アンダーマッチ 15分一本勝負
前説
負傷欠場中の渡瀬瑞基が登場し、8月15日後楽園ホール大会での復帰戦を発表! てのりタイガー解散に伴いレスラー&ピン芸人&料理人としての飛躍を誓い、渡瀬のオープニングコールで大会がスタート!
オープニングマッチ 30分一本勝負
DDTバラエティ班による暑中見舞い的タッグマッチ
※収拾つかず。
いきなり両チームが入場し平田がマイクを持つと、大鷲に宣戦布告。続いてディーノもアントンに宣戦布告。ゴングが鳴るとアントンとディーノが闘うと見せかけて「ルームシェアーズ!」とポーズを決める。平田と大鷲になると、平田が同様にポーズを決めようとするも大鷲が襲い掛かる。大鷲の猛攻に平田が防戦一方。カットに入ろうとしたディーノの攻撃が平田に誤爆。大鷲からアントンに代わるも平田が捕まる展開。平田がドロップキックを決め逆転すると、代わったディーノが大鷲に向かって行くも大鷲が逆男色殺法でディーノを追い込む。ディーノと大鷲が平田とアントンにダブルタッチするも、アントンが転倒。膝を負傷しギブアップしかけるも創作昔話『ごんぎつね』の朗読を開始。結果エアコンではなく下ネタ。アントンのサミングは大鷲のみに誤爆。平田がディーノにケツを出させる。そこにアントンをぶつけようとするも、アントンは立ち止まりごんぎつねを地獄門に突っ込みアナルぎつねが完成。しかしこれが大鷲に誤爆。平田がアナル手刀を作成。アントンと平田がアナルぎつねとアナル手刀を狙い合うが、平田の手刀がディーノの地獄門へ突き刺さる。これでディーノは絶命。平田のアナルぎつねとアナル手刀が交錯するが、ここで止めに入ろうとした木曽レフェリーに2つ同時に直撃。木曽レフェリーが倒れながらゴングを要求し、無効試合のゴングが鳴らされた。
ディーノと平田、アントンと大鷲が激しくやり合い8・21富士通スタジアム川崎での一騎打ちを要求も、今林GMが時間の都合で却下! 結果2試合同時に行うダブルリング・ダブルシングルマッチが決定!
ディーノがマイクを持つと、平田に激怒。平田も激怒しディーノにシングルマッチを要求。大鷲もアントンに激怒し、さらに激怒するアントンが大鷲に富士通スタジアム川崎でのメインイベントでのシングルを要求。ディーノが割って入り富士通スタジアム川崎でのメインは自分たちだと主張、4人が揉め始めると、今林GMが「無理だよ! メインはKO-D無差別で決まってるし、行政から終了時間のことを口酸っぱく言われてるんで。お前らのシングルマッチ2つも入れられるわけないでしょ」と却下。ディーノが食い下がると、今林GMが「無理だって言ってんだろ!」とブチ切れ。今林GMは「誰が見たいんだよ、お前らのシングルマッチ2試合もよ! そこまでいうならお前ら富士通で試合無し!」と衝撃発言。するとここで平田が「時間ないんですよね? だったら、シングルマッチ同時にやれば良いじゃないですか? 富士通スタジアム川崎、今回リング2つあるじゃないですか! 同じ時間にシングルマッチを同時にやったら大丈夫でしょ!」と提案。この提案に思わず今林GMも納得。そのまま8月21日富士通スタジアム川崎「WRESTLE PETER PAN 2021」にてダブルリング・ダブルシングルマッチ、大鷲透vsアントーニオ本多、男色ディーノvs平田一喜を正式決定した。すると4人が集まって何かを話し合い、平田が「言っちゃったんですけど、一旦保留で……」と言うや、今林GMが「やれよ!」と再びブチ切れ。改めてダブルリング・ダブルシングルマッチ決定を叫んだ。
【試合後のコメント】
アントン プロレスの歴史上、最初で最後のダブルリング、ダブルシングルマッチ! なんとか頑張ろう。
ディーノ 希望としてはダブル第二試合だな。
大鷲 ダブルシングルマッチでダブルでスベってやる。
ディーノ 片方が面白くて片方が面白くなかった場合はどうすんだよ俺ら。
アントン 俺たちの方が面白いと思うね〜
平田 こっちの方が面白いわこの野郎。
大鷲 こっちがおもしれーよおまえ。
アントン でもこっちが面白くない可能性もあるからな……まぁそんときは手を取り合ってキズを舐め合おう。ってそんなこと言ってる場合じゃない、(大鷲に対して)絶対ぶっ潰してやるからな。
ディーノ (平田を)ぶっ潰した結果おまえらの試合をぶっ潰すからな。
アントン 結果(ディーノ、平田の試合を)ぶっ潰すかもしれないけど(大鷲を)ぶっ潰すからな。
ディーノ (ディーノ、平田の試合で)おまえら(の試合)をぶっ潰すためにおまえ(平田)をぶっ潰す。
平田 (ディーノを指差して)ぶっ潰す。
アントン 全然よく分かんないけどやってやるよ。
ディーノ って言うことです。
アントン 富士通スタジアム川崎、来てくれよな。それでは、さよなら。さよなら。さよなら。
第二試合 30分一本勝負
7・30新宿大会にて、プロレスリングHEAT-UP所属の現役競輪選手レスラーSHINGOと高木によるチャリンコデスマッチが決定! 極秘に進められていたDDT10代プロジェクトから、エル・ユニコーン& イルシオンの8・21富士通スタジアム川崎でのデビューが決定!
第三試合 30分一本勝負
勝利した赤井がユニットへの熱い思いを語り、樋口と坂口にビンタ連発で発破! KO-D6人タッグのベルト挑戦に向け「うちのやり方で行動に移させてもらうわ」と宣言!
Eruptionが抜群のコンビネーションを見せ、最後は赤井が中村から勝利。赤井がマイクを持ち退場しようとする樋口と坂口を呼び止めると「どう思ってるんですか? 久しぶりにEruptionで組んで、たまに組んでも、こうやってちゃんと結果残して、ちゃんとユニットとしての格をもっと上げた方がいいと思うんですよ。私たちに今足りへんのって、6人タッグのベルト。前落としてからそれからずっと何も言わへんままで、こんなのでいいんですか、うちら。その辺ちょっと2人どう思ってるのか聞きたいです」と言って坂口にマイクを渡す。坂口がマイクを持ち「赤井、言いたいことはよくわかるよ。6人タッグ、今チャンピオン誰だかわかるか? 強烈だぞ? お前にその覚悟はあるのか?」と問うと、赤井は「うるせーっ!」と叫びながら坂口にビンタ。「お前もじゃー!」と言ってなぜか樋口にもビンタ。改め赤井がマイクを持つと「今誰がチャンピオンかなんて見たらわかるやんか! 今のDDTなんて待っててもチャンス落ちてこぉへんねん! 自分でチャンス掴み取らなあかんねん!」と言うや否や再び坂口と樋口にビンタ。赤井は「わかったか! アホンダラ! うちは一つ考えがあんねん、うちのやり方で行動に移させてもらうわ。わかったか!」と叫ぶと戸惑う樋口と坂口を尻目に赤井がさっさと退場していった。
第四試合 30分一本勝負
KING OF DDT1回戦で佐々木が上野から1分で勝利を収めた因縁の地、新宿FACEで上野と佐々木がタッグで激突。両チームが入場するとDAMNATIONが奇襲をしかけ開始のゴング。サミングから佐々木はレフェリーの死角を突いて高鹿にいきなり急所蹴り。しかし上野が佐々木と高尾を2人まとめてダブルニーで圧殺。そのまま高尾を攻め込むが、高尾はディープインパクトを決め、ダイビング・フットスタンプを狙う。上野は回避すると高いドロップキックを決める。フロッグ・スプラッシュを狙ってコーナーに上がるも佐々木が落とす。高尾からタッチを受けた佐々木がフライング・ラリアット。ここで高鹿が飛び込んで佐々木に向かって行くが、高尾が場外で足を引っ張る。佐々木と高尾が上野に合体攻撃。佐々木のトラースキックはカウント2。高尾のみちのくドライバーⅡから佐々木がダイビング・エルボー。カウント2で高鹿がカット。高鹿が高尾に水車落とし。高鹿のアシストから上野が佐々木にスタンディングのシャイニング・ウィザード。続けてブリザード・スープレックスを狙うが佐々木が逆さ押さえ込み。カウント2。立ち上がった上野がハーフネルソン・スープレックス・ホールドを決めるもカウント2。上野がBMEを放つが、佐々木は回避。高尾がレフェリーの気をそらす隙に佐々木が上野に急所蹴り。すぐさま佐々木式ウラカンラナを決めるとなんと3カウント。またも同じ新宿で上野が苦汁をなめる結果となってしまった。
同じ新宿で佐々木の急所蹴りから上野が連敗! 上野の要求で8・21富士通スタジアム川崎でのUNIVERSAL戦が緊急決定!
退場していくDAMNATIONに対し、上野はリング上でマイクを持つと「佐々木―!……佐々木さん、何でいっつも正々堂々と試合してくれないんすか! チ●コ蹴って! 佐々木さんがね、その歳にもなって、先が無かったら生きていけないクソみたいな人間だってこと知ってるんですよ。そのキャリアにもなってチ●コ蹴らないとプロレス出来ないんですか? 僕は情けないですよ、佐々木さんも、ただ何より自分が情けないんですよ。佐々木さん、僕とこのベルト(UNIVERSALのベルトを掲げながら)懸けて、試合しないすか? 試合してくださいよ」と佐々木に要求。佐々木がマイクを持つと「おい上野、止めといた方がいいぞ。お前はプロレスリング・ノアの清宮選手に勝って、みんなからも期待されて、会社から猛烈にプッシュされて、未来のあるスターじゃないか。それにお前の実力はよくわかってる。大したことないよな? 普通にやったら俺みたいなロートルに負けて、恥かくだけだぞ? 一生もんの恥だ。お前そのベルト持ってるけどな、防衛してきた相手を思い出してみろ、大したことねぇだろ!」と言うと、傍らにいた高尾がDAMNATIONの看板で佐々木を小突く。佐々木は「……今のは撤回する! つまり、そのベルトを懸けて闘ったら、俺が勝ってしまう、だから止めとけ。それでも挑戦して欲しいのか? おい、どうする今林?」と今林GMに確認。今林GMが両者の意向を改めて確認すると、上野は「僕は正々堂々とこのベルトを懸けてやりたいの!」と宣言。佐々木も「やってやってもいいですよ(笑)」と了承。ここで8月21日富士通スタジアム川崎「WRESTLE PETER PAN 2021」での両者のUNIVERSAL戦を正式決定。佐々木は「やるからには正々堂々とやってやるよ」と言って握手を求める。上野が握手に応じると佐々木は案の定の急所蹴り。倒れ込む上野からUNIVERSALのベルトを奪い取るとそのまま退場してしまった。
【試合後のコメント】
上野 あー痛い……今手元にない、ベルト。チ●コ蹴るのも織り込み済みですよ。とにかく今はベルト……情けない。情けないですよ。佐々木大輔の『正々堂々』は分かっているので。この結果は自分のせいですね。今はコメントは無理です。やばい、あーやばい。
佐々木 俺はなぁ、やめとけって言ったけどあいつがやるって言ってるから。決まりだ。ベルトの方が早速俺に寄ってきた。結果も見えてるから。
ーーチャンピオンは正々堂々戦おうと言っているが?
佐々木 俺はいつでも正々堂々だ。何が正々堂々じゃないんだ?
ーー急所蹴りは卑怯では?
佐々木 あれは正々堂々ではないのか? プロレス学校ではそう習わなかったぞ。俺は悪くない。正々堂々だ。
ーー結果的に勝利したが調子は?
佐々木 相変わらず調子がいいな。良い酒飲んでるからな。
ーー富士通スタジアム川崎でタイトルマッチだが?
佐々木 でかい会場なのか? でかい方が俺は強いからな。あれ野外だろ? 暑そうだな。もっとなんか聞くことないのか? おまえ。
ーー暑さは苦手? 不安材料?
佐々木 暑いのは苦手だよ。不安材料だな。マスコミも大変じゃないか。もっと聞くことないのか?
ーー上野選手はなんでこんなに急所攻撃が決まる?
佐々木 あいつの股間が求めてるんじゃないか? スキとかじゃない。求めてる。好きなんじゃないか? 蹴られるの。おまえも好きか? 言えないだけか。
セミファイナル 60分一本勝負
DDT EXTREME級&アイアンマンヘビーメタル級両選手権試合~ノーDQ・ノーサブミッションルール
※クリスがDDT EXTREME級王座3度目の防衛に失敗。青木が第1514代アイアンマンヘビーメタル級王座防衛に成功するとともに第52代DDT EXTREME級王者となる。
試合前にルール説明。レフェリーが特に危険とみなした以外全ての反則行為が認められるが、サブミッション(関節技)の使用は反則となるノーDQ・ノーサブミッションルールの一戦。ゴングが鳴ると、手四つからクリスが蹴りを放つ。クリスが押し込むとロープブレイクも反則裁定無しのためカウントは数えられない。クリスが腕を取りに行くと、松井レフェリーが反則カウント。ロックアップから青木が指を極めるとこれもサブミッションのため反則カウント。バックの取り合いから青木が首を狙いにいくも即反則カウント。両者距離が開くと、ロープを走ってからの攻防からアームドラッグを決める。青木がドロップキックを決めるとクリスは場外へ。青木が追いかけると、クリスがチョップで動きを止める。ここで場外戦。クリスがイスを持ち出し青木に一撃。さらにクリスはリング下からプラスチックケースを取り出すと、ふたで青木を一撃。プラスチックが飛び散る。さらに青木をイスに座らせプラスチックケースを持たせると、そこに場外を走ってのドロップキックをぶち込む。クリスが青木をリング内に入れると、クリスがスリーパーを決めるもこれも反則。続けてネックロックを決めるがもちろん反則。ならばとクリスは青木にサミング。これはセーフ。クリスのストンピングを青木がアキレス腱固めに捕らえるがこれは反則。クリスがドラゴンスクリューから足をマットに叩き付け、コーナーで踏み付けていく。ここでリング中央でエルボーの打ち合い。青木が打ち勝つと、クリスは逆水平。青木はミドルキック。チョップとキックの打ち合い。青木がミドルキックを連打すると、青木がコルバタを決める。さらに青木は場外のクリスにトペ・スイシーダを決める。クリスをリング内に戻すと、青木はスワンダイブ式ボディプレス。カウント2。青木はイスをリング内に入れると、クリスに振り上げるが、クリスが迎撃。青木がコーナー上のクリスにイスをぶつけると、雪崩式ブレーンバスターを決める。カウント2。青木はリング下からラダーを取り出すと、リング内でクリスを何度も殴りつける。さらにラダーを首に装着し、回転するもクリスが動きを止め、イスで一撃。クリスは青木をロープの上に固定すると、背中にダイビング・セントーンを放つ。カウント2。クリスがイスを5脚使ってオブジェを組み上げると、そこに青木を叩き付けようとするが、青木は着地。向かって来るクリスに三角絞めを極める。反則カウントが数えられる中、クリスがイスのオブジェにパワーボムで叩き付ける。青木は何とかカウント2で肩を上げる。クリスはテーブルをリング内に立てると、青木を引き起こす。しかし青木がエルボー連打から頭突き。テーブルの上にクリスを連れて行くとなんとテーブル貫通式のパイルドライバー。カウント2でクリスは返す。青木は立てたラダーの上に上ると、蘇生したクリスが追いかけてブロック。クリスがプラスチックケースで一撃すると、プラスチックケースを山積みにし青木を寝かせる。そこにクリスがラダーからダイビング・セントーンを決める。カウント2で青木はクリア。クリスがプラスチックケースを振り上げるも、そこに青木はハイキックでプラスチックケースごとぶち抜く。青木の投げっ放しのジャーマンからヨーロピアン・クラッチを決めるもクリスが切り返す。カウント2。これを青木がダイヤル固めに切り返しカウント2。再度ダイヤル固めを決めるとクリスも返せず3カウント。
青木がハードコアな一戦を制し、EXTREME&アイアンマンの二冠王! 次期挑戦者にMAOを指名し、8・15後楽園でのタイトルマッチが決定!
青木がクリスと健闘を称え合う。そこに今林GMがやって来ると青木を祝福。今林GMが「次のタイトルマッチ、誰か闘いたい相手いますでしょうか?」と聞くと青木は「100万円が4カ月で2.5倍になる詐欺に引っ掛かって人生ボロボロなんだよ! もうもらう側じゃなくて取られる側の人生でボロボロなんだよ! しばらく休ませてください」と宣言。それでも今林GMが「そこを何とか……チャンピオンの宿命ですので誰かいないですかね?」と食い下がると青木は「誰か色っぽい、今売り出し中の誰かいませんか?」と聞く。今林GMが「若手でガッと来てる選手、色々いますよ?」と聞くと青木は「中村とか?」と言うも今林GMは「中村はちょっと……ごめんなさい!」と却下。続けて青木は「MAOとか?」と聞くと、今林GMは乗り気に。次の試合のMAOをリング内に呼び出す。MAOに挑戦の意欲があるか聞くと、MAOは「いつ何時でも、誰の挑戦でも受ける、それがオラのポリシーてもんだ!」と一言。これを受けて今林GMが8月15日後楽園ホール大会での青木vsMAOのダブルタイトルマッチを正式決定。2人は拳を突き合わせた。
【試合後のコメント】
クリス 今日は負けてしまって、いつも負けた後には何を話していいか分からない。当たり前だけど勝ったときの方が気持ちよくコメントできるものだけど、ただひとつ得たものがあるとするならば、僕にとってEXTREMEのベルトは飾りじゃなくて何かを成し得たいと思っていて。今回の王座では今日の青木もだけど対戦相手から新しいものを引き出すという目標を達成できたと思っている。もちろん負けるつもりではなかったのでこの先の自分の方向性は分からないがタッグパートナーの高梨が復帰したのでこれを機にシングルからタッグ戦線に目を向けてもいいのでは、と思っている。とにかく今日は青木におめでとうと言いたい。彼の新しい一面をファンのみなさんにお見せすることができたのではないかという意味で今日はおめでとうと言いたい。
ーー改めてノーDQルールの感想は?
青木 痛い! 痛い! 痛かったです。初めてじゃないかな、こんなにちゃんと痛かったの。いつも格闘技だったらもらわないルール、痛くなくていいんですけど、もらうルールでやるとしんどいですね。
ーートペをしたり青木選手の今まで見せたことない一面が見れたと思うが?
青木 懐刀で勝負しました。切れない懐刀ばかりですけど、切れて良かったです。
ーー試合後には次期挑戦者にMAO選手を指名したが
青木 またわっきゃわっきゃした色気がある試合ができるんじゃないかなと思って。
メインイベント 30分一本勝負
8・21富士通スタジアム川崎でのKO-D無差別戦の前哨戦。試合前勝俣とMAOが「熱波WER!!」を決めると、秋山は拍手。秋山と竹下で試合開始のゴング。いきなり激しいショルダータックル合戦。竹下が倒す。竹下が秋山の腕を取っていくと、秋山が取り返し岡田にタッチ。岡田がタックルを狙うと、竹下が自陣に引き込みMAOにタッチ。MAOがヘッドロックで岡田を追い込む。ビッグブーツの蹴り合いになるがMAOが蹴り勝つ。MAOから勝俣に代わるとコーナーからタオルを使ってのハンマーパンチ。竹下に代わると、岡田がエルボー連打で向かって行くが、竹下はエルボーから強烈なボディスラム。勝俣に代わると、勝俣はタオルで何度も殴打。岡田が自陣へ勝俣を引き込むと、秋山にタッチ。ここで勝俣を場外に出すと、秋山がビッグブーツから大石とハイジャック式のパイルドライバーを決める。勝俣は大ダメージ。ここから秋山組がタッチを繋ぎながら勝俣を捕える展開となる。秋山は「熱波WER!!」と言いながらエルボースマッシュをぶち込む。苦しい勝俣だったが、秋山にミサイルキックを決めると逆転に成功。竹下にタッチを繋ぐ。竹下が串刺しのエルボーを連発しフライング・ラリアットを決める。さらに秋山にDDTから変形チキンウィングの体勢に入ると大石と岡田がカット。向かって来る竹下を捕らえた秋山がエクスプロイダー2連発。カウント2でMAOがカット。ここで岡田がタッチを求めて秋山に代わり飛び込むと、竹下にエルボー連打からランニングエルボー。カウント1で竹下が返す。岡田のヘッドバット連発に竹下は強烈なエルボー。それでも耐えた岡田がブレーンバスターを決める。カウント2。岡田がバックを取るも、抜け出した竹下がジャーマン狙い。岡田も抜け出す。竹下が高角度のショルダースルーからラリアットを決める。MAOに代わると、串刺しの掌底からハリウッドスター・プレス。カウント2。みちのくドライバー狙いは岡田が着地。エルボーの打ち合いになるが、MAOはストレートナックル。MAOがムーンサルトダブルニー狙いも、岡田が回避しバックを取る。しかしMAOが体をくねらせ抜け出るが、岡田がドロップキックを決める。代わった大石がナックル連発。MAOがミラクルエクスタシーを狙うが、大石がウラカンラナ。これをヘッドスプリングで抜け出たMAOは控える秋山に一撃。突っ込む大石をマトリックスで回避すると、後方回転エビ固め。大石が返した勢いで勝俣にブラインドタッチ。MAOと勝俣がダブルのスワンダイブ式ミサイルキックを決める。竹下が飛び込み串刺しのブーツから投げっ放しジャーマン。MAOのフロッグ・スプラッシュから勝俣がととのえスプラッシュ。カウント2で岡田がカット。再度のカバーは秋山がカット。勝俣がムーンサルトを狙うと、大石は回避し勝俣着地。大石の低空ドロップキックから秋山がランニング・ニーバット。岡田がダイビング・ヘッドバット。大石がブルーダリアを決めるもカットされカウント2。ならばとミラクルエクスタシーの体勢も勝俣が脱出。バックの取り合いから、竹下が飛び込み眉山の体勢もこれは未遂。勝俣のトラースキックが竹下に誤爆。秋山が竹下を排除すると、大石が裏拳からミラクルエクスタシー。カウント2で勝俣が返すと、大石がフジヤマ・ニーロックの体勢。勝俣が押さえ込み、カウント2。すると向かって来る勝俣を大石がローリングクレイドルで捕らえる。カウント2で勝俣が返すとそのままフジヤマ・ニーロックへ。ガッチリと決まると勝俣もなすすべなくギブアップ。
エンディング
大石が勝俣にフジヤマ・ニーロックで激勝! 秋山とのタッグでKO-Dタッグ挑戦表明! KO-D無差別決戦の6日前、8・15後楽園でのKO-Dタッグ戦が決定!
勝利した大石がマイクを持ち退場していく3人を呼び止める。大石は「勝俣瞬馬から勝ったぞ? おい、そこの熱波WER!!(勝俣「俺は勝俣だぞ」)てめぇは何のチャンピオンだ? おい、熱波WER!!(勝俣「勝俣だって言ってんだろ!」)この大石真翔がタッグチャンピオンに勝ったぞ。情けねぇな、オイッ! 俺と秋山さんがもう一回タッグのベルト、狙ってやりましょう! やってやりましょう! おい、タッグチャンピオン!(秋山「俺?」)うるせー! 今林なんか言ってみろ、タッグチャンピオンに大石&秋山が勝ったんだぞ!(秋山「岡田もいるぞ」)うるさい!」とKO-Dタッグに挑戦表明。今林GMがチャンピオンの意向を確認すると、竹下が「富士通の前、どこでもいいんで、そこで組んでください。いいか、秋山さん、富士通前に……(秋山「富士通前はダメだろ!」)負けて、富士通ではそのベルト獲って2連敗させたるからな!」と挑戦を受託。これを受けて今林GMが8月15日後楽園ホール大会での竹下&勝俣vs秋山&大石によるKO-Dタッグ戦を正式決定した。すると秋山は「(富士通の)6日前じゃねぇか……! わかったわかった、やってやるよ!」と力強く宣言。大石が「8月15日、あいつの熱波WER!!叩いて8月21日の富士通は秋山さんを二冠王にしてあげます。(秋山「絶対勝てよ?」)任せてください! 今日は新宿大会、ありがとうございました!」と大会を締めくくった。
【試合後のコメント】
大石 いいですか! The37KAMIINAの弱点が分かったんですよ! 勝俣瞬馬です! 勝俣瞬馬の熱波WER!!さえ叩けば富士通スタジアム川崎で竹下のこと簡単に倒せます。これ間違いないです!
秋山 あいつか。
大石 あいつが熱波WER!!を周りに撒き散らしてるんですよ! 8・15後楽園ホール大会のタッグタイトルで勝って勝俣を叩けば富士通では絶対に勝てます!
秋山 分かった!!!!
大石 よっしゃ!!! (記者に対し)質問は!!!!!
ーー大石選手は勝俣選手狙いのようですが秋山選手も?
秋山 それはやっぱりタッグのベルトを取るという意味では勝俣を狙うのが最短だけど、俺はその後の富士通もあるから。俺は竹下を狙おうかな。俺が竹下を止めてる間に大石が勝俣から取ればいい。
大石 そういうことです!
秋山 まぁ、ノっていくのがいいんだろうな。
大石 よっしゃー!!!
ーー今日の竹下選手は?
秋山 調子良いって言ってるから調子いいんだろうけど、俺も負けず劣らず調子良いから。俺、ずーっと調子良いから。心でブレたりしない。ずーっと一定だから
大石 かっこいい! 一定だから。
ーー岡田選手も竹下選手を意識した試合に見えたが
岡田 今日はダメでしたね。自分がやらないと、って気持ちがアカン方向に向かっちゃったのでまた考えてやり直します。
ーーシングルとタッグの選手権試合が一週間以内で組まれていますが心境は?
秋山 気持ち次第。キツイなって思えばキツイだろうし、一週間前にタッグを取って気持ちを乗っけていくって思えば、いけるだろうし。気持ち次第だから。リング上でうわって思ったけどいってやろうと思えば変わりは早いから。
大石 俺が気持ちよく富士通に。任せてください。
秋山 本当だろうな!?
大石 本当ですとも!
秋山 よし分かった。行こう。
【試合後のコメント】
竹下 今日は勝俣が負けちゃいましたけど僕が絶好調であることはこの一敗が影響するわけじゃないし、キープできていると思うので。大石さんが挑戦表明してくれたことで8・15後楽園、8・21川崎と秋山選手から2タテ。シングル2連敗してるので、タッグとはいえタイトルマッチなのでここで一気に2タテして、勝ち星を取り返したいと思います。
MAO (大石の真似をしながら)私はね、EXTREMEのベルトを◯%※§★*……喋りにくいので戻ります。見てください、タッグのベルトが(竹下、勝俣の手元に)あって、次期挑戦者が決まって。(自分は)EXTREME、6人タッグ、アイアンマンヘビーメタル級王座の次期挑戦者であり、(竹下は)無差別級の次期挑戦者。すべてのベルトがThe37KAMIINAの元に集まってきてるんですよ。やばくないですか!?
勝俣 ってことはDDTは?
MAO The37KAMIINAを中心に回っているということだ!
勝俣 ってことはサウナなんだよ。俺らがロウリュウなんだよ。
MAO ……くそー……
勝俣 ごめんな、邪魔して。
MAO 水風呂だったな。水風呂の後にはととのいがやってくるということで。サウナ部、The37KAMIINA全員勝ったら、これ以上中心を取ってぐいぐいきているユニットはないんじゃないでしょうか。自分も存在感を出していきたいんで。これ、EXTREMEは1月にも勝俣とやってるから。本当にずっとチャンスがきているんだけどいまいち掴めてないからEXTREMEと6人タッグは必ず我が物にしたいと思います。
勝俣 あと今日、最初、竹ちゃんと秋山さんのマッチアップを見たときに思ったんだけど竹ちゃんは調子良いんだよ。凄く。でもね、これ、仲間だから言うけど、秋山さんも調子良いぞ。だから気をつけて。竹ちゃんも調子良いの分かるんだけど、気をつけてくれ。俺、試合観て最初すげー思ったから。負けた俺が言うものなんだけど。
竹下 具体的にどう気をつけたらいいかとかはないんや?
勝俣 自分が調子良い! ってなってるときって相手に勝てる自信しかないからさ、気をつけてってことを伝えたかった。
竹下 マスコミの皆さんの前でどうしても伝えたかったと。
勝俣 そう!俺は仲間だから。
竹下 秋山さんが聞いてないところでコッソリ教えてくれれば良かったのに。
勝俣 確かに。ごめん。
ーー今日は変形チキンウイング・フェースロックを決められなかったが?
竹下 こだわりすぎてるなって思いました。
MAO 警戒されてるってことでもある。大石さんがすぐにカットに入ってきた。
竹下 シングルだったらどうなってたか。やってみないと分かりませんけど、決まればいけるんですけどね。こだわりすぎてるんでもうちょっと固執せずにいきたいです。
MAO 実体験に基づく話だけどあれはめっちゃ苦しいぞ。
竹下 MAOにかけたからな(笑)