アントンがクリスにまさかの口づけ……アントンがお花見プロレス2DAYSを勝利で締めくくる!「色々な思いを一つの口づけで表現できるとは思わなかった」
3月27日「お花見プロレス2025【DAY2】」東京・上野恩賜公園野外ステージ大会が開催。メインで行われたのは、KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが男色ディーノと異色タッグを結成し、平田一喜&アントーニオ本多組と対戦したスペシャルタッグマッチ。クリスはディーノの要求で渋々男性客にキスをしながらの入場となった。試合序盤にアントンが転倒しごんぎつねを朗読しようするも、クリスが即カット。そのまま両チームは場外戦へとなだれ込み、会場を上へ下への大場外戦へ。リングに戻ると平田が捕まる展開に。クリスとディーノの連係の乱れに「ただ押すだけ」で一矢報いるとアントンにタッチを繋ぐ。満を持してアントンがリングに飛び込むが、アントンが転倒し膝を負傷。ギブアップしかけるも、創作昔話の朗読を懇願。結果、上野恩賜公園ではなく上野オチ●公園。クリスとディーノを一蹴すると、平田にダンスを踊ろうと提案。2人で平田メガネを装着すると「TOKYO GO!」がヒット。するとクリスとディーノも平田メガネを装着しリングへ。4人で打撃合戦になるが、最終的には4人でダンス。乱戦の中、アントンがシャイニング・ごんぎつねを狙うも切り返され、ディーノの男色ドライバーの餌食に。これをカウント2で平田がカットすると、アントンがクリスとディーノの誤爆を誘う。しかしディーノがリップロックでアントンの動きを止めるとリバースえび反りジャンプを放つが、アントンがかわし自爆。アントンがシャイニング・ごんぎつねからコーナーへ上る。クリスがアントンの足を掴んで動きを止めるが、アントンはなんとクリスにまさかのリップロック。クリスがダウンすると、アントンがディーノにダイビング・フィストドロップを投下し3カウントを奪取。アントンが2日間のお花見プロレスを勝利で締めくくった。
マイクを持ったアントンは「まさか勝てるとは思わなかったし、色々な思い、思考、考え、そういったものが一つの口づけで表現できるとは思わなかった! おすすめです、私の口づけ! 私は私の全てを語ろう! 2500年前にもみの木であった、前世のことを語ろう! 平田、いつもありがとう! 今年は復帰おめでとう! お前と試合してるとな……俺は最後まで言えねぇ。いずれ唇で語るぜ!」と言うと、最後は「く・ち・び・るー!」で大会を締めくくった。バックステージでもアントンは「まさかプロレスで人生の喜怒哀楽、あらゆる感情を経験できると思わなかったです。今夜もプロレス最高! みんな闘ってくれてありがとう! またリング上で会おうぜ!」と感謝の言葉を残した。
「お花見KING OF DRUNK決勝戦」は“ダディダディ”が猛威を振るいMAOが佐々木撃破で春の酒豪No.1に!「一番すげぇのはお花見プロレスなんだよ!」
セミファイナルでは春の酒豪No.1決定戦「お花見KING OF DRUNK決勝戦」が行われ、前日の予選を勝ち上がった佐々木大輔とMAOが一騎打ち。一定時間ごとにテキーラを飲み干さなくてはならない過酷な試合形式に、両選手はすぐに泥酔。もはや試合なのか何なのかわからない泥仕合となり、さらには予選で敗れ去った6選手まで乱入し収拾のつかない事態に。最終的には“佐々木ダディダディ”の大コールの中、佐々木が胴上げされ始めると佐々木がギブアップ。MAOが春の酒豪No.1の座を掴んだ。勝利したMAOがマイクを持つと「過去と闘って何が悪い! 昔を取り戻して何が悪い! 未来は俺が作る! 一番すげぇのはお花見プロレスなんだよ!」とストロングスタイルな一言で締めくくった。