上野勇希が変則3WAYマッチでKO-D王座死守も、UNIVERSAL王座は佐々木大輔が強奪! KANONが3・22後楽園で無差別級王座に初挑戦
1月25日、東京・後楽園ホールで「MISSION IN BATTLE~新春絢爛~」が開催。KO-D無差別級&DDT UNIVERSAL両選手権試合~変則3WAYマッチ(2冠王者=上野勇希vs挑戦者=佐々木大輔vs挑戦者=クリス・ブルックス)は、2冠王者の上野がKO-D無差別級王座を死守するも、UNIVERSAL王座は佐々木が強奪。上野の持つ王座には3・22後楽園での「旗揚げ29周年記念大会」でKANONが初挑戦することが決定した。
このダブルタイトル戦のルールは2本勝負で1本目でUNIVERSAL王座、2本目でKO-D無差別級王座がかけられるもので、1本目の敗者は失格とならず、そのまま2本目が続行される。王者の上野にとっては2冠を守るためには1本目、2本目ともに連取しなければならないという極めて厳しい試合形式。
1本目、佐々木が上野が痛めている右足に鉄柱攻撃、イス殴打など集中砲火。クリスが上野に足4の字固めを決めると、裏4の字の体勢から佐々木がクリスにクロス・フェースロックもエスケープ。佐々木が場外の上野めがけてトペ気味にスピアを発射。クリスのプレイングマンティスボム狙いをかわした上野はWRも、佐々木がカット。佐々木がクリスをクロス・フェースロックで締め上げると、場外からカットに入ろうとした上野をDAMNATION T.Aのセコンドが阻止してクリスがタップ。この時点でUNIVERSAL王座は佐々木に移動した。
2本目、2冠獲りのチャンスが訪れた佐々木はクリスを再びクロス・フェースロックで絞り上げるもエスケープ。クリスが上野を肩車すると、佐々木がコーナーからジャンピング・ラリアット。クリスが佐々木にプレイングマンティスボムもカウントは2。上野がクリスにBlackout Sleeperを決めると、エプロンにセコンドのイルシオンが上がり、その隙に佐々木がイス攻撃でカット。佐々木は上野にミスティカ式からクロスオーバー・フェースロックも脱出。上野が2人まとめてWRを決めた。クリスが佐々木をカバーしていると、上野がクリスの背中にフロッグスプラッシュを投下。上野がクリスを場外に追いやると、佐々木にドロップキック、WRを決めて3カウントを奪取。上野はなんとかKO-D無差別級王座は守り抜いた。
マイクを持った上野は「やっぱりちょっと悔しい! 足をケガして2週間、3本ベルト持ってるチャンピオンが休んでしまって。タイトルマッチも1本負けちゃって。でも1本守ることができて。どっちも勝ち切る器量がない自分が悔しいです。悔しいからまだまだ防衛していきます」と2本のベルトを守り切れなかった悔しさを露わに。
ここで今林久弥GMが次期防衛戦は3・22後楽園となることをアナウンスし、「戦いたい相手はいますか?」と問うと、STRANGE LOVE CONNECTIONのMCであるKIMIHIROがKANONを呼び込んだ。KANONは「上野さん、DDTのテッペン獲りに来ました。俺はDDTの生え抜きじゃないけど、4年間DDTに参戦して、めちゃくちゃ日に日にDDTが大好きになってます。そんな大好きな団体のトップのベルト欲しいじゃないですか。ちょっと傷心なとこ申し訳ないけど、そのKO-D無差別級、挑戦させてください」とアピール。
上野は「ベルトを(1本)失っても、DDTの頂点と言ってくれるなら、KANONが大好きなDDTの一番の人間として、KANONの挑戦を受けよう。でも俺はKANONがDAMNATION(T.A)でやってた頃、いっぱいやられたことを1ミリも忘れてへん。4年間背負って来いよ。DAMNATIONでやってきたことを全部ぶつけてこいよ。今日俺は佐々木大輔にベルトを獲られたことも全部もって、周年大会、DDTの旗揚げの大事な大会やから、全部逃げずに。俺も逃げないから。思いっきりやろうよ」と受諾。
そして、上野は「KANONのことをたくさん知る機会がなかったら、KANONのこと全部教えてくれや」と言って握手を交わすも、KANONはラリアットをぶち込んだ。KANONは「上野さん、一つだけ教えてあげますよ。俺はちょっとだけ、上野さんより強い!」と言い放った。
バックステージで上野は「自分を信じてるから悔しいね。ケガをしたり病気をしたり、試合がしたくても立ち止まってしまうこともある。勝てると思っていても、自分を信じていても、負けたり勝つこともある。悔しいだけじゃないよ。もちろんうれしいホッとするところもある。どんな気持ちがあっても僕は進むしかないから。なぜならばDDTの一番だから。29周年、もっと先に進むために 僕が進んでいくよ。KANONには止められないよ。なぜなら、KANONは4年間と言ったけど、DAMNATIONにいたことから逃げてるやろ。そんな人間に負けるわけにはいかんねん」と複雑な胸中のなか、KO-D無差別級王座死守を誓った。
2・22後楽園では武知海青の2周年記念試合で一騎打ちに臨むが「海青も(欠場で)悔しいよな。俺も2週間前に感じたよ。今日も悔しい思いもいっぱいしたよ。でも進んでいくから。来月もどうなるか分からんけど、楽しいシングルマッチしようや。俺ももちろん勝つこともあれば負けることもあるかもしれない。でも、そんなこと構わずやるよ。プロレスラーだから。プロレスラーだから負けへんよ」と気を引き締めた。
UNIVERSAL王座を奪取した佐々木は「上野の野郎から、UNIVERSALしか獲れなかった。しぶてぇ野郎だな。俺の狙いは変わらず、上野からKO-Dを引きはがす。そしてあいつを不幸のどん底に叩き落とす。でも、UNIVERSAL、1本獲ったぞ。今日は正々堂々戦って。次の挑戦者は誰だ? いないんだろ? 上野、てめえが次の挑戦者だ」と上野潰しに執念を燃やした。
KO-D無差別級王座への初挑戦が決まったKANONは「ちょっと時間かかっちゃったけど、ようやくここまで来ました。4年前にDDTに来て、なかなかチャンスに恵まれなくて。自分でチャンスをつかむこともできなくて。去年DDTに所属して、仲間もできて、応援してくれるファンも増えて。このなかで、やっぱり今、背中押されてるなって、すごく思うので。ここでこの勢いに乗って、上野勇希、倒さなきゃいけないと思います。あと、個人的に一つ、ちょっと借りがあるんです。DDTに来て一番最初に負けた(2022年6月16日、新宿FACE)のが上野勇希なんです。だから4年前のリベンジで。 絶対勝ちます!」と必勝を期した。
MAO&KANONが飯野雄貴&納谷幸男を退け、KO-Dタッグ王座V3……The ApexがS.L.C.に合流!
STRANGE LOVE CONNECTION(S.L.C.)のMAO&KANONが飯野雄貴&納谷幸男(The Apex)を退け、KO-Dタッグ王座3度目の防衛に成功。戦いを通じて認めったことで、The Apexの2人はS.L.C.へ合流することになった。
まずは先発したKANONと飯野がショルダータックル合戦、KANONと納谷がエルボー合戦で火花を散らせた。MAOが場外の2人めがけてラ・ケブラーダを発射。飯野がKANONに雪崩式バックフリップ、納谷がダイビング・エルボードロップ、飯野が低空スピアもカット。KANONが飯野をコブラツイストで締め上げれば、MAOが掌底を叩き込んだ。飯野がスピアもKANONが止めてかわした。KANONと飯野がラリアット相打ち。MAOがみちのくドライバーⅡで納谷を排除。飯野が助走なしのスピアを見舞えば、KANONはラリアット。最後はKANONがGURU-GURUドライバーで飯野を仕留めた。
試合後、KANONは「The Apex、試合決まってから1カ月、みんなでバカについて考えた。答え出ねぇけど、バカってつえーな。最大なリスペクトと思ってくれ。ありがとな」とマイク。飯野は「バカという最高の誉め言葉をありがとう。俺らはバカ正直なんだよ。だからバカでいいんだよ。今日、俺らが負けた。(昨年11・3)両国でもMAOに負け、今日はKANONに負け。悔しい気持ち。でも、おまえらのことが今日このタイトルマッチを終えて、今大好きになったよ。おまえらのこと大好きになったよな、納谷? だから俺ら2人をS.L.C.に合体されてくれ!」と熱望。
MAOは「それ、分かりやすく言うと、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEみたいな感じで、The Apex from STRANGE LOVE CONNECTIONみたいなこと? STRANGE LOVE CONNECTIONに入る。そのなかでThe Apexのタッグチームは継続すると。なめたこと言ってんじゃねぇよ。おもしろそうじゃねぇか。電撃合体してやろうぜ。俺たち最強ユニットになっちゃったけどいいのか? DDTの外にも飛び出してやろうか。プロレス界を制圧するってことでいいでしょうか!?」と快諾した。
バックステージでは4人揃ってコメントブースに現れ、MAOは「2月(22日)の後楽園で新メンバー入れようと思ってたんだけど。そんなとより、すごくねぇか? プロレス界の地図を書き直してやるぜ。まずはDDTで最強にならないと。2月から5人のフォーメーションを考えなきゃいけない」と勢力拡大に意気上がった。
To-yがTAKESHITA&秋山準を相手に大奮闘!「ホンモノのTo-yになって倒しにいってやる」
感染性結膜炎のため、大会2日前に欠場が決まった武知海青(THE RAMPAGE)の“代打”として緊急出陣したTo-yがKONOSUKE TAKESHITA&秋山準を相手に敗れたものの大奮闘した。
To-yはHARASHIMAと組み、超大物2人と対戦。ドロップキックでTAKESHITAに奇襲を掛けるとトペコン・ヒーロを発射。リングに戻るとチョップ連打を叩き込んだ。だが、場外でTAKESHITAに観客席のイスにブレーンバスターで投げられた。秋山がTo-yにパイルドライバー、TAKESHITAは変形デスロックで足を締め上げた。HARASHIMAは秋山にスワンダイブ式クロスボディ、ファルコンアローを繰り出した。TAKESHITAがTo-yにブルーサンダーボムもカウントは2。To-yはTAKESHITAにフランケンシュタイナーも2カウント。TAKESHITAがTo-yに延髄ラリアットを見舞うと、To-yは張り手をぶちかました。HARASHIMAがTAKESHITAにリバース・フランケンシュタイナー、串刺し式蒼魔刀。To-yはコジマインパクトもフォールはならず。ならばとTo-yはコジマワンダーランドを狙うも、切り返したTAKESHITAはラストライド。TAKESHITAと秋山がTo-yにダブルのニーリフトをぶち込むもカット。TAKESHITAは強烈なエルボーを叩き込むも、To-yは死力を振り絞ってカウント2で返した。最後はTAKESHITAが渾身のワガママを繰り出して3カウントを奪った。
The37KAMIINA時代の先輩相手に善戦健闘したTo-yは「武知さん、悔しい思いしたかもしれないけど、そのために仲間がいるんで。俺はまた新たな悔しさが生まれた。これを解消するためには どんどん戦い抜いて、こんなチャンスはないかもしれないけど。もう1度、KONOSUKE TAKESHITAと戦ってやるから。そのときは俺がもっともっと、ジ・オーセンティックな、ホンモノのTo-yになって倒しにいってやるからな」といつか巡ってくるであろうチャンスを見据えた。
TAKESHITAは「僕個人のことで言うと、秋山さんとの出会い、それが今自分の活躍のなかで本当に大きなウエイトを占めてて。本当に秋山さんと出会ってなかったら、今の僕はないし。改めて、こうやって組んで、また思い出させるというか。自分の原点ではないんだけど大事なもの。もともと自分の直属の後輩だったTo-yと久しぶりにガッチリできて、非常に意味がある1日でした」、秋山は「どんどん時は流れていくから。TAKESHITA選手がTo-yの強さというか、いろんなものが受け継がれていくと思うし。横から見てて、あまりにも力強すぎて刺さりました」と話した。
武知戦が流れてしまったが、TAKESHITAは「こういうのはタイミングだと思うんですよ。たぶんプロレスの神様がいるって信じてるから、今じゃなかったんだろうね」と述べた。「旗揚げ29周年記念大会」(3・22後楽園)では平田一喜との一騎打ちが決まったが、「平田さんとのシングルなんて、たぶん10何年ぶりなんで。僕も強くなってるし、たぶん平田さんも強くなってると思うので非常に楽しみです」と笑みを見せた。
また、オープニングマッチではプロレスリング・ノアからDDTにレギュラー参戦中の宮脇純太が“憧れの人”青木真也とシングルマッチで激突。グラウンドでのレスリング、関節の取り合い、押さえ込みの応酬が続くなか、宮脇は必殺のサンシャイン・ドライバーもカウントは2。その後、エルボーの打ち合い、丸め込み合戦となり、青木がエイオキクラッチで決めにいくも宮脇が返し、15分タイムアップのゴングが鳴った。
宮脇は「今日、青木真也は俺に手を出してきたかもしれない。でも俺はもっと青木真也を吸収して、もっと強いプロレスラーになりたいです。今度戦うのはいつになるか分からないし タッグかもシングルかも分からない。でも俺はまだまだ青木真也の背中を見てるし。組むときもあれば、 もちろんあいつの背中を勉強させてもらいますよ」と語った。
青木は「自分が思ってるより強かった。ここから上がっていこうとする覚悟と気迫がすごかった 。(エイオキクラッチが決まらなかったが?)体が軽いのと、彼が動けるからついてきちゃう。体が柔らかくて、上手でした。ここからいくんじゃない? なんでこんなところでやってんだって。もっと 上いかないと。こんなとこでやってる選手じゃない」と評価していた。

























































































































































































































