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ドラマティックやっちゃるばい!2018

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ドラマティックやっちゃるばい!2018

日時2018年11月17日
会場熊本・フードパル熊本
観衆228人(満員)
  • オープニング

  • 地元の英雄・梅田が「勝って故郷に錦を飾る」と誓う!

  • 今林久弥APの前説には“地元の英雄”梅田が登場。「今日は遠くからありがとうございます。今日はメインイベントなんで、勝って故郷に錦を飾りたいと思います」と誓うと「DDT熊本大会スタート!」とオープニングコール。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

    • WIN

      渡瀬瑞基

    VS

    VS

    8分44秒

    首固め

    ※首固めを切り返す。
  • 平田のダンスを渡瀬が潰して試合スタート。平田もドロップキックを決めてさっそくメガネを手を伸ばして『TOKYO GO!』でダンスせんとするが潰されたばかりか壊される。その後、松井レフェリーがメガネを直している間もピンチが続いた平田。渡瀬の顔面ウォッシュをカウント2で辛くも返すとランニングフォアアームを決める。渡瀬もドロップキックでやり返すとメガネに向かって低空ミサイルキックを突き刺して破壊。平田がそのメガネを装着すると『TOKYO GO!』も壊れ気味。嘆く平田だが「なーんちゃって!」とタイツの中から新しいメガネを取り出して装着。『TOKYO GO!』を踊りきったところで渡瀬が丸め込み。これを平田が切り返すも、さらに渡瀬が丸め込んでフォール勝ち。平田は勝ったと勘違いして渡瀬を称えて引き揚げていった。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • 13分4秒

    片エビ固め

    ※旋回式トーチャーラックボム
  • 序盤から遠藤と上野がスピーディーな攻防。場外の上野が遠藤のリングからのスライディングキックをかわして、逆にリングに戻ってプランチャを浴びせる。遠藤は上野をショルダースルーしてペースを引き寄せると強烈なバックブリーカー。キャメルクラッチは上野がなんとかロープに逃げる。上野はコーナー2段目に跳び乗るとカウンターのダイビング・ボディーアタックで逆転。変形バックフリップからダイビング・ボディープレスで飛ぶもかわされてしまう。遠藤はスワンダイブ式エルボーから旋回式トーチャーラック。これは上野がスリーパーで切り返すも遠藤が振り解いてハンドスプリング・オーバーヘッドキック。コルバタでやり返す上野の続く串刺し攻撃をキャッチした遠藤は、そのままぶん投げてコーナーにぶつける。コーナー2段目からのシューティングスターはカウント2で返されたが、続いて旋回式トーチャーラックボムで粘る上野を断ち切った。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 10分59秒

    盛者必衰

  • ヨシヒコが大石にサイド・ヘッドロック。大石も首4の字で切り返すが、ヨシヒコは倒立。大石は頭部から真っ直ぐ落として黙らせる。ヨシヒコは足関節を取るとアンクルホールド。これはアントンが張り手でカットし頭部を踏みつける。大石はヨシヒコを人形のように蹴飛ばしてアントンとタッチ。アントンはヨシヒコの顔面をトップロープに巻きつけ、さらに踏みつけ。ヨシヒコは大石とアントンのツープラトン・ブレーンバスターを踏ん張ると投げ返して高木とタッチ。高木が一気呵成の攻め。大石にスピコリドライバーを決める。ここでヨシヒコがタッチを求めリングイン。高木は「連係だ!」とヨシヒコを掴んでグルグル回して大石、アントンをぶつけて場外送りにすると、ヨシヒコはひじょうに多く回るサスケスペシャル。しかし、続くダイビング・ボディーアタックがかわされて高木に誤爆。替わったアントンがとにかくヨシヒコをキャンバスに頭部から突き刺し続け、大石のダイビング・ボディープレスを呼び込むが、ヨシヒコが回避。高木がアントンにスタナーを決めてアシストすると、ヨシヒコがアントンの体をグルグル回るとスリーパーで絞め落とした。
  • 第四試合 30分一本勝負

  • DIASASTER BOXvsALL OUT!

    11分30秒

    片エビ固め

    ※蒼魔刀
  • DISASTER BOXが飯野を捕獲。大鷲は「どっちがブサイクだと思いますか?」とお客さんに問いかけるも微妙な反応。苦しい飯野だが大鷲にバックフリップを決めるとハカエルボーを狙う。しかしアピールしすぎて大鷲の張り手をもらってしまう。飯野はボディースラムで叩きつけ、今度こそハカエルボー。彰人が一気呵成の攻め。大鷲もブレーンバスターで投げ返してHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAが雪崩式ブレーンバスター。彰人が足攻めからMAO殺しを決めれば、HARASHIMAもファルコンアローでやり返す。ダブルダウンから彰人は飯野にタッチできたが、HARASHIMAは大鷲と交替できず。彰人の低空ドロップキックから飯野がスパインバスター。これは大鷲がカット。串刺し攻撃をかわしたHARASHIMAは大鷲のラリアットを呼び込むと大鷲のノド輪からHARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレス。HARASHIMAの蒼魔刀狙いを飯野はスピアで迎撃。ババボムからのフットボール・スピアをHARASHIMAがジャンピングハイで動きを止めてハイキック。座り込んだ飯野に蒼魔刀を決めて勝負あり。

    試合後、HARASHIMAがマイクを取る。「熊本の皆さん、こんばんわー! 皆さんの応援のおかげで勝つことができましたー! このあとセミ、メインとまだまだ試合がありますので楽しんでいってください! 僕たちちょうど3連戦中でちょうど中日。中日でガッチリ勝てたので明日もガッチリ勝ちたいと思いまーす! 熊本の美味しいものを食べて明日もガッチリ勝ってやるさー!(観客『なんで~!?』)桂花ラーメン食べてやるさー!(観客『なんで~!?』)馬刺しも食べてやるさー!(観客『なんで~!?』)辛子蓮根も食べてやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
  • セミファイナル 30分一本勝負

  • VS

    VS

    14分39秒

    片エビ固め

    ※ベトナムドライバーⅡ
  • 高梨が佐々木にカンパーナ。ロープに走った高梨だが高尾に邪魔される。佐々木がロープに走ると坂口がキックでお返し。高梨がロープに走ると今度は高尾がリング下に落として場外戦。佐々木は高梨を鉄柱にぶつけてリングに戻すと替わったポーリーがエルボーを落としていく。こうしてローンバトルを強いられた高梨。高尾をうまく転ばせて低空ドロップキックを打ち込んでピンチを脱出。替わった坂口が佐々木にはミドルキック、ポーリーには払い腰、高尾にはジャンピングミドルと大攻勢。高尾も顔面トラースキックを決めて返すとポーリーとタッチ。坂口もポーリーに反撃して葛西と交替。ポーリーが葛西にテーズプレス。葛西も替わった佐々木に最強ハイキックからリバース・タイガードライバーを決めて高梨とタッチをかわす。高梨が坂口の串刺しニーを呼び込み、葛西がパールハーバーを狙うもポーリーが揺らして阻止。ポーリーのコーナースプラッシュから佐々木がコードブレーカー、さらに高尾がダイビング・フットスタンプと連係。佐々木がダイビング・エルボードロップからクロスフェースも坂口と葛西がカット。佐々木のササタニック、高梨にタカタニックも決め手にならず、佐々木が高梨の串刺し攻撃をかわしてNow or Never。そこからベトナムドライバーⅡにつないで勝利。直接星を取り合っている今回の前哨戦は佐々木が3勝2敗とリードして明日の下関大会を迎える。

    【試合後のコメント】
    佐々木 見たかテツヤ!
    遠藤 見ました。
    佐々木 あんなヤツ、3秒だよ。今日の勝因はなんだよ。
    ――昨日のことから考えるとお酒を呑まなかった。あるいは二日酔いでなかった?
    佐々木 バカヤロー! 二日酔いだ! 昨日たくさん呑んだんだ。
    ポーリー アーッ!
    遠藤 ポーリーが物申したいと。
    佐々木 たくさん呑んだよね?
    ポーリー アーッ!
    遠藤 「フザけんな」って言ってますよ。「テメエ、2杯しか呑んでねえだろ!」って。
    佐々木 そんなわけねえだろ!
    ポーリー アーッ!
    遠藤 「全然しゃべんねえし。つまんねえヤツだな」って言ってますよ。
    高尾 ポーリー、言うなあ。
    ――2杯しか呑んでなかった?
    遠藤 2杯しか呑んでなかった。
    佐々木 25杯だよ。なあソウマ!
    高尾 いや(キッパリ)。
    遠藤 ビールとレモンサワーの2杯だけ。
    ――それで二日酔いだった。
    高尾 ただ(お酒が)弱い人。
    遠藤 一杯目にウーロン茶飲んで、2杯目にコーラ飲んで、3杯目にジンジャーエール飲んで、4杯目にやっとビール。店いって1時間ぐらいノンアルコール。
    高尾 すげえ。全部チェックしてる。
    遠藤 で、最後は締めのレモンサワー。
    佐々木 …………。
    遠藤 全然しゃべんなくなっちゃった。
    ――本当に二日酔いだったんですよね。
    佐々木 二日酔いだよ。だから勝てたんだよ。アルコールパワー。
    ――アルコール類は2杯しか呑んでないけど、そのパワーで勝てた。
    佐々木 2杯じゃねえ! 25杯だよ! ウソばっかつきやがって、オマエら! ウソばっかつくんですよ、コイツら。
    遠藤 一緒にラーメンも食べにいかないってポーリーが言ってました。
    佐々木(無視して)だから後楽園はもう試合前から呑んでやるぜ。前日の夜から後楽園の朝まで。
    遠藤 テッペン過ぎる前に帰っちゃうし。
    佐々木 会場入りしてからもずっと呑んでやる!
    ――25杯どころではないですね。
    佐々木 それぐらいで十分なんだよ(パチン)。指鳴るんだぜ。
    遠藤 お好み焼きも1枚も食えないで…。
    佐々木(遮って)ウルセーなあ! ウルセー! 俺がチャンピオンだ、俺が最強だ! 高梨! テメエなんかビール1杯とレモンサワー1杯呑めば十分なんだよ! わかったか!


    高梨 完敗だよ。なんだアイツ、噂によると昨日の夜はロクに酒も呑まない、飯も食わないで周りからヒンシュク買ってたって噂だけどよ。そのクセにアイツ、あんなに強いとは。でも今日はアイツの32歳、最後の勝利だよ。今日がアイツにとって最後の勝利。あと何日後に誕生日を迎える? アイツの33歳になった一発目の試合で、アイツからベルトを奪って、俺と兄弟でハッピーバースデーうたってやるよ。
    坂口 うたってやるよ。ウチらも今日から禁酒して、勝って美味い酒呑みましょうよ。とりあえずこれ(酒瓶)で。
    高梨 そういうことだ! 以上!
  • メインイベント 30分一本勝負

  • 梅田公太地元凱旋!熊本名物スペシャルタッグマッチ

    • WIN

      梅田公太

    • MAO

    VS

    VS

    20分37秒

    片エビ固め

    ※梅田ドライバー(仮)
  • ローンバトルを強いられた勝俣だが、竹下との連係でピンチを脱出。ALL OUTが梅田を捕まえていく。苦しい梅田は勝俣にボディースラム。タッチを阻んだ竹下がコーナーに登ったところを蹴倒す。ようやくタッチ成立かと思われたが、コーナーに控えていたMAOが竹下によってリング下に落とされてしまった。ピンチの続く梅田。竹下をコーナーにぶつけるとようやくMAOとのタッチが成立。MAOは替わった勝俣をリング下に落としてノータッチ・トペコン。リングに戻した勝俣にダイビング・ニードロップを投下する。ハリウッドスター・プレスはカウント2。みちのくドライバー狙いは勝俣が踏ん張って延髄斬り。ハリケーンラナで竹下とタッチ。MAOは竹下にダイビング式の飛びつきギロチンドロップ。梅田が出てきてブレーンバスター。竹下も変形の腕固めでギブアップを迫るがMAOにカットされる。竹下のヒザと勝俣のバズソーのサンドイッチでMAOを排除すると勝俣と交替。勝俣と竹下が3Dからファンタスティックフリップ。これは梅田が剣山で迎撃。勝俣もトラースキックで息を吹き返し、再び狙うも竹下に誤爆。梅田がハーフネルソン・スープレックスからMAOがスーパーK-ⅡからスーパーKでお膳立て。最後は梅田が梅田ドライバー(仮)でフォールを奪った。
  • エンディング

  • 梅田、来年も熊本凱旋を誓う!「何か冠をつけて帰ってきたい」

  • 試合後、マイクを取った梅田は「今日はたくさんのご来場誠にありがとうございます! 皆さんの応援のおかげで地元の熊本で勝つことができました。また来年も熊本に来たいと思っているので、皆さん絶対来てください。僕はケガが多いので、来年の熊本には一年ケガなしで凱旋して、もっといい試合をしたいと思います」と誓うとリング四方に頭を下げて引き揚げた。

    【試合後のコメント】
    梅田 12月以来の凱旋でヒザのケガを今年はして、あまりよくない1年な気もするけど、こうやって地元に帰ってきて試合ができて、いろいろ忘れたものも取り戻せるし、俺なりのファイティング・スピリットも沸いてきたので、来年はケガなく1年を過ごして、また熊本に帰ってきて、熊本に何かいい結果が残せるようなことをして帰ってきたいと思います。
    ――チャンピオンになって帰ってきたい?
    梅田 何か冠をつけて、また帰ってきたいと思います。

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