アンダーマッチ 30分一本勝負
トランザム★ヨガ教室
18時10分頃から北側ステージ上でトランザム★ヒロシによるトランザム★ヨガ教室がスタート。10人程の参加者がヨガを体験する横で、リング上では松永、KUDO、石井、上野、島谷、下村、飯野が早くも酒盛りを始める。飯野の音頭で乾杯をすると、KUDOが一気飲み。その後もリング上ではイス取りゲームをしたり、談笑したりしながらの飲み会が続く。約30分のヨガ教室が終了すると、参加者たちは実に穏やかな表情で席に着く。その頃、リング上では酔ったKUDOがテーブルを倒し、上野に絡んでいく。上野も「KUDOさん、全然飲まないじゃないですか!」と反論して一触即発のムードに。上野は「何だよ、日大!」と捨て台詞を吐いて退場。KUDOも松永に促され、憮然とした表情で控室へと戻っていった。
オープニング
「三人組と言えばTHE ALFEEでしょう!」(竹下)
この日のプロデューサーであるALL OUTの三人がTHE ALFEEの『メリーアン』に乗って登場。彰人から曲のことを聞かれた竹下は「三人組といえばTHE ALFEEしかないでしょ!」と力説。亜脱臼した右腕を吊った竹下だが、「リング上で飲み会が始まってましたけど、あれは松永式がもう始まっていたんですね。何か揉めてましたけど、あれはレスラーあるあるですから」とのこと。第1試合では普段の飲み会での松永が見られるとのこと。第2試合は竹下の代わりに坂口がくいしんぼう仮面と対戦することになるが、明日すべてを懸けた自主興行をおこなうくいしんぼうに対し、竹下がなぜ坂口を選んだについて「くいしんぼうワールドに引き込んで勝ってもらう」と語った。ダブルメイン!のイサミ戦について彰人は「イサミさんとは定期的に試合したくなるんですよ。2年前の酒場プロレスで対戦したときは映像班が誰も来なかった」と語った。ダブルメインIIのビオレント・ジャック戦について勝俣は「皆さん、(凶器を)持ってきてくれましたか? 試練を超えて新しい扉を開けて今年の夏は新しい勝俣瞬馬を見せたいなと」と語った。最後はノンアルコールの飲み物で乾杯した。
オープニングマッチ 時間無制限一本勝負
松永式ドランクマッチ〜ランバージャックお客様お酒持ち込みデスマッチ〜石井慧介 平成最後の夏スペシャル
松永がリングに上がり、アンダーマッチの飲み会で揉めたKUDOと上野が完全決着をつけたいということで、松永式ドランクマッチをKUDOvs上野のお客様ランバージャックマッチとしておこなうとアナウンス。リングインするなりTシャツを投げつけた上野に対し、明らかに怒っているKUDOがミドルキックで場外に出すと、松永や石井が一斉に近づいていった酒らしきものを飲ませていく。上野が串刺し攻撃でKUDOを場外に追いやると、KUDOも酒を飲まされる。そこからは両者、場外への落とし合いに。どさくさに紛れて石井も酒を飲まされる中、リング上でKUDOと上野が馬乗りなって殴り合いに。そのまま転がって場外に落ちたが、やっぱり石井が飲まされる。これで石井がダウン。リング上では足元がややおぼつかないKUDOと上野がバックの取り合いに。だが、これで逆に酔いが回ってしまいKUDOがダウン。上野はコーナーに登ろうとするが、足元が怪しい。そこにKUDOが珍しくダブルチョップを見舞って場外に落とすと、上野と石井が回転して「わっからない! わっからない!」。石井がリングに上げられると、本当に分かっていないKUDOがコーナーにホイップ。するとセコンド陣が一斉に上がってきてトレイン攻撃で酒を飲ませていく。しかし石井も島谷に酒を飲ませると、ジャイアントスイングを狙うが1回転でダウン。ここで松永と島谷がゴールデン☆トリガー風に石井に酒を飲ませる。酔った石井が木曽レフェリーに酒を飲ませようとしたところで、ノーコンテストを告げるゴング。
オープニングマッチ再試合
石井は「こういうパターン、何回目か分からないですけどズルイ! 自分ばっかじゃないですか!」と猛抗議。すると松永が飲む人をくじ引きで決めようと提案。KUDOと上野の熱い気持ちはまだ終わらないので、指相撲で完全決着をつけようと提案。場内にはX JAPANのメドレーが流れる。松永がくじ引きしている間に、KUDOと上野は指相撲を開始。飲む人を決めるくじ引きでは、KUDO、上野、木曽、梅田、飯野といった名前が引かれていく。さらに「全員」というくじまで引かれる。その間も指相撲対決は白熱。くじ引きでは下村と島谷がやたらと飲まされる展開に。長期戦となった指相撲だが、ダブルダウン状態からくじ引きで「KUDOと上野」が当たると、松永が「こんなんじゃ決着がつかないから松永ダーツやろうぜ!」と提案。明らかに「石井」の面積が大きいダーツが持ち込まれると、ゆにがダーツを投げる。当たったのはやはり石井。男らしく酒を飲み干した石井だが、明らかに辛そう。映画『OVER THE TOP』の曲が流れる中、指相撲対決が再開。KUDOが腕十字を決めながら指を押さえ込むがカウントは2。すると上野が仰向けになった状態から指を押さえ付けて3カウント。
上野とKUDOは握手をして和解したが、石井は「ダーツだけは納得出来ないですよ! あのダーツ、自分ばっか仲間外れじゃないですか」とまたも猛抗議。すると松永が「仲間外れかもしれないな。今週の火曜、何があった」と言うと、松永曰く石井以外はKING OF DDTで1回戦負けやケガで出場出来なかったメンバーなので、唯一勝ち上がっている石井への激励だったと言う。そして明日の2回戦の向けて、石井の持ったジョッキに選手たちが次々に酒を注ぐ。2回戦で彰人と対戦する石井は「必ず明日も勝って、KING OF DDT、必ず優勝します! 乾杯!」と言ってジョッキの酒を一気に飲み干した。
第二試合 2分3R 総合ルール→時間無制限一本勝負 プロレスルール
第2試合は坂口征夫vsくいしんぼう仮面。竹下に代わってくいしんぼうと対戦することになった坂口に対し、くいしんぼうは「俺、竹下幸之介君とシングルマッチだから来たのに、何でこんな怖いおっさんが立っているんだ! おかしいだろ! 明日自主興行やるのにその前に殺されるやないか!」と言うと、先月発売された絵本を取り出す。絵本の読み聞かせをしてお茶を濁したいというくいしんぼうだが、坂口は絵本を吹っ飛ばす。これにキレたくいしんぼうは「坂口征夫と総合ルールで試合するぞ!」と言い出す。2分3ラウンド・延長なしの総合ルールで試合が始まると、坂口がバックを取ってグラウンドに。しかしくいしんぼうもすぐに立ち上がると、タックルからテイクダウンを奪う。スイープした坂口はマウントを取るとアームロックの体勢に。ドントムーブでポジションを中央にしてリスタートすると、坂口は肩固めの体勢に。スイープしたくいしんぼうだが、坂口が下からアームロックに捉えたところで1R終了のゴング。くいしんぼうのセコンドについた竹下と翔太が何やらアドバイスしたあと、2R開始。坂口が胴タックルで突進。そのまま揉み合いながら場外に出た二人だが、ドントムーブに。なぜかリングサイドの観客を巻き込んだ状態でリング中央に戻ってリスタート。三つ巴状態で再び場外に出ると、多くの観客を巻き込んでリングに戻ろうとしたが、ここで2R終了のゴング。
最終ラウンドの前にくいしんぼうは「こんなことやっててもラチがあかんわ! 今日はビアガーデンプロレスやろ! ということはプロレスルールや! 時間無制限一本勝負でどうや!」と元も子もないことを言い出す。普通に仕切り直しのゴングが鳴ると、「くいしんぼう」コールに合わせてポーズ。「ユキオ」コールに合わせて坂口もポーズを決めると、「マツイ」コールに合わせて松井レフェリーもポーズ。どついたくいしんぼうはうまか棒から欽ちゃんジャンプ。しかしくいしんぼうは飛ばず、坂口だけ飛んでしまう。怒った坂口は「やってられるか!」とリングを降りるが、「ユキオ」コールが起こったためリングに戻る。そこへロープを使っての急所攻撃を見舞ったくいしんぼうだが、坂口も急所蹴り。くいしんぼうも急所蹴りを返すが、松井レフェリーに誤爆。坂口がミドルキックを叩き込むが、急所の痛みで松井レフェリーがカウントを叩けない。坂口のローキックを食らったくいしんぼうはバービック。ここで竹下が「反則だろ」と抗議すると、くいしんぼうに蹴られてバービック。松井レフェリーもバービックすると、みんなで坂口にもローキックするが、全部カットされる。しかし、くいしんぼうの一撃を食らった坂口はついにバービック。そんな坂口にゲンコツをお見舞いしたくいしんぼうは首をかっ斬るポーズからアキレス腱固め。だが、坂口が逆にアキレス腱固めを決めるとくいしんぼうは速攻タップ。
坂口、松井レフェリー、竹下が絵本の読み聞かせ
敗れたくいしんぼうが試合に負けて、絵本の読み聞かせも出来なかったことを嘆くと、坂口が絵本を手に取る。ここで竹下が読み聞かせ用の拡大版絵本を運んでくる。すると坂口がくいしんぼう仮面の絵本を読み聞かせる。途中、感動して泣き出す坂口。ここで読み聞かせは松井レフェリーに交代。松井レフェリーも感動して泣き崩れると、竹下に交代。竹下まで泣き崩れてしまったため、坂口が再び読み始める。その後も泣き崩れては交代を繰り返し、最後はくいしんぼう自ら読み聞かせると「絵本、絶賛発売中! ここの売店でも売ってます!」ときっちりと宣伝した。
ダブルメインイベントI 20分一本勝負
ダブルメインイベントIは彰人vs木髙イサミ。イサミは両手に缶ビールを持ってストーンコールド。彰人はシューズを脱いで素足になると、握手を求める。握手に応じたイサミは飛び付き腕十字。脱出した彰人はまたも握手を求める。ニヤリと笑ったイサミが応じると、彰人は飛行機投げからアキレス腱固め。ロープに逃れたイサミはヘッドシザースに捉えるが、彰人は倒立から脱出。腕の取り合いからイサミは彰人の腕をうまくロープに巻き付けるが、これはブレイク。彰人はフルネルソンからオースイスープレックスのような形で抑え込むがカウントは2。手四つの力比べから彰人がブリッジすると、イサミはその上に乗って膝を落とす。彰人はモンキーフリップで投げるが、イサミも丸め込みを狙う。しかし彰人が逆にカサドーラで丸め込む。カウント2で何とか返したイサミは組むと見せかけて指相撲をすると、そこからグラウンドに持ち込む。今度は彰人から指相撲を仕掛けるが、イサミはヘッドロック。クロスアーム式スリーパーの応酬からイサミがカサドーラ。さらにヒザ十字固めにスイッチ。スイープした彰人はガッチリと体固め。どうにか肩を上げたイサミは反転して逆片エビ固め。10分が経過し、イサミはアキレス腱固めへ。そこからヒザ十字の応酬になると、彰人はキーロックへ。そのまま抑え込んだ彰人だが、カウントは2。イサミは中央に寝転がって挑発。彰人もその横に寝転んで挑発すると、イサミはアームカバーを取ってから側転パスガードからの炎のコマ。そこからヘッドロックに捉えたイサミは執拗に絞めていく。回転エビ固めからサソリ固めを狙った彰人だが、イサミは防御。彰人は何とかサソリ固めに捕らえるが、すぐに反転したイサミ。それでも彰人はもう一度サソリ固めへ。15分が経過し、イサミが立ち上がれずダウンカウント。カウント8で立ち上がったイサミは不用意に近づいてきた彰人をヘッドロックに捕らえる。残り3分となり、ヘッドシザースで切り返した彰人だが、跳ね飛びで脱出したイサミは執拗にヘッドロック。そこからヨーロピアンクラッチを狙ったイサミだが、レッグクラッチホールドで切り返した彰人はアンクルホールド。しかしイサミはこれをヘッドロックで切り返すと、コーナー駆け上がり式のブルドッキングヘッドロック。残り1分でイサミはヘッドロックから前方に倒して抑え込もうとしたが、ここで20分時間切れのゴング。
精根尽き果てた様子で倒れ込む両者だが、体を起こすと正座したまま握手。マイクを持ったイサミが「やっぱ彰人さんとはあまりやりたくないな。疲労の仕方がほかの試合と毛色が違い過ぎる。今日勝ってこれっきりにしたかったんですけど、決めきれなかったので、この次は彰人さんがまだ(KOD)トーナメントで残ってるでしょ? 彰人さんが優勝してから……いや、チャンピオンになってDDTのトップに立ったときに再戦しましょう」と言うと、彰人は「イサミさん、僕は今日、あなたを超えるつもりでリングに立ちました。けど向かい合ったらこの人といっぱい楽しい試合をしたいなと思っちゃいました。たぶんそんな自分の心の弱さがあなたを超えられない原因かと思います。どう思いますか?」と尋ねる。彰人曰く、今日の試合は自分のフィールドなので負けも同然だと言い出すが、イサミはプロレスに判定はないし、ビアガーデンプロレスでBASARAがやるのは今年が初めてなので、5日の内田祥一戦は判定を導入すると宣言。それを聞いた彰人が「あなたにはどんだけやっても敵わないですね」と苦笑い。そして二人で酒を手にすると「ドロップキックに乾杯!」。
【試合後のコメント】
イサミ 試合後にもKODトーナメントで優勝してほしいとか、KO-Dのベルトを巻いてほしいみたいなことを言ったんですけど、マジ話をするとALL OUTにいる勝俣って今から伸びる人じゃないですか。で、竹下ってやっぱりあの年齢でもDDTの中の絶対王者になったこともあるし。その中でちょっと彰人が、僕の中ではALL OUTの中で寂しい気がして。今の彰人に……何て言うんですかね。尻を叩く意味じゃないけど、もうそろそろ……。彰人は絶対にいい試合をするんですよ、どんな相手とでも自分の試合をしていく選手なので。それはいいんですけど、もうそろそろそういうのから……彼もたぶん31か32歳くらいだと思うんですけど、もうそろそろそういうのからは脱却しないと。たぶんここで1回ハマったら、そのまま「試合はいいんだけどね」っていう人で終わっちゃうんで、何かここで弾けてほしいっすね。DDTって言っても他団体のことなので、こんな酒飲んでいるおっさんに言われたくはないだろうけど、僕が思うのは今日にしても、前の酒場(プロレス)のときにしても、酒場のときは30分でドローで今回は20分でドローだったけど、もう俺なんか超えてほしいし。極めてぶっ倒して、「イサミさんにも勝ったんで、俺、KO-D獲りにいきますんで」ぐらいのことを言ってほしかった。まだちょっと……レスリングしていて、今日もネチネチするようなレスリングだったじゃないですか。たぶん彰人も分からないですけど、たぶん「楽しかった」みたいなコメントを出していると思うんですよ。でもその部分から彰人は脱出しないと。レスリングを楽しんでいる場合じゃないと思うんですよね。若いうちはそれでいいんですけど。「レスリングが楽しい」「プロレスが楽しい」でいいんですけど、その状態に彰人が居続けると、もうそこから抜けられない……レスリングはうまいけど、勝ち星には恵まれない人になっちゃうんで、もうそろそろ何か……。僕が今日手を合わせて思ったのは、若干の甘さがある……まあそこを詰めずに決めきれなかった僕もあるんですけど。でも僕ですらいまだにもうちょっとヘッドロックの絞り方を考えたりとか、ヘッドロックの極め方とか腕十字の取り方とかももっとないのかなって。たぶん彰人も常日頃から考えているんで。僕は今、ヘッドロックをちょっと大事に使ったりして、そういうもうひとつ何かで抜きん出るところを彰人には見つけてほしいなって。じゃないと、本当にズルズルいくと思うんで。だからこそもし次やるときは、彰人が確固たる地位を持ったときにやりたいですね。そんな感じです。
ダブルメインイベントII 20分一本勝負
エニウェアフォールお客様凶器持ち込みデスマッチ〜勝俣瞬馬の平成最後の夏スペシャル〜
※パッケージパイルドライバー・オン・ザ・空き缶ボード
ダブルメインイベントIIは勝俣瞬馬vsビオレントジャックのエニウェアフォールお客様凶器持ち込みデスマッチ。リング上にはラダー、イス、有刺鉄線ボード、テーブルのほか浮き輪やスチール缶に入った大量の凶器が置かれる。勝俣は有刺鉄線バッドを手に入場。ジャックは空き缶ボードを手に入場。握手を求めたジャックは勝俣が応じたところにガットショット。勝俣もアームドラッグからのドロップキックでジャックを場外に追いやるとトペを狙ってダッシュ。しかしジャンピングキックで迎撃したジャックはお客さんが持ち込んだ凶器を物色すると、大根おろし器で勝俣を殴打。さらにフィギュアをブリスターパックから取り出して床に置くと、その上にボディスラム。勝俣が水鉄砲の使い方に苦戦していると、ジャックは浮き輪で殴打。巨大クリップでジャックの左手を挟んだ勝俣は、シャベルでチャンバラを始める。打ち勝ったジャックは勝俣の背中にチョップ。リングに戻ったジャックはレゴブロックをリング上に撒き散らすと、その上に勝俣をボディスラムで叩き付ける。お互い有刺鉄線ボードに投げつけようとするが、ギリギリでストップ。ジャックはラダーのホイップすると見せかけて、有刺鉄線ボードに勝俣を投げつけると、倒れた勝俣の上にボードを置いてから有刺鉄線バッドで殴打。ジャックは大量のアヒルちゃんが入った袋で勝俣をブン殴ると、レゴやビニール製のシャチを投げつける。さらにピコピコハンマーで殴ってから勝俣を場外に出すと、自らはステージの上からプランチャを投下。勝俣をリングに戻すと、立ち上がれない勝俣を蹴り飛ばす。さらに逆水平チョップから串刺し攻撃を狙う。蹴りで迎撃した勝俣はハリケーン・ラナで投げ飛ばすと、ロープに飛び乗ってのミサイルキック。場外に出たジャックにトペコンを発射。ジャックをリングに戻してコーナーに登った勝俣だが、ジャックは下からジャンピングキック。コーナーに追いかけていったジャックだが、勝俣は雪崩式ミステリオ・ラナで切り返す。リング下から大量のサイリウムを持ち出して、ジャックの上に降り注ぐ。続くムーンサルトプレスをかわしたジャックは、ロープの反動を利用したジャーマンで勝俣をサイリウムの上に投げつけると、ラダーの上に勝俣を寝かせてから残った凶器や割れた有刺鉄線ボードをその上に置き、スワントーンボムを投下。カウント2で返した勝俣は、続く山折りもカウント2で返すと場外にエスケープ。追いかけていったジャックはイスの上にラダーを置くと、勝俣をその上にあげる。しかし勝俣はエルボーから張り手を返すと、コーナーからダイブしてXファクター。15分が経過し、今度は勝俣がエプロンにラダーを立てかけ、その上にジャックを叩き付けるとカウンター席からプランチャ。これをかわしてラダーに誤爆させたジャックは、ラダーの上にデスバレーボムで叩き付ける。カウンター席の下にテーブルをセットしたジャックは、空き缶ボードを乗せるとハイキックからラリアット。そして勝俣をカウンター席に上げると、パッケージパイルドライバーで落下してテーブルクラッシュ。これで3カウント入り、ジャックが勝利。
マイクを持ったジャックは「コンバンワ。カツマタシュンマ! オイ、俺はホントにその名前、忘れない。カツマタ、今日は本当にお疲れ様デシタ。カツマタ! ホントに楽しかった! ドウモアリガト!」と日本語で勝俣の健闘を称えた。
【試合後のコメント】
ジャック ホントに! カツマタ選手を知らなかった! でも今日、楽しい! 何と言いますか、フィーリング? 感じが違う。いつもはFREEDOMSの大会。DDTプロレスリングはお客さんがちょっと違うね。でもすごい面白かった! すごい面白かったから、あとはカツマタ選手……いや、たぶん俺はカツマタとノーマルの試合やりたい。たぶんもっと面白い。彼はデスマッチが欲しかったね。でもたぶんワタシもデスマッチだけじゃない。(通常ルールの試合も)やりたい。ありがとうございます。本当に、本当に楽しかった! でもビオレントジャック、イチバンデスマッチファイター。バーブワイヤーボード、しょうがない。
ボーナストラック 時間無制限一本勝負
彰人が「生きてる?」と聞くと、勝俣は「生きてます」。そこに泥酔して頭にネクタイを巻いた松永や石井たち酔っ払い軍団が登場。「俺達が酔っ払いかって? 俺たちに酔っているのはオマエらだろ! こいつらに飲ませちまおう!」と言って、ダメージの大きい勝俣に強引に酒を飲ませようとする。そこに坂口が入ってきて「俺も人のこと言えないけど、酒を強要するのはよくないと思うよ」と注意。だが、酔っ払い軍団が襲いかかっていき、そのまま緊急決定試合に雪崩れ込む。投げつけられた彰人を坂口がジャンプでかわすと、逆に上野と島谷は激突。それでもドロップキックを返すと、飯野が勝俣をリングに上げる。上野、島谷、飯野でトレイン攻撃。だが、酔っ払った飯野は赤いコスチュームの島谷に向かって突進。さらに野と島谷をスピアーで吹っ飛ばした飯野に対し、坂口がくいしんぼう仮面のコスチュームを使い、闘牛状態の飯野を翻弄してミドルキック。さらに彰人がスピンニングチョークで回していく。酔いが回って吐きそうな飯野に勝俣がダイビング・フットスタンプを投下して3カウント。
エンディング
「こんなケガをしている場合じゃないなって気になった」(竹下)
酔っ払い軍団を蹴散らしたALL OUT。「尖り過ぎてないか? 各々がやりたいことやり過ぎでしょ」と苦笑いする彰人だが、イサミとはターニングポイントになるときにまたやって、いつか超えたいと宣言。勝俣は「普段やらないプロレスをやるのは楽しいですね! 今日ビオレントジャックさんとアミーゴになれた気がするので、またやりたいです!」。竹下は「勝俣にあんなすごいアミーゴが出来るとはな。こんなケガをしている場合じゃないなって気になったんで、復帰したあかつきには俺たち三人でまた6人タッグのベルトを巻けるようになりましょう!」と力強く宣言。最後は三人で缶ビールを手にすると、乾杯をしてALL OUTプロデュースDAYを締めくくった。
【試合後のコメント】
竹下 僕自身は今回欠場ってことだったんですけど、何かこう……いいっすね! ALL OUTは今日見てもらって、確かに尖っているカードばかりでした。でもそれを各自が補うというか、この各自の個性が活かされたタッグチームがALL OUTなんで。見ていてより心強いというか。それを本当に改めて思ったので、僕が復帰したあかつきには必ずもう一度6人タッグのベルトをこの三人で巻きたいなと、今日改めて思いました。
彰人 いま竹下が言った通り、各々やりたいことをやっているだけのように見えるんだけど、それはお互いが信用出来ているからそういうことが出来るわけで。まあまあパッと見たら、みんな自由なことをやって、コイツらまとまってないなって見えるかもしれないけど、それが僕らなんで! それが僕らなりのまとまりなので。何かALL OUTらしい興行が出来たのかなって思います(笑)。反省点はたくさんありますけどね。
勝俣 そうですね。えー……。
彰人 オマエ、燃え尽きるんじゃねぇよ! 本当にALL OUTしてるな!(笑)
勝俣 そうですね……バックステージに来た瞬間に一気に体が……。
彰人 アドレナリンが切れた?(苦笑)
勝俣 切れましたね。何か……今年は6人タッグのベルト獲ったり、竹下さんに「オマエは心がショッパイ」って言われたり。この8月までのあいだにいろいろありました! でも……僕は今年入ったばかりですけど、たぶんチームワークっていうのは、ユニットいっぱいあります。酒呑童子とか長いにもありますけど、たぶん僕たちも負けていないと思うんですよ。ディエゴがいなくなった今、僕が入ってやっていますけど、たぶんチームワークっていうのはすごくて。竹下さんがケガして今回(6人タッグは)返上しちゃいましたけど、絶対にまた復帰したら三人でベルト巻けると思いますし。自分ももっともっと……この中にいると、近くで試合を見ていて刺激をもらえることばっかりなので。いつか自分も竹下さんとか彰人さんに「オマエの試合を見ていて刺激もらったよ」とか、もちろんお客さんにもですけど、そう言ってもらえるように個人としても頑張っていきたいと……。
彰人 もう十分思ってるよ! だって今日みたいな試合、DDTで出来るのお前ぐらいだよ。
勝俣 いやいやいや! そんなことないですよ。
彰人 だからこそああいう試合を(勝俣が)やるって言ったとき、僕らは組んだわけだし。
勝俣 はい。
彰人 やっぱり僕らに出来ないことをキミに出来るわけだから。
竹下 なかなか自分のカードの対戦相手を決めるときに、ビオレントジャックを指名する選手はいません! 恐ろしいな。
勝俣 いえいえ。僕、言葉にするのがすごく苦手で。何かこう……言葉に出来たらすぐに伝わると思うんですけど、それが出来ないんで。それが結果についてこなくて。それをもっと結果をつけて、お客さんに納得してもらえるようにして、ALL OUTのメンバーに結果をつけて……ね、ほら。言葉がね(苦笑)。言いたいことはあるんですよ!
竹下 分かるでしょ! そういうところや! つまり何が言いたいかっていうと、松永式ドランクマッチは毎年恒例にするってことや! 分かったか? 恐ろしいやろ!
彰人&勝俣 アハハハハハハ!