引退試合直前の坂口が、アントンとのお揃いコスチュームで登場! 坂口とダンスの共演が実現した平田は感無量!
2月4日、長野・長野アークスホールで「Into The Fight 2024 TOUR in NAGANO」が開催。2・7新宿大会でHARASHIMAと引退試合を行う坂口征夫にとって、何度も笑いのツボを刺激されたアントーニオ本多とタッグを組み、何かと長い付き合いとなった平田一喜&樋口和貞と対戦した。
引退まで“ラスト2”という大事な試合にもかかわらず、坂口はアントンとお揃いのイチゴ柄のワンショルダータイツ姿で登場。長野のファンはもちろん、対戦相手の平田と樋口の度肝も抜いた坂口だったが、坂口が「プロレス界イチごんぎつねが好き」だと確信した平田は、絶好の場面でアントンのごんぎつねを阻止。
怒った坂口がアントンと共に腰をグラインドさせてからバイオニックエルボーを叩き込むと、平田と樋口を座らせて同時にPKを狙う。しかし二人同時に転倒してしまう。坂口と同時引退も考えたというアントンが、その前に徹夜で考えてきたごんぎつねを披露。すると坂口は平田に平田サングラスを手渡し、何と一緒にサングラスをかけるというビッグサプライズ。仁王立ちの坂口の前で平田がダンスすると、ついに坂口も一緒にダンス。平田とダンスの共演を終えた坂口は、渾身の神の右膝を叩き込んで勝利。
引退試合前に衝撃の試合を終えた坂口が、大の字に倒れた平田に向かって「オマエ、何か俺に言うことがあるんじゃないか?」と尋ねると、平田は「散々いじめられて恐かったですけど……寂しいっすね! まあ…何なんですか、そのコスチューム! そのコスチュームと最後一緒に踊ってくれたダンス、一生忘れませんよ。あなたのDDTとしての男気、しかと受け取りました。まだ1試合あるますね。バラエティ班はこれ以上ないでしょ? 出し尽くしましたよね。最後はHARASHIMAさんとのシングルで完全燃焼して、お酒の場では優しいんでまた引退後、リング外で優しくよろしくお願いします。今日はありがとうございました」と言うと、坂口は「長野のお客さんがリングに登っている姿を見るのは今日で最後です。まあ死ぬわけじゃないんで。これからもDDTをお願いします。樋口、相変わらずチョップ痛いな。ビックリして辞めたくなっちゃった。(アントン)先生、いつもいい話をありがとうございます。平田とはいろいろあったけど、楽しかったよ。MVPの賞金でご馳走してくれるんじゃなかっったっけ? (平田「賞金ないから!」)じゃあ頑張って今年もMVP獲るようにしろ!」と言うと、最後は4人とも笑顔でお客さんの歓声に応えた。
ディーノとのKO-D無差別級戦の前にHARASHIMAと対戦した上野は、歴代王者の凄さを感じつつもメインを勝利で飾る!
セミに登場した“長野の英雄”大鷲透には大歓声が飛び、大鷲とタッグを組んだ秋山準、そしてヨシヒコの代わりに約4年ぶりの参戦となったアキヒロも大ハッスル! この盛り上がった空気のまま突入したメインではKO-D無差別級王者の上野勇希と、KO-D EXTREME王者の勝俣瞬馬がHARASHIMA&高尾蒼馬と対戦。場外乱闘の際には勝俣が入場ゲートに登って、一番上からプランチャを投下。さらに最後は勝俣がトペ・コンヒーロでHARASHIMAを場外でダウンさせている間に、上野がBMEで高尾から勝利。
試合後、上野は「僕は男色ディーノにもなれない、HARASHIMAさんにもなれない、TAKESHITAにももちろんなれない。でも上野勇希として、凄いチャンピオンとして男色ディーノの前に立って、男色さんには一生このベルトを獲りたくなっちゃうような悔しい思いをさせたいと思います」とコメントした。
☆** **全試合の詳細は** **WRESTLE UNIVERSE** **をご覧ください!
https://www.wrestle-universe.com/ja/videos/9K7TkussXUbtiN92zHXKgw