NO TV マッチ 20分一本勝負
ポーリーのコーナースプラッシュをかわした下村がミサイルキックから延髄斬り。スワントーンボムをヒットさせたがカウント2で返されてしまう。ラリアットからジャーマンで投げられてしまった下村。最後はリバース・スプラッシュで万事休す。
NO TV マッチ 20分一本勝負
新木場初登場のヒラティモ。入場から究極龍ムーブはシステマチック。ヒラティモはノータッチルールなのに大鷲にタッチを求め、無理やりリングに入れるとドラゴンムーブを強制。ひっそり披露した大鷲だが大やけどしてヒラティモに激怒。岩崎のバックドロップをカウント2で返したヒラティモ。ドロップキックでなんとか返して大鷲とタッチ。大鷲が一気呵成の攻め。岩崎もブレーンバスターで大鷲をぶん投げて局面はアントンvsヒラティモ。連係は大鷲が意図的に誤爆。アントンがスワンダイブ式拝みパワーボムを狙うもロープに足が引っかかってヒザを負傷。ギブアップ寸前になると最後に創作昔話「ごんぎつね」を披露するも内容は「マジ卍」でなく「マジマンボ」。しかもサミングが味方だけでなく松井レフェリーに誤爆。ヒラティモのアサイDDTは不発。アントンがスコーピオンデスドロップもヒラティモが続くシャイニングごんぎつねをブロックして自らマスクを脱いでアントンにパス。視界が戻った松井レフェリーがアントンを見て反則裁定を下した。
オープニング
今林久弥APの前説、永尾まりやさん来場!
今林久弥APの前説では島谷常寛とともに拍手やコールの練習。永尾まりやさんが登場して「皆さんケガのないようハチャメチャな闘いを見に来ました!」と挨拶。試合スタート。
オープニングマッチ 20分一本勝負
入江軍(仮)が襲い掛かって試合スタート。ローンバトルを強いられた大石がランニングフォアアームで逆転。替わった石井が入江にフロントハイキック。入江も頭突きを決めると石井が巨体をジャーマンで投げ、入江がラリアットで打ち返す。石井が替わったキンケイドにDDT。キンケイドも上野に変幻自在なムーブでやり返して渡瀬とタッチ。渡瀬がキンケイドと連係。これは石井と大石がカット。渡瀬が上野に延髄斬り。上野もドロップキックでやり返すも入江が交通事故タックル。渡瀬とキンケイドのfromコーナーtoコーナーの合体技から入江のキャノンボールはカットされる。渡瀬が腕極めDDT。しかしカウント2。バックドロップは上野が凌いで鮮やかにカウンターのフランケンで勝負あり。
【試合後のコメント】
石井 絶好調。絶好調だけど勝ってない。相手が強いのは分かってるし、でも気に食わない同士、今までとは違う闘いになるんじゃないですか。これからどんどん前哨戦で追い込んでいこうと思います。
――気に食わない部分というのは。
石井 後楽園でも言いましたけど、やり方が気にくわない。あとは単純に入江茂弘を倒したい。それだけですね。
入江 べつに石井が取ったわけでもなんでもない。あんなのまぐれ、たまたまだよ。
渡瀬 試合見てて、攻めてたのどっちだ? 最後も肩上げたよ。
入江 このままじゃ、石井は絶対このベルト獲ることはできねえぞ。
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第二試合 20分一本勝負
カシンの入場は『ALL TOGETHER』からの『PROBLEMS』。カシンのセコンドはNOSAWA論外。伊橋のセコンドには大家健。カシンは握手を求めると、伊橋は恐る恐る手を握り返すが何事もなく。カシンが伊橋を翻弄。伊橋がなんとか解除してローキック連打もカウント2。チキンウイング・アームロックはカシンが噛んで脱出。すると大家が文句。カシンは「噛んでない!」と否定するが松井レフェリーの腕を噛む。カシンは松井レフェリーのブラインドを突いて急所蹴りから顔面踏み付け。伊橋がボディーアタックを繰り出すも松井レフェリーが巻き込まれ、さらにレッグラリアットが決まるも松井レフェリーがダウン。カシンが松井レフェリーにイス攻撃。さらにイスを振るおうとするカシンを大家が阻止して炎のスピア。伊橋がボディープレスも松井レフェリーのカウントが遅れてカウント2。伊橋がコーナーに登るもここで鈴木秀樹が登場。松井レフェリーが気を取られているうちに伊橋にNOSAWAがイスを投げあて、カシンが雪崩式腕十字でギブアップさせた。
試合後、大家健「卑怯なことやりやがって。これで勝ったと思うな! はぐれ軍団vsガンプロで全面対抗戦出るか?」と激怒。するとカシンが「オマエたちのメッセージを受け取ったよ。俺たちのメッセージも受け取ってくれ」と缶ビールを用意して5人で乾杯。しかしカシン、論外、鈴木がビールミストを浴びせ、カシンは放送席の高木にかまぼこ、村田アナにあんぱんを口に突っ込んで引き揚げた。
【試合後コメント】
カシン(売店の釣銭を奪いながらコメントブースへ)伊橋、剛太だよ剛太。ダメだな。トリをとっちゃいけないな、本当に。やってみて分かった。
論外 長州さんの言う通り。
カシン 言う通りだった。
鈴木 2試合目だとどうですか。
カシン 厳しいな。
鈴木 ダークマッチですね。
カシン 今日はNOSAWA論外と氷結ストロングマンがきてくれました。氷結ありがとう(握手)。
論外 対抗戦はどうするんすか?
カシン やるよ。でも本当にやるんだろうな?
論外 高木三四郎がいたんで、また約束破るかもしれない(笑)。
カシン 酒飲んでるからな。ダブルヘッダーか。
論外 大日本とダブルヘッダーで。
鈴木 成立するんですかね。試合が成立するんであれば。
――試合が成立すれば対抗戦を?
鈴木 そうですね。試合終わっていい試合だったから成立っていうのは嫌なので。組まれた段階で成立。
論外 いま秋山社長をdisりましたね(笑)。
鈴木 そんなセコイことしてたらチケット売れないんじゃないかな。試合が面白くなった結果、成立ってことはカード発表した段階では成立してないんですかね。成立してないカードを売ってるのは詐欺じゃないですか。
カシン そうだ、詐欺だ詐欺だ!
鈴木 詐欺だ!
大家 おいなんなんだよ、どういうことだよこれ。立てねえのか。あんな卑怯なことされて。これだよ、なんだってありなんだよリング上は! 長州力はこんなプロレスやるか、チューハイかけられたりすんのか? カマボコで! 長州はこういう体験したことあるんですかね! ねえだろうな! ねえんだよ! 今日負けたかもしんねぇ。これからもっとすげえことになるぞ。5番勝負、今んところ2戦2敗です! ですけれども、得てるものは大きい! 大きい! 大きい! そうに決まってるよおいなあ! ただ伊橋の一言、なんかほしいよな! 俺ばっかりしゃべっててもしょうがないんだよ! 伊橋の決意を聞きたい! 次の相手が誰であれ伊橋の決意、心が折れたのか折れてないのか、やる気があるのかないのか! そのへんは俺が言うことじゃない! 俺がしゃべることじゃない! 伊橋、俺はもう帰るから! じゃあな!
伊橋 情けないです、自分が負けてばっかりで、大家さんにもああいうことを言わせてしまって。悔しいです。次の相手、わかりませんけど、分かりませんけど! 勝ちを取に行きたいと思います。負けた僕が言えるのはそれだけです!
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第三試合 20分一本勝負
DAMNATIONの襲撃で試合スタート。HARASHIMAもやり返して高尾は佐々木にDDT。さらに背中へのダイビング・フットスタンプはカウント2。佐々木も打点の高いドロップキックで反撃して替わった遠藤が猛攻。高尾もコーナー2段目からのミサイルキックでやり返すとHARASHIMAがダイビング・カンフーキック。さらに雪崩式ブレーンバスターで続く。ファルコンアローは佐々木がカット。高尾は佐々木を場外に出す。遠藤のスプリングボードもHARASHIMAがドロップキックで潰すが蒼魔刀狙いは佐々木が阻止。遠藤がHARASHIMAの背中にオーバーヘッドキック。遠藤がコーナーポストを外してしまうと、木曽レフェリーが直す。すると遠藤がHARASHIMAごとコーナーにぶつけて木曽レフェリーがダウン。その隙に佐々木がHARASHIMAにイス攻撃。青のリードでHARASHIMAをくくりつけてしまうと、高尾がイスを振るって大暴れ。高尾は蘇生して止めに入る木曽レフェリーもぶん投げて反則負け。
試合後、HARASHIMAと高尾が引き揚げると佐々木が「HARASHIMAさんをペットとして紹介しようとしたのに台無しだ!」と激怒するも、改めてDAMNATION新ペット紹介コーナーを設けたが「ご紹介…できません。私は嘘つきのアル中クソ野郎です。私を皆さんのペットにしてください。皆さんの性奴隷にしてください」と号泣。遠藤が「こんなときのために俺がとっておきのペット用意しましたよ」とバックステージから持ってきたのは虫かご。無視嫌いの佐々木は脱兎のごとく逃走。アトラスオオカブトの雄と雌だったが、南側客席まで逃げた佐々木は「虫はNGだ! 連れて帰りなさい」。遠藤は「帰ろうか」と残念そうに引き揚げた。
【試合後のコメント】
佐々木 (遠藤に)おいどういうことだよ。
遠藤 かわいいじゃないですか。
佐々木 虫はダメだろ。
ポーリー カワイイ。
佐々木 そんなことよりおい、永尾まりやおい、俺と結婚してくれ! 虫はダメだけど、お前ならいいぜ。なあテツヤ……お前、虫のほうがいいのか?
遠藤 虫がダメっていうのは……。
佐々木 虫はダメだ。俺たちの計画は全部失敗だ。ペットなんか用意してねえよ。
――ペットは調達できなかった?
遠藤 調達しただろ。
佐々木 今日はHARASHIMAさんをペットにしてご紹介しようと思ってたのに。あの赤いヤツが邪魔しやがって。(サムライTVスタッフの)マタロー、お前がペットになるか。お前の子供がペットになるか、どっちだ。
マタロー じゃあ自分で。
佐々木 よしじゃあペットにしてやる!(首を絞める)。この野郎!
遠藤 首輪返せ。
HARASHIMA 結果的には反則負けだけど、だんだよこれ、人をバカにして。許せないね。高尾くんがその分、大暴れしてくれたからよかったけど。反則負けだけどスッキリはしてるよ。
高尾 こんなもん(首輪)持ち出して、佐々木大輔。11月のエクストリーム(選手権)、まだ忘れてないからな。今日も急所蹴ってきて、許さねえからな。シングル組めシングル。俺が制裁してやる。
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第四試合 20分一本勝負
試合前にディーノは諸般の事情でケツバット部分と爆破部分を分離せざるを得なくなったと説明。ただケツバットの後の爆破ハリセンには通常の5倍の火薬料を仕込んであるという。試合が始まるとディーノが山下にヘッドロック。これは山下がエスケープ。ディーノがナイトメア。人差し指で押さえるもカウント2。ファイト一発!は尻を掘らずに蹴り上げてタイツを広げる。しかし山下が水面蹴りでかわすと顔面ドロップキック。ミドルキック連打からさらに渾身のミドルキック。アティテュード・アジャストメントはディーノがかわしていくも串刺し攻撃が松井レフェリーに被弾。ディーノが垂直落下式ブレーンバスターも松井レフェリーはダウン。ディーノがセコンドの大石に「いつものやるよ。今から地獄見せるから」と呼び込む。「コーナーの上でケツ出せって!」と指示するも大石は永尾まりやさんに聞かれたくないもよう。ディーノがコーナーで地獄門を披露せんとするも大石が元に戻す。大石は小声で「お客さんにいつも俺がケツ出してるように思われるだろ。まりやぎ見てるじゃん。まりやぎのこと俺好きじゃん」と告白すると写真集も見せる。ディーノは「こういうのいいから」と写真集を投げ捨てる。怒りの大石が襲い掛かるもディーノはロックボトム。その隙に山下がディーノに襲い掛かってミサイルキックもカウントが入らない。ディーノが山下にナックルパンチ。ロープに走ったディーノに場外から大石が足引きしてエプロンからドロップキック。山下がハイキックから逆さ押さえ込みで勝利した。
試合後に「おかしい」と訴えるディーノに大石がスタナー。さらに永尾まりやさんがケツバット、山下が爆破ハリセンをお見舞い。怒りの大石はディーノに「俺の大好きなまりやぎさん、いやまりやぎの前で俺がいつもケツを出すウソをつくんじゃねえ。そして俺の大事なまりやぎの写真集をリングに捨てるなんざ極悪非道! このイケメンレスラー・大石真翔がクソデブ金髪ブタレスラーをとっちめたいと思います」と来週の新木場大会での一騎打ちを要求。「まりやぎさん、いやまりやぎ! 俺とディーノの男と男の勝負、AbemaTVで見ててください! おい、ディーノ! 俺がオマエに男の魂、そう男魂を逆に伝承してやるよ!」と宣言するといつも大石がメインで勝った時に締めるキメ台詞があると言って「オ~イシ~デ・マコト!」と締めくくった。
セミファイナル 20分一本勝負
酒呑童子の連係を竹下がダイビング・ボディーアタックで潰すとALL OUTが連係で盛り返す。KUDOも勝俣にステップ延髄で返すと高梨がヘアーホイップで続く。ここから酒呑童子が連係。ローンバトルを強いられた勝俣は高梨にドロップキックを決めると替わった竹下が一気呵成の攻め。ブルーサンダー式バックブリーカーからブレーンバスターもカウント2。高梨も2人まとめてSTFからKUDOがトップロープ越えのニードロップで続いてタッチを受ける。竹下がKUDOに逆水平からエルボー。KUDOもトップロープ越えのダブルニーを狙うが竹下が剣山。勝俣が出てきて足元へのミサイルキック。勝俣はカサドーラ式裏ヒザ十字。しかしロープに逃げられる。勝俣のムーンサルトをかわしたKUDO。高梨が地獄突き。その高梨に竹下がビッグブーツ。KUDOのダイビング・ダブルニーアタックをキャッチして、勝俣とダブルインパクト式ミサイルキック。ALL OUTが連係。勝俣がライトニングスパイラルを狙うも、これは酒呑童子の連係で不発。竹下もバックスピンキック+トラースキックで蹴散らされてしまう。KUDOがバズソーキックからダイビング・ダブルニーを投下して3カウント。
試合後、勝俣がセコンドに肩を借りて引き揚げようとすると、竹下がリング上からマイク。「ALL OUTが彰人さんが怪我して欠場。俺もKO-D無差別のチャンピオンじゃなくなって、勝俣は相変わらずしょっぱい。なんでオマエを誘ったか。オマエは頑張ってると思うけど、気持ちがしょっぱすぎるんじゃ。オマエを変えられるのは一人しかいない。俺も1年間チャンピオンでやってきた。お願いを一つ聞いてくれ。次の後楽園でオマエとシングルやったるからな」
【試合後のコメント】
勝俣 試合終わって、竹下選手にしょっぱいと。
彰人 心がしょっぱいと。
勝俣 言われたばっかで正直、整理できてないっていうのがあるんですけど。しょっぱいというのはわかってるんですけど。ALL OUT入れてもらって、結果を残せたかって言ったら残してない。マジ卍トーナメントは一回戦負け、エクストリームに挑戦させてもらったけど負けて。心がしょっぱいっていうのは何に対してなのか、正直まだ理解できてないんですけど。僕を変える、変えられるのは俺しかいないみたいなことを言ってたんで、後楽園でシングルをやる以上、彰人さんがいないALL OUTで僕が戦力だっていうのを竹下さんにプロレスで伝えたいのもありますし、お客さんにも伝えたいので。決まった以上、竹下さんを食ってやるつもりで。食ってやるっていうか……動揺してるんで何言ってるかわかんないですけど。
彰人 心がしょっぱいっていうのはそういうところもあると思うよ。いま欠場して迷惑かけてる俺が言うのもなんだけど。これは竹下からの宿題いたいなものかなと。その答えを後楽園までに出してくれと。しょっぱいからいらないんじゃなく、変わってほしいからいってるんでね。アイツが言ってる意味を考えて、自分なりの答えをぶつければいいんじゃないかな。これもチャンスなんだよ。俺が欠場してることによって、負担が増えるけど穴を埋めなきゃいけない。そこでどうするか。
勝俣 そうですね、はい。また家に帰って考えて。後楽園まで、竹下さんと組むこともあるので。
彰人 それでギクシャクはしないように。
勝俣 しっかり考えます。
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――心がしょっぱいというのはどの部分なのか、まだわからないと。
竹下 わかってないですね。後輩説教しますけど、彼は根本的にプロレスラーとは何かを理解してない。プロレスが好きな気持ちはあるし、真面目なところもあるんですよ。プロレスに対して凄く考えてる。そこは評価してるんです。だから(ALL OUTに)入れたんですね。でもプロレスラーって、リングの上にすべてが出るというか。僕はそのつもりで1年間防衛してきましたし。竹下幸之介の生きざまが出るし、そこを見せたかった。でも勝俣は表面だけでプロレスをしてるというか。グッとくるものがないいんですね。もしかしたら、デビューしたころ、17、18の僕もそうだったかもしれない。でも僕はいろんなチャンスがあって気づけたんですね。勝俣も、ALL OUTに入って早々に宮本さんとエクストリームのタイトルマッチやって、あれはグッときたんですよ。あれで掴んだと僕は思いました。あれで変わるんだと。別人みたいなレスラーになると思ったんですけど、あれで満足してるんですよ。このままだと、彼のピークはあれ。あれで終わりです。それ以上はないです。僕がALL OUTに誘った本当の理由も分かってないし。マジ卍でわざわざ……タイトルマッチで負けて、今日も負けて、本当はマイク持ちたくないですから。それなのになんでマイク持ったかを理解してない。でも戦力にはなるんで、ALL OUTで頑張ってもらうのはいい。タッグ組んだら僕がコントロールして、やりますけども。彼が理解できてないようなら、これ以上、上に行くことはないです。KO-D無差別なんか挑戦する瞬間もない。
――きっかけさえ掴めば埋蔵量はある?
メインイベント 60分一本勝負
KO-Dタッグ選手権試合
※ドクターボム。第63代王者組が初防衛に成功。
MAOが樋口にジョンウー。花道に出た樋口にMAOがスワンダイブも樋口がキャッチ。テーブルへのノド輪はMAOが回避。それでも実況席の机をステージに設置し、そこに樋口を寝かせて壁をつたって飛ぼうとするも樋口がキャッチしてスプラッシュマウンテンで机に叩きつける。リングに戻ると関本がMAOに猛攻。しばらく捕まったMAOだが、樋口にランニングフォアアームを決めて逆転。梅田がキックで盛り返す。ミサイルキックで場外に樋口を落とすと、カットに入った関本もドロップキックで場外に出してトペ・コンヒーロを発射。リングに戻ると梅田が樋口にキャメルクラッチ。樋口がロープに逃げる。10分経過、樋口もアバランシュホールドでやり返すと、替わった関本がスクラップバスター。梅田もドロップキックで止めて鋭いミドルキック。関本の逆水平をミドルキックで打ち返してラリー。カウンターのジャンピングニーからバックスピンキックを決めて戦況は樋口vsMAOに。樋口がラリアット。エプロンでのトップロープ越しのスタナーからハリウッドスター・プレス。梅田とのツープラトンブレーンバスターから梅田のPK、MAOのHエッジ式サイドエフェクトが決まるも関本がカット。コーナーに登ったMAOを関本がキャッチしてさらに樋口が眉山でぶっこ抜く。樋口のカバーはカウント2。ノド輪はMAOがウラカンラナで切り返すもカウント2。樋口のぶちかましをMAOがカウンターのアッパー。しかしカウント2。樋口がラリアットからノド輪落とし。関本が梅田をアルゼンチンで捕まえていると、リング内では樋口がドクターボムでMAOを葬った。
エンディング
梅田&上野が5・22新木場でKO-Dタッグ挑戦!
試合後、樋口が睨み付ける梅田に「なんだ? 言いたそうだな。いつでもやってもいいんだぞ!」とマイク。梅田が突っかかっていくと、ここに上野が入って加勢。一触即発に関本が「やめろ、チンピラども!」とドスを効かせる。上野「次は梅田さんと俺で挑戦させろ!」樋口「どこから沸いてきやがった! オメエは顔じゃねえんだよ!」上野「一昨日俺に負けたの誰なんだよ!」樋口「………」関本「兄弟、負けたぁ?」樋口「兄弟、すいません。事実です」関本「一回負けようが二回負けようが関係あるかい! かかってこいが! バカたれが!」今林APが5・22新木場大会での防衛戦を告げると、関本&樋口が梅田&上野の挑戦を認めてタイトル戦が決定。梅田は「一回負けようが二回負けようが、タイトルマッチで負けたらバカだぞ。オマエらのベルト獲って俺らがチャンピオンになってやるよ! 覚えておけ」と吠えて退場。最後は関本&樋口の「オマエら見に来いよ!」で締めくくった。
【試合後のコメント】
樋口 兄弟、今日はありがとうございました。梅田&MAO組、強烈でしたね。ただ次、挑戦してくる梅田&上野組、たいしたことないですよ。
関本 兄弟……負けとるやないか!
樋口 いやでも! 上野はMAOに比べたら実績もないし、凄い身体能力あるわけじゃないですし……。
関本 まあまあ何でもいいけど、5月22日、新木場。タッグ(王座戦)決まったんだろ。リング上で言った通り、やってやるって。あいつら、一回勝ったくらいで。タイトルマッチじゃないんだから。タイトルマッチだったら絶対負けないよ。次も防衛して、きっちり終わらせる。以上です。
――対戦してみた梅田選手の印象は?
関本 いい蹴りを持ってるけど、俺の体はまだまだ打ち抜けないよ。ガンガン蹴ってこい。全部、耐えてやるから。
梅田 マジ卍トーナメントで優勝した俺と、準優勝のMAO、2人で挑戦というのと七番勝負というチャンスをもらって。挑戦は唐突だったけど、闘って分かるものもあって。MAOとだったら獲れるかなと。でも関口組は思ったよりも分厚くて。初めて当たった関本大介っていうのは本当に分厚くて、強くて。最終的には負けたけど、上野が入ってきて挑戦っていうチャンスがまた舞い込んできて。次こそはものにしたいです。タッグのべるとはそんなに安くないっていうけど、俺たちは6人タッグのチャンピオンなんで。6人タッグだって甘くない。6人タッグ王者の意地でタッグのチャンピオン獲りたいです。
――関本選手と闘って感じたものは?
梅田 最初に見合った時の圧、やり合った時にもDDTでは感じられない威圧感で。一発一発の重さが、全然食らったことない重さで。もっと関本大介を堪能したいなっていうところでチャンスが来ましたね。次は臆することなくいきたいです。
――蹴りとチョップの打ち合いがありましたが。
梅田 普通の人を蹴るより感触がなかったです。次の挑戦まで、七番勝負もあって磨けるものがあるので、もっと強烈な蹴りを入れて次は勝ってやります。
上野(途中から加わって)梅田さんが突き飛ばされた時に凄いカッとなって、樋口さんをぶっ飛ばしたい気持ちで出ていったんですけど。関本&樋口組っていうのはやっぱりヤバいですね。
梅田 うん、当たったことない威圧感。
上野 あの2人に勝つイメージは正直わかない部分もあるんですけど、でも樋口さんに勝っている自信もあるので。6人タッグのチャンピオンとしても、タッグ獲りたいですね。
梅田 体は丈夫だけど頭はパーそうだから。MAOとやって負けたけど、チャンスはあるかなと。実際、上野は樋口さんに一回勝ってるんで。
上野 めちゃめちゃ覚悟が決まって、気持ちも入ってるんで。5月22日まで、梅田さんは七番勝負もあるし、DNAもあるし、モチベーションもパワーも全部上げて、獲ってやりましょう。
MAO この際、試合のことは振り返らないですけど、ガッカリしたことがあって。次の挑戦者があんな簡単に決まっていいのかってところで、スッキリしなくなってしまいました。僕はいつもマイク・ベイリーと組んで、一緒に練習して、KO-D狙って頑張ってるんですけど。今回、準優勝の特典って都合いいこと言われて挑戦が決まって。もちろんうれしかったですけど、いつも一緒にやってるパートナーに送り出されて闘って、次ポンって簡単に挑戦者が決まって。うまく回ってない部分のしわ寄せがきても困るというか。いろいろする前に選手とお客さんを大事にするべきだと僕は思いますね。
【高木総括】
山下 (永尾の隣に立つ大石に)位置がおかしくないですか?
大石 違うんだって!
高木 今日は永尾さんに来ていただきまして。プロレスを見るのは今回が初めてということで。途中、カシン選手のよくわからないカマボコ攻撃もありましたど、そういうものから男色ディーノ、そしてメインで凄いものを感じていただけたいかなと。
永尾 本当にハチャメチャで。リング上では飲食も虫も写真集も、なんでもありなんだなって思いました。
高木 DDTですからね。
永尾 でも最後の試合は見入っちゃいましたね。びっくりしました。
高木 永尾さんはマッチョ好きということで。収録終わった後に言われたんですけど(笑)。
永尾 ちょっといやらしいかなって(笑)。
高木 誰が印象に残りました?(大石マッチョポーズ)
永尾 筋肉は遠藤さん。それと最後の関本さん。(肩を落とす大石に)大石さんも素晴らしい筋肉で。
大石 ありがとうございます!
高木 大石さんの試合はどうでした?
永尾 前に全然違う番組で、恋愛講座のコーナーに(大石が)出てきて。恋愛マスターっていう目でしか見てなかったんですけど。初めて見る試合で。凄かったです。
大石 まりやぎのために闘いました!
永尾 そうやって女を落とそうとするんですよ、恋愛マスターだから。
高木 女子と男子の試合はどうでした?
永尾 凄いですね! 男色ディーノさんに勝って。
高木 (山下は)AKB48のオーディション受けてるんですよ。
山下 そうなんです。だから(大石には)近づかないでほしいんですよ。凄い方なんですから。
永尾 何期生のオーディションだったんですか?
山下 13期です。小嶋真子ちゃんの時で。
大石 受かるわけねえだろ。
高木 でも永尾さんと比べたら分かる。モノが違う(笑)。でも落ちたことでね。
大石 チャンピオンですから。
山下 永尾さんにも会えましたし。
永尾 空手もやってたんですよね。
――男色ディーノ選手はいかがでしたか?
永尾 お茶目でしたね(笑)。
大石 お茶目!
永尾 客席の人にキスしますか? しかも男性に。女性だったらヤバいですけど。
高木 大石さんもよくキスされるんですよ。
大石 そんなことしてないです。僕は正統派のイケメンレスラーなので。
永尾 お尻を出してるとか。
大石 出してないです。
永尾 見たかったですねぇ。
高木 いつもやってるんで。今度、事務所にDVD送ります。
大石 永尾さん、いやまりやぎが見たいっていうなら僕は出しますよ。
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