竹下幸之介が岡林裕二との死闘を制しKO-D無差別級王座を死守! 「次は僕が大日本に行ってもいいんで、また試合しましょう!」
今年最後のビッグマッチ「NEVER MIND 2021 in Yoyogi」が初進出の東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された。メインイベントでは、竹下幸之介が岡林裕二(大日本プロレス)との37分超えの死闘を制して、KO-D無差別級王座の2度目の防衛に成功した。
開始早々、2人は激しいショルダータックル合戦を繰り返し肉弾戦がスタート。20分過ぎにはブレーンバスターの投げ合いで両者一歩も引かず。あっという間に30分が経過し、ラリアット合戦となると、どちらも踏ん張り続けた。次はジャーマンの応酬となったが、これまた決定打にはならず。35分が過ぎようとしたところで、竹下がこの日2発目のジャンピング・ニーパットを決めると、岡林が吹っ飛んだ。チャンスと見た竹下はザーヒー、ジャーマン、そして必殺のPlus Ultraを決めるも、岡林が立ち上がり、卍固め式のような体勢に。そのまま倒れてグラウンドに移行すると、岡林がたまらずギブアップ。37分17秒にも及ぶ激闘に終止符が打たれた。
岡林と握手を交わした竹下は「岡林選手、単身、大日本からDDTに乗り込んできてくれて、最高の試合の数々を繰り広げてくれて。チャンピオンの僕が岡林選手を指名して、それにも最高の気合で応えてくれました。次は僕が大日本に行ってもいいんで、また試合しましょう」とマイク。
そして、「21年、DDTもThe37KAMIINAも竹下幸之介自身も大きく動き、成長し、革命が起きた年だったと思います。今DDTは一丸となって闘ってるんで、22年はもっと大きく強くなった、DDTらしさを忘れない、最高のDDTをお見せできると思うので、来年もよろしくお願いします」と締めくくった。
バックステージで竹下は「最高の対戦相手で、岡林選手も言ってくれましたけどライバル。年もキャリアも違えど、ライバルと言える存在がいることが本当にうれしいです。今日で終わりじゃなくて、僕らもまた明日からできるかな。体はきついけど、明日もジムに行こうと思います。きっと岡林選手もそうすると思うんで。僕たち、DDTが大好きで入ってきた人間なので、僕は僕のDDTで闘っていく。DDTが最高で最強で、僕はその先頭で闘っていく」とコメント。
勝負の分かれ目については、「意地じゃないですか。DDTのリングで、DDTのビッグマッチで年内最後の試合で負けるわけにはいかない。これが大日本のリングで僕が挑戦者の立場で行ってたら、それは勝敗分からないと思う」と話した。
秋山準から伝授されたジャンピング・ニーが有効打になったが、「ジャンボ鶴田さん、秋山選手、僕と。その伝承であり、その系譜に恥じないジャンピング・ニーを打たないといけないんで。欲を言えば、鶴田さん、秋山選手より、いいジャンピング・ニーを、最高のジャンピング・ニーを打つつもりでやってるから。2発目は過去最高のジャンピング・ニーをヒットできたと思います」と満足げに語った。
敗れた岡林は「すごかった。悔しいですけど、気持ちいい闘いができた。これから、まだまだ伸びますよ。俺も負けてないけど、負けたくないし。俺のスポーツ人生、負けて悔しい。それで悔しくて立ち上がって、次やったときに勝って。その連続だった気がします。今日負けて、また一つ目標ができた。必ずぶち倒しますから。明日からまた鍛え直したらええんですよ」と悔しさいっぱいで雪辱を期していた。
同王座戦の立会人を務めた小橋建太氏は「(11・3)大田区で最初に当たって、30分時間切れ引き分けだった試合も、見応えがあったんですけど。今日の試合はお互いにもっとぶつかり合いが激しくなって、体力も知力も尽した試合になったと思います。次の試合を見るのが楽しみになった。(竹下は)まだまだ伸びますよ。彼の向上心とヤル気。トレーニングが好きで、プロレスラーとしてもっと上にいきたい、頂点を極めたいという思いが重なっていい状態だと思います。(ジャンピング・ニーは)特に2発目はいいかな。攻撃を受けてて一発で相手の攻撃を止めてしまえる威力がある。どんどん磨いていけば、もっと強烈な武器になっていく」と熱闘を振り返った。
また、高木三四郎社長は「すべてのいろんなものが合わさって、パッケージとしては今年最高の興行として締められたんじゃないかと思います。特にメインはファンの時代に戻ったかのように声が出るくらい、すごい攻防でした。今のDDTを引っ張ってるのは間違いなく竹下幸之介とThe37KAMIINA。そして、今日お披露目になりましたけど、新生バーニング。遠藤哲哉とか秋山選手とか、そういう人たちが引っ張ってるんだと改めて思いました。そういう意味では、この闘いをもっと熱いものにして、来年25周年なので、いい25周年のスタートを切りたいと思ってます。集客も1100人を超えたということで、コロナ禍で正直厳しい闘いを余儀なくされていて、1000人を超えるのが一つの目安だったんで、今日それを達成することができてよかったです。(3・20)両国はもっと3000人を超えるくらいまで頑張りたいと思ってます」と総括した。
HARASHIMA&** **吉村直巳が“難敵”火野裕士&ボディガーを下しKO-Dタッグ王座初V! 吉村「ベルトを離したくないって気持ちが支えになった」
セミファイナルでは、HARASHIMA、吉村直巳組が“難敵”の火野裕士、ボディガー組を下し、KO-Dタッグ王座の初防衛に成功した。
火野組はパワーで攻め込むも、王者組も必死に応戦。15分過ぎ、吉村は火野組の串刺しラリアット連打を食いながら、なんとか耐えると、ボディガーに払い腰。カットに入った火野をHARASHIMAが蒼魔刀で排除し分断すると、吉村がラリアット連発でボディガーを仕留めた。
HARASHIMAは「今日の勝利は吉村の頑張りだと思うので。組む度、闘う度に強くなってるのを隣で実感しているので。次の挑戦者とか出てこなかったけど、誰の挑戦でも受けるので。楽しみにしてます」とコメント。
吉村は「HARASHIMAさんとやっとの思いで獲ったベルトを離したくないって気持ちが支えになった。ボディガーさんも、火野さんも尊敬する2人なので、勝てたのはうれしい。でも、これで超えられたわけじゃないので、まだ僕も強くなるので。(次は)もう怖いもんない。やったる」と先を見据えた。
敗れたボディガーは「吉村、まだまだしょっぱいと思ってたけど、強くなったやないか。今日は負けや。せやけどな、1回俺に勝ったくらいで超えたと思うなよ。なんべんでもやったる」と、火野は「タッグでちゃんと組むのは今日が初めて? チームワークは問題なかったと思うけど、向こうがチャンスをモノにした感じ。やってやりましょう。またこのチームで」と共に再チャレンジを視野に入れていた。
佐々木大輔が高梨将弘を退けUNIVERSAL王座V3! 22年1・30後楽園で因縁の藤田ミノルが挑戦
第6試合では、DDT UNIVERSAL王者の佐々木大輔が高梨将弘の挑戦を退け、3度目の防衛に成功。22年1月30日の東京・後楽園ホールで藤田ミノルとV4戦に臨むことが決まった。
この日も、佐々木のセコンドのMJポーが要所要所で介入し、高梨はペースをなかなかつかめず。しかし、ポーの乱入を、高梨のセコンドに就いていた藤田が阻止するなど高梨陣営も対抗。15分過ぎ、レフェリーが昏倒している隙に、佐々木が急所にヒザをたたき込み、イス攻撃。ミスティカ式クロス・フェースがエスケープされると、足極め式のクロス・フェースロックで絞め上げてギブアップを奪った。
佐々木は「高梨、テメエに勝つためなら、足の1本くらいくれてやる。今日で終わりだ。市ヶ谷に帰りやがれ。そんなことより、藤田ミノル! 治ってんのか治ってないんだか知らないけど、決着つけようじゃないか。次の挑戦者はアンタだ」と逆要求。
藤田は「俺の体調は集中治療室にいたときから1ミリもよくなってない。でも、オマエ、この前シングルやったときより、目にクマつくってんじゃないか。俺より体悪そうなヤツから、そのベルト奪ってやるよ」と応じ、来年1・30後楽園でのタイトル戦が決定した。
両者は7月26日、東京・新宿FACEで一騎打ちを行い藤田が勝利。佐々木がそのリベンジ戦として、藤田を指名して、10月12日の後楽園で同王座を懸けて対戦する予定だった。だが、藤田の体調不良により流れた経緯があり、そこから3カ月後にしきり直しすることになった。
バックステージで佐々木は「市ヶ谷のビルか、病院か、あそこの権利もじきに俺の元に来るぞ。高梨、テメエとはもうこれで終わりだ。次は藤田ミノル、勝ち逃げは許さない。何で休んでたか知らねぇけど、もうリングに立ってんだろ。立ってるなら、俺の前に立て。なんか知らないけど、挑戦者が(木高)イサミに代わって、楽しい試合させてもらった。その次が高尾蒼馬、次が高梨。ふざけてんのか? 俺が闘いたいのは藤田ミノル、あの人だけだ。待ってたよ」とコメント。
挑戦が決まった藤田は「私の心肺機能は皆さんより下のレベルだと言って間違いないと思います。ただ、地獄の近所まで行って引き返してきたので、生命力は強いと思いますので、タイトルマッチでその辺を見せられればいい。前回勝ったので問題ないと思います。高梨が今日勝てばよかったんのですが、そうならなかったので私が(チョコプロを背負って)出るしかない」と意気込んだ。
遠藤哲哉率いる新生BURNINGが白星発進! 「竹下幸之介から取れるようにならなきゃ、俺がBURNINGを立ち上げた意味がない」
第5試合では、遠藤哲哉が率いる新生BURNING(第4次)が8人タッグ戦でThe37KAMIINAを破って白星で発進した。
リーダーの遠藤は参謀役の秋山準、岡田佑介、高鹿佑也を従えて、新テーマ曲、新コスチュームで登場。入場口では秋山がBURNINGのガウンを遠藤に着せてリングイン。The37KAMIINAの上野勇希、勝俣瞬馬、MAO、小嶋斗偉と相対した。
新生BURNINGは初戦とは思えぬ好連係を見せ、The37KAMIINAも負けじと応戦。キャリアの浅い小嶋も必死の攻めを見せたが、遠藤に捕獲されると、旋回式トーチャーラックボムからシューティングスター・プレスを食って3カウントを聞いた。
遠藤は「相手はDDTが誇るタッグチーム。勝ちました。ただ、小嶋から勝った。それじゃ意味がない。The37KAMIINAのトップは誰だ? 竹下幸之介、アイツから取れるようにならなきゃ、俺がBURNINGを立ち上げた意味がない。今日試合をしてみて、BURNINGの可能性を感じることができました」と手応えをつかんだ様子。
秋山は「遠藤哲哉が立ち上げたBURNING、これからまた違う歴史を紡いでいく。そしてDDTのみならず、プロレス界に名を馳せる。そういうチームで頑張ろう!」と気合を入れた。
3** **カ月ぶり復帰戦の坂口征夫は鈴木みのるの前に玉砕! 「やり足りねぇよ。あのクソじじい。勝つまでやってやる」
第4試合では、腰の椎間板ヘルニアのため9月から欠場していた坂口征夫が3カ月ぶりの復帰戦を行ったが、鈴木軍の“ボス”鈴木みのるの前に玉砕した。
5年前、東京・両国国技館で鈴木との一騎打ちで敗れている坂口は樋口和貞、赤井沙希のEruptionで出陣。鈴木は伊藤リスペクト軍団の伊藤麻希(東京女子プロレス)、クリス・ブルックスと異色トリオを結成して激突した。
坂口と鈴木は関節技の応酬から壮絶な打撃戦に発展。ほかの選手が割って入っても、2人は過剰に意識してやり合った。15分過ぎ、坂口がPK連打で攻め込むも鈴木は耐えた。鈴木は蹴り技で反撃し、エルボーの打ち合いになると、坂口が神の右ヒザを決めるも鈴木はフォールを許さず。坂口をスリーパーで捕獲した鈴木はゴッチ式パイルドライバーをさく裂させて3カウントを奪取した。
坂口は「9・21札幌から地獄のような3カ月だった。1分も歩けない。またリングに立てるのかなと思うときもあったくらい。でも覚悟と努力と、周りの2人がいたから戻って来れた。対角に鈴木みのる。うちの会社も相変わらず狂ってるなと思ったけど。復帰戦でこれだけやりがいのある相手を見つけてきてくれるってことは、俺もまだまだ死ねねぇと思って挑んだ。うちら勢力拡大も考えつつ、The37KAMIINA、DAMNATION T.A、BURNING、フェロモンズ、DISASTER BOX? 関係ねぇよ。俺が帰ってきた。DDTを取ってやる。覚えとけ」とEruptionとしての巻き返しを宣言。鈴木に対して、坂口は「やり足りねぇよ。あのクソじじい。いつでもやってやるよ。俺は逃げも隠れもしねぇよ。しつこいから。勝つまでやってやる」と話した。
一方、鈴木が「勝ったのは俺のおかげだろ。最後俺だけじゃねぇか、出てるの。オマエらやられてばっかじゃねぇかよ」と言うと、伊藤が「頑張りを認めて。一生懸命頑張ったから」と発言。すると、鈴木は「一生懸命頑張ったかどうかを認めるには、あと1万円、パイルドライバーで買い物しろ。そしたらいいよ。(この前の)1万円は最初の手付金だ」ととんでもないことを言い出した。
伊藤が「伊藤リスペクト軍団が勝ちました。また、このチームで組むことがあれば頑張ります」と話すと、鈴木は「鈴木軍、イチバーン!」と、伊藤は「伊藤リスペクト軍団が一番だ!」と言い返し、結局、仲良くなったのかどうか最後まで分からずじまいだった。
青木真也、堀田祐美子への公開プロポーズは成就せずもタッグ結成へ! 堀田「タッグから、強いプロレスを教えてやるよ」
第2試合のKO-D6人タッグ王座戦で、青木真也が堀田祐美子に公開プロポーズを敢行。恋はまだ成就しなかったが、2人はタッグを結成して“第一歩”を進むことになった。
青木は堀田、スーパー・ササダンゴ・マシンをパートナーに、フェロモンズ(男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成"ファンタスティック"夢人)が保持する同選手権に挑戦した。だが、勝負の行方とともに注目されたのが、堀田に恋してしまった青木の告白がかなうかどうかだった。
この日もフェロモンズのハレンチ行為は相変わらず。青木が満を持して、クリスマスプレゼントとして用意していた赤いベルトを手渡そうとするも、なぜか今成も赤いベルトを持参していた。堀田は「ふざけんな」と一喝すると、赤いベルトで青木と今成を殴打。意気消沈の青木にフェロモンズはセクシーシーソーを見舞うと、ディーノが青木、ササダンゴ、堀田の順で大放屁を発射。さらに尻を出したディーノと飯野が、青木と堀田にセクシーピーラーを食らわせた。そこで、ディーノと飯野が合体式のヨーロピアンクラッチ(フェロトッツォ)でササダンゴを丸め込んだ。すると本来、固め技にもかかわらず、ササダンゴは耐えられずに、たまらずギブアップ。フェロモンズが2度目の防衛に成功した。
試合後、堀田が赤いベルトを装着すると、青木は「今日が2人の第一歩です」とひと言。堀田は「オマエ、何かっこ悪いとこ見せてんだよ。私が知ってる青木真也はこんなもんじゃねぇ。こんなとこで負けて、私がオマエに答え、出せるわけないじゃん。だから、このリングでもっと強くなるために、オマエとタッグを組んでやる。強さを求めて意気投合したんじゃないの? タッグから、強いプロレスを教えてやるよ」と返答し、青木も「まずはタッグから」と同意した。
バックステージで、堀田は青木とお揃いの赤いベルトを締めると、恋人つなぎで記念撮影に応じ、まんざらでもない様子を見せた。仲介役のササダンゴは「DDT、CyberFight、総出で応援していきたいなと思ってます。令和3年最後のビッグカップルの誕生に、盛大にお祝いください」とコメントした。
☆全試合の詳細はWRESTLE UNIVERSEをご覧ください!
https://www.wrestle-universe.com/lives/uY7EkntiZB9wZPCtWJBytE









































































































































