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KING OF DDT 2018 3rd ROUND

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KING OF DDT 2018 3rd ROUND

日時2018年8月25日
会場東京・後楽園ホール
観衆718人
  • 前説

  • 彰人の持ち込み企画として、10・13荒木公園で路上プロレス! 男色Pがオープニングコール

  • 今林久弥APがリングに上がり、8・28新木場でのマジ卍で男色ディーノvs里村明衣子のKO-D無差別級戦、格闘家・青木真也vs伊橋、2代目バチェラーのデート権争奪戦などが決定したことを改めてアナウンス。続いて新作パンフやディザスターボックスTシャツなどの新作グッズ紹介をすると、10月大会と来年2月の両国大会のチケット先行発売についてアナウンス。なお、10・23後楽園ホール大会は11時30分開始となり、11月以降の後楽園ホール大会は11時30分開始に加え、休憩時間を設けることが発表された。『リング☆ドリーム』で平田と大鷲が美少女化されたのを記念したイベントや、AbemaTV『買えるバトルクラブ』で放送されたディーノvs伊藤について説明をしたあとに彰人を呼び込む。リングに上がった彰人は持ち込み企画として、10月13日の15時から新宿・荒木公園で路上プロレスをやることになったという。この日はDDTは琵琶湖、BASARAと東京女子は大阪大会があるため対戦カードなどは彰人に丸投げすると言われた彰人は自分と高木の出場が決まっていて、音響やリングアナを宮武にやってもらうと言う。続いて夜に後楽園大会を行う東京女子プロレスから坂崎&瑞希が登場。坂崎からマイクを向けられた瑞希が、自分たちのタッグ王座決定戦やメインの山下vs優宇のプリプリ戦などを言うハメに。最後にKO-D無差別級王者の男色Pが登場。客席を見渡した男色Pは「久しぶりのこの景色で実はテンションが上がっております! 上げていきましょうよ!」と言うと「DDT後楽園大会スタート!」とオープニングコール。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

    • 高木三四郎

    • WIN

      岩崎孝樹

    • 下村大樹

    • レッカ

    VS

    VS

    6分55秒

    片エビ固め

    ※垂直落下式ブレーンバスター
  • 大鷲に紙テープが飛ばされない中、岩崎が奇襲を仕掛けて試合スタート。T2ひー解散後に大鷲と対峙した高木。大鷲のショルダーアタックに倒されたが直後にドロップキックを突き刺す。その後は岩崎がローンバトル。岩崎が大鷲にバックドロップを決めてようやくピンチを切り抜けると高木が彰人、上野、飯野まとめてドラゴンスクリュー。彰人も負けじとマジックドラゴンスクリュー。上野がミサイルキックでやり返すとレッカもジャンピングキック。混戦から岩崎が飯野に垂直落下式ブレーンバスターを決めて勝利した。


    【試合後のコメント】
    高木 まあ、何だろうな。別に……何かそれっぽくなっちゃってるけど、壮行試合とか俺はそういうのじゃないと思っているから。何かしばしのお別れみたいな感じだけど、そういうことじゃなくて、一人一人大きくなって……そしてまた帰ってくればいいし。帰ってくるのか、喧嘩売りに来るのか分からないけど、それぞれがそれぞれのスタンスで大きくなってまた……だから俺は壮行試合とかそういうことじゃなくて、成長ストーリーの第一章が始まったと思っているから。リング上でこいつらに言ったことはただひとつ、「本当に頑張れよ」って。オマエら頑張れよ、なあ。それしかないんだよ。月並みな言葉だけど、俺も頑張るよ、俺も! 俺も一生懸命頑張る。だから……ありがと(一人一人と握手)。
    下村 ありがとうございました。
    レッカ ありがとうございました!
    高木 あとは聞いてやって。俺がいると言いにくいこともあるだろうから。別に悪口言ってもいいぞ!(控室へ)
    ーー今後はそれぞれの道を行くわけですが。
    下村 いろんな思いがありますけど、BASARA所属としてこれからはBASARAのトップを獲るしかないと思っているので。そこからは分からないですけど。また(DDTに)帰ってくるのか、敵対してやっていくのかは分からないですけど、今は本当にBASARAとして精一杯やっていきます!
    レッカ 今、一度日本から離れるって決まったけど、この2年くらいDDTに上がったことをちゃんと覚えて、もっともっと強くなるためにもっともっと頑張ってまた日本に、DDTに戻りたい。そして! たぶんみんな勘違いするかもしれないけど、台湾には帰りません! それだけは覚えておいて。ありがとうございます。
    岩崎 湿っぽいのが嫌いなんで。自分はもう来週から新しい闘いが始まるし。NOAHもそうだし、そしてリアルジャパン。タイトルマッチも絶対に落とせないし。そして(ガンプロでの)勝村戦。9月はもう自分の中で盛り沢山なので、何としても……もう戻るところがないんで、自分にとっては。だから何としても生き残って。何かDDTでは悔しい思いしかしてないんで、それをいい方向にぶつけて。他の奴とか違ったやり方で、この業界でのし上がってやろうと、自分はそう思っています。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • DAMNATIONvsRENEGADES!

    • ジェイソン“ザ・ギフト”キンケイド

    • WIN

      ライアン・デイビッドソン

    • 渡瀬瑞基

    VS

    VS

    9分58秒

    片エビ固め

    ※デイビッドソンドライバー
  • 一人で余計なアピールを繰り返す島谷。ポーリーとタッチをかわし、ダイビング・エルボードロップを投下するもカウント1。DAMNATIONに捕まった渡瀬だが、高尾に低空ドロップキックから後頭部にフットスタンプを放ってキンケイドがリングイン。高尾をエプロンに出してキンケイドは回転フットスタンプ。高尾もぶら下がり首4の字でやり返すと背中にダイビング・フットスタンプを投下。ポーリーとライアンが対峙するとショルダーアタックの打ち合い。ライアンがこれを制すとポーリーもカウンターのテーズプレス。渡瀬がミサイルキックでアシストし、ライアンがセントーン投下。ポーリーもキンケイドもろとも両腕ラリアットで返すと島谷とタッチ。島谷がフライングショルダーで倒してその場跳びシューティングスターへ。高尾、ポーリーと連係。高尾が島谷を無理やり伏せさせると高尾がフットスタンプ。ポーリーも島谷の上に乗っかるが崩れてしまう。怒ったポーリーがライアンにボディースラムで叩きつける。ライアンが島谷にラリアットからデイビッドソンドライバーで叩きつけて勝負あり。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 試合前にスクリーンで大石とササダンゴがKO-D無差別級王座を奪取したディーノが右肩を負傷しているため、それを対戦相手のみならずお客さんにも悟られないように全力でサポートしようとガッチリ握手をかわす。ディーノはベルトを掲げるにしても右肩を痛がるそぶり。KUDOと対峙するもアームホイップで投げられた際に右肩を痛がる。捕まった松野は大石とササダンゴにまとめてクロスボディーで逆転。大石がKUDOと高梨の連係に捕まってしまう。大石は高梨のぐるぐるパンチをかわしてディーノとタッチ。ディーノは高梨にナイトメアも両腕を広げた際に右肩を痛めてしまって、その痛みで顔面騎乗。急いでコーナーに逃げてササダンゴとタッチ。ササダンゴがKUDOにマッスルボンバー。替わった大石は高梨にランニング・フォアアーム。大石がディーノに託すも松野に右肩にクロスチョップを食らって止まってしまう。さらに619も右肩、ゴージャススター☆腕十字も右腕に決められ大ピンチ。松野の腕固めを耐えたディーノがインディアンデスロックとヘッドシザースの複合関節技で切り抜けてギブアップ勝ち。
  • 第四試合 30分一本勝負

  • スペシャルタッグマッチ

    VS

    • 太陽ケア

    • WIN

      入江茂弘

    VS

    12分47秒

    片エビ固め

    ※ビーストボンバー
  • 樋口組、入江、ケアの順に入場。アントンがケアと対峙せんとリングインするもセカンドロープに引っ掛かってしまってヒザを強打。アントンは英語でギブアップする前に徹夜で考えてきた昔話「ごんぎつね」を聞いて欲しいと話し出すも思い切り日本語の上、内容はフラダンスではなく思い切り下ネタ。しかもケアにサミングが決まってしまう神展開。樋口がパワーで攻め立て、アントンがナックルで続く。ケアはニークラッシャーでやり返すとエルボー投下で盛り返す。入江が隕石で続く。ケアのフェースロックは樋口がカット。ローンバトルを強いられたアントンはケアのブレーンバスターを着地。なんとかカウンターのテーズプレスでやり返して樋口とタッチ。樋口が串刺しラリアットからアバランシュホールド。カナディアンで担ごうとするもケアがリバース。樋口とケアで逆水平のラリー。ケアが河津落としを決めて入江とタッチ。入江がセントーンで続く。樋口は高角度ノド輪落としで反撃に出て、アントンがナックルパンチ。延髄斬りからバイオニックエルボーへ。樋口とのツープラトン・ブレーンバスターからダイビング・フィストドロップは剣山で迎撃されてしまう。入江がブラックホールスラム。カウント2で返したアントンがオクラホマロールもカウント2。回転エビを堪える入江。樋口が加勢に入るも入江がそれを止めてアントンの上にパイルドライバーで突き刺して排除。ケアが孤立するアントンにTKO。入江がビーストボンバーにつないで3カウント。


    【試合後のコメント】
    樋口 本多さん、すみません。申し訳ない。
    アントン 強かった。
    樋口 強力でしたね、改めて。
    アントン 茂ちゃんは言わずもがな。太陽ケア選手はデッカイな。
    樋口 デカイですね。ただ自分は楽しかったっすね。
    アントン 本当にモスマンだった。
    樋口 ……なるほど。
    アントン 太陽ケア選手のがモスマンだとしたら、俺のは本当に子モスマンだよ。
    樋口 フフ……なるほど。
    アントン でもね、ひとつ誇れることがあるとすれば、俺のごんぎつねを成功させることが出来た。
    樋口 あれはちょっとやってくれるかなって、ずっと期待していたんですけど成功して。
    アントン やっぱり太陽ケア選手はジェントルマンだから。
    樋口 ジェントルマンだったから聞いてくれましたね。ゆっくり聞いてくれましたね。これでごんぎつねがワールドワイドだって通じたと思うので。
    アントン これでハワイでもごんぎつねが段々流行って……。
    樋口 ごんぎつねをハワイで流行らせて。
    アントン 最終的には日本人がハワイに行ったら、なぜかキツネの置物がカメハメハ大王の隣に……。知らない人はこれがハワイの昔の何かだと思っちゃう。
    樋口 飛行場に(苦笑)。昔の神様的なね。レイの代わりにキツネを渡すみたいなって感じにしたいですね。そんな感じで強烈でしたけど、自分は本多さんには申し訳なかったですけど、自分は楽しかったです。またやりたいなと思います。

    ケア サンキュー。アリガト!(入江と握手)
    入江 ケアさんと組んで、やっぱりメジャーの人で、やっぱりいろんな動きひとつとっても何もかもが違うように感じて。近くで見て自分のためにもなると。勉強にもなると。今日はすごくいい経験になりました。ありがとうございました。
    ケア アリガト。結構久しぶりのプロレスだったね。日本でプロレスをするのがすごい久しぶりだったんだ。昨年12月の武藤さんのWRESTLE-1以来だったよ。入江のことは覚えています。でも今日の入江は私が知っている入江とは別人のようだったね。すごいパワーで結構強い選手だけど、たぶん1年後ぐらいにはとんでもないレスラーになっているんじゃないかな。面白いよ! DDT、アリガトウゴザイマシタ。またお願いシマス!
  • ドラマティック総選挙2018個人部門に今成、伊藤がエントリー! ユニット部門はディーノがDDTコンプライアンスでの参加を表明!

  • 第4試合後、今林久弥APがDDTドラマティック総選挙2018の現在の個人、ユニットの立候補状況をアナウンス。

    個人部門は男色ディーノ、HARASHIMA、遠藤哲哉、佐々木大輔、高梨将弘、高尾蒼馬、竹下幸之介、彰人、赤井沙希、大石真翔、KUDO、勝俣瞬馬、石井慧介、大鷲透、MAO、アントーニオ本多、坂口征夫、平田一喜、樋口和貞、スーパー・ササダンゴ・マシン、上野勇希、ゆに、ヨシヒコ、伊橋剛太、島谷常寛、マッド・ポーリー、星誕期、ゴージャス松野、梅田公太、渡瀬瑞基、飯野雄貴、奥田啓介、タノムサク鳥羽。

    するとここで本部席の今成夢人が今林APに「もう一人出たいと言ってる男がいる!」とアピールして、自らのVを流させる。今林APが今成をリングに上げさせると「ちょっと待った!」と伊藤麻希も駆けつける。伊藤「伊藤麻希を出せ!」今成「俺が立候補するんだ、エー!」困った今林APが男色Pに尋ねるも、男色Pは「特に拒否する理由はない」としてゴーサインを出し、両者のエントリーが決定。高木三四郎、入江茂弘、松永智充、マイク・ベイリーは辞退。ディーノはプロデューサーという立場ではあるが「思うところがあって」エントリー。受け付け締め切りは8・26後楽園。

    ユニット部門はDAMNATION、ALL OUT、酒呑童子、DISASTER BOX。こちらの受け付けは8・28新木場大会まで。するとディーノは「悪い人ばかりね。秩序が守られてない。DDT正規軍改め、ユニットを立ち上げる。DDTコンプライアンスという、DDTの秩序を守るユニットを立ち上げます」と発表したが所属メンバーについては「ん?」。8・28新木場までに決めてくると言ってお開きとなった。
  • 第五試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準々決勝

    11分33秒

    片エビ固め

    ※キャノンボール450°
  • 序盤から技の読みあい。ベイリーがその場跳びムーンサルト・ダブルニー。場外に出たMAOにベイリーがノータッチ・トペコンで続く。MAOは飛びつきギロチンドロップでやり返すとハイキックからハリウッドスター・プレスへ。しかしカウント2。ドロップキックでベイリーを場外に出すと宇宙人プランチャを投下。コーナーに登ったMAOをベイリーがエプロンに落として場外シューティングスター・アタック。リングに戻った両者。MAOがトラースキックからコーナー最上段から飛びつきギロチン。再びコーナーに登るMAO。ベイリーが止めてメテオレイン(雪崩式グリーティープランジ)。しかしアルティマウェポンはかわされて誤爆。MAOのみちドラⅠはベイリーが阻止して両者場外へ。今度はコーナーに登ってエルボーの打ち合い。ベイリーがブレーンバスターで場外に投げようとするも、MAOがリング内に踏みとどまる。MAOがベイリーの竜巻旋風脚を迎撃してみちドラⅠ。ベイリーもグリーンティプランジ、しかしカウント2。ベイリーがハイキック。MAOもバズソーキックをかわしてみちドラⅡもカウント2。MAOはここでキャノンボール450°を投下しフォール勝ち。試合後は2人で抱擁をかわし、健闘を称えあった。


    【試合後のコメント】
    ベイリー このトーナメントでボクとMAOがぶつかるのは、絶対にいつかあると思っていたよ。ボクは本当にMAOを倒すと信じていたのにそれが出来ず、自分に対して失望したよ。MAOは本当に親友だし、今はパートナーとしてKO-Dタッグチャンピオンだよ。でもMAOがボクを倒したってことは、ボクはもっと努力をしないといけないと感じたよ。ボクはいいレスラーになりたいんじゃないんだ。ベスト・イン・ザ・ワールド、世界一のレスラーになりたいんだ。世界中のチャンピオンになって世界一のレスラーになるために、MAOは超えていく障がいのひとつに過ぎないんだ。今日はMAOがボクよりちょっと上に行ったけど、それはもう過去のものにしていくよ。次やるときはMAOを超えて、ボクは世界一のレスラーになっていきます。アリガトウゴザイマス!
  • 第六試合 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準々決勝

    12分22秒

    片エビ固め

    ※旋回式トーチャーラックボム
  • 平田は『語れ、涙』からの『TOKYO GO』でダンス入場。踊りきったところで近づいてきた遠藤と睨みあう。平田が遠藤をコルバタで場外に出すもスライディングキックはかわされてしまう。場外で遠藤が平田にファイアーマンキャリーでエプロンに叩きつける。平田もケブラーダを阻止してエプロンでのスライティングキックでやり返し、リングに戻す。しかしここからペースを掴んだのは遠藤のほう。遠藤がメガネを手にして「これがなければ何もできねえのか?」と小バカにすると、平田は怒りのエルボーからドロップキック。雪崩式フランケンからカバーするもカウント2。ジャンピングハイは遠藤がかわして丸め込みからゆりかもめ。ブレーンバスターを平田が丸め込もうとするも、遠藤が引っこ抜いてブレーンバスターへ。コーナーに登った遠藤を平田が追いかけてエルボー連打。遠藤が頭突きで落としてシューティングスター。これをかわした平田が後頭部にスライディングキック。走りこんだ平田を遠藤がラリアットで迎撃。トーチャーラックを平田がヘッドロックに切り返していく。遠藤がバックドロップで解除せんとするも、平田が離さない。遠藤が再びバックドロップ。それでも平田は離さない。遠藤はバックブリーカー。平田は直後に丸め込み、再度のトーチャーラックも平田がアサイDDTで切り返す。しかしカウント2。エルボーの打ち合いから平田がジャンピングハイ。スライディングキック2連発からカバーもカウント2。バイアグラドライバーは遠藤が踏ん張る。遠藤はハンドスプリングニールキックからテツヤ・イン・ザ・スカイ。これはカウント2。場内「ヒラタ」コールを打ち消すかのような旋回式トーチャーラックボムで下した。


    【試合後のコメント】
    平田 あーーー、クッソー。いやぁ悔しいなぁ。……いや、言葉浮かばないっすね。チクショー! ただね、このトーナメントに出て俺がやって来たことは間違いだったとは思わないし、俺は俺なりの強くなる道だよ、これが。ふざけて踊っているように見えるかもしれないけどな、何したってな、俺だって強さを求めているんだ! 遠藤に正直負けたけど、俺の今までの道は間違ってなかったと思います。俺はね、今後も俺のやり方で俺の道を進んで、また強くなっていきますからね。今までの道は絶対に間違えじゃなかったと証明して、この平田一喜の道をもう一度歩いて、またテッペン目指しますよ。ただ! 悔しい! クッソ! ありがとうございました!
  • セミファイナル 時間無制限一本勝負

  • トーナメント準々決勝

    VS

    • LOSE

      坂口征夫

    VS

    14分59秒

    体固め

    ※蒼魔刀
  • HARASHIMAのセコンドには大鷲と上野、坂口のセコンドにはKUDO、高梨が付く。ゴングが鳴るなり、坂口が神の右膝。これをかわしたHARASHIMAにラッシュを仕掛ける。HARASHIMAは場外エスケープして一呼吸。リングに戻るとグラウンドの攻防。坂口が頭部へのヒザ蹴りから腕十字を仕掛ける。クラッチを切られたHARASHIMAも体勢を入れ替えてヒザ固めへ。坂口も逃れてマウントエルボー。HARASHIMAは下からV1アームロックを狙い、さらに腕十字、アンクルロックへ。坂口もアンクルロックを仕掛け、背中に飛びついてスリーパー。HARASHIMAがかわしてジョンウーから串刺しの顔面フロントハイキック。雪崩式ブレーンバスターはカウント2。坂口もバックを取ってスリーパー。抜け出されるとサッカーボールキック。そして三角絞めへ。HARASHIMAがようやくエスケープ。なかなか離さない坂口にHARASHIMAは顔面踏みつけで解除。坂口が左右のミドルキックから挑発。HARASHIMAもミドルで応じて意地の張り合い。HARASHIMAがハイキックからリバースフランケン。スタンディング蒼魔刀から蒼魔刀狙いも、坂口もカウンターの神の右膝でダブルダウン。先に起き上がったHARASHIMAがファルコンアロー。山折り狙いは坂口がスリーパーで切り返す。HARASHIMAはコーナーにぶつけて解除するも、坂口がなおも絞めていく。HARASHIMAは再度コーナーにぶつける。坂口は背中に神の右膝。正調の神の右膝はHARASHIMAがかわしてジャーマンから延髄斬り。そしてダブルダウン。両者起き上がるとHARASHIMAが笑顔で張り手。坂口は視界を防いでグーパンチ。煉獄はHARASHIMAが水面蹴りでかわすとバズソーキックは坂口がブロック。神の右膝狙いをHARASHIMAがショートレンジ蒼魔刀で迎撃し、さらに蒼魔刀をぶち込んで勝利した。


    【試合後のコメント】
    坂口 やられたな! この元凶はよ、この間の大阪での平田のように俺が負けたから。それが元凶だよ。……それじゃないにしても強かったよ。持っているもの全部出したけど、強かった。やっぱ長年……認めたかねぇけど、DDTのトップ君臨している人だ、久々に怖いHARASHIMAと試合出来たから楽しかった。もうちょっと這い上がらないと、今のHARASHIMAさんに勝てねえ。これで諦めたりしねぇから。俺はしつけぇから。またいつか首獲りに行くから。以上だ。
  • メインイベント 時間無制限一本勝負

  • VS

    • LOSE

      石井慧介

    VS

    22分49秒

    クロスオーバー・フェースロック

  • 石井のローリングセントーンを佐々木がかわしてクロスフェースを仕掛けるも、石井はすぐさま場外エスケープ。追いかけようとエプロンに出た佐々木を石井がキャッチ。佐々木はうまくかわして金具越しにネックブリーカー。場外に落ちた石井を客席に投げ、さらに客席の中で河津落としへ。佐々木が石井をリングに戻してショルダーネックブリーカー。DDTからフロント・スリーパーへ。石井がこれを抜け出すも、佐々木はすぐさまフロント・スリーパーで組み付いていく。かわした石井がランニング顔面ハイキックで流れを返ると野球チョップ。アームホイップからダブルニードロップはカウント2。佐々木は石井をトップロープに引っ掛けると顔面ドロップキック。さらにクロスフェースで絞っていく。佐々木がコーナーに登ると石井はジャンピングハイでエプロンへと落として垂直落下式リバースDDTでエプロンに叩きつける。先にリングに戻った石井。場外でダウンする佐々木を石井が捕まえて鉄柱にぶつけてリングへ戻す。ランニング顔面ニーはカウント2。さらにもう一発。しかしカウント2で返される。石井はエクスプロイダーニーからタイガーSH狙い。佐々木が丸め込みで切り返し、ドラゴンスープレックス。石井も高速投げ捨てジャーマンで返すが、佐々木はドロップキックを突き刺して動きを止める。ダブルダウン。15分経過、佐々木は石井を場外に出すとトペ・スイシーダ。コーナーに登る佐々木を石井が追いかける。佐々木は石井を場外ブレーンバスターで外にぶん投げる荒技。リングに戻させた石井に佐々木がダイビング・エルボードロップ。NOW or NEVER狙いは石井がヒザで拒否。互いに張り手の応酬。石井が野球チョップ。さらに延髄へのショートレンジラリアットから後頭部へのニードロップ。カンガルーキックからのカバーはカウント2。ドラゴンスープレックスからファイナルカット、ドラゴンスープレックスで固めるがカウント2。高角度ダブルアームDDTは佐々木が踏ん張る。石井はDDTに引っこ抜いてなおも高角度ダブルアームDDTへ。しかしカバーが遅れてしまい、佐々木の場外エスケープを許してしまう。石井がリングに戻してカバーもカウント2。佐々木がニールキックをかわすとNOW or NEVER。さらにササキ・アンド・ガッパーナのイタリア式DDTを決める。カウント2で返されるとミスティカ式クロスフェース。石井が丸め込みで潰して、なおもニールキックを放つ。佐々木がこれをかわして腕を取ってクロスフェースに引きずり込むと、クロスオーバーに移行してギブアップを奪った。

    【試合後のコメント】
    石井 今年もダメだった……。はぁ悔しい。今年は本当に絶好調で、今年獲らなかったらいけなかったんです。でも今後何があろうと、来年のKING OF DDTは絶対出るから! これは宣言しておきます。あとは思うことがあってユニット総選挙は出ないんで、よろしくお願いします。
  • KING OF DDT 2018準決勝は遠藤vsMAO、佐々木vsHARASHIMA!

  • 試合後、今林APが登場し、勝ち上がった3選手を呼び込み、明日の準決勝のカードを遠藤哲哉vsMAO、佐々木大輔vsHARASHIMAと改めてアナウンスしてお開きとなった。


    【試合後のコメント】
    ーーまずはベイリー戦についてお願いします。
    MAO めっっっちゃしんどかった! しんどかったっすね、ひたすら。ひたすらにしんどかった。しんどかった? いや、それを上回る楽しさがあったというか。何ですかね……生きるか死ぬかみたいなところでした。本当に。高所で綱渡りしているような試合でしたね、本当に。でもこの試合は必ずボクたちのタッグの中でいいキャリアになったので、この先につながる試合だったのかなと思います。
    ーー明日の準決勝では遠藤哲哉選手との対戦が決まりました。
    MAO またアイツがよぉ。何回やんのすかや、これねぇ。まず宮城出身でも、こんだけ当たるともはや運命感じてしまいますねぇ。まんず好っかねぇ感じですね。でも勝たないと絶対に上に行けないので、勝って向こうの山は佐々木さんでもHARASHIMAさんでも、どっちが来ても! どっちも最高に試せる相手なんで、まず明日勝つことなんで。その先をドラマティックドリームで行こうと思います。

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