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新木場、いきまーす!!

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  • オープニングマッチ

  • 大石真翔T2ひー加入査定試合 30分一本勝負

    6分46秒

    直伝トルネードクラッチ ※特別レフェリー…大鷲透。

  • 2日、東京・新木場1stRINGにて「新木場、いきまーす!!」がおこなわれた。今林久弥APの前説では赤井沙希が登場し、3・14新宿でのプロデュース興行のメインイベントをミラクルチェンジ!DDT collection◎竹下幸之介&高尾蒼馬&勝俣瞬馬vsKUDO&彰人&MAOとアナウンス。赤井が芸能面で所属するオスカープロモーションのスタイリストをつけ「ヘアメイクばっちりで入場はコレクション風な感じで。コスチュームの上からもいろいろ付けて雰囲気もガラッと変えます」とのこと。

    続いてオープニングコールには梅田公太&上野勇希が登場。「今日は梅田さんが酒呑抜けて一発目の試合ですごい大事な試合。気合い入れて頑張ります」(上野)「両国までそんな時間がないんで今日勝って勢いつけて。両国まで全部勝ちます」(梅田)と意気込みを述べると「DDT新木場大会スタート!」とコール。

    オープニングマッチは大石真翔T2ひー加入査定試合。大石は平田一喜と対戦。まずは特別レフェリーの大鷲がテーマ曲で登場。続いて大石、最後の平田のダンス入場は大石が潰しにかかるが、大鷲が割って入って厳格なチェック。大石の丸め込みは平田が返したあとに大鷲がマットを2つ叩くなど反応は遅い。丸め込みの応酬になると、やってられないとばかりにストンピングを入れてやめさせる大鷲。大石がロープ際で顔面を踏みつけると、大鷲も平田の体に乗っかって注意する。平田が大石にエースクラッシャー。続く攻撃は大石が大鷲を盾にするも、大鷲は2人まとめて投げてしまう。大石が平田にスタナー。フィニッシュにいこうとした大石だがメガネを手にすると「カズキ、立てよ。試合でもダンスでも勝ちたいんだよ」と言って平田にメガネを渡す。「マコトさん、やろうじゃねえか」と受けて立つと2人でダンスバトルへ。踊りきって平田が攻撃せんとするも大石がかいくぐって丸め込んで勝負あり。

    試合後、大鷲が「大石さん、アンタ、T2ひーに入りたいんだってな。ぶっちゃけ、アンタ、生理的に受付けないし、T2ひーに入ると我々の風紀が乱れるし、いいこと一つもないんだけど、最近、高木さんが路上やサイバーエージェントのことで忙しくてT2ひーの力を出すことができてません。だから我々T2ひーは今こそアンタの力を必要としている」と呼びかけ、平田も「マコト! アンタの熱い気持ち、伝わっちまったよ。マコト、いや、大石さん。俺たちとやっていこうぜ。ようこそT2ひーへ!」と迎えようとするが、大石は「なーんか、違うんすよね~。考えてみたらT2ひーってチーム名もダサいし、ダンスも踊りたくないし。こんなブタと一緒にいたくないし。普通に考えたらないっすよね。そんなことより明後日の富士大会、今までで一番チケット売れてないので気まずいんですよ。あと2日でなんとかしたんで、みんなふじさんめっせで待ってるぜ!」と握手を求める2人に吐き捨て退場。そのまま暗転して第2試合へ。
  • 第二試合

  • 30分一本勝負

    11分33秒

    バッカス

  • 第2試合はKUDO&高梨将弘vs梅田公太&上野勇希のタッグマッチ。上野がKUDOをフォアアームで倒すと梅田とともに連係を狙うが、梅田のエルボーはかわされて上野に誤爆。その後は上野がタッチワークに捕まってしまう。上野はそれでもKUDOにドロップキックを放ってようやく梅田とタッチ。梅田はボディースラムからニーを落とし、カウント2で返されるや鋭いローキック。さらに串刺しドロップキックを突き刺すもカウント2。エルボーの打ち合いからKUDOがキチンシンク。トップロープ越えのダブルニーは梅田がかわしてフロントハイキック。その後はミドルキックのラリー。KUDOがミドルキックを撃ち落してステップ延髄。高梨が出てくるとサミングからジョンウー。トラースキック狙いは上野がカットして梅田と連係。梅田が串刺しドロップキックを狙うも高梨が場外エスケープ。高梨の挑発に乗って梅田がリング下を追いかけるも、戻ってくると待っていたのはKUDOのミドルキック。酒呑童子が連係を狙うも上野がミサイルキックでカット。上野のミサイルキックから梅田のサッカーボールキックはKUDOがカット。梅田がバックスピンキック。カウント2で返されると梅田ドライバー(仮)を仕掛ける。これを耐えた高梨がKUDOのバックスピンキックを呼び込み、バッカスで丸め込んでフォール勝ち。

    【試合後のコメント】
    梅田 今日酒呑童子と初手合わせで負けてしまったんですけど、まだこれから前哨戦もあるし、次の富士でチャンピオン全員揃ってやるので、そこからが本当の前哨戦だと思う。あと坂口さんとのシングルもあるので、それに合わせて。今日上野とタッグを組んだけど、相手との差が見つかったので、そこを修正しながらベルトに向けて前哨戦をやっていきたいと思います。
    上野 我々はこのあふれんばかりの若さで走り続けるだけなんで。1ヵ月、長いのか短いのかわからないですけど、富士ではパートナーが岩崎さんなので、DNAとしてももっともっとアピールして、残り全部勝っていきましょう。
    梅田 私たちは負ける気はないので。

    ****
    高梨 つえ~よな、ウメは。知ってるよ、ずっと隣で見てたんだから。でもよ、想像の範囲を全然超えてねえよ。今日の試合だって「つて~な」「アイツらわけ~な」「元気あるな」って普通の感想しか出てこねえよ。アイツらが組んで俺らに噛み付いてきたんだったら、このDDTで新しい何かを生み出さなきゃいけねえんだろ? 何か生まれる気配が俺は感じなかったぜ。ここから両国まで何試合もあると思っているのかもしれないけど、そんなじゃ俺らについてこれねえよ。俺ら仕事にならねえよ。坂口入ったら、アイツら終わっちゃうよ。両国まで来れねえよ。両国までアイツらついてこれねえなら、別のチームとやったほうがよっぽどマシだ。豚ing2018でもそこでもいいぞ。それにアイツら一度も組んだことないままに両国のリングに立とうっていうのかよ。いくら若くて勢いあるっていってもそれはやりすぎだろ。だから俺らと前哨戦で何度も当たるなら一回ぐらい6人タッグでやろうじゃねえか。アイツら3人組んで、俺らに挑戦者に相応しいってところを見せてみろ。それができねえならチャレンジャーはチェンジだよ。豚ing2018に変えろ。なあ、兄貴。
    KUDO 今日は勝ったんだよ。久しぶりに酒盛りしたかったのに、梅田がいねえから酒がなかったんだよ。
    高梨 下っ端がいねえから酒を持ってくるヤツがいねえんだよ。ウメ、今だったら頭下げて戻ってきたら、酒酌みからまたやらしてやるから戻ってきてもいいんだぞ。なあ、兄貴!
    KUDO 入りたいヤツがいたら誰でもいいんだぞ。セコンド募集中!
    高梨 兄貴、呑み過ぎでロレツ回ってねえから何言ってるかわかんねえよ!

    ****
  • 第三試合

  • 30分一本勝負

    • LOSE

      岩崎孝樹

    VS

    • WIN

      イーサン・ペイジ

    VS

    6分21秒

    片エビ固め ※スピニング・ドゥエイン

  • 第3試合はイーサン・ペイジvs岩崎孝樹のシングルマッチ。初来日となるカナダの強豪、ペイジは持ち前のパワーで岩崎を翻弄。ファイアーマンキャリーは逃れられたが鋭いエルボー、さらに低空のDDTを素早く決めるなどテクニックも見せつける。岩崎もブレーンバスターでやり返し、逆片エビに持ち込むがニアロープ。バックドロップは凌がれるもジャスティスニーからPKを決めるもカウント2。ペイジにビッグブーツを決められるも岩崎はバックドロップ。エプロンに逃げたペイジはロープの間から飛び込んでのエースクラッシャー。さらに旋回式ロックボトムで叩きつけて3カウント。試合後、ペイジは英語で来日して食べた唐揚げ定職がうまかったことなどをアピールしていた。

    【試合後のコメント】
    ――初来日でDDTで試合をしてどうだった?
    ペイジ 初めて日本に来て、DDTで試合をしてすごく楽しかった。今日勝ててすごく嬉しい。この1ヵ月でDDTのトップになれるように頑張りたい。3月25日のビッグマッチではいい試合をしたい。
    ――DDTのファンにどこを見て欲しい?
    ペイジ 世界で学んだことを見せたいね。
    ――DDTに来て何を狙っている?
    ペイジ カナダでもたくさんベルトを獲ってきた。日本でももちろん挑戦したいね。
  • 第四試合

  • ぽっちゃりさんスペシャルシングルマッチ 30分一本勝負

    • LOSE

      マッド・ポーリー

    VS

    VS

    7分50秒

    片エビ固め ※リップロック

  • 第4試合は男色ディーノvsマッド・ポーリーのシングルマッチ。ポーリーのパワーに圧倒されるディーノ。ならばとディーノは男色スクリューから男色殺法で勝機を見い出そうとする。ナイトメアからの顔面騎乗はカウント2。ファイト一発!からの男色ドライバーはポーリーがポーリーハンマーで阻止してDDT。ポーリーのカバーは股間を触ってカット。ボディープレスはディーノがかわすとリング下から牛乳を持ち込む。これをハンマーで叩き落したポーリー。場外戦に雪崩れ込み、優勢になったディーノが牛乳を口に含む。ポーリーハンマーを食らうも噴出さずセーフ。その間に牛乳を口に含んだポーリーだったが、ミストをやらずに飲み込む。しかし牛乳を手にしたままテーズプレスを浴びせて牛乳がこぼれて大惨事。ポーリーがディーノにコーナースプラッシュ。お株を奪う男色ドライバーを狙うがディーノがかわしてレインメーカー式リップロック。ディーノは再びリング下から牛乳を持ち出し、それを口に含んでリップロック。口移しされたポーリーが牛乳を噴き出しながら卒倒し、ディーノが押さえ込んで勝利。
  • 第五試合

  • エニウェアフォール5WAYマッチ~特別ルール 30分一本勝負

  • 第5試合は会場の敷地から外に出た場合、または会場管理の佐藤さんを激怒させた場合も負けとなる特別ルールが設けられたエニウェアフォール5WAYマッチ。一番最後に入場するのは珍輔のはずだったが、新木場1stRINGで場内整備をしている花澤卓也が会場外から現れ「オファーいただくのはありがたいんですけど4日前だとシフトの代わりが…」。その花澤を高木がヒザ蹴りから場外に投げ捨て試合スタート。さらに高木は花澤を鉄柱に叩きつけてグロッキーに。花澤はセコンドの肩を借りてバックステージに引き揚げてしまう。会場内を所狭しと暴れまわる4名。阿部を場内の看板にぶつかってしまったところで曲がヒット。会場のシャッターがあくと珍輔が登場。戦場が駐車場に移ると高木が缶ビールでMAOをぶん殴ったり、あまりの騒ぎにピンクの猫バスの店主・木村響子さんが怒って猪の被り物で殴打したり、阿部と高尾が自販機の上で攻防したり、さらにMAOはバンの上からケブラーダで飛んだりと大騒ぎ。最終的にはバンに乗車したMAOが高木を跳ね飛ばし、押さえ込んで勝負あり。

    試合後、MAOがマイクを取って「フハハ…。みんな刺激的だったでしょ! 今のDDT路上にはこれが足りねえんだよ! 次の両国の路上、俺が勝手に7年ぶりの敗者肛門爆破ルールでやってやるよ!」と言うと「手始めにこの1stRINGを爆破しようと思います」と花火を持ち出して着火せんとするも、会場管理の佐藤さんが「ダメだって言ってんだろ!」と激怒。MAOが「すいませんでした! 佐藤さんが怒ったので休憩です!」と言って休憩へ。

    【試合後のコメント】
    MAO すいません。轢いた瞬間っていうのはパニックになってしまって、自分で何をしていいのか訳わからなくなってしまったので、詳しい話は署のほうでしなきゃいけないと思うので、早急に出頭してきます。
    ――肛門爆破ルールについては?
    MAO 詳しい話は署のほうで。しっかりとお詫びを入れて、向き合うことから始めたいと思います。ありがとうございました。
    ****
    阿部 狂ってますね、MAOさん。轢いてましたね。楽しかったです。両国はイサミさんと組んで一番僕らが狂っていると思うので、それを存分に見せ付けられたらと思います。
    ****
  • セミファイナル

  • 30分一本勝負

    VS

    VS

    11分55秒

    片エビ固め ※高角度ダブルアームDDT

  • セミファイナルはHARASHIMA&石井慧介vs樋口和貞&渡瀬瑞基のタッグマッチ。渡瀬のエルボーを食らった石井だが、アームホイップから間髪入れずにダブルニーを放つと替わったHARASHIMAがコーナーでのフットスタンプから腹攻め。石井もソバットで続く。しばらく捕まった渡瀬だが、HARASHIMAに延髄斬りからブレーンバスターで投げてようやく樋口とタッチ。樋口がショルダーアタックで続く。逆水平から串刺しラリアット、さらにサイドウォークスラムと盛り返していく。HARASHIMAもスワンダイブ・ボディーアタックで反撃してファルコンアローの体勢。樋口が堪えて、後ろに着地したHARASHIMAに逆水平。HARASHIMAもミドルキックで打ち返してラリー。樋口がダブルチョップ、HARASHIMAがハイキック、樋口は向かってきたHARASHIMAをキャッチしてアバランシュホールドで叩きつけてやり返すと、各チームがパートナーと交替。渡瀬が顔面ウォッシュからミサイルキックで続く。フィッシャーマンを狙った石井を渡瀬がフロント・ネックロックで絞める。樋口はカットに入ったHARASHIMAをぶちかまし。花道に雪崩れ込むとHARASHIMAがハイキックをお見舞い。その間に石井はロープエスケープ。渡瀬がドロップキックから腕決めDDT。このカバーはカウント2。石井もジャンピングハイからランニングニーで反撃して高角度ダブルアームDDTで突き刺して3カウント。試合後もHARASHIMAと樋口で取っ組み合いの大乱闘。セコンドがなんとか分けて事態を収めた。


    【試合後のコメント】
    HARASHIMA 両国への前哨戦でもあるんだけど、これからまだまだ続くけれども、ガッチリきたらガッチリやり返す。それだけですね。今日は試合後に突っかかってきたから。僕は基本的に終了のゴングが鳴ったあとに何かやるのは嫌なんですよ。そこはしっかり。ゴングまでが闘いだと思ってるんで。でもああやって来られた以上、それはね、返さないと気は済まないので。でも今日、樋口の強い気持ちは伝わったし、まだまだ前哨戦続くけど、こっちも気を抜かずガッチリやり返すし、ガッチリやっていきます。
    ――3・11大阪で一騎打ちも組まれたが。
    HARASHIMA 何回も言ってるけど、ガッチリやるだけですよ。たぶんけっこうシングルやってるんですけど、全部ボコボコにして勝ってるんで、大阪でもボコボコにして勝ちます。
    ――胸に逆水平のあとが。
    HARASHIMA やり返しますよ。全然痛くないですから。赤くなってるだけで、試合中も何一つ痛くなかったんで。ヤツの攻撃は僕には効かなかったですよ。
    ****
    樋口 後楽園で丸藤正道と一騎打ちやって、まあ負けました。正直悔しかったですね。ただ、次3月11日大阪でHARASHIMAとシングルマッチ組まれたんで。さすがに2連敗するわけにいかないんで。丸藤正道に負けて、正直落ちた部分もあります。ただ、ゴチャゴチャ考えても仕方ないんですよね。俺はもう、押し通ることしかできないんんで。それしかできないんで。一気にHARASHIMAを倒しにいきたいと思います。
  • メインイベント

  • ALL OUTvsDAMNATION! 30分一本勝負

    VS

    VS

    15分14秒

    体固め ※スプラッシュマウンテン

  • メインイベントは竹下幸之介&彰人&勝俣瞬馬vs佐々木大輔&石川修司&遠藤哲哉の6人タッグマッチ。竹下は腰にテーピング。彰人からタッチを受けてリングインし、遠藤から替わった石川と対峙するとエルボーの打ち合い。鋭いエルボーからショルダーアタックで倒すもロープに走った際にエプロンから佐々木に腰を蹴られると途端に動きが止まってしまう。石川がコブラツイストを仕掛けると勝俣がなんとかカットに入ってタッチを自陣コーナーに下げさせたが、場外戦になると石川が竹下の腰にイスをフルスイング。勝俣もイスで殴打してリングに戻すと捕まえていく。竹下は歩くのもままならない状況。勝俣は佐々木にチンクラッシャーから延髄斬り。タッチしようとすると遠藤が阻止。勝俣は向き直り式ドロップキックでようやく彰人とタッチ。彰人は遠藤と佐々木にマジックドラゴンスクリュー。石川には低空ドロップキックから俵返しで投げていく。遠藤のオーバーヘッドキックも彰人はキャッチしてアンクルホールド。遠藤もかわしてスワンダイブ式エルボーを見舞って佐々木とタッチ。佐々木は彰人との丸め込みの応酬からクロスフェース。彰人も丸め込みで切り返してアンクルホールドからダブルアーム・スープレックス。竹下がタッチに応じると佐々木に逆水平からブレーンバスターを仕掛けるも、佐々木がかわして腰にエルボー。動きの止まってしまった竹下にダイビング・エルボードロップ。これをかわした竹下がなんとかラリアットで返すとバックを取る。これは石川がカット。遠藤がコーナーに登ると暗転して愚零闘捕萌が乱入して遠藤にリップロック。そのまま連れ去ってしまった。竹下がやり返して勝俣にタッチも石川のジャイアントフットスタンプの餌食に。勝俣のコルバタ狙いも投げ捨てパワーボムで叩きつけられる。ダブルインパクト狙いは勝俣がかわして石川を丸め込もうとする。これを石川が踏ん張って投げ捨てジャーマン。スプラッシュマウンテンは勝俣が丸め込み、彰人のアシストから押さえ込むもカウント2。さらに竹下との顔面ニーと勝俣のトラースキックの合体技からのカバーは佐々木がカット。ならばとスワンダイブ式Xファクターは石川がキャッチしてファイアーサンダー。これは竹下と彰人がカット。石川は2人を排除して孤立した勝俣にスプラッシュマウンテン狙い。堪えて丸め込む勝俣にフットスタンプを突き刺すと、さらにランニングニーリフト。カウント2で返されるとスプラッシュマウンテンで叩きつけて3カウント。

    試合後、石川がマイク。「おい、竹下。あんまり俺をガッカリさせるなよ。前哨戦でもう体が悲鳴上げてるのか。そんなんじゃ俺に勝てるわけねえだろ。25日、俺が勝って大量のダンスメンバーと歌う絵はできている。あと23日、楽しみにしとけよ」佐々木「チャンプ、情けねえな。会社に敷かれたレールを走っているからよ。実力があるって勘違いしてんだろ。どう見ても強いのはこいつだよ。そんなことより、テツヤどこにいったんだよ。探しにいくぞ。テメエ、締めろよ。チャンピオンだろ」佐々木と石川は退場。竹下はマイクを取るも締めを拒否して退場。彰人がマイクを取る。「なんだよ。試合に勝っても負けてもいない一番締めちゃいけない人間がリング残ってしまった。どうしよう。まあ竹下はまだまだ若いんです。今度、大学を卒業する22歳。アイツは今日見てわかったでしょう? アイツは腰を痛めている。プロレスラーはたくさん試合があるし、体が痛いことも多い。アイツはチャンピオンだけど若いしメンタルも強くない。だからああいう無茶振りでも締めて帰らなきゃいけないところだけど、あれが若さゆえですよ。今日のチャンピオンの振る舞いはこの前の勝俣と同じ0点です。でも彼はすごい成長のできる人間だし、次の富士大会もメンタルを強くして戻ってきて、ここのリングで勝って締めてくれることを信じてます」その後、大石がエンドアナウンスしていると半ケツの遠藤の尻を捕萌が棒で突き刺しながら登場。リング内で蹂躙せんとしたが、リバースえび反りジャンプは失敗。その間に佐々木が遠藤を発見して救出。興奮した捕萌は客席からサイン色紙を奪って、それで股間を隠しながら全裸になるとアキラ100%ばりに色紙をクルッと回転させて、場内から拍手を浴びていた。

    【試合後のコメント】
    石川 後楽園から前哨戦続いてるんですけど、今日見たらチャンピオンの体はもうボロボロみたいなんでね。ギブアップしたほうが…彼は若いから。20歳ぐらい上回ってる俺のほうがピンピンしてるのにね。いまの全盛期のこの僕と前哨戦やり合うのが彼の体ではしんどかったんじゃないですか? 途中でギブアップしても恥ずかしくないんで。ギブアップしたら、両国のメインイベントは僕の唄とポーリーのダンスで1時間使いたいなと思います。
    佐々木 竹下、両国までもたないだろ。たいしたチャンピオンじゃねえな、アイツも。コイツのほうがどう考えても強いんだよ。(横で泣いている遠藤に)うるせーなオイ! なんで泣いてるだい? アイツか…。アイツの名前はなんだ?

    ――愚零闘捕萌です。
    佐々木 愚零闘捕萌! 愚零闘捕萌に何されたんだ? 言えないことされたのか!
    石川 コイツ、宮城出身の田舎者なのに。東京の怖さを知ったな! こえーな、東京はやっぱ。
    佐々木 テツヤ、愚零闘捕萌と試合決まってんだぞ。(泣き続ける遠藤に)泣いてちゃわからねえだろ!
    遠藤 やりたくない~! もう田舎帰るー!(泣)
    石川(報道陣に)撮るな、消すんだ!

    ****
    ****
    コメントブースから去ろうとした遠藤だったが、またしても愚零闘捕萌が現れ、シャワールームに遠藤を監禁。先に出てきた愚零闘捕萌は満足げに去っていき、後から出てきた遠藤はケツ丸出しで泣きながら去っていった。
    ****
    彰人 今日見た通り、竹下はああやってちょっとね、腰を痛めちゃってて。本人は大丈夫だから、出れるからと言ってて、ああやって出て。僕らが思ってる以上に彼は腰を痛めてて、今日はたぶんアイツのなかでチャンピオンとしての立ち居振る舞いがいつもみたいにできなくて、ふがいない…石川修司にぜんぜん立ち向かえなかった自分に腹が立って何も言えなかった、という感じのマイクの行動だったと思ってるんですよ。それに対して僕は、チャンピオンはいつでもしっかり負けようが勝とうが締める状況にあったら締めなきゃいけない人間だと思うので、あれはよくないことなのかなと思うんですけど。今日の試合でさらに腰が悪化してしまったんじゃないかなと、僕は思ってます。リング上ではああやって、富士大会はコンディションを持ち直していつも通りチャンピオンらしい姿で、とは言いましたけど、すぐ治るもんでもないし。心はすぐ治っても、体はすぐ治るもんじゃないから。あれで、じゃあ次、富士大会出るかと聞いたら、アイツは絶対「僕チャンピオンだから出ます」と言うと思うんですよ。そういう人間なんですよ、竹下幸之介は。それをしっかり休んで、コンディションを戻して万全の状態でリングに上がるのもチャンピオンの務めなんじゃないかな。止めるのは僕とか勝俣の仕事であるし。やっぱりアイツは頑固なところがあるので。理想のチャンピオン像というのを求めすぎてて。あの状態でリングに上がり続けることは、たぶんお客さんもそんなにコンディション悪いなら上がらないでくれ、休んでくれと思う人ももちろんいると思う。アイツがホントにダメそうなら止めるのがパートナーの務めだし。一番よくないのは、両国であのコンディションのまま出られるというのはね。僕らとしても団体としてもよくない。
    勝俣 コンディションが悪いなかでベルトを落とされたら余計ね。
    彰人 万全のコンディションでチャレンジして、守るなら守る落とすなら落とすをしてほしいから。僕らから言えるのはそれぐらいです。あとは本人と会社が決めることなんで。一つ言えるのは僕らと竹下幸之介にとってはピンチなのかな、今は。
    ――DAMNATIONとは今後も前哨戦が組まれているが。
    彰人 それは竹下が仮にこれで休んだら、そのぶん僕らが責任背負って、やっていくしかないのかなと。もちろん竹下がいなかったら両国の前哨戦ではないのかもしれないけど、僕にとっても佐々木大輔や遠藤哲哉って、少なからず因縁のある相手なんで、その気持ちをぶつけていけばいいのかな。

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    http://ddtuniverse.com/

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