前説
今林久弥APの前説では2・2板橋で復帰する吉村直巳、2・17両国国技館で復帰する勝俣が挨拶でリングイン。「ご心配おかけしてすいませんでした。見ての通り、すっごい元気なんで、2月2日の板橋で復帰させていただきます。相手が上野勇希ということで、復帰戦からバチバチ飛ばしてやっていくんでよろしくお願いします。2月17日の両国で勝俣選手の復帰戦の相手をするわけですが、自分の復帰戦も終わってないのにこんなこと言うのもどうかなと思うんですけど、この人に花を持たせる気はないんで。両国でボコボコにしてやりたいと思います」(吉村)「2月17日に復帰することが決まりました。相手に吉村がいて、今こんなことを言ってたんですが、吉村も復帰してすぐの両国なんで、あんまり変わらないんじゃないかと思うんで、僕も吉村をボコボコにしたいと思います。見た目は傷跡が残っているんですけど、いっぱいボルトが入って治ってるんで、しっかりトレーニングして頑張りたいと思います」(勝俣)オープニングコールにはレギュラー参戦が決まった朱崇花がリングイン。「高木大社長からの推薦ということで登場したんですけど、次世代のスーパースター、朱崇花にとってはアイアンマンのベルトは第一歩と思っているので楽勝にベルトを獲りたいと思います」と意気込みを述べると「DDT後楽園大会スタート!」と拳を突き上げた。
オープニングマッチ 30分一本勝負
DDT初参戦のスペースモンキー。さっそく彰人からバナナを受け取って食べる。キンケイドが「レスリング」と主張すると、モンキーはバナナを片手にモンキーフリップ。着地したキンケイドはニールキックで返していく。アントンは彰人に躓かず、バナナの皮もかわしてみせるとコーナーに登ったがバナナの皮で滑ってしまって転落。ヒザを強打してギブアップ寸前に。ギブアップする前に創作昔話「ごんぎつね」を話すがモンチッチではなく捻りゼロの下ネタ。アントンのサミングはモンキーに返されてしまう。その後ローンバトルを強いられたアントン。彰人に腹パンからのニーアッパーでやり返すとキンケイドが変幻自在の攻め。彰人はフィロソファーズスタンプをかわすと足殺しからダブルアーム・スープレックス。モンキーが出てきてトルネードDDT。キンケイドも飛び乗ったモンキーに変形の河津落とし。替わったアントンはモンキーのしっぽを踏みつけキンケイドと連係のバイオニックエルボー。モンキーのピンチに彰人がマジックドラゴンスクリュー。さらにライオンサルトで2人まとめて倒したモンキーがテールウィップで勝利。
【試合後のコメント】
彰人 今日からDDT初参戦のスペースモンキー。僕も今日初めて試合見て一緒にやったんだけど、凄いいい選手。いいキャラクターも持ってて。DDTのお客さんもすぐハート掴まれて。どんどん定着していくと思います。もっとみんなに見てほしい。モンキー、何かメッセージを。
モンキー ハイ! スペースモンキー! サンキューDDT! アリガト、アキト!
彰人 スペースモンキー、これからALL OUTとしてやってくんで、みんな注目してください。
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第二試合 時間無制限勝負
アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル
※ムーサルト・プレス。平田が防衛に失敗、朱崇花が第1348代王者となる。
【試合経過】
①<王者>●中邑珍輔(0分4秒 体固め)菊タロー○<挑戦者>
※大鷲透のビッグブーツからみんなで押さえ込む。珍輔が防衛に失敗、菊タローが第1346代王者となる。
②<王者>●菊タロー(4分16秒 横入り式エビ固め)平田一喜○<挑戦者>
※菊タローが防衛に失敗、平田が第1347代王者となる。
③○朱崇花/○奥田啓介/○平田一喜(6分32秒 オーバー・ザ・トップロープ)大鷲透●/樋口和貞●/飯野雄貴●
④○朱崇花/○平田一喜(7分40秒 エビ固め)奥田啓介●
※丸め込む。
挑戦者の皆さんがまとめて入場すると最後に珍輔がリングインして「イヤァオ!」。と同時に大鷲がビッグブーツ。開始のゴングが鳴らされてみんなでカバーして3カウント。一番最初に覆いかぶさっていたのが菊タローで王座移動。菊タローが逃げてみんなでバックステージへ。戻ってくると松井レフェリーに菊タローマスクがかぶさっていて、一番最後に登場したのが素顔の菊タロー。松井レフェリーが散々やられる中、レフェリングを続ける素顔の菊タロー。大鷲が異変に気付いてマスクを脱がすとグロッキーな松井レフェリー。菊タローがマスクを被り直し、レフェリーも岡田レフェリーに交替。菊タローは奥田にドラゴンスクリューからシャイニングウィザード狙い。その菊タローを平田が丸め込んで王座移動。その平阿に奥田、朱崇花、大鷲と数珠繋ぎ首4の字。これを飯野がハカエルボーでカット。樋口と大鷲の合体ハカエルボーをかわした飯野が2人をエプロンに出すも、自身もエプロンへ。奥田、平田、朱崇花が3人をドロップキックで落として失格に。朱崇花が奥田のサッカーボールキックをかわして丸め込むと平田も加わって失格に。平田が手刀で黙らせるとメガネを装着。『TOKYO GO!』がヒットして両者によるダンスバトルから朱崇花が張り手、チョークボム、ムーンサルト・プレスのフルコースで王座移動。
【試合後のコメント】
――宣言通り、ベルトを獲りました。
朱崇花 思ってたより楽勝というか(笑)。第一歩としては100点以上を自分にあげたいくらい。完璧すぎるフォールだったので。
――DDTならではの試合形式でしたが。
朱崇花 自分的にはいろんなことに挑戦していきたいので。ダンスとかはもちろん、朱崇花なので得意で(笑)。硬軟自在にやっていきたいと思ってます。いいきっかけでしたね。
――これからは24時間365日、ベルトを守っていかなくてはいけません。
朱崇花 ほんとですね(笑)。常日頃から隙が多いので。何倍も気を張らないといけない。そういうところですよね、このベルトの難しさって。誰に襲われるか分からない。でも、いつ誰が襲ってこようともぶっ倒していくんで大丈夫です。
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ディーノのゆるキャラは「ポコたん」に決定! マッスル両国にクロちゃん参戦!
試合後、ディーノとササダンゴがリングイン。2・17両国国技館大会でのゆるキャラの名前が「ポコたん」に本決定。今林「下ネタじゃないんですね」ディーノ「下ネタだと思います? 私はかわいいと思うんですけど…」今林「私の偏見ですかね」ディーノ「偏見です」続いてササダンゴは「言えることは特にない」「発表したって券売につながらない」の一点張り。「なんか発表しろよ!」と今林APにキレられたササダンゴは「最終確認が取れてない」とした上で「50を越えている」「お仕事もしっかりされている」「ある程度地位もしっかりしている」「お子さんも無事に大きくなった」「(お子さんが)練習生として入った」という「マッスル四天王のウチの一人がマジで引退したいと言っている」とアナウンス。さらにゲスト選手として安田大サーカスのクロちゃんの「参戦」を発表したが「オファー自体は去年の3月か4月にしているんだけど、マネージャーさんに地方のパチンコの営業としてスケジュールを押さえてもらっているので本人には伝わっていない」とのこと。
第三試合 30分一本勝負
リンダマンが必要以上に坂口を警戒。足を取られただけですぐさまロープを掴んでチェックを要求する。坂口がスナップメイヤーからローキック。リンダマンも向かっていくともつれるように場外へ。エプロンPKをかわしたリンダマンだったが、トペ・コンヒーロは足がロープに絡まって失敗。互いに鉄柵にぶつけあい、坂口はエプロンPK。リングに戻ったリンダマンに坂口がミドルキック。リンダマンはそれでも蹴りを要求。打ってきたところをキャッチしてエクスプロイダー。串刺しバックエルボーからバックを取るも坂口がかわしてサッカーボールキック。スリーパーに持ち込むも、リンダマンがコーナーに潰す。坂口は解除しない。リンダマンは無理やりバックドロップで解き放つ。ジャーマン狙いは坂口が抵抗。それでもリンダマンはジャーマンで投げ捨てる。向かってきたリンダマンに坂口がカウンターのハイ。唾を吐くリンダマンをグーパンチで黙らせた坂口は煉獄からショートレンジの神の右膝でフォール勝ち。
【試合後のコメント】
坂口 まああんなもんじゃないの。それ以上もそれ以下もないし。
――特に手応えは?
坂口 なかった。威勢だけでしょ。よくミドルに耐えたなって、それくらいかな。打たれ強い。ただそんなもん。両国もこの調子でもってくんで。
――相手は変わりますが、タイトルマッチに向けて(対#STRONGHEARTSで)参考になった部分は?
坂口 ないですね。もともと誰が相手でも自分の武器をぶち込むだけなんで、誰が相手でも関係ない。いくらMAO、ベイリー、CIMA、吉岡でも俺のミドル、ハイ、神右食らえば倒せる自信あるし。グラウンドだって、奴らが味わったことないでしょう。ちびっ子だって最初ビビってたし。次元が違う。
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リンダマン メチャクチャ蹴られた、久しぶりに。こんな蹴られたの久しぶりだよ。でも気持ちいいというか、楽しくなってきたんじゃないですか。次があるんだったら、もっとバチバチ。ちょっと今日は外飛ぶの失敗しちゃいましたけど、敗因はあそこですから。あそこで頭真っ白になっちゃってね。まあ次は坂口道場と、俺の出身、春日柔道クラブの看板かけて、もう一回いつでもやろうぜ、クソガキが!
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第四試合 30分一本勝負
髪の毛を嫁の大畠美咲カラーに染めた大石が彩羽との力比べを要求するもあっさり押し込まれる。さらにミドルキックまでもらってしまうが握手をかわして高木とタッチ。高木は高尾を挑発。リープフロッグからドロップキックを決めて上野とタッチ。渡瀬、大石が加わって連係で攻め込むも、遠藤と彩羽がリング下から上野と渡瀬を足引きしてポーリーがエプロンでボディープレス。これで流れはDAMNATIONに。ローンバトルを強いられた上野だが遠藤のスワンダイブをドロップキックで迎撃。替わった渡瀬が遠藤と彩羽にまとめてfromコーナーtoコーナー。さらに遠藤には顔面ウォッシュを決めていく。遠藤もスワンダイブエルボーでやり返してポーリーとタッチ。渡瀬が低空ドロップキックから後頭部ふっとスタンプを決めて大石とタッチ。大石がポーリーをコーナーにぶつけて高木軍の波状攻撃。しかし大石のダイビング・ボディーアタックはキャッチされて回されてしまう。大石は何とか誤爆を誘って高尾を孤立させると高木がリングイン。高尾を目を覚まさせるために人型決戦兵器「怒離威夢」号投入を宣言するも、バックステージであっさり崩れて失敗。高木は怒離威夢号の亡骸を手に闘いに臨むも、彩羽に投げられてしまう。彩羽とのキックの競演から高尾がジントニックで突き刺して勝利した。
高尾が高木、長与に噛みつく!
試合後、高木がマイクを取る。高木「高尾、今、オマエは満足しているのか? DAMNATIONに入って何をやったんだ? オマエはDAMNATIONのナンバー・ワンなのか、ナンバー・ツーなのか。それともナンバー・スリーか、ナンバー・フォーなのかどっちなんだ? オマエはもっともっと上を目指していたんじゃねえのか? 俺とオマエで反体制ユニットを組んで、もっと上を目指していたんじゃねえのか? 両国でテメエの目を覚ましてやろうと思ったけどな、両国まで待てねえよ。2月6日、新木場大会で俺とシングルをやれ。オマエの目を覚まさせてやるよ」高尾「反体制は知らないけどな、現状に満足してねえよ。テツヤ、竹下が両国のメインを張り、俺たちの世代はどうだ? 誰も立ってないよな。俺だってトップになりてえんだ! でもな! そんなのオマエに言われたくねえよ。言われなくてもわかってんだよ。俺も生まれ変わりたい。でもオマエとは組まない。最初は嫌いだったけど、仲間がもういるんだよ。でもオマエがそんなに言うなら、シングルやってやるよ。オマエを倒してトップに上がってやるよ。あとな、長与千種! レジェンドだかなんだか知らないけどな、このリングは俺たちのリングなんだよ。オマエみたいなロートルがいると困るんだよ。オマエも俺が上にあがるために利用させてもらう」すると放送席の長与が立ち上がり「僕、出直してこい」と地声で応戦。高木が駆けつけ長与と握手。その光景に高尾は「上にあがるためにオマエも、オマエも潰してやる!」と吐き捨てた。その後、スクリーンでは3・21後楽園の長州力の参戦が発表された。
【試合後のコメント】
高木 もっと高尾の本気が見たいんだよ。DAMNATIONに入ってナンバー2か3か4か分かんないけど、のうのうとしてるからさ。あいつに火をつけてやるよ。長与さんよろしくお願いします。
長与 よろしくお願いします。あれ(怒離威夢号)いい感じに作り上げてください。ちょっと期待してます。
高木 今回は敵ですけど、彩羽匠選手。
長与 初めて日本で闘うので。今日、中に入っても違和感がなかった。気合い入れていきます。
高木 彩羽選手、いい選手ですね。いいお弟子さんを持ちましたね。
長与 ありがとうございます!
高木 でも遠慮なくいかせてもらいます。頑張りましょう!
長与 いきましょう。よろしくお願いします!
――高尾選手については?
長与 頑張ってるんだけど。変わりたいっていうのはどのレスラーも思ってるんだけど。その対価はどこにあるのかなっていう。変わるために何を背負っていくのかっていう。それは男子でも女子でも同じように問われてくるので。ほんっとに上に行かなきゃいけない人たちって、もう言葉に出ない。だからまだ迷ってる最中だと思う。あがいてるというか悶々としてるのが今日も試合で見えたし。彩羽と、いくつかのコンビネーションでシンクロはしてたんですけど。彩羽のほうが違和感なく男と闘ってたっていうところもあるし。彼はまだ伸びしろがうんとあるということです。その中で自分がこうなりたい、トップに行きたい。じゃあそれまでに何をしなきゃいけないかをもう一回、整理すればもっとよくなるんじゃないですか。今日上がってた人たち、可能性無限大でしょ、まだまだ。高木さんのロボットも無限大だと思いました(笑)。楽しみにしてます。
遠藤 何か言ってやれ。
高尾 リング上で言ったことがすべてだよ。俺の本音を言ったよ。俺もな、上に上がりたいんだよ。テツヤ、竹下に負けてられないんだ。勝負だよ。もちろんこの10年間、勝負をかけてた。でもこれが今の結果。あいつら倒して俺が上に行くよ。リング上で言ったことがすべてだよ。
遠藤 上に行きたいっていうのは分かったけど、最初俺たちのこと嫌いだった?
ポーリー ソウマ…。
高尾 しょうがない。
遠藤 しょうがない?
高尾 ポーリーはちょっと可愛かったけど、テツヤ、カリスマは嫌いだった。巨人はまあいいけど。
彩羽 あのー、いいですか?
遠藤 言ってやれオラ!
彩羽 今日はありがとうございました。
遠藤 こちらこそ。
彩羽 最後、高尾選手の思いをマイクで聞いたんですけど、一つ引っかかることがあって。長与さんとは日本で初めて試合するんですよ。今まで組むことしかなかったんで。師匠としてずっと慕ってきたので、今回DDTさんの両国大会で当たれるということで、長与さんは自分の敵だと思います。自分も長与さんを超えて新しい時代を作りたいと思うので。ここは高尾選手には譲れないです。自分が倒します。
ポーリー オンナソウマ…。
彩羽 自分ですか?
高尾 新たな単語覚えたよ。
遠藤 初めて組んだけど、いい感じかなと。赤も合ってるし。DAMNATIONには紫組と赤組があって。赤組で。
高尾 色、かぶってるし。
遠藤 彩羽選手が入るとしたら赤組で。
彩羽 自分ですか。いや…。
遠藤 DAMNATIONは「群れない、媚びない、結婚しない」っていう掟があるから。
彩羽 それは無理かもしれないです。結婚しちゃうかもしれないので。
高尾 まあ結婚するまでね。まあいいよ、あいつら倒して上に行くよ。何かある?
遠藤 いや、特にない。
――両国のルールに関してはいかがですか?
彩羽 初めてのハードコアマッチということで。ラダーだったり危険なイメージがあるんですけど。あと怒離威夢号ですか。インパクトは凄いんですけど、どれくらいの威力があるのかなっていう。そこに疑問は持ちましたね。でも今回、初めてのハードコアマッチで両国、しかも相手に長与さんがいるということで、自分にとってはとてもいい条件なので。どんな試合形式だろうが全力で闘おうと思います。
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4・4ニューヨーク公演追加参戦選手発表、11・3両国国技館はDDTグループ大集合!
休憩明け、今林APがリングに上がって2・16マッスル両国でペドロ高石の引退試合をおこなうことを正式発表。4・4ニューヨーク公演の追加参戦選手として大石真翔、アントーニオ本多、コルト“Boom Boom”カバナ、ジョーイ・ライアン、ジェイソン“ザ・ギフト”キンケイド、イーサン・ペイジを発表。さらに11・3両国国技館の大会名を「Ultimate Party 2019~DDTグループ大集合!~」とアナウンス。DDT、東京女子プロレス、BASARA、ガンプロのDDTプロレス全グループが一堂に会すビッグマッチになる。
第五試合 30分一本勝負
3者による腕の取り合い、バックの取り合い、ヘッドロックの取り合い。MAOは高梨とのフィンガーロックに応じながら、CIMAに対しては小指を突き出す。CIMAはその小指に噛みついた。高梨がCIMAに握手を求めるも、CIMAは拒否。MAOは応じたが高梨は鼻を摘まむ。さらにCIMAの鼻も摘まむ。2人はそれを払って高梨にナックル。MAOとCIMAでナックルの打ち合い。MAOはCIMAの串刺し攻撃をかわしてバック転から欽ちゃんジャンプ。CIMAは応じたが高梨はスルー。するとCIMAがMAOの腕を取り、MAOは高梨の腕を取ってウェーブ。今度はCIMAがMAO、石黒レフェリーまで投げて欽ちゃんジャンプも高梨だけは加わらない。CIMAは高梨をMAOの股間にぶつけて、さらに高梨をセカンドロープに引っ掛けてフットスタンプ。高梨はCIMAに腕固め。カットせんとしたMAOには同時にコブラツイストを決める。CIMAは2人にネックブリーカー。MAOはCIMAをジョンウーでリング下に出すと宇宙人プランチャ。高梨をリングに戻したかと思えば高梨になりすました珍輔。MAOがトラースキックからCIMAにジャックナイフも高梨がカット。MAOがスーパーKからみちドラⅡ。CIMAがメテオラ投下もかわされてMAOのトルネードハイキックの餌食に。高梨はみちドラⅠをかわしてラフロイグにつないで3カウントを奪った。
試合後、高梨がマイク。高梨「プロレス学校で習ったプロレスとはちょっと違うけど、今日テメエに味わってもらったよ。今日勝ったのは俺たち酒呑童子だ。なんかあるのか?」CIMA「オマエ(MAO)の友達のマイク・ベイリー、メチャクチャええ選手やないか。それからリンダマン、コテンパンにいかれたわ。トペ・コンヒーロ失敗したの初めて見たわ。それもこれもあれもどれも含めてリンダマンの魅力や。1月でスベっといたからあと11ヵ月スベらへんよ。坂口選手と高…なにや」高梨「さっきオマエ普通に言ってたぞ」CIMA「オマエ(珍輔)、高梨やないか。オマエ、兄やな。高兄やな。そういうオヤジギャグは置いといて」高梨「年取ったな」CIMA「俺は41歳や。21年この業界で飯食ってんねん。オマエ(MAO)みたいなフザけたヤツ、嫌いではないぞ。せやけど俺は#STRONGHEARTS、今日みたいなその他大勢になるために来てるんじゃないんや。両国、吉岡とそのベルトに挑戦するけど、今日はアンタらのスタイルに合わせたかもしれんけど、次は#STRONGHEARTSの色でいかせてもらうからな。DDTのファンの皆さんも俺らのこと大好きなんや。そのためには通行手形がいるんや。オマエ(高梨)が俺のことどう思おうが関係ない。なぜなら俺はオマエのことホンマに知らんからや。恨まれるほど絡みもないから」高梨「じゃあちょっとだけ昔話させてもらおうか? 俺が練習生だった頃、オマエが何したのか覚えているのか?(CIMAは退場)じゃあ裏で聞いとけよ。あれはちゃんこ番の時だったな。確か俺らバラモンとおでんを作ったんだ。そのおでんをあの野郎、『こんなん飯のおかずにならへんわ』って食いもしなかったんだ。悪いけどおでんは酒の肴としては最高なんだよ。両国ではおでん作って勝利の美酒を飲んでオマエらと酒盛りだ!」
【試合後のコメント】
CIMA お客さんの反応がすべてでしょう。今日のリンダの試合も、俺の試合も。俺らこんなことやるためにDDTきてるんちゃうんや。俺らは熱をもってきたいんや。お客さんの反応がすべてや! 俺ら後ないから! 上海では団体所属でも日本では後ないから! DDTのファンから「#STRONGHEARTSもういらんわ」言われたらそれで終わるんや。なあ、お客さんの反応がすべてや。俺には今日の試合、盛り上がってるようには見えへん。それはもちろん俺の力不足でもある。次の両国、ベルトもかかってるんや。ビッグマッチや。リンダ、T-Hawkもくる。中国からスコーピオもくる。W-1から吉岡もくる。W-1の#STRONGHEARTS、DDTの#STRONGHEARTS、海外の#STRONGHEARTS、どれが面白いじゃないんや。どれも面白くないと、俺らはこの業界でメシ食っていかれへんのや。その覚悟で2月17日の両国は乗り込ませてもらうから。過去に何があったとか、そんなちっちゃいことじゃないんや。#STRONGHEARTSみんなで、T-Hawk筆頭に前に進むしかないんや。過去の話はどうでもいい。
高梨 今日取ったのは俺だよ。チャンピオンが一番影薄かったんじゃねえのか? 主役持ってこうとするよな、#STRONGHEARTS。そりゃそうだよ、あいつら毎試合、人生かけてんだろ? けどな、フリーだからリングにかけてるっていうけどよ、俺らだってよ、DDTって会社にいながら、会社を変えようと闘ってんだよ。それだって生き残りだよ。俺らが消えるか、あいつらが消えるか、このDDTのリングでどっちが生き残れるか。どっちが正しいか。両国で見せてやるよ。その上でベルトを獲るのは俺たち酒呑童子だ。以上!
MAO いやいやいや、よく知ってますよ、高梨選手のああいうとこは。初遭遇の、あのノリのいいおじさん、いやいやいや(笑)。ウチの土俵でも、あれだけのポテンシャルをもってやってくるっていう。やっぱり驚異的だし。両国は本当にどう転ぶか分かんないですけど、今日のノリのいいおじさんみたいに蚊帳の外で試合が決まるんだったら、俺は負けてでも勝敗に関わるようにやっていきたいし。それで負けるんだったらしょうがないし。前から言ってるけど、僕たちは両国までのスパンで考えてるわけじゃないんで。その先ずっと見据えて。置きに行くのが一番最悪なんで。取りにいってやられるならしょうがないし。もちろん勝ちを狙ってます。
――前哨戦としての手応えは?
MAO 僕は前哨戦だからどうというのは普段からないので。いつも通り好き勝手やらせていただきましたけど。それなりに手応えは感じたので。いけると思います。
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セミファイナル 30分一本勝負
梅田公太“狂犬”七番勝負最終戦
※スプラッシュマウンテン。梅田七番勝負は0勝7敗で終了。
梅田は石川を場外に出してサッカーボールキック。石川もエプロンの角に梅田をボディースラムで落とし、さらにエプロンからジャイアント・フットスタンプ。こうして石川ペースで試合は進む。リングに戻った梅田に石川はエルボー。ロープにもたれかかる梅田にさらにエルボー連打で追い込む。なんとかリングに生還した梅田を石川はコーナーにぶつけ、うつ伏せの状態にジャイアントフットスタンプ。そこから逆エビ固めでギブアップを迫る。梅田はミドルキックで動きを止めると、ソバット、ランニング・ミドル、サッカーボールキックと蹴って蹴って蹴りまくる。スワンダイブ・ミサイルキックからコーナーに向こうも、石川が32文人間ロケット砲。リバース・パワースラムはカウント2。石川にエルボーで向かっていく梅田。石川は左右のエルボー。梅田はエルボーでグラつかせて前蹴りから串刺し低空ドロップキック。サッカーボールキックは石川が受け止めるもジャンピングニーからサッカーボールキック。しかし、石川も梅田ドライバーを凌いで石川ドリラーで突き刺していく。ダブルダウンから両者が起き上がると石川がラリアット。さらにラリアットをぶち込むもカウント2。バックスピンキックで抵抗する梅田に石川は投げ捨てドラゴンからランニングニー。これはカウント2。さらにもう一発放つがカウント2。ならばと石川はスプラッシュマウンテンで葬った。
【試合後のコメント】
石川 七番勝負の最後、自分が選ばれたっていうのは光栄なことで。そういう気持ちもあったし、梅田に対する期待も込めて。俺の勝手な理想ですけど、梅田がこう行ってほしいなっていうところの闘いを見せたつもりでいます。DDTで闘いってものを見せられる選手が果たして何人いるのかと。そういう意味で梅田はDDTに欠けてるものを埋められる男だと思うんで。逆に言えばDDTの空き家じゃないかと。そういう闘いができる選手は少ないと思うんで、今日以上に先輩を恐れずにね、どんどん向かっていって、梅田スタイルっていうものを築いてもらって、またシングルしたいなと。
――梅田選手はこのスタイルを貫けばいい?
石川 DDTの中で逆に行く選手が一人いても面白いと思うし。自分が思ってるだけで、それが違うっていうのかも分かんないど、期待を込めてこういう試合をしたんで。こうなってほしいっていう願いですね。プロレスラーは自分がどう生きたいかは自分で決めればいいんですけど。
――蹴りの威力は?
石川 サッカーボールキック、久しぶりに全身にきましたよ。あれだけいい蹴りもらって、気持ちいいですね。あれだと思うんで、やっぱり。先輩とか関係なくばんばんシバいてもらって。梅田が頂点に立てばDDTも面白くなるんじゃないですか。
梅田 七番勝負、最後…0勝7敗だったけど、この7敗はいろんなベテラン、強豪とやって得た、価値のある7敗だったと思います。1勝もできなかったことは悔しい。でも七番やって、熱い試合やって、自分のスタイルがDDTにはいないっていうのが分かったし。いろんな人と七番やって、興味深かったので、勉強して、今度は自分が教えるくらいのキャリアになった時に、また7人とやりたいです。
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メインイベント 30分一本勝負
スペシャルタッグマッチ
22分43秒
ミスティカ式クロスオーバー・フェースロック
HARASHIMAと青木で試合スタート。静かなグラウンドの攻防。ビクトル式の腕十字はHARASHIMAが決めさせず自陣コーナーに戻って佐々木がタッチ。佐々木は青木に谷津ガード。青木が腕を取ると佐々木は瞬時にエスケープ。谷津ガードに構えていると青木は竹下とスイッチ。佐々木はロープに押し込むと竹下の頬を叩いて挑発。佐々木のペディグリーをかわして逆水平を決めた竹下。佐々木は竹下を場外に出すとHARASHIMAに「いけ!」と指示。HARASHIMAが青木と場外戦。佐々木は竹下を客席に投げて、その間にイスを持ち出す。佐々木はコーナーに竹下を固定してイスをフルスイング。高尾が松井レフェリーを引き付けるも、その模様がバッチリ、スクリーンに映し出されて、松井レフェリーは「反則だろ!」と激怒。HARASHIMAが出てきて足を固めていく。佐々木はHARASHIMAとの連係を要求。スワンダイブを狙ったHARASHIMAに竹下は佐々木をぶつけると、さらにゼロ戦キックを決めて青木とタッチ。青木は俵返しから腕を極めようとするが、佐々木も取り返してクロスフェース。青木はなんとかエスケープも佐々木がなかなか離さない。青木も飛びつき腕十字を狙う。これはHARASHIMAがカット。替わった竹下がブレーンバスター。佐々木はフロントハイキックで竹下の動きを止めるとすぐさまHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAが出てきて雪崩式ブレーンバスター狙い。竹下はこれを潰して青木とタッチ。青木は飛びつき腕十字・HARASHIMAはタッチを求めたが、佐々木は完全無視。HARASHIMAはなんとかロープに足を延ばす。青木のフロントスリーパーをHARASHIMAがファルコンアローで切り返す。HARASHIMAと青木でミドルキックのラリー。ハイキックの相打ちからHARASHIMAはハイキックを水面蹴りでかわして低空延髄斬り。戦況は佐々木vs竹下に。竹下がジャンピング・ラリアット。串刺しビッグブーツは佐々木がかわして低空ドロップキックからダイビング・エルボードロップ。かわした竹下がエルボーからザーヒー。助けに入ったHARASHIMAのリバースフランケンを途中で止めた竹下が青木にダブルインパクトを呼びかけるが、HARASHIMAのリバースフランケンが成功。青木には山折り。蒼魔刀狙いはかわされてしまうと竹下が佐々木にクロスフェース、青木がHARASHIMAに卍を決める。竹下のファブルがかわされると佐々木がペディグリー。クロスフェースは竹下がエビ固めで返して大竹下ジャーマン。佐々木式ウラカンは竹下がかわすも松井レフェリーが巻き込まれてしまう。佐々木のイス攻撃はHARASHIMAに誤爆。竹下のイス攻撃は青木に誤爆する。佐々木がイスをフルスイング。ジャーマンを決めるもカウント1。ミスティカ式は竹下が人でなしドライバー。さらにフェースバスター。クロスオーバーでギブアップした。
遠藤&ポーリー、竹下の父が経営する「鳥之介」で食い逃げ!
佐々木「おい竹下…」HARASHIMA「(マイクを奪って)青木さん! 2月17の両国大会、EXTREME戦、どんなルールでもガッチリやりましょう!」青木「暑苦しいよ、暑苦しいな! よし、お互いのプライドがルールだからな。よし、やってやろうじゃねえか。みんなよろしく、決定!」両者は退場。佐々木「おい竹下! 相変わらず弱いな。両国では、お互いのプライドが…なんとかだ。寝てねえでもっと俺のこと楽しませてくれよ! 俺はよ、刺激が足りねえんだ! 寝てんじゃねえよ、聞いてんのか? しょうがねえな。オマエが目が覚めるような、中継をてめえに見せてやるからよ。寝ながら見とけ」するとスクリーンには竹下の父が経営する鳥之介のカウンターで遠藤&ポーリーが焼き鳥を食べまくっている様子が映される。竹下の母・恵子さんが遠藤を「(髪の毛が)チン●ンの毛みたいやなあ」「チェリーボーイ」といじりまくる。すると遠藤とポーリーは食い逃げを敢行。恵子さんは「ちょっと! 食い逃げしたで! 捕まえて! 早く!」とカメラ目線で叫んでスクリーンは途切れた。竹下「俺は何を見せられてるんや…。オイ、DAMNATION、佐々木大輔。オマエらやってくれたな! うちのオカンだけはAbemaTVに流すな!」佐々木「竹下、俺たちを敵に回したら、テメエだけじゃねえ。テメエの家族も、隣人も、敵だって言おうと思ったけど、テメエの家族にはもう手を出さねえ」竹下「それがオマエらの身のためや」佐々木「ただし、テメエだけは覚悟しとけよ」佐々木は退場。竹下「俺を残していくな! 俺を残していくな…。でも、ついに俺の家族にまで手を出したからな。俺はアイツの家族に手を出したりはせえへん。俺は正々堂々、あの佐々木大輔と両国で真っ向からやったるけどよ、いま何が一番動転してるってな、スペースモンキーがALL OUTに出てることや。でも、スペースモンキーが日本にいるときは、助っ人としてALL OUTにこれからも入ってもらいたいと思いますんで、応援してあげてください。今日負けたんで僕から言えることは何もないですけど、とにかく2月17日、両国のメインイベント最後に立ってるのはこの竹下幸之介なんで、みなさん絶対に見に来て、その目に焼き付けてください。今日はありがとうございました」
【試合後のコメント】
佐々木 見ての通りだ、竹下から直接、ギブアップだ、ギブアップ。アイツは俺に屈したんだよ。両国でもよ、アイツが「佐々木さんごめんなさい、許して」っていうのが聞こえるぞ。マタロー、ちゃんとマイクで拾えよ。全国に流せよ、いや全世界に。それと青木真也、俺の前から逃げたな。俺の勝ちだ。アイツの持ってるEXTREMEのベルトも俺に返せ。そう伝えとけ。質問はあるのか、ないのか?
――試合後の映像の経緯は?
佐々木 精神的にメチャクチャに追い込んでやろうと思ってな。試合が終わったテツヤとポーリーを向かわせたんだよ。ただな、あれはちょっと返り討ちにあったな。俺はああいう大阪の女は大っ嫌いだ。もうあそこには行かねえ。
――竹下家は鬼門?
佐々木 まさかああくるとは…ちょっと思ってたけど。親父は一言もしゃべってなかったじゃねえか。
――今日、ギブアップを奪ったことで自信になったのでは?
佐々木 お互いもう何やってくるかわかるし、どこで決めきるか。そこのせめぎ合いだな。俺は勝負所は絶対に逃さないから。イスでもなんでも、どんな手を使ってでも勝つよ。あいつはまだそれが足りないんだよ。イスってのは、手にしたらやる時だよ。
――HARASHIMA選手とのタッグについては?
佐々木 どうだったサヨコ?
三田佐代子女史 あまりうまくいってなかったかと。
佐々木 そう見えたか。俺はけっこううまくいったと思ったけどな。ただ最高に気分は悪かった。今もずっとゲロ吐きそうだ。
――やっぱり合わない?
佐々木 合わないな。空気が合わない。空気吸ってるだけでゲロ吐きそうだった。想像するだけで、三日前からずっとゲロ吐いてんだ。今も吐きそうだよ。お前らも嫌いだろHARASHIMA。俺は大っ嫌いなんだよ、ああいう奴。
――もうタッグ結成はない?
佐々木 もう二度とないな。誰だ組んだの。オマエか。
――DDT首脳陣ですね。
佐々木 呼んでこい、説教だ。
――Tシャツも発売されましたが。
佐々木 誰だ作ったの。
――もう絶版ですか。
佐々木 絶版だな。
――そうなると逆に高値になる可能性もありますが。
佐々木 じゃあ今から俺が買い占める。誰かちょっとサインもらってきてくれ。メルカリに出す。…もういいだろ!
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――今日は変則的な前哨戦でした。
HARASHIMA 試合は単純に、佐々木と…絶対組まないけど、組んでみたら弱いチームではないなと思いましたね。レアなケースですね。で、青木選手に関して言えば、今日もサブミッションの感覚が凄いし。でも若干、前回闘った時よりプロレス的な技に寄ってきてる部分を出してるなと思いましたね。どれだけの引き出しがあるのかわからないですけど、前より幅の広さを感じましたね。次はもう両国。EXTREMEのルールはわからなかったですけど、お互いのプライドがルールと言ってたので。自分のプライドを持って、どんなルールでも闘いたいと思います。
竹下 佐々木大輔、カリスマ佐々木大輔。何度も闘ってきてる。シングルマッチもタイトルマッチも、タッグ選手権でも何回も闘ってきてる。でも家族にまで手を出されたのは初めてや。食い逃げするってお前、DAMNATIONついにやってくれたなおい! 両国で佐々木大輔にリベンジすれば、チャンピオンにもう一回なれば、その朗報を聞きつけたたくさんのお客さんたちが「鳥之介」に行ってね、ポーリーと遠藤が食い逃げした分もお支払いをしてくださると思いますんで。なんとしても、このベルトともう一つ、KO-D無差別のシングルのベルト。2冠王になって、誰がDDTの中心で一番前で引っ張ってるのか証明するんで。楽しみにしといてください。
――今日は結果的に負けになりましたが、試合に関しては?
竹下 今日はタッグなんで。シングルとはまた違うんでね。パートナーとの相性もありますし。よくね、タッグチームは1+1が2じゃないと。3、4、5、10にも100にもなるって教えてもらいましたけど、今日は完全に1+1=1でした。お互いの個の闘いでした。でも竹下&青木組っていうのはいろんなベルトを狙っていける、伸び代はヤバいっすよ。伸び代だけはあるんでね。機会があればKO-Dタッグだけとは言わず、全団体のタッグベルトを狙える。その伸び代だけはあると思います。
――今日は両国の前哨戦でしたが、いかがでしたか。
青木 竹下任せ(笑)。
――HARASHIMA戦への手応えは?
青木 いや、ないね。ない。久々に痛かったなぁ、プロレスで。
――「お互いのプライドがルール」。イメージは?
青木 お互いの思うルールを、お互いが妥協点なく持ち込むような形になるんじゃないかと思います。
――それが「強いDDT」でもある?
青木 強いDDT、闘いのあるDDT、はい。
――今回はちょっと違った?
青木 今回もよかったんじゃないの? 試合自体は。…竹下、食い逃げされたの?
――実家の焼き鳥屋さんで。
青木 そう、いいねぇ。行けばファンがごちそうしてくれる居酒屋があるって聞くけど。新宿とか住吉の界隈に。
――カリスマの印象は?
青木 カリスマ?
――佐々木選手。
青木 あんなんカリスマじゃないだろ!(笑)。カリスマっていうのは尾崎みたいなこと言うんだから。熱いとかヤバいとかと一緒で、軽々しく使うんじゃないって。以上。
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