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ドラマティック・ドリームズ!Vol.6~松井幸則 レフェリー25周年記念大会・轍~

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ドラマティック・ドリームズ!Vol.6~松井幸則 レフェリー25周年記念大会・轍~

日時2019年5月26日
会場大阪・エディオンアリーナ大阪第二競技場
観衆687人(満員)
  • 前説

  • オープニングコールはくいしんぼうではなく松井レフェリーの娘さん!

  • 今林久弥APの前説では井上リングアナとともに元みちのくプロレスの篠塚誠一郎リングアナが紹介された。追加日程として10月13日世界館大会がアナウンスされて主催の松井レフェリーが呼び込まれる。「本日はたくさんのご来場誠にありがとうございます。早いもので25年も経ってしまいまして、田舎の親に25歳までは好きなことをやらせてくれと言ってたのが、レフェリーして25年経ってしまってどうしようかと思っているんですけど、ただ25年といっても、まだまだ上にはすごい人がいるので。和田京平師匠とかは何百年もやってるかわからない妖怪みたいな人なので、その人が続けている限りは僕も現役でずっとやらせてもらってその高みを目指して精進していきたいと思ってます。あとはみんながすごい試合をしてくれるので、僕と一緒に楽しんでいってください」松井レフェリーがオープニングコールせんとすると今林APがラリアット。「今日のオープニングコールはこの方にお願いしてます!」と振るとスクリーンには松葉杖のくいしんぼう仮面が。「大会に出られへん。ごめんなあ。レスラーはケガがつきもんやから仕方ないな。まあ25周年、頑張ってください。今日はオープニングコール、ワシではない。この人や!」とさらに振ると松井レフェリーの3人の娘さんが「パパ、25周年おめでとう」と祝してオープニングコール。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • GENERATION BATTLE~若手通信世代対DNA世代~

    • 梅田公太

    • MAO

    • LOSE

      渡瀬瑞基

    VS

    VS

    7分37秒

    奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

  • 若通世代とDNA世代の対戦。彰人は渡瀬のリープフロッグをキャッチして水車落とし。連係を試みるが渡瀬は若通世代を場外送りにするとMAOがプランチャ。リングに戻された彰人はMAOのハリウッドスター・プレスや梅田の蹴りで捕まってしまう。彰人は渡瀬との2人がかりをマジックドラゴンスクリューで切り抜けると石井が顔面フロントハイキックで盛り返す。梅田も石井に串刺しの顔面低空ドロップキックを決めてMAOとタッチ。MAOがジョンウーで続く。石井がこの反動で自コーナーまで飛ぶと、平田と交替。平田は替わった渡瀬に彰人、石井で連係。渡瀬もドロップキックで返して平田に顔面ウォッシュと梅田のローキックを交互に放つ。MAOのトラースキックから渡瀬が腕極めDDTもカウント2。渡瀬のミサイルキックもカウント2で返した平田は向かってきたところを首固めで丸め込んで勝利した。
  • 第二試合 時間無制限勝負

  • お好みごちゃ混ぜタッグランブル

    • 高井憲吾

    • LOSE

      内田祥一

    VS

    • 高木三四郎

    • ゆに

    VS

    8分18秒

    オーバー・ザ・トップロープ

    ※< >内はチーム名と入場順。
    【退場順】
    ①○大和ヒロシ&○勝俣瞬馬<チーム歌=1>(1分53秒 オーバー・ザ・トップロープ)高梨将弘●&松永智充●<モースト・テクニカルコンビ=2>
    ②〇赤井沙希&朱崇花<チーム美女と美女=3>(2分55秒 オーバー・ザ・トップロープ)伊橋剛太●&島谷常寛<チーム豚と騒音=4>
    ③○高井憲吾&内田祥一(3分31秒 オーバー・ザ・トップロープ)大和ヒロシ&勝俣瞬馬●
    ④高井憲吾&○内田祥一(4分12秒 オーバー・ザ・トップロープ)赤井沙希&朱崇花●
  • 大和と勝俣は『進み続ける限り』をデュエットで入場。高梨&松永が入場するなりドロップキックを放って試合スタート。高梨&松永がエプロンに出して落とそうとしていると3番手で赤井&朱崇花がリングイン。赤井のダイビング・ボディーアタックから大和&勝俣が落として失格に。4番手は伊橋&島谷。伊橋がコーナーに登ったところで赤井がビッグブーツを放ってOTRで失格に。5番手は高井&内田。高井がリングインするなりラリアットで勝俣を場外に落として失格。さらに朱崇花も赤井をラリアットで接触させて落として失格に。最終入場は高木&ゆに。高井がゆにを羽交い絞め。内田が向かうもゆにがまとめて投げると高木が内田にスタナー。ぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターは高井がカット。エプロンで高木と内田がもつれあう。高井はゆにを血祭りにあげるとラストライドを狙うもゆにが頭上で堪えてコルバタで飛ばすと、高井がエプロンの内田に接触。内田が転落してOTRとなった。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 鬼才達の挽歌スペシャル6人タッグマッチ

    VS

    • 大鷲透

    • WIN

      トランザム★ヒロシ

    • ビリーケン・キッド

    VS

    0分18秒

    片エビ固め

    ※F5を切り返す。特別レフェリー=男色ディーノ
  • 入場したササダンゴは「松井レフェリーは8日間、不眠不休でこの大会のために準備していたと奥さんに聞きました。今日このあとの試合も長丁場と聞いています。ぜひとも我々はメインまで松井さんのために頑張っていこうと思っているのですが、我々は普段の松井さんへの恩義が言葉で尽くしきれないので、今日はできるだけ松井さんのレフェリーとしての負担を軽くしたいと考えてます。この試合に関しては男色ディーノをスペシャルレフェリーとして頼むことにしますので、松井さんはゆっくりとイスに座ってもらって休んでいただいて。いいんです。男色ディーノ、8日間何もやってないんですよ! 本当にヒマで体がなまってますので、男色ディーノが一生懸命厳格なレフェリーをやります」先に入場した大鷲&大石がビリーを呼び込む。ビリーが入場する中、大石が襲い掛かって試合スタート。ビリーの入場途中でササダンゴのF5がヒロシに切り返されて3カウント。すると今林APが「コラー! 何やっとんのじゃ!」と激怒。「戻れ! 何やってんだ、オマエら! 松井さんの25周年なんだよ! ちゃんとやれよ! ビリーさん、入場もしてませんよ! 大阪の英雄! 考えろよ! もう一回だな。再試合やるぞ!」と呼びかけると「ビリーさん、すいません。もう一回入場からやりましょう」とビリーに促して再試合へ。
  • 再試合

  • VS

    • 大鷲透

    • トランザム★ヒロシ

    • WIN

      ビリーケン・キッド

    VS

    5分26秒

    片エビ固め

    ※コウモリ吊り落とし
  • ビリーの入場中に大石が襲い掛かって試合スタート。ササダンゴのF5をヒロシが切り返すが、これはビリーが慌ててカット。松井レフェリー含めてエストレージャが出来上がるとビリーがディーノに掘られる。ディーノがコーナーで尻出し。飯野が大鷲にボディースラムからハカエルボー。ヒロシが飯野にリキラリアット。ササダンゴがサイドスープレックス。ビリーがコルバタ、大石がロシアンスイープと続く。大石はディーノの生尻を出すとビリーを投げる。松井レフェリーが「好き勝手やりやがって!」と向かっていくとかわされてディーノの地獄門に吸い込まれてしまったが、覚醒して大石にナックル連打からハイキック。ビリーがコウモリ吊り落としにつなぐと、松井レフェリーがマットを3つ叩いた。
  • 第四試合 30分一本勝負

  • Get the new Glory!スペシャルタッグマッチ

    VS

    • WIN

      HUB

    • 木髙イサミ

    VS

    11分38秒

    エビ固め

    ※亜留魔下首領
  • イサミのブレーンバスターからHUBが尻尾攻撃。キャンバスへのニークラッシャーで上野を捕まえる。そこからのサソリ固めはロープに逃げられる。イサミも足攻撃で続く。ローンバトルを強いられた上野だが、イサミにドロップキックを決めて吉村と交替。吉村がベアハッグ・スープレックス。これはカウント2。イサミは絶槍。替わったHUBがダイビング・ボディーアタックで続くとシャイニング・ウィザード。これは吉村がキャッチして逆水平。HUBの尻尾攻撃には払い腰でやり返す。上野がモンキーフリップからおっぴろげアタック。ダイビング・ボディーアタックはイサミがカット。エルボーで襲い掛かる上野にイサミはトラースキック。HUBのシャイニングは吉村がカット。吉村がラリアットから上野がHUBの背中目掛けてダイビング・ボディーアタック。カウント2で返さえれるとダイビング・ボディープレスは剣山で返されてしまった。イサミが吉村に絶槍。HUBのとぐろ巻き式ラリアットはカウント2。最後は亜留魔下首領が決まって3カウント。

    【試合後のコメント】
    イサミ 念願の尻尾タッグが実現したんで。どこかでまた…戦闘民族入りますか? でも鋼鉄家族ですからね。BASARAだと壁があるんけどね。
    ――相手については?
    イサミ 強いと思いますよ。強いし運動神経あるし、吉村選手なんかパワーもあって。でも、僕が見てる限りだとHUBさんのほうが力がある。上野選手とかは運動神経いいじゃないですか。でもHUBさんのほうが上に見えちゃう、僕にはどうしても。見ましたか、亜留魔下首領。
    HUB やりましょうか。
    イサミ 昔食らってます。意識なくなるかと思った。
    ――上野&吉村は?
    HUB 僕はいつも大阪でやっているので対戦する機会はなかったですけど、上野選手と吉村選手、すごくよかったですね。僕的に刺激をもらいましたね。
    イサミ 定期的にやりたい気がします。
    HUB ホントに松井さんに感謝です。
    イサミ この機会を作ってもらえて。また、彼らのタイミングでもいいので、今ならいける気がする、というタイミングでもう一回やりたいですね。テクニックも持ってるしパワーもあるし、運動神経もあるんですけど、まだ負ける気はしなかったですね。何が足りないのかはわからないですけど。
    HUB 上野選手ってキャリア何年ですか? 2、3年? すごいですね。
    イサミ 2、3年とは思えないじゃないですか。でも、厳しく言えばもう一つかなという。2、3年の人にどこまで求めるんだって話もあるんですけど。
    HUB 一個言いたいのは2人よりも松井さんのサッカーボールキックのほうが痛かったです。
    イサミ それはいつですか?
    HUB 飲み会の時です。メッチャ痛かったです。
    イサミ あの2人よりも松井さんのほうが強いかもしれない(苦笑)。松井さんには勝てる気しないですからね。あの2人にはまだ勝てる。松井さんおめでとうございます。

    上野 松井さんの25周年興行ですね、ひじょうにいいカードを組んでいただきまして。前回は欠場したのを当時イケイケの吉村直巳が助けてくれましたんで。
    吉村 助けてはないですけどね、自分の経験になっただけなんで。
    上野 今年は上野がボコボコにされて…でも我々はタッグ組んでやっていこうというなかで、きょうは大きいね。松井さんの気持ちが伝わったのか伝わってないのかわからないけど、大きい。とくにHUBさんには憧れる部分も大きくあるんで、楽しかったですね。ただ、こんなにひどい人って世の中におるんやと思いました。
    吉村 2人とも、体格では自分のほうがでかいのに、一撃一撃けっこうやられてもうたんで。なんなんすかね。
    上野 筋肉鍛えましょう。HUBさん鍛えまくってるからな。
    吉村 たしかに、でかかったもん。それ以上に鍛えて。
    上野 見てください、(吉村の)足。以上です。
  • 第五試合 30分一本勝負

  • ゴンギツネvs米在住自由人スペシャルシングルマッチ

    VS

    • LOSE

      菊タロー

    VS

    12分5秒

    片エビ固め

    ※ダイビング・フィストドロップ
  • コールは篠塚リングアナ。アントンはリープフロッグの際に菊タローに躓いてヒザを強打し、ギブアップ寸前に。ギブアップする前にと昨日徹夜で考えてきた昔話「ごんぎつね」を話し出すも内容はやしきたかじんではなく、下ネタ。さらにサミングを見舞うと、視界を失った菊タローは松井レフェリーに張り手。「見えてんだろ!」(松井)「バレましたか」(菊タロー)菊タローがアントンにローリング・セントーン。アントンもテーズドロップで返してエルボードロップもカウント2。菊タローの串刺し攻撃はアントンに迎撃されてしまうと、松井レフェリーを投げるが迎撃されてしまう。松井レフェリーが反則を取ろうとするとアントンが平謝りして「真面目にやるぞ!」。互いにナックルのラリー。バイオニックエルボーは菊タローがかわしてバックドロップもカウント2。バックの取り合いから菊タローは松井レフェリーの目を盗んでバック急所蹴り。アントンが菊タローにバック急所蹴りも松井レフェリーの眼前。菊タローはアントンかと思ってバック急所蹴りを放ったが、松井レフェリーに命中。全員で腰を前かがみにする展開。菊タローが首固めも、松井レフェリーは股間の痛みで3カウントを叩けない。アントンのシャイニングごんぎつねは菊タローがブロックし、その手を松井レフェリーに仕向ける。菊タローがアントンに松井レフェリーを投げるが、アントンが切り返して松井レフェリーは菊タローにラリアット。アントンがダイビング・フィストドロップを投下して3カウント。

    試合後、アントンがマイク。アントン「なんて厳しい闘いだったんだ。俺の乳首は一生使い物にならないし、俺の陰茎もただのおしっこをする棒になってしまった。なんて厳しい闘いだったんだ! でも俺はプロレス続ける! なぜなら俺の試合を見にきてくれるみんなのことが好きだからだ!」菊タロー「アントン、強くなったな。最後のフィストドロップ、効いたぜ。手術したところに当たったからメッチャ痛かったよ。松ちゃん、25周年おめでとう。皆さん、松ちゃんのために集まってくれてありがとうございます。みてください、(スクリーンのフタ絵を見て)松ちゃんも草葉の陰から喜んでくれてますよ。いい葬式の幕だよ。葬式の幕ちゃうんか? あ~葬式じゃない! 松ちゃん、25周年おめでとう。皆様に見に来てくれたのが松ちゃんにとって何よりのお祝いです。そして同じ時期にキャリアをスタートした菊タローも地元大阪の皆さんに愛されず、25年間やってきました。おかげさまで25周年です。ありがとうございます。皆様に人の心がこれっぽっちでもあるなら、このあとの休憩時間、売店でTシャツを買ってください。アメリカでの生活は厳しいです。たまにコカ・コーラが買えない生活をしてます。でも楽しくやってますので、松ちゃんが呼んでくれたから帰ってこれたけど、また来年も呼んでくれると思いますので、ちょくちょく頑張って帰ってきたいと思います。アントンもありがとう!」

    【試合後のコメント】
    アントン やっぱりな! 菊タローはすごい選手だったよ。例えば、一見おもしろおかしいことをしているように見えるだろう。コイツら呑気なおじさんたちだなって。大して体を酷使することもなく。だがしかし、菊タローは、ワタクシが100の問いかけをしたものに対して、110から530ぐらいのレンジで返してくるので、ひじょうに神経のほうがすり減ってしまって。神経的にはインポになってる、とっくに! すごいダメージを負ってるわけだ。だからみんな「アハハ、この太ったおじさんたち面白い」とか見てるけど、命の削り合いだから! ホントに今日はギリギリのところ、紙一重、紙0.2ぐらい命からがら勝利したわけです。ということは置いといて、やはり菊タロー選手は最高ですね。何回も何回も試合してるんですけど、シングルで。毎回違うものになってしまうというのは、お互いどこまでいくんだろうみたいな。これから10年、20年、120年、320年ぐらいやり続けても、320通りのシングルマッチができるかもしれません。まあその頃にはとっくに死んでるけどね! 320歳まで生きれるわけないから。まあこれは物の例えというやつでね。というわけで、それぐらい長くやっていけたらなという例えでした。今日はホントにありがとうございました。松井さん、25周年、おめでとうございます。
  • 第六試合 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ~轍~

    • 新崎人生

    • ツバサ

    • WIN

      坂口征夫

    VS

    VS

    13分13秒

    片エビ固め

    ※神の右膝
  • コールは篠塚リングアナ。坂口、ツバサ、人生の順番で入場。人生vs高尾でスタート。人生が高尾の腕を取るとロープ拝み渡りを仕掛けるがポーリーが揺らして阻止。遠藤とツバサが対峙。ツバサがアームホイップからドロップキック。坂口がジャンピングミドルで続いてマウントエルボー。ロープに向かった坂口を高尾がリング下から足引きして、エプロンでポーリーがボディープレス。場外で坂口を痛めつけてリングに戻す。DAMNATIONに捕まった坂口だったが、高尾にヒザ蹴りからドロップキックを決めてピンチを脱出。替わったツバサが一気呵成の攻め。高尾もドロップキックを放つと、遠藤が出てきてハンドスプリングエルボー。トーチャーラックボム狙いはツバサが切り返して丸め込む。人生が出てくるとスワンダイブ式ブレーンチョップ。さらにダイビングショルダーを浴びせていく。人生は遠藤の腕を取るとロープ拝み渡り。さらに曼荼羅捻りから坂口とタッチ。坂口が遠藤にカウンターのミドルキック。PKは遠藤がかわして頭突き。坂口もバックを取ってスリーパーも遠藤がかわしてポーリーがハンマーパンチで続く。坂口がかわしてバックを取ってスリーパー。ポーリーが背中から叩きつけると、高尾がコーナー2段目からダイビング・フットスタンプ。ポーリーのリバース・スプラッシュは人生がカット。遠藤が場外の人生とツバサにサスケスペシャル。リング内では坂口が払い腰からPK。再度のPKはポーリーがキャッチ。フィッシャーマンで叩きつけるもカウント2。ポーリーバスターは人生がスワンダイブ式ブレーンチョップでカット。ツバサがトペ・スイシーダ。人生のトラースキックから坂口が神の右膝に繋いで3カウント。

    【試合後のコメント】
    坂口 今日、大先輩が2人いて心強かったし楽しかった。もう松山まで待ったなしだ。ベルト取ってやる。遠藤、楽しみにしとけ。今日2人から学んだんで、もう負ける要素はないよ。
    ――DAMNATIONとの対戦でした。
    人生 組む選手も新鮮で、闘う選手に限っては本当にまったく知らない選手ばかりで、久しぶりに新鮮な、それでいて厳しい闘いができたなというふうに思います。まだまだ、自分も練習して頑張らないとなと改めて思いました。
    ツバサ 今日はタッグパートナーの2人が素晴らしくて心強かったですね。松井さんにこのカードを組んでもらって、感謝したいと思います。次は坂口さんがベルトを巻いてくると思いますので。
    坂口 ありがとうございます、頑張ります。
  • 第七試合 30分一本勝負

  • 匠vs巧~スペシャルシングルマッチ

    • LOSE

      ヤス・ウラノ

    VS

    VS

    13分31秒

    ミスティカ式クロス・フェースロック

  • 佐々木がウラノにショルダースルーされても片足タックル。さらに裏ヒザ十字で痛めつけて5分経過。ニークラッシャーからコーナーに登るとウラノが松井レフェリーを引っ張って盾にする。ウラノは佐々木にコルバタ。ウラノがショルダースルー。さらにバックドロップに繋ぐ。ウラノが佐々木に近づくとヘッドシザースで場外に出すが、ウラノも佐々木を捕まえてエプロンへのバックドロップ。さらに場外シルバーブレット。ウラノは佐々木をリングに戻すとミサイルキック。さらにペディグリーをかわしてクロスフェースも佐々木も切り返していく。ウラノが丸め込むもカウント2。佐々木がミスティカ式を狙うも、ウラノは止めてツームストーン・パイル。佐々木は場外にエスケープする。ウラノがリングに戻してカバーもカウント2。ウラノがクロスアームも佐々木が堪える。佐々木が松井レフェリーのブラインドを突いて急所蹴り。ミスティカ式クロスフェースで勝利した。試合後、タッグベルトを置いて勝ち誇る佐々木。それを見たウラノはタッグベルトを奪って引き揚げようとしたが、セコンドの遠藤と島谷に詰め寄られて返却し、引き揚げた。

    【試合後のコメント】
    ウラノ たぶんシングルマッチやって、負けたことなかったんですよね。昔の感覚のままで、今の現状を見てしまうと勢いが自分の消えてしまうと、あえて昔の気持ちのままいったんですけど、やっぱり足りなかったのかなと。せっかくDDTを離れてやってきたんで、昔のようなペースを握れていたかもしれないし、完全に佐々木のペースだったとも思えるし。今回はたまたま松井さんに組んでもらったカードだったけど、すぐにとは言わないですけど、何年先になるかわからないですけど、佐々木とはまた勝負をつけたい。DDTに乗り込むのか、全然別のところなのかわからないですけど、自分から動いていきたいと思います。

    佐々木 おい、ヤス・ウラノ。しばらくぶりだったけど、やっぱり相変わらず大したことねえな。なんなら昔より弱くなってんじゃねえのか、おい。もういい歳だろ。仕事探したりしてよ、真っ当に生きてよ、親孝行とかしたほうがいい年頃じゃねえのか? なあ、そう思わねえか?
    遠藤 思います。
    佐々木 オマエらだってよ、俺がもう30と3つだからよ、今のうちに孝行しといたほうがいいぞ。
    遠藤 …33なんすか?
    佐々木 30と3つだな。
    遠藤 30と3つ…何が違うのか。
    佐々木 そんなことはどうでもいい。シャカグチはどうだったんだ、シャカグチの野郎は。
    遠藤 今日のカードについて異論があります。新崎人生と坂口が組むのは矛盾してないですか?
    高尾 確かに。
    佐々木 でも、坊さんというのは(中略)墓の金もらってんだろ。
    高尾 坊主はベンツに乗ってるイメージ。
    佐々木 ベンツ乗ってるだろ。
    遠藤 ベンツ乗ってんですか?
    佐々木 で、どうだったんだよ。
    遠藤 大したことないです。結局ね、何がやりたいかわかんないんすよ、アイツは。一人一殺? ソウマだけまだ一殺されてないのか。
    佐々木 “ひとりいっさつ”というのは限定盤のエロ本買う時だろ。並んで一人一冊買うやつだろ。そっちのこと言ってんじゃないのか。
    遠藤 ああ、なるほど。
    高尾 限定のエロ本ってなんすか。そんなの見たことないですけど。
    佐々木 あるだろ! 真面目な話をしなさいよ! 俺は先に帰るよ。
    高尾 じゃあ私も帰ります。
    遠藤 結局ね、何がやりてえのかわかんないんだよ、坂口。もっと来てみろよ。殺したいんだろ? そんなんじゃ死なねえぞ。
    佐々木 (なぜか記者側に回って)選手としては物足りない?
    遠藤 物足りない。ピンピンしてる。
    佐々木 遠藤選手にも刀はある。
    遠藤 刀はある。
    佐々木 来週の松山に向けてコンディションはどうですか?
    遠藤 コンディションは今は落ちてる状態だけど、1週間後は落ちたぶんをプラスにして、今以上、アベレージ以上のコンディションになってるから。
    佐々木 すごいまともなことばかり言いますね。
    遠藤 最初に変なことばかり言うから、まともに戻してんだよ!
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • 超時空大戦~海援隊☆DXvs岸和田愚連隊~スペシャルタッグマッチ

    • WIN

      ディック東郷

    • MEN'Sテイオー

    VS

    • マグニチュード岸和田

    • LOSE

      バッファロー

    VS

    19分45秒

    横入り式エビ固め

  • 開始早々、激しい場外戦。リングに戻ると東郷が愚連隊に捕まってしまう。東郷とテイオーはこれで額から流血。リングに戻っても愚連隊のラフファイトに捕まってしまう。苦しい東郷はブレーンバスターで岸和田を投げる。岸和田に足をキャッチされるも空いている片足で延髄斬りを決めてテイオーとタッチ。テイオーが大ハッスル。岸和田のセントーンの誤爆も誘い、バッファローに滞空式のブレーンバスターまで決める。東郷が出てくるとバッファローにドロップキック。さらにマスクも剥いでしまうとイスを手にして脳天殴打。岸和田と対峙するとショルダーアタックのぶつかりあいからナックルとエルボーの打ち合いへ。東郷がショルダーアタックからクロスフェース、テイオーはバッファローをテイオーロックで捕獲する二重奏。テイオーのミラクルエクスタシーからコーナーに登った東郷だが、岸和田がイスをぶつけて落下させる。岸和田がテーブルをセットすると東郷を寝かせて岸和田がコーナーからダイビング・ボディープレスでテーブルクラッシュ。岸和田の垂直落下式ブレーンバスターはカウント2。ダイビング・ボディープレスはテイオーがカット。岸和田がラストライドを狙うも統合が踏ん張る。東郷はこれを前方回転エビ固めで切り返す。岸和田のラリアットはカウント2。岸和田がラストライドを決めるもテイオーがカット。岸和田はテイオーにもラストライドを狙うが、これはテイオーが切り返す。バッファローが向かってくるもかわして岸和田に被弾。東郷がバッファローを丸め込んで3カウント。岸和田はバッファローにラリアットを見舞って引き揚げてしまった。

    【試合後のコメント】
    東郷 おい松井、松井ファッ●ンおめでとう! テメエ25周年だからってこんなカード組みやがってよ。俺らもう5五十超えてんだよ。こんなしんどいことさせんな! いやあ、帰ってお風呂につからないと。バスクリーン買いにいこう」
    テイオー バスクリーン代は松井に請求するからな。

    岸和田&バッファローはノーコメント。
  • メインイベント 30分一本勝負

  • スペシャルタッグマッチ~劇的夢~

    VS

    VS

    27分14秒

    ジャーマン・スープレックス・ホールド

  • HARASHIMA、竹下と入場して花束贈呈。最後に入江&樋口が入場。HARASHIMAと樋口で試合スタート。続て竹下vs入江。竹下がリープフロッグからゼロ戦キック。入江もブルドッキングヘッドロックでやり返してコーナーの反動を利用してのボディープレス。入江は竹下を花道に出すとそこでのパイルドライバーを仕掛けるが竹下が回避。鉄柱にぶつけていくと花道に乗せて垂直落下式ブレーンバスター。竹下が入江をリングに戻して5分経過。HARASHIMAが出てくると串刺しニーからギロチンドロップ。入江もHARASHIMAをブレーンバスターホイップで叩きつけて樋口とタッチ。樋口がボディープレスで続く。そこから拷問式フェースロックへ。HARASHIMAはロープに逃げる。入江がエルボー一発で倒してエルボードロップ。これはカウント2。野郎Zタッグのダブルのショルダーアタック。HARASHIMAは連係をかわして2人まとめて串刺しフットスタンプでやり返すとタッチを受けた竹下がフランケンからフェイントDDT。樋口もアイアンクローでやり返しアトミックドロップ、ダブルチョップと攻撃。入江が出てくると串刺しラリアット。パワースラムからセントーンを放つもカウント2。竹下が交通事故タックルを読んでビッグブーツからブルーサンダー。しかしカウント2。ザーヒーは入江がかわしてデスバレー。ラリアットは竹下が腕をキャッチすると両手を踏みつけてザーヒー。入江も頭突きで返すとラリアットの打ち合いでダブルダウン。竹下から先にタッチを受けたHARASHIMAがダイビング・カンフーキック。コーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターはカウント2。15分経過、エルボーの打ち合いから入江が交通事故タックル。樋口が出てくると逆水平連打。串刺しラリアットからアバランシュホールドはカウント2。HARASHIMAのミドルキック、樋口の逆水平のラリー。樋口がダブルチョップで倒すとノド輪狙い。HARASHIMAが着地してコーナーに潰すと竹下がビッグブーツから垂直落下式ブレーンバスター。さらにHARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレスで続く。これをカットに入った入江はHARASHIMAにラリアット。樋口がダイビング・ボディープレスでつなぐがカウント2。HARASHIMAは樋口のカナディアンをフェースロックで逃れる、樋口も頭突きで返して20分経過。樋口のぶちかましをHARASHIMAが蒼魔刀で迎撃して竹下とタッチ。樋口は竹下をキャッチしてノド輪。これはカウント2。ダブルインパクトは竹下が回避し、コーナーに入江にビッグブーツ。さらに樋口をコーナーにぶつけてエルボー。ファブルを狙ったが、入江はコーナーから交通事故タックル。樋口がぶちかまし、入江がキャノンボール、樋口がドクターボムもHARASHIMAがカット。入江がHARASHIMAにキャノンボール、HARASHIMAもジャンピングハイで返して場外へ。ダブルダウンの中、先に起き上がった竹下が逆水平。樋口がやり返して頭突きからラリアット。竹下はラリアットをかわすとHARASHIMAと眉山。25分経過、竹下がラリアット。これは入江がカット。HARASHIMAが入江にリバースフランケン、竹下が投げ捨てジャーマンで排除してHARASHIMAがスワンダイブの場外蒼魔刀。リング内では樋口に竹下がエルボーからザーヒーもカウント2。投げ捨てパワーボムもカウント2で返されるとファブルからジャーマンで熱戦に終止符。
  • エンディング

  • 「入江さんは僕のライバル」(竹下)「幸之介と終わらすのはもったいない」(入江)

  • 試合後、竹下がマイクを取る.竹下「樋口、入江さん、オマエらと握手する気はさらさらないぞ。特に入江さん、今日で無差別のベルトを1年間ずっと守り続けて入江さんの最多防衛記録を破ったけど、その僕からベルトを獲ったのは入江さんです。でも入江さんはもうDDTにはいません。こんなに悲しいことはなくて、自分の中で入江さんとの物語はもう終わったことにしましたけど、今日闘ってて、最高の相手です。僕のライバルです。入江さん、またどこかで会いましょう」入江が退場しようとするのをHARASHIMAが止める。入江「自分はあんまりいい形ではない辞め方のように皆さん感じていると思うんですけど、今日7か月ぶりに日本で試合をしてDDTで試合をして、みんなが迎えてくれて嬉しかったです。ありがとうございました。幸之介が言ったように幸之介と終わらすのはもったいないって思うし、終わりたくないって思ったから何かの機会があれば試合しましょう。HARASHIMAさんも僕の節目で闘ってください。そして今日は樋口が隣にいてくれて僕は心強かったし成長を感じれて嬉しかったし、樋口に期待していることは伝わってきたので、みんなでDDTを引っ張ってください。そしてこのカードを組んでくれた松井さん、リングに上がってください! 10月の両国、僕が所属最後の試合で記念撮影するときに、松井さんがすごく泣いてました。あんなに泣いている姿を初めて見たし、僕もすごくうれしかったです。そして僕も泣けてきました。だから僕も松井さんの興行に必ず戻ってくると決めてました」松井「そのドヤ顔腹が立つわ。それ(ベルト)がアメリカで得てきたものか。最後はマイク持たないで置こうとおもったんですけど、皆さん楽しかったですか? 僕も楽しかったです。疲れました。これからも皆さんプロレスを応援してください。ありがとうございました!」

    【試合後のコメント】
    竹下 僕は言い続けるだけなんで。DDTで一番強いのは、この俺、竹下幸之介なんで。今日のドラマティック・ドリーム、サブタイトルつけられたこの試合のメインイベントで最後に勝ったのはこの俺。もちろんHARASHIMAさんと久しぶりにタッグを組んで連係もあったし、HARASHIMAさんのアシストもあったし、試合にいろんな要素が加わって最後に勝ったのは僕という、結果論の話ですけど、最後に立ってるヤツが一番強いんで。それを、DDTを離れた入江選手にもアピールできてたらいいなと思います。
    HARASHIMA まず松井レフェリー25周年おめでとうございます。そんななかこんな素晴らしいカードを組んでもらって、とても嬉しいですね。この試合で一番目立ってやろうと思ったんですけど、最後ね、まあ竹下が目立っちゃったかな。でもそれは嬉しいことで、組んでも闘っても面白い相手で。今日は竹下に勝ちを取られて、まあ味方ですけど、またこういう対戦あったら今度は僕が目立ってやろうと思います。久しぶりに入江とも闘えて、ガンガンいけるしすごい楽しいね。樋口とも組んでも闘っても楽しいし、今日はとても幸せなプロレスができました。
    竹下 松井さん25周年ですね。僕が生まれる前からこの業界にいるということでね。プロレス界の父親が高木三四郎だとすると、母親が松井さんみたいな。
    HARASHIMA ヒゲの…。
    竹下 ヒゲのオカンという感じなんですけど、僕自身は松井さんの20周年の時からずっとこの大会メインイベントに立たせてもらってて。これからも立ち続けられるように頑張っていきたいと思います。それと、ついにわたくしファブル(と色紙を見せて)、これ南(勝久)先生にザ・ファブル公認ということでいいんじゃないかということでですね。ご報告でした。
    ――海外を経て戻ってきた入江はどうだった?
    竹下 僕はけっこう入江さんのSNSとかは見てないですけど、試合の動画をけっこう見ていて。海外の試合を僕がよく見るというのもあるんですけど、よく見ていて。完全に、海外で勝つ選手になっているんで。いま入江さんは。ただ海外で活躍する、海外で頑張っている選手じゃなくて、海外で勝ってる選手になってる。だからやりがいはすごくありましたし、違うステージで活躍して、HARASHIMAさんもそうだし樋口も僕も入江さんも、みんながいろんなシチュエーションで闘ってるんだな、ということがわかりましたね。同じ団体内でいても違うんで、闘い方は。各自が。いろんなみんなの闘い方があるんだなとあらためて今日のタッグマッチで思いました。
    HARASHIMA  前も言ったことがあるんですけど、入江は海外に行って一番、心が強くなってるなという。前は体はあるしパワーもあるしプロレス頭もすごいあるんだけど、ハートの弱さ、心の弱さがあったんだけど、それが海外で過酷な状況で試合するなかで、一番そこが変わったなって思って。ホントに対戦するたびに強くなってるんで。僕がもう強くなっていると言えるアレじゃないぐらい、ホントに強くなってて、試合するのが楽しみですね。期待してます。いいタイミングでまた対戦できたら嬉しいです。
    ――樋口がギラつきを見せたが終盤どうだった?
    竹下 自分に言うわけじゃないですけど、僕、HARASHIMAさん、入江さんがたぶん目立って、おいしいところを持っていきあうというのは、それはもう当たり前なんで。そこに、唯一KO-D無差別を巻いたことのない樋口が何を見せてくるのかという。それを僕はこの間のKING OF DDTのトーナメントよりも、今日のほうが感じましたね。その上で叩き潰せたんで、より自信になりました。


    樋口 入江さん、すいませんでした。
    入江 僕は7ヵ月ぶりに日本で試合をして、DDT、すごく久しぶりだったんですけど、戻ってきて長かった、久しぶりだという気持ちもそんなに感じなかったし。控室でもホントにいままで通り、一緒で何も変わらなかったんで。それはホントに嬉しかったです。僕の辞め方とかをよく思っていない人たちももちろんいるとは思うんですけど、こうやって今日みんなが迎えてくれたのはホントに嬉しかったし、HARASHIMAさんと竹下幸之介、この2人と闘ったことも嬉しいし、何より僕はずっとこの気にかけてた樋口と組めて、樋口の成長、樋口のお客さんからの支持、それを目の前で見ることができて僕は嬉しかったです。
    樋口 終わってるだの終わってないだのね、うるさいんだよってね。続くんですよ、生きてる限りね。入江さんとか俺とかHARASHIMAさんとか竹下がいる限り続いていくんですよ。ぜんぜん終わらないです。終わってないんで、僕も。
    入江 自分はどんどん新しい道に進んでますけど、幸之介とのストーリーは終わってないから、そこに寄り道してもいいかなって思ってますんで、これからのDDTを樋口が引っ張っていってください。
    樋口 またどこかで。
    ――終盤竹下とのやり合いになったが。
    樋口 やっぱり後楽園で負けてるんで。すごい選手ですよ、すごいと思いますよ。ただだからこそ、負けたくないですよね。まだまだかもしれないですけど、いつか上にいけるようにやるだけなんで。
    ――海外のベルトを持って試合ができたが。
    入江 海外遠征を始めてからの一つの目標だったので。海外のベルトを持って、日本に帰ってきて試合をするというのが。その時はDDT所属だったので、DDTで海外のベルトを見せたいという気持ちがあったんですけど、もうDDTの所属じゃなくなりましたけど、今日はこうしてDDTで目標を達成できて嬉しいですね。

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