年末ラストが名古屋で悪いか！ド派手納め2025

正田脱退直前のSCHADENFREUDE Internationalが好連係で勝利！　名残惜しそうな正田にアントンが「いつでもどこかでつながっている」

　12月27日、愛知・今池ガスホールで「年末ラストが名古屋で悪いか！ド派手納め2025」が開催。メインイベントでは環境を変えてより強くなるために、来年1月3日の後楽園ホール大会を最後にSCHADENFREUDE Internationalから脱退することを発表している正田壮史が、SCHADENFREUDE Internationalの一員としてクリス・ブルックス＆アントーニオ本多と組んで、上野勇希＆To-y＆須見和馬と対戦。

　脱退が決まっていても遺恨があるわけではないので、SCHADENFREUDE Internationalのチームワークの良さは変わらず。この日は、相手チームの3人をゴムで縛り上げると、SCHADENFREUDE Internationalの三人が三方向からゴムを引っ張って、ゴムパッチンするという驚異的な攻撃も繰り出した。
　1・25後楽園大会でKO-D無差別級＆DDT UNIVERSAL両選手権変則3WAYマッチが決まっている上野とクリスも激しくやり合う中、須見が隙を突いて正田をスク〜ルボ〜イで丸め込もうとするが、正田はどうにかキックアウト。さらにクリスが絶妙なアシストをして正田優勢になると、クリスがプレイングマンティスボムの体勢に。すかさず正田とアントンが持ち上げられた須見にダブルのトラースキックを叩き込むと、一気にクリスが叩き付ける。盤石の状態で正田がカバーをして3カウント。

　勝利した正田は「僕がSCHADENFREUDE Internationalとして闘うのは、あと明日と1月3日の後楽園だけになりました。正直、こんなにも息もバイブスも合うチームを抜けるのは名残惜しいんですけど、自分の選んだ道で、より幅広い選択肢が待っていると思うので応援よろしくお願いします！」と挨拶。
　名残惜しそうな正田に対し、アントンが「これだけは言わせてくれ。いつでもどこかでつながっているから！　内側で探してみてくれ、時々」と声をかけると、正田はこの言葉が胸に刺さった様子。まだ残り2試合ある上、明日の今池大会でもこの3人で組むということで、最後はいつも通り「1、2、3、ヨーン！」で大会を締めた。