしてますね。めんどくさいです、はい(笑)。
    ――ルールとしては格闘技に寄せるか、EXTREMEならではか、何かイメージはありますか?
    HARASHIMA 僕は相手が望むルールでやりたいと思ってるんで、どちらでも、なんでもですね。ただね、それを文書にしなきゃいけないんで、それで頭がいっぱいですけど。このベルトでいっぱい闘ってきた自信はあるので、どんなルールでも。
    ****

    梅田 狂犬七番勝負、五戦目やって、今までとは違うタイプの相手で刺激的なのは刺激的でした。今の自分の立ち位置があらためて分かったかなって感じです。でもあんなの上げて大丈夫かよDDT。むやみやたらに格闘家上げて、タイトル挑戦させて。今のDDTが何をしたいか全然分からない。もっとプロレスの練習して試合しないと。練習生の意味がない。いろいろぶっ壊してく。
    ****
  • メインイベント 20分一本勝負

    • WIN

      入江茂弘

    • 渡瀬瑞基

    VS

    VS

    14分15秒

    片エビ固め

    ※ビーストボンバー
  • 佐々木の「先行け!」で里村が先発。渡瀬にヘッドロックを決めて自コーナーに連れていくと、佐々木とタッチ。渡瀬もアームホイップから低空ドロップキック。一転劣勢の佐々木は「メイコ!」と呼び捨てで助けを求める。佐々木は渡瀬にサミング。交替した里村に「オマエもやれ!」と促すも、里村は当然応じない。里村のレッグロックは渡瀬がエスケープ。渡瀬もなんとかランニングエルボーを決めるが、タッチは佐々木がカット。「メイコ!」と連係を呼びかけるが分断されてしまう。入江が出てきて里村にブルドッキングヘッドロック。カットに入った佐々木のエルボードロップはかわされて里村に誤爆。入江はブレーンバスター・ホイップ。これはカウント2。入江のセントーンは里村がかわしきれず腰にヒット。それでもニールキックを命中させて佐々木にタッチを求める。佐々木が無視しようとするが、里村は佐々木の背中に強引にタッチ。その間に入江は渡瀬と交替。渡瀬が佐々木にカーフブランディングから顔面ウォッシュ。渡瀬のバックドロップを着地した佐々木がクロスフェース。これをカットに入った入江を里村が蹴飛ばす。佐々木が渡瀬に羽交い絞め。里村のエルボーはかわされて誤爆。渡瀬は佐々木にコジコジカッターを決めると、入江が出てきてブラックホールスラム。佐々木がかわしてドロップキックを決めるとぺディグリー。ダイビング・エルボードロップはカウント2。ミスティカ式クロスフェースは渡瀬がカットして入江とともに連係攻撃。このカバーは里村がカット。佐々木はロープに振られるも、里村とタッチ。エルボーで襲い掛かる里村に入江はエルボー一発でダウンさせる。里村もデスバレーを狙うも入江が頭突き。里村もハイキックからデスバレーを決めたが渡瀬がカット。佐々木が渡瀬を排除。里村が入江を羽交い絞め。入江がかわすも佐々木は迷いなく里村にトラースキックをぶち込んで帰ってしまう。入江が里村にビーストボンバー。渡瀬のミサイルキック+入江のパイルドライバーはカウント2で返した里村だったが、ビーストボンバーで万事休す。
  • 欠場中のディーノが入江を牛乳ミストで襲撃!

  • 試合後、入江が「里村、男と女、力の差はこんなにあるんだよ。ナメてんじゃねえぞ。後楽園で立てなくなるぐらいぶっ潰れるぞ。今から辞退してもいいぞ」とマイク。里村は地声で「辞退するわけないだろ!」と叫んで退場。入江は「アイツは9月23日後楽園でも同じ目に遭うだけだよ。あと男色ディーノ、オマエはもう終わりだ」とサムズダウン。するとスクリーンからディーノが「はい、ストップ! 茂ちゃん、この前は試合に関係ない私を攻撃してくださってありがとうございます。私は今からアンタのところにリベンジしにいきます。ただし私はアンタのように不意打ちなんて卑怯なマネはしません。正々堂々とアンタのところに正面からいきます。カリ首洗って待ってなさい!」と呼びかける。『スリル』が流れて入江は花道を見るが、ディーノはリング下から現れ牛乳ミスト!。さらに男色ドライバーで突き刺してみせた。ディーノは「言ったじゃない、茂ちゃん。正面からいくって。さあ9月23日後楽園ホールの3WAYまで待ったなしよ。このまま王者・里村明衣子がいくのか、入江茂弘が2人をぶっ潰すのか。それでも私は掴んでみせる。AbemaTVで中継があるけど正直知ったこっちゃない。この試合だけは会場で見に来なさい。なぜならそこに夢があるから」と呼びかけた。

    【試合後のコメント】
    ――予想外の展開になりました。
    里村 あの佐々木の野郎は私の横に立つべきじゃないですよ。何で今日アイツと組んだのか、意味が分からない。
    ――今日の試合を受けて、後楽園や両国への気持ちは?
    里村 入江、ディーノはもちろん、その先には佐々木も視界に入ってます。もう佐々木とは絶対に組まないし、今日で分かった。9.23、綿者絶対にディーノ、入江を倒して佐々木にたどり着く。今日決めました。それしか(頭に)入ってません。
    ――入江選手は前回以上に攻めてきましたが。
    里村 どんどん本気を出してくれば。こっちも分かりますから。今日ば私はデスバレーを出した。次は3発でも4発でも出して。勝ち目は見えてます。絶対負けない。
    ****

    ――正面からの奇襲でした。
    ディーノ やられっぱなしじゃよくないよねぇ。だから私のできるやり方で、やり返させていただきました、男色ディーノです、こんばんは!
    ――このことで入江選手はまた怒りが増していると思いますが。
    ディーノ もういいのよ、こうなったら多少は。普通にやったら入江茂弘が強いことは分かってるから。3WAYというのをポジティブに考えて、私がいかに勝負するか。それが作戦なのか、キャリアなのか。ダテにやってきてるわけじゃないよというところを見せつけようかなと、うん、思ってますね。いや~、しかしリングの外はこんなに明るいんですね。まるで視界が開けたようだ。まるで私の未来を象徴するかのようだ。頑張ってまいります。もう一回言いましょうかね。会場に見に来てください。私が見せられるものはすべて見せようと思っておりますので。
    ――会場じゃないと分からない、伝わらないこともあると。
    ディーノ まあそうね、会場ではプラスアルファで得るものがあると思うわよ。3WAYだから、当たりくじを引ける確率は3分の1。シンプルに考えればね。どんな結果になっても受け入れる覚悟はできてるから。その上で3枚のうち1枚を引くのはこの私。私はもうないと思ってる人に、その1枚を取って心から言いたい、ざまあみさらせと。その瞬間のために私、あと2週間全力で休みます!
    ****

    佐々木 おいなんだ今日の試合は、メイコ! あれでチャンピオンか。アイツが両国のメインでこの俺と闘うのか? メチャクチャ弱いじゃねえか。どうなってんだ。
    ――最後の蹴りは怒りをぶつけた?
    佐々木 アイツが俺にエルボーするからだろ。やられたらやり返すんだよ。
    ――今日は両国で闘うかもしれない相手が敵にも味方にもいるという難しい状況でした。
    佐々木 もう誰でもいいよ、俺に挑戦してくるのは。俺は待つだけだから。次の後楽園で誰が勝って、誰が俺に挑戦するのか。とっとと決めろって話だよ。
    ――むしろ挑戦を受ける気持ち?
    佐々木 そうだろ、俺のほうが先に決まってんだから。
    ――ディーノ選手と闘う可能性もあります。
    佐々木 ミルク野郎か? あのミルク野郎は勘弁だな。まあ誰と闘いたいかと言われたらメイコだな。メイコとBIG LOVEだな。おい何を思い出させるんだよ! テンション下がった。帰るぞ。
    ****

    竹下 はい、本日は中村静香さんをお招きしたわけですが、どうですか。あの距離で見るのはさすがに。
    中村 さすがにないですし、みなさんの汗まで見えて。
    竹下 特に印象に残った試合はどうですか。里村選手、女性が男性に立ち向かってましたけども。
    中村 確かに印象に残ってますし、他の選手にはない負けん気が顔から前面に出てるので。里村さん凄かったなって。
    竹下 いま里村さんがDDTのチャンピオン、一番強い人なので。僕も闘っていきたいと思います。
    中村 憧れの方やったんですよね?
    竹下 そうです、里村選手は憧れで、この「マジ卍」でも試合してるんですけど。9月23日、後楽園ホールも期待したいと思います。
    中村 肩の調子はどうですか?
    竹下 おかげさまでバッチリです。9・23もそうですけど10月21日の両国国技館も迫ってますんで。ガンガン仕上げていきたいと思います!
    中村 応援してます!
    竹下 頑張っちゃう!
    ――隣で解説していた竹下選手が急に試合を始めた時はどんな気持ちでしたか?
    中村 ビックリしましたし、肩は回復に向かてるって言ってたんですけど集中的に狙われてたので。竹下くんは頑張り屋さんなんで「いきます!」って言うけど、心配ですね。弟のような存在なので。
    竹下 弟のような存在!(苦笑)。まああの、弟として強くありたいと思います、守れるように。今日はノブから守りましたから。
    中村 よくやった(笑)。
    ****

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