オープニング
上野が吉村のDISASTER BOX入りに関して、メンバーたちに向かって「ボクに任せてほしい」
今林久弥APと井上マイクリングアナが登場し、大阪大会の会場が変更になったことをお詫び。両国大会まであと2週間ということで、バックステージツアーを告知。続いてDISASTER BOXのHARASHIMA、大鷲、平田、上野を呼び込む。珍しくお揃いのTシャツで登場したのに、試合は全員バラバラだというこの日のDISASTER BOXだが、上野が「吉村にDISASTER BOXに加入してもらいたいなぁ」と言うと、平田が「下っ端が何を勝手に言ってんだよ! 和を乱すんじゃないよ!」と一喝。しかし、そんな平田に張り手を見舞った大鷲が「オマエの気持ちは分かったけど、アイツは本当に入りたいのかよ?」と聞くと、上野は「絶対みんなに迷惑はかけないので、この件に関してはボクがちゃんとしますので、見守ってもらえたらと思います」。それを聞いたHARASHIMAは「ボクは上野の意見を尊重するさー! 初めての自己主張だから頑張ってね」と上野の一任してオープニングコール。
オープニングマッチ 30分一本勝負
大鷲は渡瀬に「長野は教育県だからな」と声をかけてから先発を買って出る。すると熱狂的な大鷲ファン(1名)が「オオワシ」コール。すぐさま松永が駆け寄っていくと、あっさりコールを止めてしまう。それでも大鷲が「自信を持って!」と言うと再び「オオワシ」コール。だが、松永も「マツナガ」コールを煽る。渡瀬のショルダータックルを受け止めた樋口だが、渡瀬はヒザへの低空ドロップキックから後頭部にフットスタンプ。「長野は教育県なんだよ!」と叫びながらボディスラムを狙った渡瀬だが、逆にボディスラムで叩き付けた樋口は松永とダブルのドロップキック。樋口はジャンピング・ボディプレス。松永はショルダースルーからコンバイン。ロープに逃れた渡瀬は延髄斬り。松永も延髄を返すが、渡瀬ももう一発。大鷲と樋口はラリアットの相打ちから逆水平チョップの打ち合いに。そこから樋口はドロップキック。大鷲もビッグブーツを返すが、樋口は四股を踏むと突進。大根斬りチョップで切り返した大鷲は渡瀬と連係攻撃。渡瀬はまだ四つん這いの樋口の側頭部にミサイルキック。樋口もカウンターのラリアットで渡瀬を吹っ飛ばすと逆水平チョップ。渡瀬もエルボーで応戦すると、ドロップキックからバックドロップの体勢に。アイアンクローで防御した樋口はオクラホマスタンピート。松永が入ってきてバックブリーカーとのど輪落としの合体攻撃。そして樋口がコーナーに登ってのファンタスティックフリップを決めると、樋口がダメ押しの変形カナディアン・バックブリーカーにスイッチしてギブアップを奪った。
第二試合 30分一本勝負
大石が高尾に握手を求めるが、高尾は応じない。高尾vs大石、高梨vs朱崇花でそれぞれレスリングを展開。すると高尾が自ら場外に出て、リングサイドの客席に着席。仕方なく大石と高梨は二人がかりで朱崇花を攻撃。だが、アームドラッグで二人まとめて投げていった朱崇花はロープへ。ここで高尾が足をすくって倒すと、「ブサイクが!」とストンピング。さらにドロップキックからロープに飛ぶが、今度は高梨が足をすくって倒す。再び大石と高梨が二人がかりで朱崇花を踏み付ける。高梨がロメロスペシャルで吊り上げようとするが、持ち上がらない。大石がアシストしてどうにか吊り上げたが、すかさず高梨をカバー。カウント2で高梨がかわして文句を言っていると、朱崇花がドロップキック。さらにロープに飛び乗って大石にクロスボディー。そこに高尾が戻ってくるが、大石はコンプリート・ショット。さらに高梨にはマンハッタンドロップ。高尾にリバースのインディアンデスロックを決めた状態で高梨も捕まえた大石だが、そこに朱崇花がビッグブーツ。さらに高尾にトラースキックからミサイルキックを発射。高尾の串刺し攻撃を蹴りで止めた朱崇花はコーナーからダイブして飛び付くが、高梨が二人まとめてSTFに捉える。さらに高尾の顔面に低空ドロップキック。タカタニックを狙った高梨をのど輪で捕まえた朱崇花は、大石も捕まえて両手でチョークスラム。続くムーンサルトはかわされて着地すると、大石が唾を吐きかける。だが、高尾が入ってきて大石と高梨を捕まえる。逆に二人がかりで高尾を丸め込むが、カットした朱崇花は二人にラ・ブファドーラ。大石が高尾にトルネードクラッチを狙ったが、高尾は公認エンドレスワルツで切り返して3カウント。
【試合後のコメント】
朱崇花 今日は暇でモテないメンズたちと試合して、直接は負けてないんでベルトは守ることができましたけど、勝てなかったので。これからも油断することなく、もちろん両国も含め、このベルトとともに。本当に愛着わいてて。毎日ご飯一緒に食べて、毎日お風呂入って、一緒に寝てるので。このボーイフレンドは一生手放さない気持ちなので。このほかにもいろんなベルトを私の手のもとに収めて、どんどんDDTを盛り上げたいと思います。
――ここまでDDTの様々な選手と闘ってきた感触は?
朱崇花 初戦で闘った上野くんみたいなちょっと気になるメンズもいれば、今日みたいな暇でモテないクソジジイもいるし。いろんなタイプの男がいて楽しいですね。
――今日の相手は好みではない?
朱崇花 だってブスって言うんですよ? 見えますか?
――それは言っちゃダメですめ。
朱崇花 それは明らかにタイプではないです。朱崇花のことを可愛いって言ってくれない男はクソだと思ってるんで。
第三試合 30分一本勝負
腕の取り合いからヘッドロックでねじ伏せた平田だが、ヘッドシザースで切り返したモンキーはバックを取って毛繕い。そのままダイヤル固めで回していったモンキーは、コルバタで投げ飛ばす。そしてモンキーがモンキーフリップで投げると、対角線のコーナーに投げつけてからアバランシュホールドで叩き付けたモンキーは、髪の毛を掴むと串刺し攻撃を狙う。これを止めた平田はミサイルキック。モンキーもスレッジハンマーを投下するが、尻尾を掴んだ平田は自らもサル化してサルの動きで対抗。そこから尻尾に手刀をお見舞いすると、モンキーがダウン。サル化したままカズキルーペを装着した平田は、カズキルーペを装着すると、曲に合わせてエルボーの打ち合い&ダンス。平田はそこから襲いかかるが、食べていたバナナを投げ捨てたモンキー。それに滑って転倒した平田に飛び付いたモンキーは尻尾で殴打してからのテールウィップで3カウント。
第四試合 30分一本勝負
HARASHIMAにグラウンド勝負を挑んでいったキンケイドは、HARASHIMAのヘッドシザースを倒立してから脱出。HARASHIMAも負けじと倒立してみせる。タッチを受けたアントンはロープに躓きそうになったり、H伏せた梅田に躓きそうになったが、踏み止まっていたが、逆水平チョップでダウンした梅田に躓いてしまう。そこで昔話の『ごんぎつね』を披露することに。嵐かと思ったらマ●しだったところでサイミングを狙ったが、キャッチした梅田はスリーパーで捕獲。HARASHIMAがグッタリしたアントンをコーナー下においこんで踏みつけると、梅田はエルボーを連打して再びコーナーに追い詰める。だが、対角線をダシュした梅田に、アントンはカウンターのテーズプレス。続いてキンケイドがエプロンの梅田にフットスタンプ。さらにロープを利用したバックブリーカー。梅田もカウンターのミドルキックを返すとHARASHIMAにタッチ。さらにミドルキックの連打から、雪崩式ブレーンバスター。キンケイドも背後に回ってジャーマンで投げ捨てると、アントンにタッチ。顔面にニーを落としたアントンは、キンケイドと一緒にHARASHIMAに南部式ナックルからの二人でダブルチョップ。梅田にも同じ攻撃を見舞おうとするが、背後からHARASHIMAがリバースフランケン。続く蒼魔刀をかわしたアントンは今度こそキンケイドとダブルのキック。そこからアントンがコーナーに登るが、エプロンから梅田が攻撃するとHARASHIMAが担ぎ上げる。うまく丸め込んだアントンだが、立ち上がったHARASHIMAはバズソーキック。そこから蒼魔刀につないで3カウント。
マイクを持ったHARASHIMAは「月が変わりまして2月になりましたね。まだまだ寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか? いよいよ2週間後は両国大会となります。ボクは青木真也を相手にEXTREMEのタイトルマッチ、がんばります!」と言うと、いつのも「なんでかったえ? それは鍛えているからだー!」で中締め。
休憩明け
4・4ニューヨーク大会のメインが佐々木vs竹下戦(ノンタイトル)に決定!同日、新木場で「ニューヨークに行かない人大会」を開催!
休憩明け、今林APがリングに上がって4・4ニューヨーク大会のメインイベントが、佐々木大輔vs竹下幸之介のシングルマッチがノンタイトルで行われると発表。そして同日、新木場1stRINGで「ニューヨークに行かない人大会」を開催すると発表。誰かに実行委員長になってもらうとのこと。
第五試合 30分一本勝負
2・17両国大会で行われるKO-Dタッグ選手権の前哨戦。組もうとするMAOだが、坂口はローを出して組ませない。強引に飛び込んだMAOはロープに押し込んでエルボー。かわした坂口は逆にエルボーを叩き込むと、ロープに飛んだMAOにカウンターのミドルキック。さらにミドルでなぎ倒し、顔面やボディを蹴り飛ばした坂口はパンチからのミドル、サッカーボールキック。チキンウイング・フェイスロックをロープに逃れたMAOは、そのまま場外へ。追いかけていった坂口はニーリフトからミドルキック。エプロンに上がったMAOをロープに張り付けて蹴り飛ばした坂口は、エプロンをダッシュしてPK。これをキャッチしたMAOはフィッシャーマンバスターで坂口をエプロンに叩き付ける。先にリングに戻ったMAOは、リングに戻ろうとした坂口にダイビング・ニードロップを投下。続くスピンキックをかわした坂口にDDTを決めたMAOはコブラツイスト。そこから肩固めにスイッチしたMAOだが、振り解いた坂口は払い腰を狙う。踏ん張ったMAOはコブラツイストに捕らえるが、坂口もスリーパーで切明素。なおもコブラで切り返したMAOだが、振り払った坂口はサッカーボールキック。立ち上がったMAOがエルボーを打っていくと、坂口も真っ向から応援。そしてMAO渾身のエルボーを飛び付き腕十字に捉えた坂口は三角絞めにスイッチ。そこをジャックナイフ式エビ固めで抑え込んだMAOだが、カウント2で返した坂口はその場跳びの神の右膝。続く神の右膝をかわしたMAOは竜巻旋風脚、スピンキック。坂口もスリーパーに捉えると、コブラクラッチでMAOを脱力させるとPK。だが、次の瞬間、MAOが強引に首固めで丸め込んで3カウント。坂口はキックアウトしたと思い、MAOになおもハイキックをブチ込むが、レフェリーはカウント3が入ったと主張。薄氷の勝利だったMAOは肩を担がれて退場となった。
【試合後のコメント】
MAO ざけんなよ、あれ不意打ちだろ不意打ち。俺は朝4時に寝るんだよ、7時半になんか寝ないんだよ。俺を良い子キッズにしてどうすんだ。本当に怒ってるよ俺は。不意打ち、俺得意だからね。平日、坂口さん、工事車両を装ってやってくるDDTの社用車に注意しろマジで。ハハッ! …あ、公道はダメですね。
坂口 あんなもんじゃないの? 最後立ってたの俺だろ。いいんだよ、ずっと負けてたって両国の本番勝ちゃあいいんだから。それまでゆっくり、ヤツに恐怖ってものを叩き込んでやるよ。
――今日で実力を見切った?
坂口 まああんなもんだね。向こうも研究してきてんだろうけど。こないだも言ったように俺には一発で返せる武器があるんで。それをゆっくりと、両国まで叩き込んでやる。怖いよ。
セミファイナル 30分一本勝負
昨年12・30後楽園大会での佐々木大輔戦で負った頸椎捻挫により欠場していた吉村は、オレンジの超短髪に黒い渦巻き模様という奇抜なヘアースタイルで登場。ロックアップからロープに押し込んだ吉村はクリーンブレイク。上野は変則的な動きで吉村を翻弄しようとするが、吉村は強引にボディスラムで叩き付けるとタックルで吹っ飛ばす。だが、突進してきた吉村をうまく場外に出した上野はプランチャ。かわした吉村はラリアットを狙ったが、上野がかわして鉄柱に誤爆。すると上野は河津落としでエプロンに叩き付ける。リングに戻った吉村に低空ドロップキックからネックブリーカーを決めた上野は、串刺しエルボーから変形STF。ロープに逃れた吉村だが、上野はブレーンバスターの体勢に。逆に投げようとした吉村だが、かわした上野はカニ挟みでロープに激突させると、その上にヒップトス。キャメルクラッチで再び吉村の首を狙っていくが、そのまま肩車状態で立ち上がった吉村は背後に倒れて上野をマットに叩き付ける。逆水平チョップでなぎ倒し、エルボードロップ、レッグドロップを落としていった吉村は、コーナーに押し込んでショートレンジラリアット。さらにベアハッグから後方に投げ捨てる。上野もバックに回るが、KUBINAGEで投げた吉村はバイシクルキック。かわした上野は飛び付いてフロントネックロック。これをブレーンバスターで切り返した吉村はロープへ。ドロップキックで迎撃した上野はロープに叩き付けると、ミサイルキックを発射。エクスプロイダーを狙った上野だが、ハンマーを落としていった吉村は変形F5で叩き付ける。続くパワーボムをDDTで切り返した上野は変形の極楽固めに捉える。辛くもロープに逃れた吉村は、上野のクロスボディーをキャッチしてパワースラムで叩き付けると逆水平チョップ。上野もエルボーで対抗するが、吉村はSTOで叩き付けるとラリアットを狙う。かわしてドロップキックを打った上野だが、吉村は返す刀でラリアット。さらに正念場からの投げ捨てパワーボムで粘る上野をマットに沈めた。
復帰戦で勝利した吉村はディーノに「もうあなたは必要ありません」。上野はその吉村に「俺と組んでやってみいへんか!」
勝った吉村は「ご心配とご迷惑をお掛けました。見ての通り、完全復活です! 上野さん、俺がおらん間に変わり過ぎやろ。やっぱ俺はオマエとの試合は楽しいわ。それと男色ディーノ! 俺があんな形で欠場した以上、もうオマエを利用する理由はなくなった。意外とトントン拍子で挑戦までいけたけど、もうあなたは必要ありません。男色ディーノさん、ありがとうございました。今日、板橋にお集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。俺はまたイチから這い上がって、絶対に無差別級に挑戦するんでこれからもよろしくお願いします」と挨拶。会場の隅で見ていたディーノも両手を広げて吉村を送り出す。すると上野がマイクを掴んで「これだけやられても復帰はおめでたいと思っています。それは置いておいてブログを丁寧に何回か見ていただいたということなんですけど、ボクは吉村さんにDISASTER BOXが向いていると思うので、ボクと組んでいったらもっといいものが出来るんじゃないかなと思っていたんですけど……俺と組んでやってみいへんか!」と訴える。しかし吉村は無言のまま退場。上野は「あれ? ……また何か言ってくれると思うので、今日は帰ります」とダメージも大きいので、ひとまず引き上げることに。
【試合後のコメント】
上野 吉村くんの復帰は非常にめでたいんですけれども、組んでくれるかどうか、ディザスターに入るかどうかはまさかのノーコメントだったんで。でもノーって言われてないってことはイエスの可能性もあるんで。そこに期待しつつ。またシングル勝てなかったっていう悔しさはあるんですけど、そこは練習していくしかないんで。まずは大阪から頑張ってきてる、一緒にプロレスやってきてる仲間が大きなケガから復帰できたことは嬉しいです。返事してないことはちょっと許しません。
――闘ってみて、組みたいという気持ちは強まった?
上野 そうですね、単純に強いんで。大鷲さんもいるんですけど、ああいう選手がいたほうがディザスターにいいと思うのと。ディザスターはなんといっても極悪ヒールユニットなので、吉村も憧れる部分があるんじゃないかと思ってます。
――復帰戦を終えた心境は?
吉村 ありがとうございます。無事、復帰できました。正直、始まるまでは不安もありつつ。完璧なところもあるんすよ、スクワットだったりベンチプレスだったり。今までのMAX更新して。今までより調子いいんちゃうかなと思ったんですけど、いざ試合になったら緊張もあり。まあ勝てて再スタート切れたんでよかったかなと。上野さんは俺がおらん3ヶ月の間に一番変わったんちゃうかなと思うけど、なんぼ変わったいうても、まだ俺のほうが強かったということで。いいスタート切れたんで、一からまた積み上げて、もう一回KO-D挑戦するんでよろしくお願いします。
メインイベント 60分一本勝負
KO-D6人タッグ選手権試合
※ファブル。第37代王者組が初防衛に成功。
KO-D6人タッグ選手権にして、2・17両国で行われるKO-D無差別級選手権の前哨戦。DAMNATIONが奇襲攻撃を仕掛けていって試合開始。遠藤とポーリーが飯野にトレイン攻撃を決めると、佐々木が入ってきてスーパーパワーボム。さらにポーリーを踏み台にした遠藤がムーンサルトプレス、ポーリーもボディプレスを投下。そこに竹下がミサイルキックで飛び込んできて佐々木と遠藤を排除すると、彰人との合体ブレーンバスターでポーリーを投げる。竹下がロープに飛ぶと、エプロンから佐々木が蹴っていき、そこにポーリーはテーズプレス。そこから場外乱闘になると、佐々木は竹下にイス攻撃。遠藤とポーリーは二人がかりで彰人を痛めつける。リングに戻された竹下にポーリーが左右のハンマー。さらに佐々木がニースタンプからショルダーネックブリーカー。完全に捕まってしまった竹下にポーリーは左右のハンマーから串刺し攻撃。かわした竹下はポーリーに飛び付き、自軍のコーナーに押し込んでタッチ。飯野はスパインバスターで遠藤を排除すると、ポーリーにショルダータックル。ポーリーも倒れずに真正面からぶつかり合う両者。最終的に飯野がなぎ倒したところで10分が経過。ハカエルボーをかわしたポーリーはボディプレス。だが、追走式体当たりからスパインバスターを決めた飯野は、今度こそハカエルボー。タッチを受けた彰人はポーリーの巨体を俵返しで投げるが、ポーリーもフィッシャーマンバスター。遠藤がオーバーヘッドキックからその場飛びムーンサルトを狙ったが、足をキャッチした彰人はアンクルホールド。アンクルで切り返した遠藤だが、彰人はモンキーフリップ。しかし遠藤は下からゆりかもめに捉える。彰人はアンクルホールドで切り返す。丸め込みの応酬からエプロンに出た遠藤はスワンダイブ式フォアアーム。そこに竹下が飛び込んでくるが、佐々木が排除。だが、竹下は再び戻ってきて飯野とクロスボンバー。さらにハンドスプリング・レッグラリアットを狙った遠藤をキャッチした叩き付けると、彰人が旋回式ペディグリーから足4の字固め。これは佐々木がダイビング・エルボードロップでカット。すると彰人は密かに竹下にタッチして佐々木を丸め込み、そこに飛び込んできた竹下がブルーサンダー。佐々木もロープに足をかけて丸め込むがカウントは2。佐々木と竹下はエルボーの打ち合いから佐々木がクロスフェースに捉えるが、竹下はロープに逃れる。ペディグリーを狙った佐々木だが、リバースで切り返した竹下を松井レフェリーに投げた佐々木。しかし竹下はロープに飛んだ佐々木にドロップキック。彰人もアシストに入り、飯野をスローイングするが、これは佐々木がかわして竹下にスピアーが誤爆。DAMNATIONはすかさず竹下にトレイン攻撃から合体攻撃。佐々木はコーナーに登るが、彰人が追いかけていく。さらに飯野が裏摩周で叩き付けると、竹下がブレーンバスター・オン・ザ・ニー。続くファブルをポーリーが阻止するが、彰人が佐々木をモアイ・オブ・イースターで叩き付けると、飯野がポーリーにスピアー。しかし遠藤がハンドスプリング・オーバーヘッドキック。佐々木のトラースキックは遠藤に誤爆すると、竹下が佐々木にラリアット。一気にジャーマンを狙った竹下だが、着地した佐々木はミスティカ式クロスフェース。うまく脱出した竹下は、切り返そうとした佐々木は人でなしドライバーで叩き付ける。そしてザーヒーからのファブルを決めて3カウント。
エンディング
ファブルにより佐々木がまさかの改心!? 「熱い試合ってやつをやろうじゃねぇか」と言って竹下と握手!
大熱戦を制して初防衛に成功したALL OUT。竹下が「佐々木大輔、いやDAMNATION。俺たちALL OUT、そして竹下幸之介、そしてオカンの竹下恵子。手を出したら痛い目に遭うって分かったやろ。あれからLINEが鳴り止めへんねん。アタシ、週プロの一面獲ってでって」と言うと、佐々木は「恵子の話はもうやめよう。目の覚めるようなファブルだった。お陰で目が覚めた。両国に向けて正々堂々、真剣勝負で俺といわゆるあの…熱い試合ってやつをやろうじゃねぇか」と言うと、震えた手で握手を求める。竹下がその握手に応じると、佐々木はしっかりと握手をし、裏切りことなくなく退場。竹下は「ついに改心したようやな。両国ではクリーンファイトで熱い試合を出来るのを楽しみにしてるわ」と、佐々木の改心を信じている様子。飯野は「今日はやり返させました。スピアー決めましたし」とポーリーに一矢報いたことを報告したが、スピアーは竹下に誤爆していることを指摘されてしまう。彰人は両国でのT-Hawk戦について振られてもなぜか無言。最後は竹下が「この白いベルトはALL OUT色に染めていこうと思っていますので、DDTだけじゃない、もっともっと強い奴と闘うのはもちろんなんですけど、ボクがKO-D無差別級のチャンピオンになったらひとつ言いたいことがあるので」と意味深発言をして板橋大会を締めた。
【試合後のコメント】
佐々木 あぁ…まずはお集まりいただいたマスコミの皆さんに、謝罪とご報告が。今までこのような悪事を働いてきまして、いろいろ申し訳ないと思います。わたくし、今日のファブルをもって改心いたしました。ちょっと手止めて。
遠藤 ああああああ(佐々木の手を握ると全員で震えだす)。
ポーリー ああああああ。
佐々木 わたくし改心いたしました、はい。
――なぜ改心を?
佐々木 目の覚めるようなファブルで、目が覚めました、はい。
――手が震えているのは?
佐々木 手はわかりません。きっと日頃の行いのせいかと思います。
――このまま両国まで正攻法のクリーンファイトで?
佐々木 両国まで正々堂々、熱い真剣勝負をみなさまに見せられれば。(高尾に)そんな黒いマスク外しなさい、みっともない。(遠藤に)そんなチン毛、刈りなさい。
遠藤 ポーリーには何か?
佐々木 ポーリーはもう人に飲食を強要するのはやめなさい。…という感じでございます。
――それくらいファブルが効いた?
佐々木 ファブルが効いたみたいで。天に召された気持ちでございます。
――両国ではどんな勝ち方を?
佐々木 プロレスラーらしくクリーンファイトで正々堂々と、握手で始まり握手で終わる、闘い終わればノーサイド。そのような闘い方ができれば…ウワッ! 手が止まった!(震えが止まる)。きっと許してもらえたんだと思います。これでわたしはもう100%、いや1000%改心しました。もうどこからどう見てもベビーフェース。このまま両国まで。まずはこの喉の渇きをワンカップで癒してから、両国に向けて鍛錬を続けたいと思います。
――先ほどの震えはお酒の問題ではない?
佐々木 お酒で何が起こるんですか?
――禁断症状ではない?
佐々木 禁断症状かもしれないですけど、わたしの思いは神様・仏様・ファブル様に届いてる。祈りが届きました。
――このままDAMNATIONもベビーフェース集団に?
佐々木 明日から真っ白なコスチュームを身にまとい、両国に向かうことになると思います。
遠藤 ポーリー凄いことになるよ。
佐々木 質問とかありますか? …ない。
竹下 ALL OUTvsDAMNATION、前哨戦やってきましたけど、今日に関しては僕の中では前哨戦というより6人タッグ選手権なので。前回、僕たちが持ってた時は飯野じゃなく勝俣で持ってましたけど、あのとき返上したのもあるし、同世代の梅田、上野、竹田から獲って、仙女とも防衛戦やって、ここからっていう時に落としちゃったんで。(6人タッグは)KO-D無差別と同じくらい思い入れのあるベルトになってるんで。まだまだDAMNATIONに渡すわけにいかないですし。ずっと言ってるようにいろんな選手とベルトをかけてやっていけたらいいと思ってるので。こんなところでは負けられません。ねえ飯野選手。
飯野 負けられません。勝俣さんの思いがあるんで。
竹下 最初の頃は勝俣に嫉妬させると言ってましたけども。思いも背負うと。
飯野 背負います。防衛して、気持ちがこう、なんですかね。
竹下 なんでしょう。カメラに向けて。
飯野 防衛していくことで、勝俣さんが復帰することで、嫉妬もありますけど、勝俣さんへの思い、早く復帰して頑張ってくれと。
彰人 フフッ。
飯野 まとまんなかったです。
竹下 一言でお願いします。
飯野 防衛しましたんで、勝俣さんには嫉妬させます。
竹下 また嫉妬させると。わかりました。じゃあ彰人選手。
彰人 リング上でT-Hawk選手に何かっていうことだったんですけど。
竹下 はい、カメラに向かってお願いします。
彰人 ノーコメントでお願いします。何も言わないです。だって言ったらいいすぎちゃうもん。余計なこと言ってめんどくさくなっちゃうの自分でわかってるから。ノーコメント。
竹下 飯野も今後はノーコメントのほうがいいかもしれへんな。
飯野 確かに。(手でバツを作り)ノーコメントで。遅かったですね。
――DAMNATIONは改心した様子でしたが。
竹下 完全に改心させましたね。やっぱり話し合って改心するような選手じゃないんで、カリスマ佐々木大輔は。試合で身をもって思い知らせる。いかにプロレスのリング、特に両国メインのリングが特別なものなのか。正々堂々。
彰人 通じたのかな?
竹下 通じましたよ。今日の試合で完全に通じました。ファブルで目が覚めたって言ってたでしょ。よかった〜。
彰人 ジャンプの漫画の展開みたいな。
竹下 「ファブル」はヤングマガジンなんですけど、この前哨戦、ずっと怒りゲージためられてましたけど、今は完全に。
彰人 許した? 今日もイスでやられてたけど。
竹下 全然OK。改心してくれたんで。
彰人 お、おう…。
竹下 あと前哨戦も明日と新木場と3試合ですかね。ここはもう熱く激しくスピーディーな闘い。これを見せた上で勝ち続けて、このまま両国行きましょう。もう僕の家族に手を出すこともないでしょうし。もうそういうのいらないです、試合以外の駆け引きは。正々堂々、クリーンにタイトルマッチやりたいと思いますので、楽しみにしてください。