前説
HARASHIMA&クリス&飯野がオープニングコール!
今林APの前説ではオープニングコールにHARASHIMA、クリス、飯野が登場。HARASHIMA「珍しいチームですけどバランスいいんですよ。ハラクリイイノで頑張ります!」飯野「相手には火野がいるんで…一回冷静になって今日はクリスさん、HARASHIMAさんと頑張りたいと思います」クリス「キョウノシアイガンバリマス」最後は3人で「DDT」「チバノタイカイ」「スタート!」と拳を突き上げた。
オープニングマッチ 30分一本勝負
小嶋がダブルチョップを岡田に叩きこんで先制。納谷のパワーに押された彰人だが、低空ドロップキックで崩してショルダーアタックを見舞うと、替わった小嶋が逆水平で続く。納谷はニーリフト。岡田はバックエルボーから逆エビを狙うも小嶋が抵抗する。納谷のエルボードロップは彰人がカット。岡田は納谷と2人掛かりで踏みつける。小嶋は岡田にドロップキックを放って逆転。替わった彰人が一気呵成の攻め。アンクルホールドは岡田がエスケープ。岡田もランニングエルボーを見舞って納谷とスイッチ。納谷が串刺しニーからDDT。彰人は低空ドロップキックを決めて俵返しで叩きつける。小嶋が出てくるとドロップキックからコーナーに登る。これは納谷がデッドリードライブ。小嶋はカウンターのボレーシュート。逆水平からダブルチョップを見舞うも、納谷もカウンターの旋回式サイドバスター。カットに入った彰人は岡田に排除され、納谷が拷問コブラでギブアップ勝ち。試合後、岡田は彰人に「俺はBOYZやからな!」と食ってかかっていた。
第二試合 30分一本勝負
※平田が第1504代アイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、アントンが第1505代王者となる。
【試合中のアイアンマンヘビーメタル級王座移動の経過】
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●赤井沙希 vs 平田一喜○<挑戦者>
17時24分 横入り式エビ固め
※赤井が防衛に失敗、平田が第1502代王者となる。
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●平田一喜 vs チーバくんのぬいぐるみ○<挑戦者>
17時26分 詳細不明
※平田が防衛に失敗、チーバくんのぬいぐるみが第1503代王者となる。
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●チーバくんのぬいぐるみ vs 平田一喜○<挑戦者>
17時29分 体固め
※MAOのみちのくドライバーⅡ。チーバくんのぬいぐるみが防衛に失敗、平田が第1504代王者に返り咲く。
赤井の入場曲を平田が潰してダンス。アイアンマン王者の赤井が組み込まれたことで、試合権利のない平田が赤井を丸め込んで3カウントが数えられて王座移動。平田はバックステージへ逃走。物々しい音がして松井レフェリーがゴングの要請。花道に戻ってきたのはなんとDJニラ。一度はニラがコールされるも、ニラは「違う」とチーバくんのぬいぐるみを持ち出す。ということで新王者はチーバ君のぬいぐるみ。リング上は平田とチーバくんのぬいぐるみの1vs1に。チーバくんのぬいぐるみは平田にアクロバティックなオールドスクールからハンマーロック。MAOが平田を蹴倒してチーバくんのぬいぐるみにみちドラⅡ。平田がスライディングキックでMAOを排除してぬいぐるみを押さえ込んで3カウントが数えられてベルト移動。チーバくんは試合には関係ないので続行。MAOと中村のライオンサルトから平田を押さえつけるもアントンのダイビング・フィストドロップは遠すぎてヒザを強打しギブアップ寸前に。ギブアップする前に創作昔話「ごんぎつね」を話すも内容は下ネタ。アントンのサミングは敵味方関係なく決まる。アントンのシャイニングごんぎつねを丸め込む平田だったが、アントンが丸め込み返して3カウント。
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
※アントンが防衛に失敗、赤井が第1506代王者に返り咲く。
試合後、勝ったばかりのアントンを赤井が丸め込んでベルトを取り戻すと脱兎のごとく控室へ逃走した。
第三試合 30分一本勝負
お戯れシリーズ第二幕
※リストクラッチ式リップロック→レフェリーストップ
さっそくディーノが岡谷を蹂躙。岡谷はなぜか「気持ちいいぜ!」と強がるも「あぁ……」と思わず声を漏らしてしまう。こうんるとディーノペース。ナイトメアも「もっと来い!」と強がるも直後のバーミアンスタンプに苦悶の表情。ファイト一発!からの男色ドライバー狙いは岡谷が寸前で回避しエルボー連打から串刺しエルボー、さらにブルドッキング・ヘッドロックへ。このカバーは股間を触られて解除されてしまう。ノーザンライトはディーノが防いで垂直落下式ブレーンバスター。ディーノは半ケツにして男色エクスプロイダー。岡谷は起き上ってブルドッキング・ヘッドロック。岡谷はタイツをもとに戻すもディーノが下げて男色エクスプロイダー。岡谷が起き上ってタイツを直してブルドッキング・ヘッドロック。ディーノが岡谷のタイツを下げて男色エクスプロイダー。起き上った岡谷は「上げるわけねえだろ!」とアンダータイツ一丁になってノーザンライトSH。カウント2で返されるとダブルアーム狙いはディーノが股間に吸い付いてブロック。ディーノがリップロックから腕極めリップロックへ。粘った岡谷にディーノがホモイェ。リストクラッチ式エクスプロイダーの形のリップロックでギブアップ勝ち。試合後、ディーノは半ケツの岡谷を連れ去ってしまった。
第四試合 30分一本勝負
Eruption vs DAMNATION!
※スリーパーホールド→レフェリーストップ
ポーリーは春なので赤ポーリーに。制御不能のままEruptionに襲い掛かる。ポーリーはセコンドの中村にも襲い掛かってバックステージへ。リング上は高尾がなんとかしないといけない事態に。なんとか粘った高尾が、中村を追いかけて戻ってきたポーリーを呼び込んでタッチ成立。樋口にハンマーパンチを浴びせてDDTを放つも、樋口がラリアットの打ち合いを制す。替わった坂口だったが、ポーリーはまとめて両腕ラリアット。樋口のボディースラムから坂口がサッカーボールキック。坂口のスリーパーは高尾がカット。高尾が連係を呼びかけるもポーリーはハンマーパンチ。ポーリーがフィッシャーマンバスターから坂口にマウントパンチ。樋口がカットに入ると坂口のスリーパーと樋口のブレーンクローの合体技。坂口がそのまま絞め落としてしまった。
休憩明け、サイン会終わりの赤井をMAO、アントン、中村、平田、大鷲が総出で襲い掛かる。赤井はなんとかかわして平田にリング上でダイビング・ボディーアタックを浴びせてカバーしたが試合ではないのでフォールは入らず。我に返った赤井がベルトを持って脱兎のごとく逃走した。
セミファイナル 30分一本勝負
内房・外房・大暴走! 千葉名物スペシャル6人タッグマッチ
21分13秒
世界一のジャーマン・スープレックス・ホールド
飯野のハカエルボーはかわされて自爆。遠藤が「千葉と言えばこれでしょ!」とハシャいでレッツ・コンバインを仕掛けるもHARASHIMAとクリスにカットされてしまう。捕まった遠藤は飯野にコルバタを見舞って佐々木と交替。佐々木は飯野をリング下に落とすと火野がイスに座らせての逆水平。リングに戻ると火野が出てきて逆水平。飯野はフォアアームでやり返すと火野はコーナーに下がる。飯野は「勝ったぞ!」と叫び、佐々木にはサイドバスター。そして火野に突っかかってクリスとタッチ。クリスのオクトパスストレッチをかわした佐々木が卍固めから丸め込む。クリアしたクリスがペディグリーの体勢。かわした佐々木がクロスフェースもクリスが丸め込みで返す。コーナーに登った佐々木がダイビング・ラリアット。遠藤が出てきてその場跳びシューティングスターもカウント2。トーチャーラックはクリスがかわして変形のDDT。HARASHIMAが出てくるとスワンダイブ式ボディーアタック。遠藤はスワンダイブエルボーでやり返す。ここでレッツ・コンバインを出そうとするもクリスがカット。遠藤はなんとかHARASHIMAにコンバインを決めるも飯野が佐々木にクロスフェースをかけられたままカット。遠藤がコーナーに登るもHARASHIMAが雪崩式ブレーンバスター。遠藤がカナディアンデストロイヤー。起き上りざまにHARASHIMAがバズソーキック。替わった飯野がバックフリップの体勢も遠藤がかわして河津落とし。火野が出てくると飯野がショルダーアタック。ヘッドバット連発で火野が大の字。このカバーは佐々木がカット。飯野の串刺しスピアは火野がキャッチ。遠藤が619を飯野に放ち、佐々木もエルボーを加えて火野がブレーンバスター。飯野が火野にバックフリップからハカエルボー。これはカウント2。飯野のスピアを火野がかわし続け、ショートレンジラリアット。このカバーはHARASHIMAとクリスがカット。2人が排除されてしまうと、火野のFuckingBOMB狙いは飯野がリバース。火野が世界一のジャーマンで3カウント。
試合後、佐々木がマイク。佐々木「千葉の皆さん、こんばんわ。東京から来ましたDAMNATIONです。DAMNATIONで千葉と言えばこの男、火野の裕ちゃん。一発何か聞かせてよ」火野「え~……私はDAMNATIONとして千葉に来るのは初めてやね! おめでとう! せっかく千葉なんでね、5月23日にここで大会をやりたいと思います。もし皆さんが来なかったらしばくだけなんで。5月23日、ここで待ってるで~。よぉ見とけよ、このボケどもが」
メインイベント 30分一本勝負
入場した勝俣は「タケちゃんが1ヵ月休んで進化するんだって。俺もサウナで進化したいな。タケちゃん、待ってるよー!」と地声でメッセージ。秋山は勝俣に「今日負けたらサウナ招待しろ!」。これを飲んだサウナカミーナは準烈に「じゃあ逆に何懸けるんだよ!」。これに大石は「赤ちゃん抱っこさせてやるよ!」でゴング。試合は秋山が大石との連係を決めてコーナーに控える勝俣に「熱波WER!」とポーズを決めてみせる。その後、上野が大石を捕まえて勝俣がタオルで殴打。クロスアームでのスリーパーで秋山に「熱波WER!」と挑発。大石がナックルで返すと替わった秋山に勝俣は「熱波WER!」。秋山は「熱波WER!ばっかじゃねえか!」とパイルドライバー。セコンドの岡田も「BOYZ嫌いなんですよ!」と勝俣への攻撃を要請する始末。大石がランニングフォアアームもカウント2。秋山が出てくると勝俣にラリアット。しかしカウント2。勝俣は串刺しニーをかわしてジャンピングハイを見舞うと、上野がおっぴろげアタックからドロップキックで続く。上野がブレーンバスターもカウント2。10分経過、コーナーに登るも秋山がカット。コーナー2段目からの雪崩式ブレーンバスターを放つと大石がスイングDDT狙い。これは上野が阻止。エプロンに出された大石だったがダイヤモンドダストを決めるとミラクルエクスタシー狙い。上野がコルバタでかわして高角度シャイニング。勝俣がスワンダイブ・ミサイルキック。さらに大石にアウフグース。これはカウント2。ムーンサルトは大石がかわしてヒザ十字。カットに入った上野は秋山が排除。勝俣も場外での上野のドロップキックを呼び込むとおぶさった勝俣が大石にブレーンバスター。秋山にトペ・コンヒーロを浴びせ、上野のフロッグスプラッシュから勝俣が大石にととのえスプラッシュもカウント2。大石が裏拳でやり返し、ブルーダリア。秋山がエクスプロイダーでぶん投げ、大石がフジヤマ・ニーロックを決めて勝負あり。
ディーノが大胆予告「4月11日、秋山準はこうなる。あるわけないことが起こるのよ、DDTで!」
試合後、秋山はサウナカミーナに「熱波WER!」と挑発する。大石「シーサウナシャックの招待券手に入れた!」秋山「(勝俣に)5人ぐらい用意しとけよ、家族3人いるんだよ!」勝俣「熱波WER!(上野とともに退場)」大石「今日は千葉2AWスクエア大会、ご来場ありがとうございました! この場所で20年前に生まれて久しぶりに帰ってきて、故郷に錦を飾れたかなと思ってます。俺はここを第二の故郷と思っていままで頑張って…」ここで『スリル』がヒットし、半ケツの岡谷を抱えたディーノが登場。ディーノ「シンプルに、4月11日、秋山準は、こうなる。そんな、あるわけないことが起こるのがDDTです!」ディーノが岡谷のケツに指を突っ込み、それで秋山の眼前で中指を立てる。大石「やめろ、きたねえぞ。ディーノ、きたねえぞ」秋山「(ディーノに)おい、オマエこの空気で帰るのか。どうすんだこれ! 岡谷、岡谷! どうしたんだ、どうした!? 大丈夫か!」岡谷「(地声で)掘られました…」秋山「すいません、掘られましたと言いました」ディーノ「準ちゃん、現時点ではDDTのチャンピオンよね。DDT名物、こんな空気で締めてください」ディーノは退場。秋山「ご来場ありがとうございました…って言えないわ、ここはな、錦を飾った君に締めてもらう。頑張れ!」秋山も岡谷も退場。大石「秋山さん、そして岡谷までも…このリングで締めろと…ホントに帰りやがった。サウナカミーナに俺たち準烈が勝った。男色ディーノvs秋山準、秋山準が、必ず…勝つと思う。そして次あるはずの千葉・2AWスクエア大会に帰ってくる時は、俺も何か勲章を持って。10年前、3冠王だったこの大石真翔を思い出させるような、熱いそして強い、怖い大石真翔で帰って来るんで、その時もまた2AWスクエア来てください。今日はどうもありがとうございました!」
【試合後のコメント】
ディーノ 秋山準、俺はこんななるわけない、私に負けるなんて、私が勝つなんて幻想? 私はね、この20年近くそんな幻想でやってきてんだ。あるわけない? でも、ちょっとでもあるかもしれないな、そのちょっとでもの部分を私たちは作ってやってきたのよ。あんなことがあったらいいな、できたらいいな、あんな夢こんな夢いっぱいあるけど、みんなみんなみんな叶えてくれる、不思議な(漢タイツをアピールしながら)ポッケで叶えてくれる。私が、夢を叶えます。
大石 無事故郷に錦を飾ることができました。ありがとうございました。
秋山 もうね、声が何言ってるかわからないからね。
大石 試合後の僕の声は…。
秋山 スカスカだな。まあそれよりね、勝俣、熱波WER。
大石 しかも今日の勝利でシーサウナシャックの招待券。
秋山 招待してもらえるんだから。
大石 千葉・館山にあるシーサウナシャックに俺たちいくぞ、準烈で。
秋山 俺は4月中に一回いってくる、招待させるから。どっかにイタズラ描きしてやるか。あそこk式もいいらしいから、景色もいい目立つところに何か悪いイタズラしてやろうか。あとディーノだよ。あなた、何回も言うけどどっちにつくか考えとかないといけないよ。今日止めてなかったよね? 何か裏であるんじゃないの?
大石 ないです、ないです。
秋山 指立てるなって、あれだけ嫌だ嫌だ言ってるのにさ、あなた普通に真ん中で見てたよね?
大石 言いました、やめろって。
秋山 あれ普通、実力行使で止めるところなのにあなたは口でしか止めないというのは、やっぱりディーノとの関係があるんじゃないの? できてるんじゃないの?
大石 まあ友人ではあるんですけど…。
秋山 なんの友人よ?
大石 普通にたまにご飯食べにいくぐらいの友人ではあるんですけど、それ以上ではない。体の関係はないです。
秋山 ホント? 家族のさ、ああいうYouTube、みこまこチャンネルやってるんだからさ、変なところに行ったらダメだよ。
大石 ないです、そんなの。
――岡谷選手がああいう姿にさせられたが。
秋山 どんな…。
大石 掘られたって言ってましたね…。
秋山 掘られたか…。
大石 岡谷は女になりました。
秋山 そうか…。
大石 この件に関しては仇を…。
秋山 俺が、掘られた仇をどうやって討つんだよ。
大石 掘り返しますか?
秋山 掘られた仇は掘り返す。
大石 目には目を歯には歯を…すいません余計なこといって。
秋山 俺、だんだんアイツの世界に引き込まれてるんじゃないか?
大石 ホントだ、よくないですね。
秋山 それは君のあれじゃないのか? もしかして、繋がってるんじゃないのか?
大石 いや、違います。違います。
秋山 なんかそっちのほうに…ちょっと嫌だな。
大石 長く一緒にいたんで波長は合う感じがするんですよね。
秋山 とにかく俺はディーノを余計なことさせれないぐらいギッタンギッタンにやってやるからな。
――岡谷選手の姿にはならない?
秋山 え? 普通に考えてなると思います? 私、もうプロレスそろそろ30年ですよ。30年の最後のほうにあんな感じになったら、俺の30年は一気に吹き飛ぶから。どうよ?
大石 なるわけないでしょ。
秋山 見たい?
――見たい人もいるとは思いますが。
秋山 いや、俺のファンの人はいないと思う。あれはDDTファンが見たい、ディーノのファンがあれを見たい。俺のあの姿を見たいと思うんだけど、そんな甘くないよ、俺は。