ヨシヒコが超絶ムーブ連発でアシストし、MAOがBZWタッグ王座5度目の防衛に成功!「まだまだDDTはこんなもんじゃないって、ヨシヒコと2人で証明していきたい」(MAO)
現地時間4月19日アメリカ・ネバダ州パームス・カジノ・リゾート内パール・シアターにてDDT、東京女子プロレス、GCWによる3団体合同スーパーショー「TJPW vs DDT vs GCW」が開催。3団体の強豪選手が集った豪華な大会となった。メインで行われたのはMAO&ヨシヒコ組が持つBZWタッグ王座にジミー・ロイド&アレック・プライス組、ジャック・カートウィール&須見和馬組が挑んだ3WAY形式でのタイトルマッチ。この試合のキーマンになったのは前日の鈴木みのる戦で大流血に追い込まれ包帯を頭に巻いた痛々しい姿で登場したヨシヒコ。前日のダメージからヨシヒコが捕まる展開となり、ロイド&プライス組にリング内から場外のはるか後方にまで放り投げられると戦線離脱。今度はMAOが集中砲火を浴びることに。何とか自力で逆転に成功したMAOがヨシヒコにタッチを繋ぐと、輪廻転生で回転しながら周囲の選手を吹っ飛ばしていき、カートウィールにはドラゴン・スープレックスも見舞う。ここから選手が入り乱れる展開になるが、ヨシヒコが3選手をまとめて雪崩式パワーボム、ロイドには高速のリバースフランケンを決めて見せる。さらにヨシヒコがスーパーキックの乱れ打ちで他チームをなぎ倒すと、MAOがラ・ケブラーダを決める。ここから次から次へと場外ダイブ。最後はヨシヒコが無重力ダイブで他チームを足止めすると、MAOが須見にウルトラ・ビッグ・トーンを決め3カウントを奪取。BZWタッグ王座5度目の防衛に成功した。バックステージでMAOはレッスルマニアウィークでの連戦の疲労を伺わせながらも「まだまだ足りないよ。昨日も今日もこの会場を満員にはできなかった。まだまだDDTはこんなもんじゃないって、ヨシヒコと2人で証明していきたいと思います」と気を引き締めると、無言ながらヨシヒコはそれに共感するかのように笑みを浮かべた。
セミファイナルではKONOSUKE TAKESHITAがマーシャ・スラモビッチとタッグを組み、青木真也&山下実優組と激突した異色のタッグマッチ。TAKESHITAが久々の対戦となる青木と確かめ合うようなグラウンドの攻防を展開。山下とも激しい打撃の打ち合いを見せる。最後はマーシャがホワイトナイト・ドライバーを山下に決め3カウント。バックステージでTAKESHITAは「僕たちこれからもそれぞれの道があるけども、それぞれの道で私もトップを目指す。みんながトップを目指していけば、面白いプロレスが見れると思うんで楽しみにしてください」と語った。