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ドラマティック・ドリームズ!Vol.7~留め置かまし 大和魂~

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ドラマティック・ドリームズ!Vol.7~留め置かまし 大和魂~

日時2020年10月18日
会場大阪・大阪市東成区民センター
観衆未発表
  • アンダーマッチ 15分一本勝負

  • 7分38秒

    片エビ固め

    ※バックドロップ
  • 岡谷と中村の先発でスタート。岡谷が中村をエルボーで止めて渡瀬と連係。納谷にはダブルのドロップキックを放って排除してみせる。苦しい中村は岡谷にドロップキックを突き刺して逆転。納谷が渡瀬と岡谷をまとめてラリアット。岡谷へのアトミックホイップはカウント2。納谷がコブラツイストも渡瀬がミサイルキックでカット。岡谷はエルボーからネックブリーカー・ドロップ。替わった渡瀬がブレーンバスターも納谷が踏ん張ってサイドバスター。中村がタッチを要求してスワンダイブ式ミサイルキック。納谷のボディースラムからの絶品はかわされてしまうも納谷がエルボードロップで止めて、中村が絶品。しかし岡谷がカット。渡瀬がドロップキックで中村を止めると腕極めDDTからバックドロップで3カウント。
  • 前説

  • 来年1・23港区民センター大会が決定!

  • 今林久弥APの前説では来年1・23港区民センターが発表された。続いて主宰の松井レフェリーが挨拶。松井「本日はたくさんお集まりいただきまして誠にありがとうございます。このコロナの状況下で開催を決めたあとも本当にやってよかったのかなといろいろ考えたんですけど、やってよかったなと思うような大会にできればいいなと今は思っていますし、みんなとんでもない試合をしてくれると思うので、皆さんと一緒に僕も楽しんでいきたいと思いますので最後までゆっくりプロレスを楽しんでください」今林APが松井レフェリーにオープニングコールを託すも、松井レフェリーが拳を突きあげんとしたところで、小嶋練習生が駆けつけて今林APの耳打ち。今林APが慌てて松井レフェリーに「会場の人が責任者を呼んでいるので、いってもらっていいですか?」と言って、松井レフェリーは渋々退場。代わりの選手として上野を呼び込む。「今日が楽しみで楽しみで、楽しみを通り越して普通になってるぐらい楽しみです。……ちょっとスベりました! 松井さんの周年興行ということでみんなケガなく全力で頑張りますので皆さん応援よろしくお願いします!」と上野が挨拶してオープニングコール。
  • オープニングマッチ 30分一本勝負

  • 鬼才達の挽歌!スペシャル6人タッグマッチ

    11分35秒

    奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

  • ヒロシのヨガ、高木のルチャ、ディーノのゲイ殺法と序盤からまとまりがない。ディーノのナイトメアとヒロシのヨガの複合技というまったくをもって意味不明な展開のまま5分が経過。ディーノがコーナーに登るも高木がロープを揺らして、ディーノは急所をトップロープに痛打。替わった大鷲が一気呵成の攻め。ディーノが男色スクリューからほシャイニングあてがい。大鷲がビッグブーツで返すもタッチを受けたアントンがサードロープに引っかかってヒザを強打しギブアップ寸前に。ギブアップする前に創作昔話「ごんぎつね」を話すも内容は「おしんこ」ではなく下ネタ。しかしアントンのごんぎつねは敵味方に関係なく炸裂。しかしヒロシにはヨガの力でまったく効かず、場内に「ディーノ、お尻を出しなさい」という宇宙からのメッセージが場内に流れる。ディーノは命令されるがままコーナーで尻出し。しかし、ヒロシが平田に振られて地獄門に被弾。尻に振られんとした平田はアントンに手刀を決めて黙らせるとメガネをかけてダンス。しかしアントンが背後から平田を「GO! GO!」にあわせて地獄門にぶつけるとさらに生尻をオープンして高木、大鷲、アントンでアナルぎつね。これをヒロシがヨガの力で止めて見せると平田が丸め込んだとさ。おわり。
  • 第二試合 30分一本勝負

  • 匠vs巧 スペシャルシングルマッチ

    9分34秒

    クロス・フェースロック

  • 佐々木のボディースラムに大石はすぐさま裏ヒザ十字で組みついていく。ドロップキックを食らってグラウンドの佐々木は大石に誘い水。フェースロックから顔を踏みつけんとするが、大石は足元を狙う。低空ドロップキックから組み付かんとするも佐々木がフロント・スリーパーからショルダー・ネックブリーカー。なおもアキレス腱を狙う大石に佐々木もアキレス腱と取って、さらにエルボードロップ。トップロープを使ってのスタナーからフロント・スリーパー。耐える大石はショルダースルーも、佐々木がすぐさま捕獲。大石はコーナーで潰して串刺し攻撃もかわされてしまう。大石は向かってきた佐々木を捕まえてスイングDDT。デルフィンクラッチはカウント2。ミラクルエクスタシーは佐々木がかわして飛びつきDDT。ダイビング・エルボードロップをカウント2で返されるやクロスフェース。大石が丸め込みで切り返すもカウント2。逆さ押さえ込みは佐々木がペディグリーで返す。大石がスタナーからミラクルエクスタシー。カウント2で返されるやヒザ十字。フジヤマニー狙いを佐々木が回避してクロスフェースへ。ロープに逃げんとする大石をリング中央に運んでギブアップ勝ち。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • ハラシマウラノvsチームゴン太顔!スペシャルタッグマッチ

    VS

    VS

    11分55秒

    十字架固め

  • ウラノにいきり立つ高井だが、先発は吉村に託す。その高井はHARASHIMAと対峙もコーナーのウラノが気になる様子。結局翻弄されてHARASHIMAとの連係を許してしまう。ウラノは高井にコーナーでナックル。高井はウラノをブレーンバスターで投げると吉村とタッチ。高井とのダブルのショルダーからボディースラムで代わる代わる投げていく。吉村はロープ際で踏みつけ。その吉村に高井がおぶさる。吉村のショルダーアタックはカウント2。替わった高井は串刺しバックエルボー。ウラノがドロップキックを見舞ってHARASHIMAとタッチ。HARASHIMAがダイビング・カンフーキック。スワンダイブ式ボディーアタックはカウント2。高井はHARASHIMAをキャンバスに叩きつけて吉村と交替。吉村は串刺しラリアットからベアハッグ・スープレックス。逆水平の打ち合いからHARASHIMAが延髄斬り、吉村がラリアットを見舞って両者各パートナーにタッチ。ウラノがフランケンからHARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレス、ウラノが低空ドロップキックと高井に猛攻。高井はエルボーで返すもラリアットをウラノがかわしてモダンタイムス。カウント2で返した高井は吉村の串刺しラリアットを呼び込む、さらに自身もラリアット。これはカウント2。バックを取らんとした高井だが、HARASHIMAがミドルキックのアシスト。ウラノが倒れ込む高井を十字架固めで丸め込んで勝利。
  • 第四試合 30分一本勝負

  • 和泉岸和田連合!大阪で一番強い男達vsALL OUT!スペシャルタッグマッチ

    VS

    VS

    11分25秒

    片エビ固め

    ※ラストライド
  • ALL OUT、岸和田が入場すると最後に秋山が登場。秋山と彰人の先発でスタート。勝俣が挑発して岸和田と対峙。岸和田がショルダーアタックで倒すと場外でさっそくイスを手にして勝俣の背中にフルスイング。さらに勝俣の足を鉄柱に固定してイスをぶつけていく。リングに戻った片股だが、秋山に足を攻められて止まってしまう。苦しい展開だったが、岸和田が勝俣を羽交い絞めにしたところで秋山のジャンピングニーがかわされて誤爆。勝俣がジャンピングハイでピンチを抜け出して彰人が秋山に俵返し。秋山がパイルドライバー。岸和田が出てくるとコブラツイスト。彰人はブレーンバスター。勝俣が出てくるとミサイルキック。岸和田にアウフグースを放つもカウント2。彰人のフェースクラッシャーから勝俣がダイビング・フットスタンプもカウント2。10分経過、岸和田は両腕ラリアットで分断。勝俣に垂直落下式ブレーンバスターはカウント2。ダイビング・ボディープレスは彰人がカット。秋山が排除すると岸和田は勝俣にラリアット。カウント2で返されるとラストライドで勝負あり。岸和田は秋山に誤爆の件で突っかかっていくと秋山も応戦。大石、渡瀬、岡谷が秋山を押さえつけて乱闘を止めた。
  • 第五試合 30分一本勝負

  • #DAMNHEARTSvs英墨難越境トリオ スペシャル6人タッグマッチ

    VS

    VS

    13分32秒

    片エビ固め

    ※シューティングスター・プレス
  • CIMAは交通事故からの復帰戦。クリスとCIMAの先発でスタート。ツバサと高尾のあと、くいしんぼうと遠藤が対峙。くいしんぼうは「くいしんぼうチャチャチャ」と煽ってポージング。さらに「遠藤チャチャチャ」と煽るも、遠藤は前転からドロップキック。「松井、コラ! こんなところに入れやがって!」と文句も虚しくくいしんぼうがローンバトル。くいしんぼうは高尾へのうまか棒でやり返してようやくクリスと交替。クリスが一気呵成の攻め。高尾はクリスに前転ドロップキックを放ってCIMAとタッチ。CIMAがDDTもカウント2。クリスがエプロンから飛びつきRKO。ツバサがコルバタで続く。ツバサのウラカンラナはカウント2。CIMAはドロップキックで返してバックドロップからスライディング・ラリアットもカウント2。遠藤が出てくるとツバサは連係を分断。くいしんぼうが出てくると足を蹴られてバービック。遠藤に伝染しなかったが、CIMA、高尾、ツバサ、クリス、松井、ポーリーには伝染すると、遠藤もついにバービックもやってしまって後悔。くいしんぼうは誤爆で自身のピンチを招き、#DAMNHEARTSの総攻撃を浴びてしまう。四つん這いのポーリーの背中からCIMAがダブルニー、高尾がフットスタンプ、遠藤がムーンサルトもカバーはクリスとツバサがカット。2人が排除されると遠藤がシューティングスターを浴びせて勝利。
  • くいしんぼう仮面…ではなく佐々木が遠藤を襲撃!「俺はどこからでもオマエたちを狙っている」

  • 試合後、遠藤がマイク。遠藤「まずCIMAさん、復帰おめでとうございます。今日の試合を見てわかっていると思うけどコンディション最高です。CIMAさん、何か一言ありますか」CIMA「9月末に自転車に乗ってましたら軽自動車に突き飛ばされまして。鼻の骨折と手首痛めたり、いろいろあったんですけど、運よくね。
    遠藤「まずCIMAさん、復帰おめでとうございます。きょうの試合を見てみんなわかってると思うけど、CIMAさん、コンディション最高です。CIMAさん、何か一言みなさんにありますか?」CIMA「9月の末に自転車にのってましたら、軽自動車に突き飛ばされまして。鼻の骨折と手首痛めたり、いろいろあったんですけど、ツバぬったら治るようなケガだったんでね。運よくね。これはよく言われるんですよ。プロレスラーだからすごいんですね、とか。回復力も早いんですね、とか。そういうんじゃなくて、交通事故というのは100%運です。受け身とかクソの役にも立ちません。どうなったか全然わからず、気を失ってて大丈夫ですかと起こされて、この世に戻ってきましたので。何言いたいかと申しますと、みなさんも気ぃつけてください。僕も気つけて。生かされた命やと思ってますんで、もっともっと楽しいプロレスをDDTとともに歩んでいきますんで、これからのCIMAもよろしくお願いします。そんなことより、私もいろいろあったけど、コロナ自粛期間とか続いていろいろある間にDAMNATION、#DAMNHEARTSもいろいろあるみたいじゃないですか……(遠藤、高尾の顔を見て)そのへんは触れないほうがいいみたいなんで。今日は何も知らなかったということにしたいと思いますんで。いろいろあるけどね、笑っていきましょう。笑っていったら、ええんちゃいますか」遠藤「CIMAさんのありがたいお言葉をいただいたところで、僕は11月3日大田区前、最後の試合になります。11月3日、必ず俺がKO-Dのベルトを防衛して新しいDAMNATIONを作るので俺たちから目を離すな。以上!」遠藤がアピールしていると先にCIMA、高尾、ポーリーが引き揚げる。一人ゲートから引き揚げようとする遠藤にくいしんぼう仮面が近づいてお菓子を渡そうとするも、そのくいしんぼうがローブロー。さらにリングに入れてマスクを取るとなんと佐々木だった。イスで殴打してミスティカ式クロスフェースで絞めあげていると、CIMA、高尾、ポーリーが戻ってくる。佐々木は退散して本部席のマイクを取ると「遠藤哲哉、そしてその他! 油断してんじゃねえ! 俺はどこからでもオマエたちを狙っているぞ。覚えておけ!」と予告して引き揚げた。その後、くいしんぼうがマスクを探しに現れるとイスをコーナー下に置いて「ここから一歩も動かん!」と居座ろうとするも、練習生に担がれて「神輿やないねんから!」。

    【試合後のコメント】
    佐々木 俺はくいしんぼう仮面じゃねえぞ。遠藤哲哉、油断してんだろ。俺はな、いつなんどきどこでも、オマエの首を狙ってんだ。油断してんじゃねえぞ、きょうの帰り道もだ。次、試合はいつだ?
    ――11月3日までありません。
    佐々木 大会はあるだろ?
    ――次の後楽園で調印式があります。
    佐々木 オマエが調印式に来れないぐらい、オマエの精神をズタズタに、切り裂いてやるよ。


    CIMA 大丈夫か! 何があったんだ!?
    ポーリー テツヤー!
    遠藤 またチ●コっすよ、アイツ。結局、俺を追いこむと言っても、それしかねえんだろ。ふざけんじゃねえぞ。11月3日、俺が必ず正攻法でてめえを倒してやる!(退席)
    CIMA 半年の間に何があったんや! DAMNATIONちゃうんか、佐々木。アイツはもうダメネーションや!(退席)
    高尾 CIMAさんも行っちゃった! (ポーリーに)どうすんだよ。CIMAさん、今日(復帰)おめでとう。そしてシングル、楽しみ。すごい頑張ります。
  • ダブルメインイベントⅠ 30分一本勝負

  • チームWRvsザ☆竹ビリー スペシャルタッグマッチ~紡~

    VS

    • WIN

      竹下幸之介

    • ビリーケン・キッド

    VS

    19分14秒

    ジャーマン・スープレックス・ホールド

  • 上野の入場曲がヒットしてダブルメインイベントの順番が確定。竹下が上野をロープに押し込むと、嫌がった上野が張り手。張り手の応酬から竹下がビッグブーツを放てば、上野はドロップキックで抵抗。HUBがダイビング・セントーンで続く。HUBが逆片エビも竹下が抜け出してマウントでエルボー連打。そこへ上野が竹下を捕まえてペースを握らせない。ダブルのバックエルボーから上野がカバーもカウント2。竹下が上野をホイップしてキャンバスに叩きつける。上野のエルボーに竹下が逆水平。コーナーに登る竹下を上野がドロップキックで落としてエプロンの攻防。竹下はフェイント式のエプロンDDT。さらにヒザをブチ込んでリングに戻してカバーもHUBがカット。ビリーはコーナーでハイキック。ビリンコバスターから串刺し低空ドロップキック。このカバーはカウント2。ショートレンジ・ラリアットはHUBがカット。こうもり吊り落とし狙いは上野が切り返してブレーンバスターでぶっこ抜いてようやくHUBとタッチ。ビリーは竹下と交替。竹下がジャンピング・ラリアット。HUBもシャイニング・バックキック。竹下は垂直落下式ブレーンバスターからビリーと交替。HUBもビリーに返して上野とタッチ。上野がおっぴろげアタックからノーザンライトボム、さらにドロップキック。これはカウント2。ビリーは変形バッククラッカー。竹下が出てくるとビリーとダイヤモンドハリケーンを狙うも上野が切り返す。上野がHUBと連係。竹下の上にビリーを重ねるとHUBが上野を亜留魔下首領で叩きつけ、さらに上野とのダイビング・ボディープレスの競演を狙うも上野がかわされ、HUBは竹下の<em>コウモリ吊り</em><em>落としぃぃぃぃぃ</em>!!!!!!でグロッキーに。4人が入り乱れてエルボーの打ち合い。HUBと上野でWRの競演から上野が竹下にダイビング・ボディープレスもカウント2。上野がブリザード・スープレックスもカウント2。BMEは竹下がかわしてローリングエルボー。カウント2で返されるとラリアット狙いはHUBがカット。そのHUBを竹下がラリアット。ビリーがHUBを場外に落としてコーナーからトペ・コンヒーロ。リング内では上野の張り手に竹下がラリアットで返し、ザーヒーへ。上野は意地のカウント2。竹下は問答無用のジャーマンで3カウント。
  • 「次は咲くやこの花タッグであの2人と対戦したいと思います」(竹下)

  • 試合後、竹下が鼻血を流しながらマイク。竹下「勇希、今までの勇希との試合のなかで一番効いたよ。俺は子供の時からで、勇希は大阪プロレスを見始めたのは、たぶんこの業界に入ってからで、まだ2、3年しか経ってないと思うけど、俺たちが憧れて、夢見た、大阪プロレスの闘いを、みなさん、少しでも伝えることができたでしょうか!? 大阪プロレスに入ったことない僕たちがこんなこと言うのおかしいかもしれないです。でも、僕は、自分が好きになったプロレスを、プロレスラーになったからにはやらないと、それはウソだと思ってます。なので今日はHUBさん、そして勇希、そしてパートナーのビリーさんにも、僕の気持ち、上野勇希の気持ちをぶつけました。お二人とも本当にありがとうございました。そして、松井レフェリー、毎年毎年ホントに自分にとって特別なカードを組んでくださって、ありがとうございます! ビリーさんの声もききたいです」ビリー「話すと長くなるんで、短めに言います。幸之介、立派になったね。上野クン、あのWRという技、僕、実は初めて食らったのよ。HUBさんの前身、スーパー・ドルフィンさんの時は食らってないのよ。メッチャ効いた。大事に使って。シングルだったら俺、負けてた」上野「松井さん、HUBさん、ビリーさん、竹ちゃん、プロレスは最高に楽しいです。ビリーさん、もう僕はそんなこといったら試合前から負けてた感じがするので、次はリスペクトだけじゃなくて、より一人のレスラーとして闘って勝ちたいです。HUBさん、また組んでいただいて、次闘って、ボロ勝ちしたいです。竹ちゃんはもちろん、もっと鼻血も出させて勝ちたいです。今日はみなさん本当にありがとうございました」HUB「自分の毒人という興行を前に松井さんの興行があって、こんな4人とすげえカードくまれて、私、自主興行用のコスチュームで来ちゃいました。この3人とやるのに、普通のコスチュームじゃダメだろ。特別な気持ちじゃなきゃ、ウソつきだろ。幸之介、オマエ体デカくなりすぎだよ、バケモノだな。でも、幸之介と上野クン、君ら2人みたいのがそういうふうに言ってくれるから、俺とビリーさんはいつまでも休めないですよね。ショッパイ体作って、ダラダラ試合できないですよね! これからも、お客さんはもちろん、この2人にも負けないような試合を俺とビリーさんはやっていきます。これからも俺とビリーケン・キッド、よろしくお願いします」竹下「勇希、俺にリベンジするのはシングルとかなんでもどんな機会でもいいから待ってる。今度はね、このような素晴らしい機会があるなら、竹下幸之介&上野勇希の咲くやこの花タッグで、あの2人に対戦挑もうと思いますんでみなさん、それまで期待して、プロレスを見続けてください!」


    【試合後のコメント】
    上野 本当にHUBさんとビリーさんには憧れてまして。でも憧れだけではダメだと…ダメなわけではないんですけど、今日は舞い上がってます。試合終わっても今も浮足立ってます。またぜひよろしくお願いします。
    ――WRの競演もあった。
    上野 勝負の運というのは運命的なものがありまして。今日でまた一つ自信になりました。
    HUB 僕、WRって5、6年ぶりぐらいにやって、途中まで忘れてたんですよ。大丈夫かなと思ってたけど、ビリーさんにやろうと思ったら(上野が)ビリーさんもってっちゃうから、うわ、幸之介かと。
    上野 ちょっとサイズ感が……。
    HUB いや、よかったです。これからも大事に使ってください。
    上野 今日のエネルギーは来週も大田区も僕はタイトルマッチ決まってますので、今日の楽しかったエネルギーというのはプロレスラーとして、とても大きな糧になりました。HUBさん、ありがとうございます。
    竹下 あのビリーケン・キッド様ですよ。
    ビリー やめてください! 幸之介は小学校の僕が知り合った頃から大きかったんですけど、いまはさらに大きくなりましたね。声をかけようと振り向くと、ここに目線があるんで「顔がない」となっちゃうんだよ。恥ずかしくて顔を合わせないわけじゃない。あとね、コウモリ吊り落としぃぃぃぃぃ!!!!!!を目の前で見ましたけど、とんでもない技ですね。
    竹下 もともとコウモリ吊り落としというヤバイ技を考えたビリーさんのせいです。
    ビリー それを何段も上にいってて、ちょっとあれ…相手を選んで大事に使ってください。公認!
    竹下 よっしゃ! 無事公認していただきました、コウモリ吊り落としを。
    ビリー 技を食らう方、覚悟しといてください。
    竹下 いつかビリーさんにもね。本家に決めてナンボなので。
    ビリー これはくるね、言ったことは自分に返ってくるから。
    竹下 今までビリーさんが痛めつけてきた人たちの怨念を背負って、僕がビリーさんにガーンいきますんで。
    ビリー 楽しみだ。
    ――次回は上野選手とのタッグでHUB&ビリー組と対戦?
    竹下 やってみたいですよね。上野ももっとビリーさんと闘いたいと思ったと思うし。HUBさんとも闘いたいと思ったと思うんで。僕も一度ビリーさんとは去年、闘わせてもらったんですけど、もっとガッチリやりたいなというのがあるので。次、逆でやれたら面白いんじゃないでしょうかね。
    ――HUB選手と4年ぶりに対戦して。
    竹下 もちろん気持ちは同じぐらい入ってるんですけど、僕も勝つぞ勝つぞ夢かなう瞬間なんだあーっという感じではなくて、いろんな経験もしてきて、一歩落ち着いてちゃんと自分の実力をきょうは発揮できたと思います。なので、もっとこうすればよかった、ああできた、という4年前の後悔というのは少しぬぐえたので。でも、まだまだ続くんだろうな、というようなそんな予感がしました。
    ――最後は上野選手とバチバチの対戦だった。
    竹下 やっぱり同級生なんで、それはリアルじゃないですか。そうなるというか、上野が僕に憧れてこの業界に入ってきてくれたと言ってくれますけど、僕もぶっちゃけ早く超えてほしいし、それを僕もまた超え返したい。早くライバル関係に来てくれよ、という意味も込めていつも上野とはバチバチになるんで。いま流行りの倍返し、言っときましたね。
    ――上野選手と対戦して。
    ビリー 未来を感じましたね。幸之介といい、上野君といい、DDTの明るい未来を感じましたね。顔もいいし体もかっこいいし、ちょっと嫉妬しました。生まれ変わったら上野君になります。
    竹下 上野はホントに、僕のプロレス見てこの業界に入ったんですけど、プロレスラーとか全然知らないんです。いわゆるメジャー選手とかも全然知らない状態で入ってきて、一番最初に好きになった選手はビリーさん、ホントに。
    ビリー えー! 言ってくれよ、先に! もっと優しくしたのに!
    竹下 こんなプロレスラーになりたいんだ、というのが明確に決まったのが、上野はビリーさん。
    ビリー まあ幸之介がHUBさんに憧れてね、上野クンもそう言ってくれるのはありがたいんですけど、10~20年前の映像を見てそう思ってるんで、いざこうやって会った時に、ビリーケン・キッドってこんななの?って思われないように、一生懸命やるモチベーションになってますね。昔、子供だった子がこんな立派なレスラーになって試合するということがね。
  • ダブルメインイベントⅡ 30分一本勝負

    • DRAW

      田中将斗

    • 入江茂弘

    VS

    VS

    時間切れ引き分け

  • 入江、田中、Eruptionの順番で入場。入江が坂口をコーナーに詰めて替わった田中が襲い掛かる。坂口もグラウンドで抵抗。スリーパーで絞ると坂口のミドルキック、樋口のチョップの連打からEruptionの連係。5分経過、坂口がなおも田中を絞り、樋口がチョップで続く。苦しい田中は樋口へのブレーンバスターで逆転。替わった入江が樋口にショルダーアタック。樋口も入江にアトミックドロップからチョップ。10分経過、タッチを受けた坂口と樋口が連係。入江はパイルドライバーで坂口を樋口に突き刺して分断。田中が出てきて坂口に串刺しラリアット。坂口をエプロンに追いやってラリアット。田中はテーブルを場外でセット。入江が坂口をテーブルの上に寝かせて田中がそこ目掛けてテーブルスプラッシュ。リングに戻された坂口に田中がカバーもカウント2。入江がエルボーで続く。15分経過、ローンバトルの坂口は入江にスリーパー。コーナーで潰されるもカウンターのジャンピングミドルでようやく樋口とタッチ。樋口がダブルチョップで続くと串刺しラリアット。アバランシュホールドはカウント2。カナディアンは入江が回避してブラックホールスラム。田中が出てきてエルボーからDDT。これはカウント2。ボディースラムからスーパーフライ狙いは樋口が蘇生してデッドリードライブ。替わった坂口がPK。カウント2で返されると腕十字。三角絞めは田中がエルボーで解除。20分経過、交替した入江は坂口に頭突きから垂直落下式バックフリップ。これはカウント2。入江がエルボー、坂口がミドルキックのラリー。入江のエルボーで坂口が押される。坂口のハイキック、入江のエルボーが交錯して両者倒れ込む。ここで各パートナーとタッチ。田中のエルボーと樋口の逆水平のラリー。樋口がノド輪落としもカウント2。コーナーに登る樋口を入江がストップ。田中はコーナー最上段から雪崩式ブレーンバスター。入江がキャノンボールで続くと入江のフライング・ソーセージ → 田中のスーパーフライの連続飛行。これは坂口がカット。25分経過、田中が樋口にダイヤモンドダスト。樋口がぶちかまし。入江が坂口にキャノンボール、樋口が入江にラリアット、田中が樋口にスライディングDと技の応酬。入江のラリアットから田中がスライディングD。これは坂口がカット。坂口が神の右膝を田中に決めると、樋口が田中にドクターボム。しかしカウント2。残り3分、田中の側頭部へのスライディングDもニアロープ。樋口がブレーンバスターからラリアット。このカバーはカウント2。田中のローリングエルボーもカウント2。残り1分、樋口がラリアットから頭突き連打。田中が雁之助クラッチもカウント2でフルタイム。
  • Eruption、後楽園に向けて自信あり!「怖いものはない」(坂口)

  • 試合後、入江がマイク。入江「DDTファンのみなさん、お久しぶりです。今日この坂口、樋口と試合できて、自分は凄く嬉しかったです。坂口さんとの打ち合い、めっちゃ楽しかったです。また、たまにやりましょう。樋口は僕が辞める前ずっとタッグ組んでたから、樋口のこと少し気にかけてたけど、そんな心配もいらないぐらいどんどんどんどん樋口は成長していってる。でも、今日一つ言えることは、攻め切れないな!」田中「坂口さん、刺激のある闘い、ありがとうございました。45超えてやってますけど、まだまだ若いヤツらに負けへんという気持ちは一緒やと思います。また、どこかのリングで会えることを楽しみにしてます。そして樋口クン、俺がここのベルト持ってる時、もう少しであなたとできへんかったけど、あなたが権利取られたからね。でも、今日やってみて、トップになれる器というのは十分持っていると思うし、次、そのベルト、俺の前にもってきてよ。その時に、俺挑戦するから」田中&入江は退場。坂口「入江、久しぶりで楽しかった。久々刺激もらったよ。また、生きてりゃどっかで会うだろう。その時まで磨いとく。そして田中さん、あんたが言った言葉、しっかり胸に刻んどく。まだまだ、若いヤツらには負けない。2人ともいい刺激をありがとう。やってて楽しかった」樋口「ここで、強がり言ったって仕方ねえ。今日引き分け、攻め切れなかったのも事実! 悔しい! 悔しいけど、田中さん、入江さん、あなたがたと当たれてホント楽しかったです。ありがとうございます! そして坂口さん、今日はありがとうございます。次、後楽園、KO-D6人タッグ防衛して、タッグも取りましょう。そして松井さん、このカード組んでくれて、自分は救われました。ホントにありがとうございます。松井さん、あなたの興行なので締めてください」Eruptionは退場。松井「疲れました。これが、自分がこの状況下、コロナ禍でも興行を無理に開催してでも、みなさんに見ていただきたかったものの、すべてです。楽しんでいただけましたでしょうか? 僕も楽しかったです。ただちょっとだけ、もうちょっと練習しようかなとか思いましたね。まあまあいい時間になってしまいましたけど、このあと売店とかもやってると思いますので、みなさん密にならないようにゆっくりお帰りいただければと思います。今日はホントにありがとうございました!」

    【試合後のコメント】
    坂口 なんかスッキリした感じかな。ホント久々に入江のエルボー、田中さんのエルボー、全部、前のDDTといったらおかしいけど、いい感覚で試合できて。来週の日曜日のタイトルマッチに向けていい感じに神経と体が研ぎ澄まされた感じがして。逆に今日の試合は勝ったとか負けた抜きにして、自分自身が研ぎ澄ませれて、もうこれで後楽園怖いものないよ。
    樋口 吹っ切れましたね。この試合が始まるまで自分のなかでいろいろ悩んでたんですよ。自分に足りないものとか、このカードが組まれた意味とか、それこそ個人としてもEruptionとしてもどうすればいいのかって。どうでもよくなったですね。全部吹っ飛ばされました。力いっぱいやっぱりプロレスを必死にやるのが大切なんだと。あと、自分のなかの足りないもの、なんか見つけられた気がします。言葉ではうまく言えませんけど、自分のなかで一つ見つかった気がします。坂口さん、感謝してます。松井さんにも感謝してますけど。
    坂口 いやいや、田中さんと入江が気づかさせてくれたのも大きいから。逆に樋口も頼もしかったし、後楽園が面白くなってきてよ。
    ――タイトルマッチは2つ続けてだが、スタミナ面でも今日の試合はプラスになった?
    坂口 今日の試合見たらわかるでしょ。俺も今日、自分自身の中で田中さんが最後リングの上で言ってたけど、やっぱ45を超えてお互い40後半で。でもまだ若いヤツらに交じってこんだけの試合ができる…これ一つのすごい自信になったよ。そこでまた田中さんに気付かされた自分自身もあったし、入江と当たることによって自分の耐久性、そこから昔の研ぎ澄まされた闘い、これ全部取り戻させてもらった。ビックリしたよ、ホントに。追い風になってる。
    樋口 自分も今日攻めきれなかったという部分ではそうなのかもしれないですけど、ただ、この乗り越えたというか、勝てなかったですけど、あそこまで渡り合えたのは自分のなかですごく大きいものだったので。負けないでしょう。
    坂口 あの2人と30分やり合ったんだよ。最後、樋口が押してたよ。日曜日、上野、吉村、平田。うちらが負けるはずないでしょう。要素がない。逆に今日このカードを組んでくれて、松井さんにも感謝、相手してくれた田中さん、入江、感謝だよ。
    田中&入江はノーコメント。

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