NωA Jr. はじめてのワンマンライブ イヴイヴの奇跡～いつか憧れのでっかいステージへと～

新宿LOFT でのNωA Jr.初ワンマンLIVEは満員の大盛況！　反NωA Jr.軍が乱入し、まさかの路上プロレスも！　勝俣が2人へ感謝のメッセージを伝え決意も新たに2026年の飛躍を誓う！「来年復帰して、3人でベルトも獲って、新しい景色を作っていきたい」

　12月23日、東京・新宿LOFTにて「NωA Jr. はじめてのワンマンライブ イヴイヴの奇跡〜いつか憧れのでっかいステージへと〜」が開催。オープニングアクトとしてNωA Jr.（勝俣瞬馬、夢虹、須見和馬）をゲストに迎えたTo-yがホストを務めるトークショー「To-yの部屋」、勝俣の入場テーマ曲「MONSTER」でお馴染みの「ピーマン事件」のLIVE、アントーニオ本多がボーカルを務めるバンド「Daisetz」のLIVEが行われた。

　19:00を迎えると、オープニング映像が上映され、スクリーンが上がると大歓声の中NωA Jr.の3人がステージに登場。LIVEがスタートした。一曲目の「ωe are the HERO!!」で一気に会場が沸騰。続いてNωA Jr.のデビュー曲である「ニュー！レスリング！アイドル！」を熱唱。そしてMCコーナーを挟み、ソロのコラボコーナーへ。まずは夢虹が大石真翔を呼び込み、2人でNEWSの「チャンカパーナ」を披露。続いて須見がDaisetzを呼び込み、アントンの入場曲であった「僕のラブレター」を一緒に熱唱。

　そして再びMCコーナーになったところで、乱入を予告していた男色ディーノ&平田一喜がNωA Jr.を突如襲撃。さらにNωA Jr.の味方だったはずのアントンが須見に襲い掛かり造反。慌ててこのあと「ネバギバ☆I LOVE YOU」を披露予定だったMAO＆大石が救援に飛び込んで来る。ここで夢虹が「俺たちはプロレスラーなんだから、プロレスで勝負や！」とアピールすると、突如謎の黒服面の男がステージに現れ、そのマスクを取ると正体は上野勇希。上野が反NωA Jr.軍の助っ人だったことが判明すると、急きょ4vs4のエニウェアフォール8人タッグマッチがスタート。両チームが会場中を使って大乱闘を繰り広げる。次第に須見が集中砲火を浴びる展開となり、ディーノが男色ドライバーでイス盛りの上に突き刺すが、カウント2でNωA＆NωA Jr.連合軍がカット。ここでセコンドの勝俣がイスを振り回し飛び込むが、ディーノがリップロックで捕獲。会場は「落とせ」コールから次第に「勝俣頑張れ！」コールに。脱出した勝俣が須見とダブルのトラ―スキックをディーノに決めると、須見が会場の柵を踏み台にして、イス盛りへのミスティーフリップ。この一撃が決まるとさすがのディーノも返せず3カウント。NωA Jr.&NωA連合軍が見事LIVEの平和を守ることに成功した。闘いを通し両チームの因縁は終止符。一同ノーサイド、全員で「ネバギバ☆I LOVE YOU」をパフォーマンスした。

　いよいよLIVEも終盤。勝俣がピーマン事件とともに自身の入場曲「MONSTER」を熱唱するプレミア過ぎるパフォーマンス。さらに「推しタオルで吹き飛ばしちゃルチャ♪」「Going my ωay!!!!!～キミはひとりじゃない～」を続けて披露すると会場の盛り上がりも最高潮に。すると勝俣が2人への思いを話し始める。「言い出しっぺの俺が怪我して。NωA Jr.やりますって言って、何欠場してんのっていう感じで。2人がリング上では頑張ってくれて、このワンマンLIVEにたどりつきました。夢虹は7月に受験で、大学に合格しまして。（会場「おめでとう！」）頑張ったからこそ、こういう結果が出て。来年から大学生。竹下（KONOSUKE TAKESHITA）も大学行きながらやってたし。一緒に頑張ろうな。須見ちゃんは僕と夢虹がいない間、ずっとリング上で闘ってくれました。凄いんだよ？　いつでもどこでも挑戦権で、KO-D無差別にも挑戦して。NωA Jr.を守ってくれたのは、僕は須見ちゃんだと思うんで。須見ちゃんに感謝したいと思います。ありがとう！　俺も正直このNωA Jr.をやるって決めたにもかかわらず、俺が怪我して、みんなのことも引っ張っていけなくて、色んな事を考えて。正直、このワンマンを最後にしようって思ってました。俺の中で須見のためにも、夢虹のためにもなってないんじゃないかなって思ったんですけど。彼らの中で黒歴史を作ってるだけなんですよ。俺は来年復帰して、一緒に闘って、NωA Jr.で良かったなって思ってもらえるように、僕は彼らを全力でサポートしていきたいし、3人でベルトも獲って、また新しい景色を作っていきたいなと僕は思ってます。ついて来てくれてありがとう。このワンマンもどうなるかもわかんなかったと思うけど、文句ひとつ言わず、一緒にやってくれてありがとう。これからもよろしくお願いします！」と感謝のメッセージ。それを受け夢虹は「今年は受験でプロレス活動も全然出来なくて、NωA Jr.の活動も出来なくて。歯がゆい思い、悔しい思いもしたり、もっともっと試合したいとか思ってたけど、大学合格して、来年からは欠場もせずに頑張って一年間走り抜けたいと思ってるし。NωA Jr.の活動も、プロレスの活動も、いっぱいいっぱい大きい目標あるから。それを一つ一つ叶えていくために頑張ります。応援よろしくお願いします！」と宣言。須見「NωA Jr.を1年やってて、僕結構迷ってて、辞めたいって思ったことも結構正直あったんです。でも、勝俣さんが怪我してて、夢虹が大学受験、ここの居場所は俺が作らないとって思って。だから夢虹が帰って来て、勝俣さんはまだ怪我で欠場ですけど、僕はあなたが帰って来るのをずっと待ってるんで。安心しててください。そのためにも焦らずに、自分のペースで頑張ってください。まだまだNωA Jr.やっていきますんで、応援よろしくお願いします！」と勝俣にエール。改めて勝俣が「こんなにたくさんの人が集まってくれるとは思わなかったんですけど、僕たちがこのワンマンに懸ける思いっていうのはワンマンを見て皆さんに届いたかなとは思うので、これからもNωA Jr.の応援をお願いします。ありがとうございます！」と言うと会場は大きな拍手に包まれた。そして最後の曲として、LIVEに合わせて作られた新曲「未完成NEXT」を披露。

　拍手喝采の中LIVEが幕を閉じた……かと思われたがここでお客さん達からのアンコール。3人が再びステージに登場し「ネバギバ☆I LOVE YOU」を熱唱。そして勝俣が今日出演したレスラー、バンドの面々を呼び込み感謝を伝えると、みんなで「Going my ωay!!!!!～キミはひとりじゃない～」を熱唱し完全燃焼。初ワンマンLIVEは大成功で幕を閉じることとなった。