前説
樋口戦を“ノックオン”七番勝負第3戦としてやりたいと直訴した飯野がオープニングコール
今林久弥APと井上マイクリングアナがリングに上がり、総選挙の投票方法を説明。各カードの見どころを解説したあと、飯野を呼び込む。飯野はDNA時代にやっていた“ノックオン”七番勝負はどこにいったんだと抗議。せっかく樋口のシングルマッチなので、“ノックオン”七番勝負でやりたいと直訴した結果、甲田哲也臨時GMも許可したため飯野雄貴“ノックオン”七番勝負の第3戦としておこなわれることに。飯野が「小田原の皆さん、はじめまして」と挨拶してからオープニングコール。
オープニングマッチ 30分一本勝負
DISASTER BOXvsDAMNATION!
※フロッグスプラッシュ
島谷が必要以上に大鷲を挑発。「オオワシ」コールが起こる中、「俺がノブだー!」とアピールして観客をドン引きさせる島谷。大鷲の突進をかわした島谷はポーリーにタッチ。腕を取った上野をマットに叩き付けてエルボーを落としたポーリー。場外に出た上野を島谷が追撃。リングに戻った島谷はサミング。ポーリーはハンマーからブレーンバスター。ポーリーの串刺し攻撃をかわした上野は飛び付きDDT。大鷲はビッグブーツからショルダータックルでなぎ倒すと、ポーリーのエルボーに逆水平チョップで応戦。ポーリーも体当たりからラリアット。大鷲もビッグブーツを返して両者ダウン。島谷が上野にドロップキックからポーリーとトレイン攻撃。さらにポーリーが島谷をオンブしてのボディプレス。だが、上野が島谷の串刺し攻撃をかわすと、大鷲が飛び込んできて串刺しラリアット。そこから大鷲&上野の連係攻撃。上野がダメ押しのフロッグスプラッシュを投下して島谷から3カウント。
第二試合 30分一本勝負
リングインしてダンスをGOする平田に近づいていった渡瀬は無言で平田GOサングラスを奪い取る。戸惑う平田は「じゃあ襲えや!」。斬新なダンスの止め方をする渡瀬に調子を狂わされる平田だが、スピーディーなロープワークからドロップキック。すると渡瀬は平田GOサングラスを平田に渡して踊ってくれとアピール。平田がGOしようとすると、またもサングラスだけ取り上げて投げ捨てる。「なら襲えや!」と抗議する平田のヒザに低空ドロップキックをブチ込んだ渡瀬は、カウンターエルボーからのスリーパー。コーナー下に平田を座らせ、顔面ウォッシュを見舞った渡瀬だが、平田もコルバタを返すとミサイルキック。渡瀬が場外にエスケープすると、平田はサングラスを装着してダンスをGO。しかし渡瀬が背後からミサイルキック。すかさず腕決め式DDTで叩き付けた渡瀬。平田も強引に丸め込むが、キックアウトした渡瀬は延髄斬りからロープに飛ぶ。だが、平田は奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで3カウント。
第三試合 10分一本勝負
サドンデスフリースロー
高木&松永<先攻>:高木×、松永○
彰人&伊橋<後攻>:彰人×、伊橋×
試合前、この試合は両陣営の強い要望によりテニスマッチ・バトル・オブ・ウインブルドンルールでおこなわれる予定だったが、テニスボールとラケットが手に入らなかったため、1カウント取ったチームがバスケットのフリースローの権利を獲得。フリースローが入れば勝利となる“小田原トルネードマッチ”でおこなわれることがアナウンスされた。バスケットボールを手に入場した高木は試しにシュートするが、まったく入らない。入念にルールを確認してからまず伊橋がショルダータックルで高木をなぎ倒して1カウント取って、BAADの『君が好きだと叫びたい』が流れる中、シュートするが入らず。高木がスタナーで1カウント取ってシュートするが入らず。その後松永もシュートするが入らず。彰人も逆さ押さえ込みで1カウント取ってシュートするが入らず。元バスケ部だという高木がカウンターエルボーからシュートするが、惜しくも入らず。松永が伊橋に逆水平チョップ。高木と松永は太鼓の乱れ打ち。さらに高木がリキラリアットで1カウント取ってシュートするも、これも入らない。松永が彰人をブレーンバスターで投げて1カウント取ると、観客の中からバスケ経験者を募る。名乗り出た男性客もシュートを外してしまう。松永に指名された石井もシュートするが、こちらも入らず。その後も両チームなかなかシュートが入らない。伊橋は長州殺法で攻撃してくる松永をラリアットで吹っ飛ばすとムーンサルトプレス。しかし松永がかわして自爆。それでも高木にカウンターのドロップキックを叩き込み、1カウント取ってシュート。これも入らず10分時間切れに。
ここからサドンデスのフリースロー対決に。ジャンケンの結果、豚ingが先行で彰人&伊橋が後攻に。1本目は先行の高木、後攻の彰人が共に外す。続いて2本目で先行の松永がシュートを入れると、後攻の伊橋が外したため高木&松永の勝利となった。
第四試合 30分一本勝負
急遽、飯野雄貴“ノックオン”七番勝負第3戦としておこなわれることになったこの試合。樋口がボディスラムから逆水平チョップで先手を取る。スリーパーから逆水平チョップを叩き込んだ樋口が「来いよオラ」と挑発すると、飯野も逆水平チョップで応戦。しかし樋口はチョップの連打。飯野も逆水平チョップを連打するが、樋口はより強烈なチョップを叩き込んでいく。ブレーンバスターを狙った樋口だが、これは飯野が逆に投げる。飯野はスロイダーから樋口を抱え上げようとするが、踏ん張った樋口は逆水平チョップ。しかし飯野は何とかバックフリップで叩き付けることに成功。そこから両者、渾身の力で逆水平チョップを打ち合うと、樋口がヘッドバット。飯野もスパインバスターを返すとスピアー。だが、樋口も飯野のラリアットを相打ちに持ち込むと、逆にラリアットでなぎ倒す。そして豪快なのど輪落としで叩き付けた樋口は、立ち合いからのぶちかましで飯野を後方のコーナーまで吹っ飛ばして3カウント。これで飯野は“ノックオン”七番勝負3戦0勝3敗となったが、樋口は飯野の健闘を称えた。
第五試合 30分一本勝負
アントン曰くヨガ的にはすごくリラックスしているらしいヨシヒコ。まずは大石が石井をヘッドシザースに捉えるが、首を抜いた石井はヘッドロック。大石もショルダータックルから唾を吐くが、これは石井がかわしてヨシヒコにタッチ。慎重に近づいていったアントンは猫掴みから「ただの人形かもしれない」と張り手。やられたい放題のヨシヒコだったが、パンチで反撃。アントンもヘッドロックに捕らえるとストンピング。だが、蹴り脚をキャッチしたヨシヒコはアキレス腱固め。大石がカットすると、アントンとダブルのブレーンバスター。さらにヨシヒコがいくら柔軟だからって酷い体勢でロープに縛り付けたあと、大石が足横須賀からのアキレス腱固め。これをヨシヒコが逆片エビ固めで切り返すと、石井もカットに入ろうとしたアントンを逆片エビ固めに捉える。ロープに逃れた大石だが、石井がヨシヒコを投げつけると、ヨシヒコは投げ捨てジャーマン。続けて石井もジャーマンで投げ捨てると、場外に出たアントン&大石にヨシヒコが超高角度サスケスペシャル。さらにスワンダイブ式の輪廻転生を狙ったヨシヒコだが、大石はラストライドで切り返す。さらにアントンが手と足を曲げてはいけない方向に折り曲げてからパイルドライバー。ダメ押しとしてヨシヒコの頭を掴んでマットに突き刺していったが、二人がかりのフォールを自力でキックアウトしたヨシヒコ。そこからアントンがコーナーに登ったが、石井が入ってきてヨシヒコごと大石にバックドロップ。だが、アントンが両腕でのバイオニックエルボーで石井とヨシヒコを吹っ飛ばすと、アントン&大石は同じコーナーに登ってダイビング・フィストドロップを同時投下。これを足あげて迎撃したヨシヒコと石井。ヨシヒコはそこからアントンに輪廻転生を決めて3カウント。
試合後、マイクを持った石井が「ボクもヨシヒコ選手もユニットに所属していないし、昔組んでいたこともあるので、もう1回組んでみようかなと思っているのですが、ヨシヒコ選手どうでしょう?」とマイクを向けるが、ヨシヒコは無言のまま。「このあと休憩なので、今日勝ったヨシヒコ選手に締めてもらいたいと思います!」と言ってマイクを向けても、やっぱりヨシヒコは無言のままだった。
セミファイナル 30分一本勝負
MAOが遠藤をアームドラッグで投げてから、腕を取り、ロープの反動を使用してから投げていく。遠藤もMAOの攻撃をかわしてドロップキック。これを相打ちに持ち込んだMAO。KUDOは高尾とエルボー合戦から蹴り。そこに佐々木が入ってくるが、カニ挟みで倒したKUDOは高尾を佐々木の激突させてスリングショット式エルボー。さらにセコンドの島谷が高梨の足をすくって倒すと、そのまま場外に引きずり出して大乱闘に。リングに戻った佐々木は高梨にパンチ攻撃。高梨もパンチを返していくが、遠藤がタッチを阻止。高尾が踏みつけてから連続ボディスラム。高梨もサミングからブレーンバスターを返すとMAOにタッチ。ロープに飛び乗ってのクロスボディーから遠藤と高尾を場外に追いやったMAOは、ノータッチトペコンを発射。リングに戻ったMAOは高尾にハリウッドスタープレス。高尾もマンハッタンドロップからフェースクラッシャーを返す。佐々木がダイビング・クローズラインで飛び込んでくるが、MAOも正面飛びドロップキック。高梨とKUDOがトレイン攻撃から高梨がスクールボーイ → KUDOがダイビング・ダブルニーアタック。さらに高梨が佐々木と遠藤をまとめてSTFに捉えると、そこにMAOがダイビング・ニードロップ。遠藤がフライング・フォアアームで飛び込んできて、MAOとKUDOにハンドスプリングエルボー。高梨もどうにか反撃しようとするが、佐々木がコードブレイカーを決めると、そこに高尾がダイビング・フットスタンプ。さらに遠藤がその場跳び630°セントーン。続くシューティングスタープレスをかわした高梨。そこにMAOが高角度レッグドロップで飛び込むと、KUDOがフリーキック。だが、遠藤は高梨を丸め込むとゆりかもめ。さらにフロントネックロックに捉える変形ゆりかもめにスイッチしてギブアップを奪った。
メインイベント 30分一本勝負
小田原名物!練りに練られたかまぼこ的スペシャルタッグマッチ
※蒼魔刀
入江vs葛西で試合開始。ロックアップからロープに押し込んだ入江はクリーンブレイク。続いて葛西もロープに押し込むと、こちらもクリーンブレイク。入江はライアンにタッチするとダブルタックルで葛西を吹っ飛ばす。葛西は「来い!」と挑発しておいてサミングを見舞うと、HARASHIMAとダブルタックル。しかしライアンは倒れない。ダブルのチョップでも倒れないので、葛西がコーナーに登っていくが、ライアンはHARASHIMAを叩き付けて葛西を落下させる。HARASHIMAはエルボーで入江に向かっていくが、入江はエルボー一発でダウンさせる。ライアンのエルボースマッシュ連打から、入江とダブルブレーンバスター。グッタリするHARASHIMAを見て葛西が「ハラシマ」コールを煽る。だが、入江は串刺しラリアットからセントーン。これをかわしたHARASHIMAはジョン・ウー。タッチを受けた葛西はラリアット。しかし入江は倒れない。ロープに飛んで何とか入江をラリアットでなぎ倒した葛西だが、ライアンがエプロンから羽交い締め。そこに入江がラリアット。これをかわしてライアンに誤爆させた葛西は入江に延髄斬りからリバース・タイガードライバーの体勢。しかし入江はノータッチヘッドバットからブラックホールスラム。ライアンの串刺し攻撃から、入江とマジックキラー。ライアンはマンハッタンドロップからブレーンバスターで投げるとコーナーへ。しかしHARASHIMAが入ってきて下から蹴り上げると、雪崩式ブレーンバスターの体勢に。葛西が起き上がってライアンごとHARASHIMAをパワーボムで投げると、HARASHIMAがスワンダイブ式ボディプレスからミドルキック。ライアンも強引にファルコンアローで投げ捨てると、コーナー最上段からトルニージョ。これをかわしたHARASHIMAはバズソーキックから蒼魔刀を狙ったが、入江が飛び込んできて工事事故タックルで阻止。だが、葛西が入江をブレーンバスターで投げると、HARASHIMAはライアンにバッククラッカー。そこに葛西がパールハーバー・スプラッシュを投下すると、HARASHIMAがダメ押しの蒼魔刀で3カウント。
エンディング
「今日が何の日か知ってるか? 俺っちの44歳の誕生日なんだよ!」(葛西)
マイクを持ったHARASHIMAが「葛西さん、ありがとうございます! ボクと葛西さんは10年くらい前はすごい血で血を洗う抗争をしていて、結構バチバチやり合っていたんだけど、今回初めてこのDDTで組んでみて、やっぱり最高に心強かったです。ありがとうございます」と言うが、葛西は「俺っちがオマエの口から聞きたいのはそういう言葉じゃねぇんだよ! オイ! 今日が何の日か知ってるか? 9月9日、俺っち葛西純の44歳の誕生日なんだよ!」と告げる。自分の母親も今日が誕生日だというHARASHIMAだが、葛西は「そんなの知らねぇよ! オマエの口からお誕生日おめでとうって言ってほしかったの!」。するとHARASHIMAはやや戸惑いながらも「こ、この状況……もっとさ、もっとさ、うまく言えたらよかったかな。葛西さーん、お誕生日おめでとうございまーす! 気付かなくてごめんなさい」と、改めて葛西を祝福。葛西は「今日観に来ている女子は今の光景を見て、キュンキュン来ているはずだ。水に流すよ」と機嫌を直した。最後はHARASHIMAが「どんな場所でも、どんな状況でもいつものやつ、やってやるさー!(観客「なんでー」)また小田原で試合してやるさー!(観客「なんでー」)その時はバスケットとかもやっちゃうさー!(観客「なんでー」)なんでかって? それは鍛えているからだー!」で締めくくると、葛西に向かってロープを開けるが、葛西は別のところから引き上げていった。
【試合後のコメント】
HARASHIMA 葛西さん、何よりもお誕生日おめでとうございます!
葛西 今さら襲いよ。俺っちが言ってからそんなこと言われたってよ。まぁいいよ。古のころはいろいろあったけど、今日組んでみてすげー頼もしいタッグパートナーだったよ。まあ楽しかったよ、ありがとう。
HARASHIMA ボクも楽しかったです。
葛西 これからね、俺っち年内DDTマット、レギュラー参戦決まっているんで、これからの流れどうなるか分かんねぇけど、オメーがこのベルト(EXTREME級)持っている限り、味方になることはないかもしれないし、あるかもしれねぇし。まあよく分からないけど、とりあえず俺っちはDDTマットではTwitterでフォローしてくれている人間は味方だと思って、フォローしていない奴は敵だと思っているから。イコール、今、オマエは敵だよ! コノヤロー!
HARASHIMA なるほど。ボク、あんまりTwitterは一生懸命やっていないんで。
葛西 いいのかよ、そんなこと言って(苦笑)。
HARASHIMA が、頑張ります。じゃあボク、Twitterで葛西さんをフォローします。
葛西 本当かよ? ま、この流れ次第では佐々木大輔と俺っちの関係みたくなるかもしれないし。まあとにかく年内レギュラーで上がるんで、敵になろうが味方になろうが、よろしく頼むよ。
HARASHIMA よろしくお願いします(葛西と握手)。組んでも闘っても面白いと思うので、葛西さんがDDTに来て新しい風を吹かせてくれていると思います!