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DDT FREE -February- Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!

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DDT FREE -February- Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!

日時2022年2月14日
会場東京・新宿FACE
観衆233人(超満員札止め)
  • ★大会ハイライト★

  • 激戦のタッグリーグAブロックは遠藤&秋山が単独首位に浮上! 竹下&上野の同級生コンビは樋口&岡谷に苦杯


     2月14日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -February- Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!」が開催された。激戦となったタッグリーグAブロックでは、BURNINGの遠藤哲哉&秋山準組が単独首位に浮上した。

     同12日の大阪大会終了時点、2戦2勝だった遠藤組はセミファイナルで近藤修司&平田一喜組と対戦。BURNINGの標的にされた平田は秋山にブレーンバスターを見舞うなど、必死に食い下がったが、最後は秋山のエクスプロイダー2連発で憤死。BURNINGは全勝をキープし勝ち点を6点に伸ばした。


     リーダーの遠藤は「次は2・27後楽園、The37KAMIINA。ここまで来たら、俺たちが全勝で優勝。テッペン取るぞ!」と全勝でのリーグ戦制覇を宣言した。

     また、同じく2戦2勝で、新宿大会を迎えた竹下幸之介&上野勇希の同級生タッグはメインイベントでEruptionの樋口和貞&岡谷英樹組と激突。The37KAMIINAの連係も冴え渡ったが、樋口の猛烈なパワーが全開。岡谷もそれにつられるように決死のファイトを展開。樋口は上野のBMEを剣山で阻止すると、ラリアット、ドクターボム、ぶちかましと怒涛の攻め。最後はブレーンクロー・スラムを決めて、上野から3カウントを奪取。Eruptionは優勝候補の一角である竹下組を下す番狂わせを演じた。

     Aブロック最終戦(同27日、後楽園ホール)では、遠藤組vs竹下組が組まれており、この一戦が優勝決定戦進出争いを大きく左右することになった。

    勝ち点4止まりとなったThe37KAMIINAの竹下は「一つ落としてしまいましたけど、まだ決勝進出のチャンスは残されてるんで。最後まで決勝進出、優勝をあきらめずにいきたい」と、上野は「全勝して、Aブロックを超えて、優勝決定戦に向かう気持ちでしたけど、負けてしまいました。だけど、優勝の目標は変わってないんで、2人でベルトを獲れるよう頑張ります」と気持ちを切り替えていた。

    殊勲の星を挙げて、優勝決定戦進出の可能性をわずかながら残したEruptionの樋口は「今日はコイツのおかげ。やっと1勝取っただけかもしれないけど、この勝利はでかい。ここから巻き返す」と、岡谷は「今日で自信もったし、今日みたいに闘えば、勝利は見えてくると思うんで。次も勝って、絶対優勝してやります」と前を向いた。

     なお、Bブロックは新宿大会終了時点、勝ち点4で飯野“セクシー”雄貴&今成“ファンタスティック”夢人組(2勝0敗)と、HARASHIMA&吉村直巳組(2勝1敗)が首位に並んでいる。


    飯野が“ヌルヌルマッチ”で青木を破りEXTREME王座を奪取! 3・27後楽園で嫌がる勝俣瞬馬と初防衛戦へ


     フェロモンズの飯野“セクシー”雄貴がトルコレスリングルールで青木真也を破り、DDT EXTREME王座を奪取。新王者に勝俣瞬馬が3月27日、後楽園ホール大会で挑戦することが決まった。

     同王座は王者がルールを指定できるが、なぜか青木は身体にオイルを塗った状態で試合を実施するトルコレスリングルールを希望。オイルが切れたときに補給するセコンドとして、青木には堀田祐美子、飯野には男色“ダンディ”ディーノと今成“ファンタスティック”夢人が就いた。

     飯野は必要以上に体にオイルを塗り、まさにヌルヌル。青木は得意の関節技にいくも、滑ってまるで決まらず。場外戦に転じると、フェロモンズは堀田をセクシーシーソーのえじきに。場外カウントが進むなか、青木は床に落ちたオイルで足を滑らせ、なかなかリングに戻れず。飯野はカウント19で生還して、まんまとリングアウト勝ちを収め、王座が移動した。

     ここで、堀田がバレンタインのチョコを青木に贈った。飯野は初防戦の相手に勝俣瞬馬を希望。リングに上がった勝俣は「お断りします」と発言するも、今林久弥GMが強権発動してタイトル戦を強引に決めた。

     バックステージでディーノは「きれいなだけじゃないプロレスをフェロモンズが担ってやろうって言ってんだ。プロレスの幅ってやつを飯野が、このベルトを持って体現してやる。徐々に潰していくから。覚悟しとけ。その最初が瞬馬だ」と息巻いた。

     勝俣は「飯野とは同じユニット、ALL OUTでやってきたけど、あの頃の飯野はもういない。どんなルールでもやってやるよ。ヌルヌルする試合でもやってやるよ。やりたくないけど。決まった以上、逃げやしない。イヤだけど」と覚悟を決めていた。

     一方、王座から陥落した青木は「ベルトは獲られたけど、俺にはコレ(チョコ)が来たよ! これで次につなげるよ!」と仕切り直しを誓った。


    3** **・20両国での佐々木vsMAOvs葛西のハードコア3WAYによるUNIVERSAL王座戦が決定! 佐々木「3WAYは俺が最も得意とするところだ。アイツらには勝ち目はない」


     3月20日の東京・両国国技館で、王者の“カリスマ”佐々木大輔にMAO、葛西純が挑戦するハードコア3WAYマッチによるDDT UNIVERSAL選手権が決定した。

     この日の第3試合で佐々木、藤田ミノル、MJポー組が彰人、MAO、石田有輝組と対戦。試合はポーが石田をデスバレーボムで仕留めてDAMNATION T.Aが勝利。MAOは2月5日、小山大会でのタッグリーグBブロック公式戦で佐々木からフォールを奪い、同王座への挑戦をアピールしていたが、この日の試合後、佐々木があっさりMAOのチャレンジを受諾。今林GMは決戦の場を3・20両国に指定した。

     ところが、これでは終わらなかった。第四合(HARASHIMA、吉村直巳、高尾蒼馬組VS葛西、火野裕士、坂口征夫組)で、高尾を垂直落下式リバース・タイガードライバーで葬った葛西が試合後、佐々木を呼び出して「5年前、さいたまスーパーアリーナでオマエに恥かかされた。いいもん持ってるじゃないか。オマエのものは俺の物。俺っちの物は俺っちの物。そのベルト、もうすでに葛西純のもんだ。挑戦させろ」とアピール。

     佐々木は「5年前のさいたまSAで俺が勝った試合。あのときの葛西純っていう刺激的なドラッグを思い出したよ。1回勝っただけで満足するつもりはねぇ。アンタの挑戦受けてやる」とこれまた受諾。

     MAOが入って「こうなったら2人まとめてやってやる」と言うと、佐々木は「わかった。2人まとめてやってやる」と応じた。さらにMAOは「この3人が揃ったら、みんなが見たいのはハードコアマッチじゃないですか」と提案し、ハードコア3WAYマッチによるタイトル戦が決まった。

     バックステージで佐々木は「5年前のあの刺激的なドラッグを忘れちゃいねぇ。もう一人いるだろ。アイツには興味ない。俺の標的は葛西純、オマエ一人だ。こっちには葛西純をよく知るスパイ(藤田)がいるからよ。オマエに勝ち目はないぞ。葛西純がいるなら、ハードコアの方が気持ちよくなれるだろ。3WAYは俺が最も得意とするところだ。アイツらには勝ち目はない」と自信を見せた。

     葛西は「借りのある佐々木大輔と1vs1でやりたかったけど、なんだアイツ、MAO。空気読まなすぎだろ。でも、ある意味刺激的だ。舞台は両国、ハードコア。久しぶりにDDTマットで暴れるにふさわしいシチュエーションだ。佐々木大輔、首洗って待ってろ」と不敵に語った。

     MAOは「夢は口に出すことから始まります。僕はずっとUNIVERSAL選手権の次期挑戦者だと思って生きてきました。そしたら、本当に次期挑戦者になりました。次は次期チャンピオンだと思って生きていきたい。両国勝って、チャンピオンになって、カリスマになるのはこのMAO」と意気込んだ。


    3** **・20両国で秋山準が30周年記念試合で大森隆男と同期生タッグを結成! 「久しぶりに組めてうれしい」


     2月14日の東京・新宿FACE大会にて、3月20日の東京・両国国技館で、秋山準のデビュー30周年記念試合として、全日本プロレス時代の同期生である大森隆男とタッグを組むことを発表された。

     2人は全日本マットでアジアタッグ、世界タッグ王座を戴冠し、14年には「世界最強タッグ決定リーグ戦」を制した間柄だ。

     秋山は「30周年ということで、高木(三四郎)さんが気を遣ってくれて、全日本にもっていってくれたと思う。久しぶりに組みたいと思います。うれしいです」とコメント。

    ☆** **全試合の詳細は** **WRESTLE UNIVERSE** **をご覧ください!
    https://www.wrestle-universe.com/videos/aT2W2Kj8v7e4wXsRUNc4xu
  • ダークマッチ 15分一本勝負

  • VS

    • WIN

      岡田佑介

    VS

    8分27秒

    体固め

  • 前説

  • 遠藤&秋山との公式戦に臨む近藤&平田が登場! 近藤の檄を受け、平田が秋山からの勝利を宣言!

  • オープニングマッチ 時間無制限勝負

  • アイアンマンヘビーメタル級選手権5WAYマッチ~2分防衛しないと帰れませんルール

  • 第二試合 30分一本勝負

  • スペシャルタッグマッチ

    VS

    • 赤井沙希

    • LOSE

      小嶋斗偉

    VS

    7分10秒

    体固め

    ※バックドロップ
  • アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

    • WIN

      リンリン

    VS

    VS

    19時26分

    握手

    ※アントンが防衛に失敗、リンリンが第1545代王者となる。
  • 第三試合 30分一本勝負

  • 10分1秒

    体固め

    ※デスバレーボム
  • ついにMAOのアピールが実り佐々木が挑戦受託! 3・20両国でのUNIVERSAL戦が決定!

  • 第四試合 30分一本勝負

  • スペシャル6人タッグマッチ

    • WIN

      葛西純

    • 火野裕士

    • 坂口征夫

    VS

    VS

    10分4秒

    体固め

    ※垂直落下式リバース・タイガードライバー
  • 葛西が佐々木を呼び出しUNIVERSAL挑戦を要求! 3・20両国のUNIVERSAL戦はハードコア3WAYマッチに緊急変更!

  • 第五試合 60分一本勝負

  • DDT EXTREME選手権試合~トルコレスリングルール

    • WIN

      飯野“セクシー”雄貴

    VS

    VS

    7分58秒

    リングアウト勝ち

    ※青木が5度目の防衛に失敗、飯野が第53代王者となる。
  • 飯野が青木撃破しEXTREME初戴冠! 飯野が「ちゅんま!」と次期挑戦者に勝俣を指名、3・27後楽園でのEXTREME戦が決定!

  • セミファイナル 30分一本勝負

  • Aブロック公式リーグ戦

    12分10秒

    体固め

    ※エクスプロイダー
  • メインイベント 30分一本勝負

  • Aブロック公式リーグ戦

    19分51秒

    体固め

    ※ブレーンクロー・スラム
  • 樋口が上野を撃破し、咲くやこの花タッグの連勝をストップ! 岡谷が「赤い超彗星? 人に付けられるは嫌だ! 俺は“赤い闘志”岡谷英樹だ!」と魂の叫び!

  • 星取表(2月14日現在)

  • Bブロック公式リーグ戦

    不戦勝

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