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Road to Peter Pan 2019~ドラマティック・ドリーム・玉こんにゃく~

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Road to Peter Pan 2019~ドラマティック・ドリーム・玉こんにゃく~

日時2019年5月4日
会場山形・山形ビッグウイング
観衆240人(満員)
  • 前説

  • 高木三四郎登場、ルチャリブレ・クラシカルールの説明

  • 今林久弥APの前説では丸投げ試合の担当の高木三四郎が登場。本日の高梨vs平田のルチャリブレ・クラシカルールについて「ジャベの応酬を楽しんでいただきたい。高梨選手はT2Pを格闘技の団体と間違って入ってしまった。平田選手は某神戸団体出身の選手。ルチャと言えばジャベ、ジャベと言えばルチャという神髄を皆さんにお見せできれば」と説明。四角形のリングを「簡易的に」六角形のリングにすると明かして「DDT山形大会スタート!」とオープニングコール。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

    • マイク・ロリンズ

    • LOSE

      リッキー・スタークス

    VS

    VS

    10分58秒

    片エビ固め

    ※グリーンティプランジ
  • 松永はゴムチューブを手に現れるも、ボディーチェックの際にロリンズに奪われてしまう。松永がスタークスにボディースラムを掛けさせるも踏ん張って逆にボディースラム。スタークスのヒップアタックも受け止めたが、半ケツになってのヒップアタックで場外へ。スタークスはイスを持ち出し飛ぶフリをして着席。そこへベイリーがやってきて松永と半ケツになってヒップアタック。ロリンズがベイリーにパワー殺法。ボディースラムで叩きつけてポーズを決める。ベイリーもドロップキックでやり返すとバックエルボー連打でダウンさせ、半ケツにさせてローキック。ロリンズもジャーマンで豪快に投げると替わったスタークスが連係。ベイリーもマシンガンミドルから松永のDDTのアシストを受けて竜巻旋風脚。続くアルティマ・ウェポンはかわされて自爆するとスタークスがベイリーをカナディアンに担いでからカッター。しかし続くムーンサルトはかわされてしまう。直後にベイリーがグリーンティプランジを決めて3カウント。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • DAMNATIONvsALL OUT!

    9分7秒

    変形アンクルホールド

  • レフェリーはプロレスリングDEWAのロック鈴木。彰人がロープに飛ぶと島谷が足引き。高尾がコーナー踏み付けで続いて彰人を捕獲し続ける。彰人は高尾のジャンピングハイをかわして俵返しを決めるも、タッチは島谷がコーナーに控える飯野を落として阻止。高尾は島谷との連係も彰人がマジックドラゴンスクリューを見舞ってようやくピンチを脱出。替わった飯野が大暴れ。飯野が高尾にハカエルボーもかわされてしまう。すると島谷が出てきてハカエルボーもノド元を掴まれてしまう。飯野は2人まとめて両腕ラリアット。飯野は2人まとめてハカエルボー。高尾が飯野にドロップキック。替わった島谷に飯野がスピア。彰人が出てくるも高尾と島谷で連係。島谷が羽交い絞めも高尾のトラースキックが誤爆。高尾を飯野がスピアで排除。彰人が島谷にニーアッパー。足横須賀からサソリを狙うも島谷が丸め込む。これを返した彰人がサムソンクラッチの入りから変形のアンクルホールドでギブアップを奪った。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 歌!歌!黒豚!3WAYマッチ

    9分21秒

    首固め

    ※もう1人は大鷲透。
  • 松野は入場するなり『おまえのバラード』、続いて大和が『進み続ける限り(サンババージョン)』を熱唱。最後に大鷲が入場するも真剣な表情。握手も拒否すると松野と大和は握手をかわす。大鷲と大和でロックアップ、さらにフィンガーロックも松野は無視されてしまう。松野がチョップを大和に決めると、大和は大鷲に、そして大鷲は大和に見舞ってラリー。松野はここで「3WAY! 3人でやんだよ!」とアピールしたが、大鷲に場外へと落とされてしまう。さらにエプロンに上がったところでロープに飛んできた大鷲と接触して落下。もう一度エプロンに上がるも、再び大鷲と接触して落下しれてしまう。それでも松野はゴージャススターエルボーを大和に狙うがかわされて自爆。それでもめげずに2人まとめて619(大鷲は届かず無理やり蹴倒す)から、2人まとめてゴージャススターエルボー。大和がダイビング・ボディーアタックをキャッチ。大和が「X固め!」と松野に弓矢固めも、大鷲が大和の顔に海苔を被せ、水をかけて窒息させてしまう。このチャンスに「今日は勝ちを譲ってやる。コーナーに登れよ」と息のあがった松野は大鷲をコーナーに登らせるもストンピング連打から丸め込もうとする。すると大和が首固め。これをクリアした松野が松野チョップ連打も再び首固めで丸め込まれてフォール負け。その後、松野と大和はケンカしながら退場。コーナーに取り残された大鷲は「高いところから失礼します。DDTプロレスこれから中盤戦に突入します!」とアピールして引き揚げた。
  • 第四試合 30分一本勝負

    • 梅田公太

    • LOSE

      渡瀬瑞基

    VS

    VS

    10分33秒

    片エビ固め

    ※神の右膝
  • 場外戦で梅田と渡瀬をいたぶる坂口と樋口。渡瀬は樋口をトラックに叩きつけ、梅田も坂口を鉄柱にぶつけるなどして盛り返すも、再び渡瀬が捕まってしまう。樋口のアバランシュホールド+坂口のジャンピングミドルはカウント2。渡瀬もフロント・ネックロックからブレーンバスターで切り返そうとする樋口をDDTで叩きつけてピンチを脱出。梅田がミサイルキックで飛び込む。樋口がダブルチョップを決めると替わった坂口に梅田がドロップキック。梅田の串刺し顔面ドロップキックから渡瀬がfromコーナーtoコーナーも樋口がカット。渡瀬がエルボーから投げ捨てジャーマンも直後に坂口が神の右膝で勝負あり。
  • 第五試合 30分一本勝負

  • 高木三四郎丸投げ試合~ルチャリブレ・クラシカルール

    11分1秒

    パロスペシャル

  • T2Pのテーマが流れる中、ニュートラルコーナーに虎の子ロープが張られ、高木のチェックが入って六角形リングが完成。腕の取り合い、ヘッドロックの切り返しなど見せた両者。ジャベで高梨が攻勢も平田もフルネルソンでロープエスケープを奪う。さらに平田は変形のチキンウイング・アームロックでさらにロープエスケープを奪う。丸め込みから両者の足が絡まってダブルフォールもカウント2。平田がパラダイスロックで固定も高梨はロープエスケープ。高梨は3ロストポイント。ならばと高梨がタカタニックと見せかけてパロスペシャルでギブアップを奪った。

    【試合後のコメント】
    平田 いってー。最後絶対タカタニックだと思った~! 油断した~! ジャベとか全然得意じゃないんですけど、思いつくもの行き当たりばったりで攻めはしたものの、返されますね。さすがですよ。3回エスケープ取りましたけど、全然しっくりこないというか。スルリスルリ抜けられてしまうというのはね。もともと出身が同じ道場の先輩なので根本は一緒? 一緒じゃないのか? そういうのはわからないけど、同じ血が少し流れているんだろうけど、テクニックの部分では全然手も足も及ばなかったです。3回エスケープ取ったけれど、正直手ごたえがあるようなないような。最後悔しいなあ。僕、一回もエスケープしてないですからね。ただ最後動けなかった! ガッチリいかれた! 勉強させてもらっていつか高梨さんの胸をお借りしたいと思います。

    高梨 なんもねえよ。いつもの試合と一緒だよ。ウチの社長に丸投げされて試合する。いつもと何が違うんだ? 高木三四郎プロデュースマッチ? 普段からアイツは出てきたりしねえじゃねえか! 結局やりたいもんだけやらせやがってよ。けどな、任されるって悪い気分はしねえよ。今日はうまい酒呑めんじゃねえの? ただ一つだけ言わせてもらおうか。俺はこんな無責任なことをしたくない。だから絶対プロデュースマッチだけは拒否する! 出るのはいいけどな! 以上!
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • ハッピーモーテル結成の地に3年ぶりに帰還!

    13分37秒

    片エビ固め

    ※ダイビング・フィストドロップ
  • MAOと上野は松野を先頭に登場。竹下&アントンは久々のモーテル曲で入場。ちびっ子を巻き込んで円陣を組んでリングイン。MAOと上野の奇襲で試合スタート。アントンはロープワークの際に上野に躓いてヒザを強打。痛すぎて引退せんとしたが最後にやり残したこととして「昔話を言いたい」と創作昔話『ごんぎつね』を話し出すも内容はさくらんぼではなく下ネタ。サミングは竹下に命中し、さらに自身も目と乳首に食らってしまう。こうしてアントンがローンバトル。アントンは上野にボディーブローを見舞って竹下とタッチ。竹下がエルボーで攻め込む。上野がアストロシザース。MAOがジョンウーで続くも竹下がラリアットで返して局面はアントンvs上野に。卍固めをかわした上野が裏投げからMAOと連係。上野とMAOのツープラトン・ブレーンバスターは竹下が救出し、MAOを排除。上野にダブルのナックルパンチから竹下との合体バイオニックエルボー。このカバーをカットに入ったMAOに竹下がドラゴンスクリューからアントンがシャイニングごんぎつね。上野もアントンに丸め込み。竹下がエプロンからアントンの両腕を取って阻止するとファブルを投下。アントンがダイビング・フィストドロップに繋いで勝負あり。

    試合後、アントンがマイク。「山形の皆さん、5年前のこのゴールデンウィークの大会にこのハッピーモーテル結成の試合を見に来てくださった方がいるやもしれぬし、いないやもしれぬ。あれから5年が経ち、我々は途中、行く道を分かつことになり、私のさくらんぼはやや錯乱…錯乱気味になったこともありました。でもこうして今日一日ハッピーモーテルとして山形で暮らせたこと誇りに思うし、私がひと錯乱経たおかげでこうしたベルトが私の肩にかかっているということであります。マイクのポイント、あってる? それではまた竹下選手と組むかわからないですけど、どうもありがとう。我々の音楽をかけてください」

    【試合後のコメント】
    竹下 ブランクというのは恐ろしいもので、ハッピーモーテルであんだけ毎週、月に7、8回は一緒に組んで闘っていたと思うんですよ。3年間、あんなに苦楽をともにしたのに、今日久しぶりに組んだら円陣の組み方を忘れてました。子供を呼んで「エイエイオー」とやったら、「オー」で…。
    アントン 俺、間違えて下げたからね。で、タケちゃんの挙げる手が…。
    竹下 前歯に刺さりました。
    アントン 今日はヤバいんじゃないかと。チグハグだなあと。
    竹下 なんなら今日初めて円陣に参加した子供でさえ(腕を)挙げてましたからね。
    ――子供のほうがわかっていた。
    竹下 で、一人下げましたからね。
    ――監督が完全に忘れてた。
    アントン 忘れてたんですよ。
    竹下 恐ろしいのが当時これを考案したのが監督ですよ!
    アントン (笑)そうなの! 私の劣化が著しい。
    竹下 まあ考えも色々変わってるんで。当時はアップアップだったと思うんです。でも今は経験というか落ち着いて段々…。
    アントン この(腕の)方向の話な(笑)。俺の心のあれが下がり気味なのかもしれない。上げるのもおこがましいみたいな。でもフタを開けたら勝利と。今新進気鋭のMAO選手、上野選手にね。
    竹下 僕もそうですけど、今日のタッグマッチ4人いて、うち3人は平成生まれですから。平成7年、7年、8年とかですよ。
    アントン 私なんて平成に入った時は射精してましたからね。私の息子たちですらある可能性がある。まあ私の息子たちと言ってもいい。
    竹下 平成元年の時は何歳ですか?
    アントン 1989年だから11歳ですね。
    竹下 じゃあもう…。
    アントン 射精初めみたいな年だから。
    竹下 元年が始まってちょうど平成が終わりましたけれど。平成が始まって平成とともに。
    アントン 射精はやめようと思う。
    竹下 もう退位されたんですね。でも! 令和になったわけですわ。今日も本多さんがナイスファイトを見せてくれたわけ。僕たち平成生まれもまだまだ頑張りますよ。だから令和は僕たちが頑張って新しい時代を告げていきましょう。
    アントン もう疲れちゃったけどね。
    竹下 だから何が始まりますかね。平成元年は精通したわけですけど、令和元年は何を始めましょうか。
    アントン 精通クラスの何か変化があるかもしれない。それを狙っていきますよ。
    竹下 それはアントーニオ本多のEXTREMEの闘いを見ておけばわかるんじゃないかと。僕も闘いで見せていきますから。
    ――今回のハッピーモーテルの再結成でそれぞれ心新たにする部分があったと。
    竹下 過去を振り返るとともに、今の自分と過去の自分がどう違うのか、今の自分を未来の自分にどう変えていきたいのか。今日は学習しましたね。
    アントン そうだね。結成の地で新しい気持ちになれたということですよ。だから山形の人々は私は退位したんで、代わりに射精しまくってください。
  • メインイベント 30分一本勝負

  • 隣どおしあなたとあたし黄色いさくらんぼ! 山形名物スペシャル6人タッグマッチ

    17分22秒

    クロス・フェースロック

  • 序盤は佐々木が捕まってしまうも、遠藤が大石を足引きしてエプロンに引きずりだすとポーリーがボディープレスを浴びせて場外戦へ。ここで優位に立ったのはDAMNATION。リングに戻っても大石を捕獲し続ける。ポーリーのボディープレスをかわした大石が顔面ドロップキックを見舞ってようやくピンチを脱出。替わったHARASHIMAがダイビング・カンフーキック。串刺し攻撃もかわしてスワンダイブ・ボディーアタックも浴びせていく。ポーリーもHARASHIMAの蹴り足をキャッチしてフィッシャーマン。遠藤が出てくるとHARASHIMAは雪崩式ブレーンバスター。替わった吉村がベアハッグ・スープレックスで続く。遠藤もゆりかもめを決めれば、吉村はラリアットで返す。遠藤が自コーナーに飛ばされて佐々木とタッチ。ポーリーとの連係は吉村が同士討ちにさせてポーリーに大外刈り。大石が出てくるもDAMNATIONの連係を許す。それでもHARASHIMA、吉村が助けに急行し、スワンダイブ式ボディープレス+ギロチンドロップの合体技から大石がカバーもカウント2。DAMNATIONがスーパーパワーボム。カットに入ったHARASHIMA、吉村を場外に出して遠藤がサスケスペシャルで釘付けにしていると、リング内では佐々木が大石をクロスフェースでギブアップを奪った。

    試合後、佐々木がマイクを取る。佐々木「山形の皆さん、こんばんわ。ゴールデンウィークということで、毎日毎日暇を持て余して。それはいつものことなんですが、この連休中は家から出てないんで、人と話すのは今日が久しぶりなんで。あと1時間ぐらい小噺でも聞いてもらおうかなと思っております。ザ・スターリンの遠藤ミチロウさんが亡くなったということで…。この話はいい?」島谷「カリスマ、メッチャ長いです。そんなことより! 山形盛り上がってるかー! 宮城県白石が生んだスーパースター、KO-D無差別級チャンピオン、遠藤哲哉様がこのド田舎の山形に来てやったぞー! 来日だ! 令和初の来日! 拍手! そんな令和初にチャンピオンのいつものやつ聞きたいかー!」遠藤「ノブ、オマエも話が長いよ。おい山形県民よく聞け。世の中には二種類の人間がいる。白石出身のスーパースター、この俺様とそれ以外のド田舎者たちだ。俺たちは群れない・媚びない・結婚しない。このマザーアースは俺たちDAMNATION中心に回ってんだ。覚えとけ」

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